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この時期は多忙なのと日が短いのでバイクに触れないのがストレスが溜まる原因である。TLM50もスイングアームとマフラーをバラしたところでストップしている。これ以上のバラシは来年に持ち越ししないと、組み上げ方を忘れてしまう。と言う事で、ストレス解消のために、ドリブンスプロケットをゴールドに塗装してみた。少しはアルミのような高級感が出ただろうか。TLM50のドリブンスプロケットは純正が55丁だ。しかし、このドリブンHONDAでは廃番となっているし、社外品も作っていないので、もう手に入れる事はできない貴重品である。金庫にでもしまっておかないと盗難が心配な一品なのだ。これが幸い殆ど摩耗してなくて山も大丈夫なのと、同状態の予備も1セットある。マニアにはヨダレ物だろう。しかも、1年に数度しか乗らないので100年は大丈夫であろう。今回は特別にそのドリブンスプロケットを写真でお見せしよう。鉄製55丁の純正ドリブンスプロケットアルミ風にゴールド塗装を施したドリブンスプロケット
2013.12.24
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パーツにはそれぞれ”馴染み”があり、アウトプットシャフトだけ新品にするのはよろしくないらしい。とはいえミッションのギア、シャフトを全部新品にすると恐ろしい金額になる。そこらはフジイさんがうまくやってくれた。(写真1)左からインプットシャフト、カウンターシャフト、アウトプットシャフトである。これを組むにはミッションケース内で前後方向の動きを規制するシムが必要だ。これも専門店でないと各種厚みを用意しておくことができない。以前プラグが真っ黒というブログを書いたとき、オカメの中でオイルが滲んでいる部分があった。その時は掃除してフタを閉めたのだが、このオイル漏れの箇所が気になり確かめてもらった。するとそれはカムシャフトの前側のオイルシールからだった。ここにはポイントと進角のガバナーがついている。それをベースごと取り払ったのがこの写真。(写真2)このオールシールの入手に苦労したようだが、何とか手に入れ前側から交換できたという。1981年以降のフラットツインエンジンは、ポイント式点火から電子式のトリガーに変わり、この部分は大きく変わった。前回のオーバーホール以後8000kmほど走行したので、バルブクリアランスやキャブ調整もしてほぼ完成したという。私は年末年始は忙しいので取りに行くことができない。都合で1月下旬まで預かってもらって暇になってから取りに行こう。今回埼玉まで取りに行くのではない。岡山デポまで輸送業者に送ってもらうつもりで、岡山まで取りに行くのである。(藤)写真1写真2
2013.12.23
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10月21日に我が家を出発したBMWは10日ほどで埼玉県のフジイに到着。ミッションを降ろし修理にかかる。BMWの別体ミッションはエンジンをフレームから降ろすことなくミッションのみ降ろすことができる。シャフトドライブなのでミッションアウトプットシャフトとプロペラシャフトはユニバーサルジョイントで連結されている。連結に使用されている4本の10ミリボルトは再利用禁止だ。規定トルクで締めたら多少変形するのだろう。ミッションアウトプットシャフトに取り付けられたフランジの中心にある大きな24ミリナットは220Nmという強いトルクで締められている。これを緩めるにはフランジを固定する特殊工具が必要だ。フジイから来たメールにはこのナットがオーバートルクで締められていたという。早い話がアウトプットシャフトのねじ部分がオーバートルクで変形し、再利用できないらしい。(写真1)ちなみに斜めに刻まれたギアはスピードメーター取り出しのギア。一般的なバイクは前輪のアクスルシャフトにこのギアがある。太さんの摩耗したプラスチックギアと同じ働きをする。早速当初予想以外の余計な部品、作業が必要となる。このアウトプットシャフト、新品はかなり高価である。また、ミッションのフタを開けるのも温度差を利用した開け方をしないと開かない。問題の2速固定変速不能の原因はこれだ。(写真2)指で持っているのが折れたバネである。下側のパーツに爪があり、その爪をカムに押さえつけているのがこのバネである。エラそうに書いているけど作業を行っているのは私ではない。こんな難しい修理、私にできるわけがない。(写真はフジイから送られてきたもの)(藤)写真1写真2
2013.12.21
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取り外したゴム部品を手元に、ネットにあった汎用品パーツ写真と見比べてみた。するとその中に”これか”と思われるパーツが存在した。ワルボロというメーカーのリペアキットでキャブの種類毎に分かれ、ゴム部品だけのセットと、フロートバルブを加えたセットと2種類あった。前者が1000円、後者が1500円ほど。今回フロートバルブはそのまま使用し、吸入インシュレータ前後のパッキン(写真1)、プライマリーポンプゴム(写真2)を加えての7800円だった。それにしても汎用品は安い。ただ、ゴムの材質、柔らかさなどは分からないので、1000円が正解品なのかどうかは不明だ。刈払い機といえどもこのキャブはかなり微妙で精密にできている。ネットをウロウロしていたら、刈り払い機の刃とシャフト部間の汎用ギヤボックスも見つけた。これはかなり高い。HONDA純正も高いしアッセンブリーだ。ということはギヤボックスを専門に作っているメーカーがあり、完成品メーカーはエンジン本体以外、これらを組み合わせて作っているのかもしれない。今回のリ〇〇〇刈り払い機は、このギヤ部分の音が出ており替えようかとも思ったが、値段とこれから先の使用年数(エンジン本体の耐久性)を考えたらやめた方がいいかと思い、グリスアップにとどめておいた。(藤)写真1写真2
2013.12.20
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暇なときにネットでこの機種のキャブレターパーツを探していたのだが、なかなか見つからない。それらしき物はあるのだが、社外品で汎用品。何種類もあって絞り込めないし、この機種に合う物かどうかの確証が持てない。仕方なく近所の知り合いの道具屋でリ〇〇〇のパーツが入るかどうか聞いてみたら入りそうなので該当部分のパーツリストを取り寄せてもらう。いくつかのゴムパーツをピックアップする。大事なのはダイヤフラム(写真1)だが、本当に悪い部品がどれだか分からない。単体で悪いのか、複合的に悪いのかしろーとには特定が難しい。また、分解して組み立てるのに一度外したゴム部品がうまく密着するかどうかも分からないので、ゴム部品すべてを取り替えることにして発注する。待つこと1週間で入荷、取りに行く。何とこれだけで7800円!(写真2)HONDAのパーツリストを眺めて立てていた予想が3500円。倍以上だ。注文した以上仕方ないので持って帰りキャブをばらしにかかる。バイクのキャブはよくばらすが刈払い機のキャブは久しぶり。一つずつ慎重に方向や裏表を確かめながらばらしてゆく。ばらし終えた時点で金属部品を洗浄し、ガソリンの通路をエアーで飛ばす。バイク用と違い不思議なキャブだ。逆さにしてもガソリンが行くように作られている。新しいゴム部品、パッキンを慎重に組み立ててゆく。(写真3・4・5)さてさて、組み立て終えて感動か、消沈かの分かれ道、エンジン始動である。ポンプをパカパカして混合ガソリンを送り込み、チョークを引き、ロープを引っぱること3回。ブルン、という音と共にエンジンが回り出した。チョークを戻し暫し暖機運転。おもむろにわざと乱暴なアクセルワークを行ってみたが、エンジンは止まることなく快調な排気音を響かせる。めでたしめでたし、刈払い機はHONDAに限る。(藤)写真1写真2写真3写真4写真5
2013.12.19
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近所の知り合いが刈払い機(草刈り機)を直してくれ、と持ってきた。(写真1)聞いてみると刃に力がかかるとエンジンが止まるという。回してみるとアイドリングはするけれど、アクセルをガバッと開けるとついてこない。回転の落ちも悪くそのまま止まるときもある。まあ時間があるときに直すから置いておいて、と私の使っているHONDAの刈払い機を替わりに貸す。さて、見回してみるとこれはリ○○○の刈払い機。以前私も使っていた時があり、同じような症状で原因はキャブだと分かっていても部品が入らずポイしたことがある。安いからといってホームセンターで買うとこうなる。でも請け負った以上やってみるか。当時とは違い部品の入手もネットでできるかもしれない。改めてよく見ると購入以来掃除をしたことがないと思われるぐらいほこりがビッシリ付いている。(写真2)マフラーも2サイクル特有のカーボンがこびりついている。運転は燃料が付いてきていないような症状だが、とりあえず掃除から始める。ともかくほこりを落とし、燃料タンク内のストレーナをきれいにして再度組み立てる。(写真3)点火プラグを新品にしてエンジンを始動するがダメだ。マフラーにカーボンが付着していたのでカーボンを焼く。外したマフラーは分解ができないのでプロパンバーナーで炙ってやった。排気口から炎を出してカーボンが焼けていく。(写真を撮り忘れた!)きれいになったマフラーを装着してエンジン始動、同じだ、改善が見られない。当初の予想通り残るはキャブレターか。(写真4)(藤)写真1写真2写真3写真4
2013.12.18
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長いこと使っている日立のディスクグラインダ、最近回転音がおかしい。昭和61年に買ったと当時マジックで書いていた。何と30年近くなる。さすがは日立製!と感心していても音が悪いのはどこか壊れた証拠。30年も使ったからもうそろそろ買い換えようかと日立とマキタのカタログを見回し、適当な物に絞り込んだ。そうだ、以前太さんが買い換えたよなぁ、と過去のブログを見ると絞り込んだ候補品は何と太さんが買ったのと同じ製品だった。でも、モーターは回っているし、おそらくベアリングの音だ。ベアリングなら安いだろう、ダメでもともと、と分解にかかる。難しい部品もなく簡単にバラバラになった。(写真1)モーターのアーマチュアの前後にベアリングが一つづつ。608と626だ。(写真2・写真3)ギヤボックス側の608は片側がグリスに浸されていたので問題ないが、反対側(ブラシ側)の626は冷却風が通過するためか回転がゴリゴリする。音の原因はこれだ。外したベアリングを持って近所の工具屋さんへ行き買ってきた。2つで500円くらいだった。小さいベアリングなので安い。ネットで買えばプラス送料800円てぇとこか。近所にあって良かった。最近は汎用ベアリングはホームセンターでも売っているようだ。早速アーマチュアに組み込む。大事なギアボックス内は洗浄して新しいグリスで満たす。(写真4・写真5)本体を組み立てて試運転。ベアリングのうなり音は消えて修理完了。新しく買い換える必要がなくなり、あと数年は使えるだろう。(藤)写真1写真2写真3写真4写真5
2013.12.17
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TLM50のスイングアームを外した。ピボットボルトにはグリスが行き渡り錆もなく非常に良好な状態である。アクスルシャフトも同じように良好であったのが信じられない。初回のメンテの時にはリアホイールもスイングアームも外していないので、前オーナーがメンテをしていたのだろうか。何れにせよこの年式の野外放置のバイクでボルトに油分が残っているのは奇跡である。チェーンカバーを外して、裏返してチェーンテンショナーを外しに掛かる。アームを押さえるスプリングに錆が見えない。スプリングはスイングアームの裏側にセットされているので、一番汚れ易い。従って錆びているのが当然と思えるのだが...。考えるに、汚れよりも、スイングアームの裏側なので直接雨に当たらないので錆びないのかも。テンショナーのゴムはまだ十分残っているので、大丈夫と思っていたのだが、外してみるとカチカチに硬化しており、触るともろくも崩れる。完全に終わっている。予備のスイングアームからテンショナーを外してみたが、同じ結果だったのは言うまでもない。スイングアームの裏側にセットされたチェーンテンショナーアームはかなり錆びている硬化してもろくなってしまったテンショナーのゴム
2013.12.02
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