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♪ 徒歩なれば旅とも呼べる十キロの風と探査の百八十分 朝倉駅から忘れ物を取りに走って往復した後、3日間ほど筋肉痛ぎみで自重していたウォーキング。歩きたくてムズムズしてきたし、暑熱順化のためにもちょくら汗もかきたい。 それで昨日、遠く南の海を台風1号が北上中で、一日中曇り空。雨も降らなさそうなのでマリンパークを目標に、午後3時過ぎに家を出た。 いつもの古見駅裏の旧堤防道路へ。旅館の前に見慣れない鉢植えが飾られている。薄紫の星型の花が垂れ下がるようにたくさん咲いている。洋花はまったく名前が分からない。 産業道路の有料道路へ新しく分岐していく場所の工事個所。様子がなかなか変わらない。なにやら道路新設工事のために余分な工事が必要でその準備をしているようだ。 拡大します。 盛土をするために下水道(汚水幹線)の一部が盛土の下になってしまう。その補強のために杭を打ち込み、コンクリートで覆う必要があるらしい。この7㎞ほど先のインターチェンジができる場所近くでは、橋梁下部の工事がすでに始まっていて、10月末には終わる予定になっている。 鉄塔の位置がずらされ、ずいぶん高い鉄塔に変わっている。高架になった道路が名鉄の線路を跨いで通った先にインターと料金所ができる大工事。 本格的な工事はまだまだ先のようだ。完成すると景色が一変するだろう。ここから先は民家も少ないところを通るので、立ち退きなどの手続きは簡単に済んでいるのだろう。★ 日長のインター近くにこんな看板があった。あまり知られていないんじゃないだろうか。 JAあいち知多は花半島事業「花いっぱい運動」の一環として、2019年からプロジェクトを開始している「知多半島 桜一万本プロジェクト」。10年後、20年後、知多半島が桜の名所となるように毎年、同JAの組合員とその家族、組合員が参加する地域のコミュニティなど希望者に桜の苗木を無料で贈っているんだとか。2020年にはすに1910本を寄贈しているらしい。 阿久比町では2023年12月に、「阿久比町制七十周年記念植樹」の記念碑と並んで「知多半島桜一万本プロジェクト」の一環として寄贈された5本の苗木を植樹しているらしい。★ マリンパークに到着。風もなくおだやかなウィークデイ。人工の海浜公園は人影も少なくてぽわーんとした空が広がっている。 無料のドッグランがあるので、ここだけは平日もけっこう賑わっていたりする。この日は4時半近い時間となって、皆さんちょうど帰るタイミングだったようだ。犬連れの人々が駐車場に向かってくるところだった。 小型犬は普通に散歩で出会うので珍しくないが、ここには大型犬を連れてくる人が多く、さまざまな犬種が見られて、それはそれはなかなか壮観なものです。ダルメシアン、シェパード、ゴールデンレトリバー、シベリアンハスキー、バーニーズ・マウンテン・ドッグとか、名前も知らない珍しいのがいたりする。 ベンチでくつろいでいるプードルがいて、トイプードルよりちょっと大きい。横に掛けさせてもらって話しかけてみる。「普通のトイプードルより大きいですね」「トイプードルなんです」「売れ残っていて殺処分される寸前だった犬なんです。ビビッときたので買ったんです」「普通のものより大きかったので人気がなかったみたいです」「プードルは大きさが4段階あるんですよね」「今はよく知られるようになってますが、以前はプードルは小さいものと思われてましたね」 「犬はまったく初対面の犬同士でも平気で、喜んで遊ぶところが良いですね」「ええ、でも内のは鼻がぺちゃんこのはダメみたいです。見るとすぐにウーウー言いだすんですよ」「相性が悪いんでしょうかね」「人間との相性もそうですが、この子は私と相性がいいんです」「ペットロスの話しを良く聞きますが、どうなんでしょう」「この子は今12歳でそろそろ老人の仲間入りでしょう。死んだら私もそうなるかもしれない」 中年女性で話し好きの方のようで、いろいろ話してくれた。猫は飼っているけど犬は飼ったことがないものの、動物は好きなのでその雰囲気は伝わっているのだろう。犬の方は飼い主の女性が大好きで、よその人と親しく話をしていると焼きもちを焼くらしい。ソワソワしだしたので、バイバイすることに。 やっぱり海は良いなぁ。風が強かったが寒くはない。腹が減ったので新舞子駅前へいってパンを買って食べた。ふと思い、大野に中古住宅の安い物件があって、新生活の家を買う気になっている息子の目を肥やすため、見に行こうかといっていた。まだ入居中で予約を取らないと中は見られない。住所は表示されていなかったが、写真を頼りに場所は調べてある。 なんとか分かるだろうから、この際足を延ばして下見して来るかと、南へ一駅分歩く。家はすぐに分かった。駅に近いが裏には工場の敷地が広がり、近くに小川もある。海にも近くて海抜は低い。東西に向いている家で庭もついているようだが・・。 築7年3カ月 4LDK 土地面積 190.27m² 1880万円 まあ、買うことはまずないのでどうでもいいのだけれど・・。興味本位で中を見せてもらうのも気が引ける。 ここまで足を延ばして時計を見ると6時を回っていた。こりゃあ歩いて帰っていては7時半ごろになってしまう。電車で帰ることに。大野町は準急しか停まらない無人駅。朝倉まで330円だった。片道だけ、10.2㎞、15,200歩ほどのウォーキング。
2024.05.31
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♪ 里山に桑や茱萸の実笑いおりたけのこ伸びて人影もなし 早朝から真夏のごとき太陽が、ギンギンと窓に差し込んでいる。網戸越でも目を明けていられないほどの強烈さ。 5時30分 右は隣家の壁に映った窓の反射影 24日は、昨日は全国軒並に30℃超え。南岸に前線があり、北から涼しい風が吹き込んでいたのに気温は上がったようだ。熱中症騒ぎも当然のように・・。 群馬県伊勢崎市で33.6℃と今年これまでで一番の暑さ。埼玉県熊谷市で32.5℃、群馬県前橋市で32.2℃、岐阜市で31.2℃など、真夏日が続出。名古屋市は30.4℃、青梅市で30.8℃、東京都練馬区で31.0℃、八王子市で30.4℃。先が思いやられる。 23日は、いつもと違うウォーキングコースへ。翌日は30℃に近くなるというので、中1日で前倒しして出かけることに。 「ちたの竹林」とかいう嵯峨野の竹林の真似をして格好良く整備し、クリスマスにロウソクなど灯す活動などもしている、最近の観光スポットがあるらしい。地元の旭南コミュニティの有志が集まって「竹林をきれいにする会」を結成し、整備しているようだ。 ちょっと興味があったので見に行くことに。雨上がりとか早朝とか、それ相応のシチュエーションを考えずに天気が良い真昼に行ってもどうかとは思った。光線がフラットで、コントラストも強すぎる。多分あまり面白くはないだろうと思いつつ・・。 旭公園の西側にあるらしい。片道7㎞ほどだ。 この公園の端にはフジバカマを植えてアサギマダラを寄せる活動をしている人がいる。しかし、今はその時期じゃない。16時ごろ規模が小さくすぐに終わってしまった。 車ならあっという間に通り過ぎるという感じ。案の定、フラットの光の中では竹の美しさも瑞々しさも感じられず、何の面白味も感じなかった。 市内のいたるところに竹林があり、ウォーキングでもよく目にしたり竹林の中の遊歩道を歩いたりしているので、竹には親近感を持っている。いろんな表情を見せてくれるので、私にとっては身近で好きな植物の一つでもある。 2023年11月25日・26日に、知多市旭公園に隣接する「ちたの竹林」で行われた交流イベント「竹の釜を作ってご飯を炊く体験会」があり、東海市にある成城大・学経営学部の観光・まちづくり分野の教員と学生数名が参加。2年前から積極的に交流をしていて、竹林整備と地域活性化を研究のテーマにしている学生もいるんだとか。 竹の持っているポテンシャルは非常に高い。成長が早く(伸び盛りのタケノコの1日24時間の伸長量は、マダケが121cm、モウソウチクが119cm)、さまざまな用途に使われ、幅広い分野で注目され研究されている素材だ。★ 歩いていて、あちらこちらに桑の木が自生しているのが目についた。実がたくさん生っている。 昔の子どもは桑の実はもちろん、槇の実やサクランボとかグミとか、ヤマモモの実を喜んで食べたものだが、今の子どもはそんなものには見向きもしない。歩道に落ちて踏みしだかれるばかり。 こちらは茱萸の木。たくさん実を付けている。まだ熟すには日が浅く、食べられるものはほとんどない。 比較的色の濃いのをつまんでみたが、まだ渋い。完熟するとかなり甘くなるが、野鳥も狙っているだろう。完熟を今か今かと待ち構えている間に、一瞬早く採ったもん勝ちだ。★ 竹林を抜けたところで、大きな橋脚がにょきにょきと立ち並んでいるところに出た。工事中のものもある。 あまり来るところではないので土地勘がなく、方向も分からなくなっている。スマホで位置を調べるとなるほど、長浦からつづく産業道路の延長工事だと分かった。 その南側に金沢インターが出来る、ちょうどその場所に出くわしたわけだ。 長浦から有料道路となって、セントレア中部空港へのアクセス道路に直結される。 歩いたのは知多市役所から片道7㎞ほどの距離で、もう少し行けば市の境だ。我が家からマリンパークの南端までがやはり7kmほど。如何に小さな市だということがよく分かる。産業道路延長予定経路及び一般道路図 2万歩行くかと思ったが少し足りなかった。昔風に言えば往復で3.5里程度。大した距離じゃない。でもいつもと違うところを歩くのも悪くない。というか、もっと違うところを歩きたいと思う。やはり、名鉄のハイキングに便乗するのがいいかも。
2024.05.25
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♪ ふ頭より持ち帰りきて机に置けば珊瑚の死骸が光りを放つ 今朝の富士山。バックの空は雲に覆われているが、東の空には薄日が差していたようだ。 ようやく動きまわれるようになったので、足慣らしのためにそう遠くないところまで歩くことに。この日は暑く、名古屋では30℃ほどまでいったようで、わが市も29℃ほどになっている。 自重して、海が見える最も近い横須賀ふ頭あたりまでいってみようか。 ここはたいがい誰かがクロダイ釣りをしている。乗っ込みの時期は過ぎたが、真夏と真冬以外はフカセ釣りを楽しめるようだ。係船岸壁の一角には家族連れが糸を垂れている。 天気は下り坂で、空には雲がかかってスッキリしないが風が無く、とても穏やかだ。釣り人以外は猫一匹もいない。うらぶれたトワイライトにはまだ早い時刻。 モノクロの時の停まったような空にジェット機が音も無く、夕陽の中へ突っ込んでいった。 ここは名古屋港の一部となっていて、横須賀ふ頭と呼ばれている。海が見えると言っても埋め立地に出来た工場群の間にある人工的な海だ。季節によって沈む位置が変わっていく、太陽だけは手が加えられていない。その自然の営みを、空と雲とのコラボレーションとして眺めることができる。 釣り人がごった返すようなこともないし、平日の日中はあまり来たことがないので分からないが、石灰岩とか砂利を移動させている作業員の姿を見ることもない。ぼーっと釣り糸を垂れているのも悪くないかもと思うが、でもすぐに飽きてしまうだろうなぁと・・。富士山を眺めるのとはわけが違う。 ふ頭には、大きめの岩石のような石灰岩と砂利のように細かいものが積んである。その他にまっ黒な細かい石炭の粉のようなものが積み上げてある。表面は白っぽいが触ってみると中はまっ黒で、手に付いたものがなかなか取れなかった。黒い粉状の石。一体なんだろう? 誰もいないので訊くこともかなわない。 きれいな夕陽も望めないので、石灰岩の小さいのを三つほど選んで持ち帰った。以前にも書いたが伊吹山あたりから運ばれてくるらしく、行き先が決まるまでの仮置き場らしい。石灰石が地面の奥深くで、熱と圧力をかけられた結果誕生する石が大理石だ。 。*サンゴなどの死骸 →*石灰岩 →*大理石大理石は、接触変成作用を受けて変化してできたもので、結晶質石灰岩と呼ばれる。石灰岩はマグマから派生した高温の流体に溶けやすいので再結晶化しやすく、接触変成作用では泥岩・砂岩などの他の岩石に比べ、粒度が粗くなりやすい。もとの石灰岩と同じく、軟らかく、加工しやすい。 8,300歩ほででちょうどいい足慣らしになった。 7軒目の新築工事がいよいよ始まるようだ。9月ごろには完成するらしい。
2024.05.19
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♪ 緑陰に包まれている湖を眼が食べている薫風の中 最近は間が開き気味のウォーキング。昨日は中5日ぶり。午前中の雨が上がった後だったこともあって、地上は草木の萌えたつ息吹と草いきれの里山は、少し蒸し暑かった。 間がだいぶ開いてしまっているので、この日はいつもより少し多めに歩こうと思って家を出た。家を出たところで、カラスの骸を発見。不吉とかそういうことは思わないが、なんとなく象徴的なイメージが浮かんだもののすぐに消えた。屋根上で二羽の烏(ハシボソ)やかましき春だ恋だよ楽しいじゃないかこの花の名前はなんだ?度忘れの十三秒後に思い出し、晴れ嬉々として追いかけっこの犬二匹描きつづける自在曲線黒柴を追いかけるのは中型の普通の雑種愛しき雑種おちこちにうぐいすの啼く里山の丘に増えてゆくソーラーパネルいつもより足を延ばしてゆく先の庭に見慣れぬ花咲いており地区境をこえて入りたる集落の趣きそして空気の違い忍冬の崖に垂れおり古のアールヌーボーうるわしき模様ツバメの巣のどれも西日の側にあり朝が苦手な物書きのごと「スイカズラ」(吸い葛・吸葛・忍冬、学名: Lonicera japonica)は、スイカズラ科スイカズラ属の常緑つる性木本。別名、ニンドウ(忍冬)やキンギンカ(金銀花)。 和名スイカズラの名は「吸い葛」の意で、細長い花筒の奥に蜜があり、古くは子どもが好んで花の管の細いほうを口に含んで甘い蜜を吸うことが行なわれたことにちなむとか。スイカズラ(忍冬) 日本全国各地に自生しているらしいが、私の故郷、茨城県では見たことがなかった。絞り染めの図案を書いている時に、杉浦非水の文様集でアールヌーボーのデザインを見て初めて知った。それが意外に身近なところにあったので嬉しくなった。 各地の平地から山野の野原、土手、山林、林縁や道ばたによく見られるらしく、庭や垣根にも植えられるらしい。そういえば、ある美容院の庭に咲いているのを見たことがあったし、南知多のどこかで見たことがあるのを思い出した。 花期は初夏(5 - 7月ごろ)で、葉腋から花が2個ずつ並んで咲き、夕方から甘い香りが漂うらしい。つぼみは薄紅色、咲き始めの花は白色をしているが、受粉するなどして徐々に黄色くなる。そのため、一つの枝に白い花と黄色い花が同居することが珍しくない(確かに写真には2色の花が)。 純日本の植物でありながら海外に渡って品種改良され、多くの園芸品種があるらしい。「ハニーサックル・ウィンドワード」 濃いピンク色の花と、蕾の赤に近いピンクのグラデーションがきれいな品種。花の外側は濃いピンクのまま、中は淡いピンクから黄色に変化するという。香りが良く、色の変化も楽しめるとか。 英名:Honeysuckle(ハニーサックル)蜂蜜+吸う。Woodbine(ウッドバイン) 仏名:Chevrefeuille(シェーブルフォイユ) 伊名:Caprifoglio(カープリフォリオ) 欧米では観賞用に栽培されるとともに広く野生化もしていて、特にアメリカでは外来種としてクズとともに森林を覆って打撃を与えるなどと問題となっているとか。ヤブガラシ(薮枯らし)みたいなものか。☆ この日は約17㎞、23,200歩ほど歩いた。間が空いて休養充分ということで、疲れはしたが今朝にはすっかり疲れも取れている。まあ、これしきの事で疲れている様では話にならない。江戸の人々は平気で1日30~50㎞を歩いていて、それも毎日だからねぇ。
2024.05.08
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♪ 竹美林が京都大原野にありき人が通れる間が心地よし 今朝は珍しく、スッキリと4時50分ごろに目覚めた。外を見ると満月がかがいていた。6:10が月没なのでその直前の月だ。早朝に月を見るなんて何だか得したような気分。昨夜は早朝にウォーキングに出るつもりで、いつもより1時間早く寝たのが良かった。 5時8分に家を出た。無風の穏やかな朝で、すでに空は明るくなりかけている。本当は暗いうちに出て、秋葉神社の上で日の出を迎えたかったのだが、日の出が、5:06だということを確認しなかったのが間違いだった。寺本駅の跨道上で、もう完全に日が昇っていた。 途中、3分速歩をやり、跨道の階段を駆け上がって秋葉神社へ。なんと120段を駆け上がるも、最後の10段で足が止まってしまった。情けないこっちゃ。 いつもの様に神社の境内から定点観測。太陽がだいぶ北の方から昇るようになってきている。 上空は湿っているらしく穏やかで変哲のない空に、飛行機雲が膨らんで長い尾をひいている。この分だと、日中は陽射しが隠れて曇りがちな天気なのかな? パークロードへの入口、信濃川の橋の上から見る躑躅が美しい。 反対側の躑躅はもう終わりかけている。この差はなんなんだ。 5時45分はまだ早いと見えて、パークロードには人影もない。しばらく行くとぼつぼつ、犬のさんぽの人や歩く人の姿が見えるようになった。 やはり時間帯が合わないのか、挨拶したのは10人そこそこ。1時間後ともなれば次々にやって来て、挨拶は20人以上になるだろう。 今朝はなぜか、竹やぶの様子が気になっている。今まで気づかなかったが、あちこちの竹に花が咲いているようなのだ。何年か前にもそんなことがあった。竹が枯れる周期の中にあって、時間差を伴いながら花が咲いているという感じ。 2017.04.16のブログに「■ タケノコが空前の不作になっている。その原因は・・・」というのを書いています。この年(2017年)はタケノコが、超の付く不作だったらしい。詳しくは上のブログをご覧ください。 今年(2024年)は千葉県の南部、大多喜町は筍の産地だがかなりの不作だったらしい。例年の10分の1程度。名産品で、道の駅には不作と聞いて、客が殺到したとか。4月8日の入荷量は去年の半分以下で、1キロの値段は去年より1000円ほど上がり、今年は2500円前後だったとか。 農園主は、去年の夏、平年の7割ほどの降水量だったとかで、タケノコが芽吹く夏から秋にかけて雨量が少ないと不作になると。 岡山県倉敷市真備地区でも、やはり昨年の雨不足が原因で不作だったとか。 裏年で不作、雨不足で不作。そういうのは自然が相手の農家にとって、とても辛いことでしょう。しかし、竹が枯れるという事態はもっと深刻なはずです。 こちらのブログは、どこの地域なのか分からないのですが、竹が枯れているのが原因の不作のことが書かれています。 やはり、あちこちで竹が枯れる現象が起こっているようです。 全部が一斉に枯れるわけではない。それで、辺り一帯から竹が無くなるというようなことにはならない。景観が悪くなるのは確かでしょうが・・。 知多市でも竹林が管理できなくなり、放置されているところが多い。また、開墾した土地で後継者がなく放置されて竹やぶになっているところも多い。そんなところでは、この竹が枯れる事態は有難いことなのかもしれない。 最初にこのちょっと異様な竹林が目に入り、変わった竹の姿が気になった。それて以来、あちこちにある竹やぶに目がいくようになった。拡大します 14,400歩ほど歩いて、こんな竹のことを書くことになった。竹は優秀で有効な植物。もっともっと活かされるべきだとも思う。
2024.04.26
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♪ 春なればみーんなみんな忙しい真昼のそらにひと影もなし 名鉄の高架下の草に、どうやら除草剤が撒かれたらしい。茶色く萎れかかっている。毎年、草を刈ってくれと住民が言ってくるのが煩わしいというので、名鉄の作業員がやったのだろうか。 市の職員が「いっそコンクリートで覆ってしまえばいいのに」とつぶやいていたことがあった。名鉄もそんな気になったのだろうか。 懸案の、隣家からの雨水がわが庭に流入する件。一条工務店の担当者が「側溝は、市の所有物であり市の管轄になるので、グレーチングの位置をずらして、そこへ落とし込むようにすれば解消されるかもしれない。」と言ってきた。そして、市の土木課が確認に来ることになっているという。 しかし、ブロックのある所で角度が変り、側溝の蓋がつなぎ目で二つとも斜めにカットしてある。これじゃぁグレーチングは嵌らない。「そんな場合は、側溝に水をせき止めるものを設置して、グレーチングへ流れていくような手立てをする必要がある」とも言う。が、“一条工務店としては何もするつもりがない” ということらしい。「具体的にどうするかは土木課が考えることになる。こういう事案は、業者が言っても門前払いになることが多いので、住民が直接言った方が良い」と、他人事のように言う。 昨日は、午前中に中二日のウォーキングに。用事があってブルーベリー畑の彼のもとへ。この日は奥さんも来ていた。仲良く二人で、車を使って全ての県を制覇した話を聞く。「運転が好きなんですねぇ。」「いやぁ好きじゃないです。」、と、奥さんが、「山に登るためにあちこち出かけたんです。」埼玉県だけ行ってないとかで、百名山、百名湯などすべて回ったらしい。 この日は友達が筍を採りに来ることになっているとかで、ゆっくりはできなかった。でも、ふっくら丸顔の親しみやすい奥さんに会えたのは良かった。★ 知多半島は竹やぶが多い。筍シーズン真っ盛りで、今年はすでに2カ所から頂いている。あちこちで、みなさん筍堀りに忙しいことでしょう。早くも竹の秋を感じさせるところも・・。 緑したたる樹々の下を歩いていると、鶯がしきりに美しい声を聴かせてくれる。小綬鶏もあの甲高い呼び声を繰り返しているし、ちょっと間が開いたところに、雉の抑揚のない乾いた声がインサートしてきたりする。電気の立体交差点。 道路から一歩入ると高圧線の鉄塔が並び、場所によっては一カ所にかたまっていたりする。 水路脇のフェンスにカロライナジャスミンが満開で、蔓が繁茂し、擁壁にまで垂れ下がっていた。水の上に落ちた黄色い花が列を作って流れていく。 あちらこちらに藤の花が今を盛りに咲いている。 民家の庭のまっ白な藤も、雪が積もったようにこんもりと眩しく輝いている。山藤も緑の中に紫の房をちらつかせ、いいアクセントになっている。 布里池の藤棚もなかなかだろう。 (昨年)─→ 下の写真も水路脇に生えていたもの。フェンスから大きく垂れ下がっっている。やっぱり管理されていない、こういうのびのびした自然な感じのものがいい。 人家のある所に出ると、ツバメの張りと抑揚のある声がしきりに聞こえてくる。電線で休んでいる姿や、忙しく右へ左へ飛び回る様子が目に飛び込んで来る。 春というのは、山も草木も、野鳥も人も、みんなみんな忙しい。天地、陰陽、命のすべて、活気に満ちて豊かなり。
2024.04.19
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♪ 使うほどかがやきを増す肉体を楽と便利が錆びさせゆく 中4日も空いてしまったウォーキング。強風が吹くのを承知で午後1時半ごろ家を出た。漠然と自然の残っている佐布里池の周辺へ行ってみよう。モミジの寄せ植え盆栽に景色として添える石を拾うのも目的の一つでもあった。本来なら山岳地に行って探すのが筋だろうが、今すぐにほしいので近場で何とかしたい。 山岳地帯でもない知多半島にそういうものが有るのかどうか。海や河原にあるツルツルした石でなく、かといってあまりシャープでもない石がほしい。そんな都合のいい石がそこらにあるはずもないが、ウォーキングも目的なので手に入らなくても構わない。☆ 山桜系の白い桜がぽつんと一本咲いていたりする。日本には自生するサクラ属が10か11種の野生種があってヤマザクラはその一つ。日本の固有種で、山地に植生する野生のサクラを総称してヤマザクラ(山桜)と呼び、白山桜とも呼ばれる。 ヤマザクラの花は赤味を帯びた新芽の芽吹きと同時に開花し、花色は白色から淡紅色。樹種によっては花色に濃淡があるらしい。花が真っ白ならばオオヤマザクラかもしれない。 吉野に向かう途中の山にたくさん咲いていたあれと同じものか。鳥が運んだ種から生えて育っていったものだろう。クリックで拡大。 我が庭に芽を出した桜らしきもの。どんな花が咲くのかが知りたくて鉢に移して育てている。たぶん山桜系のものだろう。だとすると、発芽してから花が咲くまでに早くて5年、長くて10年以上、寒冷地ではさらに遅くなることもあるとか。 すでに3回は鉢を植え替えているので5~6年になる。一昨年は幹を切り戻して、あまり大きくならないようにしてある。若葉を出してはいるが花が咲く気配はない。今後どうなっていくのか楽しみだ。☆ ソメイヨシノが咲いているところはまだ少なく、一部で満開の木もあったがほとんどがチラホラというところ。パークロードもまだだった。石を持って帰ることを考えると荷物は少ない方が良いので、スマホは持たずに出たので写真が撮れない。 知らない道に入って行き止まりだったり、まったく違う方向に逸れて行ったり、大回りになったりするも、まあ歩くのが目的なので一向にかまわない。行き当たりばったりで、脇道に入って行き止まりだったのが数度。歩いた距離は約15㎞くらいか。 石が見つかりそうなところもない。地質が分かる地図でも調べておかないととても無理だ。鶯の声を聴き、見知らぬ鳥の姿をながめながら歩く。それにしても風が強い。吹きさらしのところへ出ると、押しも出される感じ。竹林がものすごい音を立ててざわめいている。佐布里池もささくれたった波が狂ったように押し寄せている。ただ、気温は高く風さえ当たらなければ、春そのもの。 山の中に庭石の保管場所らしきものが有り、その大石の間に紛れ込んでいる小さな石を物色。そこそこのサイズの石があったが、鉢に添えるにはちょっと大きすぎる。でも、他で見つかりそうもない。半分に割ればなんとか使えるかもしれない。これをちょっと頂いて、持ち帰ることに。 タガネがあるのでなんとかなるだろう。半分でなくとも割ることができれば、小さくいのでも使えるかもしれない。 一応は目的を果たしたものの、石ってけっこう重い。この量でもエコバッグに入れるとずっしりと腕に堪える。石をゲットしてから家まで5km以上ある。別の日に改めて車で取りに来るという手もあるが、ここは脚力強化のチャンス。なんとか持ち帰ってやろうと決めた。 かなり重い。リュックなら楽だが手提げ袋では何とも辛い。片腕に負担がかかるので両手で持って肩に担いでみたりする。重さがどのくらいなのか、鉄アレイの重さを基準に頭で測ってみると4㎏ぐらいか。☆ やっとこさ帰り着いて、歩数計を見ると21,000歩ほどあった。いつもより多い上に4㎏の荷物を持って5kmを歩き、けっこう疲れた。登山とか山歩きするのならこんなもんじゃ済まない。いい実体験が出来たというもの。 で、石の重さを測ってみると、4.1㎏と出た。予想通り。人間て、けっこうそういうものに勘が働く。距離でも100m、1kmとかを基準にして大体分かるし、時間だってそうだ。 ぐっすり寝られてトイレにも起きず、5時半にスッキリ目覚めて快調そのもの。どこかに筋肉痛が出るかと思ったがそんなこともなく、いい塩梅だ。
2024.04.02
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♪ 春雨に濡れて頭を下げ竹林のわか葉の群れはそよりともせず きのう、白寿の水墨画家に会いたいと思い、画廊喫茶のある太田川までウォーキング。天気が悪く前回に歩いたのは、この画家の絵を観た日(19日)以来になるので中四日になる。今日も明日も雨の予想で、どうしてもこの日に歩きたいと思っていた。雨雲レーダーで雲の様子をみて、帰宅するまでは何とか大丈夫そうだと判断し、9時ごろに家を出た。 川の中州に五位鷺がいたので、とりあえず1枚。 そっと近づいて撮影しようとしたら、あの独特な鋭い声を上げてサッと飛び立ってしまった。鳴き声や姿に似合わずとても用心深い鳥で、人の姿を見るとすぐ逃げる。安物のスマホじゃうまく撮れない。 着いてみるとお客は私一人。日曜日はいつも閑散としているのは常のようだが、お目当ての画家も姿が見えない。来るときは10時半ごろにはくるとのことで、来ないのかもしれない。 二人だけなので会話が弾む。宗教団体のことや各地の美術館のこと、大谷や尊富士などスポーツのことなど、話はあちこちに飛んで・・。 そこへ当の画家から電話があり「今日は来れない」とのこと。律儀にちゃんと連絡してこられる。私なんか不在廊で知人をすっぽかしてしまうようなことがあるが、そんな無神経な私とは大違い。さすが大正14年生まれだ。桂林旅情 11時を回ったところで、来客を機に帰宅の途へ。搬出時のタイミングに合わせて再訪することにした。少し歩くと、何やらポツリポツリ。tenki.jpの一時間予報では、10時台は雨が降るが11時台は降らないとあったのだが・・、まあ大したことはないだろう。 雨は徐々にその量を増やし、一駅を過ぎたころにはかなりの降りになってきた。「春雨じゃ、濡れていこう」と長州藩士・月形半平太となって濡れるに任せて歩き続ける。二駅を過ぎるころにはけっこうな降りとなり、天気予報を恨むことになった。★ 名鉄の高架下を歩いたりして、往復で12,500歩あまり。 最近は調子がいいので「2歩/1秒」くらいのペースで歩く。往復10㎞ほどだが大して疲れもしないのが嬉しい。でも、芭蕉などは1日30~40kmは歩いていたらしいので、この程度で喜んでいるのは自分ながらいじましい。 歩くと背骨の一番下あたりが痛くなる癖があったが、それもなくなったのは有難い。プランクやスクワット、腹筋や中殿筋などを動かす運動をしているのでそれが効いているのだろうか。
2024.03.25
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♪ 思索などする暇もなく変わりゆく景色にこころをあずけて歩く 久しぶりに旧堤防を通るコースをウォーキング。朝倉から南に日長まで行き。遠回りして帰って来た。 先ずは、スタート地点の市役所裏の水路脇を進む。川鵜が朝食の潜水捕食を終え、のんびりと羽を乾かしている。この格好はいつ見ても可笑しくて、ほほ笑ましくて好きだ。 旧堤防は埋め立て地にある西知多産業道路が並行している。 延長して中部空港とへ直結するための道路建設計画があり、それに基づいて現在、そのための工事用の道路を作っている。拡大 それで、鉄塔の下でなにやらやっているのが目に入った。どうやら送電線の付け替え工事らしい。よくよく見ると、鉄塔の位置を移動してありその電線を張替えているようだ。以前から、ここにジャンクションが出来るとなるとなると、名鉄の線路の上を通ることになるので、この高圧線はどうなるのかと思っていた。拡大 産業道路をまたぐ歩道橋がある辺り。この南側の鉄塔の位置が産業道路側に数メートル移動しているようだ。 陸橋の上から北側と南側を眺めてみる。なるほど、2カ所の円筒の鉄塔が鉄骨を組んだものに代わっている。 常滑セントレア空港へ唯一の鉄道である名鉄電車を越えて、南に向かう道路が新たに作られる。西知多道路(一般国道247号)は、国際拠点空港の中部国際空港と伊勢湾岸自動車道を直結するとともに、名古屋高速道路を経由してリニア中央新幹線の名古屋駅とを結び、知多半島道路と一体となってダブルネットワークを形成する国土強靱化に資する大変重要な道路と位置付けられている。 産業道路が通っているのは堤防道路の西側は埋め立て地で、地震による液状化などの心配は無いのだろうか。 一旦、バイパス的に送電線を横へ移動しておいて、鉄塔を解体して新たな鉄塔を立て、その送電線の付け替え工事の最中だったようだ。 一旦下した送電線が、旧堤防のそばを通っている。 朝倉インターの南にジャンクションが出来、常滑の空港につながる知多半島中央自動車道(有料道路)からのバイパス(知多横断道路)に直結する有料道路ができる予定。先ずは、この長浦ジャンクションから日長までの1.6㎞の工事が行われる。その工事のために高圧線の鉄塔の移動とは、これまた面倒なことだ。拡大 有料道路になるため、料金所を作る必要があり、名鉄の線路を跨いだ向こう側の竹やぶの中に出来る。人家もなく用地買収も簡単だろうし、竹やぶの造成工事は楽なもの。何の障害もないだろう。拡大 ただこの先はどこを通るのか、アバウトなものが示されている。地権者は喜んだり戸惑ったりいろいろだろう。グーグルアースで、ジャンクション予定地から南を望む(拡大) 2027年にリニアが開業するために合わせた計画で、実際にはリニアの開通は遅れる見通しだし、諸物価高騰し人手不足も深刻な状況。いつ完成するかはかなり流動的なんじゃないか。 西知多道路は、4車線から6車線に拡幅、東海JCTに伊勢湾岸自動車道と直結するランプを新設している。通勤ラッシュ時はかなりの混雑で、これによって解消されるだろが、これからの人口減や少子化のことを考えると、20年後は果たしてどうなるのか。 リニアを作るのは来るべき南海トラフ大地震に備えてのものだと、中電の社長は言っている。が、そんなものが来れば埋め立て地にある道路など液状化や津波でどうなるか分からない。知多半島の中央を走っている有料道路の方を拡張・整備した方が良いんじゃないかと思うが、少しでも近い方がいいということなのだろうか。
2024.02.08
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♪ 浮き雲の姿さまざま遠くより聞こえる声にふと足を止め 日曜の寒波の明けた昼下がり、われ恒例のウォーキング。雲の写真を撮りながら階段坂道っけ上がり、齢を忘れていそいそと。そぞろに人の多かりき。 巷では市民マラソン盛りにて、約3キロのパークロード。ブームにのった老若のランナー時おり走りゆく。高齢の爺さんちょこちょこ足取りを確かめながら走りゆく。 福岡国際女子マラソンに新記録など出たニュース、ますます熱を帯びるらん。 おやおやかわいいポメラニアン、“おいでおいで” をしてみれば、やたらに吠えてこころ許さず。「噛みつきますか?」と問うわれに「噛みつきます」ときっぱりと。煩わせてもいけないと、あっさり引いて背を向けぬ。 佐布里の里は梅の里、おちこち梅のあまたなり。紅に白、桃色の花はや咲きて、香りほのかに漂いぬ。2月3日に梅まつり、始まるならば梅佐布里池の館に人あふれらん。開花と会期、めずらしくピタリと合って嬉しけり。 紋別に流氷接岸せしニュース。接岸初日は意外にも、昨年より2週間、平年よりも13日、暖冬なのに早いぞと内地の人ら不思議がる。流氷観光「ガリンコ号」、氷の中をガリガリと歓声乗せて進むべし。 ある歩道に、雨の流れの道生れて、蓮葉氷(はすごおり)のごとなりて自然の妙味楽しけり。 久々の右大回りコースなれば、途中に腹の減るが常。コンビニで、チョコでおおったアイスバー、買って齧って帰りくる。ノンストップで1万と4千6百3十歩、かなり疲れていたような・・。 新しい健康スポーツセンターがついに姿を現して、温水プールとトレセンの、4月のオープン待つばかり。筋トレは、機械を使わぬものでよしと思うも最新器具なれば、内心興味津々なり。1キロ先へと遠くなり、少し強めの意思が要る。
2024.01.29
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♪ 雪中に身をさらしゆく爺独り色を消しゆくシュールなる午後 きのうの午後1時45分ごろ、雪のチラつく中をウォーキングに出た。大したことはないだろうと、気楽な気分で・・。 いつもの様に右回りのコースを取り、寺本駅のある跨道を駆け上がり、少し行って秋葉神社の階段を駆け上がる。ここまで30分くらい。にわかに雪が激しくなってきた。 秋葉神社の階段を下りながら、“おお! いいぞいいぞ” と、降りしきる雪の中へ。わが地方では初雪だから、そりゃあ嬉しいわけよ。年がいもなく。年に一度は雪景色が見たいじゃないですか。 雪が降り始めて、幼なじみに会ったような、新鮮さと懐かしさでいっぱいなった。とてもいい気分。 灰色の空の下、雪が降ってなければまったくつまらない。こんな日はウォーキングする気にもならない。しかし、こんなに雪を楽しんでいるのは老人らしからぬこと。グレートジャーニーの関野吉晴氏が私と同年と知って、その万年青年のような行動力に刺激されたのも確か。 もともと爺くさいことは性に合わないと思っているので、その感性がシンクロしたようだ。 爺さん一人、全身に雪を受けながら、誰もいないパークロードを歩いている。この光景は見ようによってはちょっとシュールかも。 パークロードにはさすがにだ~れも居ない。そりゃあそうだ。最高気温が2度とかだからねえ。だれもこんな日に散歩になんか出てこやしない。しかし、犬だけは “散歩に行きた~い” って鳴き騒いでるんじゃないかな。 どんどん激しくなって、アッという間に雪化粧。雪まるけになって、さすがにちょっと心が落ち着かなくなってきた。 それにしてもかなりの雪だ。それもベタ雪。体に付いたのが溶けて、服が濡れ始めた。ショートカットして帰ろうかとも思ったがせっかくの初雪だし、そんな勿体ないことはできない。関野を語る神経も疑われるし、笑われる。 田んぼも竹林も、見慣れた風景がどんどん白一色になっていく。俗から聖に浄化されていくという感じ。“欲という汚辱にまみれた一連の国会議員” を1年間雪の中に埋めておいたら、少しはアク抜きが出来るかしらん、 なんて思ったりする。 咲き出した紅梅が、“リーダーシップが無いのをカバーするために突っ走って周囲から冷たい恨みを一身に浴びている” 岸田総理に見えてしまうのが悲しい。 私はと言えば、帰路は雪を伴った北西の風をまともに受ける。横殴りの雪を正面に受けて頭からつま先まで積もった雪を払いながらの雪中行軍。防水でないウィンドブレーカーは濡れ、メッシュのシューズは水が浸みて靴下が冷たい。毛糸の手袋も濡れて来たし、毛糸の帽子も濡れているだろう。 ようやく家の近くまで来たころには雪は止み、牟山神社の裏山がいつになく美しい。カラスが2羽、初雪に黒を際立たせて高枝に啼いている。 途中で、服を乾かすために喫茶店に入るのも有りかとも思ったりもした。でも、帰りが遅くなると冷えてくるのでまずいと思い直し、ノンストップで戻って来た。 およそ9.3キロ、12,000歩あまり。写真を撮ったりしたので約2時間かかった。 いつものように坂道も駆け上がったが、アドレナリンが出ていたせいかさして疲れを感じなかった。着替えをして外を見ると、再び雪が降りだしていた。 夜中に降れば積もって雪景色が見られる。気象協会は朝方までチラつく予想なので、あるいは真っ白になっているかもしれない。★ 朝起きてみると、やはり大した降りにはならなかったようだ。道路には積もっておらず、理想の風景とまではいかない中途半端な雪景色。陽は射してきているが、雪がチラついている。 昨日の気温を調べてみると、最高気温は2℃までいかず1.6℃。歩いていた時間帯は3~5℃となっていたが、大して寒さは感じなかった。雪のお蔭だだろうか。何故だか雪が降ると寒くない。 23日にはこの日に雪が降ることが分かっていたので、敢えてその雪の中を歩くことにしていた。もっと寒くても大丈夫という自信が付いた。 スキーに行っていた若い頃、夜行で着いた早朝の駅に降り立った時、 “寒さで息がむせる” という経験をした。その頃は気温のことなど考えもしなかったが、いったい何度だったのだろう。
2024.01.25
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♪ はらはらと一輪挿しの花散りて手紙ひらひら返事が来ない 昨日は暖かかった。夜も暖かくて、知多市で24時に7.9℃を記録した後は8℃台を下らなかったし、最高気温は14時に14.2℃を記録。3月下旬の暖かさという異常事態。季節外れもいいところだ。 午後2時ごろにウォーキングに出た。こんな日でもこの時間に歩いている人はいない。ポカポカの陽射しと戯れながら雲の写真を撮ったりして・・。 しょっぱなからこんな雲に迎えられた。 南西の空 北東の空 3日ほど前、炬燵で座卓のかなり遠いところにあるものを取ろうとして、無理して手を伸ばした瞬間に左の股関節の外側に激痛。どうやら靭帯を痛めたらしい。それ以来膝を外側に曲げると痛いので胡坐も掛けず、歩くのもゆっくりにしか歩けなくなった。それがようやく痛みも取れて、完全ではないが歩けるようになったのだ。 階段を駆け上がるのは自重することにし、敢えて長い坂道「朝倉ロマン通り」からのスタート。8歳の孫と駆け上がり競争をして、あっさり負けたことがある上り坂だ。 春と間違えているような “ぽわーん” とした空に、11:43に昇って来た月齢7.6の月が浮かんでいる。ホント、のどかな昼下がりだこと。 飛行機雲が名残惜しそうにいつまでも空に浮かんでいる。その雲の更に上をゆくジェット機は飛行機雲を残さず、無関係を装ってまったく違う方向に飛んで行った。 雲そのものも何雲になるべきなのか戸惑っているようで、綿雲と巻雲とが混ざったような見慣れない雲が意味ありげに浮かんでいる。 二羽のケリが旋回しながら上昇している。田んぼで餌を漁っていたり、けたたましい声で縄張り争いをしている姿しかしらないケリの、こういう姿を見るのは初めてだ。 トンビが上昇気流に乗って高く高く上がっていくのは見ることがあるが、ケリが上を目指して旋回するのはきっと珍しいことじゃないだろうか。おかしな気候のせいじゃあるまいに・・ 東南の方向はまさしく春のような空で、今にも上空からヒバリの高鳴きが聞こえてきそう。 そして北の空も、中電の煙突の水蒸気は申し訳ていどで、何事もなかったように静まり返っている。 一転して南西の空には「住所不定、自称:雲製造業」とでも名乗りそうな正体不明の雲がずっと横たわっている。 雲が空に浮かんでいられるのは上昇気流のお蔭だ。高気圧は下降気流なので雲はできにくいし、浮かんでいることもできないはず。なのに雲があるのはなぜか。 高さの低い高気圧の場合は「地上へ向かう下降気流があるが、上昇気流もある。上下方向に気流が分かれる高さはいつも同じでなく、気象状況により変わる。上空で下降気流と上昇気流に分かれているあたりの空気が湿っていた場合、下降気流域では空気が圧縮されて温度が上がり、相対的に湿度が低くなり雲は発生しない。 ところが上昇気流があるところでは、上昇することにより空気が膨張して温度が下がり、相対的に湿度が高まり、やがて雲が発生する。ゆるい横縞の等高線。飛行機雲の様子からも、二段構えの高気圧だったことが分かる。 上昇気流があるということは低気圧や気圧の谷があることを意味するので、地上では高気圧であっても上空では気圧の谷あるいは低気圧となっている場合がある。 このことから高気圧に覆われていても曇っていたり、高気圧に覆われた地域に雲がある場合は、上空に冷たい空気があることがわかる。上空の冷たい空気というよりも寒気が入った場合は、地上は高気圧でも雨が降ったり雷雨になることもある。 しかし、「背の低い高気圧」に覆われると、必ず天気が悪いというわけでもない。 カーマに立ち寄って薔薇専用の肥料を購入。薔薇の種類が6種類と増えている。タイプが違うのでややこしい。来週は寒くなりそうなので、その寒気が去ったころに施肥しようと思う。 この日のウォーキングはちょっと自重して9,200歩あまり。戻ってみると、不安だった膝の横の痛みもすっかり取れていた。炎症がなければ軽い運動はした方が治りが早いという、最近の外科療法はやはり正しいようだ。 21日には「南岸低気圧」が通過して、本来の寒さに逆戻りする。 低気圧が通過した後は冬型の気圧配置になって、寒気が南下してくる。 北日本や北陸だけでなく、西日本の日本海側でも雪の降る所が多くなる見込み。寒気が強いため雪雲が太平洋側にも広がり、名古屋市を含む濃尾平野でも雪となる可能性が・・・。 一回ぐらいは雪景色が見たい。伊吹下ろしが伊勢湾まで流れ込んで、知多市にも雪を降らせるかも知れない。水曜日が楽しみだ。
2024.01.20
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♪ この日より「高貴高齢人(びと)」となる鰻を食べて祝おうぞ 吾 どうやらメジロちゃんがミカンを食べに来ているようだ。午後3時ごろに台所から何気に見たら、ちょうどやってきたところだった。急いで2階に上がって証拠写真を撮った。 そのミカンがもう無くなったので、放置ミカンをちょっとだけ取らせてもらおうと、今朝の7時半ごろウォーキングがてら行って来た。 家を出ると中電の煙突からの真っ白い水蒸気が、真横に流れているのが見えた。北西の風が強そうだ。 ならば、今朝はこの煙突の煙(水蒸気)をいろんなポジションから撮ってやろうと。 高い煙突なのでどこからでも見える。 ランドマーク的な存在で、家から離れた知らない場所を歩いている時など、家の方角を確認するにはもってこいだ。 中電で一番高い煙突は、三重県尾鷲市の尾鷲三田火力発電所のもので、高さは230m。 名古屋市のJRセントラルタワーズの2つのタワー(高さ245mと高さ226m)や、ミッドランドスクエアの展望デッキ(高さ220m)と同じくらいの高さ。白で塗られてる。 知多火力のものはちょっと短い200mだ。 昔は赤と白に塗られていたが、フラッシュライト(高光度航空障害灯)を取り付けるようになり、色の規制が緩和された。 それで、当時、地元の高校生がデザインしたグラデーションを採用。煙突に昇るらせん階段が濃い緑色に塗られているのは、「ジャックと豆の木」のつるをイメージして、塗られたものらしい。 東の空は雲が多く、朝日は隠れてしまっていて、余計に寒々しい。 知多火力は、7,8号機を建設中(2027年12月運転予定)で、1~4号機はすでに廃止になっている。5号機も26年度中に廃止になる。 2本の内1本はすでに使われておらず、1本は6号機のためだけの煙突だ。 以前のブログ(2020.12.13)に中電火力発電所のことを書いている。 この時はまだ2本の煙突は使われていて、今の様に1本が解体を待って塗装もされず放置されてはいなかった。 この1本が冬の空に趣を与えている。 市の開発中の住宅地と、その西にある工業団地(新南地区)に造っていた調整池のあらましが漸く分かるようになってきた。全体を箱型に固めるのではなく、池の周囲をブロックに分けて、厚いコンクリートの枠を作っている。 メジロちゃんに上げるミカンもゲットしたし、1時間ほどで戻って来た。 今日は75回目の誕生日。
2024.01.15
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♪ 有機体とあがめ信じる唯一の裏切りのなき陽を浴びにゆく 日の出前にウォーキングに出ようかと思い、前日にブログを書いている。暮れの30日以降歩いておらず、中5日にもなってしまっている。 名古屋地方の1月5日の「日の出」は7:00ジャスト。とは言っても、この時刻は元旦から15日までずっと同じなんだね。名古屋の場合(暦のページ 眼高3mの値) 冬至から日が経つと、昼の長さは長くなりますが、南中時刻は遅くなっていく。1月初旬の日の出が最も遅くなるころ(冬至から2週間後)、ほぼ同じ日の出の時刻が数日間続く。二つの予報機関の気温はずいぶん違う。 5日6時の気温予想は「4℃」と「2.6℃」となっており「1.4℃」も差がある。最低気温のこの差は大きい。観察場所とデータのとり方が違うのだろうか。 まあ、風もなく穏やかな朝のようなので問題はない。しっかり準備運動してから出ることにしよう。 便利な「予約」機能を使ってアップしておきましたが、帰ってからの結果を改めて・・・。 早朝ウォーキングのつもりが寝坊してしまい、目覚めたのが6時45分。慌てて起きてストレッチなどして、家を出たのが7時の日の出の時刻。もう30分早く出たかった。 出勤の車の列がちょうど切れたところ。 雲一つない、平和そのものの空が広がっている。カラスが上空を大きく3度ほど旋回して飛んで行った。良く冷えた朝でさすがに人影はなく、静かな朝の風景。まだ正月休みが続いているような感じがするのは、怠惰に過ごしたせいかもしれない。 12分後の寺本駅の跨道の上。朝日はもう昇って来ていた。この場所で朝日を迎えるはずではなかったと、緩んだ心が厭わしい。 三が日の内に来れば、正月らしい雰囲気を味わえただろう。人っ子一人いないものの、その風景には名残の正月が感じられる。しかし、三が日だけ参詣の人が来るというのも “なんだかなあ” と思う。単なる習慣で、正月気分を味わうために来ているようなもの。 それはそれでいいのかもしれない。縛りのない緩い信仰であることの証みたいなものだから・・。 鳥居の柱にもお飾りが・・ 夏の前後には見られる朝日が、南回帰線を通る冬は南へ移動していて直接見ることが出来ない。 いつもの様に駆け上がった120段の階段。スクワットを前もってやっておいたお蔭で、難なくクリアできた。15日で75歳の後期高齢者となる。体力のバロメーターとして、今後もチェックのために駆け上がることになる。 この日はパークロードからショートカットで回ってきて、11,690歩ほど。ペースが早かったせいか少し疲れて途中で少し休んだりした。☆ ウォーキングの間隔が開いたせいもあるし、筋トレが不規則で体力も落ちている。ちょっと油断するとすぐに体力が落ちる。さすがに老人だ、気持ちだけでは維持できない。今朝7時は、-0.2℃だったようだが、それほど寒くは感じなかった。ウェザーニュースの予報はまったく当たらず、4.2℃も差が出ている。 冬の朝はことのほか気持ちがいい。ランニングする人もけっこういて、若い人に交じって高齢者もチラホラ。寒かったせいか歩いている人は少なく、挨拶したのは10人ちょっと。次はもう少し早く出られるようにしたいもの。
2024.01.05
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♪ 竹林に愚者踏みゆけばぬばたまの闇の奥より鵺(ぬえ)のささやき 2018年11月25日に「メガネの赤札堂」で買った眼鏡が、レンズ表面にキズが付いて見にくくなったし、フレームが剥げてきたので買い替えることに。 この赤札堂の眼鏡は、遠近両用で9,800円と安かった。安いだけあってレンズのコーティングが悪かったのか5年で交換。それが早いのかそうでないのか定かではない。たまたま50%オフのセールをやっていることもあって、以前から利用していた「メガネの愛眼」で買うことに。 眼科で視力検査もしているし、運転免許更新のための講習の際に視力検査をして、度は進んでいないことは確認している。それで、今のと同じレンズで作ってもらうことになった。 赤札堂ではこういうものを呉れない。要求したら不承不承、用紙に書き込んだものをくれた。その辺りのことは買った時のブログに詳しく書いてある(第三者目線で書いてある)。 前回は細目のフレームだったが、今回は普通の形で茶色のもの。カミさんに見てもらって決めたので、独りで決めた前回とは違う。第三者の目でも見て決めたので、まあいいんじゃないかと思う。薄型レンズ付メガネ価格¥25,900(税込) レンズがクリアになって、とても見やすくなった。 これがセールで半額になり、遠近両用のレンズにキズの付きにくいコーティングをしてもらって、17,950円也。 眼鏡でもなんでもそうだが、安いものは安い理由がある。果物なんかの良し悪しは、値段に比例するし安いというだけで飛びつくのは考え物だ。 注文して1週間が経ち、受け取りに行くついでに遠回りしてウォーキング。風もない小春日和で、午後2時ごろは半袖に薄いウィンドブレーカーでも汗ばむほどだった。 隣の岡田地区にある、竹やぶを切り開いて作ってある遊歩道に久しぶりに、逆回りで行ってみた。 夏場は蚊が多くてとてもゆっくり歩ける場所じゃないが、この時期はそんなこともない。水はけがよくないので、ぬかるんでいたりするが、この時期は枯葉が敷き詰められていて歩きやすい。 森林浴ならぬ竹林浴という感じ。アップダウンのある岡田散策路。午前中は地元の人が犬を連れたりして、健康のために利用しているようだが、午後二時半ごろは人っ子一人いない。静寂の中に孟宗竹がそそり立っている。 全長およそ700mほど、すべてが竹で覆われている。春は筍がにょっきにょっきと伸びていく様を観察できるし、鶯が真上で鳴いていたりする。 地元の有志が地主と共に「ふるさとの森の自然を保ち、人と自然との触れ合いの場」として、『歩いて健康みどりの会』と市などと協働して整備されたもの。家からここまで2.7㎞ほどだ。 放置されたままの竹やぶを有効活用している点が大いに評価されるし、近くにこういう場所があるのは有難いことでしょう。惜しむらくは、周りの竹林が手付かずなので光が入らず、全体が薄暗い(写真は、比較的明るいところばかりだった)。もう少し間伐して光が入る様にすればもっと明るい散策路になるのに、ちょっともったいない気がする。「竹林の七賢」を倣って清談を交わすなんてことはないにしても、明るい竹林で歓談するのも風流で良いじゃない? 日が傾くとさすがに冷えてきた。この日は、4時過ぎに帰着。12,500歩ほどあって思っていたよりも多かった。
2023.12.10
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♪ 日本に七十二候ありとても二十四節季崩れ四季なし 無風快晴の穏やかな昨日、久し振りに左回りコースでウォーキング。佐布里池まで足を延ばす。いつもとは違う脇道に入ると新しい景色に出会って、まだまだ知らない風景が楽しめる。天気が良くコントラストが強すぎて、安いスマホではあまりうまく撮れない。 下の何故かロープが張ってあったところを越えて入った道からの風景。上に道路があって、その法面に当っているらしい。道路整備の時に植えられたのか、白山茶花と紅山茶花が並木になっている。 クヌギとかコナラとかの落葉樹がどんどん伸びて、通りからはその陰になってしまっている。どこからも見えないので、存在するら知られていないのだろう。 佐布里池の記念館「水の館」周辺は良い散歩コースになっている。親子連れ、犬を連れた夫婦や、ウォーキングを楽しむ高齢者などが散見される。 池の南側を池に沿って歩いて行くと、植樹の中にちょっとした芝生の広場があって、柴犬が走り回っている。 あまりに可愛いので、近くへ寄って話しかけた。ボールを投げては咥えて戻って来るのを、ずっと続けているらしい。疲れを知らない子供だ。いくらやっても止めようとしない。「何歳ですか?」「2歳」。朝と夕方の2回、毎日ここへ来てやってあげているんだとか。「幸せな犬だね~」「ハハハ」。泥が付いたのを拭っている間も待ちきれない・・ 15mのリードを着けて、芝生の端まで行ったり来たり。巻き取り式のはラインが細いし、手が痛くなる。で、ネットで探したらいいのがあった。持ち運ぶのにけっこう重いけど、丈夫なので愛用していると。 名前は「クッキー」。呼んだらこっちを向いてくれた。 濃い茶色の、いわゆる「茶柴」というやつ。うっすらと黒い毛が生えているが、成長するにつれて抜けてしまう。 2歳はやんちゃ盛りだ。一度、ドックランに連れて行っことがあって、捕まえるのにえらい苦労したとか。元気盛りの犬に振り回されながらも、可愛くてしょうがないという感じ。4時少し前。日が傾いて色温度が下がってきて、やや赤みをおびている。さざ波一つない鏡のような水面が美しい。川鵜が時どき水面に顔を出したりする。 雑木林は季節によって色が変化していくのがいい。平年通りに四季が変化するのが理想なのに、その本来のあり方が崩れようとしている。 今年は「春・夏・秋・冬」という感じで、印象は二季しかないような一年が過ぎようとしている。来年の冬は暖冬の予想。冬らしくないまま過ぎてしまうのだろうか。
2023.12.05
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♪ 災害と再生の国の習い性開発好きは未だ止まらず ソファが古くなったし使い勝手がイマイチなので、セールをやっているとうので見に行った。気に入ったものがあったがちょっと予算的に高いので、交渉すると販売価格59,300円(税込み)に送料9,000円かかって68,300円が67,000円まで引くが、それが限度だという。帰って検討すると、ペンディングして帰って来た。 写真を撮って来たので、画像検索してみると・・・あった! これから検討して決めることに。 ウォーキングに行く日だった。久し振りに「公立西知多総合病院」の近くの中の池公園へ。確か新しい駅が出来ることになっていたことを思い出した。 池の向こうにお城のような病院が見える。最も高い場所にある(東日本大震災と津波で、予定変更でこうなった)ので徒歩や自転車で通うのは、病人にとっては不可能だ。不便もあってか利用者が伸びず、経営(東海市、知多市の共同経営)的にも大変のよう。 それらの問題を解決するため、高横須賀駅と加木屋駅の中間に位置しているので新駅を設けることになったようだ。 周辺のアクセス道路も同時に新設整備する必要があり、2024 年 3 月 16 日の開業に向けて急ピッチで工事が行われている。フェンスがあって中の様子が分からないが、随分景色が変わってきている。【加木屋中ノ池駅周辺 イメージパース図】副駅名「公立西知多総合病院前」拡大します 名鉄のリリース・ニュース「東海市の要請にもとづき、地域住民の利便性の向上、交通円滑化などを図るため、河和線 高横須賀駅(東海市高横須賀町松本 1 番地 3)から南加木屋駅(東海市加木屋町南平井 15番地)間において、鉄道高架化および新駅設置工事を進めていきました。」 東海市民にとって、アクセスが楽になり利用者増が見込まれる。(知多市からは朝倉駅から無料のシャトルバスが出ている。) 駅はだいぶ形ができているようだ。(ちたまるNaviより。2023.02.02)2024年3月に北改札口、その同年度内に南改札口が開業される予定 このすぐ近くに加木屋緑地(上地図参照)があり、図賀奈池の周りに木の歩道が設けてある。久し振りなのでそちらに回って帰ることに。 拡大します 駐車場も整備されていて、市民のいいウォーキングコースになっているようだ。池の半分を回って駐車場(以前は無かった)を通り抜けようとして、あまりの変わりように驚いてしまった。 田畑があって変哲もない田舎の風景が広がっているだけだった。それが開発されて分譲地になっている。かなり広いエリアでトヨタホームの旗が何本も立っている。少し行くと積水ハウスの看板。 どうやらトヨタホームが開発した分譲地のようだ。上に掲載の地図で分かる通り加木屋緑地の南の一画が、まるまる住宅地になっている。TOYOTAHOME-Neogladoor441新駅の誕生で交通の利便性がぐっと向上する「東海市加木屋町」全100区画。かなりグレードの高い住宅のようだ。(拡大) 東海市のエリアで、駅ができることで今後発展していく可能性はある。しかし、太田川周辺は地価が高いがこちらは安いかと思いきや、「建築条件付き分譲」のため自由には建てられないようだ。 物価高騰、人手不足で人件費も上がり、住宅関連ほかの業種に比べてあまり景気が回復していない。果たして売れるんだろうか。 我が家の前の好立地の土地でさえ売れない。この場所に限って言えば、一昔前のイメージでやっているようにしか、私には思えないが・・ この日も14,000歩程度のウォーキング。ちょっと行かない間に景色が変わっている。自然がなくなって人工物が増えてゆく。人口減を前にして、拡散して密度が薄まっていく感じ。無駄な空き地が増えて、やたら駐車場ばかりが目に付くようになっている。☆ 都市周辺の各地で人口減を食い止めようと、流入人口を増やそうと躍起になっている。パイの奪い合いが激しいということ。負けると逆に、流出する人が増えることになりかねない。収入源がなお加速して、負債を抱えるか国への依存度が高まっていく。 行政は過去の因習や慣習にとらわれて、改革が進まないし、相変わらず新築の家に住むのがステイタスになっている日本。このまま何も変わらずに行くと、道路と駐車場、空き地ばかりが目立つスカスカの場所があちこちに出来ていくのでしょうか。
2023.11.03
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♪ カフェラテの泡のごとくに水面に〈ガザ〉を浮かべて眠らせたまえ ウォーキングの間隔が、中2日だったのが今回も4日となって、なんとなく間が開くようになってきた。歳を取ったせいか、その気にならない。眠かったり気が乗らなかったり、あっという間に4日が過ぎる。 今回は不整脈があって1日ずらして中4日となったが、前回も不整脈があって走るのを自重した。突発性の不整脈で、1日中続いて次の日は何ともない。ずっと以前からあることなので驚きはしないが、齢も歳だからねえ多少は気になっている。 ウォーキングやちょいランをする気持ちはあるので、前日に筋トレや柔軟をやるようにしている。それで1日2日ズレてもなんとかなっている。これをサボると直ぐに体力が落ちてしまうので、要注意だ。 6時前に家を出て、いつもの様に右回りコースをとる。1キロ10分のペース。秋葉神社の階段を駆け上がって、境内から定点観測。 すでに朝日はかなり南寄りに昇ってきていて、雲の間に顔を見せている。冬に向かって太陽の昇る位置が変わっていくのが分かる。パークロードに入る。ここまで約3キロ。朝6時台は、さすがにウォーキングや犬の散歩に出る人が多い。 最終的には25人ほどに挨拶をしただろうか。マルチーズ2匹を連れたご婦人にも親愛の声を掛けた。朝はやっぱり気持ちがいい。 キジバト2匹が柵に止って、何やら愛のアタックらしいのを繰り返している。「結婚しよう!」「いや!」「でも、君が好きなんだ!」「ごめんなさい!」みたいな・・。 寄っては離れ、迫っては逃げるを繰り返している。“がんばれー!” ってこころで叫びながら、邪魔をしないように通り抜けてきた。 折角なので佐布里池まで足を延ばす。朝の佐布里池は久し振りだし、体調は良いので10キロ以上歩かないと気が済まない。ミニチュアシュナウザー2匹を連れた男性に「かっこいいですねえ!」と声を掛け、別の場所でまた会ってお礼を言われた。奥さんらしきがシェルティーを連れていた。あいにく曇りがちで、朝日は隠れてしまって・・。ここまで6キロ、約1時間。 無風で、湖面が鏡のように静まり返っている。水平の湖面を見ていると、イスラエルとハマスの犠牲になっているパレスチナ・ガザ地区の人々が思い出され、やりきれない気持ちになる。 5時50分ごろに出て、8時10分ごろに帰着。2時間20分かかっている。14,800歩で太田川往復とほぼ同じになった。コースが違うと、距離感が随分違う。こっちの方が景色に変化があるし、出会うものも違うのでだんぜん楽しい。 平穏無事な毎日を感謝しなくては。健康でいられるのも、呑気な爺さんでいられるのもそのお陰だからねぇ。 先日やった住民健診の結果が届いた。昨年とほぼ同じで大して問題はなさそうだ。 血糖のHbA1cが毎年右肩上がりで、「6」目前まで来ている。過去1~2ヶ月の血糖値の平均が分かり、糖尿病の進行・改善具合を測る最も重要な指標。「6」以下に抑えるようにと言われていて、予備軍のギリギリの線まできている。出典:国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター 食事で摂取した糖分は小腸で吸収され、この時、腸内に食物繊維があれば適度に糖分を包み込み吸収を抑制する。食物繊維が少ないと糖分は制限なく吸収されて、血糖値が急激に上がる。それで、食事の際に「先に野菜を食べよう」と言われている。 血糖値が下がったのにHbA1cが上がっているのがよく分からない。 甘いものはめったに食べないので、糖分なんてあまり摂っていないはずだ。ただ、野菜が不足しているし、炭水化物が多いのも確か。「血糖値は1日の中でも上下を繰り返しており、食後は血糖値が上がり、しばらくすると下がってくる。血糖値の変化とHbA1cの変化には時間差があり、HbA1cは血糖値以外の影響も受けるため、HbA1cが血糖値の良し悪しを反映していない。」ということらしい。 まあ、この表で見る限り何も問題はないでしょう。日ごろのウォーキングのお蔭でもある。この齢では上等の部類でしょう。せいぜい速歩を心がけてのウォーキングをし、出来るだけ体を動かすことにしよう。
2023.10.26
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♪ ぱっくりと木通は割れて爽籟にもず高鳴きつづく巻雲のそら 昨日、ウォーキングの前夜にスクワット20×5、プッシュアップ20×4、臀部30×3、腹筋100×1、その他をやっておいたおかげで大して疲れずに済んだことを書いた。 寝る前にやると交感神経が興奮して、布団に入ってもしばらく寝付かれない。そういう時は、禅瞑想の1分間に3呼吸程度のゆっくりした深い呼吸法をする。繰り返していると、そのうち大きな欠伸が出るようになる。そうなればもう間もなく眠りに落ちていく。 筋トレは自宅でできるので、今はトレーニングルームには行っていない。エアロバイクやランニングマシンなんて、やっていてもちっとも面白くない。 風を受け、雲を眺め、植物の変化を楽しみ、虫の声や鳥の声に季節を感じ、散歩の犬とオキシトシンを出し合い、肌や粘膜を鍛えて風邪や熱中症に抵抗できる体を作り、地球上のあまたの生物と同じ仲間であることを実感し、家屋の新陳代謝を知り、さまざまな発見がある。 景色・風景・情景の変化を肌で感じ、心身共にリフレッシュできるので、敢えてウォーキングに出ることにしている。☆ 先日の木材がポイントの家とは違って、この家はガリバリウム鋼板を前面に打ち出している。内部には木材が使われていて、硬軟のバランスがとられているようだ。 カツラ シマトネリコか この家も南側がどうなっているのか分からないので何とも言えないが、個性的な家であるだろうことは想像できる。植栽に桂の木が植えてあって、ちょっと洒落ているが、シマトネリコは芸がない。 道路わきの畑に変わった花が咲いていた。葉っぱはハート形で琉球朝顔のようだが、西洋系の朝顔かもしれない。花の形が独特だ。こんな花は見たことがない。(拡大します) 裂弁咲き朝顔の「スプリットペタル」というものらしい。八重咲の西洋朝顔、フリル咲き。ヒルガオ科 /サツマイモ属(イポメア族)。最近人気の朝顔らしく、種の販売が盛んでメルカリなどでも売られていたりする。種類もいろいろあるらしいが、詳しい説明が見つからない。 今年はいつまでも暖かかったので、普通の朝顔が10月下旬の今でも咲いていのがある。 こちらはルコウソウ(縷紅草)。小さい花ながら真っ赤な色が良く目立つ。面白いのは、「スプリットペタル」と同じヒルガオ科・サツマイモ属(イポメア族)の植物で、近縁種ということになる。 仲間のマルバルコウ(丸葉縷紅)は、里の草むらや畑の脇に大繁殖している。 ウォーキング中に種を持ち帰って蒔いたところ、ものすごい繁殖力で酷い目に遭ったことが、2013年9月11日のブログに書いてあった。2017年9月28日 撮影 支柱を1本の細い茎が絡まって、楚々として小さな花を咲かせているのは良いアクセントになると思ったが、大間違いだった。この繁殖した状況を考えれば想像がつくはずなのに・・。
2023.10.22
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♪ 遠慮せず阿(おもね)ず気ままに媼生き老人度数八十パーセント アランは夜中の3時過ぎにわがベッドにやって来て、朝までこんな感じで寝ている。前日はお腹の上に乗ってきた。仰向けで寝ているのは危険と心得る。 アランガいると窮屈で寝返りも打ちにくい。迷惑なんだけど、可愛いから許している。朝になってこのまま目を覚ますとこっちを向いて喉を鳴らし、目を細めて喜んでいるもんだから、もう可愛くてしょうがない。 目の前の電線に、逆光でよく分からないが多分ヒヨドリ。声も立てず、朝のしじまに孤高を楽しむごとく佇んでいる。 夕方少し前、中4日も空いてしまったウォーキングに出かけた。前日の夜、久しぶりにスクワット20×5、腹筋100×2、中殿筋30×2などやっているのでちょっと下半身がかったるい。それと1日中不整脈が出ていたこともあって、坂を駆け上がったり走ったりするのは自重した。 住宅地の真ん中を走る道の、いつもは通らないの脇道へ入ってみる。ある家に庭に見たこともない大きな葉っぱの若木があった。何の木だろうと思いつつ根元をみると、大木の切り株の脇から出ているようだ。写真を撮るのを忘れたので、何の木なのか確かめようもない。 先へ行くと大きな桂の木が黄葉しているのが目に入った。たまに、シンボルツリーとして住宅の庭で見かけることがある。この家の桂はかなり大きい。“落葉した葉はよい香りを放つ” とあり、その香りが語源で、「香出(かづ)る」が名前の由来といわれているとか。桂の黄葉(参考写真) ハート型の葉が特徴だ。 その桂の葉を千切って匂いを嗅ごうとして、ふと道を挟んだ隣の家に目をやると、80になったばかりの知った顔のおばあさんがいる。「あら~」なんて声を掛けられた。我が家の近くに住んでいて、超話好きの小柄なおばちゃんだ。元気で動き回っていて行動範囲がひろく、思いがけないところで出会ったりする。 その家は友達の家らしく、立ち話をしているところだった。さっそく私を紹介してくれる。その住人の面白いおばあちゃんは、長年、紙人形を作っているらしい。自負があって自我も強そうな、社交的な人のようだ。何でも、40数年前に市の図書館で作品展を開いた時、知人のおばあちゃんの名前を言い当てて、それ以来の付き合いだという。 私も、同じころに作品展をやっているので、お互いの共通点がみつかった。 齢は幾つですかと言うので「幾つに見えますか?」と。「70まではいってないね。」随分サバを読んでくれたものだ。こっちが答える前に、「私は幾つだと思います?」と逆に聞き返された。「そうねぇ72歳ぐらいですか?」と、こっちも気を使って大幅に少なく言ってみる。「86歳の丑年です。若いでしょう。」と自画自賛して笑っている。オープンで矍鑠としているところは好感が持て、同じセンスの匂いがする。確かに86歳には見えない話しぶりに、ついつい引き込まれていく。「私も丑なんです。一回り下ですねぇ。」 生まれが熱海で、干物を扱う家だったので歯が丈夫でいまだに全部そろっていて、市から表彰されたと自慢する。齢の話から、東京から知る人の誰もいないこの田舎町にきて大変だったこと、色の好みとか、変わった名前「南尾(なんお)」のことなど、話が尽きない。 30分ほども立ち話していたようだ。頃合いをみて別れ、ウォーキングのつづきへ・・。 少しのあいだ通らなかったら、新しい家が建っていた。出現したという印象のほうが近い。こっちが北側になる。 ちょっと変わった存在感のある家で良く目立つ。無個性の家が多く、こういう個性的な家を見ると嬉しくなる。1階がガレージになっていて、2階が住居のようだ。 木の感じが何とも心地い。南側は見えないが、ガレージの奥に玄関があり、2階が住居という感じ。大きなガラス窓があって、燦燦と光が入るリビングがあるんだろうなぁと、勝手な想像をしている。 気密性と耐震性ばかりが重視され、窓が小さく高い位置にあって倉庫か監禁室のようなイメージの家を見ていると、こういうが新鮮に見える。コンセプトに「木」が据えられているのか、住人の住居に対する意思を感じる。こんな家を見るとホッとする。中を見てみたものだが・・。いい具合に夕ぐれて、黒廻間池(くろばさいけ)越の夕景が美しい。 いつもは通らない道を選ん歩いた。固定電話に連絡が入るかも知れないので、30分の道草の分、ショートカットで戻って来た。8,000歩ほどで歩き足りない気もしたが・・。
2023.10.17
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♪ 老人と思っていない老人が老人の手を引いている幸せ 今朝5時は19℃まで下がったようだ。さすがに朝晩は過ごしやすくなった。日中は28℃台までしか上がらなかったらしく、急に秋が来た感じだ。 前夜はタオルケットで寒かったので羽毛布団に変えた。アランはベッドで朝までずっと一緒。さすがに蒲団は掛けなかったが、朝は半分ほど掛けた状態で寝ていた。私が起きたら一度眼を開けたが、すぐにまた夢の中へ。☆ 昨日は中2日のウォーキング。少しランを混ぜたりして階段と坂を駆け上がる。5年ほど前の体力が戻っている感じ。スクワットが効いているようだし、柔軟や体幹の運動をやっていると確かに体が軽くなる。 臀部の上が痛かったのは、仰向けで尻を持ち上げる運動をしたのが原因だった。要するに筋肉が落ちてしまっていたわけだ。☆ 歩道で支道のある場所に差し掛かった時、杖を突いたかなり高齢のお爺さんと一緒になった。足に自信がないようで、右折しようとしている車に「行って」と合図する。私も渡るところなので、車に待ってもらい「一緒に渡りましょう」と、一緒に渡ることに。 一歩踏み出すも、小幅でよちよち歩く感じでとても遅い。車を待たせているのでちょっと “まずかったかな” と思ったが、お爺さんの保護の方が大事。思い直して「慌てなくていいですよ、ゆっくり行きましょう」と。急いでいたが、ぐっと抑えて付き合うことに。 歩道との段差のところを眼で示し、「あそこで転んだことがある」という。こちらも歩幅を合わせて一緒にゆっくり歩く。 ようやく渡り終え、「気を付けてね」。 待ってもらった車に謝意とお礼に、帽子を取って頭を下げた。私が強引にお爺さんを渡らせたために随分待たせてしまった。自然にそういう所作が出た。☆ 少し行って、前から柴犬を連れたご婦人が来る。私が近づく前に、犬が座り込んで動かなくなった。「疲れちゃったの?」「待ってたんです」「だれを?」「あなたを」「あ、そうなんですか。行き過ぎるの待ってくれたんですか」 そんなこと思ってもみなかった。「えらいねぇ!」と、首の周りを撫でてやる。大人しくしているので「だいぶ高齢なんですか?」「9歳です」「じゃあまだまだですね」 バイバーイ、と犬に手を振って別れた。9歳か、人間に換算すると50歳くらいか。 帰って確認すると、最初の2年で24歳、3年目からは1年に4歳としをとっていくので、9歳だと人間では54歳に相当するとか。大体合っていた。☆ ただ歩くだけでなく、朝はすれ違う人全員に挨拶をするし、犬に声をかけてスキンシップしたりもする。困っている人がいれば自然に体が動く。今までもいろんな場面で人を助けているが、年を取るとはそういう事だと思っているので苦にならない。 老い先短い身体だし、不特定多数の人に出来る範囲で手助けするのは当たり前だと思っている。 若い時にヒッチハイクして散々多くの人に助けられた。何のお礼もせず、いつかどこかで還元すれば良いと思って来た。それも含まれてのこと。 大した欲もないし、不平や不満もあまりない。オキシトシンを分泌させると、その後の気分がいい。結局は自分のためにしているようなもの。「情けは人のためならず(正しい意味の)」みたいなものだね。
2023.09.25
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♪ ゆっくりとそして突然気が変わる先が読めない低気圧ガール 今朝は朝方。タオルケットを掛けたぐらい、ひんやりした。上空に冷たい空気が流れ込んでいるようだ。6時過ぎの空はカラッと晴れて良い天気に見えたが、1時間後には局地的な雨雲がやって来るらしい。 雷が鳴りだし、7時12分にさっそく降り出した。この地方は間もなく止むものの、南から雨雲が次々に流れ込んできて、特に九州は激しい雨が断続的に降るようです。 月曜日の夕方、歩きたい衝動に駆られて缶ビール3本飲んだあとなのにふらふらッと散歩に出かけた。名古屋オーシャンズ信濃川愛知フットボールセンター知多左は来年オープンのごみ処理場そろそろハゼ釣りの人が・・珊瑚樹? シャリンバイじゃなさそうだし・・蔓性のこれはなんだ?樫 大気が不安定でいつどこで突然大雨が降るか分からない。 今日は二十四節気の「処暑」で、厳しい暑さは峠を越し、朝夕には涼しい風が吹く。暑さが和らぎ穀物が実り始め、心地よい虫の声が聞こえてくる季節。今後は雲が多くスッキリしない天気が続くようで、暦通りに猛暑は峠を越えたようだ。 しかし、同時に台風の季節の到来でもある。アメリカ・カリフォルニアでは26年振りにハリケーン「ヒラリー」がメキシコ沖を通過し、熱帯暴風雨になって上陸し大雨を降らした。
2023.08.23
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♪ メラトニン、オキシトシンにセロトニン自然の一部となりて生きらん 昨日は早朝5時半にウォーキング。どんな雲が出ているのか、写真を撮るのも楽しみだった。どんよりと曇ってスッキリしない。 運動公園は芝生の養生中とかで立ち入り禁止になっている。ハスクバーナ・ゼノア(Automower 305)は、Amazonで税込186,667 円する。 早朝にもかかわらず草刈りロボットが、カリカリという音を立てながら黙々と芝をカットしていた。昼夜構わず、疲れも知らず、文句も愚痴も言わない。残業代も要求しないし福利厚生費用も掛からない。山羊による草の駆除を見るのとは対照的な風景だ。この日の日の出は5:15 寺本駅の跨道の上で朝日と対面。 せっかく早起きしたのだ、朝日が見えないとね。やっぱり、昇ったばかりの朝日を迎えるのはいい気分だ。 いつもの様に秋葉神社の階段を駆け上がる。この日は中ほどの踊り場で休まず、一気に120段を駆け上がった。さすがに最後はへろへろだったが、何とか上り切った。スクワットなどの筋トレをやっているお陰で、体はすこぶる軽い。アングルを変えて・・ 定点観測の場所として眺める風景。朝日が正面にあって、だいぶ東に移動しているのがわかる。 この時期は、さすがに早朝に犬の散歩をさせる人が多い。いろんな犬が見られて楽しい。補助輪を付けて散歩している犬もいて、会うのはこの日が二度目。腰がダメになって歩けないと聞いていた。 以前に会った時には写真を撮るのが憚られてスルーしてしまった。飼い主は開けっ広げの人のようで、行き交う人たちと気安くやり取りしている。それならいいかと、今回は遠慮なく撮らせてもらった。健気に前脚だけで、ちょっと変則的な歩き方。楽しそうに散歩のつづきへ・・。 この日は5匹5種類の犬とスキンシップ。人懐っこい犬が多いが、中には怖がって唸り声をあげるのもいる。 珍しい高級な犬には出会わなかったが、一見何だか分からない犬がいた。赤毛のスラッとした短毛の大型犬で、いかにも精悍な顔と身体つきをしている。聞くと「いろんなのが混ざっている雑種だよ」と。 中年の、でっぷりした西郷隆盛然とした人で対応が素っ気なく、写真を撮るなんて雰囲気じゃなかった。別れてから、ああやっぱり撮らせてもらえばよかったと思ったりする。 4人連れが向こうから、それぞれ違う犬種の愛犬を連れてやって来る。その中の一匹が、一見シベリアンハスキーのよう。しかし、毛の色が茶色系だ。聞くとやっぱり、「ハスキーです」と。 「色が違うんですけど。」 「いろんなのがいるんですよ~。」 また犬について、新しい発見をした。 朝の挨拶は20人ぐらいにしただろうか。イヤフォンを付けてまったく聞こえていない人、聞こえているのかいないのか何の反応も示さない人も何人かいる。他人とコンタクトを取るのが嫌いな人かと思うが、せっかくの気持ちのいい朝をそんな風にやり過ごしてしまうのはもったいない。 色んな人がいろんな思いでウォーキングしている。健康のためにしていることが却って逆効果になると思われるような人もいる。体が傾いたまま歩いたり走っている高齢者もいる。必死の形相で走っている高齢者を見ると、“ガンバッってるなあ” と感心してしまう。 夏の早朝はいろいろいて面白い。処暑も過ぎ、この朝はしきりにコオロギの声が響いていた。確実に季節が移ろっていることを感じる。 雲は仲たがいをして徐々に離れ離れになっていく。2時間後にはかなり晴れ間が出ていた。午後にはかなりの暑さとなり、知多市でも34度を超えたようだ。市の中央郵便局に車で荷物を出しに行き、その外に暑さに閉口。台風の影響が出る前以来、久し振りにクーラーを点けた。 その猛暑を象徴するような夕焼け。東の空に、緋色に染まった雲が広がっていた。 今日は京都へグループ展の打ち合わせに行く。38度の猛暑予報が出ている京都だ。いかに暑いかを確かめに行くようなものだ。
2023.08.20
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♪ 水平にただ会いに行く佐布里池絶対を知る風の吹きゆく 昨日、歩くことが好きなので4日間の軟禁状態の明けた昨日、蒸し暑かったが佐布里池までウォーキングした。体がムズムズとして落ち着かなく、朝のうちに出たかったがスッキリしない空にイマイチエンジンがかからず、ブログを書いてから101時頃に出かけた。 梅の館では「宇宙への道展」という、何だが場所に似つかわしくない展示をやっていた。 右「H-IIAロケット」模型 イトカワの1/1000模型 はやぶさのカプセル はやぶさ2 宇宙ステーション宇宙食の販売もある。9月3日まで。 人類が宇宙にどのように進出してきたかなどをパネルで学べるスペースもあり、小学生に是非見てもらいたいと夏休みに合わせての展示になっている。是非、孫にも見せてやりたいので、ビアガーデンのある19日にでもと思ったが、この日は何かと忙しい。 台風の余波で天気も悪く佐布里池は閑散として、静まり返っていた。このたっぷりとした水面と空を眺めるのが好きで、たまにウォーキングの行先としてやって来る。 藤棚の下にはたまに楽器を練習している人が居たりするが、さすがにこの日はだ~れもいない。 散歩中のワンちゃんと、いつもの様に「オキシトシン分泌」作戦。近づいて顔を撫でたり触りまくりのスキンシップ。双方にオキシトシンがたっぷり分泌されているはずだ。「人懐っこいんですよ~」と飼い主もまんざらでもなく、嬉しそうに対応してくれる。 フォックステリアとも違うしミニチュアシュナウザーでもなさそう。犬種を聞くと「ジャック・ラッセル・テリアです」。「じゃあイギリスの犬ですね」と知ったかぶり。 ジョン・ラッセル(ジャック・ラッセル)牧師が、キツネ狩りのために生み出した犬種とか。頑固で負けず嫌いで、好奇心旺盛で活発。猟犬としての能力が優れていて、勇敢で動作は俊敏だとか。 家族に対しては忠実で、とても友好的。しかし、家族以外の人間に従うことは少なく、侵入者に対しては激しく警戒する。賢い犬なので、飼い主が力不足であると見抜くと、暴君のようになることもあるとか。 確かに人懐っこいかもしれないが、ただ無邪気な犬という印象はない。スッと素に戻って、強かそうな表情を見せた。 復路の11時過ぎには日も差してきてやたらに蒸し暑く、気温の割にはハードだった。10キロをほぼ休みなし。歩数は12,000ほど。戻り着いてちょうど昼となり、シャワーを浴び、2日間止めていたビールをぐぐーっと飲んで、生き返った。☆ 8月16日は偶然にも、昨年一人で体験した「佐布里池カヌー体験」の日だった。今年は孫と一緒にと思っていたがすっかり忘れていた。そういえば池の端にあったパイプを組んだカヌー乗り場がなかった。台風で、途中から中止になったのか、現在は終了となっている。 2023年7月15日(土)~17日(月・祝)、8月5日(土)、6日(日)、11日(金・祝)~13日(日) 合計8日間の予定が組まれていたようだが・・。 昨年の様子
2023.08.17
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♪ 猫二匹犬四匹に人六人声かけ歩く朝の陽のなか 38度にもなる予報が出ていて、午後も夕方でもまだまだ暑い。猛暑を先取りして早朝にウォーキングを済ませることに。予定では5時頃に出ようと思っていたが、目覚めたのが6時過ぎ。準備運動や朝食を摂って、6時半ごろになってしまった。 スマホは充電してないので使えず、手ぶらで出る。車の少ない旧常滑街道をコースに決め、水路の白鷺を眺めながらの朝のウォーキングを開始できるのはいい気分だ。 ゴールデンレトリーバ、ミニチュア・ダックスフント、ミニチュア・シュナウザー、ミニ・柴とスキンシップしてオキシトシンを分泌させる。ウォーキングの人6人と挨拶し、ランニングの人5人を見送り、聞き慣れない野鳥の掛け合いの声を聴き、草むらで身を低くして目を離さない猫に手をふり、緩いのがL字に折れたところから急傾斜となる坂を一気に(スピードはものすごく遅い)駆け上がり、黒メダカの泳ぐ丸根池をちらっと覗き、ミズカンナやガマの穂を眺め、百日紅のピンクの花を愛でながら、ほとんど風のない青空の下をノンストップで2時間、11,000歩ほど歩いてきた。 ちょっと疲れたが、準備運動もしたことだし自重で鍛える筋トレもやっているので、回復は早い。シャワーを浴びて体がスッキリすれば頭も冴えて良い心持ち。 “そうそうこれだよ、この感じだよ”。思うように短歌が詠めずに悩んでいたのがウソのよう。このいい状態を逃してはならぬとばかり、コーヒーを飲みながら作歌に入る。すらすらーッと7首ほど詠みあげて大満足。 この最、今までのルーチンをこんな風に変えてしまおうか。健全な精神状態を朝のうちに作り、するべきことを午前中に済ませてしまう。さすればくそ暑い午後は、何の呵責もなく気楽に過ごせるというもの。 台風7号は、勢力を高めながらまともに本州の真ん中あたりに突っ込んでくるようだ。 48時間後の14日9時には、潮岬の南東約250キロの北緯31度40分、東経137度25分を中心とする半径100キロの円内に達する見込み。 中心の気圧は970ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルが予想される。予報円の中心から半径210キロ以内では、風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがある。 遠く東の海域から西へ向かっていたものは、途中で向きを北に変える予想となっている。フーガ台風にはならずに済みそうだ。西経域から進んできたハリケーン・ドーラが強い台風第8号になった。ハワイの南海上を通過した時に、マウイ島の山火事の被害を大きくした。越境台風は2018年台風17号以来、5年ぶり。 岩手県内陸では線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いていて、命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっている。 970hPaで上陸する台風の、直接の被害は今のところ予測できていない。前線が掛かっていなことが幸いだが局地的な大雨が心配される。
2023.08.12
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♪ おちこちにウグイスの声聞きながら生物たるを脚に知らしむ 雨が早めに上がったので朝のうちにと、7時半ごろウォーキングに出かけた。退職後にブルーベリーの栽培を始めた人との出会いの場所へ。 5月6日に行って会えたものの話が出来なかった。それからあっという間に一カ月が経った。7時半ごろには居ると言うし、6月は収穫の時期だとも言っていたので絶対に居ると思ったが、なんと、留守だった。 仕方がないもで、通常のウォーキングへ。浄水場の横を通って佐布里の池へ。いつもは歩かない道を選んで・・。「知多浄水場」正門拡大します 画像中央下の森に一歩踏み入ると、深山幽谷のごとく鬱蒼とした世界が広がっている。佐布里池の周辺は、このままずっとこのような世界が残っていくのだろう。生活用水と工業用水にまつわる施設で、最も重要なライフラインの一つだからね。 今後、人口が減って周りの田んぼが無くなる可能性は大きいが、貯水池が無くなることはないだろう。 知多浄水場は、長良川から取り入れた水を家庭などで使用される水道水に浄水処理するとともに、木曽川から愛知用水を経て佐布里池に取り入れた水を工場などで使用される工業用水に処理する浄水場。「水道水」は、知多半島の4市5町(半田市、常滑市、東海市、知多市、阿久比町、東浦町、南知多町、美浜町、武豊町)へ供給。それぞれの市町から各家庭へ水道水が配られてている。「工業用水」は、名古屋南部臨海工業地帯(東海市・知多市)や阿久比町や東浦町の工場に配られている。 雨上がりで蒸し暑い。トレーニングルームに行くようになってから、あまり歩かなくなっているので疲れる。汗をかく練習とは思ってみるものの中途半端な蒸し暑さには閉口する。正面遠くに浄水場が見える。 堰堤脇の階段を上り、遠望しながら家から徒歩1時間ほで、変化に富んだ景色を眺められることを幸せに思う。歩いて来ればこその愉しみでもある。 佐布里池の湖面にさざ波を立てて、風がやさしく撫でていく。佐布里池は川と違って流れによる変化はないが、微笑んだりくすぐったがったりしているように見える。風の存在を教え、きらきらと光を返す様はそれだけで美しい。 『四万十に光の粒をまきながら川面をなでる風の手のひら』 俵万智 あちこちにある収穫前の梅の木は、何故だかたくさんの実をこぼしている。柿の実が6月に落ちる様子を「ジューンドロップ」というが、梅の実にはそんな言葉は無いようだ。 『落梅の肌柔かし逝きし児も』 小原よね女 佐布里大橋を渡り、以前メジロにやるために放置ミカンを取りに来ていた場所に来ると、景色が一変していた。 造成工事を向こうの方でやっているのは知っていたが、この場所まで均されることになるとは思いもしなかった。鳥さんにあげる蜜柑をゲットできる場所がどんどんなくなっていく。 ウグイスがどこへ行っても鳴いている。上手に美しく鳴く声を聞きながら歩くのは悪くない。林の中ではすぐそばで鳴くこともあり、その声の響きの良さに驚かされる。 開けた田んぼ道に出ると、遠くの竹やぶの方から聞こえてくる。あちこちから競い合うように鳴いている。 図書館の裏でもよく鳴いていて、先日の短歌研究会の例会さ中にも頻りに鳴いていた。近所に住む会員が、半年ほど鳴き続けていると言う。その美しい声を聴きながら「あれはオスが相手を求めて鳴いているのだから、ずっと相手が見つからないんだよ」と、夢のないことを言っていた。「ホトトギスの声も聞こえるね」と私。「1年に1度か2度しか聞かれない」と彼女。メンバーの中にはホトトギスの鳴き声がどんなものかも知らない人がいて、スマホで検索して聞かせたり。 短歌を30年もやってるという割には、そういうものに疎いのがちょっと心もとない。 この日は3時間かかって2万歩ほど。けっこう疲れて帰って来た。体力が落ちている証拠だ。筋トレでは持久力が付かないことがよく分かる。夏バテ防止のためにも、汗をかいてしっかり歩かないとね。
2023.06.09
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♪ 客観と主観を時に交差させ足は踏みゆくざくろ咲く道ゴーヤの苗に本葉が4~5枚出てきた。 翌日からの雨を考えて、ちょっと早いかとも思ったが植え付けることにした。2本あれば十分だろう。 バタフライピー(蝶豆)も発芽率が悪いという割には90%近く発芽し、順調に育っている。アサガオの様に、種にほんの少し傷を付けたことで発芽しやすくなったのだろう。どの程度間引いたらいいのか見当がつかない。 ゴーヤの苗はまだ6本あり、その内の3本を息子の家の庭に植えることになっていた。午後から行って植え付けし、帰りは久し振りに歩いて帰ることにした。 幸い薄曇りなので熱中症の心配もないが、一応、腰にはボトルホルダーを下げ、お茶を持って歩くつもり。アサガオがこぼれ種からたくさんの芽を出している。アサガオも一緒に育てばそれはそれでいいかなと。 家に「桔梗咲きアサガオ」の種を蒔いてあり、その苗も植えてやるつもりでいる。どちらも、最低でも2回の摘芯をしないといけない。タイミングを計って摘芯しに行くことになる。 声が聞こえたらしく小次郎が騒ぎ出した。嬉しくてしょうがないらしい。庭にはいないようだ。 家に入ると飛びついてきた。絡みつくわ、舐め回すわで、全身を使って喜びを表している。カミさんにもする。「来る人全員にやらないと気が済まないんだわ」と息子。 構ってもらいたい遊んでもらいたいという一心。私に対する方がより大きい気がするのは、思い過ごしか。3歳になってもまだまだ子供。可愛いもんだ。 撫でれば、抜けた毛が部屋中に舞い上がる。息子が “こうなんだよ” と毛を抜いて見せる。抜けるわ抜けるわ、いくらやっても切りがない。1分ほどの間に抜け毛の山ができた。 すでに朝のうちに一度ブラッシングして大量の毛が抜けのにこの有様だという。これからますます激しくなる。 家を出て西の海岸に向かう。榎戸区井口川沿いの松並木は「世間遺産」になっている。看板が朽ちてよく読めない。ここは2016年6月にも歩いていて、「世間遺産」について書いている。 海岸に出る手前に「犬」の大きなかんばんがあり、裏にドッグランらしきものと犬用プールがあった。「トワテラ」という施設で、ドッグラン以外にトリミングサロン、ペットホテル、ドッグカフェがあるらしい。 月末で、台風前にしておこういうことかこの日は人出が多かった。カインズホームは大賑わいだったし、海岸にはバーベキューする幾つかのグループがあった。 南の風が吹いて結構蒸し暑かった。中部空港の離着陸は、南向きでの運行だ。 こういう景色を眺めるのも久しぶりだ。 海を眺めていたのはアオサギ。アオサギがこんなところに居るのを見るのは初めてだ。 ほぼノンストップで疲れた。腹が減ってコンビニに寄ろうにも海岸沿いでは無理だ。大野で国道に出るものの、この辺りにはコンビニがほとんどない。 地元の人に訊くと、近いのは逆方向で、そうじゃなければかなり遠いという。それも産業道路まで行かないとと無いという。ずいぶん遠回りになる。しかし背に腹は代えられないし、ロングを歩くのが目的でもあるし、そちらへ回ることに。 スマホを持っていたのだからそれで調べればいいものを、そんなところに気づかないのが老人の悲しさ。 そして東へ大野川に沿いに歩き、そこにいたのもアオサギ。こっちは普通に川で魚を取っている姿で、べつだん珍しいものではない。 新舞子を抜け、日長からいつもの名鉄常滑線沿いの旧堤防道路に出る。 産業道路が並行に通っていて、中部空港への有料バイパスへつなぐインターを作るための準備工事が始まっている。インターの出来る場所(長浦)から南方面(日長)を眺める。産業道路沿いに日長インターまで作っている工事用の道が遠くに見える。 14キロほど。2万歩あまりのウォーキングだったが、やはりノンストップは疲れる。適当な休む場所がないのでしょうがない。喫茶店もろくにないし有っても締まってたりする。道端に座り込むわけにもいかないのでこういうことになる。 登山とか山歩きならこんことにはならない。すべからく中途半端なんだ、地方の街というのは・・。
2023.05.29
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♪ 鶯の声聞きながら草を踏み地をたたきゆくホモ・エレクトス 久々の早朝ウォーキング。5時40分ごろに家を出た。薄曇りでどんよりしている。半袖と半パンがいい季節となって、とても気持ちい。 運動公園の大外の水路脇のコースをとってスタート。ちょうど満潮で満々として静まり返った水路に、川鵜が潜る出なく水面に首を突っ込んだり出したりしている。小魚の群れの中にいるのかもしれない。 フェニックスの並木があり、ちょっと無遠慮な感じに葉を茂らせている。他に植えるものがなかったのかねえ。宮崎辺りなら納得もするが、いかにも不釣り合いだ。 向こうに清掃センターの新築工事中のクレーンが見える。その対面する形で健康増進施設の建設が始まっている。 ごみ処理施設「西知多クリーンセンター」の稼働により発生するエネルギーを活用して温水プールと様々な施設を、東海市と共同で運営するもの。現場は基礎工事の段階で、まだその形が見えてこない。施設の愛称の最終投票を呼び掛けている。(拡大します) この周辺の樟は切られずに済みそうだ。このような木があることでその場所の重みが違って来る。時間と歴史が感じられ、精神(こころ)に落ち着きとゆとりのようなものをもたらしてくれる。 上の画像は拡大します。 何の木なんだろう、ブルーベリーのような赤い実がたくさん生っている。 ほとんど田植えは終わっているのに、カエルの声が全く聞こえてこない。 こういう何てことない風景に魅かれる。萌えて輝く草々がとても美しいと思う。ニカーブ姿の人がゆく。 敷地を囲うブロックともに真っ白に塗り変えた家。景色まで模様替えしたようで、意図したのならその発想がいい。 あちこちに咲いている。黄色コスモスに似ている、たぶん金鶏菊。 かなりのガーデンマニアか。上手に花が庭を飾っている。 朝咲いているから朝顔かと思いきや、昼顔だ。朝顔も顔負けの早起きだ。 鈴なりに生っている琵琶。カラスを模した鳥脅しがぶら下げてあるのが可笑しい。 泰山木が大きな花を咲かせている。香水の原料マグノリア。高いので香りは届かない。 古くなり切り倒されたナンキンハゼ。外皮だけでなお芽を出している。秋葉神社からの眺め。 いつもの様に階段を駆け上がったが、それほど体力が付いたようには思えなかった。トレーニングルームに行っていることで満足してしまい、ついつい外へ出るのをさぼってしまう。ウェートトレーニングで持久力は付かないことを再認識。筋トレ以外に、こうういうフィールドワーク的なものをやって、もっともっと追い込んでいかないと。 15,000歩ほど歩いたが、疲れ具合は今までとあまり変わらない。 18人ほどに挨拶をし、さまざまな野鳥の声を聞きながらの早朝ウォーキング。とての気持ちがいいが、1日の過ごし方が違うのでペースが狂う。写真を撮ってきたりするとその載せ方に凝るので、やたら時間がかかってしまった。
2023.05.21
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♪ 草をなで水面にふれてゆく風の光まみれのマニッシュショート 最近、トレーニングルームに通うようになってからウォーキングに出なくなってしまった。中2日でウォーキングしているのが日常だったのに。 1日置きのトレーニングが楽しいし、ウォーキングマシーンで30分歩いたりもする。それに慣れてしまって、遠くまで歩いて行くことが億劫になりつつある。あんなに “外で歩いた方が楽しいのに、もったいないなぁ” なんて思っていたのに・・。 なんでもやってみないと分からないということか。 慣れてしまえばなじみの風景ばかりで、そうそう変化があるものでもなく、新しい発見もない。季節の変わり目以外はあまり魅力を感じなくなているのも確か。これじゃあイケナイと思い、3キロぐらい先に用事があればは歩くようにしている。威容を誇る病院 この時期は、歩くのには最もいい条件がそろっている。昨日は少し暑いくらいだったが風はさわやかだし、新緑が目に心地いい。室内で機械を相手にしているのとは大違い。 ちょうど中学校が下校時間だったらしく、1年生らしいのがぞろぞろと歩いている。1人で歩いていた男子に「こんにちは」と初めて声を掛けられた。地元で子供に挨拶されることはほとんどないので、ちょっと嬉しかった。 かわいい犬を連れた女性に「チワワですね?」と声をかけ、撫でてやろうとすると臆病らしく警戒された。 東日本大津波のあと、計画されていた病院の建設予定地が変更され、高台に場所を替えてこれでもかというような立派な病院がててられた。その病院があまりに巨大で経費の掛かるなもの。その割に医療そのものが充実しておらず、信頼できないという印象ばかりが広まって、市民があまり行きたがらない。救急車を呼んだ家族に搬送先を聞くと、皆さん大同病院を選ぶそうだ。「建設予定地選定の経緯」平成22年4月1日 東海市民病院と知多市民病院は、西知多医療厚生組合の病院事業として経営を統合 病院の建設予定地と同じ埋め立て地にある市庁舎を建て替えるにあたって、今ある場所から避難する発想は持たず、南へ数百メートル移動するだけ。あの津波の恐ろしさを忘れたわけではないだろうに、あの市民病院の移転で懲りたのか、背に腹は代えられないということか。 不都合なことを信じたがらない「楽天的な認知バイアス」に引っ張られているとしか思えない。 そんなことを考えながら秋葉神社の上から眺めていた。脚力が知多のかどうか確かめるために120段を駆け上ったが、あまり変わっておらずちょっとガッカリ。遠くに西知多総合病院が見える。 カーマに用事があって裏道をゆく。小さなため池があって満々と水を湛えている。アカミミガメがプカリプカリしていたり、水鳥が休んでいることもある。 お爺さんとすれ違う時、あいさつをしてくれた。男の人から挨拶されることなどめったにない。この日はいつもと何かが違う。 少し先へ行ったところで、やはりお爺さんに「暑いですね~」と声を掛けられた。昔は取っつきにくい人だと言われていた私だが、最近は違うのだろうか。見ず知らずの人が3人も向こうから挨拶してくれるなんて。 時空がズレていたか、パラレルワールドに入り込んだか・・・。 昨日の筋肉痛、今朝もまだ痛みがある。次は、中2日となってちょうどいい明日の夜に行くつもり。日中に行くと、時間が中途半端になり無駄がでるのでもったいない。聞くと、金曜の夜以外はあまり混んでないらしい。
2023.05.02
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♪ ポンコツの電池の寿命を延ばすため孫が心を温めにくる 小さな小さな旅に出た。以前、何度か行ったことがある、巽が丘駅前にある喫茶店「ニュー若葉」への往復コース。15キロほどの距離だ。トレーニングに行くようになって多少は力が付いたのかどうか、試してみたい思いもあった。去年の4月3日のパークロード パークロードの桜は満開。1970年に九州大分からのスタートだった日本一周の旅。家を出たのが4月の2日だったか。フェリーで大分まで行って、南下し鹿児島を回って北上。どこへ行っても桜が満開だった。桜前線にリンクしていたのだろう。 自分を変えたいという切実な思いで、カバンと寝袋を担いで行き当たりばったりの放浪の旅。ヒッチハイクも随分やった。なので、最初に出くわしたお花見の饗宴には違和感しかなかった。 その後もしばらくは、 “桜がなんだ” 、“満開がどうした” という意識で、桜を横目でスルーしているような状態。お花見に行くようになったのは、しばらく経って好きな人が出来てからのこと。 佐布里大橋を渡り、途中の道を少し変えてちょっと遠回り。巽が丘へ向かう。あちこちで鶯がさえず、雉の求愛の声。生命の繁殖へ向けての一途な情熱と躍動のきらめき。遠くソーラーパネルが畑と竹林をバックに異彩を放っている。春耕の田には、蓮華がつつましいピンクの花を咲かせている。 目的地の喫茶店「ニュー若葉」に着き、ここでゆっくりカフェオレでも飲んで、休憩するつもりでいた。ところが、閉まっている。定休日らしい。そうか、月曜日は定休の店が多いんだと思うのも、後の祭り。他にないかと先へ行くも、有ったにはあったがそこも休み。 当てにしていた補給ポイントがなくなり、適当に休む場所がない。ガックリだ。8キロほど歩いてハラが減っているし、そこそこ疲れている。 しばらく歩くとコンビニがあった。パンを買い、荷物を運ぶカーゴに座って食べた。 同じ道を引き返すのはつまらない。そのまましばらく直進し、左折して自宅方面へ。午後5時すぎ。西へ向かうと正面からの風が冷たくなってきた。家を出た午後3時頃はまだ暖かくて汗をかいてしまい、それが冷えたてちょっと寒く感じる。下にノースリーブ、上は長袖シャツ。汗をかく発想は無かった。 気温 風速 風向き 降水量 日照時間こんな具合だったらしい。 疲れは思ったほどでもなく、同じスピードで歩けていた。トレーニングはまだ3度目ではあるが効果は出ているようだ。でも、登山ともなればこんなもんじゃない。 ランニングマシンの傾斜を5.5%にして歩くのは、確かにパワーと持久力が付くようだ。持ち時間30分を、まだフルでやったことがない。フルを2セットやれるぐらいにならないと・・。 この日は2万500歩。約3時間。休憩は梅の館で5分ほどしただけだ。この調子でトレーニングを続けていこう。 孫が山登りしたいと言っているらしい。そこそこの持久力はあって、「朝倉ロマン通り」では競争に負けてしまった。これからはもう負けやしないぞと思っているところ。一緒に山登りできたら楽しいなあ。でも、本当のところは、山小屋に泊まりたいらしい。そうなるとまた話は違って来る。それまでにとりあえず、一度は経験しておかないと。 次男は、たまに猿投山(今の住まいから近いこともあって)へ行くらしい。それも通常の所要時間の半分で往復するらしい。こちら側から上って向こう側に下り、引き返しての往復する。下りは走って下りるとか。 刺激をもらって、爺もせいぜい頑張ろうっと。
2023.03.28
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♪ 寒風に身を晒しおる上空をひよどり群れて南(みんなみ)へゆく 歯医者に行ったついでに、間が空いてしまったウォーキングへ。強風が吹く寒い中に身をさらして気分転換。いつもとは違う脇道に入って夕日を眺めたり・・。 日没にはまだ少し時間がある。強風に流された雲の間から日が射したり、また曇ったり。日が射して急に暖かくなったり、またすぐに寒くなったりする。 ヒヨドリが次々と群れをなして、上空を乱れ飛ぶようにして南に向かって行く。渡り鳥として北からやって来たものたちだろう。日の長さとか星の位置とかで、戻り寒の中でも帰る時期を察しての行動なのだろう。しかし、まだ北へ戻る時期ではないだろう。どこかにコロニーのようなものがあるのだろうか。 いろんな花木が密集して植えてあったり、こんなところに出るのかとかと驚いたり。高い位置に何も植わっていない畑があり、愛知用水の吐水栓があったりする。元は水田だったことを窺わせせ、諸行無常の世の中の変遷と時代の変化を思い知らされて。 見慣れない風景が目の前に現れて、とても新鮮な気分。坂を駆け上がったりしたので寒さはほとんど苦にならなかった。
2023.02.15
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♪ 十数度となりて景色が色を生す竹林に陽のシャワーがゆれる 昨日はお寺に地代(11,000円)を払いに行く日で、住職が歯科医院で私を見たという話から、役員総代らと〇〇の歯医者がどうだとか△△はこはこうだとか、歯科医院の話が盛り上がって面白い情報交換ができた。 家を出たついでにウォーキングに行くことにしていた。通りへ出たところでジョギングをする人に追い抜かれた。柄物のスパッツの上にランニング用の半パンをはき、上半身も長袖に半袖を重ね着して小さなリュックを背負っている。顔は見なかったが、細い体の後姿はいかにも老人。小幅でゆっくり走るその体勢も、少し左に傾いでいるように見えた。 その内にストップするだろうと思っていたが、全くペースが乱れることもなく少しずつ距離が離れて行く。赤信号に捕まることもなく、写真を撮ったりしていたこともあってどんどん離されていく。歩くスピードはかなり早めのはずなのに・・。幾つぐらいの人なのか、どのくらい走るのか興味が湧いてき、追い付こうと走ってみたがついに見失ってしまった。 1キロぐらいの間のできごと。最近は体調が良いので前向きになっている自分にとって、いい刺激になった。歩くスピードを落とすことなく、いつもより多めの距離を歩くことに。いい刺激をもらって歩いた距離は11.5㎞で、大した距離じゃない。16,000歩ほど。ゆっくり歩けば歩数はもっと増えるはず。 翌日に投票日を迎える知事選。歩いていると立候補者の掲示板が目に入る。家の近くのものには一人、写真が貼ってないのがある。愛知県全体の掲示板に貼るのは経費も手間も掛かるので容易じゃないだろからなぁと思って見ていた。家の近く 同じ市内でも場所によって貼ってない写真が違う。候補者によってポスターの分配の仕方が違うのだろう。 選挙にはカネがかかる。ましてや知事選ともなれば、金のない無名の人が立候補するのは至難の業だ。 都道府県知事選挙の供託金は300万円。有効投票総数の10分の1を取らなければ没収されてしまう。 今年は、全国統一地方選挙がある。前半は道府県議、政令市議選(3月31日(金)告示、4月9日(日)投票)、後半は一般市区議選(告示 4月16日(日)~投票4月23日(日))、町村議選(告示4月18日(火)~投票4月23日(日))。 人口減で立候補者のなり手がいない地方の市町村。昨年11月1日時点の現職議員を選出した市区町村議選(補選を除く)で、立候補者が定数以下となり無投票だったと回答したのは271市町村。18年調査(230市町村)の1.2倍に増えている。金や人手不足以前であるこの問題は深刻だ。 ともあれ、金が無くてもやり方次第で選挙に立候補できるようにと、サポートしている民間の組織がある。新人初出馬の立候補をサポートしてくれる。「選挙に出る方法、議員になる方法などの準備や費用の手引き【選挙立候補.com】」京都府城陽市にある「株式会社プットアップ・スタイル」が運営している。(営利事業なので無償でサポートしてくれるわけではない)【選挙立候補.com】 常滑市など、古狸が因習と旧弊にしがみついて何ら改革もしようとせず、新人議員や女性議員を助けるどころか妨害してふんぞり返っている。国政と同じ老害が地方にも蔓延していて、若い革新の芽をつぶして利権をほしいままにしている。 それを打ち破るためにも、若い新しい血を注入しなければならない。 今回の愛知県知事選は、現職がなんの脅威を感じることなくあっさりと当選するのでしょう。結果が想像できてしまうので、どうしても投票率は低くなる。私は今の知事をあまり評価していない。かといって、これはという候補者も見当たらない。しかたなく白票となってしまった。情けない思いで一杯だ。 10年ぐらいに若返った気がしている。ここ数年やっていない30キロほどのロングウォークを、春になったらやってみようと思っている。
2023.02.05
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♪ 50分かけて歩いて訪ねたる知人は留守なり電車で戻りき 昨日、いつも自家栽培の野菜を持ってきてくれる友達に、食べごろとなったキムチを持って行った。5キロちょっとの距離なのでウォーキングを兼ねて歩いて行くことに。市役所の裏の水路沿いからスタート。 いきなり川鵜の集団が飛び立った。かなりの数が次々と。この場所で夜を過ごし、これからどこかの餌場となるところへ移動するのだろう。7時半という、まるで出勤の時間と同じタイミングだ。 旧堤防道路を行く。 途中、長浦駅を過ぎて産業道路をまたぐ歩道橋まで来るとこんな看板が。どこをどう工事しているのか分からないが、長浦インターの南行の未完部分を作ることになっているので、そのための工事かも知れない。 将来の計画道路がこの道と名鉄の線路をまたぐ形で図面が引かれている。そのための地盤調査が行われていた。去年の10月16日のブログに書いている。間違いなくこの陸橋のある辺りだ。 朝のうちなら誰かいるだろうと思っていたが、着いてみると車は2台停めてあるものの誰も出ない。日曜日なので家族全員でどこかへ出掛けたか。いつも乗っているワンボックスカーが見当たらないので、それで行ったのだろうか。 ちょっとばかりショックだったが、居ないものはしょうがない。玄関に置いておくことも出来ずそのまま持ち帰ることに。帰りも歩くつもりだったが何だか拍子抜けして、歩く気が失せてしまった。 駅までは近い。日長川では川鵜が一羽、ぱたぱたと扇ぐようにして濡れた羽根を乾かしていた。 駅に着く前に嫌な予感。やっぱり、ちょうど電車が出るところだった。無人駅で普通電車しか停まらないので、30分待たなければならない。歩けば50分は掛かるので、途中で追い越される。♪ 3本の通過電車を見送りてたった3駅を鈍行に乗る☆ この日は74歳の誕生日。次男が来たので昼は「魚魚丸」へ。 最近の回転ずしはタブレットで注文して握りたてを食べるので、レーンの上にはほとんど何も乗っていない。注文品がレーンに乗って流れて来るところもあるが、ここは直に手渡してくれるので、それもない。 何も回っていない回転ずし。 昔、大きなホールのような中にいくつかの島があり、たくさんの板前が客の注文を聞いて握ってくれる大衆寿司店があった。安くてうまかったのに、いつの間にかなくなってしまった。いっそのことそんな店にしてしまった方が活気があって良いと思うが、どうなんだろう。 安い回転ずしがいくつかあるが、ここはちょっと高めだがネタは良いし、どれも美味しい。家族揃って小食なので、3人でこれだけでもう十分。7,100円ほどで済んでしまった。夕食なんか餅1個の雑煮で済ませたぐらい。大食漢には信じられないようなエコ家族だ。
2023.01.16
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♪ 逆転の順序に脳を刺激して抗ってみる令和5年を 今年は年末年始、美味しい酒を何時になくよく飲んだ。昨日は恒例の手巻き寿司だったがピノ・ノワールの赤ワイン。お嫁さんもグラス2杯とちょっと飲んでほろ酔い気分。ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2019 エティエンヌ・ド・ヴォロザック 赤フランス ミディアムボディ、ピノ・ノワール100% AOC ブルゴーニュKURADASHIで、3本セット4,400円(税込) 1本あたり 1,466円ワインショップドラジェ、ヤフー(酒のやまいち)で3,278円(税込)、楽天(ECHIGOYA)でなんと1,880円(税込)「カベルネ・ソーヴィニヨン」と双璧といわれる品種『ピノ・ノワール』。栽培が困難で相性の良い産地以外では本領を発揮することが難しいため、ピノノワールは最も気まぐれで気難しいブドウ品種として知られている。「ブドウ樹のおてんば娘」とか、「神はカベルネ・ソーヴィニヨンをつくり、悪魔はピノ・ノワールをつくった」なって言われたりする。 ワインの王様『ロマネ・コンティ』はピノ・ノワールが100%使用されている。果皮が薄いことで色素やタンニンの含有量が少ないため、 ワインの色も明るく透明度がある。味わいでは渋みよりも果実由来の酸味・ミネラル感が表に出てくる。大まかに言えば「カベルネは力強い渋み系、ピノ・ノワールは繊細な酸味系」。 飲んでみた感想は、軽くてちょっと酸味があるもののミディアムボディだけあって口当たりは柔らかい。ラズベリーやチェリーなどの赤い果実の香り、シルキーなタンニンが特徴というのは当たっているかな。 アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどでピノ・ノワールの高級ワインが作られている。1万円以上の『ピノ・ノワール』のワインを飲んでみたい。「芸能人格付けテスト」のような、5千円のワインと100万円のワインの違いなんか分かるとは思えないが、3千円のワインと1万円のワインの違いは分かると思う。 1本空けていい気分で恒例の家族麻雀へ。 孫はママの実家で従兄弟たちとやったらしく、一人でやれると自信満々。とりあえずはバーバが抜けてやってみる。バーバに手助けしてもらって半チャンを終えたところで交代。お嫁さんもだいぶ上手くなってきて、きれいな手牌で何度か上がっていた。来年が楽しみだ。☆ 今日は午前中、座りっぱなしと言うわけでもないが、アッとという間に中5日となってしまったウォーキングへ。どのコースを取ってもあまり人には会わないだろうから、いつもと違うコースへ行ってみる。田園地帯は空がいっぱい。天気のいい日はとても気分がいい。 スプリンクラーが回っている畑があって、何を栽培しているのかと近寄って見ると葱だった。スプリンクラーが回っているのも珍しいが、葱をこうして栽培しているのを見るのも初めて。冬にみる虹はなんだか嬉しい。 歩いている人は1人だったが、ランニングですれ違った人が3人いた。確かにこういうところを走るのは気持ちがいいだろう。天気が良くて雲がまったく無いというのも味気ない。 カーブするようにジェット機が飛んでいくというのも珍しい。こんなアクセントがあればもうけもの。曇天でも雲のない快晴でもつまらないので、この日はまあまあだったかな。 何てことないこんな風景が好きだ。年月をかけて自然が作り出す無作為の調和は、視覚からエモーションへと伝わっていく「f分の1ゆらぎ」が心地いい。 東の空はピーカンで、西の空には雲が張り出してきている。確か天気は下り坂で、午後からは曇って来るのだろうと思っていたらその通りになった。 野鳥の姿はあまり見なかった。胸が白くて背が黒っぽいやや大きめの鳥が数羽、畑に下りていたぐらい。空には表れない地球の異変が、じわじわと忍び寄って来ているような気がしている。
2023.01.03
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♪ 寒がりの猫がしきりに訴える寒波の朝の炬燵の前で 今朝は一番の冷え込み。ウェザーニュースでは0.8℃まで下がったことが示されている。11時に9.4℃までしか行かず、それからずっと下がりっぱなし。14日~15日朝(知多市新知東町付近の観測値) 猫が、午前中から「炬燵を入れてくれ~!」と鳴くので仕方なく入れてやった。炬燵はもっとも省エネの暖房器具なのでその点では苦にならない。明日はもっと寒いらしいし、これからは真冬が本格化して連日10℃を下回るようになる。 光熱費が高騰しているので省エネは考えざるを得ず、豆炭アンカがよく売れているらしい。エアコンしか使わない家は自衛手段を考えないといけない。 高齢者はヒートショックも問題になる。省エネを優先するわけにもいかないところ。 スイッチ入れたら1秒ですぐに暖かくなる「スリムハロゲンヒーター」なるものがあって、3,000円前後で買える。楽天で3,380円(送料無料)消費電力:300W 電気代:約8.1円/時 サイズ:幅19.0×奥行き19.0×高さ49.0cm 本体質量:0.71kg 色:ホワイト 同じメーカーが、2秒であたたまる「首ふり機能」が付いたものを出している。傾きを検知すると運転が停止する「転倒OFFスイッチ」、温度が上がり過ぎると自動で停止する「温度ヒューズ制御」なども装備。800W、1200Wの切り替え可。テクノス(TEKNOS) ハロゲンヒーター PH-1211 楽天で4,280円(税込み)電気代:約32.4円/時(1200W時)サイズ:幅33.2×奥行き18.6×高さ56.6cm本体質量:3.25kg色:ホワイト 昨日の朝、早めにブログを書いてウォーキングに出たのは良いが、戻ってきたのが9時半ごろ。いやな予感がしていたが、やっぱり。玄関に鍵がしてあって、家に入れない。この日は早く帰るつもりで鍵を持たずに出ていた。 鍵を持って出なかったことを、カミさんが確認せずに出かけてしまったのだ。ケータイは持って出たので連絡できるはずなのに、それもなかった。「鍵は持って出たと思った」と。 仕方がないので、どうするか考える。「あ、そうか、その手がある!」 そして難なく入ることが出来た。その方法は書かないでおく。 気温は低いが十分な対策をして出たのでまったく寒くない。晴れていて風が強い。1時間もすると強風になるという予報が出ていた。8時半ごろの北の空30分後には雲が広がってきた。 庭に何を植えたらいいか物色しながら歩く癖がついている。こんなサザンカもいいけど、すでに挿し木して育てた紅白の両方が植わっている。 苗木を買うより挿し木や実生で育て、小さいうちから剪定をうまくすれば、大きくならずに済む。挿し木をする発想がすぐ頭に浮んでくる。好みの形にして地植えする方が、わが狭庭には適している。 この時期にこんな花を咲かせるものがあるんだねぇ。半日蔭が良い植物のようで、球根の類だろが名前が分からない。。 コースには坂道がある。階段は100段目で足が止まってしまい、あまり元気とは言い難いこの日のコンディション。この程度の坂は平気で駆け上がるのに、体が重く躊躇してしまった。 ずっと不整脈が出ていて夜になっても収まらない。不整脈はたまに出るので大して苦にはしていないが、布団に入ってから上半身が熱っぽくてだるい。こりゃあコロナかインフルエンザに罹患したか、と様子をみていた。しかし、それ以上の熱が出ることもなく節々が痛くなるということもなかった。 思えば、寝る前にやる「膝付き腕立て伏せ」がやけにしんどかった。何かの変調が現れていたのだろう。今朝はもう何ともないので、一過性のものだったようだ。急に寒くなったことが関係しているかもしれない。 年々、終点に近づいていくわけだし老朽化のペースも徐々に早まっているのだろう。気が若いと思って調子に乗るのは、そろそろ止めないといけないのかもしれない。
2022.12.15
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♪ 雑草ほど強いものなし媼去れば花壇に千の艸の種ふる 今日の雨は一部で済みそうだが、23日の勤労感謝の日は大荒れになるらしい。秋の行楽シーズンで、8波の影響が大きくなる前に旅行や紅葉狩りを予定している人も多いだろうに。日曜に崩れることが多い今年は、天気までが景気に水を差している。 雨を見越してパーゴラを完成させ、庭の造作の大体のところまでやっておいた。古井戸があってコンクリの蓋がしてあったりする場所だし、広くもないので、大したことはできない。それでも土盛りするので土が足りない。花壇は高低差をつける。左の柱の前のブロックの上にブビンガの板を置く。奥のブロックにも変化をつけ、この上にも小さな鉢が並べられるようにする。 今ある植物と新たに手に入れるものをどう配置するか。狭い分、吟味のし甲斐が有るというもの。地植えにするか鉢植えにして置くか。地植えなら大きくならないもの、あまり増えないものを選ぶ必要がある。まあ、これからの愉しみだ。 材料は今あるものだけを使用。エサ台もそのまま。大きくなるだろう白のモッコウバラもこのままにして、東側に表情を作るために這わせるつもり。流木は、ミスで傾いた柱のカモフラージュ。何かツル性のものを這わせる。アランはどう思う? 隣に家が建つとこのブロックの上は歩けなくなるね。☆ 午後2時半ごろにウォーキング。例のバタフライピー(蝶豆)の種をゲットするのが目的でもあった。途中、先日立ち話した広い花壇に差し掛かると、あの元気な花壇の主が手入れをしていた。再び声をかけた。 向こうも話し好きなので、あっちこっちへ話が飛んで途切れることがない。様々な花木2~300種類が植わっているので、それらを話題にし始めたらきりがない。 何か小さなタケノコのような目が出ているので何かと聞くと、コンニャクだという。去年咲いて臭さかったとか、バナナの木があって実が生っているのを見たことが有ったが、あまりに増えるので処分したとかなんとか・・。 やたらのでかい実がぶら下がっている柑橘類が二種類あって、名前を聞くと「鬼柚子と晩白柚(ばんぺいゆ)」だという。 一抱えもある実を採った残りらしいが、珍しいものがいろいろ植わっている。わざわざ三好市にある「三貴フラワーセンター」に時々行っては物色して来るらしい。行ったことがないので調べると、なんとまあ広くて多様なものを取り扱っている。花木と園芸関係だけでなく、ガーデン資材、レンガ花壇ブロックの他に食品、熱帯魚・ペットまである。 こりゃあ庭の造作、花壇の管理などの人にとってはもってこいの商業施設。良いこと聞いた、一度行ってみようかと。 庭いじりで腰が痛いし疲れていたところへ、ずっと立ち話していて疲れてしまった。タイミングを計って別れ、少し先の蝶豆の種のある所へ。 何と何と!! きれいさっぱり取り払われて、な~にもない。遅かったか!! それでも諦めきれず、地面をよく見ると種の入った莢が幾つも落ちている。これ幸いと、割って確認してみると黒い種がきれいに並んでいる。しめしめと10個ほど拾って帰って来た。 帰着したのが5時。2時半に仕事に出たカミさんとほぼ同時に出て、帰ったのもほぼ同時。「どんだけ歩いてきたのぉ」とびっくりしていた。
2022.11.20
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♪ 定刻に雨戸をあける音がする霜月6時の暗がりの中 4時に目が覚めてしまいしばらく布団で時間をつぶしていたが、たまには暗いうちにウォーキングに出るのもいいかと、5時過ぎに起きた。軽く準備運動をし、半袖のスポーツウェアに夏用の瞬乾長袖を重ね着して出かけた。 朝日を見るには右回りのコースがいい。ここがいつもの出発点。さすがに誰もいない。 6時を回って明るくなってきた。ここなら日の出が見られるはずと思って来た田んぼの開けた場所。低い位置にあるのでなかなか顔を出さない。風はないが薄着できたのでじっとしていると寒い。歩くとこの場所から離れてしまい、それでは具合が悪い。 ウロウロ時間をつぶしていると、ウォーキングの人が何人か通っていった。皆さん冬の格好をしている。 空が広いので気持ちがいい。 ようやく空が明るむところがあって、日の出の兆しが見えてきた。雲のないところだ。方角を確かめると、南に少し寄っていて「南東115°」と出た。秋分の日には真東に昇って来るのか。 ようやく太陽が顔を出した。雲が少しあればきれいだろうに。ずいぶん遅くなったものだ。冬至まであと5週間ともなれば当然だが・・。6時42分 いつもの様に撮っておく、影を伸ばした足長爺さん。何の意味もないが、朝か夕方にウォーキングした時にしか撮れない。 北寄りの位置にある西知多総合病院が朝日を受け、その如何にも田園に不釣り合いな立派な姿を輝かせている。時間を喰ったので大回りのコースへは行かず、そのまま引き返してきた。☆ パーゴラの柱を立てて様子を見ているところ。どうも安定が悪いのでもう少し手を加える必要がある。それがバシッと決まれば上に木枠を乗せて、今日にでも形はできてしまう。 ブビンガの33㎝幅の板をどこに設置するか。柱の安定のために棚受けを付けて固定し、ブロックで支えをするのがベストだろう。
2022.11.15
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♪ 颯爽と歩ききたりてつまずきてバッタリ倒れた昨日は過去だ 夕方4時半ごろいつものウォーキングへ。天気も体もコンディションがとてもいいので、ちょっと足を延ばして佐布里池を目指した。様々な花や木が植えてあるところで写真を撮ったりしていたので、時間を喰った。 桜が狂い咲きし、ザボンだかポンカンだかの大きな柑橘類の実が目についた。 佐布里池でちょうど夕日が見られるはずだったが、ちょっとの差で間に合わなかった。 ちょうど山の向こうへ隠れたところだった。この時期は南に位置がずれて陽が沈むので、木の茂った方だったのでその木が邪魔にもなっていた。このずっと左の方に、陽が沈むというより木々に隠れてしまった。 5時を過ぎたばかりなので日没にはまだ間があるが、堰堤のこの場所が悪かったわけだが、時間的にここが精いっぱいだった。 カラスがあちこちでしきりに鳴いている。つぎつぎと飛来して来る。塒に戻ってきたもののまだ少し時間が早いと思っているのか、電線にたむろしているものもいる。市街地のムクドリは問題になるほどかなりの迷惑だが、この池の周りなら誰にも迷惑は掛からない。中央の森がカラスの塒の様だ。 かなりの数のカラスがすでに塒に入っているようで、正面の山の方からもの凄い鳴き声が聞こえてくる。何年も前から夕方になると集まって来るここは、完全にカラスのサンクチュアリになっていている。次から次からやって来る。 日没前のこのひと時は、一日の余韻に浸ったり、あるいは情報交換の大事な時間なのかもしれない。 それにしても自然界の生きものたちは、一体どうやって情報のやり取りをしているのだろう。長い時間・何年もかかって伝わっていくのか、あるいは何か特別なやりとりをしているのか・・。 クジラは低周波で通信しているし、イルカ類もそう。水の中は地上より通信がしやすいでしょう。また、渡りをする蝶などの行動も不思議です。 またいつか調べてみることにしよう。 水鳥たちはこれから寒くなると、種類も増えてもっとたくさんやって来るはず。今はまだ少ない。 秋は暗くなるのが早い。梅の館へ移動して水分補給。広場で何人かが犬を遊ばせている。柴犬やミニ柴に黒柴、シーズにパグなど、近寄って撫でてやったり舐められたりする。そうこうしているうちに、薄暗くなってきた。☆ 慌てて帰路へ。5キロの道を速足で歩く。往路も速足だったし、後半は自覚はしていないもののかなり疲れていたらしい。あと1キロというところで、何と! 転んでしまった。 団地の中の遊歩道から車道へ出るところに押しボタン式の信号がある。いつもはボタンなど押さずに渡るし、先へ行って信号のないところで渡ったりする。 この日はちょうど信号が青になったので、信号を渡ろうとちょっと急いだ。その遊歩道から出る角に何かの出っ張りが有ったらしく、蹴躓いて、両手からアスファルトの歩道にバッタリと。薄暗くて良く見えなかった。 手のひらをしこたま打ち、左ひざも打ったらしい。痛いが無様な格好を見られたくないので直ぐに立ち上がった。数秒の出来事だが、信号で止まっていた車からは丸見えだった。 まさか自分がそんなことになるなんて、ショックだったが、幸い大したこともないと思って歩き出す。しかし、両方の手のひらがジンジンとして痛い。暗くて良く見えないが血が出ているらしい。何処から出ているかもわからないので、とりあえず舌で舐めて血を落とす。犬を撫でまわした手だがそんなことは言ってられない。一カ所じゃないようだ。何度も舐めながら歩く。右手の中指の先からかなり血が出るので、左の手のひらに押し当てて血止めをしながら帰って来た。 帰って明かるところでよく見ると、左膝からもわずかに出血していた。両手で受け身をとった格好で膝にはそれほどのダメージは無いが、とにかく手のひらが痛い。赤くなってやや黒ずんでいるうえに、小さな傷が2つ3つある。右の中指にバンドエイドを貼り、膝に滅菌ガーゼを当ててやり、風呂にも入らず。 考えてみれば、痛い思いをするというのは久しぶりの事。この感覚はずっと忘れていたような気がする。この程度で済んだから言えることだが、痛みを味わったのは良いことだった。 右の中指が使えないのは不便だが、親指ほどの不都合はない。他の指を使う練習になると思えばまあ良いかなと。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.10.22
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♪ 人口は減りゆくばかり自らを然るべく生く世界となるべし 28℃の夏日になった昨日、久し振りに南行のコースをとってウォーキング。Googleで距離検索してみると9.2㎞だった。その時、歩いたコースの一部の長浦の裏道をよく見ると「常滑街道」という名があって驚いた。この人家もまばらな軽自動車がやっと通れるほどの山道が、往時のメイン街道だったなんて思いもよらなかった。 家の近くを通っている155号線を常滑街道(知多街道)と呼んだりしているので、その道筋が昔からあった街道だろうと何となく思い込んでいた。一部が155号線と重なってはいるが、ほとんどはもう裏道として日陰の存在になっている。 常滑街道は、名古屋・鳴海から南知多・大井までの約62kmを結ぶ街道で、往時の面影を偲べる部分が、今はもう誰もにも知られないまま残っているというわけだ。 海岸から少し入った小高いところにあって、海を眺めながら馬車や人々が行き交った道。海は埋め立てられその面影はもう全くない。 途中、何やら機材を運ぶためのレールのようなものが竹やぶの中に引き込まれているのに出会った。土曜日で作業は休みらしく誰もいないのをいいことに、いつもの野次馬根性でレールの先を見に行った。 坂をかなり下った奥にやぐらが組んである(右の奥にやぐらが見える)。ボーリング調査をしているらしい。 午後4時半を過ぎていて、竹やぶの中はかなり薄暗い。すぐに引き返す。 なぜこんなところでボーリング調査をしているのか? 新しい道路計画が有るにはあるがこの辺りを通るのだろうか。 で、例のごとく調べてみれば、名古屋高速が延長されて産業道路の上を通り、内陸部に入る部分が丁度この辺りになるようだ。 高架道路がかなり高いところを通り、橋脚が立つ場所なのだろう。待避所まで出来る計画になっている。(上右の図は拡大します) ずいぶん前に通ったことがあるもう少し内側の田舎道を行くと、懐かしいものが意外な姿になって繁茂しているのに驚いた。「ミズカンナ」という湿地帯に生える植物で、以前初めてこの植物を見た時はもっと小じんまりしたものだった。それが耕作放置で荒れてしまったのか、わが物顔に繁茂しているらしい。 花はすでに終わっているが、カンナには似ても似つかぬ花を付ける。地味でカンナのような派手さはないが、独特の風情があってなんとなく惹かれていた。 こんな群生となっても葉っぱばかりが目立って、花が咲く時期になっても人気を呼ぶようなことにはなりそうにない。でも、珍しさは有るだろうから何か投稿すると、少しは反応があるかも知れない。☆ こういう風情が私は好きだが、もともとは田んぼや畑があって、良き日本の田園風景だったところ。中学校が近くにあり、徒歩通学で良く眺めた景色だ。遠くの高台にある畑に続いていて、独特の風情が気が気に入っていたが、今では見るも無残な荒地となっている。 自然の力はすさまじく、人間が手を加えて作り上げた風景は、あっという間に自然に戻されてしまう。 こんな秋らしい自然の風景が、数キロ歩けば見られるのは有難い。季節と共に変化する風景を楽しめること自体、優雅といわずになんとする。日本時には情緒が備わっていたのは、この四季にまつわる自然に親しんで、花鳥諷詠の心を慈しんできたからに違いない。 この日は13,500歩ほど歩いた。夕陽を見たかったが、西側の開けたところがなくて秋の美しい夕陽を見ることはできなかった。見るためには2キロ先のマリンパークまで足を延ばさないといけない。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.10.16
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♪ 鏡など見ない男がハッとするそこに映るはどこのどいつだ 急に涼しくなった。富士山ではすでに9月30日に甲府気象庁で初冠雪を記録している。平年より2日早く、昨年より4日遅いという。 今朝(7日)は、札幌で初霜、帯広で初霜と初氷を観測。札幌の初霜は平年より18日早く、昨年より17日早い。帯広では初霜は平年より4日、昨年より10日早く、初氷は平年より8日、昨年より10日早い観測らしい。全国の気象官署で今シーズン初めて。午前5時過ぎには札幌でも初氷を観測の報。平年より21日早く、昨年より42日早いとか。 7日の最高気温は、北海道から九州は平年を下回り、関東甲信は15℃にも届かない所も。11月下旬から12月上旬並みの寒さの所もあるという。 前線が南岸を通り、上空の冷たい寒気が前線に向かって流れ込んで急速に冷えたらしい。知多市も今日一日、まったく気温が上がらない。明日には元へ戻るものの不安定な状態は変わらずスカッとしない。 昨日、歩いて図書館に行く途中、狭い水路にかなり大きくなったボラが遡上して群れていた。春先から上げ潮に乗って遡上する姿を見かけるようになり、少しずつ大きくなっていく。そんな様子を時々見ていたが半年経ってずいぶん大きくなっている。 この日は若潮で満潮が4時22分。午後3時20分ごろなのでその上げ潮に乗ってきた。河口からはかなり上ってきたところで、この辺りはかなり浅い。行き止まりだ 先頭を泳ぐのは一番小さいやつで、かなり大きくなったのは最後の方にやって来る。図書館から戻って来たのは4時40分ごろで、満潮に近い。最初に見た家の近くの水路。間もなく大潮だが満潮でも水位はあまり上がらない場所で、この辺りが限度のようだ。 今年はやけに目に付くとはいっても、ボラの大群の遡上はよく話題になる。 以前このブログ(14年4月4日)にも書いた。鵜の大群がボラの大群を襲う、春の風物詩とでも言えるボラと川鵜の命の競演。堀川のボラと川鵜(TURINEWSより) 紫宝花が次々と花を咲かせている。他所で見かけるものは背が低く印象がずいぶん違う。根詰まりすると丈も花も小さくなるためのようだ。あまりに大きくなったので枝をカットしたら無様な姿になってしまった。渋柿がたくさん生っているというので、25個ほど頂いてきた。立派で瑞々しい。さっそく剥いて干し柿に。 造成工事をしている新南地区。高台が削られ、消防署の建屋が丸見えで、鈴鹿山系までがよく見える。14年4月24日 様変わりするともうすぐに元の姿はすっかり忘れてしまう。 白い子犬を連れた高齢者と背中の丸い老人が近づいてきた。ちっちゃくてかわいい犬が、私に興味を持って、寄って来たそうなそぶり。あんまりかわいいので「可愛いねえ」というと、その老人の方が「かっわいいでしょう!」と若い女性のような口調で返してきたので、おおおっと思ってしまった。 でもよく考えれば、自分もいい老人で同じようなものなのだ。鏡を見れば老人斑がたくさんできていて、どっから見てもジジイだ。その自覚がないところがいいのか悪いのか、よく分からなくなってきた。
2022.10.07
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♪ 浮かぬ顔迷惑な顔伏しめ顔眉雪に朝のことば重たし 4時半に目が覚めて、久しぶりに右回り階段経由の外周りのコースへウォーキング。ショートカットで7,000歩程度の日が続いていて、1万歩以上は9月10日以来のこと。120段の階段はかろうじて駆け上がれたし、400歩ほどの上り坂のランもやった。 何もしていないと体力が落ちてしまってやる気さえ起らなくなる。ちょっとマメに体幹クランプなどすると、またやる気が出てくる。 スマホを持てば例のごとく、雲を中心に目についたものを写真に撮りながら歩く。5:39 もう少し早く出たかったが・・。ちょっと変わった感じの朝顔。葉の形を見ると朝鮮朝顔の一種のようだ。秋葉神社の上からの眺め。ちょうど朝日が昇って来るところだ。赤いお堂が朝日を受けて木の影を写し、いい雰囲気が出ている。 民家の庭にいた猫に声をかけたら寄って来た。何ももらえないと分かるとあっさり行ってしまった。仲が良さそうな猫二匹。寄ってきてくれるとカワイイと思うのは人間の勝手。6時を過ぎるとパークロードもにぎやかになって来る。この日は15人ほどに挨拶した。声を掛けるとその時の反応で、相手の心模様がなんとなく想像できて面白い。無表情な人、笑顔の人、暗い顔をした人、迷惑そうな人・・・。何の花だろう。濃い緑色の葉が密集していて紫の花とのコントラストが美しい。アクセントに朱赤が入れば三色調和になる。マメ科の植物らしくサヤエンドウそっくりの実がなっている。カンカン照りのキッチンは真夏にかなりの高温になる。葭簀を吊り下げているが、グリーンカーテンとして葭簀よりも良いかもしれない。ゴウヤよりも葉の密集の度合いがいい。 調べてみると「バタフライピー」日本名は「蝶豆」。花がチョウチョの様だという事から付いた名前らしい。インドや東南アジアの暑い国が原産地なので暑さにはめっぽう強く、草丈は1m~2mにもなる。学名が「クリトリア・テルメテア」といい、もしやと思ったら、やっぱり。小さい花びらが “女性の性器に似ている” ことからその名が付いたらしい。あけすけな名を付けたものだ。 花はハーブティーとして美しい青いお茶が人気なんだとか(インドの伝統医学・アーユルヴェーダで古くから使われている)。味もクセが無く、はちみつなどで甘みを足すととても美味しいとか。ジュースやカクテルの色付けにも使われる。染料としても使われるというから驚きだ。 不二家の「LOOK」から「ルック(青い宝石)」が販売された。レモンなどの酸を加えることで色を変えることが出来る。 ハーブティーは美味しいだけでなく、アントシアニン(テルナチン)が何と、ブルーベリーの4倍も含まれていて、疲れ目の緩和にいいという。酸化しにくいタイプで食品添加物などで色づけにも使われる。ポリフェノールの一種なので強力な抗酸化作用がある。様々な花が植えられていて、花木や草花のちょっとした展示場のようだ。先日、この立派な花壇を管理されている女主人と立ち話しながら、増えて困ると言って切っていた紫宝花が、もうこんなに伸びて花を付けている。ピンクの秀明菊がもう咲き始めている。我が家のものは比べ物にならないほど小さい。今年植えたばかりでまだ根が張っていないからだろう。或いは白の方が育てにくいのかもしれない。 13,000歩ちょっと。久し振りに階段を駆け上がったし、心地いい運動が出来た。 夏椿の種とスカイブルーの朝顔の種をゲットしたりして。植える場所もないのに種を蒔きたいと思うのはどういう心の仕業なんだろう。 実生で発芽させる、その発芽した姿がかわいいというか、してやったりという手ごたえが楽しいのかもしれない。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.09.27
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♪ われありてヒト科ヒト族エレクトス歩いてなんぼを生きております 10日土曜日。ピピを荼毘するために、朝一番に斎場へ。焼却炉の前へ案内され、重さを測る。庭の花を摘ん入れた段ボールごと秤に乗せる。重さで料金が決まるシステムで、7.4㎏だった。1㎏ほど減っていた。ピピは他の猫と比べるとずいぶん大きい。料金は普通1,000円程度で収まるところが2,080円となった。 線香が用意される。ピピとのお別れに手を合わせ、そのまま引き渡しとなった。電話で受付時間など聴いた時に、猫だということは伝えてはあった。「猫ですね」と念は押されたものの、中身は確かめなかった。もし嬰児の死体でも入っていたらどうするんだろう? 焼却する前に一応、念のために調べるのだろうか。目の前でそれをするのは憚れるという事だろうか。 まあいいか。ウォーキングの日でもあり天気もいいので、カミさんは先に帰らせて歩いて帰ることに。 知多墓苑・斎場への東側からのアクセスには「知多満作道」を通る。一帯は圃場整備によって山林が田畑になりその時に作られた道で、抜け道として通る車はけっこう多い。 穏やかな初秋の空が広がっている。陽射しはまだまだ強い。信号がないのがいいのか、アップダウンの道をロードバイクが突っ走っていく。まともに道路を歩いてもつまらないので中道に入って北上する。 畑の方に回ってみる。オクラ畑があり、草を取らずに伸ばし放題。今注目されている自然農法なのか。リュウゼツランだろうか、人の背丈ほどもあって日本の風景には似合わない。 秋の七草のひとつ、葛と萩の花が今を盛りに咲いている。 2キロを過ぎたあたりで佐布里の山の中へ。佐布里池散策路の札。 一体どの辺りを歩いているのかさっぱり分からない。ため池があるものの、佐布里の池らしきものは見えない。しばらく行くと水路に出た。なるほど、佐布里の池を経由して南下する愛知用水路のようだ。何の花だろう。葉は山帰来に似ているが・・ これで自分の居る場所の見当がついた。白沢八幡線に至る道のはず。案の定、見覚えのある場所に出た。 何故か、珍しいサトウキビがある。向こうにも見えるので趣味的に作っているのでもなさそうだ。どこかに依頼されて栽培しているのだろうか。 佐布里の池の周りを西からぐるっと東側まで、山林を縫って歩いたわけだ。白沢八幡線へ出て、通りなれた佐布里大橋へ。見慣れた案内板。ここから池の中央を渡る橋に出る。 ここまでおよそ5キロ。散策道と言っても、山の中で景色など全く見えず、薄暗い中をただ歩いただけ。見るべきものも何もなかった。後からほぼ1キロ程度の道だと知ったが、何も知らないで歩いたので長く感じた。 グーグル・マップでコースを確認し距離を測ると、家まで10キロにもなった。 そんなに歩くつもりはなかった。9時過ぎから歩き始めて帰着したのがちょうど昼。3時間弱のウォーキングは、歩数計が15,800歩ほど。 時間をかけて歩いたせいか、大して疲れもしなかった。知らない道を歩くのはちょっとしたミステリー旅行気分。時間を忘れて楽しかった。
2022.09.13
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♪ 台風が遠く北上つづけおり腎臓を病む猫を看ている 朝5時ごろ、あっという間に3日も空いてしまったウォーキングに出かけた。今日は快晴で日中はかなり暑くなりそうなので日中は避けた。さわやかでとても気持ちのいい朝だ。 それなのに歩いている人は思いのほか少ない。天気が不順でペースが乱れてしまって、ついつい出そびれているのだろうか。たまに会う人に挨拶をしてもロクな返事が返ってこない。男は6割がたがノーリアクションで、残りもボソッと口ごもるばかり。 パークロードの横の農道の脇に、ブルーの朝顔がたくさん咲いているところがある。種がこぼれて年々エリアを広げているのだろう。 アサガオと言ったらこの色を思い浮かべるぐらいのさわやかな青だ。我が家のはどれも濃いいろのものばかりが目立っていたが、去年の種がこぼれて咲いているのはどれも薄い色のもの。 やはり朝顔は自然に生えたままの姿の方が美しい。こんな風に地を這って咲いているのもなかなかいいもんだ。バックには緑がある方がよく映える。 百日紅に絡まって咲いているのが目に入った。取り合わせはあまりいいとは言えないが、これも自然に生えてきたもので、作為がない分のびのびとしている。 いつもと違う道を選びつつ、住宅街を抜けて帰ってきた。駐車場に変わった毛並みの猫がいた。そばでお婆さんが箒で掃除ウィしていたので、その家の飼い猫らしい。 家で臥せっているピピちゃんのことが、ふと頭に浮かんだ。俺はやっぱり猫が好きなんだなあと改めて思ったりしている。 この塀から枝を垂らして咲いているのは確かルリマツリ。この花のつもりで挿し木して庭に植えたものが、どうも違う種類のものらしい。 ちっとも花を付けようとせず、枝ばかりが伸びている。切り詰めたらますます枝がたくさんになって、どんどん成長している。大きな株になりそうな気配。 茎の先端とか葉の様子がまったく違う。ニオイバンマツリでもなさそうだし、一体何なんの木だ? 1万1千歩ほど歩いて、結構疲れた。階段を走って上るには上がったが、もうそれで疲れちまって坂を駆け上がるなんてとてもできなかった。運動不足に加えて年を取ったことを実感するばかり。ピピちゃんやーい。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.09.05
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♪ 水素2個酸素1個の化合物時に暴れる絶対権力 東北や北陸では激しい雨。その他の地域でも境地的に雨が降っている。わが尾張西地方は今のところ小康状態(くもり時々雨、所により昼過ぎから雷を伴い、非常に激しく降る)。これから連日、各地で雨との戦いが続くのでしょう。11号のそばに有った熱低が台風12号となり、11号に吸収されてさらに勢力を増して北上してくるようだ。31日現在 すでに超大型の勢力(920hPa)を持ち、30℃の海水からのエネルギーを取り込んで、915hPaまで発達すると見られている。最大瞬間風速は80m/sが想定されている。 その勢力を持ったまま北上するにつれ、停滞前線を刺激して活発化。何処でどんな被害がでるのかとても心配だ。☆ 昨日、目覚めは朝焼けの空で迎え、けっこう日差しの強い一日だった。次はいつになるか分からないので、暑さを避けて午後4時半過ぎにウォーキングへでた。この機を逃すわけにはいかない。 雲を見たくていつもとは違う田園地帯へ。広々と空が開けている。不穏な雲はなく穏やかな空だ。それでいて、低いところに雲の列がズラーッと並んでいて、趣がいつもの秋とは少し違う。 この表情豊かな空が黒雲に覆われて、何十ミリという雨を降らせる。雲というやつは何と幅の広い性質と姿を持っていることか。地上と空を行き来する変幻自在の、自然世界の最重要要素。 カーマに立ち寄って、今作っている収納箱の扉に付ける丁番やマグネット式プッシュキャッチとかローラーキャッチなんかを物色して時間を喰った。1万歩ほど歩いて、戻って来たのが6時半。 シャワーを浴びて、制作途中の外に置く収納BOXを眺めたりなんかしている。面倒くさいので100%ビス止め。ずいぶん頑丈になった。 とりあえずここまでやり、息子に聞くと仕事で残った板があるというので、今日もらいに行くことになっている。扉も付けて見栄えよくしてやろうと、あれこれ考えているところ。さてどうなるか。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.09.01
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♪ 中天に巻雲赤く染まりおり後悔なんかするもんじゃない ピピに起こされて時計を見ると5時。そのまま起床してウォーキングへ。 北に高気圧があり、乾いたさわやかな日になるとの予報通りの快適な朝だ。5:06 乾いた空気が秋の到来を思わせる。空が高い。 この日を待ち焦がれていたカミさんは昨夜、炬燵敷を洗った。絶好の洗濯日和。何をするにも気持ちがいい朝だ。しかし、最高気温はきのうより高いところが多いらしい。四国や九州など一部では猛暑日になりそうだと。 こちらも32度の予報が出ている。朝のうちに出たのは正解で、12,500歩ほど歩いたが大して汗をかかなかった。 寺本駅の跨道の上で朝日とご対面。秋葉神社の上からの眺め。季節とともに朝日の昇る位置が変わっていくのがよくわかる。 いつもの様に120段を駆け上がった。目の前でキジバトが鳴いている。足長爺さんを撮るのは定番のこと。石の彫刻が朝日を受けて輝いていた。 目の前に炬燵敷を干されて、窓は完全に塞がっている。わずかなすき間からゆき合いの空が見える。 炬燵掛けの方は少し前に洗濯済み。風呂場で足で踏んで洗い、窓枠に渡したステンの棒に掛けて一晩放置。水を含んでかなりの重量のものを2階の窓へ運び、竿に干すなんてとても出来ない。 厚物は、左右の端をずらして掛けておくと水切れが早くなり、乾くのが早い。これは知っていると何かと便利だ。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.08.19
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♪ 日常が非日常に変わりゆく万歩計の数8千歩すぎ 昨日、曇っていたのでこれ幸いと、午後2時半頃にウォーキングに出た。太田川まで往復。 11月に東海市の芸術劇場でジャズのコンサートがあって、チケットをWeb購入。代金は払わず、後日わざわざ劇場事務局まで歩い行って支払う。ウォーキングの目標のためで、こいう手を時々使う。 拡大します チラシを手にしてからウッカリ忘れて、発売開始からずいぶん日数が経っている。いい席が残っているはずがない。それでも行きたい気持ちは変わらなかった。ジャズライブなんて、コロナ問題が起こってからというもの行く状況にもチャンスもなかった。 大ホールでジャズというのも “なんだかなあ” と思うものの、大西順子は初めてだし、2,000円だ。会場は近いし、席が悪くても雰囲気は味わえる。まあいいか!って。 スマホで会員登録し、予約画面へ。もう残り僅かな中から選ぶしかない。このホールは2度目だけど、最初の時は自由席だった。何でか知らんがA2席がオフになってる。中央のS席に当たるA2席は予約販売していない。各エリアを拡大すると空いてる席が表示される。この際、どこでもいい。 芸術劇場3階へ。スマホ画面を見ながらID入力し、支払い完了。「茶房じゅん」に行くつもりだったが3時半近い。そういえばコロナ禍で、4時には閉店だったのを思い出した。劇場1階でお茶を買ってしばし休憩。 夏休みで、宿題やら受験勉強やらの学生があちこちのテーブルを占拠している。駅側のエントランス付近では、黒いスパッツやら舞台衣装でダンスの練習らしき集団。スタイルが良くてみんなカッコイイ。知多市では絶対に見られない光景だ。 復路は雲が薄れて晴れている。陽射しがかなり強く感じるのは、クーラーの利いた中にいたせいだ。日陰を求めて中道を歩く。片道5キロの往復がずいぶん遠く感じた。 野牡丹らしき紫の花が目に留まった。最近は何故か紫の花が身近になっていて、向こうから近づいてくる。 庭には紫宝花が咲き、朝顔も紫ばかりが咲いている。 信濃川の近くも出来ると、川の中に入って短い竿で何やら狙っている人。引き潮で水位はかなり低い。タモまで持っている所を見るとクロダイでも狙っているのか? まさか・・ 5時頃に帰着。往復11,000歩ほどで、ウォーキングというより小さな旅をしてきた感じ。 シャワーを浴び、国産ジン「翠」を氷をたっぷり入れたグラスに上まで注ぐ。少し揺らして氷を解かし、ぐぐーいと。 1日に買った700mℓがあっさり無くなった。40度ある酒だが、スピリッツは焼酎と同じで抜けが良いし、決して悪酔いしないのがいい。今度はニッカの「ウヰルキンソン・ジン」を飲んでみようか。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.08.06
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♪ 軟禁となりし一家の夏休み時間が網戸の目をこぼれゆく 連日の猛暑が甦ったようで、つい先日の予報が晴れ一色に入れ替わっている。太平洋高気圧が、日本列島をすっぽり覆っているせいだ。夜は27度前後のまま湿度が90%台で、文字通り熱帯そのものだ。 今日も各地で猛暑。半面、九州四国は台風の影響で大雨ときている。 こんな日中にウォーキングするわけにはいかない。 つい先日、暑さを避けて午後5時すぎに雲の写真を撮るつもりでウォーキングに出た。良く晴れた日で、遠くに積乱雲が立ち上がっている。理想の夏空だった。 東西南北入り乱れた雲の様子を、時間軸に沿って並べてみた。 四周を見渡せる場所はないが、移動しながらなるべく高い場所を選んでゆく。田園の広がる風景は雲の展示場みたいなもの。景色が変わるにつれ浮かんでいる雲の印象も変わる。 東だったり北だったり、面白い雲があれば撮る。夕近くの空は、陽が傾くにつれて湿度が上がってゆくのが何となくい分かる。 飛行機雲が見える時は、上空の湿度が高い証拠だ。西日を受けて何故か西へ向かう飛行機ばかり。 多い時は、何本もが並んで川のようになって浮かんでいる。航路もいろいろのはずで、季節や曜日、時間帯によって見える模様も変ってくる。 直角に交差したり、拡散して太くなった古い雲の上に新しいものが上書きするように伸びてゆく。 今まさに夕立を降らせているだろう入道雲が、夕陽を受けて聳え立っている。日中に真っ白に輝いている積乱雲と同じものとは思えない。 光と影が変わるだけで印象が変わる。人間の脳は勝手に虚像を作り上げたりし、「ゴヤの巨像」(弟子が描いたと言われている)が頭に浮かんだりする。誤作動を起こすのはコンピュータとあまり変わらない。 窓枠に座って外を眺めるのが好きな猫。逆光の中で、白雲をバックに一枚。右は、爺くさい恰好はきらいでウォーキングには、73歳にもなってこんな格好で出かける。自撮り棒など持っていないので、鏡に映して撮った。 暑さ対策でもうこれ以上のことはできない。この時は、帽子の下にヘッドスカーフまで巻いている。カンカン照りだったら、逆に白い長そでシャツを着て出たりもする。 熱中症予防に梅干しを食べる。塩辛い酸っぱいものほどよく効く気がするし、そういうのがまた好きなのだから有難い。先日、「梅干しを漬けた」と元絞り染め教室の生徒さんが、FBに美味しそうな写真をアップしていた。「好きなんだ~!」とコメントしたら、「差し上げますよ」って嬉しい返事。きのうさっそく、ご主人と一緒に持ってきてくれた。別の人に頂いたものが少なくなったと思っていたところ。その器に入るだけ入れた。肉厚でふっくらして、いかにも美味そう。 上の子が今年新社会人の22歳になるという彼女。ちっとも年を取った感じがなく、山口智子似の若々しいままの姿がなんだか嬉しかった。 一時、パン作りにも凝っていてパンマルシェなどにも出店していたらしい。私と同じで創作そのものが趣味らしい。 同じ感性の持ち主に、お返しというわけでもないが手作りノートを進呈。ちょっと遊び心を入れた変わったやつ。きっと有効に使ってくれるだろう。 で、梅干し食べてみた。望むところの “かなりの酸味とかなりの塩味”。食べ堪えのあるオイシイ、「これぞ梅干し」というもの。こりゃあもう梅干しの鑑だ。これでもう夏バテなんか絶対にありえない。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.07.31
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♪ うす雲がにわかに空を覆うごと気付けば最多の新型コロナ 二日続けて晴れるのは久しぶりの事。 その上、今朝は快晴でさわやかな風が吹いている。こんな朝を無碍にやり過ごすのはもったいないと、5時半ごろにウォーキングに出た。 雲の写真が撮りたかったが、太陽はすでに昇っている。朝焼けの空はすでになく、何の変哲もない雲が所在無げに浮かんでいるだけ。4時半にトイレに行った時にスパッと起きてしまうべきだった。 とりあえず、家を出たところで一発撮っておく。朝日を背にして。 土曜日とあって車は走っておらず、人影もほとんど無い。壁打ちの音が静寂を破って響いてくる。プールの跡地がきれいに整地されているはず。何もなくなったその広い空間を一度見ておきたくなった。かなり広い。温水プールの施設が出来てしまえば風景は一変する。 ついでに名古屋オーシャンズの施設を広場側から遠く眺めてみる。昇ったとはいえ、太陽はまだ低い。そんな時間を間接セルフポートレートとして撮っておくのが私のルール。ちょうど5:30 いつものように寺本駅への階段60段を駆け上がり、秋葉神社の120段を駆け上がる。 最近はかなり体力が落ちているので、最後はもう “やっとこさ” のヘロヘロ状態でなんとかクリア。そのうち半分でギブアップするようになっちまうんだろう。神社から朝日を撮る。反対側から我が家(木がこんもりと茂る向こう側)の方を望む。 アメリカ芙蓉が毎年立派な花を咲かせる家があり、その花の大きさに圧倒される。多数の雄しべが癒合して筒状になり、その先端部分に雌しべがある。 一日花で次々に開花し、夏の間を途切れることなく咲き続ける。花の直径は10~30㎝で、品種により異なるが、巨大輪品種になると30㎝にもなるらしい。洋花は名前を知らないものが多い。 冬瓜 パークロードに出るとそこそこの人とすれ違う。挨拶した人は、最終的に20人ぐらいにはなった。 やはり雲がないのは味気ない。何気ない雲が、気象の変化とともに形を変え時間とともに色を変える。人の心にも似てい無常であり無情だったりする。“無色透明なのに白い” というのが面白い。 その千変万化する雲は、水素と酸素からなる。地球全体を覆っている空の支配者であり、生命体の生存をも左右する権力を持つ。 生活機能を持たない有機体。意思を持たず、まるで生きもののように変容する。突然出現し、増殖し、合体し、水滴となる。液体となり、個体になったりもする。 コロナウイルスがもし目に見えるものなら、この雲みたいなものかもしれない。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.07.23
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♪ 大枚にて買った時間に追い追われ元が取れない悲しきフーガ 雨が続くとウォーキングもままならず、中二日の予定がいつの間にか狂う。筋トレだけでもと思うがそれもなかなか。知らないうちに筋力が落ちて、バランス具合が悪くなる。 昨日はそんな私のために、休養日ならぬ運動日が与えられたような晴れの日。蒸し暑いので、なんとか午前中にやっちまおう。 大雨が降った後だけに、塵や埃がない道は気持ちがいい。最近は無理は禁物と距離はあまりとらず、坂と階段のあるコースが定番。 旧堤防道路から長浦インターへ。階段を駆け上って、昨日の雨で冠水した線路を見下ろす。でも、痕跡はみあたらなかった。東へ行き、坂のある新知保育園前の道へ左折。国土地理院(断面図) 200mの距離で斜度約9% この坂、体力が落ちている時はとても走って上れない。最後は与太って、何とかクリア。きのう火事があった現場が近い。行ってみると、大勢の消防署員や警察官が動き回っていた。火事の現場を見るのは、去年からこれで3件目だ。地震、雷よりも火事が一番恐ろしい。 まだ歩き足りない。坂のある場所を思いめぐらし迂回して、10,800歩ほどで戻って来た。重かった体が軽くなった。やっぱり体は動かさないと。 スマホの歩数計を使ったことがあるが、手持ちの歩数計と数がまったく合わない。計測の仕方が違うらしい。それ以降、スマホは写真を撮るためだけのものになった。 この「東海道歩き」機能を使うのは、目標が出来ていいかも。私のように歩くのが好きな人には必要ないが・・。 少なくとも週に2万歩は歩いている。月に8万歩、年に96万歩。1万歩でおよそ7キロなので、年672キロほどになる。もう20年以上歩き続けているので、13,400キロを軽く超えている。東海道の約492キロどころか、五街道もクリアしていることになる。全国街道図鑑五街道を歩くより(拡大します) 人間は歩くのが前提として形作られている。車のない時代の人達は歩くのが日常だった。歩くのが嫌いになって、人は機械に管理されるものに成り下がった。 歩くことが好きになれば、人はもっと謙虚になれると思う。自然に対しても、小さな生き物に対しても・・。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.07.14
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♪ 雲のない日々に疲れて一面に雲流れゆく空を見に行く 昨日は、中二日のウォーキングの日。1日中弱い雨が降るという予想だったのが、午後に予想に反して止んでしまい、2時ごろに出かけることが出来た。最近は、体が重い感じがしていてあまり遠くまで歩くことがなかったが、思い切ってマリンパークまで行くことに。南端まで行けば7㎞はある。もしくたびれたら、電車で帰ってくればいいという弱気な気分もあったが、とりあえず出発。 人工島への橋を渡ってすぐのところにドッグランがある。台風も近づいているというウィークデイで車も少ないし、どうかなと思ったが、大型犬のサイトには4匹が走り回っていた。「写真撮っていいですか?」と近づくと、あれだけはしゃぎまわっていた犬たちが急におとなしくなった。「ははは、恥ずかしがってるわ」「照れちゃったりしてる」と飼い主の女性たちが、可笑しがっている。 薄いベストみたいなものを着ているので、「何か特別なことをしてるんですか?」「遊んでるだけですよぉ」「ベストは汚れ防止みたいなもの・・」「水に濡らして着せるので、暑さ対策にもなっているんですよ」 しばらくすると、たった一人のギャラリーが気にならなくなったらしく、再び遊び始めた。二匹がお互いに大きく口を開け、首根っこに手を掛けて噛みつくような仕草をしたりして絡み合っている。 全く知らない人同士の、いわゆる犬友達。この日は4人4匹だったが、仲間は6人6匹いるとかで、同じ曜日と時間にやって来るらしい。「これだけ動き回って遊びまくったら、クタクタになりますねぇ」「ぜ~んぜん!へっちゃらなの」「まだ2歳の子どもなんで、遊び足りないくらいなんです」 家ではなかなか遊ばせられないので、毎日のようにやってきては他の犬と遊ばせているらしい。 柴犬にさえ手を焼くので、こんな激しい大型犬の遊び相手は普通の人間には無理だ。ほんと、幸せな犬たちだ。 こうしてエネルギーを放出してストレスをため込まない生活。躾させるのも楽だろう。社交を覚え、社会性も身に付ければどこへ連れて行っても問題ない。お互いに好都合というものだ。 ときどき薄日が差し、程よい風が吹いている。夏休みともなれば人が溢れるマリンパークだが、ほとんど人がおらず暑くも寒くもない広い空間に、芝生の緑が広がっていて気持ちがいい。 雲の様子も刻々と変わっていくのを眺めながら「やっぱり雲はいいなぁ」と、カンカン照りの青ベタ塗りの空を忘れかけている。30分後にはこの空だ。 立ち漕ぎカヌーをしている女性がいた。一人黙々と、同じ場所を何度も往復している。この不安定な競技は体幹がよほど強くないと出来ないんだろうなぁ、なんて思いながら眺めていた。 たっぷり空を眺めてさあ帰ろうと歩きかけると、カミさんから電話。昨日、市役所にメールフォームから依頼した件で、職員が場所の確認に来たらしく立ち会ってほしいみたいという。「今、どこにいるの? もうじき帰ると思うって、返事したんだけど」「マリンパーク」「エ~!! そんなとこにいるのォ!?」「なので、まだしばらくは帰れな~い」 14㎞、18,500歩ほどの遠足。往路は結構疲れた感じがあったけれど、体が慣れたのか復路はノンストップで、1時間ほどで戻って来た。途中で雨が降ったりもしたが、久し振りのちょいロングウォークでの汗と疲労感が心地いい。シャワーを浴びたら疲れも吹き飛び、残っていたワインに氷を入れて、ぐいーと飲んだ。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.07.06
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