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先週の金曜のNHK「チコちゃんに叱られる」の第1問は「君って何?」で、確かに国会で議長が「石破君」と政治家を君付けで呼ぶのはどうしてだろうと疑問に思った事を思い出しました。答えは「吉田松陰が立場を越えてコミュニケーションを取るために使った言葉」で10年前に山口県萩市を訪れた事も思い出しました。 「吉田松陰生誕の地の碑」 門下生 山縣有朋(第3代・9代総理大臣)の名前が刻まれています。 吉田松陰が長州藩の私塾である「松下村塾」で指導した際の「教育方針」の中で①「月謝を取らなかった事(このため身分に関係なく若者が通塾出来た)」②「教科書がなかったため塾生同士の討論を大切にした事」の2点を特に上げていました。 問題は討論の際の相手の呼び方で当時目上の人には「様」、同格かそれより下の場合は「殿」を使っていたため発言者にとって「高杉様か高杉殿か」で討論が途切れたり、農家出身の伊藤博文(後の初代総理大臣)にとって身分が上の人に対する呼び方どころか自分の意見も言えないという状況を打破するため苦肉の策として元々は立場が高い人に対して敬意を込めて使われた「君(きみ→くん)」を使う事にしたそうです。 番組では更に現在も国会で「君」が使われている理由を説明しています。明治23年の「第一回帝国議会」で当時「貴族院(現在の参議院)」の議長を務めたのは吉田松陰の教えを受けた「伊藤博文」で「参議院(貴族院)先例碌」に互いに敬称として「君を用いる事」と規定したそうです。 ところで2015年に萩市を訪れた際、観光ガイドの方から「ここでは絶対に吉田松陰と呼び捨てにせず先生を付ける事が慣習になっている」と聞いて、今更ながらに「吉田松陰先生」の先見の明や指導力には驚かされます。「先生」について検索してみると古代中国から儒教の教えと共に伝わった言葉で「知識や道徳を教える者」という意味です。政治家同士で「先生」と呼び合っているのを未だに耳にし違和感を感じていましたが「君」は理解できても「先生」は全く理解できないというのがよく分かります(道徳を教える者は賄賂を受け取る者とは真逆の位置にあります) 余談ですが、萩市の「円政寺」に奉納された木馬があります。このお寺は高杉晋作や伊藤博文の子供の頃の遊び場で2人はよく馬の鼻をなぜていた事から「神馬」として奉納されたと掲示版に説明があります。これを見た時、子供の頃は武士や農民という身分の差があっても仲良く遊んでいたのかなぁと勝手に想像していましたが松下村塾で伊藤博文が身分の違いを強く意識していたというエピソードに江戸時代の徹底した身分制度を改めて考えさせられました。
2025.07.30
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平岸本店の「エイトカリー」に初めて行って「極みカレーパン」の質の高さに感動してからほぼ3ヵ月が経ち「私の一押しカレーパンを一緒に店内で!」と友達を誘って先週の土曜日に行って来ました。前回同様、ランチタイムを過ぎ晩御飯にはちょっと早い4時半くらいでもテーブル席は満席でした。取り合えずカウンター席に座り、カレーパンと前回メニューを見て気になっていた手仕込みハンバーグカレーとサッポロクラシックを注文してテーブル席が空くのを待ちました。 極みカレーパン(2年間の試行錯誤で生まれた逸品) 手仕込みハンバーグカレー(人気NO.1) 前回、お持ち帰りしたカレーパンは揚げ立てまで確か8分ほどだったのが今回は何があったのか待つ事30分ほど💦先にハンバーグカレーが出て来てしまいましたが、流石「不動の人気NO1」だけあって、カレー、ハンバーグ共文句のつけようがない味わいでした(因みにカレーの辛さは3でお願いしました)そしてやっと「真打・極みカレーパン」が薄い鉄製のプレートに載って登場です。友達の「表面がツルツル!」の一声で改めて「他店との違い」を感じました。その「姿」を隣のテーブル席に座っていた女性客2人が「ジィ~ッ👀👀」と熱い視線で追っているのに気が付き「これ、私の一押しです!」と紹介しお店のスタッフに小分けして貰って試食をお願いしました。お2人は札幌のイベントに参加するため東京からの観光客で何やら一押しカレー店がお休みだったためエイトカリーにという事でした。多分、これからはエイトカリーがお2人の一押しカレー店になるはずと思うほど「一期一会」のひと時でした。
2025.07.29
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「The Fifty Fifty Club(大谷選手が打ち立てた50本塁打・50盗塁にも敬意を表して) 昨日のネットの記事に「世界初、球場でワインを醸すという挑戦 The Fifty Fity Club」がありました。ちょうどご主人の転勤で横浜から札幌に2年前ほど前に越して来たワイン友達のCさんから「エスコンでワイン、飲めますか?」と聞かれ「ワインを出しているお店はありますよ」と答えたばかりでした(因みに彼女はDeNAのファンではないようで、まるで北海道が「一体」になっているような日ハム応援振りに感動したのと新庄監督のファンらしく現在は日ハムファンとなっています(^^♪) 記事の内容は来年の3月に球場内でワインを造るという大谷選手の「Fifty Fifty」のような前人未踏の挑戦が始まる事、その前哨戦(本格的な活動をする前の手始めの行動)として来月5日にエスコン内に新たな飲食店舗「The Fifty Fifty Club」をオープンさせ、本格的なワインとウィスキーという二刀流をテーマに最高の一杯と料理の提供をオープン当初はテイクアウト形式で開始するというものです。 運良く8月5日のデイゲームの西武戦を観戦予定なのでオープン初日の様子が見られる事に今からワクワクします。同じく球場内で醸造しているクラフトビール「そらとしば」は相変わらずの好評判でスーパーで期間限定で販売された缶入りはあっと言う間に売り切れ、その後スーパーで見かける事はありません(2回目の出荷をひたすら待ちます🍺) 「新しい挑戦」からはいつも元気を貰います。ところで昨日のロッテ戦は延長にもつれこみ、まさかの逆転負け。ソフトバンクとの差も1ゲーム。明日からのエスコンでのソフトバンク戦は何とか勝ち越しを願い首位キープで8月5日からの西武戦にも勝利してエスコンで美酒🍷でお祝いしたいものです🥎
2025.07.28
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一昨日のNHK「あさイチ」のお勧め映画コーナーでフランス映画「ファンファーレ 2つの音」の紹介がありました。最初に「フランスで観客動員数が200万人超えの大ヒット作」と説明があって、果たしてフランスの人口は?と調べると約6837万人(日本の半分ほど)でフランスで既に3%ほどの人がこの映画を見た事になります。そして「指揮者」が主役というあまり例がない映画という事でも注目を浴びているようです。 監督、脚本は「エマニュエル・クールコル」で私は初めて聞く名前でした。前作は2022年公開の「アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台」で同じく監督と脚本を担当しています。実在のスウェーデン人俳優「アン・ジョンソン」の実体験を基に刑務所の受刑者に演技ワークショップを行う講師が主人公です。受刑者も講師も演技にどんどん嵌り込み、刑務所外での公演も実現という斬新な内容のようです。 「ファンファーレ~」はスター指揮者のティボ(セザール賞に5度ノミネートされたフランスの名優バンジャマン・ラベルネが演じています)が白血病に侵され事で自分が養子であった事、実の弟が存在する事を知った事がきっかけとなって兄・弟2人の音楽への想いや兄弟愛を描いた「人間ドラマ」だそうです。日本の劇場公開は9月19日で、思えば本帰国して一度も映画館に足を運んでいないので本帰国後初の映画鑑賞@映画館はこの映画で決まりかなという感じです。
2025.07.27
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鉢飢えながら我が家の「ナス」も2つ実を付け(8㎝くらい)次に実をつけそうな花が3つほど咲いているので今後の成長が楽しみです。北広島の三井アウトレットパークで苗を買った時にはナスの品種名が書かれた札が添えられていたのにうっかり紛失してしまいました。検索すると形状で7種類ある中の「卵形ナス」のようで、私が好きな水ナスも卵形ナスの1つなので美味しい漬物のために水ナスだったらなぁと期待しています。それにしてもナスの紫色の花は「高貴」です。 同じく三井アウトレットパークで買ったトマト(フルティカ)は中トマトでピンポン玉ぐらいの実が1つ成ったものの(他に小さい実が3つほど)ずっと青い色だったのが今朝見ると少しオレンジがかっていてしっかりと赤い実になってくれるのか待ち遠しい限りです。フルティカは高糖度(平均糖度は7~8)で酸味が少ないらいしく収穫出来たらモッツアレラチーズと自家製バジルで「カプレーゼ」をワインにアテにと思っています。 最近は毎朝畑をチェックするのが楽しみで、今朝イチゴの花のような物を発見しました。Googleレンズで検索すると「アメリカフウロ」という名称で雑草ですがピンクの花を咲かせるようです。そして私にとっての朗報は先週畑に直撒きした北竜町のひまわりの種が無事発芽した事です。前の住人が「除草剤」を畑に撒いていたようで昨年は地植えした野菜は全滅で今年は石灰を撒いたり、購入した堆肥入りの土や肥料を加えながら様子を見ています。昨年はこれくらいの芽が出た「つるなしインゲン」もすぐ枯れてしまったので、今年は注意して水やりもしながら様子を見てみようと「家庭菜園」かなりやる気になっています(^^♪
2025.07.26
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今月18日から8月13日まで開催の「さっぽろ大通ビアガーデン」に昨年同様ワイン仲間のAさん、Bさんと昨日行ってきました。まずは8丁目会場の「The Sapporo Beer Garden」で集合し「サッポロクラシック」で乾杯となりました。札幌は今年一番の猛暑で日中は35度まで気温が上がり「ビール日和」でしたが夜間は25度から27度と比較的過ごしやすい夜となりました。昨年飲んだ「富良野シトラス」は残念ながら今年はなくクラシックをジョッキで2杯飲んだ後、今年はビアガーデンで「はしごをしよう!」という事になり、11丁目会場にある「クラフトビール会場」へ移動しました。 Sサイズ3種飲み比べセット 1200円 ベルギー産やイギリス産など世界のクラフトビールがある中、多分こんな機会じゃないと飲まないかなと私は澄川麦酒(株)の「SUMIKAWA BREWERY(澄川ビール)」を選びました。単品か3種類や4種類の飲み比べセットがありお得感もありました。 4種類の中から選んだ3種類は下記の通りです。① 左は夏の一番人気「澄川セゾン・迷ったらコレ!」ABV5% IBU.21 セゾン酵母とホップで織りなす柑橘系の爽やかな香りとスッキリとした飲み心地。② 真ん中は「澄川IPA」ABV6.5% IBU.40 トロピカル系ホップ使用。定番ビール!③ 右が「澄川ブラック」 ABV4.5% IBU.26 東ドイツでポピュラーに飲まれている黒いラガービール。カラメルモルトを使用し、チョコレートのような少し甘い香りがする仕上げ。 ③は「黒ビールはちょっと苦手という方に是非」とあり、個人的には「黒」はちょっと苦手なので試してみました。3種とも甲乙つけ難い美味しさでおつまみに選んだ「布袋ざんぎ」や「パエリア」ともしっかりマリアージュでした。9時には閉店になるので「蛍の光」が流れ、もう少しいたいなぁという気持ちのまま帰宅の途につきました。
2025.07.25
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ブルゴーニュのムルソー村で最高峰の白ワイン「ムルソー」を造るコント・ラフォン家の一族がラングドック・ルーション地区で造る白ワインを「エノテカ」で見つけ1本購入しました。今月の「シャルドネの飲み比べ」の際に気になっていたこのワインについてスタッフに聞いてみると、前当主のドミニク・ラフォン氏(2021年に引退、現在は娘と甥が当主)の弟「ブルーノ・ラフォン」が手掛ける「MAGELLAN」で造っているとのことでした。葡萄品種はGrenache(グルナッシュ)とRoussannne(ルーサンヌ)のミックスでアルコール度数の13%は白ではちょっと高めです。価格が千円台とお値打ち感があります。 コント・ラフォン家というと2006年ブルゴーニュのボーヌ村を訪れた際に小さなレストラン「Caves Madelieine」でドミニク・ラフォン氏と彼の友人3人のランチの仲間入りをさせて貰った事が昨日の事のように思い出されます。このレストランではコント・ラフォン家の「ムルソー」がワインリストに入っていたので常連客だったのだと思います。いつかまたあのレストランでと未だに「夢」の1つになっています。 「MAGELLAN」の感想をネットで見てみると白ながらそんなにキンキンに冷やさなくてもという事でした。多分「Roussannne(ルーサンヌ)の特徴である風味の豊かさと複雑さの賜物かなと想像します。美味しければまた1本買えば良いのですが、特別な思いがあるコント・ラフォン家繋がりのワインなので特別な日に開けたいと思う1本です。
2025.07.24
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2025年7月21日 2024年7月20日 昨年より1日遅れで今年も種から育てた「クレオメ」が昨日鮮やかなピンク色で開花しました。昨年はひょろりと1本伸びた茎から咲いた僅かな花だけでしたが、今年は茎の丈もほぼ均一でたくさんの蕾が開花を迎えそうで、鉢一杯にピンク色が溢れる事を期待しています。そしてクレオメは開花期間が長く、昨年は秋の終わりの11月も咲き続けてくれたので長く目を楽しませてくれそうです。 改めて調べるとクレオメの英語名は「Spider Flower(スパイダー・フラワー」で「蜘蛛」はクレオメの長い花柱が外に突き出た独特の花形が蜘蛛の足を思わせるからだそうです。蜘蛛というとちょっと気味悪いと思いますが、実際の花が美しい事から花言葉は「思ったほど悪くない」「あなたの容姿に酔う」や小さい花が集まって咲く様子から「小さな愛」等があるようです。 もう一つの花言葉は夕方から咲き始めて翌日の昼頃に萎む一日花である事から「秘密のひととき」で、特別な人への愛情や美しさを伝える贈り物としても適しているとあります。8月8日、18日、10月5日の誕生花だそうで、この日が誕生日の家族や友達がいたらその日に撮った「クレオメ」の写真を送ってあげたいなぁと(^^♪ 因みに日本名「クレオメ」の由来はギリシャ語の「Kleos(栄光)」と「Me(私)」を組み合わせた物とされているそうです。という事はもう一つの花言葉として「私に栄光(幸)あれ」という事でしょうか?観葉植物の「緑色一色」にも癒されますが、花の持つ色合いがこんなに「幸」をもたらしてくれるのを実感しています。
2025.07.22
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「きのとや」のいちごショートケーキ・手前の2個が我が家のイチゴ。 鉢で育てている「エゾヘビイチゴ」は小粒ながらも途切れずに実を付けてくれています。今回はずっと試したかった「きのとや」のいちごショートケーキVS我が家のイチゴの甘さです。前回の「Patisserie Freres(パティスリー・フレール」の時と同じように「きのとや」のいちごも酸っぱさがあり我が家のは酸っぱさはほとんど無く果物本来のコクのような物を感じます。ケーキといちごの好相性を考えると甘いクリームを使ったケーキには酸味のあるいちごの方がいいのかもしれません。 数種類あったいちごのショートケーキから580円/個を選んだのは「さっぽろ neo いちごショートケーキ Sapporo Sweets Competition 2025 Supported by 天下糖一プロジェクト」と高級感があるケーキピックが置かれていたからで果たしてこれはどんなコンペティションと調べると、今年1月に開催された道産の糖、乳製品、いちごを使った「neo(新しい)いちごのショートケーキ」のコンペだったらしく、残念ながら今回購入のケーキは入賞を逃していますが、私には味わいは正に「天下一品」でした。 六花亭の「土用餅」130円/個 午前中で売り切れのマルセイバターサンド(生ブルーベリー) ところで先週の土曜は「土用の丑の日」で国内産でなく小ぶりでもと大丸デパートでうなぎのかば焼きを購入し、その後今話題になっている「マルセイバターサンド(生ブルーベリー)」を買おうと「六花亭」に立ち寄ると「午前中で完売」のお知らせがありました。がっかりしながら他の商品を見ていると「土用餅」なるものが販売されていて驚きました。柔らかいお餅をこしあんで包んだ一品でうなぎのかば焼きの後にデザートで頂き北海道の暑い夏を乗り切れるようにと「願掛け」しました(^^♪来年の「土用の牛」はうなぎやお餅だけでなく他の「土用商品」も探してみるつもりです。【追記】2025年8月14日 今月初めにエスコンでの野球観戦のため午前中にJR札幌駅へ向かう途中「大丸デパート」に立ち寄って六花亭の「生ブルーベリーのバターサンド」を遂に購入しました!パッケージはシンプルですが開けて2つに割ると大粒のブルーベリーが出て来てその味わいも新鮮そのものでした。お目当てのスイーツが食べられると何だか凄い達成感があります(^^♪
2025.07.21
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先日、16年振りの復活コンサートを開催しているイギリスのロックバンド「OASIS 」と1995年にリリースされたアルバム「(What’s the story) Morning Gloary?」の事を日記に書きました。当時、特にOASISのファンではなかったのにこのアルバムを買った理由は多分「オアシス」の本来の意味「砂漠の中の緑地・安らぎの場所」を彼らの楽曲から感じられる事を期待したのではと思います。 このアルバムの中で世界的な大ヒットとなった「Don’t look back in anger」は一番好きな曲で、今年の復活コンサートのニュースの後にも依然として歌詞の意味をあまり考えずに聞いていましたが、たまたま今月17日スタートのテレビ朝日・木曜ドラマ「幸せな結婚」のエンディングテーマとして使われていると知って見逃し配信で1回目を見てみました。 朝ドラ「アンパン」でも唯一無二の存在感を放つ「阿部サダヲ」さんと絶妙な無表情顔を見せる「松たか子」さんや脇を固める俳優陣の演技に魅せられますが、やはりドラマの魅力は大河「光る君へ」でも大河ファンをうならせた実力派脚本家の「大石静」さんの手腕かなと思います。 初回から電撃結婚で妻となった松たか子さん演じる「ネルラ」は「過去に恋人を殺害したかもしれない」という疑惑が明かされます。そして伏線のようにネルラの名前の由来が亡くなった母が愛した「宮沢賢治」の「銀河鉄道の夜」に登場する主人公の友達「カンパネルラ(モデルは宮沢賢治の妹で人の幸せを最優先する人物だそうです)」とネルラの父から伝えられます。 エンディングテーマの「Don’t look back in anger」は「歌詞にはほとんど意味がない」と作詞・作曲を手掛けたノエル・ギャラガー自身のコメントもありますが、深読みすれば「幸せな結婚とは・・」を示唆する言葉も見え隠れしている気がします。そのまま訳せば「怒りを持って過去を振り返らないで」ですが、ネットでは「思い出は悲しみのない場所に」とか「やりきれない気持ちで過去を振り返るのはもうやめよう」という名訳もあります。そしてドラマの行く末を示唆するような歌詞のいくつか・・。「Slip inside the eye of your mind(心の瞳を覗けば)」「Don't you know you might find A better place to play((より良い場所があるって事を知ってるよね)」「You said that you'd never been(そんな場所にいた事はないってお前は言うけど)」「But all the things that you've seen(お前が見てきた全てはやがて)」「Slowly fade away(ゆっくり壊れていくものなのさ)」「And so Sally can wait(あぁ、だからサリーは待ってくれるんだ)」「She knows it's too late(一緒に歩くには」「As she's walking on by(遅すぎるって知っているのに)」「My soul slides away((俺の魂も遠くへ行ってしまう)」「But don't look back in anger(けれど、やりきれない気持ちで過去を振り返るのはもうやめよう)」「I heard you say((お前が言うように)」
2025.07.20
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今朝、イギリスは次期総選挙で選挙権年齢を16歳に引き下げへの実現を目指すというニュースがありました。世界的には少ないですがオーストリアやアルゼンチン、そしてスコットランド地方やウェールズ地方では16歳から選挙権があるようです。考えてみると15歳で義務教育を終え就業が可能な16歳は妥当なようも気もします。日本で選挙権年齢が18歳に引き下げられたのは2016年で9年前になります。選挙のたびに10代、20代の若者層の投票率の低さが話題になりますが、昨年の衆議院選挙で投票率が一番低かったのは20代の34.62&で次いで10代の39.43%です。そして先日NHKの番組である候補が「国民の約半分の5千万人が投票しない国、日本」と言っていて投票率50%というより5千万人が投票しないという方が遥かにインパクトがあると思いました(18歳未満の人口は13,66万人(2025年4月1日時点) 個人的には若者層が政治や選挙について関心がないというよりは「政治について考えたり話したりする場が限られているから」と考えます。実際に支持率を上げている国民民主党や参政党はSNSを使って若者層の支持を増やしているとニュースでもよく目にします。そして家庭ではその機会が限られるとしたらやはり学校などの教育機関の存在は大きいと思います。過去に起こった歴史上の出来事を学ぶ事はより良い未来を作るためには必要かもしれませんが、あまりに細かい出来事や年代を暗記する事に固執する変わらない学習要項より、もっと具体性のある「各自が将来に夢を持てる未来を作り上げるための政治、政策、世界の国々との関わり方」を想像し、考え、話し合う時間がもっとあれば少なくても投票率も上がるのではと考えてしまいます。 明後日に迫った「参院選」は個人的には未だどの政党にどの候補者に投票するのか決めかねている状況で、テレビで各党の公約を何度も見たり、ネットの記事を検索したり、自宅に配られた「選挙公報」を去年よりはしっかり見ています。でも、ふと思うのは今回の選挙について誰とも真剣な話し合いをしていないという事で、友人と会っても話題は趣味の話が多く年代に関係なく政治や選挙についてもっと自由に話し合える環境作りは大切だと感じます。 余談ですが、各政党の支持率推移を見て気になって参政党の公約を読み返しました。公約の中の1つ「Go To トラベルで医療費削減・健康で医療費削減に協力した高齢者には国内旅行券を配布し外国人に依存しない観光業に再構築する」は私には納得できる内容です。在星暦20年でシンガポールでは通院、手術などの回数により保険料の還付があります。健康に留意した生活を送る・送らないに関わらずほぼ一律に課せられる保険料に疑問を持っていました。一見、平等に見えて実はあまり平等ではない国・日本。明後日の選挙でなにがしかの「風穴を開ける」事が出来るのか期待したいところです。
2025.07.18
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先月、山形県と宮城県へ旅行に行った友人からワイン好きには嬉しいご当地グルメのお土産「三陸産 燻製海鞘(ほや)のオリーブオイル漬け」「宮城県産 燻製かき」「三陸産 わかめ」を頂きました。 海鞘は名前は知っていても果たして正体は何なのか、そして最後に食べたのがいつなのか、少なくてもシンガポール在住の20年間は食べていません。調べてみると海鞘は海産動物の総称で名前の由来はランプシェードに当たる「火屋」に形が似ているからだそうです。友人からは「海鞘って匂いがきついけれども、お店の人の話によるとこのオリーブオイル漬けは匂いがあまりなく兎に角美味しいから是非ワインのアテに!」との事でした。パッケージの裏には海鞘の表面に凹凸があるため海のパイナップルとも呼ばれる海鞘独特の甘みと旨みを燻製の香りと共にお楽しみください」とあります。そして缶を開けて一口食べてみると正にその言葉通りでした。牡蠣は大好物で本帰国後「厚岸産」「サロマ産」「三陸産」が順番のように途切れずに近所のお魚屋さんにあるのが何よりですが、この燻製の旨みの凝縮感には感服でワインも随分すすみました。 そして実はこれが「逸品」と思ったのがわかめです。「10分間水に浸して塩抜きしてから食べて下さいね」という友人からのアドバイス通りにまずそのままで食べてみましたが、スーパーで買うわかめの鮮度とはけた違いです。いろいろアレンジして結局はオリーブオイルと塩をかけてナッツと一緒にというのがワインにぴったり合う気がします。このわかめも明日には完食という感じで、日本の美食「海の幸」に改めて感謝の日々です。
2025.07.17
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昨日はワインショップ「エノテカ」で出会ったCさん、Oさんと2回目の「お家ワイン会」でした。Cさん宅は札幌の中心地にあり私には「これぞタワマン」という感じで気分も盛り上がりました。 まずはスペインの「CAVA ロゼ」で乾杯し、メインの「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」へと続きました。各自おつまみを持参という事で、私はモンタルチーノに合わせて同じイタリアトスカーナ州で造る羊乳のハードチーズ「ペコリーノ・ロマーノ」を持参しました。札幌ではヨーロッパ産のチーズを購入するのは結構難しいのですが運良く「JUPITER」で購入出来ました。それと今、話題になっているらしい料理研究家「りゅうじ」のうすしお味ポテトチップスを友人から頂いたので持参し、チーズグラインダーでチップスにかけて貰いましたがチーズの塩味で絶妙なおつまみとなりました。 メインのワインには同じチーズをスライスしトマトとバジルを置きました。「JUPITER」のメモに「加熱すると更なる旨みが引き出されます」とありましたが、レンチンの後はすぐ硬くなってしまって、これは失敗でした💦 このワイン会は「1人ではちょっと高くて手が出ないワインを3人で」という目的で、今回のモンタルチーノは本来は1万円台のワインですが、Cさんがワインくじで半額で購入という事で、これ以外にナパの白1本を加えて参加費4千円となりました。そして前回同様、話に花が咲き過ぎて予定の時間もちょっと超え充実のワイン会となりました。
2025.07.16
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7月14日 強風の後ベランダに移して今朝は他の植物と一緒に。 9年振りの「北海道に台風上陸」の前日の影響なの昨日の札幌は時折強い風が吹いて、我が家の茄子の鉢が横倒しになってしまいました。数日前に紫色の花が咲いてネットで調べて茄子の花が下に向いて咲く事を知ったほどの家庭菜園初心者です。たまたま横倒しになったので花の様子を観察すると鮮やかな黄色の実が中にあり驚きました。今朝は花の数が3つになっていて立派な茄子に成長してくれる事を願うのみです。 トマトの黄色い花も少しずつ増えて、気になっているのは1週間前ぐらいに発見した青いトマトの実です。色の変化はその後なく、調べてみると日照時間が短かったり栄養が足りなかったりすると赤くならない場合もあるようなので、今後は注意して鉢の土を増やしたり追肥をしてみようと思っています。三井アウトレットパークで苗を買った時には茎は頼りないぐらい柔らかい感じでしたが、今はしっかりと丈夫なな茎に育っています🍅 最後はつるなしインゲンで葉は徐々に大きくなっていますが、茎の部分が未だ弱弱しく一番心配な状態です。これも調べると小さい白い花が咲くようなので期待して待ちます。 最近は朝の水やりも楽しくなってきて、野菜や植物を育てる事の楽しさを更に実感しています。
2025.07.15
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昨日の「エノテカ」のイベントは「9種類のシャルドネのブラインドテイスティング」でした。事前にフランスが3種類、イタリア、スペイン、アメリカ、チリ、アルゼンチン、オーストラリアが1種類ずつと情報があり、参加者から更にワインの詳細がエノテカのホームぺージで見られるとテイスティングの直前に教えて貰い目玉が「モンラッシェ」と知りテンションが上がりました。 3つの時間帯での開催だったので、5時半から1時間の最後の回は6人の参加でカウンター席での着席でした。前もって9個のグラスにワインが注がれていて、グラスの下の白い紙ナプキンには番号が打たれていてグラスを戻す時にその番号に必ず置いて下さいと注意事項がありました。そして最後に①~⑨まで自分が好きなワインに順位を付けてスタッフに渡すという流れです。 下記が事前に送られてきたリストです(価格は全て税込み/番号はグラスの下の番号とは関係がありません)1.【フランス】2022年 7,000円台 2.【フランス】2022年 7,000円台3.【フランス】2021年 10,000円台 4.【イタリア】2021年 10,000円台5.【スペイン】2023年 4,000円台 6.【アメリカ】2023年 6,000台 7.【チリ】2022年 5,000円台 8.【アルゼンチン】2021年 7,000円台 9.【オーストラリア】2023年 6,000円台シャルドネ9種類のワインリスト 兎に角、黄金色の色合いと樽香から「モンラッシェ」を当てる事が出来るのか・・9個のグラスを順番に飲んでいきましたが、やはり酸味、果実味、アルコール度数の違いを感じる事は出来ても特定するのは至難の業です。悩んだ挙句④のグラスを選びましたがテイスティングの後で配られたリストからこのワインはイタリア・ウンブリア州の「チェルヴァロ・デラ・サラ 2021」でした。(下記がワインの詳細です) 「使用されるブドウは太鼓の昔は海だったという、化石などの堆積物と粘土質の多い土壌で栽培された最も出来の良いブドウのみ。全て手摘みで収穫され、ブドウは低温でスキンコンタクトを行いながら抽出され、100%フレンチオークの新樽で発酵させた後、6か月間樽で熟成させます(税込み価格10,450円)」 因みに参加者全員が一番美味しいと思ったワインは④でした。そして気になるモンラッシェは⑧のグラスで「ピュリニー・モンラッシェ・生産者はオリヴィエ・ルフレーヴ 2021 税込み価格15,400円)でした。 余談ですが9種類の中で国名を当てる事が出来たのは⑦のスペインだけでした。それもかなりの当てずっぽうで💦外す事も楽しいって思うのがワイン・ラバーズの境地かなと💦💦とても充実の1時間でした。
2025.07.14
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一昨日のNHK「チコちゃんに𠮟られる」の第一問は「動物園は何故作られた?」で答えは「権力を見せつけるため」でした。そして現在の形に近い「世界初の動物園」が1789年に起きたフランス革命の影響よって誕生した事を知りました。元々、動物の飼育や展示は古くは紀元前2千~3千年頃の古代アッシリアや古代エジプトで王侯、貴族が自らの権力を庶民に見せつけるために始めたそうです。征服した国の動物を持ち帰り権力の象徴として庶民に見せるパレードや動物たちのエサや飼育代には莫大な資金が必要なため、それは王侯、貴族の特権でした。 ベルサイユ宮殿の動物園には鑑賞するための通路(赤色)も造られていました。 フランスでも17世紀のブルボン王朝第3代のルイ14世の時「ベルサイユ宮殿」の敷地内に植物園に隣接する形で動物園を作りました。その後フランス革命によってベルサイユ宮殿は市民に開放され動物園は現在もパリ5区にある植物園「ジャルダン・デ・プラント」の敷地内に移されたそうです。調べてみると現在も植物園&動物園として観光スポットになっているようです。フランスと動物園というのが何とも意外な感じですが、当時戦いにあけくれていたヨーロッパの事を考えると各国の宮殿にこのような動物園が存在していたのかと想像します。 動物園と言えば個人的には20年間住んでいたシンガポールの4つの動物園(シンガポール動物園、ナイトサファリ、リバーサファリ、バードパーク)はマレーシアとの国境に近いマンダイ地区の同じ敷地内にあり移動が楽な事と動物の見せ方(ほぼ檻が無い)ではかなり優れていると思っています。シンガポール観光に興味を持ってくれる人には一押しの観光スポットとして動物園をお勧めしますが、大体「シンガポールと動物園?」と驚かれます。私がフランスと動物園と聞いて「えっ?」と思うのとほぼ同じかもしれません。今日「世界一美しい動物園」をネット検索してみるとシンガポールがヒットするのにはかなり驚きましたが「百聞は一見にしかず」です。
2025.07.13
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1783年のマリー・アントワネット 7月14日は1789年に起きたフランス革命から236回目の「フランス建国記念日/パリ祭」でフランス革命と言えば真っ先に思い出すのはやはり王妃「マリー・アントワネット」です。「民衆が食べるパンが無いと嘆いています」との陳情に「パンが無いならケーキを食べれば?」と答えた王妃も革命軍に捕らえられ夫の国王ルイ16世の処刑から9ヵ月後の1793年10月の処刑前日には美しいブロンドの髪が一晩で真っ白になっていたと遠藤周作著「マリー・アントワネット」で読んだのがずっと記憶に残っています。そして政治よりも機械いじりが好きだったルイ16世が刑の痛みを軽減するために考えたギロチンで自らと妻が犠牲者になったという事にも運命の皮肉を感じます。 フランス革命が起こった当時は財政がひっ迫し王政に不満を持つ「ブルジョワジー(中産階級/有産階級)が革命の主体となり「バスチーユ牢獄襲撃」に端を発して王の処刑の前年の1792年には約200年続いたブルボン王朝は実質的に終わりを告げます(中断の後1814-1830存続) フランス革命については小説や学校の歴史で習った細切れのような知識しかないですが、一昨年に読んだ「的場昭弘」著「20歳の自分に教えたい 資本論」の終章「資本主義のその先」の中で「フランス革命が隠蔽していたもの」というタイトルで革命時には5つあったスローガン「自由・平等・博愛・私的所有・安全」の5つのうちの「私的所有」と「安全」が革命を遂行するためには目立たなくした方が得策であると考え外されたというフランスの社会主義者「プルードン」の説を紹介しています。実は革命の主導者ブルジョアジーにとって一番大切な理念は私的所有とそれを守るための安全であったが、それを上手に自由や博愛に盛り込んでいったというのには納得がいきます。 そして革命の成功により私的所有を国が認めた事が「資本主義の始まり」にも頷けます。フランス人権宣言はアメリカのイギリスからの独立戦争(1776-1783)中に出された「アメリカ人権(独立)宣言」の内容をある程度引き継いでいるようで資本主義発展の歴史の流れが分かる気がします。 一作年、アメリカで起きた銀行破綻の際は資本主義の未来を危惧するアメリカの若者達の間にもマルクスの「資本論」の再ブームがありました。私自身は資本論に関する本というのは久し振りに読みましたが、人類にとって未来のより良い社会というのがどんな社会なのか考えるヒントになる一冊でした。
2025.07.11
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シンガポール在住時にサプライズプレゼントで日本から本を送ってくれた友人が北海道観光に来てくれて今月3日に5年振りの再会となりました。手土産の1つに頂いたのが寺地はるな著「今日のハチミツ、明日の私」とベトナム産コーヒー蜜でした。 何より嬉しいのは私にとって初めての著者名の作品を選んでくれる事で、ネットで調べるとポプラ社小説新人賞、咲くやこの花賞、可合隼雄物語賞などを受賞している作家さんでした。帯に書かれた「人はきっと、ひと匙のハチミツと誠実な気持ちがあれば、歩いていける。」を実感し、読後に無性にハチミツが食べたくなったという友人は私も多分同じ気持ちになるのではとこれも私には初めてのベトナム産のハチミツを本に添えてくれました。しおりには「コーヒー大国ベトナムでとれたコーヒー蜜。白く可憐なコーヒーの花は、開花時期が短くとても希少なはちみつです」と書かれていて、コーヒーに入れても美味しいとあるので最後のページの後で試してみるつもりです。 私はイカ墨のパエリアの方が好みですが・・。 ところで本を読み終わってその本に登場した食べ物が無性に食べたくなるという経験は少なからずありますが、すぐ思い出すのは原田マハ著「暗幕のゲルニカ」に何度も登場するスペインオムレツ「トルティージャ」です。運良く友人がシンガポールのスペイン料理店「Binomio」でその一品がメニューにあると情報をくれてチャイナタウンにほど近いちょっとお洒落なお店で最初に食べた時の感動が今でも忘れられません。在星中は何度か通い(コロナ禍の時はお持ち帰りで)昨年11月にシンガポールに里帰りした際も友人達とトルティージャやイカ墨のパエリア等に舌鼓を打ちました。 それが何と先月友人から「Binomioはラッフルズホテル内に移転しました」と写真付きで驚きのメールが届きました。個人的には未だに「あのラッフルズホテルに・・」という感じです。「暗幕のゲルニカ」と「トルティージャ」のマリアージュをまたいつか味わいたいものです(「今日の~」と「コーヒー蜜」のマリアージュにも期待して)🍯
2025.07.09
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謎多き浮世絵師と言われる「喜多川歌麿(1753?~1806)」を演じる「染谷将太」さんの演技が光っています。2020年の大河「麒麟がくる」では丸顔ながら細面の織田信長を演じその演技力は歴代の信長を演じた俳優さん達を圧倒する迫力と説得力があり、個人的には注目している俳優さんです。 6日放送の第26回「三人の女」で蔦重とていが初めて一夜を共にした際に「よかったな……蔦重、よかった」とつぶやき枕を涙で濡らしたシーンはそれまでの人生のほとんど全てが蔦重であった歌麿の思いや生まれ変わるとしたら女が良いというセリフが交錯し胸に迫るものがありました。「寛政の3美人」 そして歌麿で思い出す一枚は「寛政の3美人」です。製作年は1793年なので歌麿が40歳頃の作品です。蔦重が亡くなる6年前の1971年辺りから歌麿を大々的にプロモーションし、その代表作としてウイキペディアにも掲載されています。この浮世絵の詳細は数年前のNHK「浮世絵EDO-LIFE」で知りました。下記が解説の内容です。『中央に描かれているのが吉原の芸者「富本豊雛」右が「難波屋おきた」左が「高島屋おひさ」です。吉原の芸者は今でいうアイドルなのでその右と左に素人の女性が並んで描かれていること自体が凄い ことです。素人と言っても2人は当時「水茶屋」と言われる「素人の売春」を行っていたところの娘さんで、芸者と違って庶民が会いに行きたいと思えば会いに行けました』 『芸者の「富本豊雛」はぱっちりした目、筋の通った鼻など理想的な顔立ちで、「難波屋おきた」は鷲鼻や切れ上がった目からクールな女性に、一方で彼女達と比べて「高嶋屋おひさ」は小動物のような黒目がちの目、豊かな眉、丸みを帯びた鼻の形、おちょぼ口とキュートな女性に描かれています』 『規制が厳しくなり(寛政の改革)女性の名前を絵の中に書けなくなっても着物やうちわ、かんざしに家紋を描き誰なのか分かるようにしていました。因みに「三つ柏」は「高島屋おひさ」、「桐」は「難波屋おきた」です』 その後の歌麿と蔦重は幕府への対応で思いが分かれ、蔦重は「写楽」へと移って行きますがその苦悩の姿を染谷将太さんがどのように演じてくれるのかも興味津々です。「Takashima Ohisa Applying Lipstick(紅をさす髙島屋おひさ)」 余談ですが「高島屋おひさ」を初めて知ったのは2016年で「シンガポール国立博物館」で展示されたインカ帝国などの「世界の秘蔵品展」で1枚だけ日本の浮世絵がありました。絵の下にある説明板を拡大してよく見ると「Katsukawa Shuncho」とあり検索して江戸時代に役者絵を描いていた絵師「勝川春潮」である事が分かりました。ネットの説明では生没不詳とありますが、この絵の下の説明では1770-1790年?と記載があり歌麿が「寛政の3美人」を描いた時には既に亡くなっています。それにしても「高島屋おひさ」ってとんでもない美人だったのかなぁ・・と推察します★★★
2025.07.08
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先月エスコンF内で醸造しているクラフトビール「そらとしば」の350ml缶を6月24日から期間限定でスーパー等で販売するとネットの記事があったのでまずはコープさっぽろへ行ってみると既に完売でした。スーパーのスタッフに聞いたところ「1回目の入荷はすぐに完売になって次回の入荷日も分からない状態です」とのことでした。諦めきれずに他の2つのスーパーにも行ってみましたが、同じ状況でした。アルコール度7% 長野県軽井沢(ヤッホーブルーイング) 取り合えず何か面白いビールはないかと探すと「インドの青鬼」が目に留まりました。缶にある説明を読むと「アルコール度が高く、ホップをふんだんに使ったインディア・ペールエールは、18世紀の英国で、長く過酷なインドへの航海のために劣化しにくいビールとして造られました」とあります。勿論当時はビールを冷やすという技術はなかったので、イギリスでは今も常温の温度でビールを飲む習慣が続いているのかなぁと思ったりします。グラスに注がれた琥珀色の味わいは正に驚愕の苦みと深いコクでした。 昨日は「日ハム対楽天」のお家観戦で、実はこのビールを開けるまで日ハムは0-4で負けていたのですが、ほぼ開けると同時にレイエスの逆転満塁ホームランで6-4となりました\(^o^)/日ハムのユニホームの色もあってレイエスが「青鬼」のように見えてこれも驚きでした(ゴリラパワー🍌ではなく青鬼パワー👹)そしてビール効果は9回まで続き日ハムは首位キープの勝利となりました(目出度し・目出度し) ところで「そらとしば Play Ball!Ale」は果たして2回目の入荷があるのかに注目です。因みにアルコール度は4.5%で、この缶を飲みながらのお家観戦で爽やかな日ハムの勝利を見てみたいものです。
2025.07.07
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イチゴのショートケーキの横に我が家のエゾヘビイチゴ2個 7月1日に赤く色付いて。 Yahooフリマで4月に購入した「エゾヘビイチゴの苗」から5月に1度小さな実が生った後、大きな鉢に移し替え外に出しておいたところいくつか実をつけ初め、そのうちの2つが赤く色付いたのでイチゴのショートケーキに添えて写真が撮りたいと思い「ココノススキノ」のスイーツショップ「Patisserie Freres(パティスリー・フレール」に行って来ました。このお店は白老牛専門店「焼肉徳寿」のスイーツブランドで自社畑でいちごも栽培しています。 いちごのショートケーキながらタルトのような愛らしい形状で真ん中にスライスした2個と丸ごと1個が乗っています。お皿に乗せ横に我が家のイチゴを並べましたが大きさ的にはそんなに見劣りはしません(エゾヘビイチゴの平均の大きさは直径1㎝)実は5月に1つだけ実ったイチゴが思いのほか甘く、市販のショートケーキのイチゴとどれくらい甘さの差があるのかを知りたかったというのが本音です。先に「パティスリー~」のを一口。ちょっと酸っぱさがあります。そして我が家のを一口。甘みでいうと我が家のに軍配です(^^♪でも何故か若干の水っぽさも・・・。イチゴのショートは文句無しの美味しさで締めの白ワインともしっかりマリアージュでした。 パティスリー・フレール 550円 きのとや 460円 ところで先日東京から北海道観光に訪れてくれた友人の見送りに新千歳空港へ行ったところ、北海道を代表するスイーツ店「きのとや」に他店を圧倒する長い行列がありました。観光客のお目当てはケーキではなくソフトクリームだったようで、流石にその行列を見て並ぶ気にはなれませんでした。次回のいちごの収穫時にはきのとやのいちごショートとの対決です🍓
2025.07.06
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イギリスのバークレーズ銀行のATM(ネットの画像) 昨日放送のNHK「チコちゃんに𠮟られる」の「ATMの暗証番号は何故4桁?」のコーナーで、やっと「シンガポールの暗証番号は6桁」の謎が解けました。そしてATMの発祥がイギリスのバークレーズ銀行である事も初めて知りました。 1967年にイギリスで初登場した「ATM」は発明家ジョン・シェパードバロンさんがチョコレートの自動販売機にヒントを得て考えたお金の自動販売機でした。1960年代に始まった銀行の週休2日制も引き金となり最初にバークレーズ銀行で採用され、当時は銀行が発行した小切手(微量の放射性物質が含まれATM専用の小切手であると確認)をATMのトレイに置けば現金が出て来たようです。その後安全性のため暗証番号を打ち込む機械に変えるためジョンさんが考えた暗証番号は第二次世界大戦中に国から個人に与えられた6桁の認識番号でした。現在のように自分で暗証番号が決められないため覚えずらくジョンさんの奥さんが「私は4桁までしか覚えれらないのよ!!」と怒った事から4桁に変更になったという意外な顛末です。 1970年に日本にもATMが導入され当初は暗証番号が6桁だったというのも驚きですが、現在は世界中で4桁が主流で(1万通りの配列が存在)5桁はイタリア、6桁が中国やインドネシアとテロップが流れました。シンガポールの6桁がイギリスの植民地だった名残りか中国の影響かは分かりませんが、少なくとも6桁がメジャーではない事は分かりました。 2003年に渡星しシンガポールの銀行口座を開設した時暗証番号が6桁である事に特に疑問を持たなかったのは国が違えば制度も違うくらいにしか考えていなかったからだと思います。 そして一昨年本帰国し、シンガポールのカードを現在も使用しているうちに気になり出したのが暗証番号の「桁数」でした。今年4月からVISAやMASTERのクレジットカード(デビットカードも)で上限を超える買い物(日本円で1万5千円以上)の場合はサインは廃止になって暗証番号となりました。一度上限を超える買い物をした際店員さんから「このカードはサインで登録されています」と言われ「どういう事なのだろう??」と思っていましたが、「チコちゃん~」を見て6桁が世界的にマイナーである事を知り納得した次第です。 改めてATMの歴史は未だ58年足らずなんだぁと思い、それにしても日本のように時間外の手数料を取る国というのはどのくらいの比率なのか知りたいところです。シンガポールは時間外手数料がないだけでなく24時間稼働しているATMがいたる所に設置されています。驚くのはカジノにあるATMの数でまるで「たくさんギャンブルにも使ってねぇ~💰」と言わんばかりです。日本で「消費が落ち込んでいる」というニュースを聞くたびに手数料を取らずに利便性のあるATMの設置について考えてしまいます。
2025.07.05
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昨日のヴィノスやまざきでの定例ワイン・セミナーのテーマは「ロゼ祭り」でスペインのカタルーニャ地方で造るロゼスパークリング「CAVA」でスタートしました。テイスティングの合間にロゼワインの4種類の造り方についても丁寧な説明がありました。①セニエ法・黒葡萄で赤ワインと同じ醸造法(タンクに入れる→発酵→浸漬→果汁抜き取→果汁のみ発酵)②直接圧搾法・黒葡萄で白ワインと同じ醸造法(圧搾→果汁のみ発酵)③混醸法・黒葡萄と白葡萄を混ぜてタンクに入れる→発酵→浸漬→果汁抜き取→果汁のみ発酵④ブレンド法・赤ワインと白ワインを混ぜる(シャンパーニ地方だけで許可されている) ①は色が濃いのが特徴で、それに対して南仏のロゼに多い②は色が若干薄く酸味が際立ちすっきり感が多いそうです。ヴィノス山崎では②の取り扱いがなくテイスティングは①のセニエ法の6種類でした。実は③の混醸法のロゼは世界中で結構造られているそうで、私には新しい情報でした。 VINO LEONI ROSANTA セミナー終了後に常連の参加者の方から「これから二次会でワインバーへ行くので一緒にどうですか?」とお誘いがありました。連れて行ってくれたのは「Poco Tannico」というイタリアワイン専門のバーで私は何となくセミナーの流れでグラスでロゼを注文しました。ソムリエの資格を持つオーナー兼シェフの三浦さんから「イタリア北部エミリア・ロマーニャ州のサンジョベーゼ主体のロゼで、その州にイタリアで一番小さい火山がある事からこのラベルのデザインになっているんですよ」と説明がありました。パスタはイタリアの代表的な羊乳のチーズ「ペコリーノ・ロマーノ」を絡めた一品でこれは絶妙な味わいでした。 テイスティングの1本が最後の1本でした。 今回お買い上げの「バルバス ロゼ」 ところでヴィノスやまざきで最後に登場したナパの「R ロゼ ラザフォード2018」は樽熟成で葡萄品種は非公開という謎多きロゼですが、個人的には一番美味しいと思いました。売値が3500円とリーズナブルのためか在庫はゼロの状態だそうで、結局葡萄品種に興味を惹かれスペインのテンプラニーリョ100%で造るロゼを今回は購入しました。どんな料理に合わせて飲むのか、これもとても楽しみです。
2025.07.04
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2025年7月1日 2025年6月29日 我が家にやって来て1年4ヶ月ほどの「麗蛇丸(れいだまる)」は昨年7月と8月に一輪開花しましたが、今年は先月から2つの花芽が同じぐらいの大きさで順調に成長し、先週の日曜に一輪、そして昨日は人生初の2輪同時の開花となりました。ネットで調べてみてると2つ同時に開花する事はそれほど珍しくなく、適切な環境下で生育すれば一年の間に複数回開花する事があるそうなので今年何回2輪揃って開花してくれるか楽しみです。 そしてサボテンが同時に2つの花を咲かせる理由として下記のようにありました。① 十分な日光(活発な光合成で花を咲かせるエネルギーを蓄える)② 適切な水やり(水を与え過ぎないこと)③ 適切な肥料(肥料の与え過ぎに注意。私はダイソーのスティックタイプの活力剤を使ってます)④ 適切な温度(暑くなって外に出して花芽がグンと伸びた感があります) 同じ時期に我が家にやって来た2つの「金のなる木」も順調に成長していますが、未だ「花」は見ていないので、これも検索してみると通常11月頃に開花があるようです。ネットの画像では淡い可憐なピンク色の花で我が家でも咲いて欲しいものだと・・・。 ところで我が家は前住人がどうも畑に除草剤を撒いていたらしく、去年は野菜が全滅となってしまい未だ花も野菜も地植え出来ず、鉢(プランター)で育てています。多分実がなっても小さな物ばかりと思うのですが、それでも茎や葉が少しずつ太く伸びていく様子を見るのはとても楽しい事です。 小さいイチゴが色付き始めました。デザートのトッピングに出来るほど実の数が増えると良いのですが・・。昨年は畑に撒いて大きくならずに枯れてしまった「つるなしいんげん」はやっと芽が出て葉も大きくなっています。北広島にある三井アウトレットパークで買った「トマト」と「なすび」の苗も鉢で順調に育っています。さてさて今年食卓に上がる事が出来るかどうか🍅🍆「生きる物」の成長を見ることで本当に元気を貰えています。
2025.07.02
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ワイン仲間のAさんが50本収納可のワインセラーを購入し、そのお披露目を兼ねて一昨日ワイン会を開いてくれました。まずはセラーを開けてもらうと整然とマックス50本のワインが国別に棚に並べられていて、なんと入り切れなかったワインはセラーの横の小型冷蔵庫の中にありました。 「この中からお好きなワインをいくらでもどうぞ!」と嬉しいお言葉で、Bさんと相談しながらまずはスペインのスパークリング「CAVA」でスタートし、2本目は私も特に好きなアルザスのリースリングへと続きました。Ratsiideli Qvevri(ルカツィテリ クヴェヴリ) 3本目はAさんお勧めの秘蔵の1本、ジョージアのオレンジワインでした。白葡萄で造るオレンジワインはジョージアが発祥で、一度本家本元を飲んでみたいと思っていたので私にはサプライズワインズでした。ラベルに書かれたルカツィテリは葡萄品種名でジョージア吾で「赤い茎」を意味し、芽吹きが遅く寒さに強いコーカサス地方を代表する葡萄品種だそうです。グヴェブリはジョージアでは8千年以上の歴史と伝統がある素焼きの壺で熟成、発酵させた伝統的醸造方法です。オレンジワインは英語でアンバー(Amber)ワインと言われますが、その言葉通りグラスに注がれたワインの色はウィスキーのような美しい「琥珀色」でした。 今回「食」は3人とも手作りではなく、関東圏では知名度の高い大型スーパー「ロピア」でワインに合うお惣菜を購入しました。サラダ、パエリア入りローストビーフ、コロッケ、そしてスイカ等など。Bさんが持参してくれたスイス産のセミハードチーズもすりおろしてサラダやローストビーフに・・。絶妙な味わいでした。 そして次回のワイン会は私が先日ランチで行った「Orizontte」で開催となりました。果たしてイタリアで3年修行したという店長さんとイタリアワイン大好きのAさんの熱いトークがそこで聞けるのかも今から楽しみです。
2025.07.01
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