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2018.05.23
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カテゴリ: 気になる本
本屋の店頭で『定年後の知的生産術』という新書を、手にしたのです。
クリエイティブ・シニアを応援する一冊ってか・・・ええなあ♪
本は図書館で借りるものとなってしまった大使にとって、新刊本を購入するのは久しぶりのことでおます♪





谷岡一郎著、筑摩書房、2018年刊

<「BOOK」データベース>より
定年退職後こそ、クリエイティブに、好きな研究、夢や目標に向かって打ち込むチャンスである。これまでの仕事や人生で得た経験が、意外な組み合わせによる新しい発想や、本質を見抜く眼力に通じる。時間的・金銭的な余裕が比較的あることは、シニア世代の大きなアドバンテージである。本書は定年後のクリエイティブ・シニアを応援する一冊。

<読む前の大使寸評>
クリエイティブ・シニアを応援する一冊ってか・・・ええなあ♪
本は図書館で借りるものとなってしまった大使にとって、新刊本を購入するのは久しぶりのことでおます♪

rakuten 定年後の知的生産術


著作にむけたノートを、見てみましょう。まさしく創作ハウツーと言うべきか。
p153~155
■著作にむけたノートの作り方
 いきなり書き始めて、本が1冊書けるなどということは、あまりない。我々研究者・学者の世界でも、一定のトピックに関し、いくつかの論文が積み重なったとき、それらを整合的にまとめて(つまり何年もかけて)1冊の著書として刊行することが多い。ましてやアマチュア研究者におおいて、いきなり1冊の本というのは、不可能でないにしても、かなり困難なことだと思われる。アイデアをまとめるまでのノートの使用法をお伝えしよう。
 まず大きなテーマを決定する前に、いくつかの関連するメイン・トピックや小さめのサブ・トピックにつき、まとめることから考える方が近道であろう。

 もし書きたいトピックがすでに頭にあれば、そのトピックごとにノート1冊を割り当てても良い。ノートの表紙には、そのトピック名と日付をマジック・インキなどでわかりやすく書いておくとよいだろう。

 表紙に書くトピック名は、最終的に論文形式やエッセーにまとめるときの題名であるとは限らない。筆者などは、題名を最後に書き直すことが頻繁にあるが、あとで決めてもよいのである。極論すれば表紙には内容を表すキーワードだけでよい、と考えてもらいたい。

 ノートには何を書いてもよい。あとで見たときに何を考えていたのかがわかれば、それで事足りるのであるから、こちらも文章でなくキーワードの羅列でも充分役に立つ。適宜、参考記事や本のページのコピーなどを貼り付けてもよい。

 単なる思いつきのトピックのノートを作ると、残念ながら無駄になることもある。と言うより、過半は無駄になるものと考えるべきである。「余ったページの使い道に困る」という点は認めざるを得ないが、完全に不用になったとわかるまでは、無駄に見えても置いておくほうがよい。実はそのノートがあとで役に立つことはよくある。

 トピックの合併などにより、あるノートが完全に不用になったケースでは、その表紙のキーワードを消し、新たなトピックを与えてやればよい。そのときは新しいトピックをこれまでのキーワードより目立つ色や太さの油性マジックで書くことである。

■ノートの冒頭数ページは
 筆者が実行しているノートの使い方を説明しておこう。参考にしてもらえば充分で、必ずしもそのとおりやってもらう必要はない。

 ノートの表紙を開いた1ページは、白紙のまま残しておき、のちに重要なメモや変更があるときに限って使用する。次の見開き2ページは、それこそ思いついたことを何でもメモする。いわゆる「ブレイン・ストーミング」をひとりでするページ。ただし文章ではなく、キーワードなどにする。

(追って記入予定)


『定年後の知的生産術』5 :ネット情報のコピペについて
『定年後の知的生産術』4 :情報を捨てる能力
『定年後の知的生産術』3 :アイデア満載のクール・ジャパン
『定年後の知的生産術』2 :パワフルな団塊の世代
『定年後の知的生産術』1 :クリア・ファイル活用術





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Last updated  2018.05.23 07:26:42
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