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10月から始まったNHK朝ドラ「ばけばけ」は期待以上の面白さと台詞の中のユーモアのセンスに大笑いするシーンも多々あります。ラフカディオ・ハーン(小泉八雲 1850-1904)に興味を持ったのは「イギリス人の父とギリシャ人の母の元に生まれ18歳までアイルランドで過ごした」という経歴を以前に読んだ時でした。今でも妖精伝説を信じノーベル文学賞の受賞者が多い国は私の憧れの国の1つで、アイルランドの文化や習慣はケルト民族の風習の由来しているものが多いと言われています。 今日31日はハロウィーンでテレビのニュースでも渋谷などに仮装して集まる人達に注意を促していましたが、ハロウィーンはアイルランドに住む古代ケルト民族の「サウィン祭」という収穫祭が起源でキリスト教ではなくアイルランドのケルト民族の間で信仰されていた「古代異教」の考えが基になっています。 古代異郷では寒くなる季節の前に死者が生者の間を歩き回り交流すると信じられ、生者は自分達が不気味な仮装をすれば自分達を仲間と思い見逃してくれて甘いお菓子で死者の霊をなだめようとしたそうです(「Trick or Treat・・いたずらされたくなかったらお菓子を頂戴!)ラフカディオ・ハーンが少年時代にTrick or Treatをやっていたのかは分かりませんが、アイルランドでの生活で多神教を信じ妖精や死者の存在を自然に受け入れる人物に育っていたなら「八百万の神」や「幽霊伝説」のある日本(特に出雲地方)は正しく彼の求めた地だったのかなぁと想像します。 経済的理由で19歳で渡米した後、1884年のニューオーリンズの「万国博覧会」で「古事記」を読んだ事をきっかけに1890年来日し、その6年後に日本国籍を取得し出雲国の枕詞「八雲立つ」から「小泉八雲」と名乗った事は正に「自分が自分らしく生きる地を見つけた」という感があります。ドラマは今後ラフカディオ・ハーンの日本愛が随所に描かれていくと思いますが、私自身も未だ気付いていない日本の良さをドラマから学べればと思っています。
2025.10.31
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昨日のワールドシリーズ「ドジャース VS ブルージェイズ」第3戦は外出先で携帯でチェックしていましたが、9回で5-5のまま延長戦に入り18回の表でブルージェイズに点が入らず一体何回まで続けるのだろうと思っていたら18回の裏にサヨナラ打が出てドジャースが6-5で勝利し何はともあれ試合が終了した事にホッとしました。 気になって後でワールドシリーズとと日本シリーズの延長に関するルールを調べてみると、メジャーリーグのワールドシリーズに関しては悪天候の場合を除いては延長回の限界が無い事を知りました。そして昨日の試合がワールドシリーズ史上2回目の18回延長戦だったそうで、1回目は何とドジャース VS レッドソックスの第3戦目でこの試合もドジャースが勝ちましたが、結果的には4対1でレッドソックスがワールドシリーズを制覇しています。試合時間も1回目が7時間20分で今回の6時間39分を超えていて一体球場の観客がどれだけ残っていたかまで気になります。 そして昨日ソフトバンクのモイネロを打ち崩せず1対2で負けた阪神との日本シリーズは今日が同じく第4戦目で、果たして延長戦の回数は?と調べると7回戦まではリーグ戦と同じ延長は12回までで8戦目からは延長制限を設けていないようです。延長制限がない試合があった日本シリーズの記憶が私にはないので7戦目までで日本一が決まった試合がほとんどなのだと思います。ただ今年の日本シリーズに関しては実力が拮抗する両チームなので制限のない延長戦を是非見てみたいものだと期待してしまいます。もし7戦目までに2回引き分けがあって3勝2敗2分の場合第8戦目を迎え、そして3勝3敗2引き分けになったら9戦目も行われるという事です。残り僅かになった今年の試合を最大限に満喫したいものです。【追記】2025年10月31日 昨日の日本シリーズは11回延長戦で盛り上がりがありましたが、結局ソフトバンクの4勝1撒で日本一となり5戦で決着がつきました。日ハムファンとしては天敵のモイネロ投手を阪神が打ち砕いてくれるかに興味深々でしたが、モイネロ投手に軍配でした。ワールドシリーズは延長が無制限なので7戦目で勝敗が決してしまうので8戦目、9戦目の死闘は来年の多分日ハム戦に期待します!
2025.10.29
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先週の土曜日にエノテカでの「Barolo(バローロ)生産年2019年 8種類の飲み比べ」に参加しました。8種類の全てがイタリアワイン最高の格付け「DOCG(統制保障付き原産地呼称)」ワインで産地はセッラルンガ・ダルバ/モンフォルテ・ダルべ/ノヴェッロ/カスティリオーネ・ファレット/モンフォルテ・ダルバ/ラ・モッラの5つです。価格帯は7480円から48,400円で参加費の9,900円はお得感があります。 ③のワイン名「バローロ・ブッシア」生産者「プルノット」 左からボルドータイプ(2個)とブルゴーニュタイプ(1個)のグラスが用意され①から③のワインの試飲でスタートです。 ① DOCG セッラルンガ・ダルバ ALC度数 14 ② DOCG セッラルンガ・ダルバ、ラ・モッラ ALC度数 14.5 ③ DOCG モンフォルテ・ダルバ、 ALC度数 14 バローロは今までに数回しか飲んだ事がなく記憶も曖昧でしたが、注がれたバローロの色合いがピノ・ノワールのような明るいルビー色である事と葡萄品種ネッピオーロから造られる力強く濃厚なワインと言われながら私には繊細でピノ・ノワールを飲んでいるような感覚にもなりました。上記の①~③では③が一番エレガント重視で造られたワインだそうでブルゴーニュタイプのグラスを使う意味が分かりました。 3つの時間帯に分けて6人ずつの試飲会で配られた資料を元にお店のスタッフにあれこれ質問したりワインの感想を述べあったりであっという間の1時間半でしたが、一番印象に残ったのは樽熟成に使う樽がフフレンチオークではなくスラヴォニア産オークだそうで、この木材を使うメリットは価格がフレンチオークより安価である事、大きな樽を作れる事、香りを穏かに付ける事が出来る(結果穏かなワインになる)事だそうです。そしてバローロの香りや味わいを表現する時に使う「スミレや薔薇」についても日本とヨーロッパの花の香りは違うのだろうか?とか興味深い質問もありました。参加者からいつかエノテカで香りのセミナーをして欲しいという要望もあって、実現すれば是非参加したいものです。 もう一つ資料の中に香りと味わいに「ブラッド・オレンジ」というのがあって、聞いてみるとシチリア島で栽培されているオレンジでエノテカの近くにあるスーパーイオンで売っていますよという事で帰りに寄って1パック購入しました。千円台のオレンジジュースは高価ですが冷凍したまま空輸されたブラッドオレンジの美味しさにはちょっと脱帽でした。 ④~⑧へと試飲は続き、やはりワインの美味しさと値段は比例するんだぁというのを実感しました。⑧のワインは一番果実味がしっかり出ていてタンニンが際立ち非常に長く洗練された余韻を演出すると資料に書かれています。④~⑧の詳細は後日アップします。
2025.10.27
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ニンニクもオリーブオイルも使わず白ワインだけで。 すっかり常連客になった町の魚屋さん「魚衣」に昨日立ち寄ると、店主から「今日は本マグロの刺身が手頃な値段になっていますよ!」とお勧めがありました。一人前くらいのパック入りの本マグロが600円台で「高いとお客さんが買ってくれないので、思い切って安くしました。これだけサシが細かい本マグロは珍しくとろけるような美味しさです!」との事で勿論1パック購入しました。大振りのアサリも新鮮そのもので1パック購入です。 その後、果たして今日のワインは?とセイコーマートに立ち寄りカリフォルニアの「PRODICUS シャルドネ 2022」を選びました。樽を使ったような黄金に近い色合いとアルコール度数14.5%に惹かれました。アサリのワイン蒸し用のワインは一番手頃なメルシャンの「おいしい(酸化防止剤無添加)ワイン」にしました。 PRODICSとアサリのワイン蒸しの相性はなかなかの物でしたが、やっぱり本マグロとの相性は今一つで改めて本マグロに合うワインを調べてみると軽めでタンニンの少なくフルーティーで酸味のあるピノ・ノワールやガメイという事でした。それも醤油とワインを混ぜたワイン醤油を添えると更にバランスが良くなるとあります。因みにワイン醤油はワイン:醤油が1:2でわさびを少量加える事で魚の脂と酸味が調和するようです。本マグロがこの価格で店頭にあるうちにピノ・ノワールで是非試したいものです。短くなったと言われる「秋」ですが、食欲の秋に相応しい「秋サケ」や「牡蠣」などが店頭に並びワインとの相性を考えながら「秋の夕餉」がもうしばらく楽しめそうです。
2025.10.22
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パリーグのCSファイナルステージは日ハムが金曜日から3連勝を飾り、今日が日本シリーズ進出をかけての最終戦となりました。これに先立ち新庄監督は今日勝利を収めたら「シャンパンファイト」を行うと発表しました。 思い出したのは今月3日放送のNHK「チコちゃんに叱られる」で「野球で勝利を祝うビールかけを最初に行ったのはどのチーム?」です。番組では1959年にリーグ優勝した南海ホークス〈現:ソフトバンク)に所属していた日系アメリカ人選「カールドン半田」がアメリカではシャンパンファイトで大騒ぎをするのに何故日本の祝勝会はこんなに静か?と不満に思いエースの杉浦投手にビールを頭からかけたのが始まりと説明がありました。因みにメジャーリーグでは1956年までビールかけが一般的で最初のシャンパンファイトは1957年だそうです。シャンパンファイトの起源を調べるとナポレオンの戦勝祝いや1967年のル・マン24時間レースの優勝者がかけたとか諸説あるようですが、何だかビールよりシャンパンの方がお洒落と勝手に思ってしまいます。 大リーグを経験した新庄監督ならではの選択かなとも思いますが、昨年ワールドシリーズを制覇したドジャーズの地区優勝の際のシャンパンは価格を抑えた7100円の物という記事もありました。さてさて、ネットの記事では既にシャンパンは用意されているという事ですが、一体いくらの物が用意されているのかも気になるところです。 余談ですが、昨日PV観戦に行って飲み物を買いに「The Fifty Fifty」に行くと大きなメニューが店頭にあって何とカリフォルニアを代表する「オーパスワン」がボトルで12万円とあり驚きました。後でワイン通の友達に聞いてみるとヴィンテージにもよるけどワインショップで最近見たのは8万8千円だったと連絡がありました。恐るべしオーパスワンです。宝くじでも当たったらエスコン内の「Tower Eleven Hotel」に泊まり1本オーダーしてみたいものです(^^♪
2025.10.20
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昨年に続き今年のパリーグ・ファイナルステージはみずほPayPayドームでの「日ハムVSソフトバンク」戦で、2014年以来では3回目となります。一昨日の試合はレイエス選手の本塁打も空しく10回延長で1対2で敗れ、昨日は柳田選手の3ランホームランに屈しました。3戦目の今日は「崖っぷちファイターズ」ですが、日ハムファンにとっての最大の関心事は「伊藤投手VS上沢投手」で正しく「天王山」です。「新旧エース対決」というタイトルのネットの記事もあり、2021年(日ハム)と2025年(ソフトバンク)で12勝を上げた上沢投手と2024年、2025年に14勝を上げた伊藤投手の対決です。 そして「元同僚対決」と言えば、上沢投手と同じく大リーグから2023年にソフトバンクに加入した有原投手と伊藤投手のCSファイナルステージを昨年エスコンのPVで観戦した事を思い出します。下記はPV用の大型ヴィジョンについて昨年書いた内容です。【ライトとレフト側に設置された2枚の大型LEDビジョンは幅約86メートルで2面合わせた大きさは世界最大級だそうです。パネルは約1メートル四方で1枚120キロ程度。寒暖差の大きい北海道の気候も考慮してわずかなゆがみも生じないよう鉄骨の枠が最大2センチほど伸縮しても差し支えないよう余裕を持たたせて設計されているそうです】 大型ヴィジョンの迫力に感動しながらもこの日は有原投手の力投に屈し、結局一勝も上げる事なく敗退となりました。今年の勝手な予想としてはリーグ戦は昨年ほど差を付けられていないし、両チームの実力はある意味亀甲しているので少なくても既に日ハムが一勝と思っていたので、これはかなりの誤算で今回予定していた19日のPV観戦は消滅の可能性も出て来ました。伊藤投手が言う「ワンチームで戦う」で今日勝利を持ち込めば流れも変わり、19日の開催そして日本シリーズへ進出も夢ではないのかもと。今日は仕事の都合でテレビ観戦(試合の状況では日ハムの聖地「絵空事」観戦)ですが熱烈応援の声をみずほPayPayドームに送ります! 思えば野球に限らず3年で結果を出すという事がいかに難しいかを実感します。新庄監督就任後の2年は最下位、3年目と4年目でCS進出、5年目で「豊平川に鮭のぼる」が実現する事を願って🥎【追記】2025年10月20日 昨日CS第5戦PV観戦にエスコンに行って来ました。3戦、4戦の勝利で日本シリーズ進出の可能性も高まった事で熱気が高まっていました。1回裏にラッキーボーイの山縣選手のアクシデント退場がありながらも、打線がまたしても爆発して快勝!勝利が決まった瞬間は隣や前の席で応援するファンたちとハイタッチの嵐でした。こんな劇的瞬間にエスコンにいられた事に感謝です。因みに来場者は前日の5千人から千人アップで65千人でした。音響効果が素晴らしくみずほPayPayドームとエスコンで応援する声が響き合う時も。さてさて「大航海」の着地点は・・?
2025.10.17
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ピノ・ノワールに「ななほしてんとう」 去年より一房がたわわに! 昨年に続き今回で2回目になる余市の葡萄園でのボランテイア収穫に先週の日曜日にワイン仲間のAさんと参加しました。小雨まじりの札幌を出発したのが朝7時で1時間ほどで余市に到着、9時頃からランチを挟んで日没前の4時半頃までの作業でした。作業用椅子を房の前に移動させながら鋏で切り取った房から赤色や鳥に突つかれて穴が開いた葡萄(稀に害虫も)をピンセットで取り除くという簡単な作業をボランテイアの人達とおしゃべりをしたり、オーナーから葡萄栽培の楽しみと大変さの話を伺ったり、時には1人黙々と自然を感じながら作業をし、あっという間の6時間ほどのボランティアでした。 一時雨が降って心配しましたが、その後はすぐ雨も止み暑くも寒くもない「収穫日和」で私には「秋の風物詩」となっています。収穫後は車で20分ほどの醸造所へ葡萄を運び無事タンクに入れるところまでしっかり見届けました。この農園で栽培するワイン用葡萄品種はピノ・ノワール1種類で、昨年よりも房の状態が良いのは間引きを多くしたり、他のサクランボやプルーンにはあまり手を掛けず葡萄に集中した結果だそうです。この言葉以上の苦労や工夫があったのだと思いますが、日々作物と向き合う事の意味のようなものも教えてもらいました。手前は知人のMさん宅収穫の「ブドウホオヅキ」これもワインのアテにぴったりです! 今回は摘み取った房で特に自分が気に入った物を持ち帰って下さいとの事で、同農園で栽培のプルーンと一緒に頂きました。収穫中にも糖度の確認のためいくつかつまんで食べますが、糖度20を超えた葡萄は甘みがかなりあります(ワイン用の葡萄はあまり美味しくないという説を覆す美味しさです)ただ摘み取った後は酸化が進むので酸味がしっかり加わります。持ち帰った葡萄はやはり酸化が進んでいますが、それでも上等のデザートになり既に友達2人にお裾分け済みです。 因みに昨年収穫した葡萄のワインは今年12月に瓶詰めされる予定だそうで、その後半年間瓶内熟成を経て6月には販売されるという事でした。ただ店頭に出る前に予約で完売が予想されるという事なのでしっかり一本予約を入れてきました。どんな味わいなのか楽しみですが、味わいよりも瓶詰されたワインを眺めるだけで至福の時が得られるかなぁと思っています。
2025.10.15
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先週木曜日の「ヴィノスやまざき」のウィンセミナーで私にとっては劇的な出会いがありました。私の左隣で試飲していたご夫婦で、私は右隣りのいつものワイン仲間とあれこれワイン談義をしながら飲んでいたので、セミナーが終わるちょっと前に挨拶のような言葉を交わすと「私たちはシンガポールに35年住んでいて、昨年札幌に戻って来たんです」と言われ「晴天の霹靂」でした。「私は20年シンガポールに住んで一昨年本帰国しまた」と自己紹介すると私以上に驚いて「これはもうお家に来て頂いて美味しいワインを飲みながらシンガポールを語りましょう!」という事になりました。 アルコール度数 13.5% 左が「ブリー・ド・モー」 早速、セミナーの翌々日の夕方のご招待を受けスパークリング、白の後の締めに「我が家にある一押しのワインを・・」とフランス・ローヌ地方の「HERMITAGE 2004」を出してくれました。北ローヌのブドウ品種シラー100%のワインです。シンガポールでのお互いの経歴や住んでいた場所の話だけでも盛り上がり、日本は酒税が低くてシンガポールよりワインの値段が安い反面、ヨーロッパ産のチーズの入手が難しく北海道のチーズではちょっと物足りなさを感じている事など共感出来る事も多々ありました。その日は運良く三越デパートで私の一番のお気に入りの白カビチーズの「ブリー・ド・モー」が店頭にあり、佐藤水産の「蟹のパテ」等を手土産で持参して、これがエルミタージュとの相性も抜群でお2人に喜んでもらえました。 このワインを今朝ネット検索すると「Tardieu - Laurent(タルデュー・ローラン)」は「ネゴシアン(自社でブドウ畑を持たず外部からワインやワインを買い付けて醸造・熟成・瓶詰・販売する生産者)」で、このタルデューが買うのは最高の栽培家の場所の良い古木だけで、購入したワインはパートナーであるドミニク・ローランの仕様に合わせて作られたオーク樽に移され2年間澱引きも硫黄の添加もなく、長期に渡るリー・コンタクト(ワインと酵母の澱を一緒に熟成)も樽の中で行われると説明があります。こんな拘り抜いた一本をおもてなしに出してくれたお2人の心遣いに感服の一言です。 余談ですが、お2人は私の憧れである季節に応じて札幌、東京、シンガポールと3拠点でこれから生活するという事で次回はいつ会えるのかな?と思いながら、もしかしてシンガポールで?と思うと「一期一会」以上になるであろうこの出会いに感謝の気持ちで一杯です。
2025.10.13
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今週木曜日のヴィノスやまざきのワインセミナーのタイトルは「秋の夜長に愉しむイタリアワイン」で通常通り、泡1本、白2本、赤3本の計6種類でした。締めのワインは昨年5月の「王道イタリア産地を味わう」と同じ「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2013」で昨年よりビンテージは5年古いものでした。値段も昨年より2,200円アップの15,000円という高級ワインです。こんな機会でなければ中々味わえないワインで満足度も高いものでした。 2024年 アルコール度数13.5% キャップに高級感があります。 そして今回一番興味を引かれたワインは高級ワイン「アマローネ」の産地イタリア北部のヴェネト州で造る白ワイン「Ca Botta Le Poggie Vianco(カ・ボッタ・レ・ポッジエ・ビアンコ)」でした。店主の説明によると蔵元のカ・ボッタは元々はオーナーが家具の輸出販売を行うかたわらワイン好きが高じてワイン造りを始めたそうです。そのため常識に捕らわれない方法でワイン造りが出来、その一つが赤ワインだけでなく白ワインにも陰干しブドウを使うという方法でした。私は白で陰干しというのは飲んだ記憶がありません。葡萄品種はヴェネト州で第3位の収穫量であるガルガネガ種が50%とリースリング・レナーノ種が50%です。ヴィノスやまざきのホームぺージにはアプリコットや洋梨のような熟した果実や白い花のような華やかな香りとあります。在星時に日本の梨とアルザスのリースリングが絶妙なマリアージュであった事も思い出し、この1本はは11月の日本食メインのお家ご飯(デザートに梨)用にキープしておくつもりです。 因みに日本食の一品は「讃岐うどん」です。ワイン仲間のBさんが先月徳島県で「うどん塾」に参加して手打ちうどんのお披露目会となる予定です。香り付けに「かぼす」をかけるとワインと絶妙な相性になるのかと夢想します(^^♪
2025.10.11
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本帰国後検索して見つけた美容室に通い始めて1年半ぐらいになり、美容師さんから美容についてもアドバイスが貰えるようになっています。「髪のハリやツヤが・・」と相談すると「タンパク質とか亜鉛とかを出来るだけ摂取するようにしたら」と言うことで亜鉛の効能はよく知っていても特に意識して摂っていなかった事に気付きました。そんな時「どさんこプラザ」で見つけたのが「ペポナッツ」です。 かぼちゃの可愛いデザインの下に「鉄分、亜鉛が豊富・アーモンドの約2倍」と書かれていてすぐ一袋(税込み1458円)購入しました。毎日何粒かずつ1ヶ月ほど食べ続けていて効果はまだ分かりませんが継続は力でしばらく続けてみようと思います。 改めて亜鉛の効果を調べてみると「免疫機能の強化、細胞の新陳代謝・成長促進、味覚・嗅覚の正常化、皮膚・粘膜の健康維持、抗酸化作用などの効能。亜鉛は体内で合成できない必須ミネラルで体内の活性化、DNAやタンパク質の合成ホルモンの調整にも関わる重要な栄養素です」とあります。味覚については生前母が突然味覚が無くなった際に病院で亜鉛を投与してもらい味覚が戻った事から亜鉛の偉大な効能は知っていました。そして鉄分については「赤血球の材料となり酸素を前身に運搬する働きを持ち、不足すると疲労感や集中力が低下、肌のハリ低下などを引き起こします。その他、肌や髪の健康に不可欠なコラーゲンの生成にも関わっており、生命維持や美容に貢献するミネラルです」とあります。 この商品を製造する北海道北部の町「和寒(わっさむ)町」はかぼちゃの作付け面積と収穫量が日本一だそうで、そこで栽培されている「ストライプぺポ」という品種の種子です。弱火で長時間かけてローストしているのでそのまま食べたりお酒のおつまみにもなる優れ物のようです。 年齢を重ねるといろんな不具合が出てくるのは当たり前で少しでも健康体でいるために情報を収集しながら体に必要な物を摂るように心がけて行きたいなぁと思っています。
2025.10.10
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8月のヴィノスやまざきでのワインセミナーのテーマが「アンデス山脈が起こす奇跡」で参加する前にアメリカのワイン資格「Certified Specialist of Wine」のテキストの第7章「South America」をじっくり読み返しました。 その中で興味を引いたのは231ページにあるチリで栽培されるソーヴィニョン・ブランについてでした。 【チリでは赤ワイン用のブドウ栽培が主要となっているが、白ワイン用のソーヴィニョン・ブランやシャルドネも注目すべきものがある。ただ最近の研究でチリのソーヴィニョン・ブランの多くはフランス産に比べ香りが少ないため「Sauvignon Vert(ソーヴィニヨン・ヴェール)や「Sauvignoasse(ソーヴィニヨナーゼ)」では】と書かれています。ソーヴィニヨン・ヴェールを検索すると「酸味が穏やかでより厚みのある味わい」とあります。元祖ソーヴィニョン・ブランがチリで別の品種に変わってしまったのか(replaced)?ただこの2つの品種の区別は難しくチリではどちらも簡単に「Sauvignon」と明記される事もあるようです。チリで発見された「カルメネール」のような謎で、ワインセミナーの日に店主に聞いてみると仕入れのためスタッフが現地に赴く機会もありますが、そういう話は聞いた事がなく興味深いすねと言ってくれました。左:Maipo Vallery 2023年 13.5% 右:AO( Tourane) C 2022年 13% やっぱり気になってチリ産「TERRA MATER」と元祖フランスのロワール産の「GIBAULT」とを飲み比べてみました。確かに香りや味わいには違いがあって、テキストの内容に引きずられてチリ産のブドウはやっぱりソーヴィニョン・ヴェールかな?とか思ってしまいました。 来月のヴィノスやまざきのワインセミナーは南米で第3位のワイン生産量を誇るウルグアイの生産者を招いての会で、同じ南米という事でソーヴィニョン・ブランについても何か直接聞けたらと思っています。
2025.10.08
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2022年の「中秋の名月」は9月10日でした。2021年から2023年まで3年連続で「中秋の名月&満月」の重なりを楽しめる年でしたが、生憎この日は小雨まじりでマリーナ・ベイサンズへ「ランタンフェスティバル」を見に行きましたが、中秋の名月の満月は霞んでいました。旧正月を祝うシンガポールでは「中秋の名月」のための「Moon Festival」は旧正月に次ぐ一大イベントで毎年8月になると店頭に「月餅(ムーンケーキ)」が並び有名店では買い求める人達の行列が出来、この時期の風物詩になっています。中国宮廷の「月見」の様子 BGMの中国の楽曲が幻想的な雰囲気を醸し出していました。 2022年はちょうどコロナ禍も収束に向かいムーンフェスティバルも再開されました、コロナ禍前に比べると規模はかなり縮小されていて2020年に会場に飾られた美しいランタンの事を思い出しました。 写真技術が無く何とも🌕が小さく‥💦(本当に大きな満月でした) そして年内の本帰国が決まっていた2023年9月30日の中秋の名月&満月は住居の14階にあるプールサイドから眺めました。シンガポールらしく高層ビルが立ち並ぶ空に今まで見た事がないほどの大きさで光り輝き、月の海の黒い部分(玄武岩)と白い部分(斜長岩)もしっかり確認出来た気がします。完璧な月見日和で2030年まで中秋の名月と満月が重ならないと聞いて一層、特別な思いで眺めました。 昨年は中秋の名月と満月(一日違い)をどちらもうっかり見逃し、月見日和となる今年は今日と明日でじっくり名月を観察するつもりです。 因みに中秋の名月と満月が重ならい理由は下記のようです。①中秋の名月は新月からの日数で決まるが、満月は太陽、地球、月の位置関係で決まる。②月の公転軌道が楕円形であり、新月から満月までにかかる日数が13.9日から15.6日と変化する。
2025.10.06
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今朝のNHK「日曜討論」のテーマの1つが2026年以降の実施に向け制度の設計着手が行われる「給付付き税額控除」についてでした。番組内では具体的な情報が少ないため放送後に検索すると「寺田税理士・社労士法人」のサイトがあり【「物価対策として自民・公明・立憲民主党の3党が導入に向けた協議を開始したことで注目を集める新制度。従来の減税では恩恵が届きにくかった所得の低い非課税世帯にも現金給付という形で支援を届けることを目的とした「減税」と「給付」の併用策」】と分かりやすい説明とサイト内で年収と家族数を入れると減税額や給付額がシミュレーション(4万円給付案)も出来ます。ただ日曜討論の出席者からはこの制度が実際に始まるには数年かかるという意見もあり、果たして来年に実施があるのか、それまでは7月の参院選で公約にあった一律「2万円」の給付になるのかは全く不透明です。 いくつかサイトを見て「経済新聞」のグラフが簡潔で分かりやすい気がします。非課税世帯で10万円、5万円納税世帯で5万円の給付、15万円納税世帯には10万円の減税(給付金は無し)で平等感があるように見えます。世界でこの制度を実施している例としてカナダ、ニュージーランド、シンガポールがあるようです。個人的に20年住んだシンガポールは弱者に対して手厚い保護があると思っています。 余談ですが、番組内で大学生の中でも新NISAを始め老後の2千万円問題に対処する動きがあって、これは決して悪い事ではないけれど若いうちは貯蓄よりも自分に投資するという事も大切なのではと意見がありました。そもそも政府が発表した(国民を不安に陥れた)「年金だけでは老後の生活は賄えない」がどれだけ国民に浸透して漠然とした不安を煽っているかという事です。もし近い将来に男女の賃金差を無くし、勤務年数等によって老後をしっかり賄える社会保障制度を国が確立すれば、安心して自分に投資、消費も伸び経済に活気をもたらし、ひいては国民と国が豊かさを実感し発展する事が出来るのではと考えます。 「給付付き~」について国民のアンケートの1つに「政府は取り上げるのは早いが給付は遅い」というのがあってその通りだと思いました。政治家もよく「スピード感を持って」とインタビューに答えていますがスピード感という言葉の意味を知らないのだなぁと・・。昨日の総裁選で高市氏が初の女性総裁になった事を一女性として応援したい気持ちです。氏の「景色変える」という言葉通り景色が目に留まらないほどのスピード感で日本の失われた30年を取り戻して欲しいものです。
2025.10.05
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今朝のネットのニュースで村上春樹著「街と不確かな壁」が昨年イタリア語に翻訳され、先月30日にイタリアの「伊日財団」が優れた日本文学に贈る「日伊ことばの架け橋賞」を受賞した事を知りました。今月8日に東京で村上氏出席で授賞式が行われるようです。 8日と言えば「ノーベル文学賞」発表の前日で、今年のノーベル文学賞受賞者を予想するイギリスのブックメーカー「ランドブロークス」では村上氏は3位にランクインしています。1位には中国やハンガリーの作家が挙げられていますが、面白いのは昨年受賞した韓国の「ハン・ガン」さんは事前予想では上位に入っていなかったようで、毎年ながらノーベル文学賞受賞者の予想は困難を極めています。 気になるのは受賞予想にリストに名前を連ねている2人の日本人作家です。私はどちらも読んだ事がなくお2人の作品や受賞歴を見て(特に泉鏡花賞に惹かれて)ノーベル文学賞の受賞に関係なく読んでみたいと思っています。 ところで2023年に刊行された「街とその不確かな壁」はシンガポール在住時に紀ノ国屋書店で購入して読みました。読後の感想としてブログに下記の事を書きました。 著者自身の巻末の5ページの「あとがき」に「街~」の基となるのは1980年「文学界」に掲載された中編小説(四百字詰めの原稿用紙に150枚程度)で内容に納得がいかず唯一書籍化されなかった作品であると書かれています。そして「文学界」での掲載からほぼ40年経ち(村上氏は31歳から71歳に)作品の未完成さや未熟さにしかるべき決着をつけたいという思いから日本でコロナ禍が猛威を振るう年に書き初め3年ほどで完成させたそうです。 あとがきにある著者自身の言葉「1人の作家が一生のうちに真摯に語る事が出来る物語は基本的に数が限られている。我々はその限られた数のモチーフを、手を変え品を変え、様々な形に書き換えていくだけなのだ」には村上氏が小説を書き始めた時からのブレない「信念」のような物を感じます。 私の勝手なノーベル文学賞受賞者のイメージは商業ベースに乗っていない作家ですが、これだけの歳月をかけ作家の真髄を見せてくれる「村上春樹」氏の今年の受賞に大いに期待します。
2025.10.04
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今年5月にコンビニ「セイコーマート」で販売のチリワイン「G7」の記念特別ラベル(税込み1078円)は満足のいく1本でした。葡萄品種はカルメネール、メルロー、シラーの3種類、フレンチオーク樽で10ヵ月熟成したアルコール度数14.5%のフルボディです。 下部の黒い部分が窪み そして今回購入のG7は「Gran Reserva Cabernet Sauvignon 2020」で税込み1727円です。店内で持った時のボトルの重量感がかなりあり期待が高まりました。早速開けてみるとコルクの長さは5㎝、そして一番驚いたのはボトルの底の窪み(パントとかピキュールという名称があります)がかなり長い事です。親指ほどの長さ(6㎝ほど)があるのは今まであまり記憶がなく、改めて「窪み」について調べてみると「沈殿するタンニンやポリフェノール等の成分(澱・おり)を底にため注ぎやすくする事やワインボトルが割れにくくなる」とあります。ただボトルの重量、コルクの長さ、窪みが一概には高級ワインの目安ではないとも言われますが、やばり3つが揃っていると満足度は高いです。 セイコーマートのサイトにこのワインについて「12か月フレンチオーク樽で熟成。チェリーやカシスの香り」とあります。アルコール度数14.5%のパワフルなフルボディワインながら和食にもぴったり寄り添うコスパ最高のワインでこれはワイン仲間にもお薦めの一本になりそうです。
2025.10.01
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