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♪ 余寒さえ死語になりゆく梅の花星の惑えど咲くを忘るな 市役所の向かい側の緑地帯にある白梅が満開だ。天気も安定してきていよいよ春がすぐ隣で待ち構えているのが実感できる。 これで吹きっ曝しの佐布里池の梅も、蕾を縛っていた緊張を一斉に解いて、土曜日からの梅まつりには全身で春を謳歌することでしょう。風もなく穏やかな日は、梅林に梅の香がそこはかとなく漂って、脳奥をくすぐってくれる。拡大 人が多いことで安心する人間という生き物は、平日の方がゆっくりできるのにどうしても人ごみを選んで行動する習性がある。土日にしか動けない人はしょうがないが、平日の方がいい。 桜と違って、人にまみれた梅の花は情緒も無ければ雅やかさもない。「探梅」という言葉があるように、人知れずひっそりと咲いている梅にこそその真髄がる。 全国対象に「高温に関する早期天候情報」が発表され、2月14日頃~「かなりの高温」に。3月に入っても気温が高いことから、桜の開花が早まるだろうとのこと。 春を待ちわびるという、遠足の前の晩のように一番ウキウキする季節が、失われていくのは何だか大きな損をしているような気がする。◆ ◆ ◆ 梅は、万葉集では萩に次いで多く、119首に詠まれているとか。◆「久方乃 月夜乎清美 梅花 心開而 吾念有公」 紀小鹿女郎(きのをしかのいらつめ) 書き下し文 久方の月夜を清み梅の花心開けて我が思へる君 釈義 月がきれいなので梅の花が開くように、心を開いてあなた様のことをお慕いします。◆「余能奈可波 古飛斯宜志恵夜 加久之阿良婆 烏梅能波奈尓母 奈良麻之勿能怨」 豊後守大伴大夫(ぶんごのかみおおとものたいふ) 書き下し文 世の中は恋繁しゑやかくしあらば梅の花にもならましものを 釈義 世の中では恋の悩みが絶えないようです。そんなに苦しむのなら、梅の花にでもなれればいいのに。 今朝の富士山。 晴れたり曇ったりで、上空はまだまだ冬の呪縛から逃れられない。まだ2月の上旬なのだから、それでいい。この節操のない地球において、でんと構えて馬耳東風の面構えで威厳をもって鎮座していてほしい。
2024.02.09
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♪ 大寒に春と見紛う陽射しあり車飛蝗の裏庭にいずる朝方は晴れていた富士山。10時を過ぎるころから西からの風に乗って雲がかかってきた。 暖かいせいでまだ2週間目だといのにキムチに酸味が出てきて、食べごろになってきた。 試食した感じでは思ったほど辛くなく、だれでも食べやすいニュートラルな味となった。私としては美味しけど、ちょっと物足りない感じ。辛さを控え過ぎたようだ。見るからに美味そうだ!増粘剤、酸味料や人工甘味料、酸化防止剤とか、大量生産のものには余計なものが色々入っている。そんな不純なものは一切入ってないからねェ。スッキリして後味も良い。 私は酸っぱいのが好きだからいいけど、人に上げる場合は好みが違うので急がないと。このまま暖かいと、あっという間に酸っぱくなってしまう。あわてて一部を小分けにして袋詰めし、他の残りも大き目のタッパーに入れて冷蔵庫へ。 まだ2月前だというのに気分はもう春のよう。年寄りにとっては有難いには違いないが、程度というものが有る。 “ぬるま湯につかった国会議員” のように締まりがない冬。ダラダラと不正を続けても何とも思わなくなるわけだ。気候のせいで自民党が浅漬けのキムチみたいになったわけでもないが、こんなことで良いわけがない。 当たり前の厳しさがないのは、堕落の原因にはなり得る。平年並みという言葉が愛おしくなってくる。 地球の全体像の詳細を知ることは出来ないが、欧州の気象連合の運営による「Windy」の画面にはそのあらましが見てとれる。画像は拡大しますニューヨークの気温ロンドンの気温 季節は年々前倒ししてゆくばかり。4月には初夏の風が吹き、5月には真夏の気温となるのだろう。夏ばかりが勢力を増して幅を利かしている。春と秋の一番いい季節がどんどん目減りしてゆくばかり。 ポピュリズムが幅を利かし極右が台頭してくるのと、この異常気象は関係性があるのだろうか。保守的な傾向が強くなるのは、弱さを抱えている人間の自己防衛本能なのかもしれない。
2024.01.28
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♪ 突然の猛暑のあとの朝冷えに猫が布団に入(い)りくる五月 トレーニングルームに行き始めて、早いものでもう2カ月が経った。まだまだ初心者の域を出ていないが、ウェートも最初に比べれば3倍4倍にはなっている。 昨日、ルームランナーでのウォーキングでは、斜度12度、速度4km/hで30分のウォーキング。走ることよりも登山のためのトレーニング。しっかり汗をかいて、発汗練習にもなった。 登山なら少なくとも5~6時間は歩く。30分では準備運動程度でしかない。かといって、これを室内で繰り返す気にはなれない。 歩くのも走るのも、やっぱり戸外がいい。 自然の中で景色の変化を楽しみ、挨拶をかわし、目、耳、鼻、肌で季節を感じながら、風を受け陽を浴びてこそ意味があるというもの。☆ 今でもときどき蹴躓くことがあるので、その対処法を聞いてみた。つま先が上がっていないことが原因だが、ただつま先を上げる練習ではダメらしい。椅子などに座って、「踵を付けて両足のつま先を上げ、力いっぱい床に打ち付ける。」しっかり音を立てのがコツで、これを繰り返すというもの。 これがなかなか、いい音がするようにできない。裸足でやるといいらしい。これなら家でやれる。 地植えしたミニ薔薇がピンクの小さな花をたくさん付けている。その花がバレリーナとそっくり。 同じ系統の花らしく、矮小化させたのがミニ薔薇なのだろう。白と紫の花ばかりになっている中でこのピンクの花は貴重な存在だ。 これも地植えしたバイカウツギ。ふっくらとした真っ白な可愛い咲を咲かせている。 庭に出ると、ようやく目覚めたアランがやって来てまとわりつく。朝日を浴びてまだひんやりするアスファルトの上で、ごろんゴロンと気持ちよさそう。 昨夜は二階の私のベッド横の窓から入って来た。 どこで鳴いているのか猫の小さな声がしていた。丁度トイレに行きたかったところで、ベッドから起き上がるとそこにアランがいた。もうこの窓からは入れないつもりでいたが、対面してしまったので開けてやることに。 何度か鳴いても無視していたら、カミさんの方から入るようになっていたのに・・。 どうやら、爪で引っかけられるのを避けるため、網戸にクリアファイルを当てたのがいけなかったらしい。 ガラス窓の場合は爪でカリカリやらないと気付いてくれないが、網戸なら鳴くだけで分かってくれる。それなのに、妙なものが貼り付けてある。気色悪いなぁ、と。 その後はどこかで寝ていたが、朝方になって私の蒲団の中に入って来た。昨夜は暑かったので、薄いものとはいえ布団は必要なかった。明け方になって少し冷えてきたので半分ほど布掛けていた。あいつもちょっと寒く感じたのだろう。寒がりのあいつらしい。 朝になって私が起きる時には、いつもの様にカミさんの布団。さすがに蒲団の中は暑くなったか、いつの間にか出て行ったようだ。 なんで私の布団に入ってきたのか分からない。猫の考えていることはよう分からん。特にアランは、今までの猫とは違う、ちょっと変わり者だ。
2023.05.18
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♪ プレリュード&フーガの流れきてつぼみはじけてゆく白梅の 今頃になって初めてヒヨドリがやって来た。鳴き声が聞こえたのでもしやと思っていたらやっぱり。意外にメジロよりも用心深く、工事の車が毎日出入りしているので近づけない。 ヒヨドリは留鳥もいるにはいるが、秋に北海道から多数のヒヨドリが本州、四国、九州へ渡ってきて、全国で見られるようになる。至る所に咲いていた山茶花も終わりに近づき、いよいよ蜜柑が頼りの時期になった。草の葉や芽も食べるが、花の蜜は桜が咲くまでおあずけ。 我が家では、つぼみは付けたが、なかなかそれ以上は膨らまなかった山茶花。根の周りに、たい肥と赤玉土をかぶせ肥料をやったら、ようやく花を咲かせてくれるようになった。 メジロはこんな近くに車が停まっていても案外平気で、見張りを立てることなく番の2羽が一緒にみかんを啄んでいる。ヒヨがメジロを追い払うようなシーンはまだ見られない。箱の中のみかんは、ヒヨに食べられないため 山に食べ物が少なくなる冬から春にかけては、野鳥が山から里に下りて来る時期。お庭に野鳥を呼べる絶好のシーズンだ。せっかく買ってある「野鳥の餌」の出番だが、工事車両と人の出入りが気になるところ。☆ いよいよ暖かくなってきた。むずむずと庭いじりの虫が騒ぎ出している。パーゴラの周りと中を整理し、ミニ薔薇を地植えにしてみたり、ネットで買ったクレマチスの苗を植える準備も。 お遊びで、余っているダンポールでパーゴラに曲線を加えてみることに。この園芸用のポールをどうやって固定するか。 押し入れを物色していて、これだ!と閃くものを見つけた。絵の額を吊り下げるための金具。壁にピンを斜めに打ち込んで固定して使うあれだ。 ポールを受けて、針金で固定。なんとまあいい具合だこと。どうせすぐに錆びてしまうだろうが、その時はまた考える。
2023.02.06
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♪ 川と雲の流れる様にあこがれて自由きままにふわりふわりと 帰省のUターンで道路は渋滞しているものの事故もなく、何とか無事に新しい年がスタートしていくようです。暇な爺さんは、どんな1年が始っているのか世界の気候の様子を鵜の目鷹の目で眺めながら、思いをはせているのであります。「earth」の風と気温大陸はとにかく寒い。海が気温の低下を防いでくれる。アメリカ北部はこの季節、大寒波に襲われる。イギリスは南から暖かい空気が流れ込み、暖流もあってかなり得している。夏のオーストラリアは、南風で涼しいが、北部は暑く内陸部の大半は猛暑になっている。 4日(水)も、日本海側は断続的に雪。北海道から北陸は大雪による交通障害に注意。今夜から明日にかけて、北陸から近畿では局地的に雪の降り方が強まり、平地でも大雪となるおそれ。太平洋側は広い範囲で乾燥した晴天が続くようです。 1月は新鮮な気分であり緊張感もあって、毎日が充実して過ぎていく。目標を立てたり、今年こそはと誓いを立てて、そりゃもうウキウキ昇り龍。2月は逃げるように去りゆきて、3月は変化が多くて落ち着かず、気温の上がるに脳内のホルモンバランス崩れがち。 こんなはずではなかったと周章狼狽オロオロと、思案投げ首せぬようにふんどしの紐を締め直す。年度初めを迎える頃にはあの立派な誓いもどこへやら、雲散霧消し影もなし。季節と共に前倒しの4月病なる新語あり・・・。 1日を振り返る時、マイナスのイメージを一切忘れて、たった一つの「良かったこと」を思い出して寝るという人がいる。 後ろにあるのは過ぎ去った過去。前には、未知の未来しかない。 子どもが元気はつらつしているのは、過去を持たず未来に生きているからだ。
2023.01.04
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♪ 砂浜から橋の上から芝生からどこから見ても夢幻のスター 昨日の花火は、いく時から問題発生。歩いて1分の市役所前のロータリーからシャトルバスが出た。最高の便利さを喜んで、6時20分ごろに行ったら丁度出発したところだった。10分おきに出る予定なのですぐ来るだろうと思っていたが、なかなか来ない。ずいぶん経って、渋滞で遅くなっているとのアナウンス。興奮気味にやって来た孫は、スイミングのあとの着替えにちゃっかり甚平を着て。画面後方に、バス待ちの長蛇の列が見える。 すでにわれわれの後ろには長蛇の列。電車が到着するたびに続々とやって来る。「3年ぶりだから3年分の人が来るぞー」なんて冗談を言いながら待つこと20分。ようやく次のバスが来て、一番後ろの席に何とか座ることが出来た。70人ほど詰め込んで・・ 普通なら10分やそこらで行ける距離。すぐに着くと思っていたが途中からなかなか進まなくなった。もう少しというところでもうストップ状態。 人工島への橋の手前で大渋滞している。この橋を渡ったところにゲートがあり、午後6時に車は入場できないことになっている。それを知らないか、知って無視しているのか、多数の車が押し掛けて二進も三進もいかなくなっている。いや~な予感。 時間がどんどん過ぎていく。案の定、橋の上まで来たところで花火が始まってしまった。オイオイ冗談じゃないぞ、なんでこんなことになってる!? 橋の上、一車線を縦列駐車が塞いでいる。ゲートの前で車Uターンするべきなのに、ほとんどが強引に入ろうとしている。それでこんなことになっているのか。交通警備の警察官の姿もない。ゲートを過ぎてもまだ渋滞が続いている。その辺りから警官の姿が目に付くようになった。予想外の糞詰まり状態に陥って、困惑していることだろう。 何とか到着して、孫が「早く見たい、早く見たい」と興奮して走り出している。とりあえず目の前にある芝生の広場にシートを広げた。遠いがよく見えるし、人も少ないので落ち着く。 真っ暗な中でスマホの撮影なんてしたことがないので、どう設定すればいいのか分からない。とりあえず撮ってみる。まあ何とか撮れた。問題は花火の撮り方だ。たくさん撮ればなんとかなるだろうと、撮りまくる。フィルの時代ならこんな節操のない撮り方はできない。 前もって花火の撮り方を調べておくべきだった。 この日は14時半ごろ、中三日空いてしまったウォーキングに出ている。二人の知らないお婆さんと何故か話が弾んで、かなり時間を喰って戻ったのは2時間後。蒸し暑く、帰ってすぐにお茶。シャワーを浴びて牛乳、常温のコーヒーまで飲んで、腹が水膨れ状態。なのに6時過ぎには出なきゃならないので、いつもより早い5時半の夕食。スマホ・カメラの事なんか、全く頭になかった。 芝生広場(ファミリースポーツ広場)は広いし人も少ない。孫は大声で歓声を上げて大はしゃぎ。爺も婆もつられて大きな声を上げる。とても素敵な花火見物。砂浜で見るよりもゆったりし、どこに寝転んでもいい。解放感があって風が気持ちいい。危惧した雨も降る気配すら見せない。 その内、水上スターマインが上がった。「孫が水上花火が見たーい!」ばーばを1人残して砂浜の方に移動。さすがにメインの場所だけあって大勢の人人人。浜には近づけないが適当な場所で鑑賞する。でも、もう水上花火は終わっているようだった。 この日のママは仕事を終えてから電車で駆け付けることになっていた。そろそろ着くころなので電話すると、ちょうど新舞子の駅から、ファインブリッジを渡っているところだった。橋の上からは距離も近くて花火の眺めが良い。大勢の人だけど「立ち止まり禁止」なので、みんな行ったり来たりしているという。 電話を切ってしばらく観ていたが、「ママがもう着いているよ」と伝えると、すぐさま移動に場面転換。走っていこうとするので、迷子になっても困るので手をつなぐ。左が新舞子駅からのファインブリッジ 手前が芝生広場 橋から来る道を跨ぐ大きな歩道橋があり、その中央でママとばったり。マリンパークは何度か来ていても、夜は初めてだ。“ばーばのいる場所がよく分からない” と思っていたころらしい。なんと間が良いことでしょう。 連れだって、ばーばのもとへ行くと、周りは人影もまばらになっている。シートに一人ぼっちのばーばちょっとばかり寂しげに見えた。暗がりで場所が分からないなんてことも無かった。台船から打ち上がるスターマインと水中花火、全1,800発の最後を飾るスターマイン最期の最後の5号?玉。 帰りのバスはスムーズに進み、8時には家に。自分だけコンビニに寄って缶ビール500mℓを買って帰る。ばーばが孫とママを送って行っている間に飲んだが、何だか物足りない。再びコンビニへ行ってチリワインを買って来た。 ウォーキングでよく喋ったし12,000歩も歩き、久し振りで好きな花火見物。身も心も疲れを忘れて軽いこと。こりゃあ、飲まずにいたらもったいないわぃ。結局、ボトル半分ほど開けて眠りについた。今朝7時までトイレに起きる事もなくぐっすり。前日は寝不足だったが、それも解消してとてもさわやかな目覚めの朝だ。 それにしても、今回花火を観るためにシャトルバスに乗りに来た人。遠くから車で来ている人も多い。我々の後の便は、辛うじて花火の後半が観られただろうがその後の便は間に合わなかったんじゃないか。国が違えば暴動ものだ。 ネットを確認してみと、ゲートが規制になっているという表示はほとんどなかった。広報の不手際、案内不足としか言いようがない。 それもブラウザの一番最初に正規の情報が表示されなければ、見てもらえる確率はかなり低くなる。予算規模も少ない貧乏な知多市は、もっと状況予測と計画に頭を使わないと・・。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.08.28
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♪ 朝顔にぎらぎらぎんの朝日子の影しのび寄るヘブンリーブルー ようやく朝顔が、一種類だけ咲いてくれた。散歩中に種を採取しておいたもの。我が家でこんな色にアサガオを見るのは初めて。他にも変わった種類の花が咲く予定。 プラ鉢に植えてあるので、カンカン照りに耐えられるかどうかが心配だ。バークチップをたくさん乗せてやったが、どれほどの効果があるか・・・。 昨日の午後、パソコンで調べ物をしていた。すぐ横の網戸にクマゼミが飛んできて止った。そして、ものすごい音量で鳴きだした。一声鳴いてすぐに飛んでいくだろうと無視していた。 ところがどっこい。網戸は止まりやすくて居心地がいいのか、少し移動しただけでまた鳴きだした。なかなか鳴きやまない。スチール写真撮っておしまいと思っていたが、動画に切り替えた。腹を見られているとも知らず、3分以上鳴き続け、一呼吸おいてまた鳴いている。蝉の鳴く様子を観察するにはもってこいではあった。 動画をPCに取り込もうと思っても、ファイル転送が出来なくなっている。以前にもUSB接続してもファイル転送に切り替えられないことがあったが、いつの間にか直っていた。それが最近またおかしくなっている。 他にも不具合や勝手に様子が変わっていたり、散々な目に遭っている。この韓国のOPPO A54 5Gは、最低最悪だ。初めて使うスマホがこれでは、もうどうにもならん。 「設定」から「端末情報」→「ビルド番号」7回ほど連続タップすると、開発者モードに切り替わる。そこで「デフォオルトのUSB設定」が「データーの転送なし」となっているのを「ファイル転送」に切り替える。 これをやりたいのに、「端末情報」→「ビルド番号」が出てこない。話にならない。とりあえずペンディングにし、後でいろいろやってみることに。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.07.24
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♪ 夏まえの猛暑は罪だ紫宝花のむらさき一花夕べ死にゆく 毛が少ない種のアランは砂漠地帯を生きた祖先の血を引いているようで、暑さには割かし強い。それでも35℃以上の猛暑はさすがにしんどい。隣家の木の陰で一日、暑さを耐え忍んでいるらしい。 ピピは逆に毛が密集していて、寒い地域に棲む子孫の血を引いているらしい。家から一歩も出ず、あっちでゴロンこっちでゴロリとしては、一日中うろうろと寝場所を探してはグターとしている。 久々の雨は良いが、降りっぱなしではどこへも行けない。小降りになったので気晴らしに出てきたようだが、すぐまた降り出してしまった。 雨の日中は暑さに慣れた体が寒く感じるらしく、膝の上に乗って来たりするのは如何にもアランらしい。まだまだ子供で、メリハリのある動きと甘ったれなところが、なんともカワイイ。 台風4号が九州に上陸。南から湿った空気が流れ込み、九州や四国、太平洋岸に大雨を降らせている。 2日に載せた世界予測は、やはり欧州(ECMWF)の予測が一番近い結果となりそうだ。九州はもう、必ずどこかに大雨が降るという、雨特異地域になってしまった。高知県南部に線状降水帯が発生した模様。東海地方にも今後、大雨を警戒する情報が出ていて、愛知県東部、静岡県は要注意。 雨を憂えっている一方では、この雨を大いに喜ぶものたちもがいて、猛暑にさらされた身を癒している。紫宝花が一日花をぽつぽつと咲かせている。カロケファルス・プラチーナがどんどん大きくなっているが、雨は嫌いらしい。綿の芽が伸びていて、1本に間引く必要があるが、もったいなくて出来ないでいる。ダンカンドラもだいぶ伸びてきた。トウワタの挿し木。実生の芽の方は、ちっとも大きくならないでいる。 シホウカ(紫宝華)は、オーストラリア及びニュージランド原産。ナス科ナス属の常緑低木。れっきとした木なんだねぇ。放っておくと2~3mほどにもなるらしい。冬が来る前に全体を切り戻して大きくなるのを防ぐ必要がある。後ろが宮城野萩で、かなり伸びてきている。 頂いた株を3つに分けたうちの一つで、植える場所がなく仕方なしに宮城野萩の隣に植えた。両方の株が大きくなるので、そのうち喧嘩するようになるだろう。そうなったら思い切って処分するつもり。 南西の窓下にも植えてあるが、こちらは半地植えにして株が大きくなるのを抑えてある。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.07.05
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♪ 水蒸気満ちて大気の膨れゆき夏はやばやとイライラつのる 27日の今日も猛暑。きのうと同じくらいの所が多く、東京都心は35℃と、3日連続の猛暑日になりそう。名古屋は34℃、金沢や大阪、福岡、那覇は32℃、仙台や広島、高知は30℃の予想。北海道と東北はきのうより低いが、それでも平年を上回る所が多くなりそう。 熱中症情報は、東京や名古屋、大阪、福岡、鹿児島、那覇では「危険」レベルで、そのほかの地域も「厳重警戒」レベルの所が多くなっている。夜になっても気温が下がらず熱帯夜の所も多い。 東京電力エリアに「電力需給ひっ迫注意報」が初めて発令された。政府は、昼過ぎまでは電力需給にある程度の余裕があるため、暑い時間帯には熱中症にならないように適切に冷房等を活用し、夕方、午後3時から午後6時の時間帯は、冷房等を活用いただきつつ、使っていない照明を消すなど無理のない範囲で、できる限りの節電をするように呼びかけています。 昨日の知多地方は午前中に雨が降り、さほどの暑さではなかった。午後には雨も上がり、剪定した枝の片づけがあったので幸いだった。それでも陽射しが戻ってきて30度以上にはなった蒸し暑い中、ウバメガシと松それぞれ1本分の枝を短く切って揃える作業は、結構暑かった。 息子が、200mほど先にある月曜日指定の資源回収場所を下見に行くと、すでに出してあるものがあって、持っていっても大丈夫そうだという。それでとりあえず、ウバメガシだけを束ねて、運ぶことに。10束以上はあっただろうか。 孫も役に立ちたいと思うらしく、息子と一緒に車まで運んでくれる。太い枝が入ってかなり重い束を、なんとか運んでしまう。結構な力持ちだ。以前にも何かの時に感じていたが、体が小さい割にはパワーがあることに感心する。頼もしいやつだ。 この日は野球の練習日だったが、雨でグランドがぬかるんで使えなくなり中止になったらしく、体力が有り余っているのだろう。 松は、切り口に松脂が出ているので扱うのに注意がいる。服に付けば取れないし、乗用車に付くと大変だ。手に付けばいつまでもベタベタしてかなり厄介だ。松脂が固まってからの方が無難なので今回は運ぶのをやめ、来月までそのまま放置することに。帰りがけに、先日植えたアサガオの様子を撮って来た。種類が違うと苗の育ち方もずいぶん違うのがよく分かる。自宅の、3日に蒔いたコスモスも順調に育っている。 アサガオも順調に伸びてきたので、流木に繫るように這わせるため、摘芯をしてやった。 2日前の剪定は、木に登って大きな枝を切ったりしたので軽い筋肉痛があり、腰に疲れもたまっている。この日も、残りの枝を切るのに天辺に登ったりしたので結構疲れた。帰る時には歩くのもけったるい感じで、年を取ったことを思い知らされる。この日も缶ビール500mℓを2本飲んで、夜はTVの前でうつらうつら。 全身を使って刺激したので、疲れてはいるものの体は案外よろこんでいるようで、今朝は心地よく目覚めた。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.06.27
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♪ 朝曇り誰を呼ぶのかちょっとこいちょっとこいとふ連呼の声す 珍しく昨日から小綬鶏が啼いている。杜鵑の声は聞こえない代わりに「ちょっとこい、ちょっとこい」という特徴のある鳴き声が、殺風景な景色に五月らしい色付けをしてくれている。 ピンクの小花の薔薇、バレリーナがやけに元気だ。枝も伸びて通路が通りにくいほどに。花の数も多く昨年とは大違い。ちょっと伸びすぎの感じもしていて、どうも肥料のやりすぎかもしれない。2021年5月中頃2022年5月20日 コクテールの方は、貧弱な枝ぶりにわずかに咲いていた花も終わってしまった。そこに新しい芽がたくさん出て、すべての先端に蕾が付いている。続けざまにこんな風になるなんて、初めてのような気がする。 幹の途中からも新芽が出ているし、木そのものが再生している感じ。 2本のバラがやけに元気なのは、通路の脇を掘って薔薇専用の肥料を入れてやったためだろう。以前にもやったことがあったが、ここ何年かは怠っていた。それで肥料切れになって元気がなかったようだ。そうなると虫も付きやすいし、病気にもなりやすい。 後ろが塞がっているので風が抜けず、虫が(バラゾウムシ)付くので場所が悪いと思っていた。それで、苗を育てて他の場所に植えなおそうかと思い挿し木している。が、この調子ならその必要もないかもしれない。もう少し様子を見よう。トイレからの眺めも悪くない。 “つる薔薇新苗のシュートは切っちゃダメだ” なんて知らなかった。浪花茨にせっかく元気なのが出てきたのにの、あまりたくさんの枝もどうかと思って切ってしまった。 誘引もまだしない方が良いらしい。とにかく “冬までは上に伸びるだけ伸ばしてやる必要がある” なんてことも知らなかった。こんな風にするのはまだ早いらしい。 支柱を立て、束ねた枝を絡ませて上に伸ばす必要があって、来年の冬になってから横に誘引してやるといいらしい。そうすると、枝の途中から新芽が出てそこに花芽が付く。元気な苗なのでどんどん伸びているのは頼もしいが、あまり大きくなりすぎても困る。 でも、つる薔薇の特性をうまく利用してやればいい感じになって行くんじゃないか。窓の下に2段構えで這わせ、左の壁を伝って通路脇の塀の方まで伸ばしてやろうかと・・・。この先どう管理していくか、試行錯誤しながらの楽しみがおぼろげながら見えてきた。 10年先にどうなっているのか。自分はもうこの世にいないかもしれなが、ここを通る人が楽しみしてくれるようになってくれれば本望だ。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.05.20
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♪ 宗教を利用もすれば無視もする狂人遊戯の露死暗ルーレット 今日は復活祭。ギリシア語: Πάσχα、ラテン語: Pascha、フランス語: Pâques、英語: Easter、ドイツ語: Ostern、ロシア語: Пасхаは、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念・記憶する、多くのキリスト教においては最も重要とされる祭だ。復活したイエス・キリストが弟子達の前に現れている場面が描かれている。「春分の日の前後の満月の次の日曜日」という事になっていて、今日がその満月の日だ。そんな重大な日を挟んで、ジェノサイドに血道をあげているプーチンが、ロシア国民に支持されるはずもなかろうに。 意味不明の無言電話の本当の正体が分かった。まさかまさかの“お祖母さんが掛けてきた”のは確かなことだけど、無言電話をしたわけではなく、電話が故障していたようだ。 よもやと思って、その電話機でカミさんがここへ掛けてみて、こっちからの声は聞こえるものの自分の話している声がこちらに届いていないことが判明。な~んだ、そうだったのか。本人はまったく覚えていないし、何が起こっているか詮索することもないので問題にはならないが、お祖母さんには悪いことをした。“次のゾーンに入ってしまった”なんて、決め込んでしまったのは早とちりだった。 電話機をあっちこっちに移動するものだから、差し込みジャックがいかれちまってるんだろう。子機のような小さな受話器は使えないし、ましてやスマホなんか使えるはずもない。電話は寂しさを紛らわすために掛けて来るらしいので、無しにするわけにもいかず、新しいの買うことに・・。 今年は筍が豊作なのか、すでに3回頂いた。最初の2度はすでに茹でてあるものだった。3度目は昨日、その日の朝に掘ったものだったが、やけに大きくて「2つでいい」と言うのに「3つが割り当てだから」と無理やりおいて行った。たくさん採ってあちこちに配り回っている最中らしい。 一昨年も豊作だったのでたくさん頂き、一番大きなやつを使って孫が彫刻などしたことが2020年4月24日のブログに書いてある。今年より1週間ほど遅かったようだ。 中二日のウォーキングで、久し振りに竹やぶを切り開いた岡田散策路を経由するコースへ。鶯が啼いてはいるものの一羽だけで、ちょっと寂しい。去年はあちこちで聞こえてたのに、どうしたんだろう。竹やぶのあちこちに筍が生えているのは当然だが、掘り取った跡もあるものの全体的には少ない感じ。竹やぶだって年を取る。 どんよりとして風が強く、小寒い一日。「筍梅雨」とか言う季節。辞書の説明では「陰暦4~5月頃に吹く東南風のこと」とあって、昨日は旧暦3月16日だから季節は昔と比べて1か月も早くなっている。どんどん前倒しになって、13日の30度近い気温にも驚いたが、来月になればもう夏の入り口だ。 とまれ、暫くはこのはっきりしない小寒い日が続きそうで、朝晩はまだ冬服がいるかもしれない。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.04.17
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♪ 春を喰う物を言わない生きものがむンむンむンと若芽を伸ばす 土曜日に引っ越しされた新居のご夫婦が翌日、引っ越しのあいさつに見えた。隣保班に入りたいとのこと。先に入居した一家もそう言っていたらしいが、7筆全部が売れて7家族揃えば一つの班にできるだろうに、2軒だけではこちらに編入するしかない。以前にも合併してエリアが広くなっている上にまた増えることになる。 2軒が更地になったのでプラマイ・ゼロではあるが、字費の集金とかお寺のお札配りとかの歩く距離が増えるし、回覧板の回す順番とかも決めないといけない。我家の次になるのが順当なところ。 2軒が入居されたということで、新設のゴミ収集場所がようやく使えるようになった。目の前にあるので重い袋を運ばなくて済むようになり、何かと便利。 10時に収集車がやって来た。 今年は暑くなるのが早そうなので、窓下の暑さ対策とナニワイバラを誘引するための設えをする。とりあえずラチスを2枚買ってきて設置することに。どうやって固定するかあれこれ考えた結果、雨戸の戸袋の下の切れ目に16mmの支柱を当てるとうまく固定できると判明。壁には接しておらず、板や釘を打って傷をつけることもなく設置できた。 ここへ横に2列の枝を這わせてやる。やたらに大きくなっても困るので、それを防ぐために鉢植えと地植えの中間的なものにしてある。左の壁にも這わせることが出来れば言うことなしだが、まだ先の事。ミニチューリップはいかにもミニ過ぎて、チューリップらしくないなぁ。 部屋にはブラインドを付けたので暑さ対策は万全となり、日除けの葭簀を立てる必要はなくなった。それで、窓下に1m前後の高さに簾を設置できるように、支柱を立てるつもりでいる。道路の照り返しはどうにもならないが、上からの直射は弱められる。愛知県知多市の10日間天気予報 4月に入って、種蒔きしたいものがある。手製の木のプランターを移動させて、そこにトウワタの苗を植えるつもりでいる。この先、まだ最低気温が一桁の日があるようなので、それが過ぎてからの方が良さそうだ。 それらが終われば、庭ですることはなくなるが、暑いと外にも出なくなってついつい水遣りを忘れてしまう。水遣りだけは忘れずにしないと・・。 バッサリ切って新芽を出したこの子らにも、これから6月上旬ぐらいまで外に出してやりたいね。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.04.06
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♪ 草も木も生えない家に住む人の花も蝶々も風も見えない 新年度から値上げのラッシュで家計も企業も、何かと出費が多くなって大変だ。経費削減して防衛するしかない。 そんな4月ですが、1日が朔(さく)でいわゆる新月になる。朔の瞬間を含む日を「朔日」といい、 陰暦( 太陰太陽暦 を含む 太陰暦 )では朔日を月の始まる日「1日」とするので、陰暦でも1日になるわけだ。 朔の定義は、月と太陽との視位置の黄経が等しくなること、またその時刻。月全体が太陽光線を背後から受けることになるので、地球からは月が見えない。 字源は、「逆方向」や「もとへ戻る」という意味を表す「屰」に「月」を組み合わせて「月が満ち欠けしてもとの状態に戻ること」を表す。朔日は「ついたち」と訓読みし、「朔」だけでも「ついたち」と読む。朔望表 太陽と同じ方向にある場合を新月(朔)、反対方向にある場合を満月(望)、その間に上弦・下弦(半月)がある。左の表中の月齢はその地の標準時正午(12時)の値。 新月から新月までの長さ(朔望周期)はまちまちで、次の満月が15日にならず17日になり、次の朔月はそのまま5月1日になる。 不穏な世界情勢の中で、オミクロンがリバウンドしてきているし景気は下降気味。思えば思うほど憂鬱になる。暇も気分もないかもしれないが、変わることない月の運行を眺めて気持ちを休め、一息つくのも良いんじゃないでしょうか。年間の朔望表月の朔望の定義は、黄道座標で経度方向の角度の差が、 新月(朔):0度のとき、上弦の月:90度のとき、満月(望):180度のとき、下弦の月:270度のとき 2月も1日が朔だった。5月も1日になっている。しかし、朔間隔が違うので次の満月の日にちが、5月は16日になっている。 新月から満月までの長さと、満月から新月までの長さも同じではないのは、月の軌道(月の軌道計算は、他の惑星の計算よりずっと大変らしい)、地球の軌道がそれぞれ円形でないこと、月と地球の軌道面が一致しないことが主な原因とか。 何気なく眺めている月と太陽の運行もなかなか複雑なようで、簡単なものなどどこにも存在しないのがこの宇宙というワンダーランドなのだろう。そんなことを考えていたら、新築の家に引っ越し業者のトラックがやって来た。いよいよ引っ越しか。 暦を確認したら大安は明日で、今日は仏滅だ。今の若い人はこういう根拠のない伝統はあまり意に介さないらしい。それでも両親や祖父母が反対する場合も多いだろうから、仏滅は空いている可能性は高い。わざわざ仏滅に結婚式を挙げる人もいるくらいだし・・。私なんかも全く気にしない方なので、却って親近感がわくというもの。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.04.02
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♪ 空よりの五本の指が掴みくる傘をすぼめて立つすぎなの子 昨日のまだ小雨の残る午後、息子の家の庭に土筆を採りに行ってきた。一時の一面土筆だらけの姿はもうなくなっていて、草に紛れて生えているのを探す程度に減っていた。予想していたことなので驚きはしなかったが、これで来年は何とか採れるにしてもその先は期待できなくなるのが残念だ。2019年3月31日 3年前にはこんなにたくさん生えていて足の踏み場もないほどだったが、地下茎をしっかり伸ばしたスギナは胞子を飛ばす必要がなくなった。この庭が頼りだったのに、もうだめだ。 今回は、小次郎が走り回るコースには犬の糞があちこちに散らばっていたが、何とか犬が入らない場所に生えていたのを採ってきた。けっこうな量にはなった。 雨が降るあいにくの天気だったが、この日しか行けないのであえて強行。濡れているので草のゴミが付着したままで汚らしい。ゴミのせいで袴取りも面倒だった。 どんどん土筆が取れる場所が減っていく。 我が家の前の宅地がこのまま売れずに残っているようなら、「密かにスギナを移植してやろうか」なんて不埒なことを考える。どうせ雑草が生い茂るのだから、何が生えたって同じだろう。でも、カンカン照りなので条件はあんまり良くないか。 土筆は夜のうちに軽く下茹でして、4つに分けて冷凍してある。明日、春のわが定番の手料理、土筆のアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノを作る予定。美味いんだなあこれが。毎年2回は作っている。オリーブオイルたっぷり、ニンニクも唐辛子も多めに入れて・・。ああ、胃袋が啼きだした。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.03.23
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♪ ワクチンに捧げしひと日やり過ごし動きはじめた汽車に乗り込む いよいよ3月も半ばになりかかり、春到来で忙しくなってきましたね。目の前の住宅も4月からの入居に合わせて最後の追い込みに入っています。内装工事から玄関前の階段の造作へと移り、あとは調度品の納入を待つというところでしょうか。外から見てるだけなので、想像しているだけですが・・・。 目白の姿はあまり見なくなった代わりにヒヨドリが来ていて、蜜柑を啄んだ後に櫨の実を3つ4つパクッパクッと咥えて帰っていく。 尉鶲も来ていたようなので、櫨の実を食べに来ているのだろう。 そのエサ台の下をもう少し庭らしくしようと思い、園芸用のブロックなど並べてみた。常緑で一年中何かの花が咲いているようなものにしたいとは思うが、なかなか良いアイデアが浮かばない。 立体的に変化を付けたいが、どうしたらいいか分からない。すでに植わっている木があり、造成工事の時に移植したばかりなので今はいじらない方がいいだろう。そういう制約が幾つもあるがノウハウがないので思うようにいかない。 今年の冬は寒かったので、きれいな花を咲かせていたマンでビラの鉢は無残な姿になっているし、白椿も西からの寒風をまともに受けて葉焼けして、莟は膨らむ様子を見せないままだ。ブーゲンビリアは晩秋にうっかり水やりを忘れ、枯れかけている。 なんだかド素人の無能さをさらけ出し、“分かったようなことを書いている割には何もわかっちゃいねえなあ” と、自然界に笑われているような気がする。でもまあ、こんな小さな庭だからこそ難しいしやりが、いがあるということも言える。 まあそこは適当に。自己満足できればいいわけだから・・ * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.03.11
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♪ 葉っぱさえ愛でられている植物が花も根もなきわれを見ている 昨年の9月に買った観葉植物、カランコエ・シンセパラは寒さにも強いということで、室内に取り込んで様子を見ていたら、伸びかけていたランナーの先に子供が育っている。1,980円(税別)で買った 一回り大きな鉢に植え替えてあるので本体も大きくなっている。試しに一本の子供を赤玉土に挿して置いたら、この寒い中でも根付いた様で元気に育ち始めている。マダガスカル中部原産でも寒さにはけっこう強いようだ。カランコエ・シンセパラ 何故だか葉の表面の一部に茶色の被膜のようなものが出来ていて、しばらくするとそれが浮いてはがれるようになる。多少の跡が残るようで、折角の緑の葉がいかにもみっともない。思い当たることがる。庇の裏側に防腐剤を塗っていた時に葉の上にそれが垂れ、それを知らずにいてだいぶ経ってから水で洗い流した。油性のものなので水で落ちるはずもなく、大丈夫かな?と、ちょっと心配ではあった。それが原因かもしれない。 けっこう高価な植物で、はネットでこの程度のものが6,500円で売られ、SOLD OUTになっていた。 鉢を含むサイズが「H 290 × W 310 mm」なので、吾家のものと同じぐらい。葉の状態が良ければそんな値段で売れるという事か。子供を増やすのも簡単だし、乾燥にも寒さにも強いんだからそんな値が付くこと自体が信じられない。多分、すごく大きくなんじゃないかな。 この冴えない色の多肉植物は、昔、子供が小さくてかわいいのを買ってきたもので、今ではかなり大きくなっている。地植えならもっと大きくなっているだろう。 アガベ(リュウゼツラン)かアロエの仲間だと思うが、横に不揃いの縞模様があるのが特徴だ。調べたら「キダチアロエ」らしい。冬も戸外に置いてあるので色が赤みが勝っているが、夏には緑色に戻る。名前からすると軸が伸びるタイプなのだろう。 キダチアロエには、「医者いらず」と呼ばれるほど、多くの効果効能があると言われていとかで、様々な成分が効能を発揮するらしい。*アロイン アロエの苦み成分で、健胃や整腸効果に優れています。ただし継続して飲用すると、効果が見られなくなることが多いので、胃腸の調子が悪い時にのみ活用すると良いでしょう。*アロエウルシン 胃や十二指腸の粘膜を保護する効果がある成分。潰瘍の予防に役立ってくれそうです。*ムコ多糖類 ゼリー状の葉肉に含まれている成分。抗炎症効果や免疫力向上効果が期待できるため、火傷、などで傷ついた皮膚の改善に役立てられることが多くなっています。*アミノ酸やミネラル キダチアロエは、人体の健康に欠かせないアミノ酸やミネラル(亜鉛、カルシウム、セレンなど)を豊富に含んでいます。身体の疲労回復や免疫力アップをサポートしてくれるでしょう。*ビタミン キダチアロエには多くのビタミンが含まれています。その数は、全13種中の10種にも及ぶのだから、驚き。特にビタミンB群の含有量は高めで、植物には珍しくビタミンB12も含んでいる。 わが庭には、寒さに頬を赤らめている子供の様な、こんなかわいいのもある。サボテンももう小さな花をつけている。 多肉植物は全くの手間いらずなのでけっこうな人気らしく、カーマでもその数が増え、売り場のスペースも広がっている。
2022.02.01
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♪ つぎつぎと雲を映して動かざる湖面のごとき日々を過ごしぬ 日常のスナップ写真は、その時のその一期一会の瞬間を切り取って決して止まることのない、時間の流れの中に逆らって浮かんでいます。“何気ないものに何かが宿っている” と感じることができるのも写真のいいところでしょうか。 波のない湖面を雲が流れていくように、写真の上を時が流れてゆく。写真はすべて拡大します。(ブラウザの←で戻ってください) ここ一週間ほどのスナップです。7日の立冬を過ぎてようやく晩秋らしい気温になり、最低気温も一桁が当たり前になってきました。 モミジバフウの種が野鳥の好物と知って採りに行こうと思っていて、様子を見に行ったらまだ青いのがほとんどだった。コロナウイルスのような実が割れて種が出てくるようになるのは、二三週間先かあるいはずっと先になるのかもしれない。実際、種が入った状態の実を手に入れられるかどうかもわからない。 そして、こんな小さな種では取り出すのも難しいしたくさん集めるのも大変だ。 このカワラヒワのように自分で啄むのがいいとなると、その様にしてエサ台に乗せる必要がある。ぶら下げる・・? あきらめた方がいいのかもしれない。 エゴの実も食べるらしいが、近くにあるものはすでに落ちてしまっている。こちらは10月初めころには採りに行くべきだったようだ。
2021.11.12
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♪ 南(みんなみ)の風吹く空に身をそらし真萩の秋は深みゆくなり 萩は大好きな花で、今年も立派に花を付け、日に日に控えめながらも、雅なあでやかさを増しています。 前夜、台風の南風が吹き続けていたので心配していた。朝起きて、見ると一番高く伸びた軸が大きく傾いてしまっていたが、ダメージはそれほどでもなく、日中にはほぼ元の姿に戻った。朝早いので鮮やかさが出ていない。 5月15日に移植した時にはどうなるか心配していたが無事に根付いてくれ、秋の小庭を彩ってくれている。通路側に少し寄ったので通行の邪魔になるため、かなりカットしたの昨年よりも小さくなっている。株そのものは大きくなっているので、放っておけば人が通れないほどにまで枝を伸ばしてくる。幸いにも、南側から家に入れるようになったので、この時期は通れなくなっても問題はなくなったので、来年は思い切り伸ばしてみようか・・・ 桜(染井吉野)よりも萩の方が好きだというのは、日本人らしくない?いえいえ、万葉人は花見といえば春は梅で、秋は萩というのが一般的だったらしい。萩の花見に出かけ、花を摘んで頭に挿したりして楽しんだらしい。ウメは上流階級、ハギは庶民に好まれた花だったとも言われています。 万葉集でも最も多く詠われているのは萩で142首で、梅の119首を大きく超える。山麓、低山、野原や道端に生えているハギは、ツクシハギ、マルバハギ、そしてニシキハギの原種のビッチュウヤマハギで、西日本ではヤマハギは500mを超す山や高原に行かないとまず見られないらしい。 美しいのはやっぱり宮城野萩が一番。私は万葉人と同じ感性の持ち主というのか、地味好みなんですね。人柄が出ているって? そう、そうなんですよ。喧騒が嫌いだし、群れるのも好きじゃないし。一時期は庭の花が白ばっかりだったこともあります。 猛暑日が少なかったことも幸いして、姫沙羅は何とか持ちこたえてくれた。紅葉しかかっているが枯葉のようになっているのもあって、まだ完璧とは言えない。これから葉を落としてしっかり養生してほしいところです。 宮城野萩と姫沙羅のコンビがこの庭のメインなので、あと10年ぐらいの期間を美しく飾って欲しいものです。
2021.09.19
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♪ 大風に圧されて傾ぐ朝顔に密会しておるカメムシ一族‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 今年も、爺さま得意の伸ばし放題の朝顔が、ようやく咲きはじめたみたい。つるを整理すればいいのに勿体ないと思うのか、切らずにぜーんぶそのまま絡げてやるもんだからそりゃあすごいわ。熱帯のジャングルみたいに絡み合ってる。 鉢植えの棚の日よけの両脇に支柱をアーチ型に設置したのは良いけど、先日の台風の余波の大風で大きく傾いてしまい、必死でワイヤーを張っていたっけ。殺風景な庭になってるので、このくらいやらないとなんか淋しいって思ったらしい。 入り口近くのはそれほど繁茂しておらず、楚々として朝顔らしい風情を見せていて、僕はこっちの方が好きだなあ。 色も幾つか違うのが咲いてるし、隣家の塀に接しているのでこのくらいがちょうどいい。アーチ全体に絡まってるし、良い感じじゃないの。 引いて見ればこんな感じで、家の入り口にはその主の感性が滲み出るものだからねぇ。爺さまの感性はどうか知らないけど、殺風景な家も多いのを考えればまあいいんじゃないの。 ここの路地を通る人は少ないので誰も気付かないかも知れないけど、7軒分の宅地も出来たことだし通る人も多少は増えるかもしれない。イメージアップにはなっているんじゃないのかなぁ。 ハツユキカズラをアーチの上まで誘引したいと思ってるらしいけど、地を這う植物を上に這わせるのって難しくない? こんな風に蔓を伸ばそうとしているけど。行き惑ってるようにしか見えない。定家葛(テイカカズラ)の時は横に伸ばしたので上手くいったわけだけど、同じ仲間だからアーチの部分まで伸びれば何とかなるんじゃないかと思ってるらしい。 外へ出て写真を撮っていると、アランがかならずまとわりつくのがいつものパターン。 何にもなくなったところに真っ黒い道路が走っている。朝のうちはひんやりして気持ちがいい。 セントレア行のミュースカイが走り抜けていった。明日からは本州の真ん中に前線が停滞して天気が悪くなるらしいねぇ。お盆休みは、コロナ自粛に悪天候ってか。去年は断念したけど今年こそはと思っている人が多いようだけど、はてさてどうなるか。“猫には何も関係ございません” と言いたいところだけど・・ それが、関係あるんだよなぁ詳しくは言えないけど・・・。まあ、あまり暑くないのは嬉しいんだけどね。「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」
2021.08.11
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♪ とろとろの新玉ねぎを食む夕べ甘味(あまみ)が春の雨に溶けゆく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 早生の玉ねぎは今しか食べられない。まさに春の味だ。 早春を味わうものは、大方が苦みを味わうところがいいのですが、この新玉ねぎだけは別格です。弱火でゆっくりと炒めると、独特のとろりみと甘さがでてきますね。 酒を加えてさらにとろみを付け、塩コショウにしょう油を少々。そして干しシイタケを細かいおろし金で擂って振りかけると、味が濃厚になります。最後に花鰹をトッピングして、酒の肴の出来上がりです。 これが酒の肴に意外にも合うんです。「新玉」好きだからそう思うのかも知れないけど・・・♪ 新玉の酒の肴は軟弱なじじに似合うとばば手を出さず しょう油を使わなければ真っ白の一品が出来上がる。それだとイタリア的に言えば「ビアンコマンジャーレ」、フランス的に言えば「ブランマンジュ」か。穢れのない真っ白の美しさは、春にもっとも相応しいかも知れない。の『春こそ美味しい季節です!パパッと食べられる「早春の味」5品』で、新玉ねぎのマリネを紹介していました。 ザルに入れて何度か手で宙に舞わせて、ふわっと空気に触れさせると、より穏やかな味になるそうです。ハムと混ぜて、好きなドレッシングで和えるだけ。ここではセロリと白い皮の部分まで食べられる日向夏を添えてある。「夏みかん・甘夏のポン酢醤油」の作り方もあって、甘夏を絞り種を除いて、醤油と昆布・鷹の爪・花鰹を入れるだけ。 甘夏なので酸味がやわらかく、柑橘らしいフレッシュな香りのポン酢醤油の完成だ。豚しゃぶによく合うそうです。 手作りの「ポン酢しょう油」は、確かに新鮮で香りが立って、春を満喫するにはいいでしょうね。ちょっと寝かせて酸味を抜いた夏みかんで作ってみようかな。
2021.04.17
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♪ 小悪魔が死を宣告にやって来て己が子孫を残して去りぬ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「クソ~、頭に来た!」 爺さまがプンプンに怒っている。 なんでかって!? 毎年、チュウレンバチにやられて樹形が崩れ、冬に思い切り切り戻しをしてやってようやく新芽が伸び貴重な蕾が付いたところに、あの小さな悪魔の「クロケシツブチョッキリ」が新芽を枯らしてしまったんです。 注意はしていたらしく、「もうそろそろ消毒しないといかんなア」と思っていた矢先だったらしい。雨が降りそうだったので、雨の後の晴れた風のない日にでもしようかと思ったのが間違いだったって・・。 蕾の茎に産卵して新芽を枯らしてしまう。折れた茎や蕾の中で幼虫が育ち、折れた蕾はやがて地面に落ちる。そして幼虫は土の中にもぐって蛹になって越冬し、翌年にまた襲来するという。バラの大敵、飛んでもないヤツなのだ。 噴霧器で散布するのは何かと面倒だし、大量に使う訳でもないので、爺さまはスプレー式の薬剤散布を買ってこようかと考えている。5種類の成分を配合してあるという「ベニカXネクストスプレー」が良いらしい。 薔薇には、アザミウマ類、アブラムシ類、オオタバコガ、クロケシツブチョッキリ、コガネムシ類成虫、ゴマダラカミキリ成虫、チュウレンジハバチ、ハスモンヨトウ、ハダニ類、うどんこ病、黒星病に有効とある。 病気も、間もなくやって来る「チュウレンバチ」にも効くな都合がいい。これさえあれば万全だろうって。「クロケシツブチョッキリ」というゾウムシは「カクテル」ばかりを狙って、「バレリーナ」の方にはほとんど行かないんだって。茎が柔らかくて産卵しやすいんだろうか。逆に「チュウレンバチ」の方は、最初、旺盛に芽を出しまくっている「バレリーナ」に産卵しに来る。それで、「バレリーナ」の方には来ないと思って安心していると、いつの間にか幼虫がビッシリ付いて、丸裸になっちまてたりする。 近所に、庭中に大きな鉢植のバラをズラーっと並べている家があるらしいんだ。地植えと違って管理がしやすくって、鑑賞するにも都合が良いんだろうね。こういうバラ好きの人にとって、これから秋までの間、ず~っと管理が続くのでしょうから大変だろうねぇ。 ペットと同じで愛着が愛情に変わっていって、何かで枯れたりしたらペットロスみたいになっちゃったりするんだろうか。★ 15日は、日の光が強まって、冬に比べて虹が現れやすい時期といわれる七十二候の「虹始見(にじはじめてあらわる)」。 二十四節気「清明」の末候にあたっていて、北海道などの雪国では降るものが雪から雨に変わって、雪では見ることのできない虹が見え始めるころという。 そんな中で台風2号が発生していて、フィリピンの東に達した後、進路を北寄りに変えるだろうと予想されている。 この付近の海面水温が28度以上と高くなっているため、18日午後3時時点の予想中心気圧は、940ヘクトパスカル、19日午後3時には、中心気圧が925ヘクトパスカルまで発達すると予想されている。現時点で、日本付近への影響はまだはっきりとしないらしいけど、要注意なんだってよ。 去年は来なかった分、今年はいくつか上陸するかも知れない。爺さまは、丸裸にされたこの家が台風の直撃を受けたらタダじゃ済まないかも知れないって、すごく~心配している。 週末17日(土曜日)には前線の通過で、まとまった雨が降ると同時に南東の風が強いらしい。また庭先が水浸しになるかも知れないって、ここでも気をもんでる・・。「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」
2021.04.15
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♪ 若き日の辛酸甘味を下敷きに苦み渋みを味わっており‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ご主人様、今年もさっそくアドバイスを参考にして夏みかんのピール作っていた。皮の表面を薄く剥いて砂糖の浸透を良くし、少し苦みがあった方が良いというので、綿の部分はほとんど取らず、湯でこぼしは2回に抑えたし、水に晒すのも30分で切り上げている。 ふっくらして、ベチョッとすることもない上々の出来上がり。ほぼ理想の出来に自己満足し、自画自賛している爺さま。これしきのことで、いい気なもんだゎ。夏みかん一個分 食べてみると、けっこう甘い。婆さまにはちょうどいい甘さらしいけど、後に苦味が残るのでちょっと苦手のようだった。 ゆで上がりを水切りし、その重さが150g。そのの60%の砂糖90gが使ってある。普通の人には良いのかも知れないけれど、高齢の爺さまが食べるにはちょっと甘すぎるようだ。でも、なんだかんだ言いながら、結局一人で全部食べちまった。 仕上げのグラニュー糖だって50gぐらいは使ってあるので、これだけで140gというかなりの糖分を摂取したことになる。 和菓子でも洋菓子でも、甘いものはみんなかなりの砂糖が使われているからねぇ。甘党はよっぽど意識していないと、摂り過ぎっちまう。素材そのものの味しか知らない猫からしたら、こんな甘いものを喜んでる人間は味覚がおかしいんじゃないかって疑いたくなる。 五味「酸味,苦味,甘味,辛味,鹹味 (塩味) 」のバランスが食の醍醐味のはずでしょう。甘味に偏っている人ていうのは、生活も偏ってるんじゃないかって気がしてしょうがない。★ ウォーキングに出て留守の間に、婆さまが仕事から帰ったら玄関に新玉ねぎと筍2本が置いてあって、その筍を見て驚いていたらしい。でっかくてか、なりの重さのやつ。「こんなの、硬くて食べられない~!」って。 地表に3分の1ほど顔を出したやつを掘ったらしく、色鮮やかにふんぞり返っている。「これは暴力だわ~」って。いつもの友人が届けてくれたんだろうけどね。 2本のうち小さめの1本はすぐに茹でたらしく、鍋にそのままに冷ましてあった。冷めていく間にアクが抜けるらしいんだ。アク抜きには大根おろしと一緒に茹でるのが一番いいということは知っていても、そんなことやってられないって・・・ 去年が豊作だったので、今年は裏年にあたるんだね。出ている量そのものが少ないから、選ぶ余地が無かったのかも知れない。いつもとは違うところに生えているって、言う人もいたりして。 2017年は超の付く不作だったし、奇数の年は不作に当たるんだね。 春の味は「苦味」そのものと言ってもいい。蕗の薹、蕨、土筆、筍、夏みかんの皮など寒さを耐えて冬を越してきたものには苦味が付きものだよね。それを水に晒して苦みを無くし、甘い味付けをして食べるなんて、自然に対して失礼じゃないのかなぁ。「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」
2021.04.11
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♪ 幼児のこころに赤きばらの芽を抱きて眠る春彼岸まえ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ もうそろそろかと思って息子の家の庭に土筆が出たら教えてと言ってあった。昨日、孫から「出てるよ~」と電話があったのでさっそく採りに行って来た。 庭で土筆採りができるなんて、有難いと言っていいのかどうか。スギナが庭中に蔓延っているんだからねぇ、どうしようもない。いつか庭全体がスギナの林になってしまうんだろう。2019年3月31日の様子 これから2週間の間、次々に出ていくるからまた何時でも採りに行ける。いずれは下の写真のようにスギナに被われるようになるのだろう。 こうなるとスギナはもう土筆を出す必要が無くなってあまり採れなくなる。それまでどれくらいの年数が掛かるのかは分からないが、当分の間はあてに出来そうだ。 出始めたところなのでまだ少ないとういうものの、これだけ採れればオンの字だ。3時のお茶をしながら「小次郎」と「うらら」を構って遊ぶ。 犬は昼間、庭で放し飼いしているので、広い庭を自由に走り回っている。幸せなこっちゃ。 硬くなった花梨の実がボール代わりに丁度いい大きさで、投げてやると喜んで取りに行って銜えて来る。 猫の「うらら」ちゃんはおとなしい。最初はちょっと緊張しているかと思ったが、大分慣れてきているので、顔を撫でてやったらまんざらでもなさそうにしている。それならばと、得意の猫懐柔法で腰のあたりを撫でてやったら、喉を鳴らして身をよじらせて嬉しがっている。こうなればもうこっちのものだ。 食が細いらしく体も小さいし痩せているので余計に愛おしさが増し、頭や顔や顎を撫でてやればもうゴロゴロが止まらない。頭を摺りつけながら、初めて撫でられた爺さんの手わざにすっかり安心して、身を委ねて嬉しそうにしている。「ぼくも~!、遊んで~!!」と、小次郎が部屋の中を覗いて吠えまくっている。だいぶ落ち着いてきたとは言えまだまだ遊びたい盛りだから、家に入れてやると飛びついてじゃれついてくる。爪で服を破られる心配があって、おちおち遊ばせてはいられない。リードを付けて引き離してもらた。 2匹は相性が良かったらしく、今ではこんなに仲がいい。先日、貰って来た回転式の座椅子(右)は、この2匹専用の寝場所になっているらしい。 パパがやっていた子ども部屋の設えが大方出来たらしく、孫が嬉しそうに案内してしてくれた。8畳ほどで冷暖房完備。照明はリモコンで明るさや色まで変えられる。まあ、至れり尽くせりの子ども部屋で、5人兄弟、男3人の真ん中の私は思わず「一人っ子っていいな~」とつぶやいていた。 「今晩からここで一人で寝るんだ~!」と、小学校入学を前にして成長の証しを見せようと頑張っていた。頼もしいかぎりの孫だけど、果たしてどうだったのかな。直ぐまたパパとママが恋しくなって、一緒に寝るって言い出すかもしれないが、それもお愛嬌でしょうか。 早速、土筆の袴を取って軽く下茹でし、2つに分けて冷凍しておいた。一部をオリーブオイルでソテーして夜の酒の肴にしたけれど、これが美味かったねえ。きょうの昼には好物のツクシのペペロンチーノを作る予定。市販の唐辛子(輪切りになっているやつ)ただけでは辛さがイマイチなので、キムチに使う粉末の唐辛子(辛口)を入れてやろうと思っている。 へへへ、楽しみだわい。
2021.03.15
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♪ 欧米にはいない鵯(ひよどり)あこがれの鳥やブラウンイヤーブルブル‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ とうとうヒヨドリも餌台の蜜柑を食べに来るようになった。ナンキンハゼに始まって、トウネズミモチも無くなり、最後のナンテンの実もほとんど食べ尽くしてしまったので、食べるものが無くなったのだ。 下の方に残っている実を食べるヒヨドリ♪ 中型の鳥が競えば楽しみの木の実は日々に減りゆくばかり♪ 山雀に気圧され気味の鵯は蜜柑に触手を伸ばさずにいる棒の上に刺してある蜜柑はさすがに手が出ない。 ♪ エサ台が静かになりし昼下がりヒヨが蜜柑を目がけ降りくる♪ 大柄なヒヨが小鳥を追い払う気丈な目白に敗ける気はなく♪ 葉の隠ゆ目白がひょいと顔を出しヒヨと競いて蜜柑をつつく
2021.02.06
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♪ 野ネズミの糞のごとなる実の味を知りたくもあり知りたくもなし‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 今年は餌台に、ヒヨドリがまだ一度も来たことがない。いつもならメジロと競って蜜柑を食べに来るのに、どうしたことだろう? 近くで鳴いている声は聞くしナンキンハゼの木に止まっているのを見かけもするが、何故か餌台にはやって来ない。メジロを追い散らすので疎ましく思っていたけれど、来ないとなるとなんだか寂しい。 どうもヤマガラの集団に気押されているんじゃないかという気がする。あの大きな体でメジロを追い散らす姿からは想像がつかないけれど、他に考えられない。 そう言えば、喧しいくらいに餌を催促していたスズメもそうだ。早朝に2-3羽が目白と一緒に餌台に乗っているのを見た事があるものの、日中はあまり姿を見せなくなった。それでアワやヒエの小粒の餌がいつも残っている。真っ黒に熟したトウネズミモチの実(1月4日) 15日の朝、直ぐ横にあるトウネズミモチの実がすっかり無くなっている。黒く熟してからメジロが突っついたり、たまにトラツグミが来ていたのは知っていたけれど、一晩で食べ尽くされているのにはちょっと吃驚。犯人は多分、ヒヨドリだろう。 キジバトやヒヨドリなどの大型の鳥が盛んに啄んでいた、空き家の庭のナンキンハゼ。実はすっかり無くなって、食べるターゲットを変えたのだろう。 左はメジロが食べているお尻姿。右はすっかり無くなったトウネズミモチの実。 春の華やぎ、夏の饒舌、秋の絢爛、そして沈黙の冬。休息に入った樹木は来たるべき春に備えて、秋に蓄えた養分を熟成させながら静かに冬の過ぎるのを待っている。ナンキンハゼの木。左がトラツグミ、右の2羽がヒヨドリ(1月12日) 野鳥は季節の移ろいの中で、明日の事など何も知らずに夕暮れてゆく寒空に佇んでいる。この景色が見納めになることなど知る由もない。 しかし、長い間人間の近くで生きてきた以上、自然は変えられてゆくものだということをDNAに取り込んでいるかも知れない。「ただそれに、順応してゆくしかないと割り切って生きている」と思いたいのは人間の身勝手か。人間も人間のためにだけ生きている生き物だから・・・。1月16日の夕方の空 この風景を、淋しいと思うのか美しいと思うのかは、心という不可解なものが決める。夕暮れ時は、地球に昼と夜があることが何とも有難いものであると思うひと時でもある。
2021.01.17
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♪ 子と丑じゃずいぶん違う干支なんてどうでもいいのに気なっており‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 人間社会では来年の干支は丑という事になっていますが、個々人の干支を考える時、迷う人が多いらしい。ご主人様は自分で丑年だと思い込んでいたけれど、いえいえ「子」ですよと言う人がいるので困っている。 爺さまは1月15日生まれなので、丑と思っていたんだけれど本当は、節分(立春の前の日、今年は2月2日)が区切りなので「子」だと言うんです。人間は妙なことに拘って余計な心配をしたり、ぬか喜びをしたりする。 どうしてそんな風にややこしい事になっているのかっていうと、明治以前まで使用されていた(旧暦)太陰太陽暦で言う人と、新暦(太陽暦)で言う人がいるためらしい。何の意味も無いのに、その動物の特徴に重ねて○○の干支の人は性格が云々と昔のか言ったりする。 子と丑じゃ大違いだ。道理でおっとりノンビリしてると言われていたのが、ネズミのくせに云々とまるで反対の印象を言われる事になる。中国語スクリプトの二十四節気より この21世紀になっても未だに旧暦が生きているというのも面白いねぇ。月の満ち欠けを基準にして、冬至と夏至で二つに割りその中間に春分と秋分をおいて四季が区切られているんだね。農業や漁業には好都合なのでこの暦はおいそれとは手放せないらしい。 様々な祭礼や慣習はこれを基に行われるので、西洋グレゴリオ歴になった今でもカッコつきで旧暦が書かれることになる。日本人の魂は旧暦に依拠していて、四季と共に自然を身近に感じ、四季の移り変わりに沿った一年を過ごしているので、両方が必要ってことらしい。 野生の動物も、暦さえ持っていない家猫だって太陰暦で生きているってもんだ。 グレゴリオ歴は、キリスト教の最重要行事 復活祭を正しく行うために作ったものらしい。復活祭(イースター)の日取りは毎年「春分後の最初の満月の次の日曜」と決まっていて、それまでのユリウス暦ではずれが出て困るって言うんで、改暦したらしいんだ。 日本では明治6年(1873年)に藪から棒敵に改暦されたらしいから、庶民は腰を抜かさんばかりだっただろうなぁ。 でもまあ、仏教国でキリスト教徒でもないのにクリスマスだハロウィンだって何の抵抗もなく、美味しいとこ取りの好きな国民だかねぇ、直ぐに慣れちゃったのかも知れないね。内内では相変わらず今までの暦を使って、何の不自由も感じなかったのだろから・・・。 爺さまは、今年も年賀状を出すには出した様ですが、年ごとに枚数を減らしているらしい。「コメントも何も無く、すべてが印刷だけで出されたものなんて、もういらない」って。多分相手も嫌々出してるんだろうから、返って喜ばれるってもんだって・・・この「人口」には年賀状を出せない乳児など、年賀状を出さない人も含まれている。2021年用の発行数は前年比でマイナス約17.4%(Yahooニュース) 因みに、今年の干支「丑」の守り本尊(丑寅)は虚空蔵菩薩。虚空蔵とは、本来、菩薩の持つ「徳」そのものを表した言葉で、菩薩の包蔵している知恵や慈悲の広大無辺さはあたかも虚空の様であることを意味している。鳥獣虫魚、諸天善神などに身を転じて種々のご利益を授けるとされている。中でも知恵や記憶力に効果があるとされる。芸術や技能のような才能にもご利益があるとされている。明けの明星はこの菩薩の化身ともされている。 真言は「オン・バサラ・アラタンノウ・オン・タラク・ソワカ」 梵字の種字はタラク字種字(仏尊を象徴する一音節の呪文〈真言〉) 【このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。 タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。】
2020.12.30
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♪ 満月の夜に漬け込む白菜に星の精なる微生物生(あ)れ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 今年も暖かい日が続いてどうかと思ったけれど、何だか待ちきれなくて早々とキムチを漬けることにしたご主人様。キムチ好きは相変わらずの様で、今年はやけに始動が早い。この分だと、1月下旬にもう一度漬けるつもりなのだろう。 白菜はまだあのずっしりとしたものにはほど遠く、アミノ酸たっぷりというわけにはいかないようだ。それで、甘みを引き出すために二日にわたってしっかり天日干ししていたようです。 四等分して天日干しした2株の白菜を、塩で下漬けしておいたものをいよいよ本漬けに入る。一昼夜下漬けした白菜を水で軽く漱いで、水切りしておく まずは、様々な材料を混ぜ込んで作ったキムチの命というべきのり状のものを用意する。これが一番面倒くさいらしい。 作り方は以前書いたものがこちらにあります。2005年のもので、ブログを始めた年だった。キムチはそれより前から漬け始めていて、ほぼ毎年漬けているのに1年に一度ばかりなのでちっとも要領がよくならず、その度にもたもたしているようだ。何だか情けない爺さまです。 均等に分けるため四等分したもの。2つずつにぬりつける。 こののり状のものを、葉の一枚一枚を捲って根元を中心にぬり込むようにして、全体に行き渡るように挟み込んでいく。やり始めた頃は要領が悪く、途中で足りなくなったりしたので、やる前に分けておくようにしている。 長年やって来たので、当初とはだいぶやり方が違ってきているらしい。まあそれも当然のことでしょう。同じことはやりたくない性格なので、材料の分量も適当な感じになっているし、入れるものもマチマチだ。今回はダシに炒り子と昆布の両方を入れてみたのと、干しシイタケを擂って粉にしたもの(小1個)を加えたところが新しい試みらしい。 辛さも体調に合わせてその都度変えているようだし、蜂蜜や砂糖の甘みも加えるようになっている。アミエビの塩辛も多めに入れてある。 ここのところ野菜を切るのも自分でやっていたので、全体に太め大き目で白菜以上に存在感があってあんまり良くなかった。それで、今回は婆さまに頼んで小さめに切り刻んで貰ったので大丈夫。 今回は、期待百倍だ~!と、一晩経った容器を眺めながらつぶやいた。でももうこんなに水分が上がって来てるねえ、今のうちにちょっと減らした方が良いんじゃないのかなぁ・・ このブログは8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。 日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。
2020.12.02
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♪ 鳥をよせ猫をあそばせ来たるべき無聊の日々の毒消しとする‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ いよいよ本格的な冬がやってきそうだなあと、寒がりの爺さまはちょっと浮かない顔をしている。今までが暖かすぎたのでこれでようやく師走を迎える心構えが湧いてきたとも言えるんだけど、まあ、猫も爺さまのことをとやかく言える立場じゃない。7時過ぎの南西の空 ナンキンハゼの葉もほとんど落ちてしまっている 昨夜から今朝にかけて北陸では、上空5500メートル付近を氷点下24度以下の寒気を伴った気圧の谷が通過するというので、「ブリ起こし」の雷を伴った雨が降って大荒れになるとの予報が出ていたねえ。どうだったんだろうか? そんな寒い地方にも猫たちはいるはずだけど、アランみたいに毛の少ないやつは無理だろうなぁ。俺みたいに毛の多いパンチパーマみたいなのは案外平気かも知らん。 明日以降の知多地方は、最低気温が6-8℃、最高気温が14-15℃程度と平年並みの寒さがやって来るらしい。心して気を引き締めていくことにしよう。★ 昨日、爺さまが庭でDIYをしていたらヤマガラが数羽やって来て、メダカの入った甕で水を飲んでいった。すぐ傍に人がいるのをまったく苦にしない、物おじしないその様子がすごくかわいい。一羽なんか、小さなホテイアオイの上に乗っかって水浴びまでしていったぞぉ。 お祭りの屋台で「おみくじを引いてくる芸」をするだけあって人なつっこいのが良く分かる。そんなところを目の当たりにして、爺さまはなんだかうれしい気分になっているような・・。手の上のエサを取りに来たり、帽子の上や膝の上で遊んだりもするらしいからねぇ。YouTubeの動画へ「こーらるもも」さんのページより 2週間ほど前から「野鳥のまき餌」を餌台に乗せているので、そのエサも食べに来ているかも知れない。アワ・ヒエ類はすずめが食べているようだけれど、ハゼの実はまだ食べる鳥が来ていない様で、まったく減っていないらしい。 野山にエサが無くなる真冬になれば尉鶲や鵯がやって来るんだろう。 ヤマガラの冬場の好物は硬い木の実らしく、ナンキンハゼの白い実を嘴て割って中の実を食べているし、ヒマワリの種も好きらしい。あの有毒のエゴの実も嘴で器用に割って中の脂肪分のある胚乳を好んで食べるらしい。 市役所にエゴノキがあるので採ってこようって、爺さまはヤマガラを手なずけるつもり? この家には俺たち猫の義兄弟が、毎日外へ出てその辺を徘徊してるんだぜ。すでに餌食になったやつもいるんだからねえ。餌付けするってマッチポンプ的犯罪行為じゃねえのって、思ったりもするけど。ま、いいか・・ 来年、4月以降は周りから木がなくなって殺風景になり、小鳥の姿も見られなくなってしまうかも知れない。それが悲しくて、せめて小鳥たちにエサがあることをしっかり覚えてもらって、”風景が変わってもやって来てくれるようにしたい” って気持ちもわかるしね。 このブログは8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。 日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。
2020.11.28
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♪ かすり傷や汚れさえなき蟷螂がじっと動かず小終結 。‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 生まれて間もないカマキリがいた同じ屋根に、成虫のオオカマキリがじっとしている。爺さまは、生きものはみんな好きだ。机に突っ伏しているようなその姿がいじらしく、声を掛けてやりたいような風で眺めている。 精気が無いように見えるので、臨終を迎える季節になってその最期の時を迎えたカマキリなんだろう。自然界では、一年生と多年生の花のように、一年で生を全うする昆虫や長くて2年ほどの野性の小鳥が、秋になると一生の締めくくりの小さな小さなドラマを見せてくれる。 直ぐ向こうの柿の木にはカワラヒワやコゲラがやってきて虫を啄んでいる。 爺さまは、カマキリが本当に死んでいるか近づいて確かめようと、顔の前で手を動かしたら首を回してジロリと顔を向けた。まだ死んではいなかったんだと意外な面持ち。 婆さんも、数日前に場所を変えて二度、庭にじっとしているカマキリを見ている。どこかに産卵していないか見てみたけれど、卵は見つからなかったとか。 カマキリの目を覗くと、動いている黒っぽい点があるけれどそれは個眼の集まりで、角度の加減で黒く見えているだけだそうだ。黒い点の周りにある光受容器はある種の波長を反射していて、目の残りの部分が緑や白、茶色、紫色に見えるのはそのためらしい。「カマキリの瞳孔」というのは実際には錯覚にすぎなくて、正式には「偽瞳孔」と呼ばんだそうな。 腹は膨らんでいないので産卵は済んでるはず。長男さんの庭で見つけた卵はとても低いところにあった(来年は雪が降らない?)ので、鉢植えなども探したけれど見つからなかった。どうも近くで生んだのではなさそうだ。 産卵は一か所でするわけでもなく、個体差は大きくて中には5個の卵嚢を産み落とした事例も報告されているらしい。もっとよく探せば見つかるかもしれない。隣家の庭だとすると4月以降には更地になってしまうので、それまでに孵化しないといけない。 交尾の際オスがメスに食べられる確率は13%~28%程度らしい。オスを食べたメスはより大きな卵嚢を生むという。生き延びたオスは、他のメスを見つけて交尾するらしく数回するのも珍しくないらしい。 自分の子孫を残すために野生の彼らは必死なようだけれど、去勢されちまった僕らにはそんなアバンチュールは残されていない。 カマキリは最後の産卵を終えると力を出し尽くしてしまって元気がなくなり、ほとんど移動することもなく同じような場所でじっとしているのが普通らしい。爺さま、絶対に近くに卵嚢があるはずと・・。 卵嚢から小さなカマキリがつぎつぎに出てくる様子は、とてもドラマチックなので、酒でも飲みながら日がな眺めていたいと思っているようだ。 このブログは8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。 日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。
2020.11.08
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♪ 満月は何か狂わす水色の雫の下を猫が駆けゆく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「栗名月」「豆名月」と呼ばれることもある十三夜は、「十五夜」に次いで美しい月とされていています。今年は旧暦の9月13日で、現代の暦では10月29日(木)つまり今夜なんですね。十五夜は中国伝来の行事ですが十三夜は日本固有の行事だそうです。天気は良さそうなので、美しい月が眺められそう。 しかし、残念ながら満月ではないようなんです。 その満月は31日(土)なんですが、今月は満月が2回あるという珍しい月なんですね。その2回目の月をブルームーンというそうで、もともとはアメリカの農事暦で使われていた名称だとか。次回は3年後の8月31日。こよみのページより 今年はそれがハロウィーンと重なっているというところがミソで、珍しいことが重なってるってわけですね。 月が青いかどうかは別の話。 ブルームーンの見える時間livedoor newsより 月が誕生するときに地軸が傾いたことで、地球には四季ができたんだとか。そして月の引力で潮の満ち引きが起こり、いのちが生まれていったという。もし月がなかったら、地球は今の3倍くらいの高速で自転し、大気圏の動きもずっと激しくて繊細な生きものは暮らせなかったんじゃないかとか・・。 人間も、たとえ生まれたとしても今とはかなり異なった姿をしていたんじゃないかとも言う。 月を愛でるのは、そういう奇跡のもとに生き物が存在しているということを再認識するため、心のどこかに何かが働いているのかもしれないなあ。 星野源の歌に「Moon Sick」というのがある。夜遊びの歌らしいけれど、イギリスの古い言葉から取ったものだと思う。昔、「狼男」が象徴するのように、満月には人の心を乱す魔力があると信じられていたらしい。 「Moon Sick」みんな寝静まれば いつもの時間だな楽しい夜更かしを 意味のない掛け合いを町が寝静まれば 踊りの時間だなうるさい夜更かしを 意味のない触れ合いを用意はいいかな 誰か見てるかな危ないことをしよう生まれたときから 同じ病だな危ないことをしよう月が見てるけど記憶がなくなれば いつもの時間だなどんな苦しみでも 君と共に消えるさ用意はいいかな 誰か見てるかな危ないことをしよう生まれたときから 同じ病だな危ないことをしよういつもの所で月が見てるけど このブログは8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。 日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。
2020.10.29
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♪ もの言わぬ木にして鳥を惹きつける人遠ざける言の葉はらり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 空き家の庭にあるナンキンハゼがどんどん大きくなっていて、庭全体を占めるまでになっている。秋になって実が白く輝くようになって、ヒヨドリやムクドリなどの大き目の野鳥がその実を啄みにやって来る。シジュウカラやジョウビタキ、モズも来ているようだ。 先日、キジバトが大きな体を翻しながら啄んでいるのを、二階のベランダに昼寝しにやって来たアランが目に留めて、そーっと近づいていった。 僕が3歳か4歳の時にキジバトを捕まえたことがあったけれど、木の上じゃあどうしようもないなぁ。狙ったところでしょうがないのに、そんな事も分からないんだから、まだまだ子供だねぇ。お~い、いい加減に諦めろよー。 そういうのは遠くからそっと眺めてればいいんだって。そのうち、この葉っぱが真っ赤になってすっごくきれいなんだぜー。 そうしてそれも落ちてしまえば、白い実がむき出しになって、花が咲いたように陽に輝くんだ。そうなると、大っ嫌いな冬がやって来るって訳だ。 ここんところ、急に寒くなったので何だか体に堪えるねぇ。アランは若いけど、もともと毛が薄いタイプなので寒がりだ。 ピピは、ここに拾ってもらったのが2011年9月19日だったので丁度9年になる。人間の歳で言えば52歳ぐらいになるんだから、そろそろ初老を意識する年ごろだ。寒さが身に染みるようになってくるのも当然だよね。NHK メディア研究部・放送用語(2010年の調査) 最近は、夜明けごろになるとグッと冷えるので布団が恋しくなってねぇ。この時期からもう爺さまの布団の上に乗って寝ているんだ。重たい、だの窮屈だのって文句を言われるけど、寒いんだからしょうがない。ピタッと密着して、身をあずけるように凭れて寝るのが一番の幸せ。 アランなんか、婆さまの布団にもぐり込んでるみたいじゃないですか。僕は布団の中は暑すぎてダメなんだけど。 冬にはまだ少し間がある様だけど、今からこんなんじゃ先が思いやられるなぁ。 えッ? それはこっちの言うセリフだって? 爺さまお願い、これからもっと寒くなるんだからぁ、羽毛ふとんの恩恵を一緒に味わわせてくださいよ。なるべく端っこの方に寝るようにしますから・・ このブログは8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。 日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。
2020.10.20
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♪ 一点を見つめるやわき猫のいて時の振り子に身をまかせおり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 台風14号が南海上を前線を伴ってゆっくり北上してる。 10日3時には四国沖に、11日3時には関東地方に達するとみられていて、今のところ縦断は避けられそう。孫ちゃんは10日に運動会が待っている。せっかく毎日練習して来たので中止になってはかわいそう、順延になればいいんだけど。 海水温が高いので心配されていたスーパー台風。今のところ影を潜めているのが有難い。雨に濡れて侘しそうな柿の木。今朝は、日本全体を雨雲が覆っている。 冬から春にかけてやって来る鳥というイメージがあるメジロ。今年も10月の始めからやって来て庭木の間を飛び回ってる。 隣家の柿の木に寄るものの、今年は実を10数個しか付けていないみたい。昨年は裏年で少なかったから、今年は沢山生るはずだったのに・・。 庭の管理がされなくなって、剪定してないのが原因なのかなぁ。 いつもの様に色んな鳥が、もうそろそろ食べられるかなぁと様子を見にきて、「あれれ?」って感じで去って行く。今年は、いつも最初にやって来てグァーグァーと啼き叫ぶカラスの姿が有い。実があまり生ってないことを知ってるってこと? 先日、二階のPC前にいてヤマガラらしき鳥が一羽、庭に飛来したのが爺さまの目に留まった。おや?と思って見ていると、次々にやって来て5-6羽が庭へ降りたようだった。 メダカの鉢の周りにあちこち、行ったり来たり止まったりしている。水面をつついたりしているようにも見え、水を飲みに来たのかと。そのうちの一羽が(容器が深くてよく見えないが)、ホテイアオイの上に乗って水浴びをしている様子。 そーっと網戸越しに撮ったので、不鮮明な絵になった。 こんな小さくて狭い袋小路みたいな庭に、ヤマガラがまとまってやって来るなんて・・。思いもよらない姿を見て爺さまは、巣箱にシジュウカラが営巣した時と同じくらいに喜んでいる。 ヒヨドリやメジロ、ムクドリが柿の実をつつきに来たりはするけれど、ヤマガラが庭に下りるなんてことはそうはない。 で、このブログを書いていると雨が止み、目の前の柿の木にムクドリが飛来し、次にメジロと入れ替わったと思ったら、ヤマガラも混じっていた。 何が原因で実が少ないのか良く分からないが、ここの柿の味が良いことはよく知られているらしい。少しばかりの実を競い合って啄む姿が、これから毎日繰り広げられそうだ。 このブログは8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。 日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますので、それまでは未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.10.08
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♪ 十五夜の月もそねみの萩の花白露にこそ匂ひ立ちゆく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 一体どうなってるんだい? 今度はイタチが窓の外を、隣家の庭を横切って行ったって? 入って来た方には名鉄電車の線路があるし、その隣には国道だって通っている。そこを横切ってまでここへ来る意味が分からん。国道の向うには寺裏の小山があって、確かに狸が生息しているらしいけど、イタチも住んでるってこと? 野生のあいつらにとって、そんなに豊かな自然環境とはとても思えない。僕とアランの縄張りなんだし、勝手に入って来てもらっちゃ困る。猫じゃないからと言って許せるもんじゃない。取っ捕まえて懲らしめてやらんといかんなぁ。 それとも何かい、猫が知らない面白いものでもあるっていうのか? 捕まえて訊いてみたいもんだ。 2017年の7月と2019年の2月にハクビシンが出没して大騒ぎしたことがあったしなあ。こんな所に出るなんて! 爺婆さまは想像もしていなかったのでビックリだ。40年近く住んでいて、初めてのことだったからねぇ。 イタチは、肉食性が強い雑食であるので、魚や鳥が捕れる池や水辺、河川沿い、湿地帯など、人為が及ばない自然環境が整った場所を棲み処としている。しかし、食べ物が豊富にある民家周辺や水の流れていない人工側溝などを寝床にするなど、近年は都市化の進む人家周りにも生息分布域を拡大してきているらしい。そのため、空き家でなくとも人が住んでいる家屋に侵入、床下や天井内に営巣するケースも増えているという。 ハクビシンと同じように、近所の空き家に入り込む可能性もあって、要注意動物のようだ。 今年は殊のほか美しい姿を見せてくれている宮城野萩。 爺さまがイタチと萩は結びつかないよなあと思いつつ、歳時記を見てみたら、「いたちはぜ(鼬黄櫨)」というのがあった。植物「れんぎょう(連翹)」の古名らしいが、いわれは良く分からない。 イタチ萩という言葉を使って童話を作って見ようか。「露に濡れた萩の花の下をイタチのイタ吉が、花を背中にこぼしながら一軒の家の庭に忍び込んだ。」から始まる・・・ 万葉集には約4,500首の歌が数えられ、その約3分の1が何らかの植物を詠んでいるといわれていて、150種をこえる植物が登場するらしい。中でも最高歌数を誇るのが萩の140首ほどになんですね。次いで梅119首で、意外に少ないのが桜で42首しかない。萩は当然、ヤマハギだったのでしょう。花見に出かけるほどに魅力を感じていたらしい。 「萩の花尾花葛花なでしこの花をみなへしまた藤袴朝貌の花」 山上憶良 「秋の野に咲ける秋萩秋風に靡ける上に秋の露置けり」 大伴家持 「ゆふ風に萩むらの萩咲き出せばわがたましひの通りみち見ゆ」 前川佐美雄 ヌスビトハギ(盗人萩)なんていうのもあって、とても小さな花なのであまり知られていない。帰化植物のアレチノヌスビトハギと混同されている様で、こちらの方が花も大きいし、どこにでもある。種は「ヒッツキムシ」としてよく知られていて、ズボンに付くとなかなか厄介なシロモノですよね。 *このブログは8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてます(一部例外あり)。 日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますので、それまでは未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.09.30
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♪ 富士山に初冠雪のニュースあり寒く厳しい予感がうねる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨日は、朝夕の温度差が大きかった。朝は18℃で長袖を羽織って、昼過ぎには30℃を超えるなんて、レイヤードの心得なんか無い猫にはどうしようもない。 秋雨前線が南へ大きく離れていって北には高気圧ができたため、気圧配置がよわーい冬型になったせいらしいね。 北から冷たい空気が流れ込んで、富士山では初雪だってよ。平年より2日早くて、去年と比べると24日も早いんだって。って言うか去年はかなり遅かったというだけか。うっすらと雪化粧(朝日新聞) 平年値は1981年から2010年の間で算出していて、9月30日になるんだとか。最も早い記録は8月9日(2008年)で、最も遅い記録は10月26日(1956年、2016年)なんだって。まあ平年並みということだけど、この先どうなっていくのかねえ。毎日新聞 初冠雪って、その年の「最高気温日」を観測して以降に、「山の全部または一部が、雪または白色に見える固形降水(雹など)で覆われている状態を下から初めて望観できたとき」を指す、となっているらしい。 そして、富士山の初冠雪を観測、発表するのは甲府地方気象台と決まってる。たとえ富士山の麓や静岡県側から雪化粧が見えたとしても、山梨県甲府市にある甲府地方気象台から富士山の冠雪の様子が見えないときには、初冠雪は発表されないんだってねえ。山梨県富士吉田市から 9月28日午前10時21分(毎日新聞本社ヘリ) それで、富士山のふもとの山梨県富士吉田市は、21日に富士山の「初雪化粧宣言」を発表しているというからややこしいねえ。 家の婆さまは、蚊やノミや虫そのものが嫌いな上、汗かきなので夏が大嫌いだ。それで早く飽きが来ないかなあと、蚊に刺されるたびに、汗が滴れるたびに、猫の抜け毛を目にするたびに言っている。冷え性だったのがいつの間にか治ったのもあって、“冬の方がいい” と事あるごとに口にする。「早くこい、冬よこいこい」と花札をしている顔で呼んでいる。 爺さまは体重が減って皮下脂肪も減っているので、できれば冬なんか来てほしくないと言っている。この冬のために、初めて、インフルエンザの予防注射をしようかな、用心するに越したことはないよなぁと、歳を意識するようになっている。ちぃっとばかり、哀れさを感じてしまう。 猫と違って毛皮を着てない寒がり爺さまを、何とかしてやりたいとチラッとだけど思ったりする。夜に布団に乗ってやれば身動きできないって文句言って来るし、まあどうしようもないねぇ。 このブログは8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外もあります。お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.09.29
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♪ 切れ味と苦味を失くし亀のごとく永らえてゆく戦後を背にして‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ランキングに参加してみました 昨夜は寝る時間になっても二階の部屋は34度も有りました。当然、夜中は熱帯夜で28℃にもなって、最高に寝苦しい夜でした。 懐炉を幾つも.入れた毛布をすっぽり被った様な、とんでもない暑さが日本列島を覆っています。今日はもっと暑くなりそうで、お盆の最中ということもあってくれぐれも要注意です。「気温と雨量の統計」ページより しかし、過去にはもっともっと暑い日があったようで、それを見ると35℃くらいならましだと思えて来ます。最高気温と猛暑日の数2014年2013年2012年2011年2010年気温と雨量の統計のページより どうです? 少しは気がまぎれ、気休めにはなったじゃないでしょうか。 この暑さで飲みたくなるのがビール。 ビールを飲まないなんて、孤島に島流しされた罪人でもない限り考えられないこと。私の様な貧乏人は、第三の麦酒(発泡性リキュール)を飲むことになりますが、企業努力でかなり本物に近いものがあります。 それでもやっぱり各社が差別化を図って、原料や製法を変えているので味も随分違いますね。私の好みを右から順に並べてみました。 「金麦」(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦) アルコール分5% 「本麒麟」(麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類)大麦スピリッツ アルコール分6% 「のどごし生」ホップ、糖類、大豆たんぱく、酵母エキス アルコール分5% 「麦とホップ」(麦芽、ホップ、大麦)フピリッツ(大麦) アルコール分5% 私の味の決め手は苦味と「切れ」。昔からキリン派でアサヒ・スーパードライが出てからは時どき浮気をしていた。第三のビールでは「本麒麟」と「のどごし生」がキリンから出ているが、「のどごし生」は麦芽を使わずにコストを抑えているオリジナリティーあるもの。人気があるらしいが、麦芽と大豆の差が私には気に入らない。 「アサヒ極上〈キレ味〉」を飲んでみたいが、コンビニはどこが扱っているのか、あまり目につかないのでまだ飲んだことが無い。 ともあれ、色々選べるのは有難いが、ビールの消費が落ちて税収が振るわない事に業を煮やし、国は10月から第三のビールの税金を順次上げていく計画だ。1Lあたり、ビールは20円の減税、発泡酒(麦芽比率50%以上)は20円の減税、新ジャンル(第3のビール。ビール・発泡酒を除くビールテイスト飲料)は28円の増税、ワインは10円の増税となる。 ビールと第3のビールとで350ml当たり約50円の差がある税額が、約32円に縮まる。 23年10月には約16円差になり、26年10月には税額が一本化される。ビールの方が原価が高いため、それでも店頭価格では20~30円の差が残る。 アルコール度数ではなく、麦芽の比率や含有の有無を基準にビール類の税率を定める日本の酒税。その原則を崩しての搾取的増税だ。「安さ」を最大の武器に市場拡大してきた第3のビールは、ビール・発泡酒との税額の差が縮まるにつれて、その存在意義が大きく薄れることになる。 居酒屋その他、酒の飲める店はコロナ自粛でビールの売り上げは大打撃受けている。その上、家飲みの第三のビールまで値上げされてはメーカーも消費者も堪らない。ますます酒離れが進むだろう。お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.08.11
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♪ 赤ワイン 夕陽 紅バラ ガーネットかじるプラムが網膜に映ゆ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ランキングに参加してみました 義兄からこんな写真と共に、「スモモがたくさん生っているから、良かったらどうぞ」と声を掛けてくれた。大きな木に毎年、食べきれないほどたくさん生る。最盛期も終盤で、雨に弱いのでたくさん落ちてしまっている。それで、手の届くところの良いのを選んでそこそこの数をゲット。もう二雨早ければもっとたくさん採れただろうが、直ぐに痛んでしまうのでこれぐらいあれば十分だ。 なんとも美しいルビー色。完熟した果肉は真っ赤で、その皮の部分には酸味がある。皮ごとかぶりつくと最初にじゅわっと甘みが口に広がって、最後に皮の酸味が立って来る。酸っぱいものが好きなのでその酸味が心地いい。 義兄が「完熟のを冷凍しておいて、水に浸けると皮がつるんと剥けるので、それををほおばるのもいいよ」と、教えてくれた。暑い盛りにはそれも良いかも知れない。 スモモ(李)は、世界で1000以上の品種があって、大きくわけると、*ニホンスモモ(プラム 中国原産)、*ヨーロッパスモモ(プルーン)、*西アジア原産の三つに分類されるとか。 日本で最も多く作られている品種は「大石早生(おおいしわせ)」というものらしい。果実は小さめで先が少し尖っているのが特徴らしいが、ここのは先が尖らずプルンいやつるんとしている。1個が30~40gと小粒なところは似てるけど、どうなんだろう。交配種がたくさんあって素人には良く分からない。 孫が来ていたので夕食後に食べさせたら、苦みとか酸味が好きな彼は大いに気に入って、6つほど持ち帰った。月曜日ならこれでデザートを作ってもいいところだが、来週までは持ちそうにない。外側に劣らず中も色がきれいなので、あれこれいじっていても楽しいだろう。 例えばゼリー、大人にはコンポートなど、色を楽しむものとしては持って来いの食材だね。ジャムも癖のないものができそうだ。 「コンポート」と「ゼリー」 「ソルダム」という皮が緑っぽくて果肉の赤い、ちょっと歯ごたえのあるやつもわりと好きだが、加工するには断然こっちタイプがいい。 最後の夏みかんも4ついただいてきた。果物は最期に水分が増すらしく、この夏みかんも酸味が減って果肉も柔らかくなっている。腐っていく途中はそんな風になっていくらしい。皮も柔らかくなっているが、折角なのでまたピールをつくってみようと思い、ゆでてみた。しっかり水を切るため一晩放置することに・・。 アクなどあまり無い感じだったが、とりあえずゆでこぼしを前回と同じように4回やったが、そんな必要はなかったかも知れない。夏みかんの香りと風味がなくなっていて、何だか違うものになりそうだ。 今、遠くでクマゼミが鳴きだした。初鳴きだ。 今年は梅雨明けが早いのかは知らないが、かなり暑くなるのは確からしい。溶鉱炉から放たれた鋼鉄のように真っ赤に焼け火照った太陽が、あの雲の向うに待ち構えている。お帰りの際にポチっと クリックお願いしますにほんブログ村
2020.07.03
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♪ 皮ピール、マーマレードや初夏の色と香りと甘酸っぱさと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ いよいよ学校もスタートして嫁さんの英語教室も正常に戻ったため、今年度から孫を預かる曜日と時間帯が変わった。月曜日は午後3時頃から8時ごろまでで、夕食を食べさせ風呂にも入れて帰す。その3時から6時過ぎまでは私と二人だけになる。 コロナ自粛中は変則でこうはならずに過ぎていたが、昨日から正常に戻ったというわけだ。 それでこの日は夏みかんの皮のピールを作ることにした。一緒に作って時間を潰そうという魂胆。初めてのチャレンジだけど何とかなるだろう。一緒に作ると言っても下ごしらえが色々大変な様で、孫が参加できるのは最期の部分ぐらいしかなさそうだ。まあやってみるさ。 隣家の奥さんが上手で、ホームギャラリーをやった時などによく差し入れをしてくれ、それがすこぶる好評だった。カミさんが真似してやってみたことがあり、その時は失敗してしまったとか。生協の仲間も失敗していてけっこう難しいような事を言う。 何が難しいのか知らないが、“隣の奥さんに出来て私に出来ないはずがない” といういつもの自信過剰が顔を出す。 午前中に下ごしらえを済ましておかないと夕方、孫とやる作業が出来ない。取りあえず大きなのを2個選んで、皮を用意。中身は昼食後に食べるとする。 内側の白い綿の部分に苦味があるらしいので孫が食べられるように、8等分した皮を出来る限り削ぎ落した。それを水から1分ほど茹でて水を替えることを4度繰り返し、それを水にさらす。行平鍋なんてすぐに沸騰するので、他のことをやっている暇がない。 水を替えてまた水に。この時、細く切っておくのを忘れていて、やおら取りだして細切りにし、再度水にさらす。時間なんか適当。 それを笊にとって水を切っておく。 NHKBSプレミアムで、「パラサイト 半地下の家族」のソン・ガンホ主演の「タクシー運転手 ~約束は海を越えて~」を観る。先日GYAOで「弁護人」を観た時もそう思ったが、ソン・ガンホはさすがに良い役者だと思う。 韓国の光州事件を扱った映画だったが3時40分までとは知らず、最後の所で孫が来た。 水を切っておいたのを完全に水気を取るためキッチンペーパーの上に並べるが、そこからが孫の出番だ。一本ずつきれいに並べてその上にもペーパーを乗せ、手で押さえてしっかり水気を吸わせる。それでもまだまだ濡れているので、今度はティッシュペーパーを2度取り換えてやったらようやく完全に取れた。本当はそうまでして水気を取る必要はないんだけど・・ 食後のデザートにするからと、老獪なじーじは幼児の真理を利用しながら誘導していく。 秤を用意し、重さを測る。これを一応半分に分けて、まず一個分を鍋に入れ、砂糖を入れ水を咥えてて火にかける。皮の65%のグラニュー糖を用意しておき、半量入れ、水気がなくなる前に残りの半分を加え、煮詰めていく。 ある程度水気が亡くなるまでは目を離せられるので、その間に秤を使って遊ばせる。これはどのくらいの重さ?こっちは?目盛りの読み方を教え、じゃあ400グラムにするのに、どれとどれを乗せるといいか?と・・。 学校・保育園が臨時の休みになっている間に、新聞が子供用のクイズを作ってくれていたのを持ち出して、一緒にやりながら時どき鍋を見に行く。同じ文字がびっしり並んでいる中から「おりがみ」とタテ、ヨコ、ナナメに読めるのをさがすものだ。試しに一つ探してみせると来た来た、「あとはひろ君がやる!」と、しめしめそう来なくっちゃ。 鍋をいじっていれば「いっこみつけたよー!」と言って来る。タテ・ヨコ3つずつナナメ6つ有るらしいので、当分これが時間を潰してくれる。 最後の所は付きっきりで焦がさないように鍋を持ち、浮かし下ししながら火加減し、完全に水分を飛ばして完了。皿に並べて乾かす。たっぷり時間を掛けた方が良いらしいが、その夜のデザートにするにはそんな事をしていられない。その前に味見をして、「うん、うまーい!」。 「そうだ!冷蔵庫に入れてみようか」と、じーじが言ったか孫が言ったのか。「そうだそうしよう!なんでもやってみないと分からんし」と二人の意見は一致しし、冷蔵庫へ。 新聞のクイズは数独に移った。さすがにこれは小学生向きらしく難しくて、付きっ切りで教えながらやるも三分の一やったところで嫌になってギブアップ。 あれやこれやで2時間ほど費やして、絵本を読ませてみる。ヨシタケシンスケ「もしものせかい」。これがけっこう難しい本で、左側に小さなひらがなで会話的な文章、右ページにシンプルな線書きの絵。心の中を表現しているようだが孫には難しすぎた。ひらがなだけの文は大人でも読みにくいが、たどたどしい読み方ではよけい意味がつかみにくい。 しかし、読んでいくうちにその読むスピードが少し上がったのには感心した。 さすがに半分ほどで嫌になってしまったが、こうして子供はどんどん脳を刺激しながら短期間で大人の脳に近づいていく。その有様を毎週見られるというのは、孫守り冥利というものだろう。 夕食が済んで、夏みかんのピールを完成させる。冷蔵庫で乾かした?ものを容器に入れてグラニュー糖をまぶす。かなりたくさん掛けてやらないとそれらしい雰囲気にならない。全体にまとわせるようにして完成。 さあ、食べてみようか。これがなかなかいい味で、夏ミカンの風味たっぷりで苦みも少しあり、甘さも思ったほどでもなく丁度いい。市販品と変わらない(買った事ないが)し、隣家から頂いたものとそん色ない出来だ。 一つつまんでは美味しいと微笑み、一つ食べては二人で作ったのだと納得し、また一つ咥えてはばーばに自慢する。「こんなに上手く出来たのだから持ち帰って、ママとパパにも食べてもらいたいね」と言ったら半分納得で、半分は不満らしい。 「もったいないじゃん」というので、なんでかと思ったらここで全部食べてしまいたいらしい。そんなに美味しいと言ってくれるのは嬉しいけど・・。私も少しはつまんだが、結局、一個分の7割がたを一人で食べてしまった。 今朝は頂いたマーマレードをパンに塗って、夏みかんバンザイ。
2020.06.02
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♪ 田園を見下ろして聴くほととぎすみかんの花のかおりの下に‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 今の時代、夏ミカンが好きだという人は少ないかも知れない。でも私はこの酸っぱい食べ応えのある夏ミカンが大好きで、大きいのを丸ごと一つペロッと平らげる。だからと言って伊予柑や甘夏だって嫌いじゃないし、柑橘系はみんな好きと言った方が早い。 義兄のところに、最近になって酸味が薄れてきたという夏ミカンがたくさん生っているというので、ウォーキングがてらもらいに行って来た。 時期が少し遅く、すでに花が咲いていた。5月はもう中旬なのだから当然か。 以前、自宅の畑で夏ミカンが採れるというお婆さんが、「一度水分がなくなったものをそのまま木に生らせておくと、水気が戻って来る」と言っていたのを思い出した。果たして味と具合はどうだろうか。萩市では、夏ミカンの開花宣言をしているらしい。今年は例年より一週間遅く、5月8日だったとか。 高台から田園風景を眺めながら、久し振りに暫しの歓談よもやま話。遠くであの独特のホトトギスの声が聞こえてきた。私にとっては「初鳴き」だ。 山口素堂の「目には青葉山ほととぎす初鰹」句、西行の「ほととぎすきくをりにこそ夏山の青葉は花におとらざりけり」の歌が浮かぶ。 夏ミカンとホトトギス。目の前に広がる万緑の田園風景と、遠くには豊作だった筍をもたらした竹林が連なっている。穏やかな日差しに包まれて、何とも素敵な午後でした。 大きくて立派なのがたくさん生っていたが、重さを考えると4キロの道のりをそうは持てない。適当にリュックに入れ、ついでに裏山に生えている蕗も採らせてもらった。何かのために「肥後守」をリュックに忍ばせてあり、さっそくそれが役立った。 上り坂もある復路5,000歩をいつもの速度で歩いたのでちょっと疲れたが、確かにいい運動にはなった。途中で缶ビール500ml1本買い、帰って数えたらちょうど10個、4.4キロあった。 若い頃とは違って最近は、別腹と言うわけにもいかなくなってきている。夕食後、大きいので半分だけ剥いて食べた。もいだばかりで飛び切りの新鮮さ。果汁がぽたぽたと垂れるほどに瑞々しい。 聞いていたように酸味が少なくて美味しい。やはり少し収穫の時期が遅いようで、大きいみかんは果肉の一部がとうが立っているように固くなっているのがあった。もう2-3週間早い方がよかったようだが、小さいものはそんな事もなくて最高でした。 酸味が少ない分口当たりも軽く、胃にガツンと来るような事もない。結局、残っていた半分も食べてしまった。これから毎日食べられるのが嬉しい。
2020.05.16
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♪ ギョギョシ、ケリが鋭(と)く啼き騒ぐ五月晴れ蛙の声が揃い始める いい天気が二日続き、昨日の最高気温は伊賀、多治見、奈良で30度を超え、名古屋でも28.4度、知多市も28度と夏を思わせる気温だった。連休で我慢ガマンの一週間を過ごした反動か、緊縮の糸が切れた様にかなりの人が外へ出て憂さ晴らしをしていた様だ。 野菜の苗を買いに行ったホームセンターもしかり、久し振りの本格的なウォーキングに出ればこれまたパークロードに多くの人がウォーキングに精を出している。ホームセンターの入り口には「代表者一人での入店をお願いします」とあるものの、だれもそんな事守っちゃいないようで、いずれも夫婦ずれが多いようだった。 ミニトマトの苗は良いのがなく、日曜日に別の店に行く事にして、鉢植にするオクラの苗を2種類、ハンギング鉢の花3種類の苗を買って帰り、準備してあった鉢に植付た。 狭い庭でも土いじりが出来ることは幸せなことだ。精神衛生上もいいに決まっている。 薔薇カクテルはバラゾウムシにやられて、哀れなもの。隣のバレリーナは沢山蕾が付いていて、今のところチュウレンバチの幼虫は押えることが出来ている。 メダカも産卵し始めた。ミユキメダカの方が断然早い。楊貴妃は成長が遅い分、産卵も遅れ気味。 愛知学院歯学部付属病院の予約が取れたというので、紹介状を取りに行った。コロナの影響で新規の患者は受け入れていないという事だったが、半ば強引にお願いして取ってくれたらしい。─ ○○さんのことですから ─と、言っていたがその意味が良く分からない。まあ、有り難いことではある。 7時ぐらいの電車で行くことになりそうで、ラッシュの時間帯に電車に乗るなんて6年振りかな。“いつもと違う事をするのは脳のためによろしい” ということだし、何かいいことがある、かも知れないと前向きに・・。
2020.05.13
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♪ 池の水のめぐりに底の陰りありロックアウトの街の淋しさ 気温20度を超える4月中旬の予報が出ていた昨日は、放っては置けないような良い天気だった。その心身をくすぐるような陽気に誘われて、一度はと思っていた「桜の下での野酒」を思い付いた。 そうだ、大池公園へ行こう。家の前のちびっこ広場の桜はまだだが、あそこには色んな種類の桜がある。きっといい具合に咲いているんじゃなかろうか・・何かの工事中でかなり水が減っていて、いつもと違う。 弁当を買い、ロング缶1本も携えていざ公園へ。なな、何と! 平日の11時というのに、市役所前の駐車場は、待つ車が並んでいるじゃないの。まったくの想定外。外出が自粛中の春休みだということをすっかり忘れていた。 暇を持て余し、家にジッとしていられない家族も多いだろう。暇な高齢者もこの陽気に誘われて、啓蟄に這い出してくる虫のようにふらふらと出てきているだろう。自分の立場もかえりみない勝手な夢想の中で、認識というものが空気中の水分と同じように蒸発してしまっていた。 北側へ回ってみても同じ。最後の望みを掛けて図書館がある東へ回ると、辛うじて図書館の駐車場に余裕があった。休館中ながら入り口は空けてあった。 池の周りは起伏に富んだ地形になっていて、いくつかの脇道が設けてある。階段を登っていく小道に「二人の広場」なんて洒落た名前が付いてたりする。 別の階段から上ったところに誂え向きの場所を見つけた。散策の脇道はオオシマザクラが背を伸ばし、若葉と一緒に白い花を咲かせている。さすがに他人の姿はあまり無く、時どき見かけることはあっても木々の一部となっているかのように目立たない。 コンクリートのテーブルと長イスで味気ないが、まあ贅沢は言ってられない。さっそく弁当を取り出し、読もうと思って持って来た本を開く。「野酒」が「野読書」になってしまう感はあるが、車で来ている以上酒をメインにするわけにはいかない。 アー、アー、とカラスが頻りに鳴いて、うるさい。雰囲気ぶち壊しだ。ここはやっぱり鶯の出る場面だ。澄んだ美しい声が、新緑の瑞々しい木々の間を抜けて、この雰囲気を盛り上げて欲しいところ。 短歌ノートも持って来ていて、歌の一つや二つ詠んでみようと思っていたのに、思い通りにはいかないねえ。♪ 佐保姫の息ゆららかにわたりゆき野酒に春のひもときを見ん あまりにも暖かすぎて、春の服装では耐えられずエステルのセーターを脱いだ。それでも暑いので1時間程でそそくさと帰って来てしまった。♪ 盛りには少し間がある公園に暖かすぎる春が溶けゆく散歩中の犬もあまりの暑さでへったってしまい、しゃがみ込んでしまった。 ソメイヨシノは3分咲きというところ。週末はまあまあの天気のようで、ウォーキングする人や老夫婦、子連れの若夫婦や家族連れなど、たくさんの人が押し寄せることでしょう。
2020.03.27
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♪ 艸の間にのびし土筆のみずみずしくこれ山菜と呼ぶにふさわし‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ すっかり忘れていた土筆。この暖冬だともう手遅れだろうと思いながら、いつもの場所へ行ってみた。案の定、あまり出ておらず八重の葎(むぐら)に被われた中に、ぽつりぽつりとあるばかり。 草丈がかなりあるので当然ながら土筆の茎も長い。徒長して茎と茎の間がとても長いので袴取りは楽でいい。 日向にある土筆は茎が短く、いかにもかわいらしい春の風物の雰囲気が郷愁を誘うが、ここのはひょーんと伸びてそんな風情は微塵もない。体積があるだけに水気が多いが、それが良いのか悪いのか・・。 ↑昨年3月15日、日向で採ったもの 放置されたままの野畑で、南側には木々が茂っているし、西側も森になっているので朝日が当たるだけ。数年前はすごい量の普通の土筆がたくさん生えていたが、スギナが増えてゆくごとにその数を減らしていき、最近は以前ほどは生えなくなっている。 それでも20分ほどでかなり採れた。嵩があるのでなおさら多く感じる。 ちょっと確認してみたら、’17年、’18年は3月16日前後に採りに行っている。いくら何でも20日は遅すぎた。その分、草の伸びも大きいわけで、いつもよりも茎が長いわけだ。♪ 筆花(ふでのはな)その半分を手ずからにペペロンチーノにするのが定め 下茹でした半分は普通に料理してきのう食べ、半分は冷凍してある。それを今日のパスタ・ランチにするつもりだが、このやたらに茎が長いのが果たしてどうなのか。嵩の割に穂の部分が少ないわけで、ちょっと心配ではある。
2020.03.22
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♪ 啓蟄の日を狙い撃つ寒風に揺れるくろがね皂莢(さいかち)の空‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 寒の戻りとなった昨日、かなりの強風で日本列島は横殴りの北西の風に揺さぶられた格好だ。一時はこのまま春が来るかと思わせるような陽気だったが、まだまだ季節は行きつ戻りつしながらの足踏み状態。2月に入って、エサ台に乗るようになった鳥たちも戸惑っていることだろう。 メジロは相変わらず図太い神経を見せていて、他人の姿が目に入ろうと全く動こうとはせず、好物のミカンを嬉しそうに啄んでいる。でも、あのシールを貼ったような眼を右に左に忙し気に動かして、警戒は怠らない。 そんな合間に一瞬だけ姿を見せるのがジョウビタキとシジュウカラ。櫨の実をパクッと咥えて飛んで行く。 脂身のラードもどの鳥が食べているのか分からないがいつの間にか無くなっていて、今年はもう3度も追加したぐらいだ。虫などを食べる鳥にとっては貴重な栄養補給になっているのだろう。 それで気を付けていたら、午後2時半過ぎにラードを食べてる鳥がいるのを目撃。 ななーんと、メジロだった。もう、旨くてたまらんとばかりにしきりに啄んでいる。一部のメジロがラードの味を覚えたらしい。いつ、この味を覚えたのか。それ以来、首ったけで毎日食べに来るやつがいるらしい。追記 雀が数匹、集(たか)っているのを目撃。 昨年は、スズメがミカンを突っついるのを目撃した。「据え膳喰わぬは鳥の恥」とばかりに、出されたものには手を出すか・・ 2019年2月5日のブログより 今年はシジュウカラも乗った 撒き餌用のアワやヒエなどの混ざった餌を目当てに雀が集団でやって来る。警戒心が強く単独では行動できないスズメのそのやって来る様子が、一番面白い。塀の天板にはトタン板が被せてあり、その上を音を立てながら横走りして近づいてくる。 目白押しならぬ雀押しの様子が可愛らしい。先頭から順に餌台に乗って、食餌が始まるとそりゃあもう賑やかだ。保育園児の給食時間を好き勝手にやらせるとこんな感じになるんじゃないか。 少ししかやらないのですぐに無くなってしまう。後になってやって来るのは別の仲間なのか、“エサがナイナイ! 餌がない!! ” と騒いでいる。2015年1月17日のブログより あのシロハラの姿はあまり見なくなった。ヒヨドリは周りにたくさんあるナンテンの実を食べるのに忙しく、最近はエサ台のミカンの方は遠慮している風だ。しかし、それもほとんど食べてしまったようなのでまたミカンを食べに来るかも。 以前飼っていた猫は、餌台に来る鳥を狙っていて、たまに首尾よく捕まえて喰っちまったりした。ピピは下で吠えていることもあったが、今では見向きもしないので、鳥たちもその頃に比べると安心だ。 やって来る鳥たちの「個体差が分かるようになると本物だ」なってことを言う。 違いがある? どこに? じっくり観察できるメジロを、いくら見ていてもそんな違いは見つからない。双眼鏡で拡大してつぶさに観察すると、ほんのわずかな特徴が見つかるのかも知れないが・・・。 いつも同じ鳥ばかりなので、もっと色んな鳥が来てほしい。隣の庭にはカワラヒワやヤマガラ、ツグミなんかも来てるのだから・・。 「ここにエサあります」なんて看板でも立てようか。「皂莢(さいかち)」カラカラと結構大きな音が頭上から聞こえてきた。見上げてすぐに分かったが、サイカチの実が風に吹かれてぶつかりあっていたのだ。葉はすっかり落ちて、実だけが残っている。 サイカチは、10メートル以上の高木になるマメ科植物。枝のつけね付近には、分岐したトゲが恐ろしいほどたくさんついている。 海野和男のデジタル昆虫記 より
2020.03.06
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♪ 一回もダウンの服を着ぬままにはや鶯の声が聞こえる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 最低気温6.3℃という、やけに暖かい朝です。午後からは雨の予報で、佐布里の梅まつりは先週も寒いかでの強い生憎の天気だったし、今年は良い日が無いまま終わってしまいそうです。6時半過ぎの東の空。刻々と色を変えてゆく。 きのう、驚くことにウグイスの初鳴きを聞いた。午後4時半頃だったか、ウォーク&ランに出て走り始めたものの、治ったと思った右の脹脛の痛みが1キロほど走って再発。仕方がないので歩くことに。 パークロードの中頃に差し掛かった辺りで、何やらそれらしいものが聞こえてきた。 ???まだ2月の下旬だ、ウグイスが啼くにはいくら何でも早すぎる。 耳を澄ましていると再び聞こえてきた。間違いない、ウグイスだ。毎日来ているわけではないので、私にとってはこの日が「初鳴き」だ。 幾ら何でも早やすぎやしないかい? うぐいすの初鳴は、2月下旬に九州地方、四国地方の一部や関東地方の一部で始まる。 3月10日には中国地方、四国地方、近畿地方、東海地方、関東地方、東北地方南部太平洋側 を結ぶ地域。 3月20日に北陸地方北部から東北地方太平洋側を結ぶ地域に達する。 その後、 東北地方を北上し4月下旬に北海道地方に達する。 ★名古屋地方気象台 うぐいすの初鳴日 2019-03-27 平年差 +16日 昨年差 +14日 昨年の名古屋は平年より16日も早く、前年より14日早かった。この地方は名古屋よりは暖かいので多少のずれはあるとしても、今年は去年を大幅(1カ月?)に更新しそうだ。 年末からの暖冬異変で、緯度が3°ほどズレた感じ。九州辺りの気候になっているようだ。 やはりこの分だと、5月はもう季節を大きく前倒しして夏の気温になりそうな・・・。
2020.02.22
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♪ あの頃の サンマの腸(はら)は苦かりき 父は何でもうまいと喰えり 今年のサンマは型もよく油が乗っていて美味しい。 しかし、その油が少しくどいと思うようになったのは歳のせいか。何時までも消化しきれず、ウォーキング中に食道を上がって来て具合が悪かった。 それにしても鮮度のいいものが食べられるのは有難い。ここまで新鮮な状態で家庭の食卓に上るというのは一昔前では考えられなかった。夢の様な冷凍技術「CAS冷凍」は使われていないのに、刺身用まで手に入るのは凄い事だ。 サンマの腸(はら)が苦くないのは新鮮な証拠。 昔から好きで、腸(はら)を食べていたがそれは大変苦かった。今は逆に、その苦さが懐かしいとさえ思う。昔の味が好きだったという人も多いかもしれない。 「秋刀魚の歌」 佐藤春夫 あはれ 秋風よ 情あらば伝えてよ ― 男ありて 今日の夕餉に ひとり さんまを食ひて 思いにふける と。 さんま、さんま。 そが上に青き蜜柑の酸をしたたらせて さんまを食ふはその男のふる里のならひなり。 そのならひをあやしみなつかしみて女は いくたびか青き蜜柑をもぎて夕餉にむかひけむ。 あはれ、人に捨てられんとする人妻と 妻にそむかれたる男と食卓にむかへば、 愛うすき父を持ちし女の児は 小さき箸をあやつりなやみつつ 父ならぬ男にさんまの腸をくれむと言ふにあらずや。 あはれ 秋風よ 汝こそは見つらめ 世のつねならぬかの団欒を。 いかに 秋風よ いとせめて 証せよ かの一ときの団欒夢に非ずと。 あはれ 秋風よ 情あらば伝えてよ、 夫を失はざりし妻と 父を失はざりし幼児とに伝えてよ ― 男ありて 今日の夕餉に ひとり さんまを食ひて 涙をながす、と。 さんま、さんま、 さんま苦いか塩っぱいか。 そが上に熱き涙をしたたらせて さんまを食ふはいづこの里のならひぞや。 あわれ げにこそは問はまほしくをかし。 減速経済、エコ、節電で昔の生活が見直されても、一度知ってしまった味覚だけは元には戻せない。とは言え、グルメ志向の一方で味覚音痴の人が増えている事を考えると、世の中は複雑だ。通り一遍の判断や理解では説明できないことも多い。◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
2011.08.24
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♪ 隣人の種あり葡萄ほめにけり朝摘みたればまた届けゆく ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 我が家のデラウェアは、3年目の今年初めてまともな収穫できた。 ホルモンを使ったジベレリン処理というややこしいものは止めたので、小さい実には立派な種が入っている。 味は上々で後味もすっきりしていて、申し分ない出来だ。 御隣におすそ分けしたところ、すごく美味しいと褒められた。凄く甘くて最高だと。何でも、隣家では山梨出身の御主人の影響で、葡萄を食べる時は種は出さないとのこと。 それが本当の葡萄の食べ方だということらしい。 山梨の葡萄生産者は自分の家で食べる葡萄にはジベレリン処理をしないんだとか。植物ホルモンを使用する事に不安を持っているらしく、販売用に栽培するものは仕方が無いと考えているらしい。 実際にはジベレリンの人体に対する問題はないとされています。 他の農薬と同じように、処理をしないならしないに越した事はないという程度の感覚でしょうか。また、健康指向がそういうものを出来るだけ排除したいという思いにさせているのかも知れない。 ジベレリンを使うのは日本特有のもので、世界的には薬を使わずに種無しになるブドウ品種がいくらでもあるらしい。 ジベレリンよりも農薬の方が怖い。 実際、ブドウ農家では収穫するまでの間に本州では平均でも20回近く農薬散布しているという。最近は散布の回数を減らす研究が進んでいて、半分ぐらいになっているようです。 それでも、農薬は日本のような湿度の高い地域では消毒は欠かせない。 アメリカ種のデラウエア、スチューベン、ナイアガラ、キャンベル・アーリーなどは日本でも比較的簡単に栽培でき、農薬の散布少なくて済むとか。 そう、デラウエアはほとんど農薬散布する必要が無いんですね。害虫が葉っぱを食べるので、わが家ではそのために一度散布しただけです。 それにしても、種ごと飲み込むのというは葡萄の味をちゃんと味わっていないようで、勿体ない気がして抵抗がありますね。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.09.01
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♪ 玄関に数多のゴーヤうずくまる小恐竜の重なるごとし 緑に光るイボイボの体に手足を付ければ、まるでカンブリア紀に走り回っていた小恐竜のようなゴーヤ。 雨で遅れた収穫の時期を取り戻すように、ここへきて沢山の実を付けたらしく大量のゴーヤが届いた。 私一人しか食べないこの家で、ゴーヤは台所のテーブルを占領して異彩を放っている。 はてさてどうする。この苦くて特異な野菜を好んで食べる人はそうは多くない。 それに、日陰を作るエコ植物として人気があり、その実の姿の面白さも手伝ってあちこちで栽培されている。 都会の人なら欲しい人がいるかもしれないと思い、当ってみた。 「何それ」という人、「自分は好きだが、かみさんが嫌いで料理してくれない」人、「母親が好きだから喜ぶと思う」人、「女房が野菜好きで関心がありそう」という人、「苦みがいいんだがね~」と喜ぶ人、「よく知らないが貰って行く」人、等など様々な反応が返ってきた。 家用に一本残して、どうにか全部を捌くことができた。 息子に聞くと、「食べる、作って。」と意外な返事が返ってきた。 ゴーヤチャンプルー。豚肉でなくシメジなどのきのこ類と一緒に料理しても美味かった。少し若い小ぶりのものの方が苦みが少ないし、量も多くないので食べやすい。 栄養価は高く、夏バテには効くんじゃないかな。 前夜から、のどがヒリヒリして唾を飲み込むのも痛かったのが、お茶のうがいとゴーヤを食べたお陰でか、発熱にまで至らずに済んだ。 今流行の風邪は、のどに来るらしく高熱もでる。 罹れば一週間の加療は避けられない。 やれやれだ~。
2009.09.05
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♪目立たぬに場を得てひらく才能のごとく桜の咲き出でにけり この季節になると、思ってもみないところに桜の花が出現して驚くことがある。何もない風景の中に突然現れる桜はたいがい山桜で、小鳥によって運ばれた種がから自生したものでしょう。あちらにもこちらにも咲いていて、意外にたくさんの桜があるもんだと感心してしまいます。多分去年も同じことを思っただろうに、桜の季節が終わるとすっかり忘れてしまっている。公園や並木として植えてあるものは身近な存在だけあって、さすがに忘れてしまうような事はないですね。さくらんぼも目に付くし紅葉もきれいですから、記憶から外れるような事はないです。私は、どちらかというとソメイヨシノよりこの山桜の方が好きです。山の中で一本だけ咲いているのに出会うと、旅役者が独演しているような気がしてきます。吉野の桜も大方がシロヤマザクラで日本古来の野生種です。葉と花が同時に出てそのコンビネーションが美しさの要因でしょうか。昨年の吉野山東京駒込の一部は江戸時代には染井と呼ばれていて、数多くの優れた園芸品種が誕生したところ。ソメイヨシノは江戸彼岸系の小松乙女と大島桜の交配種で、当初は「吉野桜」と名付けて売り出されたのだそうです。本場の吉野には関係なく、紛らわしいので染井という名を付けてそう呼ぶようになったものだとか。このソメイヨシノが日本人に最も好まれているというのは、私にはちょっと不満です。
2009.04.01
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♪ 湖(うみ)を背にうすもも色に幼児の 目を見開いて佐布里梅(そうりうめ)咲く 知多市の佐布里梅林は、先日の記録的な暖かさでほぼ満開となりました。15日から梅まつりも始まっています。 古くから名を成している佐布里梅は、桃に接ぎ木をしたこの地の特産品で、淡い桃色の花を咲かせます。 実は果肉が厚くて核が小さいのが特徴だそうです。酸味が強いので梅漬け、梅酢に最適で、漬物屋に大好評の品種でした。 昭和34年の伊勢湾台風でかなりの被害を受け、さらに佐布里ダムの建設により水没し、佐布里池の梅林は、現在ごく一部が残るのみとなってしまいました。その後、地元や愛知県の協力で苗が植られ、今では25種類の約4600本に増え、大勢の人が訪れる梅林となっています。 桃色の花は控え目で紅梅よりもしとやかな感じがします。白梅が多い中で温かみのある風情となっています。梅の花は小さな子供のぽっちりとした目に似て愛らしい感じが好きです。白梅はちょっときつい性格の子に思えるが、桃色の花は優しい女の子といったところでしょうか。
2009.02.16
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♪ 白梅のつぼみやいよよふくらみて いま 開からむこの枝先に 近くにの緑地帯にある白梅が、あともう少しで開きそうです。 真珠のような白い小さな蕾がきれいに並んで、大きさを競うように膨らんでいます。その丸い粒の幾つかがとりわけ大きくなっていて、今この目の前でぽっとはじけそうな感じです。 紅梅のような派手さはない白梅。 飛白(かすり)のように清楚で控えめな味わいは、蕾が開く直前の今か、一分咲きぐらいの時が一番だと思う。 万葉集では萩に次いで多く読まれている梅は白梅がほとんどらしく、当時は白、無垢が美しいものの代名詞だったようです。 そして、時代が下がり平安のころになると紅梅へと変遷し、やがて桜へとよりあでやかなものへと移っていきました。 そしてまた、この減速して質素な生活を良しとする社会になって、再び派手さを抑えたものが主流になっていくのでしょうか。
2009.02.03
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♪知多堤に夏をなごりて釣り人の溢れて最後の日が暮れてゆく 夏休み最後の日が日曜と重なり、知多の高潮防潮堤(ちたてい)は家族連れで賑わいました。 秋の釣りシーズンも始まったのか、名物のラーメン店もオープンしてクロダイ釣りのファンも見られました。 全長2キロの防潮堤は、ひと・人・ひと。魚の方もまごついていたことでしょう。 知多堤名物のクロダイ釣り(前打ち)目の前を名古屋港から出てゆく大型貨物船が通過してゆきます8月の最後の日が暮れようとしていますマジックアワー 上空には中部国際空港に向かう?ジェット機が飛んでいきます 知多堤は我が家からは4キロ弱のところにあり、久しぶりにデジカメ片手に歩いて行きました。 堤の基部から先端まで2キロあるので、締めて往復12キロ近く歩いたことになります。 来るべき、ベストシーズンに向けての足慣らしに丁度良いと思ったのですが、運動不足のため少々バテました。 今日から新学期、新しいドラマの幕開けです。 一年もあと四ヵ月となりました。さあ、どう過ごしましょうか・・・。
2008.09.01
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