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昨年秋より、私の中に新しい文豪が名を残し・・・始めた。全ての始まりは、坂東 玉三郎さまとの出会いなのだけれど・・・彼の舞台、舞踊を見たことによって、泉 鏡花の世界にちょっとばかり興味を持った。彼が監督を務めた、映画『外科室』『天守物語』の作者が、泉 鏡花だったから。そんなことを考えつつも、まだ読んではいなかったところで、新しく異動でいらした部長の、趣味が絵を描く事で、それも泉 鏡花の世界を描いているとの事。私の中で、いろいろと繋がり始めていく。自分が考え始めた頃に、そんな人に出会うと、これはやはり何か出会うべくして出会っていて、泉 鏡花をもっと勉強してみた方が良いと、知らない誰かが言っているような気がしてくる私。単純といえば単純だけど、そんな風に偶然が重なることは、ほとんどないと思う。先週、部長から鏡花の本を借りて、いよいよ、誰かを通しての鏡花ではなく、私が直接、鏡花作品に触れはじめた。そんな昨日、日曜だったので、大河ドラマを見ようと、チャンネルを1チャンと3チャンを間違えて押したら、なんと、泉 鏡花 特集をやっていた!!これまた、不思議な偶然。こうゆう偶然を必然というのであろう。もちろん、大河ドラマなぞ、却下である。。。鏡花本と呼ばれる、装丁や挿絵に凝った泉 鏡花の本。その表紙や挿絵を書いた画家と、鏡花の繋がりを説いた番組だった。これを見ることによって、またいよいよいろいろなことが繋がりはじめ、大好きな玉三郎さまの表現者としての思いであるとか、監督として全体的な世界を作り出す時の思いであるとか、そうゆうものの、もしかすると根本にあったりするものを見たような気がした。耽美(たんび) =美を最上のものとして、これに楽しみふけること。耽美主義 =美を最高のものとする芸術上の立場耽美主義結構。この現代であるからこそ、そう言った精神に惹かれる。
January 23, 2006
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三谷幸喜と市川染五郎、構想8年、念願の歌舞伎作品。“ガングロ、コギャルを掻き分けて、渋谷の街を颯爽と、高田馬場へ!いざっ、駆け抜けん!!”決闘!高田馬場↑見てみてください。『決闘!高田馬場』とは何であるのか。『決闘!高田馬場』と聞いただけでピンッ!!とくる人はすぐ来ると思います。私も、折りしも忠臣蔵熱が上がっていたところだったんで、決闘高田馬場と言う、キーワードより、中山(堀部)やすべえの助太刀(すけだち)を思い浮かべる事が出来ました。三谷 幸喜が、いよいよ歌舞伎作品を脚本・演出!これは見ずにはいられないでしょう!!それが、この舞台が行われる、PARCO劇場って、キャパが450席くらいで、発売前から、プレミアチケットの予感満載。。。その予感は見事的中、チケットぴあ、e+、楽天チケット、3社のプレオーダーを申し込んだが、外れに終わる。一般発売前になんとか確保しておきたかったのにぃ・・・。そんなこんなで泣いていても始まらない、一般発売日が今日でした。取れないんだろうなぁ~と思いつつ、朝からPCの前に座り、10時の発売に備える・・・。それが、アクセス出来て、取れちゃったんだよね~~☆10時にすぐアクセスできたのにもかかわらず、取りたかった昼の部は売り切れで、夜の部を取る。どうなってんの??10時の時点で昼の部売り切れって・・・。夜の部を取ったら、最後尾の端っこ!!これ多分この日の最後の席だったのかもね。日曜ねらいだから平日より取りにくいのはあるだろうけど、それにしてもすごい人気ねぇ。。。まぁ、取れて良かったよ~~。でも、実はもう1コ方法がこれからもあることが分ったので、もう一回トライしてみて、もうちょっと良い席が取れるといいなぁと思っている。紗矢!!それで取れたら、いずれか譲るからね。頑張ってみるね。
January 22, 2006
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ようやく『THE 有頂天ホテル(the WOW-choten hotel)』を観てきました♪はい、みなさんご存知、三谷 幸喜作品です。先週?先々週?見ようと思ったら、全席指定映画館なもんで、完売御礼で見られなかったんだよ!!ようやく見られた~~。とにかく、面白い!!舞台は、大晦日のとあるホテルで、年越し0時までの2時間を実際2時間の映画で描くと言う手法。ようするに、12月31日の22時~24時までのお話。たくさんの出演者がひとつのホテルで、うま~く結びついていく。三谷作品だなぁ~~と、思ってしまう。どうやったら、この複雑なストーリーを考えられるのだろうか、私だったら書いてる途中に、『ギャ=====』となって、原稿用紙、クシャクシャクシャ~~~~って絶対なるな。ストーリーが複雑ってわけではなく、見ているほうにはとても分り易いもの。前の席に座ってた小学生さえ、大笑いしてみてるほどだから。私が言いたいのは、これを書く複雑さです。このストーリーを構築する複雑さ。かつ、あのユーモア!!三谷 幸喜は、頭が良いに違いない!!!映画館中、みんな声を出して笑ってて、ナチュラルキラー細胞、むくむく湧きあがる感じ。本当老若男女問わず、面白いと思える。だが、誰かがクスクス笑っている声で、「ん??何かおもろい事あんのか?」って探すと、スクリーンの中のどこかに面白ネタが転がっていることもある。同じシーンを見てて、同時に笑っていても、同じものを見ているとは限らない。だから細かい所まで、笑いの要素を含ませて作ってある。それがクスクス イヒヒと面白いのだ。でも、笑いの映画ってだけでなくって、人情味があって、人と人の繋がりっていいなぁ~って思ったり。映画なのに、ラストシーンでは、拍手したくなったよ。画面上にあのカーテンが出るのもあって、なんだか舞台の幕切れを思わせる感じがあるからなおさらかもしれないけれど。ま、まだまだ日本ってことで、遠慮して笑っていたけど、もっと声だして笑いたかったな。隣のおっちゃんが一人できてて、クスリとも笑わないんで、ちょっと遠慮しちゃった。でも、ちょっと声を出して笑うのを遠慮する分、体がよじれて笑えたけどね。絶対、おすすめ☆ この冬、三谷 幸喜作品で、自己免疫力を高めて、インフルエンザをやっつけませんか??
January 21, 2006
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ゆーきーさんより、17歳バトンなるものが回ってきました。17歳っつうと・・・高校2年生の1月に17になったんだから、私の場合高校3年生の時を思い出せば良いわけね。【Q1】17歳の時、何をしていた?勉強していた。まず思いついたのがこれだった。大学受験に備えて勉強してた。周りに予備校なんてなかったから、高校がその代わりをやってくれるような感じで、0限目~7限目まであった。普通は1限~6限でしょ。2コも多い・・・。ま、8限がなくって良かったよ。夏休みなんてお盆以外お休みがなくって、 補講と言う名目で、3年生全員が学校に通わされた。1限~4限まである・・・。ちなみに、うちの高校は修学旅行もない。進学するのに旅行なんて行っている場合じゃないそうだ。かと言って勉強ばかりしててつまらなかったわけでもなく、この頃はJリーグが開幕して間もなかったんで、当時、ASフリューゲルス(佐藤工業&全日空がスポンサー)が富山に試合に来ると、平日であれば、家族には学校へ行くと行って普通に朝出かけ、学校に親のフリで電話をして休みを伝え、試合を見に行ったりしていた。てへへっ。田舎の高校生の大冒険である(笑)ちなみに、前園 まさきよのファンで、彼の似顔絵を縫ったでっかいフラッグを作って応援してた。イチローも大好きで、夏にオリックスが富山に試合に来るとお父さんと見に行っていた。この頃から好きになったものに対しては猪突猛進である・・・。【Q2】17歳の時、何を考えてた?大学に入ることと、友達とモノポリーをすること、恋愛のことかな。勉強しつつも恋愛はするのです。純真無垢な恋愛でしたが。【Q3】17歳のイベントといえば?高校生クイズに出た!予選ね。予選。2問目で敗退!女子3名で各々フリューゲルス、アントラーズ、サンフレッチェのユニフォームを着て、顔にペインティングをして挑んだのにも関わらず・・・。ただし、その格好で目立った為、地元ニュース番組にインタビューされたが、はしゃぎすぎてカットされてた・・・。ちっ!! 【Q4】17歳でやり残したことは?もっと勉強しとけばよかったかな。第一希望の大学にまんまと受かったけど、もっと勉強しとけば、もうワンランク良い大学入れたはず。独協とかさ、基督教とかさ。東京外大とかさ(笑)これは無理だな。今だから思うんだけど、勉強はしとくに越したことはないと思う。そしたら、自分の将来の選択肢が増えるんだから、間違いなく。それに、やっぱりその学んだことで視野も広がると思うし。【Q5】17歳に戻れたら何をする?ココでもやっぱり、『勉強』かな。遊ぶことはその後でも出来るから。高校卒業後の進路で進む人生だいたい決まってしまうと思うから。実際には、外大を志して、外大に入学したわけだけど、本当はもう1コ挑戦してみたい道があった。日本大学 芸術学部 演劇学科 日舞コースを受験したかった。お母さんに相談したら、結構乗り気で、「受けてみないさいよ~」って言ってたけど、そうなると、実技試験が待っていて、その年は、「松の緑」を踊らなくてはいけなくて、その稽古もするのかと思うと、なんとなくウダウダして受験することもなく、外大にしぼったけど、受けとけば良かったな。だいたい、その課題曲の「松の緑」は小学生の時に稽古はしてたんだから、ちょちょいとやれば良いだけだったのにね。実際受験期間中も日舞の稽古はかかさず行ってたんだし。人生全く変わってただろうなぁ。日舞って世界でなくとも、舞台芸術を学んだりして、そうゆう仕事につくのも楽しかったかもしれないな、と・・・今、単なる派遣社員の私は思う。。。後悔先に立たず・・・・・だからこそ、17の時にもっと自分の人生見据えて、確固たる夢や希望があれば良かったと思う。そしてその夢に向かってたくさん勉強しとけばよかったと思う。ただ、英語が得意だったから → 外大へ。ではなく。。。後、もっとたくさん『本』を読むかな。【Q6】17歳に戻っていただきたい5人・紗♪sykさん・champsterさんお暇な時にでも書いてみてねん☆
January 21, 2006
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1週間程前、お友達から耳よりなメールが入った。『中村勘太郎さんのトークショーに行かない?』と言うものだった。1ヶ月ほど前から、トークショーがあるらしいとは聞いていたんだけど、主催者も分らず、『面白そうだったのにな、ざ~んねん。しょうがないか』とあきらめていたところへの、朗報である!!こうゆうのを行くべくして、行くと言うのかしら、なんて思いつつ。その当日はダー様、めずらしく休みだったので、友達にメールして、私とダー様の分のチケットもお願いしたのでした。さてさて、そんなわけで今日は、行ってまいりました。目白はフォーシーズンズホテル椿山荘。椿山荘ですよ。椿山荘。まぁ、もう行くこともなかろうね。。。私のような一般人は・・・。私も午後からお休みを貰って、今日は着物で出かけることに。さすが椿山荘。なんだか風格があると言うか、威厳があると言うか。友達が来るまで時間があったので、お茶をして待つ。そしたら、ホテルのフロントに、見たことのある顔が、俳優の火野 正平さんだった。男性5~6人で集まってるし、なんだかちょっとかたぎの人には見えない集団で最初は目をそむけようかと思ったけど、真っ向から見といてよかった。仕事上がりの友達と落ち合い、いざトークショーへ。最初は、歌舞伎座などのイヤホンガイドの解説者をなさっている塚田さんの仮名手本忠臣蔵解説!!よっ!!待ってました。本当に、本当に、興味深く聴かせて頂きました。途中からは、友達にペンを借りメモまで取りつつ受講。本当、受講って感じだった。大学時代に、日本芸能史と言う授業を取っていて、池田 弘一先生という、『長唄びいき』と言う本なんかも出していらっしゃる、すばらしい先生に教わっていた。教科書は、仮名手本忠臣蔵。学生時代は、仮名手本忠臣蔵よりも、先生の歌舞伎談義が面白くて、本線から外れてしまっていた私。今なら、本線もさぞかし楽しめただろうに・・・。もう一度戻りたいと強く思う。その頃のことを思い出しつつ、塚田さんの解説にふむふむ。メモメモ。鯉口3寸で切腹やら、仮名手本忠臣蔵の5段、6段目では、セリフに47の【金】と言う言葉が出てくる、とか。忠臣蔵好きにはたまらない講義でした。間に軽食ビュッフェタイムをはさんで、小三山(こさんざ)さんと、勘太郎さんの登場。小三山さんの小ささもさることながら、勘太郎さん、意外と細くて小さいのにびっくり。トークショーは、ず~~~っと爆笑の渦!!小三山さんは御年85歳。私の祖父と同い年である。その、小三山さんのお話が面白くて面白くて。2月からお出になる自分の舞台の名前を、『あれ?何だったかしら?ニコニコなんとか??うぅ~ん。ヨイショの神??あぁ、ヨイショの神様ね。そうそう』なんて具合。もう、小三山さんの独壇場である。勘太郎さんが、『こんなに笑って、これは初笑いですよ。』と言うくらい。勘太郎さんの芸話にはいろいろ強く共感してみたり。家でどうゆう風に稽古しているとか、お父さまである勘三郎さんにどんな風に教わったなど。『中村 小三山トークショー feat. 勘太郎』とタイトルを変えていいほど、小三山さんの魅力満載のトークショーだった☆笑いすぎて何がなんだかわかんなくなっちゃった。ココでは書けないようなネタも結構ありまして、行ったかいがあったなぁ~と。その後は、お楽しみ抽選会だったのですが、私、3名様に当たる、『小三山&勘太郎直筆サイン入りお扇子』に当選してしまいました!!私くじ運悪くて、ほとんどこんなの当たることないのに。くじを引いてくれた勘太郎さんありがとう☆宝物に致しますね。小三山さんのは墨で書いてあるので見えますが、勘太郎さんのはシルバーのペンなんで見えませんね。よって拡大画像。そんなわけで、帰宅したら夜11時を回っていましたが、それも月曜の夜から。。。でも、そんなのお構いなしなくらい楽しい夜でした☆☆☆
January 17, 2006
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今日は、『the 有頂天ホテル』でも見に行こうかと、隣の市まで。まだ映画まで時間があったので、伊勢丹や、伊勢丹に併設している他社のデパートの呉服屋さんを巡る。どうしても、真っ赤な帯締めと、帯揚げがほしかったのです。このお正月に富山に帰り、みなさまご存知の通り、大雪のお陰でどこへ行くことも出来ず、1日~3日まで3日連続で、たんすの中で眠っていた着物を引っ張り出して、とっかえひっかえ着ていました。1日~2日は、まだ、ダー様の実家へ行ったり、私の母の実家に行ったりしていたのですが、3日なんて着物を着たはいいが、親戚に行く用事すらなく、着物を着たまま、NHKの歌舞伎中継 from 国立劇場を見ていたのでした・・・。気分だけ国立劇場に飛んでね。。。そんなわけで、たくさん着物があるのに着ないのはもったいないと、着物5着と、帯4本、母の羽織1着を実家からこっちに送りました。(本当は母に送ってもらいました。多謝)で、いろいろ着物コーディネイトを考えていたら、上記の真っ赤な帯締めと帯揚げが必須と判断したわけです。んで、先週あれは日本橋だったかな?銀座だったかな?銀座だな。信長を見た後、銀座のデパートの特設会場で大着物市をやっていたので、探したんですが、ぜんぜんないんですよ。真っ赤ってのがむずかしいのかな?って半分あきらめてたんですが、今日行った1件目の呉服屋さんであっさり見つかりました・・・。そこには赤でもいろいろあって、2~3種類の赤から選ぶことができました。予定になかった重ね襟も購入。続いて、伊勢丹リサイクル着物屋さんへ。その前の呉服屋から男性着物に興味津々1着くらいほしいなぁ~の気分になっていたダー様に朗報。そのリサイクル着物屋さんの店頭に飾ってあったのは、紬の着物と羽織で5000円という男性の着物!!それも羽織はまだしつけがかかっている状態。店員さんに薦められて、試着するダー様を横目に、私は私で名古屋帯を物色。結局これまた真っ赤な帯びに墨で松の葉が描かれている帯を5000円で購入。さてさて、試着中のダー様なのですが、ダー様も男性にしたら小柄な方なので、昔の人の着物でも丁度体格にあっていいみたい。リサイクル着物ってのは、自分に合うサイズってのが難しいと思う。特に現代の人はみんなすらっと背が高いからねぇ。すっかり明治の文豪と化したダー様は、5000円でその着物と羽織を購入。羽織に付いている紐は、非売品だったのですが、お店の店員の叔母様が、ダー様のことを気に入ってくださったのか、サービスでくださった。男性用角帯も購入しました。後は、ぞうりと、下着類と言うことで3軒目の呉服屋さんに行ったのですが、そちらには、男性ものは置いておらず、雪駄がちょっぴりある程度。またまた、1軒目に私が帯締め等を購入したお店に戻り、お店のだんなさん(おじいさん)に、男性用の半襦袢と、肌襦袢、ステテコ、足袋、ぞうりを見せて頂く。私も男性物の着物となると全く知識がないので、お店のだんなさんにいろいろ教わって購入アイテムをピックアップ。着物が5000円。その他必要アイテム全部を入れても、3万円もかからずに一通り揃ったんじゃないでしょうか。男性の着物ってのも粋でいいものである。私はきっちり着るのが好きだけど、今の若い人だったら、男性ならいろんな風に着崩してきても素敵なんじゃないだろうか。さっそく、翌週には着る予定だそうです。良かったね。
January 15, 2006
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以前の『クッキングバトン』の日記にも書きましたが、私は今までイカを料理したことがありませんでした。とうとう、本日、会社帰りの長崎屋で山口産のスルメイカ1杯購入!帰宅後、料理本を開き、イカの開き方をざっと読み、いざいかん、戦地へ!!イカの体内にそ~っと手を入れて、墨袋を切ってしまわないように、ワタを抜き出し、背骨も抜き出す。びっくりしたのは、イカのワタってこんなにでかいの!?って事。。。体内ってこうなってるんだぁ・・・料理とは生物学である。イカの足から、目を切り離そうとした瞬間、眼球からピュ====っとすごい勢いで水が出てきて、ちょっと怖かった・・・。オカルトである。。。目玉だからね。それにもめげずに、目を切り離し、イカのくちばしを手で取り出す。本当にくちばしって言うだけあって、鳥のくちばしみたいになってる!!これも仰天!!足の吸盤を包丁やら手やらでこそげ落とした。さて、ココまでが下ごしらえか・・・結構強烈だったな・・・。今日は、まずイカ飯!!洋風のイカ飯にしよう。イカにもち米はなかったんで、普通の白米を詰める。煮汁は、ブイヨン、カットトマト(缶詰)、ココナッツをベースに後はその他もろもろの調味料を投入。その煮汁で、お米の詰まったイカをコトコト煮ること、1時間弱。後で切り分けてみるとまだちゃんとお米が炊けていないとこがあったので、次回はもうちょっと煮よう。ちょうと作っているときに母から電話。イカ8分目くらいまで米を詰めた事を話すと、「そんなに入れたらダメよ~!」って事。半分弱くらいでいいんだって。米の膨張もあるけど、イカは煮ると小さくなるって事を計算していなかった私。間に合ってよかった。半分くらいにしても、パンパンになったけどね。でも破裂はしなかった。さて、残ったげそとワタと、墨袋。墨袋は今回はあきらめて、げそと大根、はくさい、油揚げ(冷蔵庫にあったものを適当に投入・・・)をワタで煮る事にした。ひたひたの水に、ワタを3等分くらいにして投入。お酒としょうゆで味付け。初イカだったので、100点満点の出来ではなかったけど、これで次回からイカもいけるって事だわっ☆苦手克服計画でありました。次なる苦手は何にしようかな?
January 10, 2006
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市川 海老蔵 主演の舞台【信長】を新橋演舞場まで観に行きました。今回は、ダー様が是非、織田 信長+市川 海老蔵 と言う取り合わせが見たいと言うことで、観に行ったのです。が、玉さま(私のご贔屓)も、菊之助さん(ダー様のご贔屓)もお出にならないので、力も入らず、3階の一番安い席(2500円)からのご観覧。歌舞伎の場合は、先に解説を読んでから観るのですが、これは、時代物ではありますが、演劇であって、歌舞伎ではないので、言葉も歌舞伎ほど難解ではないだろうと言うことで、解説を読まず、後は、役者へのインタビュー記事なども読まずに頭まっさらな状態で観ることにしました。役者さんのインタビュー記事を読んだりすると、どうゆう風に演じたいとか、そうゆうのが書いてあるせいで、観つつ一生懸命そう言うところを探してしまったりするんですよね・・・。そしたら、絶対正当に評価できないですよね。まぁ、別に私が評価する必要もないんですけどね。そして、私は、歴史が大の苦手で、信長と聞いても、何も連想できないのです。舞台を見て、ようやく信長と、本能寺の変が結びついたくらい・・・。これは本当のまっさらですぞ。さて、そんなまっさらな私はこの【信長】をどのように見るかな?と自分でも若干楽しみにしていました。舞台終了後の焼き鳥屋での反省会にて、ダー様と私の一致した意見としましては・・・■何ゆえこれを舞台にする必要があったのか???生で見せる必要性は??? 2時間テレビドラマで良かったのでは??■セリフの間違いが多い!!びっくりしました。そんなに間違えちゃうの?ってくらい間違えてましたよ。 海老蔵さんなんて、お市(小田 茜)に向かって、「おぅ、よう来たな、お濃(純名 りさ)」・・・。どうなされました??ご乱心か?? 今まで見た舞台で、そんなにセリフを間違えるのを見たことがないんですが、そんなに間違えるもんなんですかねぇ・・・。生の怖さよ。私個人の意見としましては・・・■まっさらで観てしまったせいでしょうか、一体何を伝えたかったのですか?? あなた!信長の何を!!??何をお伝えになりたかったのか?? 私は、【信長】と言う舞台を見つつ、脇役である【羽柴 秀吉】の人生を知りたくなりました・・・。 【秀吉】を演じている甲本 雅裕さんの魅力もあったかもしれないけど、私には、信長より秀吉の方が魅力的に見えました・・・。■2幕目からとっても退屈でした・・・。最後の本能寺の変でようやく目が開いた。 寝てはいませんが、目が半分しか開かなかった。□海老蔵さんの槍や、刀を持っての立ち回りは、舞台で彼の表現している信長像にとってもしっくりきていました。 良かったです。のらりくらりと立ち回っているけど、別にダラダラしているわけでなく、すごく良い雰囲気が出ていたと思う。□海老蔵さんが途中、能を舞うんですが、さすが決まってました!もちょっと長くてもよし。 でも、前傾姿勢すぎません??□純名 りささん、さすが宝塚出身。声が通るし、舞台慣れしている人は足の先までちゃんと気を張っていられるので良かったです。 足が開きっぱなしで立っていらっしゃったりされると、他は良くても足元を見て興ざめしてしまいます。 テレビと違って、いろんな角度から、全体を見られてしまうので、舞台って大変ですね。ちょっと■評価ばかりになりましたが、3階からだったので、役者さんの表情がほとんど見られなかったせいもあると思います。これで、もっと表情が見えたら、もっと物語に引き込まれていたと思うんですけどね。そう思うと、やっぱりいい席で見たくなるなぁ~。
January 8, 2006
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ちょっとした自分へのreminderみたいなもんなのですが、チケット取り忘れないようにね。3月から、玉さまが日本全国を、お得意の演目『鷺娘』と『藤娘』をひっさげて全国行脚の旅に出られます。坂東玉三郎 特別舞踊公演です!!この正月、富山に帰っててびつくり!!テレビCMで発見。なななんと、私の地元富山に玉さまがいらっしゃるではないですかっ!!富山では、富山駅すぐ近くにあるオーバードホールで3月9日(木)の公演となります。休み取って絶対観に行くもんねっ!!玉さまについてっちゃうもんね!!飛行機で行っちゃうもんねっ!!前日から行きたいけど、そうなると、水~金と3日も休むことになるんで、当日入りか・・・。8時くらいの飛行機で飛んで、ちょくせつ会場入りかな。すっかり予定立てちゃってるんですが、まだチケットが発売になっていません。チケットのご予約は、チケットぴあでも取れます。ココのページから、【その他の坂東玉三郎公演】ってところに行ってね。しかし、10月に鷺娘を踊って半年としない間に、玉さまの鷺娘が生で見られるなんて・・・感涙です・・・。それも富山にもいらっしゃるとは・・・感無量です・・・。親戚のおじちゃんが言ってたんですが、オーバードホールって舞台背面がガラス張りになって外の景色が見えるように出来るとか?本当か嘘かしらないけど。そうなの?誰か知ってます??だとしたら、雪なんてしんしん外に降ってたら、その本当の雪をバックに鷺娘なんて素敵なのになぁ~。って思ってみたけど、公演は真昼間でした!!かつ3月じゃあもう雪も降らないかもな・・・。しかし、こいつぁ春から縁起がいいや、とはこのことですね☆その他、東京、埼玉などでも公演があるので、興味がある方はぜひ!!
January 6, 2006
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歌舞伎観劇日記はじっくりと時間をかけて、自分が感じたことを自分の言葉で書きたいと思う故に、昨年12月に見た、12月大歌舞伎 夜の部の感想文が今日になってしまいました・・・。(だってぇ~。師走って忙しいんだもん。)私の2005年最後の歌舞伎観劇は、玉さまの船弁慶にて幕締め。12月18日のこと。あぁ~。10月よりとっても楽しく、麗しい玉さまの日々でした。来年も引き続きよろしくお願いします。(誰に言ってんだ??)この日は1階19列目より観劇。先週の1列目は、舞台より吹き荒れる寒風にさらされ、始終コート&マフラー着用にてのご観劇でしたが、19列目までさがればそんな事もございませんでした。快適温度☆みなさま!くれぐれも歌舞伎座最前列での観劇の際には冷気にお気をつけあそばせ。船弁慶はお能を元にした舞踊なのですが、最初、静御前として出てきた玉さまが、一人二役。のちに、平 知盛の亡霊となって現れます。女形の玉さまには珍しい、平 知盛の亡霊、いわゆる男性の役と言うことでとっても興味深々で拝見しました。静御前は、凛とした雰囲気でさら~~っとお舞いになられました。いつも玉さまの舞踊を見ていて思うのは、動きの全てが、静止画のように見えるんですよ。もちろん動いてるんですよ。動いてるのに、ひとつひとつの動作がまるで静止画。なんて説明したらいいのかなぁ~。どこでストップさせても絵になり、形になっている。動きと動きの間にまったくの素の自分が入り込むことがない。舞台上での踊る時間の1秒たりとも素に戻ることがないんですよ。いやぁ、でも本当、他の役者さんを見てては思わないんですが、本当にたまに、「動いてる?」って目を疑うくらい、玉さまの踊りってす=====っとした動きなんです。全てが。言葉で表すのは非常に難しい。舞踊とは、『動』であるのに、『静』として見えるんですよ。『動』なのに『静』 そうとしか言いようがないです・・・。そう感じるのですから・・・。THAT'S TAMASABURO'S WORLD なんですね。私にとっての玉さまの魅力はそういったところです。見ているほうが夢を見ているような不思議な感覚に襲われるんです。時間の流れがそこだけ急にゆっくりと流れ出すと言うか。それが、玉三郎さまの舞踊の魅力ですな。私が思う、ね。浮いているように舞う人ですよ。舞台上すれすれのところに薄い雲か何かあって、その上に乗ってるだけで、自身では動いてないんじゃないかな?って思う。彼の舞踊を観ることは癒しですよ。癒し。究極の癒し。これまた私にとって、ね。分かる人には、異様なほどうなずける話だと思うんですがね。あぁ~。ここ1年くらい玉さまの舞踊を見て感じていたことを口に出してみて、すっきりしたぁ~。これまた癒し・・・。癒し効果絶大な人ですね。さ、話は、船弁慶に戻りまして、舞踊中盤より、平 知盛の亡霊となって、花道すっぽんより出てきた玉さま。びっくり!!そこにいたのはまぎれもない男性ではないですか!!いつも女性としてしか見ていなかったためにちょっとびっくりしてしまいましたが・・・。さっきまで凛とした小さな女性に見えていたのに、随分とすらっと大きく見える!これが本当に同じ人なの!?ですよ。さてここからは男踊りです。8割がた静かな感じの舞でしたが、途中の2割の力強いこと。8割の静があっての、2割の力が映えましたね。全体的に男としては弱い感じでしたが、他の方の船弁慶も、お能の船弁慶も見たことがないため何とも比較検討は出来ないのですが、私は贔屓目なしで、好きでしたけどね。好みでしょうね。品のある踊りが好きなので。自分が品のある踊りをまだ出来ないからなおさら惹かれます。もともとお能なのですし、あんな感じで良いんではないでしょうか。その後は、『松浦の太鼓』という、忠臣蔵の外伝だったのですが、師走なんで良い演目ですねぇ。しかし、この舞台の間中、前の席のおば様が前のめりになってご観覧なさるので、私は全然見えなくて随分イライラさせて頂きました。ようよう耐えるに耐えかね、『すみませんが、前のめりになられると見えませんので』とお願いしましたよ。でも、館内放送でも、前のめりになっての観劇はお控えくださいって言ってるのにどうしたもんですかねぇ・・・。頼みますよ。みんな同じお金払ってるんだからマナー守って気持ちよく見たいものです。さて、こちらですが、勘三郎さんってのはこうゆう役がはまりますねぇ。先週から拝見していて、勘三郎さんってすごい人だなぁ~って感激しているのです、私。あの方が出てくると、舞台がぱっと明るくなって、舞台上の空気もまぁ~るくなるんですよ。不思議な空気を持った方ですね。こうゆうのをカリスマ性とでも言うんでしょうか。人気が高いのもうなずけます。お客さんを幸せな気持ちに、笑顔に、させる方です。びっくりしました。玉さまは、ひゅ~~~~~っと観客の目を惹きつけてしまうような人で。逆に、すーーーーっと会場の雰囲気が冷たくなるような感じがするんですけど。うぅ~ん。冷たくなるってのは語弊があるなぁ・・・。うぅ~んとぉ、しんとすると言うか。これも語弊がある・・・。全部良い意味で言ってるんですよ。観客が飲み込まれちゃう感じなんですよね。そうそう!飲み込まれちゃうの。で、勘三郎さんは、包み込んじゃう。だから、この前の週に見た、この二人の『盲目物語』なんて、絶妙なものになるんじゃないかと思うのです。しかし、『盲目物語』は本当によかったなぁ・・・。もう一度観たいなぁ・・・。DVDにならないかなぁ・・・。もしくは、歌舞伎チャンネルで放送してくれるのなら、速攻スカパー入っちゃうんだけどなぁ~。
January 6, 2006
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新年明けましておめでとうございます☆昨年中はBLOG上、私生活上、いろいろお世話になりまして、今年もふつつか者の私ですが、何卒お付き合いの程、よろしくお願いします。さて、そんなわけで、年も明け、年末より、富山に帰省し、ココもほっといてしまったのですが、今日より仕事始めです。そして、私の29歳のお誕生日です。29歳。20代最後の1年。どのように過ごして行こうかと思ったのですが、心にはっと思いついたのは、とにかく☆とびっきり☆の1年にしたいな、と思いました。やりのこした事はないだろうか?自分の人生の中で一番記憶に残る1年になるといいなぁ~と思いました。が、毎年同じような事を思っているような気がするぅ・・・。でも、いろんなことをもっともっと吸収し、年をとる事にその経験を活かし、いろんな事を感じられる感受性と、表情の豊かな女性でありたいと思います☆しわが出来るくらい、笑ってやる~~~☆素敵なリンクルならしわもいいね♪そんなわけで、今年も人間味を増して行きたいと思います。そして、そんな私の成長にかかせないのが、みなさんからの良い刺激です。私の知らないことをBLOGでも、メールでもなんでも良いですから、発信してください。私は、敏感なアンテナでキャッチしていきますので☆みなさんあっての成長でございます。本年も何卒宜しくお願い致します。そして、みなさんにとっても2006年が感動と、笑いの連続の1年となりますように・・・☆☆☆
January 5, 2006
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