全21件 (21件中 1-21件目)
1
♪ 一週間の滅失ドラマ終わりゆき人の営為のドラマが始まる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 朝から5-6人が集まっているらしく、何やら話声がする。整地の終了間近い現場の状況確認にきたらしい。猫は耳が良いからいつもと違う人の声がすると、何だか不安で落ち着かなくなるんです。家の中に居ても安心できないのは、外も内も区別がないからかもしれない。外の声が気になって・・ ベッドにいてもどこにいてもダメなんだ。家の中より外の方が却って安心だって気がするぐらいで、外ならどこへでも走って逃げられるけど、家の中じゃどうしようもないでしょう? アランは押し入れに入り込んでしまったけど、僕は外へエスケープだ。北側の一軒先の空き家(買い手がついたけどまだ入居していない)の庭に隠れる場所があるからね。 昨日までの工事の音にはずいぶん慣れて、アランだって平気になっている。僕も重機の重く低く響く音にも慣れたし、時どきする大きな振動にビックリしたりもしたけど、毎日の事だから慣れるしかないじゃない。 PC机のそばにいるのが一番安心だね。 ご主人様のそばにこうして居れば重機の音も我慢できるってもの。1週間の間、ずっと我慢して来た。10時の休憩と昼休み、3時の休憩時間だけは静かになって、その時だけは爺婆さまと同じようにホッとしていたっけなぁ。でもまあ、ジタバタしても始まんない。状況を受け入れて、自分の方が順応するしかい生きる道は無いんだろうから。 情勢に応じて、柔軟に価値観を変え、世間に流されずに自分を持つことが大事だって、養老孟司先生も言ってるし。 どうやら、工事は最初に業者が言っていたように明日ですべて終わるみたいだ。今日は小雨の降る中、山になっている石とブロックやらコンクリを片づけている。ダンプカーにガガっと積んで運んで行ってる。それぞれ得意分野があるのだろうか、昨日とは違うオペレーターが来ている。 残してあった井戸二つも、上から壊して土を入れ、最後に砂を入れて潰してしまった。元々空き地になっていたところにも井戸があったはずだけど・・。解体作業そのものが終わって、後は平らに均していくだけのようだ。 あした1日我慢すれば、やっと静かな日が戻って来るんだね。1週間は長かったような短かったような、終わってしまえば急速に過去の事となっていくんだ。新しい世界を迎え入れて、こっちも新しい生活を始めなくっちゃ。 来週はもう3月だ。天気も良さそうなので、何にもなくなった広い空き地を駆けまわってみようかな。 でもなあ、隠れ場所もないし、こんな丸見えの何にもないとこじゃあ落ち着かないなぁ。この空き家の狭い庭の方がよっぽど落ち付くんだよなぁ。「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」
2021.02.26
コメント(0)
♪ うら寂しき虚空ひろがる縄張りを張りし孤高の尉鶲おり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ああなんにもなくなちゃったなぁ。えらいことしてくれたもんだよ人間は、簡単に作ったり壊したりして・・。 “開発という名の破壊” だなんて高度経済成長期には大騒ぎしてたよな。たった50年ほど前のことだっていうのに。新左翼運動、全学連、全共闘、三里塚闘争とか “戦後の偽善” に抗議した三島由紀夫が割腹自殺したり、水俣病の告発、赤軍派がよど号ハイジャック事件を起こしたり・・。原発1号機の美浜原発が電気を送った大阪万博、華やかに喧伝されコンクリート団地群のニュータウンは今過疎化が進行してるってよ。アランが変わり果ててしまった庭を眺めている 遊び場が無くなって、野鳥も来なくなって・・どうしてくれるんだよ~ 開発は経済活動で、社会が発展するためにはが必要なんだって? ウィルスにも勝てない、新型コロナに手も足も出ないでひどい目に遭っているっていうのに、発展することがそんなに大事なのかい? 得るものと失うものを天秤にかけてみた事はあるんですか? 金持ちばかりに金が集まって、貧しい人は永遠に貧しいままなんておかしいでしょうに。金持ちは金が余ってるので株を買いまくって、経済がおかしくても株ばかりが上がっているって、狂ってるとしか言いようがないよね。 大体、経済って経世済民(世をおさめ民をすくう)ってことでしょうに。民を救うために様々な公的対策を行わんでどうするの。日銀は金を摺ってバラまいて、株を買って企業を支え、赤字国債を買い込んで絶対に吐き出さないなんて、いったい誰のための機関だかわかりゃしない。知りたい投信(朝日新聞2月5日) 拡大します 日本の株はとうとう3万円を超えちゃったねぇ、まさに株バブル状態で末恐ろしいねぇ。 株高が格差を拡大しているんだって。昨年3月から12月末の間に、世界の超富裕層上位10人の資産が5400億ドル(約56兆円)増えたらしい。日本国内では19年の純金融資産額が1億円以上の富裕層が133万世帯で、アベノミクスが始まった13年から一貫して増加傾向にあるんだって。今株高で、どんどん潤っているんだよ。 ゼロ金利が続いていても金を借りる人はおらず、物価も上がらないままで経済成長も止まりかけているわね。今は、カネの価値が下がると上がるのは物価ではなく「人の価値」だと誰かが言っている。人と人のつながりに価値が生じると・・。友人・知人・隣人、同好の士、サークル。カネを介さない方がつながりが強くなるって言うわけ。 カネで繋がってるのは、カネの切れ目で縁も切れちゃうからねぇ。この3筆の土地には井戸が3か所あるらしい。どうするんだろう? 埋めるしかないんだろうなぁ。蓋をして呼吸が出来ないと良くないとか言うね。 奈落の底まで繋がっている、深くて暗~い井戸に落ちる・・・。コロナ禍の中でそんな事を連想してしまうのは人間の弱さでしょうか。猫には知ったこっちゃないけれど、井戸はやっぱり怖いねぇ。「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」
2021.02.23
コメント(0)
♪ 賀来千香子の声きくときにいにしえの水琴窟の音浮かびくる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 爺さまよ、マイナスイメージしか持たないみたいだけど、もっと前向きな良い考えはないの? 人口減が必ずしも悪いことばかりじゃないはずだ。人間には知恵ってもんが有るんだろう、手をこまねいていいるばかりじゃ猫と変わらん。 価値観そのものが変わるはずだし、きっと、今までとは違う新しい世界が待ち構えてるって気がするんだけどねぇ。 「植木鉢の金継ぎ」なんてしょうもないことやってないで、もうちっとましなことやったらどうなの。困ってる人を助けるとか、エスペラント語を普及させるとか、教祖になって道を説くとか、いくらでもやることはあるだろうに。 明治100年て言ってたように、5年後の2025年は「昭和100年」となるわけで、10年ひと昔世代が7昔を越えて古希だの喜寿だのと、一見めでたそうな峠のてっぺん。団塊世代が峠を転げ落ちていって居なくなれば、あとは戦争を知らないまったく新しい世代の社会になるわけだ。 昭和は歴史の箱の中に入れられて遠い昔の物語として、語り部たちが「良い時代だった」と口を揃えて懐かしがるのでしょうか。百日紅がまた花を付けている おいおい、アランがあんな所にいるぞ。いつの間にか俺の居場所を占拠してるじゃないか。あの空き家のベランダは日当たりが良くて最高だし、寒くなれば部屋の中に入ってのんびりできる。アランに付きまとわれるのが嫌で見つけた場所なのに、あいつが居るんじゃもうあそこには行けないなあ。俺の姿を見ても近づけないで遠くで眺めていただけっだのに、1歳過ぎていっぱしの猫になったか。 だったら、今からは逆に爺婆さまを独り占めして、家でのんびりできるわけだ。そっちの方が有難いってもんだ。 喧嘩が強そうでもないアランだけど、こうして猫が出入りしていることが分かればイタチやハクビシンも寄り付かんだろう。防犯?にもなって好都合だ。あいつは俺と違って孤独癖があるようなので、良い場所見つけたとばかりに喜んでるんだろうなあ。 このブログは8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。 日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますので、それまでは未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.10.03
コメント(0)
♪ 秋の陽をもてあそびおる柿色の蝶々ゆっくり角をまがりゆく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ わが市は半分は田畑と竹藪みたいなもので、カッコよく言えば田園都市。つまり田舎街ってことだ。 イタチが隣家の庭を横切って行った先は、細い路地になっていて、家もある。すぐその向うは、60年ほど前までは海だった。国道よりも広い片側2車線の道路が通っているし、周辺一帯は公共施設が立ち並んでいて、人が集まる市の中心地だ。 隣接して水路だってあるし、産業道路が通りその先はとうぜん海。野生の動物にとって何の魅力もないし、何の誘惑も待ってやしない。6時10分ごろ、イタチが棲み処にしているかも知れない小山の上を飛び交っていた数羽のカラスが、一羽ずつ違う方向へ飛び立って行った。 しかし、あまり遠くまでは出歩かない飼い猫たちがまったく知らない、おもろい世界があるのかも知らん。 つい先日は、爺さまが裏の路地を蛇が歩いているのを目撃してる。薄茶色で模様が無く、けっこう太かったみたいで、ジムグリじゃないかと言ってる。ここらで蛇を見るのはもう4回目らしい。アオダイショウにヒバカリ、いろいろいるらしい。 イタチは、見た目の可愛さ大違いで性格は凶暴で、鋭い歯を武器に小型のネズミや鳥を襲う。元気のいい奴はは自分よりも大い生き物を狙うやつもいるようだ。当然ヘビだって獲物には違いない。ヘビがいるってことはネズミなんかもいるのだろう。けっこう食う物には困っていないのも知らん。一度、棲み着いてしまうと、そこから出ていくことはないというから困る。 近所の空き家はリゾートの別荘みたいな場所で、昼寝に使っている。この絶好が場所をやつらに知れると厄介だ。なんとかしたいが・・・きれいだなあ。かわいらしいところなんか僕とおんなじだーとアラン。 エサを貰って伸う伸うと生きてる飼い猫は、とてもじゃないがこんな野蛮なイタチに歯が立ちそうにない。取っ捕まえて懲らしめてやると言ったのは取り消す。絶対出合いたくない。テリトリーにはもう入って来ないでほしい。 *このブログは8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてます(一部例外あり)。 日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますので、それまでは未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.10.01
コメント(0)
♪ 早暁に電話が鳴って受話器とる無言のままに無言が返る‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥このブログは8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。 タイトルの頭に ◇ が付いていますが一部、例外があります。 暑からず寒からずのこの季節、良い気分で夜の散歩を楽しめる。 腹が減ったのでエサを食べるため、4時過ぎに戻ってきた。通用窓からは入らず、ベッドの枕元近くで「開けてー」と鳴いてやるの。どうして通用窓から入らないかって? 起きてほしいからに決まってるでしょ、餌が欲しいんだから。 いつもなかなか起きてくれない。辛抱がいるけど、根気よく鳴いて起きてくれるまで待つしかない。待ちくたびれて、腹も減ってるので声がどんどん小さくなっていく。今朝は、早めに爺さまが入れてくれたので助かった。階下で「ハラヘッター、餌をクレー」と大きな声で鳴いたら、渋々と婆さまが起きてきてくれた。二人に迷惑かけてるっていう気持ち?ないねぇ。愛してくれているんだから当然でしょう。 かなり早い朝食を食べて、再び外へ。この時も通用窓を使わず、ベッドサイドから出て行く。何で通用窓から出て行かないかって?また聞くの、えーとォ、良く分かんない。 「開けてー」と鳴くと、今度も爺さまが明けてくれた。どうも、もう目覚めていたようだ。 入れ違いにアランが戻って来たのも知っていたみたい。アランは決して「開けてー」って鳴いたりしない。いつも通用窓から出入りしている。1階でも鳴き声を出さず、窓か網戸を手で引っかいて気付いてもらうのを待っている。無口と言うか大人しいというか、猫なのに妙に人間っぽいところがあって、変な奴だあいつは。今年の萩はなかなか良い感じだ。余分な枝を剪定したのが良かった。 爺さまは昨日、2度目の断食をしていたねぇ。夜はよく眠れて、スッキリ目覚めたらしく5時には起きてPCに向かっていた。 大して腹も減らなかったみたいで、もう一日続けても平気そうな顔をしている。でも体重が減ると困るのでここで止めておくって。そっちが問題かーい。しかし、一日何も食べなくても平気ってどういうこと? ピピにはとても信じられないけど。 野生の動物は、餌が必ず手に入るとは限らないので何も食べない日は幾らでもある。けれど、文明社会で恵まれた生活を続けてきて、我慢するということは忘れっちまったねぇ。「はらへったよー」と言えばもらえるんだから・・。 爺さまはこの日、腹が減るといけないからと言って、雑巾がけはしなかった。もう一つの植木鉢の金継ぎなんかをやりだした。欠片を集めてつなぎ合わせてみると、幾つか足りない。いくら探しても見つからない。 こうなったら全く違う欠片を探して、そこをアクセントにしちゃおうと考えたみたいだ。江戸の金継ぎにもそんなのがあるからって・・。接着だけは済んでいる。穴に合う欠片を何とかしないと・・ 不足の欠片の代わりは見つかっているらしい。それを埋め込んで、あとは金泥で化粧して出来上るわけだ。 前回は上手くいったけど、今回はどうだろう。前のよりかなり大きくて、その割には高さが無い(直径24㎝×高さ13㎝)。けっこう重さもあるので、やりにくいんじゃないのかな。前のもの以上に大雑把でいいと思ってるらしいので、まあ簡単にやっつけちゃうんじゃないの。お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.09.27
コメント(2)
♪ 終日を絶食せんとする未明ねこ戻りきてエサくれと鳴く‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥このブログは8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。 タイトルの頭に ◇ が付いていますが一部、例外があります。 今朝は、昨夜の雨で洗われた空気が清々しいさわやかな朝。 5時に「腹減ったー、餌をちょうだーい」って階段の下で鳴いたら、ご主人様が起きて来てくれた。珍しく開けてある窓から入ったのに気づいていたみたい。4時にトイレに行ってそのまま寝付かれずにいたらしい。 「カンブリア宮殿」でウェザーニューズ(WNI)のことをやっていた。その天気予報はあらゆる分野で活躍しているという。地域の予報も市町村単位ではなく、その中を幾つかに分けて本当のピンポイントで予報しているという。それで、ご主人さっそく検索してみたようだ。 愛知県知多市で検索したら20か所も表示されてビックリ。その中の一つを表示してみると、とても見やすい。気象庁のtenk.jpの観測箇所の数倍多いというだけあって、精度もかなり高いらしい。それで比べてみることにしたらしい。tenk.jp 知多市の3時間予報 一画面に収めてあるのでスクロールすることなく、週間予報迄確認できる。緻密で配慮の行き届いた情報はすばらしい。やはり民間のものはサービスに特化していて、気象庁のものよりはるかに進んでいるようです。ウェザーニューズ 今日のような穏やかな天気では正確さを比べるのは無理で、もう少しややこしい天気の日に比較した方が良さそうだね。 でもまあ、比較するまでもないので今後はこちらのものを活用させてもらう事になるのでしょう。 各地域にレポーターが居て、小まめに空の様子をスマホで撮って送って来るシステムがあって、局地的なゲリラ豪雨などにも対応できるらしい。地方の市町村に情報提供していて、災害の予防にも大いに役立っているとか。今朝の「ゲリラ豪雨ch」防衛隊レポート右のレポートをクリックすると詳しい情報がわかる。多様なチャンネルがあって、とても興味深い。 とに角、この「株式会社ウェザーニューズ」は凄い会社の様です。「航海気象、海上気象、石油気象、水産気象、物流気象、航空気象、道路・鉄道・輸送・防災・イベント・施設・工場・流通・エネルギー・ダム・農業気象、スポーツ・トラベル気象 などなど」あらゆる分野に情報提供し、具体的にどうするべきかまでを提言、サポートしているというから恐れ入っちゃうねぇ。 絶対に避けては通れない気象に関するあらゆる情報を、「人のため、企業のため、ひいては世界中の人々のために」提供していくというゆるぎなき企業理念をもち、21カ国32拠点(国内: 11拠点、運営拠点: 7拠点)を持つ世界一の気象専門の会社なんだね。お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.09.26
コメント(0)
♪ 六歳児はダイソンフラフィが吸うように片っ端から取り込んでゆく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ランキングに参加してみました 月曜日は連休でも孫ちゃんがやって来る。婆さまは休みなので、爺さまは、例の歌会始の詠進歌を一日がかりで毛筆で書く練習をしていた。何とか夕方に書き上げて宮内庁宛てに投函してきたらしい。 それを見計らったように孫ちゃんが、「トランプをやろう」。覚えたばかりの「大富豪」というやつをやりたいらしい。やった事ない爺さまはちょっと戸惑っていたけど、「教えてあげるから」「ひろ君も直ぐ覚えたんだから」と強引に。孫の頼みじゃしょうがないなぁと・・。 やってみながら覚えればと、三人でやってみればルールそのものは簡単だったらしい。 でもこのゲーム、駆け引きがいるらしく何をどう出していくか、考えないと勝てないらしい。婆さまは子供の時に、花札の「こいこい」とかやりまくっていて、勝負事が大好きな子供で負けると泣いていたらしい。 そんな婆さまに負けず劣らず負けん気の強い孫ちゃん。前の日の日曜日に覚えたばかりというのに直ぐに勝負勘を発揮して、爺さまはオヨヨッとなるばかり。強い婆さまに勝つ時もあったりするので、もう楽しくてしょうがない。 お嫁さんに、やった事のないというセブンブリッジ教え、婆さまがそのお返しとばかりに「大富豪」を教わったのが前日。孫ちゃんも同じように教わって、こういう展開になっているわけ。 オセロや将棋はなかなか覚えなくても、こういうゲームは決着が早くて面白いから、直ぐに覚えてしまう。負けん気は婆さまの隔世遺伝かもしれない。負ければ自分が勝つまでやりたい。「もう一回」を繰り返してなかなか終わらないのはいつものパターン。風呂に入る時間がかなり押してしまって、大急ぎで入れて、慌てて帰って行った。 その内に婆さまが、「おいっちょかぶ」や「こいこい」なんか教えて、「さあ来い、さあ来い」とやるようになるんじゃないかちょっと心配になって来る。マッチ棒を点棒にしてお菓子とかを賭けてやったことを、得意になってしゃべってる。「賭けると必死になるから上達するでしょう、オッモシロイよー」と吹きかけている。 この分だと小学の中学年ぐらいになると、家族マージャンをやるようになるんだろうねぇ。頭の良い人は確かにマージャンも強い。情操教育も大事だけど、脳を鍛えるにはこういうゲームは良いんだろう。だけど、ギャンブル性があるのがねぇ。まあ、うまくガス抜きしてやればいいんじゃないのかな。 何だかご主人さまの影が薄いみたいだけど、大丈夫かなー。勝負事はあんまりだからねえ、ついていけるか心配だよ。歳は取る一方だし、記憶力も集中力もどんどん落ちていってるし・・・。 このブログは8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてます(一部例外あり)。お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.09.22
コメント(0)
♪ 老人を敬う一日いつまでも咲き続けおる朝顔の花‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ランキングに参加してみました 爺さま、今朝は6時にお目覚め。というより僕ピピが起こしてしまったんだけど。朝顔は目覚めが早いのか、徘徊から戻った未明にはもう咲いていた。早くに目が覚めてしまうご老人(ご主人はそうでもないけど)には、同類としての親しみを感じるかも知れないねぇ。 今は青い花ばかりが咲いていて、急に気温が下がった庭にいっそう涼やかな、夏とは違う風情を見せているね。何と言う品種なのか分からないらしいけど、遅くまで咲くタイプなんだろう。今朝6時ごろに撮った。かなり前から盛んに咲き続けている。 先日のウォーキングで見た朝顔も青いものばかりだったらしい。たぶん同じ品種なのだ。この家で種をもらったのでこれと同じかな、多分。こちらはパークロード脇に咲いていたもの。 夜行性の僕らと同じでわりと早く眠りに入ってしまうので、朝が遅い人はこの清々しい青にはお目に掛かれない。★ 歌会始の締め切り(9月30日)が迫ってるって、爺さまがかなり焦っている。今年は応募するつもりのようで、何とか一首を決めて墨書しようと思っているところらしいのだ。そのための練習をしようとしていたところに孫ちゃんたちがやって来た。注文してあったランドセルが入ったので受け取りに行って、そのついでに見せに来たんだね。出資者への心遣いってことかなのかな。 逆上がりも出来るようになって、縄跳びも突然できるようになったんだとか。自意識とか達成欲みたいなものが、ポコポコッと湧きあがってきているようだね。 来年は小学生だ、どんどん変貌していくんだろうなぁ。 猫の1年が人の4年分に当たるのと同じように、子どもの5年は大人の20年ぐらいに匹敵するんじゃないだろうか。小5が5年経つともう高校生だからねぇ。子ども時代というのは、ラフティングで激流を下っていくようなもんだねぇ。 僕の弟分アランは、一緒に暮らすようになって1年になるんだなぁ。人の子で言えばハイティーンに当たるぐらいの年ごろか。思えばめくるめく1年だったということになるんだね。 当人、当猫には未来しかない。悔んだり反省したりするいわれも無い。だから何があったって未来に向かって、前だけ見て生きていけばいいってもんだ。 そんなことより爺さま、毛筆の練習をしないと・・・。いいい歳した爺さんが金釘流ではカッコ悪いんじゃない。付け焼刃でやってもしょせんは無駄かもしらんけど、努力の痕跡ぐらいは見せておかないと・・。 がんばれーお帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.09.21
コメント(0)
♪ 翔猿(とびざる)に魅せられておるながつきの画面にひたぶる菅新総理‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ランキングに参加してみました 今場所の大相撲、両横綱が欠場している上に無観客ということもあって、なんだか寂しい感じだねぇ。爺さまは、注目していた炎鵬(1勝6敗)も苦戦しているし、これといった興味や注目する力士がいないと、あんまりテレビを見てない。 ところが、昨日のスポーツニュースで翔猿(とびざる)という小兵が大活躍していると知って、がぜん興味が湧いてきたみたい。空を黒く被っていた雲に裂け目が出来、サーッとレンブラント光線が射し込む・・。 爺さまはレンブラント光線が好きだからねぇ、ワクワクしてるんだろうなあ。 初入幕で、6勝1敗は上出来だ。それも遠藤と同じ追手風部屋だ、苦戦している遠藤にいい刺激になるんじゃないの。 身長 175㎝、体重 131㎏。 初土俵が平成27年1月場所、新十両が平成29年7月場所、平成元年11月場所からずっと勝ち越しで来て、そして今場所、前頭14枚目に初入幕を果たした。がんばり屋さんなんだろうなぁ。 炎鵬は身長 167㎝、体重 92㎏だから、翔猿はそれよりも身長が8㎝、体重が29㎏多い。炎鵬よりも有利なことは間違いないねやね。動き回って意表を突いて、自分より大きな力士を土俵に這わせる。それを見てスカッとしている爺さまは、半沢直樹を見ているときと同じ気分なんだろうなぁ。 人間社会じゃ、安倍が退き菅総裁になって安堵と期待が入り混じって、内閣支持率が60~70%と跳ねあがっている。まあ、最初はご祝儀支持率ってこんなもんでしょう。 問題は、この人気がいつまで続くかってこと。 イエスマンが8勝7敗の勝ち越しを狙っているような、そんな議員ばっかりを引き連れて、政治を私物化した前任者。それに変わって、「仕事をする内閣」とわざわざ言わなくちゃならない、たたき上げの新総理。派閥無所属と聞いて思わず期待してしまうのは、小兵で頑張っている翔猿人気と “根っ子はおんなじ” なんだろーね。 政治家は、力士のように可か不可かを即座に判断できないからねぇ。 〇●つける星取表でも有れば、ニュース見ながら〇か●か書き込めるんだろうけど・・・ 菅総理は、幹事長として安倍総理と8年近くも一緒に歩いてきたんでしょぅ? 自意識を持って、独自な見解と実行力を発揮してきたとも言われているけど、そんな長い間一緒にいれば、「朱に交われば赤くなる」というように、知らず知らずにインプットされているものも多いんじゃないの。 猫の目からすると、「どうすれば自分が一番得をするか」という一点に於いても、そう思えちゃうんだよねぇー。人間社会って、めんどくせー。お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.09.20
コメント(0)
♪ 引力に敗けて転がる植木鉢の割れても末に金継ぎの待つ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ランキングに参加してみました ご主人様、庭に転がっている割れた植木鉢を見て、しばらく静かだった手遊(すさ)びの虫が目を覚ましたらしい。焼き締めの釉のかかった黒っぽい縦長のやつが大小4つに割れてしまっている。その欠片を見ていて、面白半分に「金継ぎ」してみようと思い付いたらしい。 以前から興味があると言ってたような・・・ やった事ないのに、やっているのをTVで見た事があって何とかなると、他人に出来て自分に出来ないわけがないといういつもの不遜な思い上がりが這い出てきたようだ。 拡大します 先ずは、綺麗に洗って乾してある。そしてそれを、水にも強い「セメダイン スーパーX」という万能接着剤で元の形に復元するわけだ。本来は、漆に何か混ぜてペースト状にしたもので貼り付けるらしいけど、爺さまの家に漆なんかあるわけがない。それで、使用にも耐える強力接着剤で貼っちまうというわけだ。接着して直ぐには固まらないらしく、一晩放置してあった。 接着部分に漆を盛り上げ、その上に金粉(金泥)を振ってやるのが「金継ぎ」の技法らしい。漆の代わりに、同じ接着剤で代用するって魂胆らしい。とに角この接着剤は粘度が高いので、漆のように細筆で乗せていくようなわけにはいかない。 どうするか見ていると、付属のアタッチメントの先端をカットし、口元を少しだけ斜めに削った。そうすれば、鉢に盛り上げていく時に接着剤の山を低く出来るんじゃないか、と考えたようだ。 なにせ初めてのことなので実際にやってみると、これがなかなか難しいらしい。鉢は曲面になっている上に、塗布するラインは曲がっている。一定のスピードで、同じ太さに接着剤を絞り出しながら、ライン上に乗せていくなんてよっぽど練習しないと無理。でもまあ、爺さまは面白半分にやっているわけなので、その難しさを面白がればいいと、気にもしていない様子。 接着した時にはみ出した接着剤もそのままなので、よけいやりにくい。歪もうが、太さが変わろうが適当に強引にぐぅぃぃと・・。大丈夫かな。 そうして肝心の金紛(金泥)を蒔く作業に入るわけだけれど、ボンドの表面が乾かないように一度にやらず、3回に分けてやっていた。この接着剤は使い慣れてるからねえ、その辺りは抜け目がない。 金泥も漆と同様に爺さまが待っているわけない。でも、染色で使うHRS(ブロンズパウダー、銅・亜鉛・アルミの合金)なら有る、それで十分だろうと。純金泥の代用として使うものなので変色する可能性があるけれど使うのは植木鉢だからねぇ、なーんにも問題はないわけだ。 蒔絵(まきえ)の技法をやってみようと思っているらしい。水性ペンの中身を抜いた筒を用意した。そこに金泥を入れて、中指で弾くようにして接着剤の線上に振りかけていく。 まあテクニックが無いので上手くはいかないけれど、余分な部分は後で払えば落ちてしまうので、なにも気にすることもないようだ。 大した知識もないまま、ぶっつけ本番でやっちまった爺さまはエライ。捨ててしまえばそれまでだけれど、こうして手を加えてやれば立派に再生するんだからねぇ。立派なもんだ。 金継ぎは魂が込められた分、元のものよりも価値の高いものになるというからねぇ。「いい仕事してますねえ」って言ってやりたいわ。割れたものを工夫して、新たな価値を見つけ出してしまう人間って、ホント面白いねぇ。猫の知ったことじゃないけど・・・ 直径155㎜ 高さ155㎜ アップにしてこうして見てみると、ナニ、荒が目立つって? いやいや、「いい味が出ている」と言ってよー。茶碗みたいに手に取って使うもんじゃなく土を入れて使うもんだからね、「野趣ってもんが必要なの!」・・・なーんてさーて、何を植えてやろうか。 この「金継ぎ」って日本の伝統技法っていうけど、とてもユニークだよね。詫び寂びの美意識を、移りゆく森羅万象とクロスオーバーさせて、心の中にある種の情緒を膨らませていく、その懐の深さ。勿体ない精神も根底にあるのだろうけど、海外の人がいま憧れを持って注目していることも理解し、納得出来るというものだね。 「The Art of Embracing Damage(損傷を受け入れる芸術)」として海外でも紹介されているし、江戸時代はこの3R的システムが生活に根付いていたことを思えば、植木鉢の再生だって堂々と胸を張っていいってものだと、自信をもった爺さまでした。 僕に、「皆さんもリユースしましょうよ」と言っといてくれって・・・ AC(after corona)では、噂なんだけど「3R(リデュース、リユース、リサイクル)」が、日常の合言葉となるらしいよ。朝は、おはようの代わりにリデュース、昼は、こんにちはの代わりにリユース、夜は、こんばんはの代わりにリサイクルってね・・。3R推進協議会 そう言えばもう一個、庭に割れた植木鉢があったような。味を占めた爺さまはそれもやるんだろうなぁ、きっと・・お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.09.19
コメント(2)
♪ 木通(あけび)より郁子(むべ)の人生選びたし死ぬときまでの健康寿命‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ランキングに参加してみました 爺さまははきのう、年一回の住民健診に入ってきた。新型コロナのおかげでとてもスムーズで、待ち時間などほとんど無くあっという間に済んだよーと・・ 時間指定で人数も制限してあったのだろう、青少年会館はがらーんとしていて、いつもの賑わいとは大違いの静かさ。まるで水揚げされたサンマの並ぶことしの漁港のように、淋しいくらいに拍子抜けしたそうな。 反作用で、4人に1人が後期高齢者となる2025年問題なんぞが、ぽわーんと頭にアドバルーン。浮かんで、この先どんな風になっていくんだろうか、なーんて、自分も含まれる近未来をシミュレーションしたりして・・ ♪ 気になるは便秘がちなることなるを問診欄には書かないでおく ♪ レントゲン撮る意義見えずパスをして丈縮み値と重さを測る ♪ 血圧が百四十を超えしゆえ眼底写真を撮る場所へ行く ♪ 血管の太く浮きたる腕を出し「ラッキーでしょう」採血が済む ♪ 腹囲など測る必要ないでしょう去年と同じ八十一センチ ♪ 大人しく目など瞑って心電図今年もちゃんと動いています ♪ 診察の女医は何にも言わぬままわずか三分あっさり終る まあとにかく、爺さまにとって30分ほどで終わったのは悪いことではなかった。この日も孫ちゃんが来る。それまでの間、これ幸いに返却が間近にかじりつく。コロナウイルスのお陰ってこと・・・ 人間は100年前後生きるようになって、その分長く70歳前後まで働くようになりつつある。30歳台で死ぬと「夭折」なんて呼ばれるのかしらん。僕たち猫にしたら、20歳前後まで生きることになるわけだけど、嫌だいやだ、こんな退屈な毎日を伸ばし伸ばして生きながらえるなんて・・ 思えば80歳の婆さんが仔猫を飼い始めても、充分最後まで面倒を見られるってことだよね。 猫にとっても良い時代になった思うべきかなのなぁ。ご主人様はアランが、死ぬまで面倒見れる最後の猫だと言っていたけど、そんな事もないんじゃないかと思えてきた。 「ピピよ、猫の恩返しって知ってるか?」「ありがとう、って言ってごらん」「お前はホントいいご身分だねぇ」なーんて、いつも言ってるご主人様。だけど、優しいってことには変わりがない。さっき、玄関ホールで呼んだら二階から下りて来て、希望通りに背中をポンポンポンポンやってくれた。長生きしてほしいと思うけど、本人は80歳ぐらいで十分だとか言ってる。お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.09.18
コメント(0)
ランキングに参加してみました♪ この星の生きもの係り片隅に共助公助のなきものたちの 二日前から義弟のアランは爺さまの布団で寝るようになったらしい。 夜中に外から帰って来て、さっさとベッドに乗って寝てしまう。爺さまがどれだけ迷惑しているか、あいつには想像も出来ないことだろう。寝返りもまともに出来ず、足も延ばせない。 それも爺さまが寝入っているときに、開いているスペースに嵌まり込んで占拠してしまうという、問答無用の狼藉だ。あいつには配慮とか遠慮というものがないので困る。 昼間は婆さまのベッドで寝るのに、なんで夜だけ爺さまのところに行く? あいつは夏の間、薬は副作用も有るので体が小さなアランには使いたくないと、毎日、婆さまが梳き櫛でノミ取りをしていた。そのノミも、時期が過ぎて居なくなったのでいいようなもの。 妙に寂しがり屋で甘えん坊なもんだから、ちやほやされて何かとお世話になりっぱなしだ。僕みたいに我慢することも覚えないとなぁ。 爺さまは今年、張り切って朝顔を咲かせようと楽しみにしていたど。色んな種を集めて、数か所に苗を植えて見守っていたのに、まったく咲かずに葉ばっかりが茂って花が無い。そりゃあもう悲惨で見てられない。 遅ればせながら咲くには咲いたけれど、植えてある場所によっては未だに咲かないまま。ガッカリして天を恨んでいるのが、猫から見ればままあ滑稽というか。 どの種がどんな花を付けるのか分からないまま、適当に種の大きさと形で分けて蒔いていた。几帳面な割にやってることは大雑把な爺さまだわ。葉っぱを見て仕分けし、植付をしたはずなのに思ったようになならなかったみたい。 同じ場所のでも、日にちが経つと花の色が変わっているのが不思議で、写真ばかり撮っている。 こんなんじゃ、次の年も種を仕分けて蒔くなんてできゃあしない。 肥料が多すぎたらしいことに気付いているので、来年はこんな悲惨な事にはならないんだろうか。けどどうだか、飽きっぽいところがあるから、もう懲りて “朝顔なんてやーめた” って言うかも知らんし。 狭い庭に色んなもの植えちゃって、猫が寝ころんで “まったりする“ようなスペースが全くないのには閉口する。猫だって家族なんだから、こっちの意見も聞いてほしいもんだわ。 庭で背中を土まるけにしてゴロンゴロンするのが楽しいのに、砂利なんか敷いちまって猫権蹂躙ってもんだ。葡萄の木が無くなって空が見えるようになったのは嬉しいけどね。 最近、メダカを飼うようになって庭が余計に狭くなっちまった。手こね鉢にそれぞれ「幹之メダカ」と「楊貴妃」を入れてあるだけだったのに、それぞれの稚魚を貰って、おまけに「黒メダカ」の容器も増えている。 爺さまが孵化した稚魚が全部死んでしまったのは、水温が上がり過ぎたことが原因らしい。上手に育てた弟の奥さんは、家の北側の朝日しか当たらないところに置いているらしい。 最初に貰ったお茶屋さんのお爺さんも、大き目の水槽にヨシズを掛けて暗くしていたのはそういう理由だったらしい。 北側に良い場所があるので、来年はそこで孵化させてやろうと目論んでいる爺さま。おいおい、そんなに増やしてどうする。三種類とも貴重なメダカたち。売ろうと思えば売れるかもしれない。楽天で【日本黒めだか】20匹セット7,700円なんていうのが出ているようだけど、通販は無理。口コミで欲しい人に譲ってあげるというところだろうか。 でもなあ、金をもらうと責任も発生するしなあ。爺さまは人が良いからタダで上げちゃうんだろうな。猫のあっしには、まったく関わりのないことでござんす。お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.09.17
コメント(0)
♪ 大蟷螂、バッタにめだか幼子があそぶ異界を秋茜とぶ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ランキングに参加してみました きのうの爺さま、孫ちゃんの世話を急きょすることになったみたい。予定していたウォーキングには行きそこなたけど、けっこう楽しかったみたい。孫ちゃんの方も盛りだくさんの一日で、家にいるよりよっぽど楽しかったんじゃないの。 鬼滅の刃にハマっていて、いつも頭の中で鳴っているらしい。難しい指使いにもめげず、しょっちゅう出だしの部分を暗譜して憑りつかれたように弾いている。だけどその先を覚える気はないみたいで、譜面のつづきが欲しいとは言言い出さないの。そんなところがちょっとオカシイと思ったりするわけ。 爺さまの弟さんが、数匹ずつ上げた楊貴妃とみゆきメダカの稚魚が上手に育って、お返しとばかりに持って来てくれることになったみたい。それでまだ小雨の降る庭に出て、孫ちゃんと一緒に容器の準備やら掃除やら・・。メダカの移動も手伝ったりして水で遊べるのが楽しくて、嬉々としてやっているらしい声が聞こえていた。 容器が6つに増えた。下右の黒メダカも増えている。 爺さまが、オクラの天辺にオオカマキリがいるのを発見。捕まえて、孫ちゃんに持たせてやったら案の定、「いッたたたたッ」と大騒ぎ。婆さまが、段ボールで寒冷紗被せた即製容器をサッサッと作ってその中へ。 昼になって、仕事が終わったやってきたママと一緒に三宝亭へ出掛けて行った。バッタを捕まえてカマキリの容器に入れてやることにしていたらしい。戻って来て駐車場の草むらで虫取りをして、孫ちゃんは小さいのを1匹捕った。段ボール容器に、トノサマバッタらしきもの1匹と小さいの3匹を入れてやったら、けっきょく全部食っちまったみたい。 その様子を観察するのがこれまた面白くて、大喜びして眺めては「食べてるー!」とかいう楽しそうな声が聞こえていたよ。 孫ちゃん、何故か急に鉄棒がやりたいと言い出したみたい。言い出したら聞かないのが幼子の幼子らしいところ、なんて言ってる場合じゃない。婆さまは鉄棒がどこにあったかを思いめぐらし、多分あるだろうと狙った近くの公園に、三人で(二人はしぶしぶ)出掛けて行ったよ。園で逆上がりの練習をしているらしく、その出来具合を見てほしいらしいの、やっぱ子どもだねえ。 小一時間ほどで戻って来て爺さまに、「あと、もうちょっと!」と、悔しさを指で示して残念がっている。可愛いもんだ。 それで満足かと思いきや、今度はトランプをやりたいと言い出したぞー。「(じじばばとママと)4人揃うのはなかなかないよ、だからやろうよ」とじょうずに誘っている。じゃあ少しだけだよーと、「じじ抜き」を始めるものの、負ければ絶対に終わらないのは分かってるからねぇ・・。 最初はトップだったのにその後はドベばっかし。最後はとうとう泣き出しちゃったよ。「ああぁ、最悪~」と、他の三人はなんとか勝たせて終りにしたくて、イライラしている。 合う札を取らせようとか色々やって、何度目かにようやくトップで上がることが出来た。かくして一日の幕が下りましたのです。 そりゃあ満足でしょう、これだけ色々やらせてもらったんだから。猫なんか、何を言っても背中をポンポンするか、顎を撫でてもらうぐらいなもんだからねえ雲泥の差ですよぉ。羨ましいったらあーりゃしない。お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.09.14
コメント(4)
♪ 終活の準備を始めているらしい海馬の食が細まってゆく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ランキングに参加してみました 最近は、本を読みながら雑念が湧いて困るということが無くなったご主人。その分読むスピードが上がった様で、一冊読み上げるスピードが格段に上がったようだ。文藝春秋に掲載の芥川賞2作品もあっという間に読んで「破局」は、再度読み返したりする余裕さえある。 頂いたシナリオライター、エッセイストの本もあっという間に読み終えて、さすがにプロが書くものは中身が濃いと感心している。 しかし、読んでもその内容をすぐに忘れてしまうのを苦にしている。海馬の食欲が落ちてしまって、あまりエサを食べなくなったらしい。海馬も歳をとって体力が落ちている。何とか栄養を補給して元気になってもらいたいのに、おいそれとはいきそうになく困っている。 そこへいくと孫の記憶力には驚かされてばかりいる。何でもよく知っていて、テレビで見聞きしたことやママに聞いたことなど一度聞くと、そのまま吸い取り紙がインクを吸うように(例えが古い)記憶されるらしい。 そう言えば爺さまも二十歳前後の頃はそうだったと懐かしんでいる。何でもよく知っていて、「もの知りだねえ」と言われていたこともあった。本をよく読むんだろうと思われていたが、決してそんな事もなく、ただ一度見聞きした事がスーッと頭に入って、無意識に引き出しにしまわれるようになっていたに過ぎない。 自分でもその実感はあったのにその事に無頓着で、そんなもんだと思ってやり過ごしていた。もしその頃にたくさん本を読んでいれば、爺さまはもっと違う人格になっていたかもしれない。 しかし、頭が良いのと記憶力がいいのは別物でイコールではないのが問題。理解力と判断力が無ければ筋肉があるのに運動音痴なのと変わらない。爺さまは頭はあまり良くなかったのだろう。 記憶力が悪くてはどうしようもないので、努力次第ではどうにか出来たはずなんだけど・・。 人間の資質は「頭脳」以外のところによって大きく左右される。その部分で爺さまは重要なものが欠落していたようだ。というより、ある資質が邪魔をして本来あるべき姿を歪めてしまい、潜在力を発揮できないままにきてしまったらしい。 もし、こんな偏屈で偏狭な性格でなければもっと素晴らしい人生があったはずと、どうしようもない自分を憎んでいる。一つのものから派生する諸々のものが足枷になって身動きできず、ますます歪んだ姿になっていく。 そうして、そんな自分を護るためにバリアを張り、あの山椒魚のようにそこから出られなくなっていく。人を寄せ付けず、孤独が好きと嘯いて、個性とは球体の表面にできた腫瘍が固化したものと思いながら、それを撫でまわして生きている、ナルシスト的変異体。 ピピは、そんな爺さまがとても愛おしいです。最近は一緒にいてやりたくて、なるべく傍に居るようにしているんです。お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.09.04
コメント(0)
♪ 早々に口を凹ませ朝顔がカンカン照りの空仰ぎおり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ランキングに参加してみました しめしめ、ようやく涼しくなって来たぞ。湿度も低くて、たまにでも爽やかな風も吹く。デリケートなアランは、早朝から婆さまのベッドに上がって寝ているし、こんな調子で秋が来てくれればいいんだけど・・ しかし、そんな甘い考えは通用しないのが今の地球情勢のようだから油断ならない。今日も朝から強い日差しが照り付けて、悪魔の世界に中にひずり込もうとしている。暑がりのおいらは、ただただ耐えるだけの一日を過ごすしかないと観念している。 一日だけ緩めた手をふたたび引き締めて、ほとほと弱っている年寄りをなおも虐めにかかってくる。気を緩めた直後の卍固めのように、堪えきれずにギブアップさせられてガタガタッと崩れてしまうのが恐い。 年寄りをいたぶるな~!そうでなくても新型コロナのために、マスクの下でアップアップしているのですよー 銅像やお地蔵さんまでマスクされて、見ている方も息苦しいったらありゃしない。そのうち「飼い猫にもマスクを!」なんて言い出す人が出てくるかも知れない。ああ恐ろしい。 僕は、アランよりは体力があるので、こんな格好でもして乗り越えてやる。股関節が柔らかいというのは身を守るのに役に立つと、整体の先生も言っている。 台風シーズンを迎えた9月1日午後9時、台風10号が発生。2年前、西日本に大きな爪痕を残した台風21号に匹敵する勢力で接近するおそれがあるらしい。6日4時には913hPaまで発達すると予想されている 9号までは予行練習みたいなもので、10号は本気で日本を襲いに来る。6日(日曜日)には非常に強い勢力を維持した状態で西日本にかなり接近する恐れがあるらしい。 このせいでもないだろうけど、知多市の今日は夕方から下り坂で、夜から雨となって明日は一日降る予報になっている。知多市の10日間予報 へへへ、涼しくなるぞ~。毛皮を着ている猫にはありがたいこった。 月曜日以降は30℃に届かない日が続くらしいが、そうなると、体の方が付いて行けなくなる。やわな人間は風邪をひくかも知れない。 涼しいのはいいけど、木陰でノンビリ昼寝もできない雨なんか嫌いだ。ましてや台風なんて、大・大嫌い。お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.09.02
コメント(0)
♪ バッサリときられし首に目が光る命をつなぐ自己顕示欲‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ランキングに参加してみました 人間社会には、箴言や警句は大昔からあるのに世の中はちっとも変わらないねえ。目先の欲ばかりを考えて生きている以上、すべて自分が正しいと思わなければ何も出来ないということでしょうか。71年といえば大阪万博の翌年だね「正直者は馬鹿をみるという言葉がきらいだ。ほとんど憎んでいる。まるで、自分は正直そのものだと言わぬばかりである。この言葉には、自分は被害者で潔白だという響きがある。悪は自分の外部にあって、内部にないという自信がある」 わが主人の爺さまは、山本氏についてこのブログでちょっと触れたことがある。コラムニスト・山本夏彦は「室内」というインテリア雑誌(月刊誌)を出版している「工作社」の社長を務めている。1995年2月号の表紙がとても魅力的で、捨てずに取ってあったものが出て来た(2016年7月)の。 木工の継ぎ手の技術が網羅された椅子の写真が使われていて、色分けされることでそれが明確に分かるようになっている。その芸術的でさえある椅子が欲しいと思ったらしい。 山本氏は、2002年10月23日に胃ガンの為に87歳で逝去され、「室内」は2006年3月号をもって休刊となっている。数々のエッセイ集や著書があり、後年はブログも熱心に更新していたらしい。一家言持つ故に、多くの名言も残しているようです。 爺さまは、エッセイとして文章を書いている意識はなくて、ただ自分を曝け出すための日記を書いているに過ぎない。欲が無いと言えばうそになるでしょう。この行為の底にあるものは、やっぱり自己顕示欲でしょうか。 この自己顕示欲というもの は“生きる意欲” と言ってもいいもので、これが全くない人などこの世には存在しないでしょう。あの世の人にはあるかも知れませんが、良く分かりません。 何かの行為のほどんどには、その意識がある無しに関わらず「自己顕示」が付いて回ります。それ無くしては何も始まらないでしょう。自覚せずに無意識でやっていることが、時としてして問題を起こしたりしますね。自分が正しいと思い込んで、正義感という名でする誹謗・中傷、陰湿な虐めや疎外感から来る自傷行為、殺人、脅迫、汚職、窃盗、放火などの犯罪の根底には、様々な姿をした自己顕示が潜んでいるようです。 不都合なことはみんな人のせいにして、自己顕示に終始する。典型的なのが政治家さんたち。名前を売るためだったら何だってやりたいと、いつも作戦を練っている。先生なんて呼んで持ち上げてそれを利用しようとする有権者たち。 欲深い人間はその欲によって悩み苦しんでいるわけでしょう。猫からみれば何と厄介な生き物かと、ただただ呆れるしかありません。自分の存在を知ってもらいたい一心で、色々やっているわけでしょう? 自己顕示欲が無くなればどんなにか気楽な毎日になるでしょうに・・・ 孤独って、そんなに辛いものなの? 猫には良く分かりませんねぇ。お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.08.30
コメント(0)
♪ 脆弱となりし日本は過敏性X症の疑いがある‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ランキングに参加してみました 昨夜も熱帯夜だったらしい。もうず~ッと続いているので、ご主人様もウンザリしているようだ。夜はクーラーを点けないので汗びっしょり。夜は体温が下がっているので、27℃の中で眠るのはつらいでしょう。 3時ごろに目が覚めてトイレに行った後、団扇で汗を蒸発させて体温を下げるようなことをしている。 でも、夜は起きている猫にとっては、寝ている昼間の気温の方が問題なの。名古屋では連読12日間、猛暑日が続いている。この暑さの中でどうやって寝たらいい? もうウンザリだ。 弟分のアランは玄関で朝から夕方まで死んだようになっちゃって、もう、初期の熱中症みたいだ。夕方近くになって起きて来ても、ボーとなっているし動きも鈍い。あいつは今年が初めての夏で、行く末を案じているかも知れない。 しかしだよ12日連読の猛暑日が、過去5番目だというから驚きだねぇ。2013年はかなり暑かったのは知ってるよ。大分県日田で38日、高知県江川崎で36日、岐阜県多治見・宮崎県西米良で33日という記録があって、その時の最高気温が、高知県江川崎で41.0℃ 、山梨県甲府 で40.7℃、山梨県勝沼で40.5℃だったことを思えば、こんなのちょろいもんか。猛暑日の連続記録(名古屋) それにしても1942年は暑かったんだねえ。太平洋戦争真っただ中で、南海での戦争が如何に過酷だったかを思い知らされる。そして1995年(平成7年)なんか7月と8月で合計31日もあったなんて。 猫の知ったことじゃないけど、1月に阪神・淡路大震災、3月にはオウム真理教徒による地下鉄サリン事件、経済低迷で就職難、Windows95の登場の年。バブル崩壊から4年経ってこの辺りから徐々に日本の凋落の影が忍び寄ってくる。 この年がそんなに暑かったという印象が無いのはどうしてだろう。爺主人様が、46歳で脱サラして必死になっていた時期だったからかもしれない。今ほど猛暑だ猛暑だって騒いいなかった気もするし・・。 秋になっても暑いらしいが、もう毎年のことなので驚きはしないねぇ。これはもう残暑なんてものではなく、9月は夏と呼ぶべきでしょう。9・10月は晴れが少ないのに気温が高いって、どういうこと?湿った南からの空気が流れ込む? それも大型台風とセットになって・・ 猫は、汗をかいて気化熱で体温を下げるというようなことが出来ない。なので暑さにはめっぽう弱く、人間以上に暑いと感じている。 僕(ピピ)は、細かい縮れ毛が密集しているけど案外耐えられているのに、直毛でそんなに密集してないアランの方が暑さに弱そうだ。まだ体が小さく、体力が無いのかも知れない。 僕たちにやさしいご主人でも、猫の体調や気持ちを良く分かってくれているとは言い難い。簡単な単語をシンプルにしゃべっているだけなのに、言葉が通じなくて困る。人間は難しい言語を持っているのに、簡単なネコ語が分からないというのが分からない。 何度も何度も訴えているのに、無視されることもある。気まぐれで自分勝手と思われているけど、これでも随分気を使っているつもりだ。 遠慮もしているし、好き勝手にやっているつもりはない。不味いとか好みじゃない餌も我慢して食べているし、ああしてこうしてって要求するわけでもない。難しいこと考えないで気ままにいきたいだけなのになあ。 ときどき人間って頭が良いのか悪いのか、良く分からくなってくる。お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.08.26
コメント(0)
♪ 南風吹かぬ伊勢湾猛暑なり下線ミ音に猫といるなり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ランキングに参加してみました われわれ猫がネズミを獲らないのは、その必要がないから。 昔は、お城に召し抱えられている用心棒みたいに、立派な仕事が与えられていたのに、今は肝心のネズミがいなくなっちゃった。仕事を認められ生き甲斐も感じていたのに、近代化と共にネズミは駆除されて、その姿を見ることさえ無くなっちゃった。 廃業することになっても、一度知ってしまった家飼いの心地のよさは簡単には捨てられない。何とか餌を与えてもらえるようにと、持ち前のずる賢さを発揮したねえ。喉を鳴らす作戦で飼い主を手なずけ、可愛さをアピールする。その努力が実って、まんまと今の境遇を勝ち取ってしまいました。これって、猫族の中でも家猫の頭の良さを示しているし、内に秘めたしたたかさを証明している。それは自慢できることだって自負しちゃってる。 しかし、甘やかされて育ったせいもあって、その態度はますます横柄になっていって、「ツンデレ」なんて呼ばれて揶揄されたりもする。そこが逆に可愛いと言う人もたくさんいて、ますます人気が高まったりしている。 孤独を感じる人が増えているのか、猫に癒されることを望んで猫を飼う人間がどんどん増えているのは、良いことなのか良くない事なのか・・。 様々な猫グッズが作られ、人間よりも贅沢な缶詰が登場し、猫かわいがりはますます増ていくばかり。いつしかネズミの存在は頭から消え去って、うわさにも上らなくなっちゃった。せめてネズミの存在を認めて追いかけ回す快感を、あの狩りのスリルを思い出させて欲しいと思う。 家猫の今の悩みは野生の本能をどんどん失っていくことと、それに甘んじて何も感じなくなっている自分の後ろめたさもある。 このにある「われわれ」を猫に置き換えてみれば、本能を失ってしまった猫の目に、ネズミの姿は映らないということ。そして、思考が及ばないところでネズミは強かに生きているということ。関心のないものを見ようとせず、不都合なものを遠ざけているうちに、存在そのものが意識の中から消えていっちゃう。 ああ、「トムとジェリー」が懐かしい。干渉しあい、思いのたけをぶつけあって、ケンカしたり仲直りしたりする。相手があってはじめて成り立つ、情動の泡立ちとその後にくるカタルシス。 体臭を消すために、なめ回して毛づくろいをする猫を追い越して、人間は、猫以上にきれい好きになった。ネズミどころか目に見えない細菌さえも毛嫌いする様になってしまった。見えないものを過剰に恐れている。体内に何億という細菌を飼っていて、体表にも細菌がたくさんいてそれによって守られていることを、知ってるのか知らないのか。過剰に排除しようと躍起になっているように見える。 雑菌に囲まれて生きている以上、それらとの共存共栄によって成り立っているはずの、この星の生きものたちだよ。 好き勝手にバランスを壊していって、挙句の果てのコロナウイルス感染症って・・。何にも知らない猫だけど、毎日が何事もなく過ぎて行ければ、そんないいことはないと思っている。 動物に心はないなどという人がいたら、その人こそ人に外れた心の持ち主だ。猫は人間以上だとは思わないけれど、猫以下の人間もいる様な気がしている今日この頃です。 お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.08.25
コメント(0)
♪ 自分のこと客観視など出来はしないいっそ気ままな猫の目線で‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ランキングに参加してみました 昨日は期待していた雨が降らず、主人の爺様は、デートの待ち合せの相手が来なかった時のように、ひどくガッカリしている。 “カラッカラに乾いているのでお湿りが欲しい” とか言いながら、仕方なく植木に水をやっている。水嫌いの猫にとって雨が降らないのはうれしいけれど、主人が悲しむのは見たくない。 そう言えば、今年もカリフォルニアでは酷いことになっていると、TVニュースが伝えていた。連日の猛暑で予熱したオーブンのようにチンチンになっているところへ、1万2000件を超える落雷(まるで絨毯爆撃)があったらしい。毎年のことなので、観る方はもうあまり驚かなくなっている。人間はすぐに慣れちまうが、それが凄いことなのかただの阿保なのか、猫には良く分からない。2020/08/20 14:32 ウェザーニュース 最大級のものは「落雷による複合火災─LNU(LNU Lightning Complex)」と名付けられ、22日の段階で、約8万9000ヘクタールに延焼し、建造物500棟近くを焼き、数万人が避難を余儀なくされているとか。火災が発生してほぼ1週間経ってもほとんど鎮火せず、火勢は増しているという。 乾くところはいっそう乾き、バランスを取るように別の場所で大雨を降らせる。どこで何が起こるか分からなず、どこに住んでいるかはもう運みたいなもの。今後、地球という星に暮らしていけるのはギャンブラーかサバイバーだけになるんじゃないのか。 インドでは5月下旬に、最高気温が50度に迫る酷暑が続き、死者は800人以上に達している。ニューデリー市内の主要道路が熱によって溶け、横断歩道の塗装がアスファルトに混ざるほどとか。 爺様は、日本でもアスファルトが溶けるのは経験しているらしいよ。ヒッチハイクしながら歩いている時、靴がズルっとなって底にくっ付いてくるような感覚を味わっている。アスファルトの質が悪いだけかもしれない。裸足の肉球でそんなところ、絶対に歩きたくない。酷暑の中、顔を布で覆ってスクーターに乗る人 靴など履いてない様々な動物が路上にたむろしているインド。砂漠が起源の猫だってそりゃあ過酷というもの。日本に生まれて本当によかった。 ご主人の爺様は、この日もウォーキングに出て行った。もの好きというかマゾッ気があるというか。雨が降るはずだったのにその気配も消えて、デマ情報だったのかと腑に落ちない。一体どうなってるのか。 出る前に雲の様子を確認していましたよ、ネットで。夕陽の写真が撮りたいとか言って・・・。午後4時の雨雲の様子。 東部の三河地方に積乱雲が発生していて、徐々に大きくなって、しばらく居座るらしい。それなら夕陽が当たっている入道雲が撮れる。うまく行けば茜色に染まった空も・・・ 夕陽が当たる時間に、何処にいるかが問題。先日とほぼ同じコースを、同じ内容をこなしつつ歩く。道によっては建物や山の陰でまったく見えない可能性もある。良いポジションでじっと待って撮る手もあるが、今日必ずしもいい夕陽になるとは限らない。 いい夕陽になったとしても、雲の種類と位置、夕陽の沈むタイミングが合わなければ、良い写真は撮れない。まあ、歩きながらの運任せで構わないと・・・。三河方面に案の定、ぶ厚い雲が いい場所がなかなか無い。もう間もなく日没となるのに、西の空には雲がある。雨雲予想の画像の通り、鈴鹿山系に雲が掛かっている。今日はあまり期待できそうにない。伊勢湾の先、鈴鹿山脈の向うへ沈んでいく。 雲の間からチラッと顔を見せているが、空を染めるような状況にはなりそうにない。歩くコースは、ここから一度北へ向かい、再び西に向かう。いっそう発達した入道雲に西日が当たっている。三河方面は雷鳴が轟いているかも知れない。 時間の経過とともに姿を変えていく。“あの場所なら坂の上で見晴らしも良いいし、正面に陽が沈む” そう見当をつけたのは、もう家まで1キロもないところ。次回は、日没のタイミングにそこに居られるようにしようと、坂を下り乍ら考えている。 写真だけが目的なら簡単な話だけど、ウォーキング中の運試しみたいなもの。運を楽しむなんて、人間っていじらしい。 クーラーを入れてくれなかったこの日、気温はそう高くはならなかった気がする。この気がするというのが重要なのだ。気分次第でどうにでも変わるのは猫も同じだ。 夜、名古屋の気温は36℃とか言っていたが、床にこうしてお腹を付けていると気持ちがいい。やっぱり処暑を過ぎると何かが違う。 朝夕の空気が少し変わって来ているのは、猫だからよーく分かる。ようやく猫らしい日々が送れるようになりそうで、嬉しくなって来る。 爺様は、第三のビール360mlを3缶飲んでいい気分、今夜は二階のベッドで寝るつもりらしい。今夜も熱帯夜になると知っているのに・・。処暑に入ったので、ここらでちょっと気分を変えたいらしい。お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.08.24
コメント(0)
♪ 腋毛など消えてしまいぬ眉毛だけ伸ばして猫と空を見ている‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ランキングに参加してみました 私はピピ、去勢されてニューハーフとなった雑種猫です。生まれた家も親も知らない。生まれて3週間ほどだったか、腹を空かせてピーピー泣いていたのをこの家の次男がピックアップしてくれた。それからもう9年が経とうとしている。 この家の主は、─ご主人様と呼ぶことにします─ 何だか偏屈で自我が強すぎるところがある。それでいつも損ばかりしている。言葉にとても興味があって文章を書くのが好きらしく、飽きもせずにもう10年以上もブログを続けている。 ある日突然、理由もなく短歌に目覚めて毎日一首の歌をアップしていたが、いつからか文章も書くようになったらしい。以来、ブログには短歌とエッセイ風の文がセットになった。日々の出来事やニュースなどを三十一文字に詠み込んだり、毎日、何かしらのネタを見つけてはせっせと文章を書いている。 まあ、暇人と言ってもいいだろう。「小人閑居して不善を成す」なんて言うから、こんな事で済むなら平和でいい。 ご主人様はかなり偏屈だと思っているところへ、こんな記事を見つけた。偏屈も度を過ぎると厄介だ。相手のことを何も知らないくせに、平気でこき下ろしたりするらしい。相手を知らないから言える、知らないから否定できるわけだ。知っていたらそう簡単に言えるもんじゃないない。 匿名という仮面をかぶって自分を隠し、相手を頭から詰り、迫害したりする輩がネット上にはうようよいる。自分の意見を持たず、ただ無見識のまま攻撃するのだから堪らない。その根本にあるのが信念の無さだというから深刻だ。自分を隠すのは自信がないからで、その事に思いが及ばないところに絶望がある。 ご主人は大した人格者でもないし明確な思想を持っているわけでもない。ただ物事は自分で判断するし、他人の意見に左右されないという点は自慢できる。でもそれが、逆に鼻持ちならない人物と思われることになりかねない。相手を理解しようとしない狷介でつき合いにくい人は、どうしたって孤立する傾向にある。 何でこんなに意固地で頑固なのか、猫には理解できない。もっと自然体で居ればいいのに、自ずから然(しかり)なんて人間にはしょせん無理なのか。何にも執着しないで自然の成りゆきにまかせて、雲や水のように一定の形をもたずにいられたらどんなにか楽だろうに。 私ら猫族はそんなことちゃーんと分かっている。このくそ暑い毎日に文句など言わずに素直に受け入れて暮らしている。まあ、餌や居場所がもらえて楽な生活をしているのに、仕事らしい事は何もしていないのは、ちょっと肩身が狭い。 でも、癒しを提供しているという自負はある。ツンデレと言われようが、それが理想の自然体なのだから仕方がない。お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.08.23
コメント(0)
♪ 黄光に溶けゆく鉄が流れきて夕焼けてゆく猛暑の晩夏‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ランキングに参加してみました 最高気温36℃の予報がでていた昨日、爺さんは雑巾掛けは涼しい午前中に済ませようと考えたようだ。最初は暑い盛りの午後2時頃にやっていたが、敢えてそんなしんどい事をしていては続かないと、考え直したらしい。それでも暑いのには変わりなく、汗だくでパンツはもうぐしょぬれになっている。猫にはとてもできない芸当だ。 70過ぎのこの爺さん。山下清のようにランニングシャツと短パン姿で、ハアハア言いながら雑巾掛けしている。その哀れに足掻く姿を見ていると、滑稽やら、痛々しいやら。本人は大まじめで、微笑ましいと思ってもらいたいらしいが、とてもそうは見えない。腰回りが衰えているのに気づき、大殿筋などのストレッチとか筋力アップを考えてのことらしい。 人は幾つになっても努力するもんだなあと、猫の目には感心させられるばかり。猫2匹は、朝からあられもない状態。玄関が一番涼しいのだ。 午前中の一階はまあなんとか我慢できるが、午後になると一階でも35℃以上になって毛皮を着ている猫にとっては地獄そのものだぁ。クーラーなんか嫌いなのだからしょうがない。 まともに寝られない状況は寝るのが仕事の猫にとって、生きているのに値しない。でも傍目には、相変わらず一日中寝ているようにしか見えないだろうけど。水拭きされたリビングは、朝の光の中にピッカピカと輝いて何時もより奥行きを感じさせている。 玄関で寝ていたが場所を替えようと、リビングの様子を見にやって来た。清々しい輝きに、瞳孔が目いっぱい開いているので眩しいばかり。 狭く雑然とした部屋の人目につかない隅がいいのに、「こんなところじゃ寝られない」と “王子と入れ替わった乞食” のように落ち着かない。 この爺さん、夕方になって元気が出てきた様で、ウォーキングに行く気になっている。まだ35℃は下らない暑さだというのに、熱中症で行き倒れにならなきゃいいが・・・。 首には小さな保冷剤を2つ入れた手ぬぐいを巻き、頭には手ぬぐい素材のヘッドスカーフ、その上からメッシュのスポーツキャップを被っている。それぞれの手ぬぐいは、濡らしてあって気持ちよさそうだ。 今日はどこまで行くのだろうか、尾行して確かめてみようか。でも止めた。半径200mの行動範囲しかない臆病猫が、知らない場所をうろつくのは怖いし危険だ。 5時半に出ていき、7時半ごろに帰って来た。もう真っ暗で、日が短くなったのをつくづく実感させられる。婆さんとの話を盗み聞きすると、随分元気で思ったよりもたくさん回って来たらしい。駅前の階段や秋葉神社の120段も駆け上ったらしいし、速歩も500歩を2回入れ、登り坂も一か所駆け上がったというから驚いた。 カーマとヨーカドーに立ち寄ったたために遅くなったらしい。疲れた様子はあるものの元気に帰って来た。 行き倒れの心配は杞憂だったようだ。11,000歩ほどをこなしたらしい。雑巾掛けで草臥れた足でウォーキングに出て、階段を自重して帰って来た時を想えば雲泥の差だ。やるもんだねぇ、爺さん。でも、あんまり無理せんどいてや。明日になって足腰がいうこと聞かないなんて愚痴も聞きたくないし・・ この爺さん、決してマスクをしない。外でランニングやウォーキング中にマスクをしているのを見ると、「クソ真面目な国民だだなあ」と呆れている。本人は自己判断を優先するものの、決して非国民だとは思っていない。2017年8月22日 「夕焼けが、とてもきれいだった。」カメラを持たずに行ったことを悔やんでいた。 遠雷が聞こえていたが雨雲は届かなかった。入り乱れた様な複雑な入道雲に夕陽が当たり、エッジの部分が赤く染まり、低い雲はグレーに。それ以外のところはオレンジ色に染まって美しいコントラストを見せている。帰路は西へ向かって来るので、どこかの場所で必ず出会う。 印象派の画家が見たら絶対描きたくなるような、そう、まさに絵の様な美しさだったらしい。 ゆく夏の見せる空のエモーション。この時期の夕焼けは殊のほか美しい。“ウォーキンは、日没前が一番いい” と、見てきた情景を反芻している。次回からはカメラを持って、空を見ながら歩くことになるのだろう。お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.08.22
コメント(0)
全21件 (21件中 1-21件目)
1