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ここ数日まるで宇宙に旅だっていたような日々が続いていました・・ので、振り返り更新になります。本の出版記念の翌日、UNAM国際大学ブックフェア―にて意気投合した、コスタリカからいらしている出版社の方のシティツアーに繰り出しました。話せば話す程、こんなに同じことを模索している方には会ったことがなく、、 普段見慣れているものも尚一層の、発見の機会になります。そんなスペシャルなAlejandroさん。同時に数年前に訪れたコスタリカの良き思い出が蘇ってきました。Museo Arte Popular ポピュラーアート美術館にてマスクを集めている彼は非常に感動、そんな中で竜の中にライオンが育っている壺を発見。ふと担当している学生の作品を思い出し、「彼等の中でもライオンが育っているのかも・・」 これは数日後に大きく考えさせられる予兆となりました。Alejandroさんの感動に寄り添い2時間以上、博物館に滞在。ブックフェア―に戻らなければならないので慌てて彼がどうしても行きたいというチャプルテペック城へ。到着してフト気が付いたのですが、実は来たことがなかった初訪問。高い丘の上に聳えるお城には当時の貴族的な絵画、宝物などが展示されていて、そちらには全く興味を持てないのですが(個人的には多くの一般市民を踏みつぶして豊かすぎる生活をおくっていた方々の生活には共感できず、そういうものを見ていると腹がたってきてしまうのです)突如あらわれたシケイロスの壁画に呆然・・ 御馴染みな画風で力強く描かれた壁画は天井に描かれていて、真下からみると少年が落ちてきます。Alejandroさんに「もしこのように少年が落ちてきたら助けますって壁画に約束した」と告げ、そんな写真も撮影。これも今思えば全て「予兆」の一つでした。数日後に本当に落ちてきたんです。今思えば、、なにもかも不思議な一日でした。佐野まり http://www.facebook.com/danzac harango
2018.09.30
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4月から4カ月に渡ってコラム68制作授業に参加、トラテロルコ文化センターにて毎週土曜日に3時間に渡るコラム執筆のための特訓が行われました。参加には条件が設定されていて、68年にまつわる何らかの体験、繋がりのあること。 その中から選抜が行われ、文化センターより連絡を受けたもののみが受講できるという少し特殊な形式で、選ばれたというには恐縮ですが、層々たる参加者の中で、様々な特別な体験をダイレクトに伺うことができる貴重な一時でした。結果的に13人のコラムが集合、担当教師のLiliana Pesina先生が非常にアーティスティックな編集で、デザインに多くのツルを取り込んだ素敵な本が完成。世界で学生運動が盛んだった68年、メキシコではオリンピック開催の直前の10月2日「トラテロルコ虐殺事件」で多くの学生が犠牲になりました。 コラムを執筆した皆さんは現場にいて命拾いされた方々、看護婦として関わった方、軍人の関係者、最寄りに住んでいた方、たまたま傍を通りかかった方、、その中に現れた特殊な稀に見るケースに皆さん戸惑いつつ、講義を重ねる中で信頼関係と交流が築かれていきました。そして6か月後、UNAM国立自治大学が主催する「大学国際ブックフェア―FILUNI」で正式発表。参加者の皆さんと久しぶりの再会。この本で発表することに至った皆さんの、充実した喜びをヒシヒシと感じました。父は63年にメキシコに初めて留学で滞在。雑誌のメキシコ取材に応募して選抜され68年に再度メキシコに渡航。72年には家族でメキシコに駐在。そんな繋がりの中で様々な経緯を経て、現在メキシコにてUNAM国立自治大学にて娘が「羽ばたきプロジェクト」が進行中。そんな繋がりと背景を父の形見の時計をテーマに、コラムに込めることができました。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.09.29
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学生演劇の中間発表を終え、、ダメ出しカウンターパンチに沈んだグループに特別講義。非常に厳しい状況ではありますが前進あるのみ。 間違った方向に進んでいることは薄々気が付いていたのですが、自主性を尊重することが優先な立場のため敢えて訂正はせず、、このダメ出しは成長する機会となることを願うばかり。かものしげちゃんの嬉しそうな朝の羽ばたきを見つめています。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.09.27
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前日にUNAMでの課外授業の主催先DGACOの企画による特別なイベントに伺いました。Black Power en Mexico 68 .. メキシコオリンピック68でアメリカの黒人メダリストJohn Carlos さんが黒い手袋をして表彰台にあがり、こぶしを突きあげて世界に人種差別に抗議。勇気ある抗議として現在となっては語り継がれていますが、当時は反感を買ってアメリカに帰国してからは非国民扱いで仕事も失い、家族にも波紋、奥様は自殺、、壮絶な日々を乗り越え、世の中が変わった30年後に、この抗議が認められ、現在はオリンピックのトレーナーなど社会的な地位も復帰、様々な講演活動も行われています。 メッセージはダイレクトでシンプル。「現在ではなく、次の世代のために、よりよい未来を目指すためのアクションを恐れないこと」同じく東京、メキシコオリンピックで金メダルを獲得した名女性アスリートWyomia Tyus さんは女性の平等な立場にむけて尽くしている活動家。そこに元アメフトのChris Kluwe選手が加わり、勇気をもって抗議するべきこと、黙ってしまわないこと、、若者視点での見解を展開。御三方の真っ直ぐなパワーが素晴らしく、大学の講演では拍手喝采。Johnさん曰く「私はココに拍手されるために来たのではない、分かち合い共に歩むために来た」とキッパリ。 こういった講演では共通の意志を持つ方々との出会いが嬉しい。 素敵な社会科学部の学生さん達と御会いできました。彼女達はアスリート以上に講演の進行を担当していた作家Juan Villoroさん、そしてスポーツ名キャスターGeorgina Gonzalezさんに注目していたようです。そんな翌日の課外授業・・様々なことに至る以前の「ベースを創ること」をあらためて模索。些細で素朴なソレゾレのチャレンジに向かって、何時になく協調できたような気がします。予定では今日で終了だったのですが、継続が決定。そんな日常ムーブメントの機会の演出を滞在期間メイッパイお届けに徹すること、大学UNAMそしてメキシコに感謝の気持ちを込めて・・ 佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.09.25
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ある日、屋上へ出ると籠の中にカモが・・昨年パンチョとポンチョとの別れが記憶に刻まれていますが、今回は既に大きく成長したカモの登場に戸惑いつつ、、今度は関わらず「見なかったことにしよう」と思いつつ、御飯も与えられず狭い檻の中にいる様子に痛たまれず、以前の残りの餌を提供、、 檻からドラム缶に移動後は、出来るだけ自由に歩いてもらって、時には水浴びも、、 そして毎日ドラム缶小屋を掃除、、 スッカリ親しくなってしまいました。繁みのような頭の模様、、で「しげちゃん」 恐らくメスだと思われます。 今回は一羽なので寂しげな様子..。しかも非常に厳しい日々を乗り越えてきて、なんとか逞しく成長してくれていますが。とにかく出来るだけ愛情を注いで精神面をサポート、清潔を保ち、健康で幸せに過ごしてもらえるように祈るばかり・・このカモさんが登場した頃、舞台の幕開けとなった日と重なり記憶に深く刻まれることとなりましたが、、メキシコオリンピック68がテーマとなったOlimpia 68。全30回にのぼる公演が予定されていますが、既に18公演に達しています。12人にのぼる才能豊かな俳優さん達が当時の様々な国から訪れたアスリートを熱演。回を重ねるごとに輝きを増していて反響も素晴らしく、多くの報道と共に地下鉄の映像などにも登場。映像はコチラで..俳優さんの中で音楽的で、特に親しみを感じているSergioさんが奥様と共に我が家に遊びにきてくれました。舞台裏話などで盛り上がりつつ、チラシ寿司を制作。なんとSergioさんはパチューカ在住となっていました。トリオTuzosを結成、、即興な音楽復帰の巻。今週はイヨイヨ担当している学生演劇の中間発表が行われます。学生襲撃事件のあった3日を最期にサポート講義を一旦中断、彼等のみでの自由な創作の成果を見せて頂く機会。それによって今後の調整と最終的な発表にむかっていくことになります。この舞台がメキシコの子供達の未来に寄り添う素敵な機会となるように・・ 出来る全てを「おせっかい」にならないように注ぎたい、、佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.09.23
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9月のメキシコは様々な出来事が重なる月で・・大地震が起きてから1年という追悼の一日が訪れました。85年の大地震と同じ日に起きたため、多少の揺れが観測されたこともあり、人々は再び揺れやしないかと数日前から不安を口にしていました。85年の大地震を追悼する警報が鳴るのですが、去年は追悼の後に暫くして鳴った警報が本物だったため、、余計恐ろしい記憶として刻まれています。 今日は警報と共に追悼が行われました。 13時16分・・丁度メトロバスに乗り劇場に向かっていたのですが、バスのテレビ掲示板に警報が鳴るお知らせが表示されており、メディアでも多くのお知らせが出ていましたが、それでもツーリストなど勘違いしてショックで何かあった際のため、救急車が国立劇場の前に待機。何台かの出動を目の当たりにしました。レフォルマ通り沿いになる多くの高層ビル、そしてホテルの前には従業員が警報と共に黙祷。そんな光景を見ながら到着した劇場の傍にある、軍事施設に掲げられている大きな国旗が反旗となっているのを見た瞬間、1年前のことを一気に思い出し、思いが深まり涙..地震の際に大活躍をされた功労者・レスキューの皆さんを称える式典が博物館で行われていました。ここでは地震の特別展示が行われていて、写真を提供した方の話も聞くことができたのですが、その一人 Daniel Ojeda さんの話を聞くことができて良かったです。彼は学校が崩壊した場所にいたのですが、カメラの撮影を控え救助に徹し、救出活動の際に食料が足らず、レスキューの方が食料を分けてくれたときの感謝を忘れない、、とのこと。そして今も現場に通い続け、引き続き多くの困難に直面している方々と共に過ごしているそうです。彼が撮影した写真も展示されているそうですが「本物」を感じました。一方、自分が撮影した悲惨の写真の前で記念撮影をしている写真家・・ 複雑な心境になります。報道番組では崩壊した集合住宅の皆さんが未だにテントで暮らしていること、崩壊した学校の責任者の追及、、地方の崩壊した学校もそのまま、、非常に大きな寄附や予算はどこへ、、様々な問題が一気に公開されていて呆然.. 我が家の大家さんは、最愛の兄を85年の地震で亡くしていて、しかも長女の誕生日でもあり、、一瞬にして祝いの日が最悪の日になってしまった事情に、昨年の地震が重なってしまい、複雑な心境がヒシヒシと伝わってきます。今年は膨大なバラの花が飾られていました。哀しい一日を心に刻みつつ、きっと夜が明けると何事もなかったように、話題は再び切り替わるのかもしれません。 当日だけでなく、こういった報道が年間を通して継続されていたら・・と思う夜。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.09.19
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いろいろな事が重なって、瞬く間に時が流れてしまい振り返り更新。この日の出来事を心にシッカリ刻みたく・・ 68年の同じ日・9月13日に歴史的な行進が学生によって行われ、Marcha de silencio 静かな行進として人々の記憶に刻まれています。その日のメモリアル、そして先日おこってしまった事件への抗議として、当時と同じく考古学博物館前の広場に学生が集合、ソカロ広場へ向かって学生のデモ行進が行われました。16時スタートとのことでしたが、若干遅れた模様・・取材報道陣は皆、Angel de independencia 独立記念塔の階段に集結、学生の到着を待ちました。小雨の降る中、約1時間後に遠方から大きな集団が近づいてきます、皆でシャッターを切り始める瞬間。映像はコチラで(クリックで視聴可)しばらく高い位置から全体を撮影した後は、それぞれ学生の行進に寄り添いつつ撮影を継続。大事な場面とメッセージを中心に集めていきました。彼等のメッセージは明確です。暴力や不正のないクリーンで安全な学生生活。当たり前の事がコンナニも難しい・・ とはいえ若者は何時の時代も夢に向かって行進、前進、、 より良い未来を築くのは彼等。エゴイストな大人によって、危険で悲しい世界が継続してしまうことにNOという勇気と行動の一日。 To be continued...
2018.09.13
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メキシコオリンピックが開催された68年、個人的には誕生年でもありますが、学生運動が世界各国で行われており、そんな運動を抑える動きも同時に行われていました。特にメキシコはオリンピック開催を成功させるためにも、政府からの強行突破が行われ、学生の蒸発、更にはトラテロルコ事件にまで発展、、 それから50年後という今年は大学を中心とした様々なメモリアルプロジェクトが開催されています。トラテロルコ事件で殺害された学生などの犠牲者が未だに明確になっておらず、そういった犠牲者や蒸発者の確認をUNAMの研究者が行っており、そのプロセスについての講演が歴史研究所の講堂で行われました。 膨大な資料を調査して名前や人物の詳細を明確にする作業を続けられている研究者の皆さんは、今回起こった事件との関連にも触れられていて、先日のデモに参加した学生の多くが自身の身体に名前や連絡先が書かれていた写真を紹介、そんな経緯は当時の出来事が未だに深く刻まれているためとのこと。一方、女性の大学進出は68年を機に大きく前進、学生運動に参加していた女性は非常に少なく、現在も学部によっては女性の立場は非常に狭き門、、とはいえ68年の出来事を伝えた名記者エレナ・ポニアトウスカは女性、50年後のこの機会に男女平等を模索するプロジェクトとして進めている方の講演も行われていました。様々な立場からの発信.. 「トラテロルコ・随筆68」の先生より御連絡を頂き、近々9月29日にUNAM国際ブックフェア―で、いよいよ出版発表が行われるそうです。10月2日まで、メモリアルが深まる日々が続きます。 佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.09.12
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大学の騒動から既に1週間が経過、学内では多くの集会が行われ、引き続きストライキで閉まっている学部もあり、一日の出来事でスッカリ失われてしまった日常を日々感じる今日この頃ですが、再び火曜日の恒例「はばたき講座」は通常通り実施となりました。今日は日取り的に多くの意味を持つ1日、ツインタワーのテロ事件から17年。昨夜からニュースで放映され続けている、何度も見ても見慣れることのない衝撃的な「あの場面」。 自宅にある全てのメキシコ鶴を持っていきました。テントの上、そして机に設置、工学部の最寄りにある場所ですが、通常通り授業が行われているため、多くの学生が通過していました。ここでは既に日常を取り戻している模様。具体的に何をすべきか・・明確なビジョンと実施するべきことを話してくれました。礼儀正しくシッカリとした工学部の学生さんに共感。 「調和ダイヤモンド」をトテモ喜んで「ツルを下さい、、」と彼等から依頼され、皆さんにドッサリ持っていってもらいました。彼等の手から現在、届けられること・・を想像すると、微々たるできることを全て行う前向きな気持ちになれます。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.09.11
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今回のメキシコ自治国立大学(UNAM)での事件をラジオを中心に事の真相を追いかけているのですが、調べる程に複雑な心境になり意気消沈。せっかくなので久しぶりに学びの機会を模索、以前に通い詰めていた社会派の博物館の講座を再び受講。個性的で逞しい先生方の御意見拝聴。先生方もカナリのショックを受けているようで、講義もヒートアップ。そんな先生方も癒しの機会が必用のようで、「これは見逃せない」と絶賛する特別展示、考古学博物館で行われているLas Huellas de la Buda ブッダの道程。まず入口のオブジェが素敵でしたロサンゼルスとニューヨークの博物館より貸し出されたもので、未だかつて展示に至らなかった「ここでしかみられない」という貴重なものも幾つかあるそうで、仏教遺産の展示なのですが、野外で見る慣れ親しんだお地蔵さん「地蔵Jizou」もガラスケースに入った形で見ると別物に見えます。他、観音菩薩なども・・何より説明が素敵で、あらためて仏教を文学的に深める機会。哲学と詩が会場に満載、その中で「菩提心」(ぼだいしん、梵: bodhi-citta)さとりを求めて世の人を救おうとする心・・しみじみ閃きました。御土産のカップの「過去に生きることなく、未来を想像することなく、現在を生きるべし」というようなメッセージが・・来週の講義で悲しんでいる学生に元気をだしてもらえるように・・今日も「調和ダイヤモンド」を7つほどリサイクル仕様で制作。素敵な展示の循環作用、、お薦めしてくれた先生に感謝。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.09.08
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ここ数日で大きく価値観が変わってしまうような・・そんな残念な出来事が大学で起きてしまいました。それにまつわる情報や本を読んで尚一層、気になっていたメキシコの様々な事情を今更ながら深める今日この頃。触れないようにしていたテーマの数々、、メキシコでは一筋縄ではいかない複雑な事情が絡み合っています。 月曜日の昼から締めとなる学生の演技指導を終え帰宅。その30分後にIslaと呼ばれる大学の中央広場に学生が集結。学内の治安を訴えるデモ集会が行われました。静かで正当な形での願いを込めた集会、、そこに暴力的な学生集団が彼等めがけて火炎瓶を投げ始めただけでなく、刃物を使用して学生を攻撃、多くの負傷者が出ました。衝撃的な場面は今時の携帯で撮影され即、配信。多くのメディアも駆けつけ、ことの全てを目の当たりに・・何らかの形で学生が雇われ行われた暴力・・学生が学生を襲うという信じられない光景。既に名前もわかり、今後は責任問題が追及されていくと思われますが、Porrosというフーリガンのような集団が学内に存在するようで・・ これに呼応して多くの学部は授業をストップ、真の解決に向け、ストライキやデモ行進が引き続き行われています。68年の学生運動の悲劇から50周年ということで、大学では様々なメモリアルイベントが行われています。当時は権力からの攻撃でしたが、今回は同じ学生からのミステリアスな攻撃。そんなことがあってはならない、信じられない出来事。これが大きな良き変わり目となる機会となることを願ってやみません。引き続き黙々と羽ばたき講座 to be continued.. 9月からは「メキシコ調和ダイヤモンド」が加わりました。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.09.05
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FIFA親善試合直前のメキシコリーグ、キャプテンErick Gutieresを送り出した新制パチューカがChivasを相手に3-1で勝利。今回の主役は不調の続いたFranco Jara選手でした。ようやく長いトンネルを脱出したかのような鋭い攻めとシュート。批判が相次いで大変な日々の後、チームと噛み合うか否か、、それはメンバーとの相性もあるのでしょう。Erick のポジションはPablo Lopezが担当。今回の目玉は LOBOS vs AMERICA 初のライネス兄弟対決に注目が集まっていましたが、兄Maulo Lainesが負傷のため出場せず、弟のDiego Lainesもベンチスタート。彼等の御家族は特別ユニフォーム・半分America,半分LOBOSを来て応援。特別な試合でしたが実現には至らず、、結果はアメリカが2-0で勝利、LOBOSはイヨイヨ1次リーグ残留に赤ランプがともりつつあり、再びPlaencia 監督に批判が集まっています。今日は両監督が試合後に肩を組んでスタジアムを後にする姿が印象的でした。相変わらずメキシコシティは連日、夜中に非常に激しい雨の降る日々が続いていますが、この雨の音が響くほど「あること」が気になって眠れません。 数日前に再び屋上にカモさんが登場。知らないふり、見なかったことにしよう・・と決めていたのですが、初日は食事も与えられておらず、狭い篭に閉じ込められ、、見るにいたたまれず以前の残りの御食事を提供、そのまま少し散歩してもらって、暫く心の治療。繁みのようなヘアー模様なので「しげちゃん」と命名。遠巻きに見守る毎日が始まりました。この日は気になっていた映画上映に駆けつけたのですが、テーマはアルツハイマー。メキシコではアマリ語られることがない話題ですが、実は多くの方が問題を抱えているようで、ドキュメンタリー映画で母親がアルツハイマーになってしまったという娘さんがインタビューに答えていました。娘さんは会場にも出席していて「母は教師だったし、旅行にもでかける活発な人だったけれどアルツハイマーになってしまった、、作家ガルシアマルケスも然り。誰でも可能性がある」と熱く語っていらっしゃいました。ふと思ったのですが、知的活動の継続は大事ですが、それ以上に大事なことがある気がします。 そんなことを映画監督の女性に提案、意気投合。再び新しい「羽ばたきプロジェクト」始動の可能性浮上。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.09.01
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