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身長が伸びてきたのはいいのだけれど、側湾の苦しみが厳しくなってきた。脳性まひは体の筋肉の力かげんがバランスをとりにくいのだから、一度緊張モードになると、なかなか戻せない。私のお腹はすっかり右に曲がって、この頃は常に皮膚と皮膚がくっついてしまっている。これはじょくそうとは違うけれど、汗をかいても皮膚はいつもくっついているので、接着剤状態で固定されてしまう。入浴やリハビリでのばしたときに、皮膚がぴきっと割れるのだ。めちゃめちゃ痛い。アカギレと似ているそうだ。私はアカギレは未経験だが、ピキッ!いててっ!のタイミングがそっくりらしい。肺炎で呼吸器をつけたとき、緊張が危ないので薬で沈静をかけたことがある。一気にオシリがじょくそうになった。あれも痛かった。皮膚の痛みはじわじわ、じんじん、ものすごく痛い。筋肉のきしみの痛みとも違う。どっちにしろ、痛いのはいやだー。皮膚呼吸できるシールを貼ってもらった。それでも、キズの長さがだんだん長くなっているのが悩みだ。ウエストのくびれも、程度問題である。マジ、リラックスしたいよ~。ほんと、切実。
2007.10.31
センターで師匠と文字の練習をした。かなり久しぶりだ。間に書の活動はあったけど、ペン書き文字はたぶん春以来?やっぱり師匠ともおしゃべりがしたくなって、顔と舌サインでは足りなくなってきた。試しに50音の前半でもかけるかな?と目標をたてて始めた。なかなか緊張がなくて、腕の力かげんがいい感じの日だ。久しぶりの師匠の手からは、スタンバイオッケー・オーラが出ていましたよ!すぐ始められました。するするっといい感じである。あららー、とあっという間に50音だ。おまけにもう一回。集中して活動しているときは吸引もお呼びでない。痰の出る幕ナシである。息があって文字が進むときは、ほとんど疲れもない。師匠、やっぱり、ただものではないようである。たぶん、今まで、パンを丸めたり、足よくしてもらったり、書をやったり、という活動の中でお互いにアンテナ感度がよくなったのだろうなー、と思うのだ。こうなると、ほんと、いろんな人と書いてみたくなる。最後に2文字クイズを出した。大雨だったから「あめ」である。ちょっと難しいかな?と思ったけど、3回目に見事大正解だ。手ごたえバッチリ。これで、簡単な会話が通じるようになりそうだよねえ。超うれしい
2007.10.30
とっしーに誘われてたのしみにしていたよ、の、大学祭。ぱりっとほかほかに晴れて、すんごく気持のよい日になった。大学訪問は3回目。当たり前だけど、大学生がうじゃうじゃいた!みんな思い思いのかっこで、食べ物やさん、お店、サークル、ステージ、全部「だいがくせいー」の雰囲気満点であった。わたしは1年生と同じ年であはるけれど、もうすっかり学生気分はぬけてしまっているので、妙に新鮮な気持で、教室や廊下を歩いた。とっしーは大学ではうんと先輩の方だから、家でパソコンの練習をするときとは違って、背景が大学だと先輩オーラに包まれていましたね。お祭りを案内してもらって、すごく頼れました。書のせいかさんとは書道部の展示もみたし、写真部の面白かった。大好きな空とバラがあった。とっしーの先生の大魔王先生と、魔王先生(実はパソコン王子Kさまのこと)にも超久しぶりに会いまして、ますますうれしかったわけ。大魔王ゼミにさそわれて、ほんと、出席してみたくなた。一番のサプライズはアロマサークルでマッサージを体験したこと!サロン・デコぽんにてハンドマッサージをした。3種類のオイルから免疫アップをチョイス。わたしにピッタリのがあってよかった。すんごくまったりして、だんだん体がほかほかになった。つい顔もとろんとしてしまった。はー。ほんといい気持だったよ。つられて母も体験して感動していた。これをあとりえにいかさない手はない。帰ったら企画会議だ。高等部で進路を悩んでいたころ、健康な友達が進学できることや、障害が軽い友達が作業できることや、医療行為のない友達が通所施設を利用できることを考えて、みんなの自由をすごくうらやんだことがある。自分の意思で、自分のしたいことを勉強できるというのは、すごいことで、わたしなどには手に届かないところにあるように感じた。でも、大学祭を歩きながらひとりひとりが夢に向かうスピードや道のりは同じではなiいし、まあ、それだから違いのよさがあるかも、と思った。わたしみたいに障害が重いお客さんも一人だけだったけど、まあ、これもこれでいっか、と思った。なんか、すごーく、これでいっか、と思った1日だったよ。自分でも驚き。
2007.10.29
久しぶりに大粒の雨の中を外出した。すっかり冷たい雨になっていた。車椅子で駐車場まで移動する間、スロープを急いで走る。屋根がないからすっぽりタオルをかぶって行く。頼りは音のみ。スロープが下がると、草花が上がる。葉に落ちる雨音がだんだん上になる。ボツボツ!ということはかなりいっぱい降っている!車の窓は雲って外は見えない。紅葉が街におりてきている。窓全体がぼんやりオレンジ色だ。雨の中コスモスが咲いていた。(らしい。家族の実況によると) 大粒の雨に化粧がとれぬよう並んでゆれるコスモスの首 そういうわたしはふわりパーマで決めて、初めて化粧してセンターに向かう。悪いね。わたしだけ。
2007.10.28
久しぶりにどしゃぶりの雨だった。そんな日でも、父は飲み会をする。天気に関係ない楽しいことは、いつだって楽しいのだ。それでも、帰りの時間を言って出かける割には、大抵遅くなる父は、昨日はきっちり帰ってきた。まあ、何回かに1度くらいは態度で示さないと信用されないのだね。自分の信用をどうやって手に入れるかは、案外難しいことだ。弟はヤルキも気持もあるのに、忘れっぽい障害とこだわりで、最後の最後が不安である。それでも、時間をかけていくらかは成長しているから、待ってあげればいいのだけれど、任せてみないと体験にならないわけで、そのタイミングが難しい。わたしの信用はあるのかないのか、自分では、案外よくわからない。わたしも、自立を表明するわりには、ヘンなところで自信がなかったりして、親にはまだまだ、と言われる。そういう時は「しょうがないでしょ!」と反論するけど、お腹の底では、自分でもちょっと情けなかったりしているのだ。ボクシングの事件でも、本当にみんなに信用してもらうには、行動で示すしかないのだ。結局は、自分との戦いだ。大雨のように周りの多くの人から批判を浴びれば、心底自分を否定されて落ち込むけれど、そんな中にもちゃんと見て、信じて、応援してくれる人が必ずいるものだ。そして、どんな大雨も、必ず晴れる。自分を表現するとき、独りよがりと独創的は紙一重だ。わたしの信用って・・・・雨を聞きながら考えている。
2007.10.27
お待たせしました!秋のおしゃれ完了デス!マーガレットさんの技の実力、パワーアップで大成功じゃ。今回はふわふわのくるくるをめざして、パーマをかけました。さらに、前髪にメッシュをふわんと散らして、イメージはほわほわの天使の羽がちらっとかすめる微風を目指す。マッキンキンでハードロックのメッシュか、パパイヤ鈴木風のもじゃもじゃか、七色のカナリヤか。と考えていたら、だんだんどれもやりたくなってきた。なんたって、もう卒業した社会人だもんね。仕事だって自由業だし、校則も生徒指導もないぞ。うひゃひゃ。バリバリやって、と始まったサロン・マーガレットはギターのBGMで優雅である。ロットを巻いてサザエさんになり、パーマ液の臭いがなんともうれしい。しみこめしみこめ、変身変身だ。きてます、きてます。じっくりと待つ。その間、サロンではティータイムランチである。ややっ。ふわっふわにできた!くるりんがそそっと顔にさわる。なんか全然違うカーブだ。メッシュもおしゃれ。いいねえ、いいねえ。くるくるがものすんごくエレガントに仕上がった。天使のほっぺたがシャボン玉のように次々現れて、なでては消えていくようだ。大成功。大成功。ハッピー、ハッピー、超ハッピー嬉しすぎて、笑いが止まらんほんと、マーガレットさん、上手自分の技で人が幸せになるんだよ。ステキすぎる~成人式は絶対サロン・マーガレットに決定。予約ね。はやくどっかに行きたい。明日はセンターだ。おっ楽しみに。
2007.10.26
噴火の後にいいことがあった。わたしの詩を巻物に表装してもらうのをお願いしていたのが、出来上がった!すごいきれい本格的びっくりそして、感動した。知人のお父さんが、なんと表具を趣味にしているというのである。私の作品をごちゃごちゃに山積みしていた中から、せめて、初めて文字の感動を伝えた記念すべき1枚をちゃんと残してもらうことになったのだ。書き始めのわたしの字は、かなり、ミミズで、へたくそだが、あの時はいっしょうけんめい書いた。書いて具合も悪くした。それでも、通じたことがうれしくて、いつまでもドキドキしていたものだ。表装するには、好きな布をつけることができるという。そこで、その頃の気持を思い出して、ピンクのバラを選んだ。書にはジミ目がいいか?と一瞬思ったけど、なんのその。布選びも表現のうち。ドキドキを現すのにピンクはぴったしだ。そして、ものすんごく立派になってできあがった。一生ものだ。紙がぼろぼろだったのも、きれいにぴしっと整えられて、こういう技のすごさを初めて見ました。薄紙に巻いて、丁寧にしまえるように、立派な箱入りである。わたしの作品が初めて箱入り娘になった。おとうさんは、趣味だからお金はいらないというのだけど、この技は趣味だけではもったいないと思います。というわけで、おとうさんの表装で書の個展をしてみたい、とまたもや野望が生まれてしまいました。あー、感動した。本当にありがたいことである。
2007.10.24
さわやかな秋晴れの朝、というのに、パニック勃発。寝坊した弟が、迫る時間を前に、固まってしまった。焦ると、全然別の行動を始めるのだ。当然もっと遅くなって、ますます、焦る。で、玄関で大騒ぎへと・・・。昨日はわたしの介護の間、これみよがしに園芸を始めた。こっちは、注目してほしかったんだなあ、とわかる。今朝のは、自分でも混乱したようだ。行動のコントロールが難しいときは、こだわりから抜け出せなくなる。なぜ、まったく関係ない行動をするのだろう。昨日からの混乱マグマが噴火した。わたしも麻痺について、落ち着いて命令を出せるときは、わりとうまくできるときがあるが、いつもではない。できないときに、なんでできないの、といわれると、ほんとやだけど。まったくできないことについては、親も励ましたりしないが、できることについては、期待もするし、励ますわけで、弟だって、落ち着いているときには楽勝でできる行動なのに。たぶんだけど、自分でどうしようもないのに、頭の中を整理できないのは、さぞかしいらいらするだろう。そこんところはよくわかるんだけど、家族だって集団でみんなで生活しているんだから、朝から騒がれるのはまったく嫌になる。1日が台無し。朝のボランティアさんやバスのみんなに迷惑をかけながらやっといけたようだ。その行動の恥ずかしさに弟はたぶん、気がついているのだ。きょうだいとしては、すごく応援しているんだけど、影響力ありすぎ。100倍疲れる。毎年だけど、学習発表会の練習が始まると必ず嵐がやってくる。今年で最後なんだから美しくまとめてほしいよ。辛抱強く見守るのも、めちゃくちゃエネルギーがいるのだ。
2007.10.23
天気のよい週末でした。ローラもセンターもがまんしていたけれど、とうとう、あんまり天気がいいから外に行ってしまいました。ちよこ先生ごめんなさい。町内会の防災訓練だったのだ。去年から地域の災害弱者を住民がお互いに助け合うというシステムができた。うんと感激した。名簿もできて、いざというとき声をかけてもらえるというのだから、ものすんごく安心した。さっそく朝1番でわたしチームの代表さんから電話をもらった。お願いするばっかりでは申し訳ない。今年は元気だし、天気もいいから、町内会デビューすることにした。小学校を卒業してから、ほんと、病院と家の行ったりきたりで、なかなか近所の散歩もできない。春寒い、夏暑い、冬怖い、でチャンスは秋のみ。消防署のおじさんに車椅子の運び方も教わろうと思ったら、ちょうど私の連携チームのメンバーさんや会長さんに会うことができた。地区の民生委員さんともやっと会うことができた。みんな一緒に消防署のおじさんからわたしバージョンを教わった。さらに、聞くだけじゃあ、というので、今度は練習してみようという話がもちあがっている。なんていうか。みんながこんなに一生懸命考えてくれることが、感動だ。いつも不安がってベッドで震えていたけれど、出かけてみるものである。でも、わたしだって、こうして出かけられるようになるまでに7年くらいかかってしまったのだ。行きたくても出られない人が、たっくさんいるのだ。おまけに、ひとりひとり違うから、まとめてできない。そこがつらい。病気の様子や助けてほしいことを、訪ねる方は気を使うだろうし、勇気もいるだろう。病気のわたしも、遠慮があるし。民生委員のおじさんが、来てくれてありがとう、といってくれました。わたしがいることでいろいろわかるというなら、役に立てるかもしれません。消防の人も、こういう車椅子は初めて見た、といっていたし。小学生のときにはあんまり気がつかなかったけれど、町内会のおじさんやおばさんと知り合うとかなり心強い。みんなも地元のやさしさに飛び込んでみましょう。いい天気で気持ちよくて、芋煮も食べちゃったし。うまかった~。その上、この防災システムが全国で選ばれて表彰されることになったそうだ。うっひゃー、めでたすぎる!社会人になって初めての町内会行事はこうしてめでたしめでたしであった。
2007.10.22
20日だ。センターの所外活動の日だよ。わかっちゃいるけど、やっぱり、残念、あーあ、だ。は~。(ため息)一応、退院できたことや、また別の機会があることや、ローラは逃げないことや、いろんな材料で納得しているんだけど、はー。残念なものは残念だ。行った人は楽しんできてくださ~い。
2007.10.20
アーよく寝たよく寝た。二度寝、昼寝、夕方の仮眠、夜も寝る、というわけでかなり回復してきた。ただ、体が固まって痛いのと、頭がかゆいのがたまらん!今日はシャンプーできそう。待ち遠しい~。8ヶ月ぶりの病院は2月以来だった。そのあいだ、年度がかわり、スタッフも少し変化があったのが新鮮。一番は看護師長さんが、昔からよく知っている大好きな人になっていたの。なので、やったーという感じ。いいことその1。睡眠不足がますます影響するわたしは、できれば個室希望だ。でも、季節柄満床の病棟でなかなかないかなーと思っていた。そしたら、なんと内科なのに、外科の個室を使わせてもらった。静かだったー。いいことその2。週があけて、外科も混みだす。内科の個室に引っ越した。短時間に内科と外科にいたおかげで、看護師さんの勤務がひとまわりして、みんなに会えた。新人の看護師さんがどんどん頼もしくなっているのがよくわかる。超安心。いいことその3。入院の長い友達、キタロウくんにひっさぶりに会えた。(キタロウの扮装がぴったり!)キタロウは小学校1年生。養護学校の訪問生だ。わたしもそうだったからうんと応援している。でかい車椅子にでかい身長になって面会にきてくれた。いっぱい笑うし、どんどん進化している。たまに会うとよくわかる。うれしい。なので、わたしが使ったスイッチを進呈した。がんばれ、キタロウ。いいことその4。初めての先生は男の人で、すすっと病室にやってくる。ソフトでやさしい。小児科の男の先生はみんなやさしいですね。これでまたわたしのことを覚えてくれたお医者さんが増えた。安心。いいことその5。ちよこ先生とは、検診のときより、時間がたっぷりあるから、いろいろ話ができた。秋はやっぱり芸術だ。絵の好きな先生から伊藤若冲という日本画家の画集を借りた。もう、超ビックリ。動物や植物の細かいところまでしつこく描いてある。そのしつこさは普通じゃないくらいである。わたしは、細かい作風が自分ではできないけど、色がよかった。特に鶏のトサカの赤とナンテンの赤ととにかく赤がすごくきれいだった。いいことその6。昔の絵の色がちゃんと残っているのはなかなかすごいことだ。わたしの作品はちゃらっと丸めて積み重ねてあるけど、一応作品なんだから、ちゃんと保存してもらおう。秘書にいわないと。日本画は友人の日本画家のN画伯夫妻の作品しか知らなかった。人がかわれば絵もかわる。当たり前だが、改めておもしろい。それで家に帰ってきたら、庭の木に紅い実をいっぱい発見。自然の美しさにまたうれしい。いいことその7。なんて、いいことを数えられるのは、あんまり苦しくない入院だったからだ。苦しいと余裕ないし。ちょっといってきた、というのは、すごくいいタイミングだった。この息の感じはよくない、と早くから分かったし。それを伝えられてよかった。自分のからだに耳をすますと、いいことがいっぱいあるというわけだ。
2007.10.19
「風の筆」 タイミング計ったように入院し病気の歩みに伴走の朝ぴったりの抗生剤に出会うとき相性ばっちり見合い成立新しい先生の足どんな音リズム早さで性格を知る薄暗い雲のむこうに光る海肺の曇りを消し去る予感赤ちゃんの勢い満ちた泣き声を治す意欲のエールにもらうイヤホンに流した童謡近頃はピアノトリオのジャズに休まる清潔に一度で棄てるカテーテル二度使いたい付き添いの主婦出勤の看護師さんの背中には尾を引き漂う冷気もう秋居間からは見えぬ大空スクリーン6階特設青青青の体内で目立たぬようで確実な白血球たち2万の仕事病室と家庭の時間を継ぎ合わせ休日の家族さみだれに会うセンターで足浴するはず午後一時同じアロマの香りせめても付き添いのことばと同時に動きだし上映されるわたし分の秋ラブレ菌キミが来るのを待っていたヨーイドンで徒競走の腸点滴の失敗あとを見せぬようそっと隠して袖をのばした一つずつつかむことばの首飾り連なり開く幸運の道院内の学校新聞鮮やかに友の成長凝縮して見るまだ見えぬことばに開くノブ探す友の道のり確実に待つただ一つ問診の中に期待する医師のひとこと退院の文字すすみゆく紅葉の赤少しとり換気の窓から風の筆入る変わらない朝日差し込む右上の角度まぶしくほっとする居間確実に深まる秋の点増やし庭に落とした風の筆跡若冲の画集の赤こぼれだし市中に散らばり小さき秋になる刻々と近づく冬を迎えうつ力信じて毛布をかぶる
2007.10.18
はーっ、今帰ってきました。自分のベッドはやっぱり一番ほっとするなあ。1週間は最短コースだけど、それなりにくたびれました。今週は静かに過ごすと先生と約束してきたので、しばらく寝るとするか。みんなに心配かけてごめんね。でもたまに入院していいこともいっぱいありました。レポートはまたあとで。お休みなさい。
2007.10.17
ローリエ母よりご報告。応援メールありがとうございます。毎朝届けております。入院2日目にはぐっすり眠り、呼吸の音も改善。CRP値も半分になりました。早くも、退屈してきて、あとはひま~、の感じです。このたびは点滴が緊張で閉塞しないようにこう束帯利用していますが、自分なりに腕を伸ばして協力する姿がほほえましく、今のところ差し替えなしで感心。ちよこ先生とは毎日お会いできるので最近の子どもの病気とか芸術の話題でまったりするのがとても楽しそうです。交代で帰るときに、書のセットを注文され、そろそろ活動の模様。自宅にいるより家事がないので、創作活動の時間がたくさんあり、依然としてこき使われ中の事務員でした。目下の興味は成人式に向けてヘアスタイルのリサーチ。若い看護師さんからイマドキ情報を集めています。やっぱり1年くらいは準備するらしいので、楽しそうにしています。速攻で帰れますように~!
2007.10.13
今日からわたしも秋になる、・・・・なんて書いていたらほんとに秋になった。風邪ひいた。久しぶりによろしくないのどの音だ。ヒューが入る。やだね。ベッドの周りがフルスタンバイになった。機械が全部出てきた。アラーム音。やだね。今朝は速攻で受診する。なんか、いやーな予感だ。母は点滴に備えて袖の広いカットソーにした。やだね。ピンクだからちょっとはいいけど。日帰りできたら、めでたしめでたし。お泊りしたら8ヶ月ぶりである。あーあ。
2007.10.10
神様の風呂敷 季節係りの神様がさっと風呂敷を広げた乾いた空気が一斉に遠くまで 遠くまでススキのくせ毛をそろえてとかす スズメバチの巣は空き家セミの抜け殻はぱりぱり落し物は夏の時間と羽音の記憶 わたしののどにある笛が乾いた音をうたいだした神様の仕事を知って今からわたしも秋になる
2007.10.09
もうすぐセンターの所外活動がある。うっしっし!なんと、なんと、鉄道を使って空港近くのショッピングモールにいくのである。うひゃひゃ!もちろん活動前に師匠も下見をしてくれて、ばっちりという情報が入っている。わたしとしては、なにが嬉しいかって、ローラアシュレイに行くことなんだー!弟もトイレやエレヴェーターを下見して来てくれた。ローラがかなり充実していることをレポートしてくれたし。絶対おすすめなんだって。ローラの会の会長としては今シーズンのチェックを急ぎたい。師匠に、いったいお小遣いはいくらまで持っていいのか聞いてみた。いっくらでも!というのでこれもまたうれしいね。学生の時は、上限いくらって、決まってたもんね。さすが、社会人の活動である。20日。雨天決行。JR駅まではリフト車の送迎つきのビップだ。絶対風邪ひかない宣言。風邪引きの人とは面会できませんのでよろしくお願いすます。
2007.10.07
関係者9人が大集合して第2回ケア会議をした。市の障害企画課さんと発達支援センターから成人係りさん、それから大人の更生相談所の人に、センターの師匠とミラクル看護師さん、区の福祉サービスの係りさん、と、オールスターである。どの人ににもわたしは山ほどお世話になっている。ついでに、終業式帰りの弟もいて、みーんながいました。わたしとしては、だんだん、みなさんが実態を持った人としてわかってきたので、すごく感謝の度合いが変わってきました。人の顔が見えないときは、なんだか、制度ばっかりの話で、できないことや、うまくいかないしくみばかりがクローズアップされていた。人の声を通して聞くと、みんながそれぞれの担当の中で、いろいろ悩んでいることも伝わるし、あっちこっちでずれていたことがみんなで確認されると、紙の説明以外のニュアンスが実はすごく、流れを支配しているんだなあ、ということがわかるね。わたしのように障害が重いと、いろいろなことを決める場面に「いる」こと自体がなかなかないだろう。主に、親が変わりに手続きをしたり相談したりすることがほとんどだ。なので、会議そのものをうちで開いてもらって、わたしも聞けることが、すごくいいことだと思う。そんなこといっても、昨日の話は、全然わかんなくて、は?、という始まりだった。すいません。でも、だんだん、母がぶっちゃけた話を始めたころから、中身がわかってきて、つい興奮してしまいました。福祉センターに看護師さんがいて、医療ケアをうけながら利用できること自体、全国でもあまりないそうだ。みんながやっていると思ったから、遅れているなら超くやしい、と思っていた。しかし、人がやってないことをやろうとしているらしいので、素直にもう一度全体のことを考えた。わたしが元気でたくさん利用したい、だから、お願いすることが多いけど、まだ誰もやってないことをなんとか良くしようとしているところに協力しているのなら、こりゃあ、重要な仕事に参加しているわけかもだ。今のところ、看護師さんが一人しかいないから、ミラクルさんはひっぱりだこの人気者である。ミラクルさんのおかげで、みんな安心している。ということは、ミラクルさんが抱える責任とか拘束感とかストレスも大きくなることにならないのだろうか?何しろ、ミラクルさんが休む日は、わたしも利用できないことになるからだ。もちろん親がいれば利用できるが、ほんと、いいいかげん、この年になって、親と別に活動したいよ。まじで。センターの全員が外出するときはミラクルさんも一緒に行くのでわたしも外出できる。でも今は個別活動の体制ではそうできない。わたしの外出範囲は、センターの周りだけだ。看護師さんがなんとかもう一人いれば、必要な人のところに分担してかかわることができる。もちろんお金もかかるし、人も探す必要がある。時間もかかる。それまで、親の体力が持てばいいと思う。親にしかできない、という限り、親次第の医療ケアだ。いろいろ家族で分担を工夫しているが、毎週親子喧嘩をしなければならん。今日は誰がどれくらい医療ケアをするのか。わたしが元気なのにがまんさせられるときは、マジ、泣きたくなる。ほんと、センターはおもしろいところなのだ。次のケア会議まで、いい話をたくさんためておきたい。そしたら、ちょこっとでも話が進むといいなあ、と思っている。
2007.10.06
今日は午後から、センターの利用のしかたで第2回目のケース会議が開かれる。うちにまたたくさん関係の人がやってくる。第1回目は会議ことばや空気にめちゃめちゃ緊張したが、2度目は少しは落ち着いて参加したい。何しろ、自分のことだからね。いよいよ具体的な話をするのではないかと予想している。医療ケアの詳しいことだ。何を、誰が、どの順番で考えるのか、今までもけっこうややこしくてたいへんだった。いろんな人が言うことが違ってこんがらがってしまった。当事者のわたしは、いちいち、喜んだり、落ち込んだり、えーっ!と思ったりして、忙しかったし疲れた。それがそろそろ、みんなで納得の方向に行くといいなあ、とかなり期待している。あー、「かなり」はとっておこうかなあ。理想はある。でも、わたしたちは現実の今日に生きている。今日の具体的なことが肝心なのだ。大きいことと、小さいことはつながっている。大きいことから小さいことへ下るのと、小さいことをひとつひとつ集めて大きくしていくのは、どっちが早いかというと、どっちも時間がかかるのである。そして、どっちかが、急ぐとろくなことがない。そうなんだけど~。いろんな人のスピード感の違いは、できるだけ一緒にした方がいいと思う。あと、見ている方向もだ。そんなこんなで、やっぱり、「かなり」期待してしまうわたしであるよ。これから何を発言しようか、作戦を考えることにします。
2007.10.05
10月2日の Webマガジン・によによ はこちら↓です。 http://www.niyoniyo.net いろんな人の話を聞くと、わたしもがんばろう、と思います。詩人、と書いてもらって、かなり照れました。是非見てね。
2007.10.04
急に空気が変わりました。秋です。わたしにとって、秋は毎年、ある日あるとき、急にくる。あっ、今来た。というわけ。気管カニューレの内側が「あっ、今乾いた」、という瞬間がくる。体の中にビミョーがセンサーあって、自分でも忘れているのだが、1年ぶりに思いだす。 なので、昨日から秋です。
2007.10.03
インタビューしてもらった記事をホームページにのせてもらいました。話したことばが「字」になって、いまここには見えない、わたしの「気持」が伝わります。文章を作る人の力と、写真や詩をとおして、「気持」が通じる。深いね。インタビューしてくれた歌人のLee さんが、短歌はことばが少ないからこそ、気持が生まれると言っていました。ことばがないから、あるがわかる。わたしの詩をスペイン語に訳してくれたボリビアさんは、詩の少ないことばのうしろにあるものを、別のことばにするのはとても難しいと言う。スペイン語のうしろにある別の気持が入ると、わたしの詩は別の意味を持ったりするのだ。それでもボリビアさんは一生懸命訳してくれたので、日本語がわからないボリビア人の家族にも、わたしの気持のいくらかは通じたのではないかと期待している。ことばは生きているから、わたしが今、いきている一部分でも伝わることが大切だ。「ある」と「ない」はビミョーにセットだ。どっちかのおかげで、どっちかの大切さがわかる。「ある」ばっかりみていると、「ない」ことの意味を見失う。「なくしながら」「ある」ことに気がつかない。「ない」に向かって「ある」のだ。そしたら、永遠に「ある」ことはできない。ことばはすぐ消えるし、なくなるけれど、ちゃんと、ある、し、のこる。作品という「目に見えるもの」のうしろに「目に見えないもの」をつかまえることができる人には、なくならない。存在の意味は案外こんなところにあったりして。
2007.10.02
さわやかな秋。待ってました。外出のチャンスです。第一弾はセンターのお祭りだ。実はここ1,2週間、またバトルをしていた。家族が順々に体調いまいちで、わたしの番が来るのかどうだか心配していた。しかし、運良く、いろんなことがめぐり合わせて、前日になってめでたくいけることになりましたー。そしたら、とっしーとボラのジョージアさんとセイカさんも来てくれた。久々のにぎやかな行事だったね。お祭りにはステージ、お店、ゲーム、体験、などなど。師匠は焼き鳥やのマスターになって張り切っていたし、実習でお世話になったやまさんも、異動先の施設の担当でお店を出していたおかげで、1年ぶりに会いました。最も印象に残ったのは、似顔絵をかいてもらったことだ。漫画家の早坂氏がささーっと5分くらいでかいてくれる。美人にかいて、などと母が勝手に注文を出す。ま、わたしもそういおうと思って、すでに女優の表情を練習していたんだけどね。マジモデルは初めてなので緊張した。じっとしているのがつい動く。あれー、女優の口元が。早坂氏は生まれ変わりの話を漫画にかいたそうである。わたしのように病気が重くて、いろんな人の手によって生かされる人は、生まれ変わりの最後なんだって。生まれかわりが本当にあるかどうか、まだ自分ではよくわかんないけど、祈りや願いが自分の肉体を離れても残って続くということは信じている。祈りや願いはそのままでは抽象的で目にみえないが、作品や語り継がれたりするいろいろな方法で精神も伝えられていくから面白い。そういえば以前校長先生の出前授業で、歴史は当時の人間を想像したり予想したりすることが楽しいのだと聞いた。どんなに昔でも、ちゃんとそこに人間がいたことを考えるとわくわくする。その人間の記憶がずーっと知らないうちにわたしたちの脳にもたまっている。さらに、人間がいるかどうかわからない世界のことも、考えだすと超おもしろい。そのことができる想像力というものをもっててよかったー、とうれしい。こんなの人間だけでしょう。そんな話を考えるうちにイラストはもうできちゃった。化粧もしてもらったし、なんと気管切開なしでかいてくれたじゃないの。なんか、しみじみ嬉しかった。のどがすっきりの自分をみたのは久しぶりだ。ほんとにどこかの女優さんに見える。目元が少し微笑んでいる。意志の強い口元とか、はながすっとしてたりして、ますますうれしい。こっちのほうがいい、と顔に作品を乗っける母!失礼な。でも、すっきりのどもいいか~。早坂さんありがとう。
2007.10.01
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