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もし 自分の今までの人生を段落に分けるならば、ひとつの大事な記憶として 会社員時代の事を思い出すだろう。当時の詳細を文章化する気はないが、少なくとも国際空港という勤務場所は僕に新たな世界への扉を開くきっかけを与え、また勤務先でも寮の生活含め文字通り寝食を共にした仲間たちとの時間は貴重な財産だ。そんな 時代を過ごした彼らとの再会は ある種のタイムトリップであり、様々な記憶が蘇った・・・どうやらすでに忘却したかに思っていたことは、ふとしたきっかけで、まるでスイッチが入ったかのようにコンコンと湧き出てくるらしい・・。「歴史にもしも・・」という言葉はない。だが 「もし あの時スペイン行きを選ばずに会社に残ったいたら・」などという意味のない問いが 僕の想像力(想像力)を刺激してくれる。これはこれで建設的な問いの気もするが・・・いかがなものだろうか・・笑またの再会を願って
2013.05.30
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先日 初めて「アランフェス協奏曲」を生で聞きに行ってきました。自宅には何枚かレコードはあるのですが 我が家のオーディオ環境では残念ながらオーケストラの音を楽しむのは厳しくて、(音質もそうですが 音量バランスが対応できてないんです)一度 生で聞いてみたいと思っていました、いやはや やっぱり直接聞かないとこの感じは判らないですね、オーケストラとギターのバランスをはじめ 音が凝縮して和音が響き始める感じとか・・・。弦や管の楽器の深いところから鳴ってくる余韻やリズムの感じ方とか・・・ソリスタはフラメンコギタリストの「カニサーレス」でした、正直なところ 僕がアランフェスをレコードを聞いたのはパコデルシアやイエペスを含めて5人ぐらいなものなので 当然のことながら専門的な感想を述べることは出来ません、ただ その少ない経験の中で感じた事は ソリスタの独自の解釈というか、個人的主張がいたるところに散りばめられていた様に思えたことかもしれません。それをどう受け止めるかは、それぞれの志向性や考え方、あるいは勉強の深さで変わってくるかもしれませんね。個人的にはとても楽しめました。それにしてもこの東京フォーラムで行われているこのフェスティバルの規模の大きさには少々びっくりしました。もちろん人も一杯で これだけの人がクラシック音楽を聞きくために丸の内まで足を運んでくるのですね・・・いやはや 今年になるまで知らなかった世間知らずの自分が少々恥ずかしい・・・
2013.05.08
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もし 今の世界から本と音楽が消えてしまったら、僕の人生は相当つまらないものになってしまうと思う。逆に言うなら これらに出会えたことで僕は感謝しなければと思う。先日 村上春樹さんの新作をようやく手に入れて読むことが出来た、(まず奥さんが先に読み始めたので その間僕は我慢することになる)彼の本の売れ方にはちょっとびっくりもするが、それはそれ。彼の作品との付き合いはもう20年以上になる、たぶん 僕の知る限りでは翻訳ものを除いて 全作品読んできたと思う、(一回で判らなかったものは 何度か再読してたりする)今回の中篇作品は、なかなか僕にとって「良い旅」をさせてもらいました!どこまで奥に潜ればここまで言葉をつかめるのだろうか・・以前よりも言葉の紡ぎ方が より深いところから湧いてきている・・そんな印象を受けました。次に フラメンコギタリスト「ビセンテアミーゴ」の新作を入手。3年ぶりの作品でしょうか?個人的には紡がれた音が映像や色彩を自然に想起させてくるように感じました。「スペイン・フラメンコ」を全面にぶつけてくるのではなく 彼の独特のイディオムとコンパス(フラメンコのリズム体系)が昇華された世界観とでも言うのでしょうか・・好みや志向性はあるかもしれませんが 興味深く聞いています。ジャンルやカテゴリは違うけれど二人とも僕の人生に様々な影響を与えてくれています、感謝をこめて!
2013.05.01
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