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うちしめりあやめぞかをる時鳥(ほととぎす)鳴くや五月(さつき)の雨の夕暮 新古今集・藤原良経(よしつね) ------------------------------------------------------ うっとうしい梅雨空が続きます。 うっとうしいだけではつらいのでロマンチックな和歌を1つ。 「時鳥なくや五月の」というところは「本歌取り」で、「時鳥なくや五月のあやめ ぐさあやめも知らぬ恋もするかな」という情熱的な恋の歌(古今集・詠み人知らず) をふまえたものです。 歌の意味は、しっとりと湿った気候の中であやめの香りがただよってくる、折から ほととぎすが鳴いている、五月の雨の降る夕暮れに…というようなところです。背景 に恋の心が漂っています。 ------------------------------------------------------ この季節は心身共にバランスを崩しがちです。早寝早起きや栄養摂取を心がけて乗 り切りたいですね。 ------------------------------------------------------ 現在「2週間待ち」ぐらいになっています。予約は電話でお願いします。
2012年06月19日
誰も来て仰ぐポプラぞ夏の雲 水原秋櫻子(みずはらしゅうおうし) ------------------------------------------------------ 水原秋櫻子(1892~1981)は本名豊(ゆたか)。高浜虚子らに師事しました。大 正・昭和期の俳人。 ------------------------------------------------------ 6月も半ばとなり、今年もほぼ半分終わりました。早いですね。 7月から12月までのカレンダーをつくりましたので、ご自由にお持ち帰り下さい (当院の待合室に置いています)。今回は抽象画を使ってみました。 2年前から高橋昌人(たかはしまさと)先生という立派な先生のところに「抽象 画」を習いに行っています。カンディンスキーやクレーらが創った、いわゆる、古典 的な抽象画です。とても面白いです。 まだまだ習作レベルなのですが、今回の絵について「海ですか?」「空ですか?」 など色々声をかけてもらっています。自分としては「海でも空でもない、何だか分か らないけれど表現したいもの」なのですが。ありがとうございます。 ------------------------------------------------------ 現在「3週間待ち」ぐらいになっています。すぐ、診察できなくてすみません。予 約は電話でお願いします。
2012年06月13日
蛍とぶまだ薄闇のやはわかき 能村登四郎 ----------------------------------------- 日本には45種類ほどの蛍が生息しているそうです。 体長1センチほどの平家蛍は5月下旬から、1.5センチほどの源氏蛍は6月中旬から約 一ヶ月ほどが発生期とのことです。 私の友人宅近く、岡電東山停留所近くの「地蔵川」のほとりで昨年ぐらいから蛍が見 られるようになりました。私も今年は二回ほど見に行きました。約20個ぐらい光源を 確認しました。きれいですね。成虫は数日の命とのことですが。 ちょっとした名所になっているようで、親子連れが何人か来られていました。夜9時 くらいが見頃とのことです。 ------------------------------------------- 6月になって「うつ状態」になる方が増えたようです。当院、「3週間待ち」になって しまいました。 すぐに診察できなくてごめんなさい。
2012年06月05日
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