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♪ この国を降進国と呼ぶ人の内閣不支持六十五パーセント 今朝は一番の冷え込みとなったようだ。日の出直前に3.2℃まで下がったんだねえ。 ここまで冷えるとは思わなかった。天気予報でも予想以上だったようだ。今朝7時の空外を眺めると、アランがネットに囲われた宅地の中に佇んでいた。 斜めに横切っていってネットを越え、隣家の畑の裏へ。物置の板壁で爪研ぎなどしている。 このキウイの木の茂みの奥で、小ネズミを捕まえたのだろう。またあの楽しみを期待して覗きに行ったのだろう。 そんなことが出来るのも今日が最後だ。明日から工事が始まることになっていいる。★ 23日の勤労感謝の日を境にして、ジェットコースターのごとく気温が急降下するらしい。前線が通過して冬型の気圧配置になるためだ。最高気温が、札幌と秋田では16ー18℃から7℃へ、鳥取は21℃から9℃へ。その後も、地域によってズレは有るものの、ガクンと下がってしまう。一気に12度~15度も下がる。札幌なんて2日で18度も下がるらしい。わが知多市も、下がって下がって、また上がって上がって、また下がる。 この猫の眼変化に対応できない人は多いいんじゃないでしょうか。普段から気温の変化に対応できるような “正しい” 生活をしていないと、てきめんに風邪の洗礼を受けることになる。 偉そうなことを言うつもりはないが、エアコンに頼る生活をしていると、来るべき地球の大変化に対応できなくなる。 ますます電気やガスに頼るようになっていて、右肩上がりの経費負担が肩にのしかかってくる。お門違いを承知で言えば、大阪万博が良い見本になっているんじゃないか。予定より経費が掛かるようになり、それに合わせて国や市民に負担を掛けることになっている。 吉村知事は10日の議会で「2回目の増額になったこと、執行確認が不十分であったことについてはおわび申し上げる。今回の2350億円に収まるよう、博覧会協会の副会長の立場からも執行管理に努めていく」と。前回は、これでゼッタイに大丈夫と言っていたはずなのに・・。 楽観バイアスの典型で、想定外という便利な論理で逃げようと必死の知事。強行して借金まるけになるのは眼に見えている。★ 朝日新聞社の18、19日の全国世論調査(電話)で、2025年大阪・関西万博の開催について賛否を尋ねたところ、「賛成」45%「反対」46%と意見が真っ二つに割れた。 大阪を含む近畿では「賛成」が60%と全体より多く、「反対」は36%。地域別に見て「賛成」が目立って少ないのは関東で、36%だった。 支持政党別では、自民支持層で「賛成」が61%と多い。万博招致を主導してきた日本維新の会の支持層では、「賛成」が5割強、「反対」が4割だった。9月30日 読売新聞ヘリから 大阪市民(全人口)の万博負担 “1人1万9000円” に増額。内情はバタバタ、工事が出来ずオロオロ、負担要素がゾロゾロ。成功の可能背は果たして何パーセントあるのか。 私は限りなくゼロに近いんじゃないかと思う。下手をするとゼロどころかマイナスになる。絵にかいた餅がベラボーに高いものにつく。 バンクシーの絵が落札された途端にシュレッダーにかけられた。あれと同じようなことになりかねない。あっちはアートだが、こっちは血税を使った大博打。 大阪で開催するという意義すら薄れ、負担増に悲鳴を上げ始めているのが実情のようだ。★ 岸田文雄内閣の支持率は25%(前回10月調査は29%)に低下。不支持率は65%(同60%)に上昇した。政府が経済対策に盛り込んだ減税と現金給付について「評価しない」は68%で、「評価する」の28%を大きく上回った(朝日新聞)。 来年度予算案の概算要求は、3年連続110兆円超で過去最大の見通し。その7割を国債で賄うというのだから、唖然とする。血税を湯水のようにかけ流し、挙句の果てに借金してその場をしのごうとする。幼稚と言うか、その無神経さにはただただあきれるばかり。
2023.11.21
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♪ 少しずつの変化にやがて滅びゆく今日も刹那のアイスが美味い チャットGPTがどんどん普及して、ついに素人にハッカーまで出来てしまうというところまで来ている。 ネット上にあるコンピューターウィルス(マルウェア)などの悪意のある情報には、乱用を防ぐために制限がかけられている。しかし、ハッカーらの掲示板では制限を突破してチャットGPTから有害情報を引き出す手法が共有されているという。 情報セキュリテー会社「三井物産セキュアディレクション」の上級マルウェア解析技術者・吉川孝志氏が、チャットGPTが作成したランサムウェアを検証用パソコンで実行したところ、パソコン内のファイルは瞬時に暗号化されロックがかけられ、英語の身代金の脅迫文まで表示されたという。 制限を破り、ランサムウェアの作り方をたずねて、ウィルスが実行されるまで5分もかからなかった。 知識の少ない初心者が、ウィルスやフィッシング詐欺などのサイバー攻撃に参入しやすくなっている。恐ろしいことだ。NHK「サイカル」(science & culture)サイバーセキュリティー一覧☆ AI音声変換技術がものすごく進化していて、先日の「ひるおび」で岸田首相の声を学習したものをスタジオで再現して見せていた。顔に装着してリアルタイムで総理の声で話すことが出来る。 総理が話した内容と同じ原稿を、女性アナウンサーが読むとそっくりそのままの総理の声となって聞こえてくる。実際にこの装置を使って、AIで総理の声に変換する様子を、岸田首相の前でデモンストレーションもしている。 リアルタイムで、マイクに声を入力すると変換された岸田首相の様な声になって出てくのだから驚く。音声AIで総理の声に変換するには、約15分の動画をダウンロードし、AIに声色などを学習させる。☆「俳優による“セルフ吹き替え”も可能に、何でもありの声質変換技術」 声質変換と呼ばれる技術は、大きく2種類に分けられる。1つは、以前からボイスチェンジャーとして知られてきた技術だ。声を加工してロボット声やモザイクのかかったような声に変換する。利用者自身の声を、本人の声だと認識されないように変えることが主な目的だった。 もう一方は、深層学習などを利用した声質変換技術。話者の声色の特徴量などを変換し、ある特定の人の声そっくりに似せた声を出力するもの。リアルタイムに変換するためには、低遅延であることが重要になる。深層学習などを用いることで変換精度が向上し、さらに遅延も抑えられるようになり、実用に耐え得るようになってきた。東京大学大学院情報理工学系研究科システム情報学専攻教授の猿渡洋氏らの研究室 声質変換の精度を高めるため、音声変換モデルの学習には、画像生成やロボットの動作生成において成果を上げている「GAN(Generative Adversarial Networks、敵対的生成ネットワーク)」を応用した。生成した音声を音声識別用の別のDNN(Deep Neural Network)に通し、だませるまで音声を生成し直すという手法で自己学習を繰り返す。☆「ひるおび」では、画像だけでなく動画でも出来ることをやって見せていた。研究者(名前をメモしそこなった)が自信をモデルにして、徐々に女に変身していく状況を再現。画像を少しずつ入れ替えていく方法で、声も姿も自在に変えられることを実証して見せた。 こちらは変換の手間がかかるので、さすがに現段階ではリアルタイムでは無理なようだ。 声も顔も文章も、もう何も信用できなくなる。音声記録もビデオ映像も証拠としての信憑性が問題になり、いずれ「証拠物件として不可」となるだろう。★ 最短10秒間の声と顔の動画、SNSに投稿した文章を人工知能(AI)に学習させることで、本人のようなセリフを生成し、表情つきでしゃべる動画を流せる「AIクローン」を開発したと、デジタル企業「オルツ」(東京)が発表。 今年8月ごろに一般ユーザーに公開し、将来は誰でも自分のAIクローンを作れるようにするという。(朝日新聞) 録音した音声から話し声を、顔の動画から表情を再現するAIの技術も持つ。まるで本人のようにしゃべれるAIクローンのサービス。オルツの米倉千貴・代表取締役CEO(左)や経済学者の成田悠輔さん(中央)らを模したAIクローンを使ったデモの様子=2023年5月24日 パンドラの箱を一つならず幾つも開けていく、現代社会の人間たち。滅亡への道をまっしぐらに突き進んでいる。 地球のために云々ではなく、人間の生き残るためにどうするべきかを、人類一人一人の脳にワクチンの様にインプットする必要がある。
2023.05.26
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♪ グーグルに地球をズームアップする荒野に並ぶ仙人掌の棘 時代は変わったと思う事しきりですが、こういう記事を読むとその変容振りには驚かされるばかりです。 朝日新聞の「灯 わたしのよりどころ」という連載記事より「職業」と言っていいのか、有料で依頼を受けて、ただその依頼者に寄り添うだけで文字通り何もしない、「レンタル何もしない人」という存在が注目されている。2018年6月から始めていて、これまでに4千超の依頼を受けてきたという。必要とされ、感謝されていて、ツイッターのフォロワーは40万人を越えているという。「レンタルさん」の森本祥司さん(39)1983年生まれ。大阪大学大学院理学研究科宇宙地球科学専攻修了。 利用者の一人、九州から状況した女性(32)は発達障害があって、地図を読むのが苦手で、集中力も続かない。2時間かかってようやく目的地にたどり着いた。そこに寄り添っていたのが「レンタル何もしない人」の彼。困っていても手を貸さず、何もしないで見守っているだけ。 この日、彼女は1万円を支払って彼を依頼したのだという。「家族や友達が一緒だったら絶対に甘えていた」。でも「レンタルさん」はただいるだけ。気を使う必要はなかった。彼女は、高校卒業後に就職した先で理不尽な扱いを受け、うつ状態になり退社。 日常生活でホームヘルパーが世話を焼いてくれるが、彼女はそういう手助けが「しんどく、つらい」と感じてしまう。「レンタルさん」に依頼し始めてから、一人で物事をこなす自信が付いた。鬱の状態も快方に向かっている。「レンタルさん」がいるから将来に絶望せず、強く生きていける気がする」収入なし、ストレスゼロ。“レンタルなんもしない人”やってます。(婦人公論インタビュー記事) この発想は普通の人には絶対には浮かばないでしょう。森本さん自身、学生時代から共同作業が苦手で、かいしゃでも組織の駒になりきれない。生きづらさを感じていた時、人から無料で食事と寝床を提供してもらう「プロ奢ラレヤー」という存在を知った。それで、「協調性のなさというコンプレックスを逆に売りにした活動をするという発想が浮かんだという。「依頼者がポジティブな効果を得ているかなんてわからないし、興味もない」と言う。 このスタンスが長続きしている所以だろう。真面目に考えすぎて相手の心の中に入り込むようなことになるのを避けている。それでは本末転倒になる。付かず離れず、そばにいて見守っているだけ。まるで神さまのような存在だ。 固定化したコミュニティーの中の息苦しさを抱えている人は多いと感じている。依存先はたくさんあった方が良い。自分はその中の一つの隠れ家なのかもという。 1時間1千円でレンタルされる「おっさん」もいる。45~55歳を中心に約70人が稼働している「おっさんれんたる」というのがある。登録料5,000円を支払ってレンタルされる権利を買う。「おっさん」の東海林大介さん(55)「時給千円ではペイできないので、お金目的ではない。人に感謝されることに喜びを感じるんです」 依頼者はお金を払い「話を聞いて」「同行して」と、身近ではない人に心を許す。SNSが普及して、いつでも誰とでも繋がれるようになった反面、強く、深い人間関係を作るのが苦手な人が増えているという。情報過多、人間関係の積み重なりで、息苦しくなっている。SNS世代は案外孤立してしまっているというのが現状のようだ。 自分の存在を認めてほしい、話を聞いてほしいと心の発露を求めている人がたくさんいる。ただ想像出来るような答えしか返って来なかったり、分別臭い意見や常識的なものに囚われた話など聞きたくもない。憂さ晴らしに愚痴を聞いてくれる人、黙って心に寄り添ってくれる人を求めている。 生活の個人化が進み、3人に1人が孤独を感じ、特に20~40歳代でその程度が強いという調査結果がある。初めて会う人やたまたま居合わせた人との交わりを「弱い紐帯(ちゅうたい)」と言う。強ければいいわけではなく、弱いからこそ愚痴が言えたり、要望を聞いてもらえたりする。 緩やかにかすかにつながっていて、何か困ったことが起った拍子につながりがオンになるような関係を作っておいた方がいいらしい。
2023.01.08
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♪ スポーツと生きものたちのお陰だと振り返っている窓みがきつつ 今朝、年賀状を投函してきた。昨夜の1時までかかって書いていた。向かいの新婚さんは旦那の福岡の実家に帰省するといい、車で行くというので驚いた。B’zファンでカミさんが貸してあげたCDを聴きながら行くらしい。0時頃に出発したようだ。 もう出すのは止めようかと思いつつ、ずるずると続けている。現役のころはかなりの数を出していたが、高齢となって徐々に減らしている。届く賀状を見ても義理や惰性で出しているらしいものも多く、形骸化しているのは明白で、実際、年賀状の売り上げも激減している。 若い短歌人口が増えているので、私の様に詠んだ短歌を年賀状に書いて送る人は多いかもしれないが、全体からすればスズメの涙だろう。コロナで帰省できない人が出すといっても限定的だろう。SNSで済ましておしまいだ。☆ 今年もいろんなことがありました。備忘録のつもりで、主だったものを書いておくことにします。亡くなられた著名人を、私の知っている範囲でピックアップ(敬称略)しました。高齢の方が多いのが目立った。1月 関東南部、4年ぶりの大雪。国交、統計不正発覚。東大前で、受験生ら3人が刺される。逝去 海部俊樹(91)、水島新司(82)、恩地日出夫(88)、シドニー・ポワチエ(94) 2月 将棋の藤井聡太、10代初の五冠。ロシア軍、ウクライナ侵攻。北京五輪で日本のメダル過去最多の18個。逝去 石原慎太郎(89)、西村賢太(54)、西郷輝彦(75)、稲畑汀子(91) 3月 「電力需給逼迫警報」発令。「ドライブ・マイ・カー」アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞。逝去 西村京太郎(91)、宝田明(87)、佐藤忠男(91)。野田知佑(84)、菊池信義(78)、宮崎学(76)、山本圭(81) 4月 知床半島沖で観光船が沈没。佐々木朗希(ロッテ)が28年ぶりの完全試合達成。逝去 白川議員(87)、藤子不二雄(A)(88)、柳生博(85) 5月 矢作川の工業用水関連施設で大規模な漏水。バイデン米大統領が来日。スウェーデンとフィンランド、NATO加盟申請(6月合意)。逝去 渡辺裕之(66)、上島竜兵(61)、金芝河(81)、イビチャ・オシム(80)、ヴァンゲリス(79) 6月 林真理子、日大の理事長に。堀江謙一(83歳)、ヨットによる世界最高齢での単独無寄港太平洋横断を達成。各地で記録的な猛暑、群馬・伊勢崎40.2℃。最短で梅雨明け。今永昇太(DeNA)・山本由伸(オリックス)がノーヒットノーラン達成。逝去 田村武能(93)、出井伸之(84)、あいはらひろゆき(60)、葛城ユキ(73)、佐野浅夫(96) 7月 KDDI、全国で通信障害。安倍元首相、銃撃され死亡(67歳)。東京五輪での汚職捜査。英で初の気温40度超え。岩波ホール閉館。福田怜央、9歳4か月で囲碁棋士に。羽生引退しプロへ転向。逝去 安倍晋三(67)、山本コウタロー(73)、二代目若乃花(69)、佐藤陽子(72)、島田陽子(69)、小林清志(89)、ピーター・ブルック(97) 8月 旧統一教会問題、底なしの様相。大谷が2桁勝利、2桁本塁打。イチローさ、マリナーズ殿堂入。逝去 市田ひろみ(90)、三宅一生(84)、森英恵(96)、久野綾希子(71)・稲盛和夫(90)、古谷一行(78)、オリビア・ニュートン・ジョン(73)、ゴルバチョフ(91) 9月 五輪汚職、元理事、受託収賄容疑で再逮捕。通園バスの3歳女児死亡(車内5時間放置)。安倍氏国葬を世論を無視して敢行。新コラナ、感染者の全数把握を簡略化。英与党党首選、トラス氏勝利。エリザベス英女王国葬。プーチン、ウクライナの4州の併合を宣言。セリーグ、ヤクルトが連覇。逝去 宮沢章夫(65)、武村正義(88)、三遊亭円楽(72)、エリザベス英女王(96)、ジャンリュック・ゴダール(91) 10月 米スペースX「ドラゴン」打ち上げ成功。イプシロン6号機、打ち上げ失敗。円安が加速、一時151円/弗。習氏、3期目へ権威確立。山際経済再生相、統一教会との癒着発覚で辞任。イタリアで右派連立政権が発足=極右党首メロニー(初の女性首相)。トラス英首相が辞任、英新首相にスナク。ソウルで雑踏事(ハロウィーン人出の梨泰院)。大谷翔平「規定打席」と「規定投球回数」を同時にクリア。オリックス逆転V(パ・リーグ)。ヤクルトの村上、史上最年少で三冠王。ジャッジ(ヤンキース)が62号本塁打=ア・リーグ記録(61年ぶり更新)。オリックスが26年ぶり日本一。逝去 アントニオ猪木(79)、花井幸子(84)、近藤真介(91)、一柳慧(89)、仲本工事(81)、ジェリー・リー・ルイス(87) 11月 首相、葉梨法相・寺田総務相を更迭。米中間選挙、共和が下院奪還、バイデン民主、上院は死守。防衛費・関連経費、2027年度にGDP比2%へ。W杯サッカー、日本がドイツに歴史的勝利(決勝に進むも初戦敗退)。逝去 村田兆治(72)。大森一樹(70)、松原千明(64)、崔洋一(73)、渡辺徹(61)、江沢民(96) 12月 新コロナ感染使者、5万人越え。岸田政権、国家安全戦略(NSS)など安保関連3文書閣議決定。日銀、長期金利の上限を「0.5%程度」へ引き上げ。薗浦健太郎議員辞職、秋葉賢也議員を更迭。中国、ゼロコロナ政策を緩和。旧統一教会関連の被害者救済新法成立。原発政策を大転換。逝去 水木一郎(74)、吉田喜重(89)、佐藤蛾次郎(78)、篠弘(89)、あき竹城(75)、高見知佳(60)、渡辺京二(92) プーチンの横暴と物価高騰、3年目のコロナ、五輪汚職、天候異変、岸田総理と内閣の体たらく、円高・物価高、旧統一教会と政治家の癒着・・・。ロクでもない1年だったが、新しい方向性も見え、過渡期であることを思わせる。 そんな中でスポーツだけが気を吐いて、すさんだこころを温めてくれた。WBCが楽しみだし、女子サッカーのワールドカップもある。もちろんMLBの大谷も!!
2022.12.30
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♪ 知恵の江戸二百六十五年間努力の戦後七十七年 世の中、ずいぶんキナ臭くなってきた。国連が有名無実になりつつあり、強国が冷戦という埋火に密かに風を入れている。民主主義が機能しなくなりつつあって、新しい体制が求められている。その先陣を行くのが中国。 世界統一を目論む中国共産党は「中国式現代化」を掲げ、その戦略のための足固めを進めている。共産党が国を支配し、資本主義の良いところを巧妙に取り入れながら、飴と鞭で強権的に人民をコントロールする。 世界のあらゆる事例を参考にしながら、人海と資源、経済力を使って強かに狡猾に覇権の礎を築いていく。弱小国は懐柔され抱き込まれ、合法的に属国となるしかない方向へと誘導されてゆく。 「2期10年まで」の任期を撤廃し死ぬまで国家主席の座に座る習近平は、狡猾かつきわめて用心深い。トランプやプーチンのような露骨な行動は極力抑え、一見地道で保守的にも見える姿勢を見せて世界を欺いていく。「世界に唯一の現代化モデルなど存在しない」と言い、「我が国の現代化とは、人口規模が大きく、全人民の共同富裕(共に豊かになる)を目指し、物質文明と精神文明が調和し、人と自然が調和・共生し、平和的発展を歩むものだ」とする。対外的及び人民に対して国家観を示す。「戦争や植民地支配、略奪によって発展途上国を不幸に陥れた、他国を犠牲にして自国の利益を図った血なまぐさいかつての現代化の道は歩まない」とまで言い、優等生的立場で巧妙に覇権を進めていく。☆ 世界から後れを取りつつある日本が今後どう発展していくのか。今の自民党のような軟体動物のような背骨の抜けた小人材ばかりでは中国の思うつぼだ。強かに国際戦略をとれる人物、確としたリーダーシップが取れる指導者が現れないことには太刀打ちできないだろう。 目先の人気取りのためだけに、鼠のようにキュウキュウと鳴いてオロオロしているような総理ではどうしようもない。莫大な予算を計上して予備費にまで手を出し、将来のことなど全く考えていない。目先、目先で日が暮れて、お先真っ暗。喫水線が上がりゆき、波に揉まれてあおられて、そのまま沈没してゆくか。
2022.11.09
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♪ 稲の穂の風になびくやマスクして心を閉ざし長月に入る 日本人の特異性は昔から言われていることで、識者たちはいろいろとその理由や背景を推察、指摘しているのでしょう。 集団意識、同調意識を基にみんなが同じでないといけないという絶対的な思い込みがある。何十年も指摘され続けているが、ちっとも変わらない。変わるどころか益々ひどくなる。一体なぜ日本人はそうならなければ生きられないのか? 火山国で山地が多く、農地として使える土地が少ない。その上天然資源が少ない。 喰いぶちを維持するには排他的にならざるを得ず、村意識が強くなって村の境界では常に諍いがおこる。 天変地異の自然災害が多く壊滅的な被害にたびたび遭う。復興にはその限られた労力を維持する必要があり協調性を強いられる。 海辺と内陸部との交流が難しく、村落は孤立しやすい。 生きる上で共同・協調することで維持をはかり、村を存続させることが絶対的命題となっている。それに服従しなければ規律を乱すものとして叩かれる。従えなければ村八分になるか、村を追われるしかない。国土比較(500m以上の山地) 縄文時代の意識が延々と受け継がれ、今でもその根本は変わっていない。すべての生活の礎になっている。 都市部にあっても所詮は田舎者の集まりで、その延々と受け継がれ血に擦り込まれた意識は決して抜けることがない。長年にわたって他民族との混血を嫌ってきたため新しい文化や価値観の入り込む余地がなく、自分たちの価値観が絶対的なものと信じ込んで生きてきた。 “文化の吹き溜まり” と言われるように、海流によってもたらされるものを悉く受け入れ、咀嚼し、自分たちの都合のいいものに変える能力は優れていた。新しもの好きの体質は、無いものねだりから来る切実な欲求だったのだろう。 島国で国境を持たず外敵が少ないはずが、おらが国が外敵に乗っ取られそうになる。それを必死に防いで文明開化を迎え、それでもなお村意識は抜けないまま。一致団結すれば勝てるはずと、馬鹿な戦争を繰り返して敗戦。そんなひどい目に遭っても、天変地異の一つぐらいにしか捉えておらず、純潔を守れたことを誇りにさえ思う。 国民意識というものは、国の政策でそう簡単に変わるものでもない。国がいくら旗を振っても血に組み込まれた性癖は変えられず、どこまでも付いて回る。他民族の血を入れることでしか、この絶対的美意識を変える方法は無いだろう。 とにかく “みんなと同じが安心” なのだ。風になびく薄のように、一緒に揺れているのが心地いい。「それで何が悪いの?」こんなに良いこと、邪魔するなんて許せない。 ちょっと乱せば集団の冷たい仕打ちが、 “出る杭を打つ” ように待っている。「他人にかまうな、見て見ぬ振りしてろ。」「みんなに合わせてさえいればいい。」 島国育ちの世間知らず。根が従順でお人よしなので、生活が安定さえしていれば優しくいられる。わざわざ嫌われることをする意味もなく外人さんにだって愛想がいい。 “政治家が悪いのは国民のせい” だって誰かが言っていた。自己中心的なところはどこの国民も同じでしょうが、同調圧力と横並び意識が政治を難しくしているのは確かだ。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.09.03
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♪ ウイルスと雨と統一教会と政治家たちがオーバーラップす 岸田総理がオミクロン株に感染したらしい。「BA.5」による第7波は今月中旬以降ピークアウトを迎えるとみられる。その一方で、じわじわと感染者の報告が出ている新たな変異種「BA.2.75」。「ケンタウロス」株とも呼ばれ、感染力は従来のオミクロン株の3倍ともいわれる。8月末から徐々に目立ち、9月中には拡大する可能性があり、「BA.5」に変わって、第8波が起こる可能性はありえるという。 目に見える「雨」と、全く見えない「ウイルス」。どちらも自己増殖するくせに意思を持たない非生命体ゆえ、行動が読めない。 様々に形を変えて、時には慈雨となり時には凶器ともなる水。 変異を繰り返し、生物進化に関わったり地球の生態系や気候にも影響を与えたりするウイルス。 神出鬼没で、好き勝手に暴れる手に負えない存在が、無言で人類を脅かしてくる。もうウンザリだ。★ 旧統一教会問題を自浄できず、個々が勝手にやっていることと言い放って、国会での審議要求も突っぱねる自民党。 政治家という宿主に入り込んで自己増殖するウイルス教団と、持ちつ持たれつの関係を作り上げている。自己増殖、生命維持のみを目的とし、ウイルスと同じ資質を持って生き延びる。 自己基準の被膜を身に付け、都合の悪いものを観ようとしない所などは、ウイルスよりももっと質が悪い。 ☆ ☆ ☆ 寝入ってまもなくものすごい雨音で目覚め、慌てて窓を閉めて回った。そんな雨が降るなんて予報には無かったので、吃驚。先日の様に朝になってチェックしてみると、やっぱり。境地的な雨雲が掛かっていたようだ。 今年はこんな天気のことばかり書いているような気がする。 全くのゲリラ雨で、滋賀県甲賀市付近では、1時30分までの1時間に約90mmの猛烈な雨が降ったらしい。気象庁は記録的短時間大雨情報を発表している。「記録的短時間大雨情報」とは、その場所で数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析をしたときに、気象庁が発表するものです。その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められている。 雨雲の端っこがちょうど知多市にも掛かっていたらしい。南南西の1mの風が吹いていたようで、開いていた窓から吹き込んで床がジトッとなっていた。たった1.5㎜の雨であれだ。90㎜なんて雨が降ったら、それこそ飛沫で部屋は水浸しだろう。 そういえば、20代の時に床上浸水を経験している。大雨で日長川(二級河川)が氾濫し、あっという間の浸水だった。隣室に寝ていた母に、「雨よッ!」と起こされた時にはもう畳が浮きかかっていた。あっという間の出来事。そんなことが今、日本各地で毎日のように起こっている。 フィリピン沖の熱低は台風9号になり、西に向かう予報。もう一つの熱低がどうなるのか。もし台風になればまともに日本列島に向かって来るかも知れない。 今週の前半は晴れる所もあるが、後半は太平洋高気圧は東へ移動し前線が停滞してぐずついた天気が続くらしい。この前線を熱低or台風が刺激したら、トンデモナイことになるかも知れない。 日本は、梅雨が無くなってもっと長い雨期が続く国になってしまうのか。そして、夏そのものが猫の目の様に変化して定まらず、予報も当たらないような特異な6月~9月の気象。今年だけのこととして済めばいいが。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.08.22
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♪ 日本酒と麦焼酎は似て非なり酔って自損の痛みを知りぬ 安倍元総理の死を「国葬」にすると早々と決めた自民党。相変わらずの唯我独尊振り(悪い意味での)を見せつけ、マスコミはまるで「アンタッチャブル」のごとき扱いの報道で素知らぬ顔。 現象を見るばかりで本質を見ようとしない姿勢は、マスコミの矜持に悖ることだと指摘する意見があまりにも少ない。 そんなことを思っていたところにこの記事。よく書いてくれたと思うと同時に、朝日新聞は論説委員や記者が意見を述べるのではなく、記事を掲載することでお茶を濁している。情けないこと甚だしい。 やれ警備がどうだったとか、犯人が統一教会をいかに恨んでいたかを報道するばかりで、肝心の “安倍総理や自民党がこのいかがわしいカルト教団と、どれほどの関係なのか” という部分に全く触れずにいる。犯行状況や犯人の人格をクローズアップして、まるでそれを回避するかのごとし。 自分は日本という国の従順な同胞とばかりに、献花に長蛇の列をなす。アベノミクスは中途半端に終わり、外交もさして取り上げるほどの成果もないまま、長期政権を維持し続けたというだけで「国葬」というのはやりすぎでしょう。 橋下徹も、「政治イベントと行政イベントを混在しちゃダメだ」と異を唱えている。特別なことをしないので嫌われていないだけのこと 国民は自民党に馬鹿にされているということを自覚しないとダメだ。どうしても野党と自民党を比較してしまうのがいけない。比べるという行為は、本質を見失うことに繋がる。 先の選挙でも自民党が勝ったわけでもなく、投票したい人や政党がなく仕方なしに自民党に入れた人が、半数程度いるんじゃないか。そんな状況が今後も続く。「野党よりましだ」なんてくだらない物差しを捨てて、本質的な批評、批判が出来る国民にならなければ、いずれこの国は没落する。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.07.17
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♪ 鈍色(にびいろ)の空よりこぼれ落ちてくる01011001 ここへ来てあちらこちらに気になる数字が見られる様になって、数字に敏感になっている。ならばそんなのを纏めておくのもいいだろう。ドル高・円安米ドル/円の1995年からの年間為替 高値・安値推移ガソリン高騰→ e燃費 ← パンデミック、円安、ウクライナ情勢でスタグフレーションに近い状況。BA5の急速な拡大で第7波に突入し観光も自粛の方向へ。 コロナ感染者は累計1000万人を突破。一日の感染者数が過去最高を更新し、10万人超となった。その内8割がBA5。 アメリカは消費者物価指数の上昇率が前年同月比が8.6%となり、40年ぶりの高水準。インフレ抑制政策・金利引き上げが続き、秋にも3%を超える見通し。アメリカもスタグフレーションが懸念されている。BUSINESS INSIDER 日本経済新聞 BUSINESS INSIDER(拡大します)ビットコインが大暴落 中国がゼロコロナ政策でロックダウンし、GDPが大幅ダウン。ウクライナ危機に追い打ちをかける形で世界経済が大打撃。日本にとっても例外とはならず打撃は大きい。欧州も中国離れを模索。朝日新聞 国連の7月11日に発表によると、今年11月15日までに80億人に到達し、その後は死亡率の低下を背景に30年に85億人、2100年に104億人と予測。2027年頃にはインドが中国を抜いて人口世界一となる見通し(拡大します)出生率の低下が原因(拡大します) ついでに何の意味も根拠もないが、「2783872」と並んだアクセス数が面白く、どさくさ紛れに貼り付けておく。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.07.16
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♪ 新時代の歴史の中の当事者に自然淘汰を猛暑が試す BSフジでやっている『私たちの天然生活』を(6月25日(土) 14:00~14:55)たまたま観ていた。 田舎住まいを旨として、質素ながら豊かな自然と精神的な充実を実践している人を、女優・モデルの菊池亜希子が訪問し、1日を密着取材する番組だった。「天然生活」という雑誌があって雑誌にも掲載されているらしい。 川崎市に暮らす挿花家の雨宮ゆかさん夫妻のこじんまりした家を、建築家の中村好文氏が建てたという、曰くつきで取材にはもってこいの家庭というわけだった。 資金がないという条件のもとに中村好文氏が設計したのだとか。必要最小限の小さな家ながら、住人の希望を取り入れてライフスタイルに合わせた家だけに、これぞあるべき姿と思わせるもの。 広い敷地にたくさんの草花を育てて、その自然な花々を食器や陶器を花器に見立てて生ける。その行為そのものが天然生活そのもとして生活の一部になっている。小さな家の贅沢な生活。これこそが理想の生き方であって、自然を排他的に扱い、金ばかりかかる家に住むことを暗黙の裡に否定して・・・。菊池亜希子が持参した器に花を活けてみたりする。 家を建てるにあたって唯一絶対の条件が「五右衛門風呂」だったという。薪を焚いて湯を沸かす行為そのものにご主人があこがれていて、その風呂を沸かすにあたっての蘊蓄を語ってみせる。子どもの頃の体験が後の人生の礎になっていることなど、天然生活への誘いをそれとなく匂わせてくる。 ほぼ同年代のご主人の話を聞きながら、自分もそうだったことを思い出し頷きながら見ていた。戦後の日本は貧しかった。戦争で生き残った両親のもとで、あるがままを受け入れての質素な生活。すべてが天然の中に一体となった、知恵を頼りの生活だった。 兄弟5人、上二人が姉で男3兄弟の真ん中。すべてが当番制で、風呂は五右衛門風呂に手押しポンプで水を張る。当然、沸かすのも薪なんて貴重で潤沢にはなく、山で採ってきた枯れ木などを燃やす。ご飯も竈でいろんなものを燃料にしていた。松葉を入れすぎ、くすぶっているのを棒で持ち上げて空気を入れ、一気に燃え広がってまつ毛を焦がしたこともある。こんな手押しポンプに風呂までパイプをつないで、何百回と上下させて・・ 最初にどう火を起こすか、何をくべてどうすれば強火になるか、どこで火を弱めるかなど、自分で体得していったもの。長じて、焚火で焼き芋をするとかキャンプで飯盒炊爨する時など、とても役に立っている。風呂焚き当番の日は特に、その火の魅力に見入っていたし、火の扱い方を熟知していることが密かな喜びでもあった。 お釜の水加減は自分の手の甲で量る。今でもそれは生きていて、どんな大きさの鍋やお釜でも水加減はそれで事足りて失敗することはない。 薪の代わりの枯れ枝も自分たちで調達するわけで、ある日高い木の枯れ枝をどうやって取るかを考えて思いついた。縄の先に石を括り付け、横に張り出した松の枝めがけて投げ上げ、縄を石に絡めてその瞬間に引き下ろすというもの。これが上手くいって “枝取り名人” と、一人悦に入ったものだ。 そんなこんなで、自然と一体になった生活だったが、あくまでも農家ではなく学校職員の社宅住まいだったので、一種独特な住環境ではあった。同級生の農家の家に行くと全く違う生活がそこにはあって、新鮮な驚きと知らない事の多いことに複雑な気持ちになったものだった。 今言う「天然生活」は、万博以前のあの昭和の生活そのもの。 様々に便利が行き渡って豊かな生活になったはずなのに、その恩恵に感謝するどころか不足不満ばかりが湧いてくる。生活は楽になったはずなのに豊かだという実感はなく、心の中に満たされないものを抱え、それがどこから来るものを考える余裕すらない。 ここ10年ほどで何かが間違っているとようやく気付き始めたようで、こういう類の雑誌が生まれ多くの人が購読している。目を見開かされ、夢のように憧れをもって眺め、自分もそうありたいと思うようになりつつあるように感じる。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.06.28
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♪ これ以上何を望むか真っすぐに伸びゆく竹を目の前にして 他人と比べない生活がなんと幸せなことか、今更ながら実感して「何と幸せな毎日なんでしょう」と、昼間っからワインを飲み、BSプレミアム「異世界ホテル旅」なんかを観ている。 収入が微々たるものでも、家賃やその他の経費が一切かからず、借金がないという生活ができているお陰だ。このことが、本来の人間的生活をする上で如何に重要であるかをしみじみと感じている。 そこそこの収入があっても家賃が足かせになってしまうことが一番のネックですから、中古住宅ならその負担を軽減できる。もっとリフォームを活かしてリユースすることを考えた方が良いと思う。SDGsのけんちからも新築の家を持つというステータスから、そろそろ脱却するべきじゃないだろうか。 家のために一生かかって借金を返していくなんて、高度経済成長期の三種の神器・3Cの次は家を持つことが夢になった名残でしょうか。 元々日本では、欧米のような石やレンガではない、「紙と木と土」でできた家だったことから、耐用年数が短かい。古い家を使いまわすという発想が、そもそもなかったのも確か。 しかし、今は違う。我が家のように築90年の家でもリメイクすれば、十分に使いこなせる時代だ。しかし、地震対策という大きな足かせもあって、一歩がなかなか踏み出せないのも現実。古民家リノベーション 最近、ネット販売で暖簾を買っていただいていて、先日買っていただいた人は、築150年の古民家を取得して改装し、新たな生活を始めた人。探していて、私の所にピッタリのものがあったと大いに喜んでいただいた。もう一人の方は蔵を改造したお店を始めた人で、この方にも大いに喜ばれている。 都会に古民家は無い。それなりの場所に住む覚悟がなければ実現は難しいところもあるが、大都市圏から離れた例えば名古屋周辺ならば、近郊に空き家になっている家がゴロゴロ転がっている。 これを活かさない手はないと思う。いわゆる文化住宅とかいう高度経済成長期の家は質が悪いのでダメだが、戦前のものなら造りもしっかりしている。 この日、掛けていたのは、フルートという新しい玩具を手に入れ、昔、フルート・ジャズのレコードをいくつか集めたのを思い出し、その中の1枚を引っ張り出した。 エバンス・トリオとジェレミー・スタイグのコラボ「What's new」。 いいねぇ、これは。事故で唇が変形してしまったスタイグの特別あつらえのリッププレートから発せられる尋常じゃない音。エバンスがスコット・ラファロ(b)を事故で亡くし、絶望の後に出会ったエディー・ゴメスとポール・モチア(ds)のトリオ。それらと組んだ白熱の演奏だ。 濁ったりかすれたりする吹き捨てるような音。息継ぎ音やタンポの音まで加味しての追い込むような演奏は、フルートの概念を吹き飛ばしてしまっている。 こっちはヒューバート・ロウズのカーネギー・ホールでのコンサート。オーケストラとの壮大なスケールの演奏は、クラシックとジャズの融合という1973年のもの。もう一枚持っている「モーニングスター」とは違って、彼の良さが出ていない気がしてちょっと物足りない。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.05.31
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♪ すき間なく並べられてる歌詞たちのラルラルラルルラ息が苦しい 最近の歌は、音符の数が追い付かないほどやたら歌詞が詰め込んであって、余白と言うものが全くない。先日、久し振りというか、滅多に見ない「Mステ」を観ていて、つくづくそう思った。そういう作り方だと言ってしまえばそれまでだが、時代がそれを要求しているのだろう。 昨今、政治家の言葉が軽くなっていくばかり。日本語に有る意味深長な部分だけを逆用するような風潮を見るにつけ、言葉がどんどん信用されなくなっている。社界全体の風潮とも重なって、言葉による表現力がどんどん落ちて軽くなっている。その表れとして、歌の歌詞が冗長していっているのだろう。♪ 失語症の人の頭にあふれいることば連ねるごとき歌うた あの桑田佳祐でさえ「日本でも米国でもヒット曲の質が変わって、涙を流して手を合わせながら聴くような曲はなくなってしまった。歌謡曲が滅亡してしまうのも、時代の変遷で仕方ないとは思うんですけど・・。 でも、周りの座標軸が動いてるだけで、自分はあまり動いてないような気もしているんです(2013年)」と言ったりしている。♪ 詰め込んで連ねて隙を与えないエアガン連射の歌流れ来る これでもか、これでもかとばかりに似たような言葉をかぶせていく。じっくり聞かせるのではなく、八分音符を連ねて軽いことばを目いっぱい積み重ね、がなり立てるように歌う。そうしないと伝わらないとばかりに・・・。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.04.03
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♪ 背信のSMBC背徳のICBM嗚呼 悍ましき 日本人のモラルは地に落ちた。大企業ほどえげつない。 3月に日野自動車が、エンジンの排出ガスと燃費性能に関する国の認証試験で、データを改ざんするなどの不正が発覚。排ガスの浄化性能や燃費が国の基準を満たしていないとして、国土交通省が対象エンジンの型式指定取り消しを通告。中型トラック『レンジャー』、大型トラック『プロフィア』、大型観光バス『セレガ』の3モデルを出荷停止になっている。中型エンジン「A05C(HC-SCR)」、大型エンジン「A09C」「E13C」および小型エンジン「N04C(尿素SCR)」でも認証試験の燃費測定で不正行為があった。「お前もかよ~」って声が、春霞の空に響く。 不正行為は少なくとも2016年9月から行われていたとされる。15年にドイツ大手フォルクスワーゲン(VW)で排ガス不正が発覚し、翌16年4月には三菱自動車の燃費データ改ざんが明らかになっていた。三菱自動車の不正が発覚した際、日野自動車は国交省の調査に「不正はない」と回答していた。燃費性能を巡り国内外の自動車メーカーに厳しい目が向けられていたにもかかわらず、不正が行われていたことになる。 東洋ゴム工業、タカタノエアバッグ、三菱自動車や日産自動車、三菱電機や神戸製鋼所など、鉄鋼、自動車、電機、三菱マテリアル、HIS、オリンパスや東芝の不正会計など多岐にわたっている。不正の背景には、規範意識の低さや、製造現場と経営層とのコミュニケーション不足などが指摘される。日野自動車では、試験を行う認証部門と開発部門が一体化していた。『日本企業』というブランドに拘泥されて自主性が欠落。これはいかんと思うものの、過去の栄光と護送船団の幻影から逃れられず、肥大化した体のままエクササイズを取り入れて、元々あった成人病を悪化させたような状態。急にダイエットして、リバウンドしたりして・・・。子会社で検査データの書き換えなどの不正が発覚した、三菱マテリアルの竹内章社長(2017年) 日本の風物詩と思えるような「お詫び会見」。内部告発によって発覚するものも多く、部下たちも目に余るのを背に腹は代えられず、告発に踏み切った結果のようだ。時代のなせる業ともいえるか。 社会全体が変化の時期を迎え、その過渡期に起こる地殻変動の地滑り的災害のようなものだろう。歪が完全にとれるまでの間、想定外のことが起こってますます混乱を引き起こすかも知れない。グローバルな変化として世界恐慌的な何かが・・ 今は、ロシアのプーチンが今後どう出るのか、最優先の問題だ。部下たちも根拠のない侵攻に困惑しているらしいので、暗殺を画策しているかもしれない。バイデンもそれしかないと思っている節がある。 また、「アノニマスのハッカー集団」が、「ロシア政府をターゲット」にしてサイバー攻撃を画策する動きもある。ロシアによる侵攻が始まった直後の2月25日「私たちの作戦はロシア政府をターゲットにしている。今こそ、ロシア国民が一丸となって、プーチンの戦争に『NO』を突きつける時だ」などとコメントを投稿。この烏合の衆団が、束になってサイバー攻撃を仕掛ければロシアは機能不全に陥ってプーチンが失脚する。早くそうなってほしいが、失脚は案外近いのかもしれない。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.03.26
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♪ 実体を伴いながら顕ちあがる文字には文字の言い分がある‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ とても重要なことが書かれていたので、一緒に考えてもらえたら幸いです。何をするにもスマホ。書店で読みたい部分をパシャ。時刻表やメニュー、セットリストも注意書きもパシャ。板書のノートを取らずスマホで撮って終わり、という話は以前から聞いていた。簡便なこと手間をかけないことが、良いことだと思い込んでいる現代人。盲信と言ってもいい。 そこから零れ落ちるものには目をつむり、情報に惑わされていることにも気がつかない。新聞記事は限られた文字数で表現するため、簡潔に重要なことだけを纏めてある。良い記事、ファイルするべき記事は切り抜いておく事ができる。これをスマホで撮っておくなんてことは邪道でしかない。(拡大します)簡潔な記事から、なおの抜粋をしてみます。 デジタル技術の発展や普及で、人間自身の情報処理能力も自然に向上するかのような錯覚に陥るのは禁物だ。様々な電子機器を使うようになった大学の授業では、スクリーンに映写された情報をノートに取ろうとしない学生が増え、板書を写さずにスマホで写真を撮るだけの学生も多い。情報獲得のための労力が軽減されるにつれ、情報を人間自身が内面化する作業まで省力化されてはいないか。 書き写すという行為は一見、やぼな作業に見えて、外界からの情報と向き合う一定の時間をもたらす。そこに自分なりの注釈を書き加えてノートを取ることは、情報を整理し、自分の頭でまとめるに等しい。 デジタル時代の落とし穴は、見て聞くだけで手を動かさなくなってしまうことだ。デジタル技術の恩恵で情報が豊かになる一方、情報を内面化する作業がおろそかにされるなら、本末転倒だ。デジタル技術へのリテラシーもさることながら、ノートを取る手間の持つ意味が理解できる人材を育てるべきだろう。(海星) ここでは、提言のための状況説明に終始していて詳細は省かれています。“気になる人は自分で調べろ” ということでしょう。書くという行為がいかに重要かは経験で知っている、はずだけれど、ついつい世の風潮に流されて無視する癖が付いている。 “書くこと” で脳がその重要性を察し、記憶野に情報を送ってくれる。書くと覚えられるがスマホがその脳の代わりをしてしまい、脳は活用してもらえない。使われない脳は怠け癖が付くばかりで、ニッカド電池のようにその内容量がどんどん小さく低下していく。 毎日こうして文章を書いていて、たまにコピペで済ませてしまうことがある。しかし、その時に書いた文章はほとんど覚えていない。書いた実感も無ければその内容がまったくインプットされていない。 若いころ(20代)は確かに記憶するのは容易だった。一度読んだり見たりしたことを結構覚えていたものだが、年齢が上がるにつけその能力はどんどん下がっていく。下がる一方なのに、忙しいのを理由にそれを放置して、ますます劣化させてしまっている。記憶力を高めるために記憶の仕組みを学習しよう より それに抵抗するつもりで、こうして毎日PCに文字を打ち込んでいる。手で書く訳じゃないが、ペンの代わりにキーボードを使っているだけで、その本質は変わらない。でも漢字が書けなくなっているのは確か。自分の手で書かないのでどうしても字の構造を忘れてしまって、書けなくなっている。 それで字を手で書く意味もあって、新しく知り合った人に手紙を書いたりしている。でも、貰った方は気味が悪いのか、返事が来ないのでどうしたもんかと悩んでしまう。誰も手紙など書かない時代、ビックリはしても自分が書くという発想に至らないのか。あるいは、手紙など書いたことがないので何をどう書いたらいいのか分からないとか。 はて、さてと困り果てているいちに忘れてしまったのだろうと勝手に推察している。メールなら短いコメントで済ませられるのに・・・先日出した手紙。慣れない人は、いきなりこんな体裁の手紙が届いたらびっくりするでしょうね。 衰え失った脳細胞はもう戻らない。記憶をスマホに預けて、脳が必要とされていない。AIやITを研究・開発するのは決して悪いことではないけれど、商業主義に絡めとられて人間が劣化して行くなんて、まるで三流映画を見ているようだ。 観客は “そんなバカな” と笑って白けているが、場面は反転して映画の方から観客が笑われている・・・
2021.06.28
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♪ 非合理にポテンシャルあり雲の間に青い光の粒が生まれん‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 先進国の統治者たちに、利己主義と無責任が横行して、貧富の差、環境汚染、地球温暖化など地球がトンデモナイ状態になりつつあります。中国という覇権主義国家の横暴に対して、G7 が共通の危機意識をもって手をつなごうとしている。 アインシュタインの有名な言葉に、「悪人が世の中を悪くするのではなく、それを観ていて何もせず傍観している人が世の中を悪くするのだ」というのがあります。 バイデン大統領の就任式で、アマンダ・ゴーマン(22)が素晴らしい詩を朗読して注目を集めました。タイトルは「我らの上る丘」 「日が始まる時、私たちは自問する。終わらない影の中、どこに光を見つけられるか」「私たちは、沈黙が必ずしも平和でないと学んだ。正しいとは何かという規範や観念が、必ずしも正義とは限らない」人種差別に揺れる米国の現状を映し出し、「国は壊れてはいない。ただ、未完なだけだ」「光は常にある。それを見つめるだけの勇気さえあれば」 世界のあちこちで社会に疑問を持って異議を唱える若者が立ち上がっています。情報化社会になって、今まで権力と社会通念に埋没していたものが、表に出やすくなっています。協調協働も可能になって、本来のあるべき姿を問いかけながらの連帯が生まれつつあります。 ロスジェネ世代が喘いでいる今、その下の世代が新しい未来を作っていく。それしかこの社会をより良くしていく道はないでしょう。 75歳以上の人口のピークは2054年。非正規雇用を大幅に増やした結果の社会的歪。権力者がパイの奪い合いをし、全体の有様をを無視した結果だ。人口がこうなることが分かっていながら手を打って来なかった。 権力者の取り巻き主義の弊害「バスに列を作って並ぶ。1人が権力者に優遇され、ずるして横入りする。列に並ぶその他大勢は、抗議するだろう。2人目が横入をする。また大勢が非難する。3人目もずる・・・。こんどは全員が、権力者に取り入ろうとする」 カネの力に吸い寄せられる取り巻きたち。蟻とアリマキ(アブラムシ)の関係と同じとも言えるが、金の切れ目が縁の切れ目となって、死体からシラミが逃げ出すように離れていく。そしてまた次の甘い汁を求めて・・ 高度経済成長の恩恵にドップリつかって、のうのうと生きてきた団塊世代の私たちには何も出来ない。価値観の全く違う世代のリーダーがこの社会をつくり変えていくしかない。 ガンバレ~!! 出来る限り応援しますよー! こんな言葉もあります。アインシュタイン
2021.06.15
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♪ ありのままの無邪気な鳥が眩しくて二枚重ねのマスクを外す‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ みんなが中流だと思っていたのは昔の話で、今は格差が広がってごく限られた人だけのための社会になっている。コロナ禍がそれに拍車をかけ、ますます貧富の差を広げつつある。 この記事にもあるように、全世帯の2.5%に過ぎない富裕層のためのビジネスが幅を聞かしているのはTVのCMを観ていても分かる。一体だれが住むのかと思うような広くて高級を謳った住宅とかマンション、高級車や資産運用の案内などなど、経済界のお偉方のためのものと思われるようなCMが目につく。拡大します。 そしてその裏で、政府と大企業が結託して大多数の弱者から、少額と思わせる巧妙な手法で搾取しようとする。通勤時間によって電車賃を変えるというのは、まさしくそれに当たる。大義名分は分散乗車を促すためというが、企業が簡単にそれに合わせて勤務体制を変えるとも思えない。大勢の客が今まで通りに利用すれば値上げされたのと同じ事だ。空いてる時間帯は料金を下げるてバランスを取るみたいなことを言うが、空いてる時間帯に利用する人はごく少数のわけで、懐を痛めずに濡れ手に粟というわけだ。 コロナ対策にしたってそうだ。底辺で必死に生きている庶民を対象にして、捨て駒にしながら、金持ちには何一つ負担をかけない。それどころか、上昇する株価に便乗し、別世界でのうのうと生きている。まさに弱肉強食のヒエラルキーそのものだ。これが高度な文明社会の姿だろうか。スリランカのシーギリヤ シーギリヤの遺跡は、5世紀にカッサパ1世(在位477〜495年)によって建造された。要塞化した岩上の王宮跡と、それを取り囲む水路、庭園、貯蔵施設などの都市遺構からなる。 国家公務員であるところの自民党総裁・総理大臣とその取り巻き人は、天上人になったつもりで下界を睥睨し、自分たちは別世界に生きているのだと錯覚している。 昔の王族はその権力で築き上げたものが、後々に文化遺産となって金を生むようになる。皮肉なことだが、この税金で生きている人々にはそんな力も甲斐性もない。ブチハイエナの様な嗅覚で甘い汁が出る部分を嗅ぎつけ、権力を行使してしゃぶりついていく。 山の上に無理やり押し上げられ、その足元にしがみつかれるのも大変だろうが、その人の身から出た錆がそうさせているのだからしょうがない。高いところに上がってしまって足がガクガク、しどろもどろの姿を見ているとやはり(目的は別としても)、実力で勝ち取ったものでないとどうしようもないというのが良く分かる。担ぎ上げた本人が今、一番後悔しているだろう。拡大します。 長期にわたった前政権が作り上げた王国の横暴がその権力をひけらかし、自殺者まで出しても尚押し通そうとするこの醜さはどうだ。歴史がどう判断するか知らないが、この情報社会の中でこんな隠蔽工作がまかり通るこの国の陳腐さ。次の総裁選にも担ぎ出そうとか言っている「ゆでガエル予備軍」が、ウジャウジャ生息している霞が関という泥屋敷。 あのウマヅラをした、都合が悪い時になって墨を吐いて(仮病を使って)トンずらして岩に擬態する生物。舌が何枚あるか分からない、メンツと虚勢、意地と強欲の、思い出しても胸糞悪いあの顔はもう絶対に見たくない。
2021.05.09
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♪ 悪玉も善玉もいる任侠に武士道ありて栄華はありぬ(栄華に映画を掛けています)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 爺さまがこよなく愛するキムチ。今期の最初のは早めに漬けたので、もう無くなってしまったらしい。幾人かにお裾分けするので、どうしても自分で食べる分が少なくなってしまう。それで昨日、2度目を漬けていた。 いい具合に冷え込んできたのでキムチには良いと思ったけれど、急に暖かくなってここ2-3日は春の陽気。お蔭で作業は楽だったようです。前回は、婆さまに野菜の準備を頼んだけれど今回は全部自分でやっていた。まあ、1株だけなので量も少ないからね。 「のり」をつくる白玉粉が必要量の半分しかなく、しょうがないので小麦粉を代用。前回と同じように、干しシイタケを粉末にして入れ、出汁も昆布と炒り子の両方で取った。ちょっと塩辛かったのを考慮して下漬けの塩を減らし、辛さも強すぎたので唐辛子の量も減らして・・・。 今朝、見てみると水が上がって来ているので、重しを小さい石に替えたようです。1株だけで漬けるのは今回が始めてで容器の選定に迷ったようだけど、10ℓのステン容器が丁度よかったらしい。蓋もあるし、押えに使うお皿もジャスト・サイズがあって、すべてがバッチリ。作りながら飲んでいる焼酎のお湯割りをグイッとあおって「完成!」って、手を鳴らしていた。 ご主人様は、キムチがよっぽど好きなんだねえ。キムチ禁止令が出たら死んじゃうかもしれない。再び出された緊急事態宣言なんかよりもよっぽど堪えるんじゃないのかなぁ。 今回は、もう誰にも上げないで独り占めするつもりでいるらしい。「へへへへ、楽しみだ~」って、表情筋が緩みっぱなしでみっともない。 7日の一都三県(東京、埼玉、神奈川、千葉)に続いて、13日には一府六県(大阪府、京都、兵庫、愛知、岐阜、福岡、栃木)に緊急事態宣言が出されているらしい。でも手遅れの感があって、市井では白けた雰囲気に包まれている様子。TVでは、各地ですでに「病床のひっ迫の状況にある」と、だいぶ前から盛んに言っていたのに、ハッキリとした答えが出せずにズルズルと~ NHKによると、1人の感染者から何人に感染が広がるかを示す「実効再生産数」が、11都府県すべてで感染が拡大に向かうことを示す「1」を上回っていて、拡大のペースが上がっている地域があるという。「1」を上回ると感染が拡大に向かう一方、「1」を下回ると収束に向かうとされている。 緊急事態宣言の効果が出ていないことがハッキリわかる。「一カ月で必ず収束させる」などと空疎な法螺を吹く菅総理は、指導者・統治者としての能力を疑われている。 春の様な気温は今日までで、知多地方もまた寒の内の寒さに戻るらしい。それでも来週の21日頃からは若干暖かくなって、24日の日曜日には雨模様で16℃ほどになるらしい。20日が大寒だというのにねえ、狂いっ放しの陽気にこっちもおかしくなる。 キムチが食べごろになる3週間後の今月末、再び延長という最悪の事態が待ち構えていると、虚無を持って危惧している爺さまは、いっそ乳酸菌にでもなってしまいたいとほざいている。連邦議会の議事堂に侵入したトランプ氏の支持者たち(2021年1月6日)トランプ大統領支持者でQアノン信者のジェイク・アンジェリ(中央) どれだけ増えても構わない乳酸菌とちがって、コロナウイルスは強かで生き延びるための根性が違う。宿主を殺すために変異しているわけではないのだろうから、暴走していると言った方が良いのだろか。 トランプ支持者の行動とイメージが重なってきて、何とも悍ましいねぇ。【このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。 タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。】
2021.01.16
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♪ 三猿に見ざる言わざる聞かざるの知恵をもらって日が暮れて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 雪は降らずに済んだ今朝は、雲が厚く空を覆っている。時おり小雨が降って屋根が黒く濡れている。真っ白な空に真っ白な水蒸気が煙突から大量に立ち昇っている。最低気温は3℃ほどなので―3℃を記録した先日ほどには寒くない。 水蒸気は、すぐに雲と同化してしまう。情報の海に流れる知識のようで、どこに何が有るのか分からなくなってその価値さえも失われてゆく。 オオカミ少年のような話が情報という海にたくさん漂っていて、情報を得れば得るほどその価値が目減りしてゆく。両手いっぱいの花束を貰ったところで、手が使えなくなって困るばかりでなくそれを飾るところもない。 電波に乗せて広く遍く伝えたつもりでも、個人のための情報にはなり得ない。他の情報と混ざり合って薄まってしまい、薄まった情報を繰り返されればそれはもう情報の意味を待たなくなる。 新型コロナの政府の対応は、マスコミで報じられている情報の中に投げ入れられた「ヤジ」みたいなもの。最初の時は別にして、Go to トラベル、Go to イートを出した時点で、“オオカミ少年を見てしまった国民“ はもう誰もまともに聴いていない、というのが現状でしょう。 IT 後進国のそしりを受けて慌てている政府が、情報発信の確かな術を持っていないことがこの国の悲劇。一流大学を出て知識を貯め込んでいても、その知識を活かすことが出来ないでいる。まさに「知識武装して先を見ず、目先の利益のための知恵だけで生きている」ようにしか見えない。 官僚が勉強しているのに大臣や国会議員は何も知らない。そりゃあ馬鹿にされて当然でしょう。
2021.01.12
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♪ 見返りを求めることを奢りとは思わぬやつが吐く「礼を言え」‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 今の人間達は、ものが溢れているのに幸せ感が少なくて、たくさんの人と繋がっているのに孤独を感じているように見える。とても猫には理解できない不思議な世界だ。 集団行動をするのは「弱い」からであって、人間の弱さがこういうところにも顔を出しているんだねぇ。初めっから動物は孤独な生き物だと思っていれば、落ち込む度合いも小さくて済むのにそれが出来ないらしい。 猫を見てごらんよ。いつだって一匹だ。たしかに仲間がそばにいれば楽しいし、気も紛れるけれど、同じ行動をとるなんてのはまっぴらごめんだ。夜の集会でみんなが顔を見せ合って、どこに誰がいるかはお互いに確認し合っているから、ちっとも淋しくなんかない。 しかし、集団行動をする人間は孤独が嫌いで恐とさえ思っているらしいし、独りぼっちを「悪」だとも思っているからねぇ。そして、徒党を組んで仲間意識を誇示しながら、気に入らないヤツを仲間はずれにして攻撃したりする。猫には考えられない野蛮なことを、知恵分別のある人間がやるんだから恐いよねぇ。 表面的であっても仲間なんだと自分に思い込ませて、窮屈に生きている人間が多い気がする。そういう風だから、妙にコミュニケーションを意識していて価値観を押し付けたり、同じ行動を要求したりするんだね。本心を出さないで、相手の表面的な反応に満足して、思慮も思考もすごく浅いままにコミュニケーションできていると思い込んでじまってる。 本当に気の合うやつは何も話さなくとも通じ合えるけれど、そうでない相手には饒舌になって、一方通行のままで終わって疲れ果ててしまう。いつもいつも、相手に何かを期待していて期待通りにいかないことに苛立っている。 この寺山修司の言う「黙りあい」は、相手を信頼するということでしょう。その大前提のもとに思いを推し量って深いところで理解し合うという事じゃないだろうか。現代の人間たちは、本当のあるべきものを踏まえた上で、個人と個人が理解しあうということが出来なくなっているんじゃないのかな。トウネズミモチ この現代病的社会を修正するべく、天が仕込んできたのがこの新型コロナウィルスなのかも知れない。あちこちで、「今までのやり方が間違っていたのかも」と思い始めているようで、新しい(否、本来のと言うべきか)姿かたちを模索する方向に舵が切られて、ローギアがゆっくりと動き出しているように見える。【このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。 タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。】
2021.01.06
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♪ 裏側を透かし見ようとする刹那真空管のフィラメント点く‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ こういう風刺画というか時事漫画が大好きで、いつも新聞に載るのを楽しみにしている。朝日新聞(12月2日)朝日新聞(12月3日) 時事漫画・風刺漫画は、『朝日新聞』の横山泰三「社会戯評」(1954年~1992年)や『毎日新聞』の那須良輔、『読売新聞』の近藤日出造などが有名だけれど、やくみつるも朝日に時どき載っている。ただ日本のジャーナリズムは欧米に比べると許容範囲が狭いらしく、今一つパンチが弱い気もする。 6年前にはこんなものもあった。 アイデアを具体的な絵に表現するには相当柔軟な頭脳が必要で、風刺的な短歌を詠むのとは雲泥の違いがある。言葉でイメージできる人はいいけれど、そうでない人も多いでしょうから、一枚の示唆に富んだユーモアのある風刺画を見て、手を叩いて溜飲を下げる快感はたまらないでしょう。 オーストラリアの漫画家マーク・ナイト氏が描いた女子テニスのスーパースター、セレーナ・ウィリアムスの風刺画。同大会の女子シングルス決勝で、セレーナは主審と激しい口論を繰り広げてテニス界を騒がせた。コードバイオレーションを受けた同選手が罰金1万7000ドル(約189万円)を科された今回の問題では、男子と女子の選手で異なる基準が適用されているのではないかという訴えが出された。 この風刺画では、主審が大坂に対して「彼女に勝たせてあげてくれないか?」と話しかけている様子が描かれていて、「人種差別と性差別で冷やかすもの」との指摘もあり、世界中で批判されたらしい。でも、日本でもこのくらいやってほしいと思う。 山藤彰二のブラックアングルも大好きでしたねぇ。週刊朝日に連載されていたものをまとめた本があって、1976年~77年版を持っています。右ページに小さく新聞記事があり、左ページ一面に風刺画を載せてあって、どちらかというと時事のための勉強漫画的な要素もあって、分かりやすかった。 漫画家のやくみつるが、全ての原画を秋田県横手市の市増田まんが美術館に寄贈したとか。原画は段ボールで19箱分、数万枚にのぼり、「絶滅カウントダウン状態にある時事漫画が令和初期までは確と存続していた証として後世に伝えていただけますれば、それに勝る幸せはございません」とのコメントを寄せている。「風刺画」で検索するとたくさんの画像が表示される。 「第29回那須良輔風刺漫画大賞」の審査結果が、10月16日に発表されている。最高賞の那須良輔大賞は高校生以上の一般部門で、コロナ禍で必要とされた大量のマスクを聖火で燃やし、東京五輪の開催を願う福岡県の松本泰光さん(59)の「願わくばその日・・・・」が受賞一般の部松本泰光さん(59)「願わくばその日・・・・」ジュニア部門 (中学生)中二・久保杏璃「水の中」 (小学生以下)小1・福屋陽斗「あつ~い!」 風刺漫画大賞は、熊本県湯前町出身の政治風刺漫画家、那須良輔(1913~89)にちなんで同町が全国から作品を募集するもので、1992年に始まり、今回は一般部門に369点、ジュニア部門に323点が寄せられ、前回より計244点の大幅増となった。 町は「コロナ禍や東京五輪、海洋プラスチックごみ、猛暑、災害など考えさせるテーマがいろいろあったためではないか」とみている。 風刺漫画はカリカチュア(caricature)、時事漫画はカートゥーン(caltoon)と呼ばれ、単なる絵解きとギャグのためのものになってしまってはいけない。ジョークがありすぎると社会に対して貢献する機会が失われてしまうが、意見を強く主張することにこだわりすぎると説教くさくなり、読者を飽き飽きさせてしまう。 さらに、政治的社会的議論に取り組む中で、カートゥーンが最も大きな効果を上げるのは、バランスのとれたポジションを取っているときではなく、ある一つの立場から、ユーモアを交えながら強く主張するときなのである。客観的な真実を示すことをその役割とするジャーナリストとは異なり、「カートゥーニストは明らかに報道というよりも批評を行っているのであり、その批評とは、一目瞭然に分かりやすく誇張されたものなのである」という。 諷刺漫画は「ナイフで笑わせる」こと。良い諷刺漫画とは「強力な意見を刺激させる装置」であり、「会話や議論の開始に弾みをつけるもの」とも言われる。 詳しくは、「トゲのあるポスト3.11日本政治漫カートゥーン画新聞以外のカートゥーンとその可能性」をご覧ください。
2020.12.04
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♪ 生物は自己維持本能そのままに生き永らえてゆく永田町‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 菅新総理はさっそくその強権的手腕を見せて、世間を敵に回しているようだね。彼は、幹事長として安倍総理と8年近くも一緒に歩いてきたんでしょぅ? そんな長い間一緒にいれば、安物のTシャツじゃなくても “朱に交わって赤く染まっちまう” のは自然現象みたいなものじゃない。合わせているつもりが、知らず知らずに価値観や行動パターンがインプットされて体や脳に染み込んでしまう。長く一緒にいすぎた・・ その染みを自覚しないまま、自分が一番得をするにはどうすればいいかを第一に考え、都合の悪いものを排除し、臭いものには蓋をする。さもそれが当然とばかりにやってのける。 支持率がアップしたのに気を良くしてというわけでもないだろうに、日本学術会議が推薦した新会員候補の6人を菅義偉首相は任命しなかった。その強権的人事に非難殺到がしている。 都合の悪い推薦メンバーを、鍋料理に浮くアクのごとくにあっさり排除。悪びれる様子もなく、権力を持つと何をやってもいいと思っている、たぶん王様気分なんだろう。安倍前総理が築いた路線にどっかと胡坐をかいて、「反対するものには止めてもらう」と言って憚らない、丸山健二 さすらう雨のかかし 総理大臣が変わっても新しさのへったくれもなく、シラケ鳥が無気力に飛んでいるコロナ禍の10月だ。国民の口から「ああこいつもか」と力ないため息が漏れるばかり。政治家ってやつはどうしてこうも自己中心的で欲が深いのだろう。 仮病を使ってまんまと逃げおおせた安倍前総理が、後ろで操っているらしい噂も出ていて、爺さまはもううんざりしている。 来たるべきAC(after corona)では、「3R(リデュース、リユース、リサイクル)」が重要なテーマとなるというのに、永田町は「逆3R(リボーンなし、リメイクなし、リフレッシュなし)」の中で、トランプ大統領のように「discharge(解雇、解任、履行、免職、解職、罷免、免官)」の風が吹いたりするのでしょうか。 トランプ大統領が、COVID-19が陽性で軍の施設に入院したとか。「バカな奴だ」とリベラル派だけでなく世界中が、そして多くの日本人は思ってるんじゃないの。FBの「トランプ死ね!」との書き込みが削除さたとか。オクトーバー・サプライズがこんな形で起きて・・。 ヤツと仲良くしていた前総理の意向を汲んで、おべんちゃら言ってつき合っていけるのも「逆3R」ならではのことでしょうか。 爺さまは、随分前に座椅子を買ったものの使い心地が悪くて仕舞い込んであった。床に置いて胡坐をかいて座り、背もたれに凭れていると疲れて来る。何とか使い易くしたいと無い知恵を絞っておった。何故疲れるのかを小さな脳で考え、リメイクした結果がこれ。 厚めの座布団を載せるとちょうどいい高さになるらしい。胡坐をかいて足を投げ出しても具合がいいらしく、ご満悦で座ってみせる。 床から浮かすことで足が下がり、腰に負担が掛からなくなったようだ。キャスターが付いてるところがミソ。座ったまま、スーッと移動できる。 最近の人はどうだか知らんけど、昭和の日本人はソファーが苦手らしいねぇ。アメリカのTVドラマの家庭に憧れて、必要も無いのに応接室を設けてソファーを置いた。でも、ちっとも落ち着かない。リビングに至っては、床にずり落ちてソファーを背もたれにして、胡坐をかいているという、なんともみっともない洋風生活。 爺さまもそう。フローリングに座卓を置いて、畳の部屋のように生活している。それで座椅子が必要だったようだね。寒くなってくると、僕らが喜ぶことも知っている。膝の上に乗ってねぇ、顎なんか撫でられて。良いんだよね、これが。 このブログは8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。 日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますので、それまでは未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.10.04
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♪ アナログに包まれて咲く胡蝶蘭パソコン一台例外として‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 学校の休みが続いていて、親も子も教育関係者もヤキモキしている。この間に環境の差によって格差が広がる恐れがあるが、どれだけ差がついてもこればっかりは保証も救済もされない。 この機会に「STEAM教育」なるものを広めようと目論んでいる業界がある。元々はに「STEM教育」という科学・技術・工学・数学を総合的に学ぶことによってIT社会とグローバル社会に適応した国際競争力を持った人材を多く生み出そうとする21世紀型システムがあるらしい。 子どものうちからロボットやIT技術に触れて、「自分で学ぶ力」を養う新しい時代の教育方法といえるもので、アメリカや新興国では何年も前から導入され、国主導の教育カリキュラムとして実践されているという。iPadで本格的なプログラミング体験(ピョンキー) インターネットやアプリを使い、「子どもが自分で学び取る」ことが可能になり、パソコンでプログラミングしたりロボットを組み立てるなど、より専門性の高い人材を増やし国際社会および労働市場において価値の高い人材を生み出すことが目的とされる。 それを一歩進めた形でSTEMに、A(Art(芸術)もしくはArts(リベラルアーツ、教養))を加えたものが「STEAM教育」というものらしい。更にこれに「R(Robotics、ロボット技術)」を足した「STREAM(ストリーム)」教育というのもあるとか。 アメリカでは、オバマ大統領の就任後に「STEM教育」が本格化し、年間で数十億ドルという予算が投入され、STEM教育を中心に科学技術に優れた人材をより多く育成しようという国家的な戦略が進められているそうだ。シンガポールには国営のSTEM教育施設があり、インドでも2015年から6歳~18歳の子どもたちを対象にした科学技術を学べるプロジェクト「Rashtriya Avishkar Abhiyan」がスタートしているという。アメリカ「STEM教育」の成果 日本ではプログラミング教育が2020年の今年、ようやくスタートラインに立ったところでアメリカなどと比べるとかなり遅れているのが実情のようだ。学校のICT(ネット)環境整備がお粗末で、日本の国際競争力低下を懸念する声も高まっている。 そんな中で、民間が、会社や大学機関などを通して子供向けの教室がたくさん誕生しているらしい。「Tech Kids School」や「富士通ラーニングメディア ファイトキッズクラブ」、「ヒューマンアカデミーこどもプログラミング教室」とか「世界大会出場も!モノづくり系教室」なんて言うものまである。 アナログ・デジタルの垣根を越えて、分野横断で「感じて・考えて・つくりだす」体験ができる教材を提供している「ワンダーボックス」。教育コンテンツ制作のプロチーム「ワンダーラボ」によって制作され、ワンダーラボが開発・運営する思考力育成アプリ「シンクシンク」は、150ヶ国に延べ100万ユーザーを持つとか。 世界最大級のアプリアワード「Google Play Awards」でも、日本の教育教材としては唯一の複数受賞を果たすなど、国内外で入賞多数あり、さらにその効果も、IQ・学力を伸ばすことが、実証実験によって確認されているという。 まあ、ここの宣伝をするつもりはありませんが、この緊急事態宣言の出ていて学校が休校の間、リモート授業やこれらの教材を使って学んでいる人は恵まれている。そうでない人の方が大多数だとしても、教育にお金を掛ける必要性がますます高まっていくのは確か。貧富の格差が教育の格差になってはいけないのは言うまでもないが、イタチごっこだ。政府が資金を出して一律に教育できるようにしても、余裕のある人・家庭ではそれ以上のことをやろうとする。 でもしかし、今は後進国でもスマホはかなり普及していて、電気が来ないへき地でもケイタイが使えたりする時代です。教育的にもドラスティックに変化していくだろうし、日常的な金銭感覚はあまり問題にならなくなっていくかも知れない。 テクノロジーは「畑に育つ真っ赤なトマト」と同じで、放っておいてもどんどん成長していくもので、AIやITを活用しやすくなって、余分な経費を背負っている先進国をそうではない後進国が追い抜くことも出てくるかも知れない。アフリカを赤に染める 中国がそのお先棒を担いでいって、世界中に大中国圏を作り上げていくのは間違いのないことだと私には思えます。資本主義が頭打ち、民主主義も行き詰まりの中で、中国的国家戦略はまさしく最強のものでしょう。アメリカが世界一の座を自ら下りようとしているのを思えば、火を見るよりも明らかなこと。 過去の価値観が全く通用しない爺の出る幕じゃない状況が極端になっていく、その境目あたりに生きているのかも知れない。先のことなど予想できないのが当然と思いつつも、孫の成長は興味深いことの一つではある。 よく練習して来ていて、この日は一発で合格だった。次の曲の説明を受けているところを盗み撮り。両手で弾くバイエル11番あたりをやっているようで、爺も並行してやろうかと思っている。しかし、薬指と小指の力が弱いし、うまく動かないので今の孫には勝ち目がない。 保育園が再開すると今のように練習はしなくなるかも知れず、その間に追いつけるかもしれない。こっちはボケ防止、向こうは面白半分から脳力アップへの1アイテムに過ぎないが、今のところ一緒にやれるものはピアノぐらいなものだからね。
2020.05.08
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♪ 番組表に再の字ならびCMは電気仕掛けの紙芝居のごと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ こんな時こそ、ただモノや金を消費するだけの生活を見直して、自分自身を新たな道へ導いてやるというのもいいんじゃないか。 日曜日の11:48、NHK「ガッテン2分ミニ」というのをやっていた。「新型コロナウイルス流行 今だからこそお伝えしたい!健康ワザ」と銘打って、コロナ対策の一環として2分間のお勧め健康法を紹介する番組で、これがなかなか為になる。 筋肉には2種類あり、持久力に優れ、脂肪を消費しやすい「赤筋」と、瞬発力に優れ、糖を消費しやすい「白筋」。低強度のスクワットを繰り返し続けると、なんと白筋が “ピンク筋” に変化するという。 これは白筋の細胞の中に、脂肪を燃やしてエネルギーを生む「ミトコンドリア」という器官が増えたことを示していて、ピンク筋は ”赤筋と白筋の「いいとこどり」をした筋肉“ だと言う。白筋をピンクに変えるので「ピントレ」と・・ スクワットを「10秒かけてゆっくり腰を下ろす」というもので、ひざを90度くらい曲げたら2秒間キープして立ち上がる。これを10回やって4、5分の休憩を入れ、また10回。休憩を入れてまた10回の計30回行う。週2~3回のペースで、まずは3か月を目標に続けてみてくださいとのこと。 「糖と脂肪をダブルで消費して、血糖値の上がりにくい体にしてくれる」というから、体力のない高齢者には持って来いの運動だ。 これなら筋力がない人でも続けられそうだし、下半身の体力をかなり向上させることができそうだ。風呂上りにやるもよし、ティータイムにやるもよし。3か月続けられれば間違いなく効果が表れる。 *足腰に不安がある人や運動が苦手な人は、後ろに安定のいいイスを置き、前にテーブルやイスで支えを作って行うと転倒予防になる。連続10回は難しかった人は、足を大きく開いて負荷を軽くすることで、10回を目指す。★ その後 11:50からの10分間は、「みんなで筋肉体操」というのをやっていた。あの谷本道哉 (近畿大学准教授)の指導の下に、様々な職業の有名人がファミリーとして参加して、けっこうキツイ筋トレをやっていた。 とても真似は出来ないが、筋肉フェチというかナルシスト的愛好家がけっこういて、日々努力している姿が垣間見れて楽しい。「みんなで筋肉体操」 いつも力を入れっぱなしだ こちらは「筋肉は裏切らない」とばかりにトコトン追い込んでいき、キツイ状態を前向きに捉えなら筋肉を付けていく。緊張感のあるシビアで迫力のある筋トレを見せてくれる。
2020.04.21
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♪ 歩行者の天国というむなしきエリア今は風道さびしき街路‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 今日は満月。夕べは、春には珍しい澄んだ空に鮮やかな月が夜の桜の照らすために、すっきりとした顔を出すところに出会った。本来なら春霞でぼんやりしているのに、湿度50%前後の夕方は秋のように澄み切っている。桜と月の出(月の出17:27)を撮ったが、私のカメラではそのくっきりした月がうまく写らないのが悲しい。(月没は5:51) やはり何だおかしい。朝露に濡れる草の葉や霞んでぼーっとしている山々が、いかにも春らしい風情を演出するのに、こんなに乾燥している春なんて不気味だ。 今日の天気は拡大します。 満々と姿態をふくらませている桜が、間もなくその緊張を解く。 今日、この桜はハラハラと散り始めるでしょう。学校は休みなのにだーれもいない公園。当初の予報よりも花の盛りがずれたことで、本来なら始業式に丁度いい状態で迎えてくれるはずだった。 風のない妙に乾燥した春の日中を、不気味な一年を暗示する様に虚ろな公園の静寂のなかに、ただ花びらが静かに散っている風景はシュールでもある。 東京都を始め7都府県対象に緊急事態宣言が出されて5月6日までの行動が禁止された。首都圏の経済が大打撃を受けるのは必至で、知事も総理も窮地に立たされる。自分中心で良い気になってやって来た安倍総理は、果たしてどんな結末を迎えるのか・・東京都の感染者・死者数の推移日本の感染者・死者数の推移 *アメリカでは死者1万人に達した。*イギリスのジョンソン首相が入院して「標準酸素治療」を受けている。*カナダのオンタリオ州では、死者が最大1万5,000人になると予測。*海外では外出禁止で、DV被害が頻発。*中国河南省平頂山市コウ県では、再度の封鎖となっている。*ベトナムの新型コロナウイルスに変化が発見された。*免疫がない状態なのでこの先も直ぐには終息せず、夏になれば終息するという根拠はない。*ビッグデータを活用してより正確な情報を得ることが始まっている。*ワクチンは最短で1年半ほどでできるという見方があるが、通常2~3年は掛かる。世界の感染者・死者数の推移 COVID-19の弊害と今後、重なり絡み合って諸々の影響・弊害が出る。 失業者の増大と経済の破綻、デフレによるモノ余りと不足のアンバランス、株価低迷で年金運用の損失拡大。地球規模の天候異変による自然災害の追い打ち、中国の躍進と米ロの対立、世界各地で起こる暴動、戦争のトリガーとなりかねない世情不安、などなど枚挙にいとまがない。 ”地球を破壊して、人類だけが良い思いをすることなど出来ない“ という事を、微細な生物と非生物の中間生物が、不遜な人類に警告していると捉えるべきだろう。
2020.04.08
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♪ 坂道を息を切らして上りきて知らぬあいだに峠を過ぎき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 12日のニューヨーク株式市場は、入国停止措置などを受け、ダウ平均は前日にブラックマンデー(1987年)以来の暴落を記録。直前の2日間で計3800ドル超も急落。朝日新聞より しかし、トランプ大統領がウイルス感染の拡大に対する国家非常事態を宣言した13日は急反発。前日比で1985・00ドル(9・36%)高い2万3185・62ドルで終えた。1日の値上がり幅では、これまで最も大きかった今月3日(1293ドル)を抜いて史上最大を記録。 為替も急反発し、1ドル=107円98銭~108円08銭と、前日同時刻比で3円39銭の大幅な円安ドル高水準で取引されていた。 WHOがパンデミックを認め、アメリカもそうならないとも限らない。検査体制が不十分なうえに、皆保険ではないために治療を受けられない人も多く、そこら辺で感染が広まると手が付けられなくなる。 収束の傾向が見えてきた共産主義の中国のようなわけにはいかず、この先も長島温泉の「白鯨」のように、事あるごとに乱高下するのだろう。そのたびに悲鳴を上げる投資家たち。 株や為替に連動するかの様に、気温もまた乱高下している。先日、20℃にもなった気温が来週にはまた冬の寒さに急降下。そしてまた直ぐに上昇して再び20℃越えする予想も。tenki.jpのものに加筆 1億分の1秒なんて単位で株がコンピューターによって売買されている中で、個人投資家が翻弄される異常な社会。株主が会社の持ち主だという理論もまかり通っていて、異常に膨らんでゆがめられていく金融の世界。マネーゲームの果てに何が待っているのだろうか。 仮想通貨がリアルになってきそうな中で、中国のような国がますます有利なになっていくような気がしてしょうがない。アメリカを喰ってしまうような時が来るかもしれない。 傘がないのは、一体どこの誰だ?
2020.03.14
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♪ 安の字のニュースに溢る原油安 株安ドル安 また安倍なども‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥新コロナウイルス米国感染拡大懸念原油安で急激な円高・株安が進行原油価格の急落需要減の中、産油国の減産協議が決裂し、サウジ、ロシア、イラクが増産へ米国のシェールオイル生産量が、10年足らずで10倍を超えていることも影響。 原油安を受けて米国株が「パニック売り」に陥る一方、米国債、金、円などの安全資産は「パニック買い」が発生している。 余っている資金が行き場所を求めて、世界経済を引っ掻き回す。後手後手政策と、ジコチューの付け焼刃的大風呂敷を見切って・・NHKが3月6日から3日間、全国の18歳以上の男女を対象に、「RDD」で調査。 支持する理由では、 ◇「他の内閣より良さそうだから」が54%、 ◇「実行力があるから」が18%など。 支持しない理由では、 ◇「人柄が信頼できないから」が39%、 ◇「政策に期待が持てないから」が30%など。責任なんか誰も取らない安倍内閣主に40代以上の年齢層を中心に2,009件の有効回答選挙ドットコム・JX通信社の共同調査 自粛要請が延長され、ことごとく人が集まる行事・イベントが中止に追い込まれている。サプライチェーンが断たれ、経済活動が滞り、リーマンショックを上回る不況が懸念されている。 物価下落で年金も減らされる恐れあり。センバツ高校野球は中止が決定。東京オリ・パラは2年延期の案が・・ 新年度の4月以降、いったいどんな状況が待ち構えているのか。考えるだけでも空恐ろしい。
2020.03.12
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♪ いっせいに眼を光らせて品定め本に選ばれし客となりたり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 出版不況というか本離れが進んで、出版界もいろいろと手を売っているようだ。コストをいかに下げるかもその一つ。 先日買った本が今までにない作りになっていて、おお、こういう手を使ってきたかと、ちょっとばかり驚くと同時に感心した。カバーを外してみる。 丸背の上製本で、一見しただけでは分からない。従来通りの作りかと思いきや、本を開いてみて何か違和感が・・・。本来なら、右の紙を左の表紙に貼り付ける。 そう、見返しが表紙に貼り付けられていない。今までの製本なら未完成と言われそうな、手抜きがしてあるのだ。一手間抜くことで体裁はそのままにコストを削減する妙手だ。伝統ある本作りのプロの立場からすれば、断腸の思いだっただろう。何だか切ない感じがして、表紙の裏側を手で擦ったりしてしばしながめていた。 自分も手作り製本をやるので興味津々。表紙は多分、共紙を芯にして折り返してあるのだろう。ソフトカバーの具合は上々で、そこそこに腰があって良い感じに仕上がっている。 ずいぶん前から製本の革命は起っていて、絵本の作りも根本から改良されて簡素化されている。図書館の製本ボランティアの人たちはそれをヒシヒシと感じているようで、ベテランと新人ではその技術的な部分に差が出ていくことになる。 なかなか良い本で興味深く読んでいるが、短歌の本なんてそうそう売れるものでもない。品を保ちながら省略できるところは省いて、何とか貴重なファンに失礼のないように提供しようとする出版業界の心意気を感じる。 JR高島屋にあった三省堂は、2019年6月からゲートタワーモール8階にできた本店と統合している。田舎に引っ込んでいて知らず、以前の場所に店がなくてまごついた。東海地区最大級というだけあって、短歌の本もたくさん置いてあるのがうれしい。拡大します 「三省堂書店ブックス&カフェ」という名前が示すように、カフェが併設されていて、未購入本を2冊持ち込み可能というからありがたい(ちょっと高いが)。
2020.03.04
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♪ 雀らは日向ぼっことえさ台に政(まつりごと)などなくて忙しき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 文章表現にもいろいろある。新聞にも時々面白いものがあって、読者を楽しませてくれる。娯楽欄ではなく、政治欄でだ。 朝日新聞は、どこぞのふにゃふにゃの御用新聞とはわけが違って、「新聞とはこう在るべきだと」正々堂々と取材報道している真っ当な新聞だ。これを「赤」だというアホがいるが、ネトウヨの類にそういうのがウヨウヨいる。26日朝刊 拡大します 「どん底に落ちても人生終わりとちゃうど。落ちても人生続くど。人生はなかなか終わってくれんど」 「盛者必衰の理(ことわり)」は理解しているつもりでも、必衰した後も人生は続くことを、私たちは忘れがちだ。 信じてもらえない人間として咲き続けるのか。信じてもらえる人間として散るのか。首相、人生の見積書へのサインを、どうぞ。 この編集委員の高橋純子氏の文章は、何時もこんな調子で楽しませてくれる。かなり皮肉って揶揄してはいるがちょっと遠慮も見せ、当事者の首相や全国の多様な読者にたいする配慮も。 以前は、毎日新聞(最も硬い新聞として通っていた)を取っていたが、財政難で余裕がないのかボリュームがなくて不満が出てきた。地元の中日新聞(エリア新聞)を取ったこともあるが、地元のニュースには詳しいがこと政治のことになると食い足りない。ただの情報紙という感じで、直ぐに購読を止めてしまった。 天下の朝日新聞はそこへ行くと一歩抜きんでている。紙面も充実していて購読していることに満足していたが、年々ページ数が減って薄くなっていく。紙の新聞を読む人が減ってWeb版にシフトしてしまっているのが残念。新聞を購読する人がどんどん減り、スマホ頼りで長い文章を読まない風潮が加速している。そんなご時世なのでどうしようもない。★ きのう久し振りに三洋堂へ行ったら、新刊本がたくさん並んでいて別世界に迷い込んだような気がした。しかし、よくよく見れば話題になったものやタレント本など、売れ筋の本しか置いてない。文庫本なども物凄く偏っていて選ぶ余地さえない。ここも例外ではないのだと、数分後には納得していた。 今年の第162回(下半期)芥川賞受賞作「背高泡立草」を読んだが、これが受賞作?と、拍子抜け。選考委員も絶対的権威のある賞の故に遠慮があるのだろう。一人が今年は受賞者なしでも良いかなと思いながら、何となく迎合して自分を納得させている。多様な意見があるのは当然で、この小説を面白いと思った人も少なくないのかも知れないが・・・。 何もかもが軽薄短小、黄身なき卵白になっていく。政治家の無能ぶりや首相のお山の大将振り、教育の場での矜持の無いモラルや質の低下、特殊詐欺の横行、大企業の犯罪(決して不祥事などではない)や隠蔽の体質、これ等はみんな国家の長である総理大臣の振舞に感化されていった結果だろう。平気で嘘をつき、人のせいにし、みんなで渡る赤信号的なれ合いと、不都合に目を瞑る無責任と自己中心体質から来ている。 モラル崩壊はいずれゆでガエルとなっていき・・・ きのう書いた「ジョーカー」のような映画のネタが無くなるどころか、ますます増えていきそうなこの社会。当分の間、いや永遠に続いてゆくのかもしれない。
2020.02.28
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♪ 情報に絡めとられて 雪だるま 便利の原を彷徨っている‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 携帯でのやり取りに疲れ果てている若者たち。 恋人との交信に「束縛されてウザイ」と聞き、そう思われたくなくて、頼まれた時以外は電話もメールもしない。 そんな思いを誰かに聴いて欲しくて、携帯ブログに愚痴を書く。 前彼に、別れた後になっても交流サイトを見られて「お前、あいつと付き合ってるのかよ」と絡まれる。 「めんどくさい」の一言で片づける言葉の裏に、本音が言えない悩みを抱える。 言いたい事も言えず、「全部誰かに話せたら楽だけど実際そんなことできない」とブログに綴り、その心を吐露することで保とうとする。 便利なはずの携帯が逆に自縄自縛の足かせになっている。 百人二百人のメルアドを登録して、そのやり取りに辟易しながら抜けだせない携帯地獄。 いっそ失くしてしまえばいいものを、孤独になるのが怖い。無視されるのが怖い。 非常に浅い関係で、その浅さを数で補っている感じ。 他人という存在からしか自分を確認できないことが、その悲劇を生んでいるようだ。「日歌」が千首を超えたのを機に「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.12.16
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♪ 束の間にサイレンの音過ぎゆきて 君は朝(あした)に何を夢見む 不況のため仕事がなく新人研修が一カ月延び、連休のために一時帰郷した次男。久しぶりに自分の部屋で寝入っている息子。将来の不安を抱えながら何の夢を見ているのだろうか。遠くで消防車が朝火事を告げるサイレンを鳴らしながら過ぎて行った。国家財政も火の車で、政府は将来の増税を担保に大盤振る舞いのオンパレード。赤字国債を乱発し、補正予算を含むと100兆円という空恐ろしい規模の話しだ。人気取りの飴玉作戦。目先のご機嫌取りのために国民の血税が湯水のように使われる。これらのツケを我々国民が背負わされるのだ。膏薬を貼りまくって痛みは薄らいでも、病根はそう簡単には治らない。治るばかりかもっとひどくなる場合だってある。あれだけ皆が反対した定額給付金も、一部ではすでに支払われた。何だかわけのわからないうちに1万数1千円なんてどこかへ行ってしまう。経済効果なんてホンの一瞬のことでしょう。夢を語れる国になってほしい。目先のニンジンの話ではなく、将来のビジョンを夢のあるものにしてほしい。
2009.05.01
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♪ 暗がりで女子高生を後ろより追い越す時の疾しさの影 夜のウォーキング中に女学生を追い越す時がある。短いスカートを穿いた無防備な子が、携帯で話しながらだったりすると余計に気を使う。こちらに疾しいところが無いことを暗黙に知らしめ、ちょっと距離を取って追い越す時の卑屈な気分。疾しさの影そのものの自分が恨めしい。いっそのこと 「ワッ」 と、後ろから脅かしてやろうか。その方がよっぽど自然な気がする。何があったっておかしくない危険がいっぱいのこのご時世。安全だなんて彼女らに思わせない方がいいと・・・・。
2009.04.14
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♪ しらたまの花は散りゆきおお屋根を 越えて最後のときをさまよふ 先週は黄金の桜週間でしたね。連日の夏日となって桜の花は、葉と入れ替わるように急速に散っています。時折、白い花びらが風に乗って意外に遠くまで飛んできて、別れを惜しむようにさまよっています。季節は移ろい次のページがめくられようとしています。このところ雨が降らず、日本列島はカラカラに乾燥していて山火事が頻発しているようですね。ヒノキの花粉も飛んで我が家の猫は未だに鼻をぐずぐずさせています。まだ少しの間あの白い異様なマスク姿を、あちこちで見ることになるのでしょうか。どうせならもっとカラフルな色にして、マスクそのものをファッションの一部にしてしまった方がいいのにと思ったりします。春の心浮かれる季節に、あの真っ白なマスクは「無粋」この上ない。「私は病人ですよ~!」って看板下げているようなもんでしょう。花粉症を病気扱いしない事ですね。「花粉症はファッションだ!」ぐらいにデザイナーにいいものを提案してほしいね。ま、マスクも直に見られなくなるけど・・・・
2009.04.13
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♪ 傘立てにあなメタボなる大根(だいこ)あり 今日もテレビはリストラ伝ふ 玄関の傘立てにびっくりするような大根が立っていた。ご近所さんが留守の間に置いてってくれたものらしい。余りに太いので横たえて置くには忍びなかったようだ。 丸々太ったダックスフントの胴体みたいで、先の先まで肉が付き、最も太いところの直径が13cmほどもあった。 途中で間引かれることもなく、潤沢な栄養をたっぷり吸収てのびのびと育った大根はメタボそのだ。何もここまで太らなくてもと思うほど。 果たして切ってみれば、3分の1にスが入っていたものの柔らかで瑞々しく、ブリ大根ならぬタイ大根で美味しく頂いた。 メタボが話題になっているその裏側では、今、生活保護を申請する人が急増している。 折しもパイオニアがプラズマTVから撤退のニュース。世界で正社員6000人を含め、およそ1万人の従業員を削減するという。 新聞には、決算下方修正に伴うリストラのニュースが連日のように載っている。 世界中で一体どれだけの人が職を失う事になるのか、これからの先々を考えると末恐ろしくなってくる。
2009.02.14
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♪ 欲は欲を生み継ぎにけりいたずらにうつろな時の断ち切らるらん 物質文明が行き過ぎ工業製品は飽和状態となり、マネーゲームはゲームオーバーとなった。 本来のあるべき心は溢れた物質の影に追いやられ、洞のように虚ろな穴を身中深く持つに至った。生物の歩みの遥か先をゆくテクノロジーに振り回され、心までが大量生産の規格品のようになってしまった。 地球の危機を取りざたされ、今や猶予もない状況の中で起こったこの世界恐慌は、いったい何を表わしているのでしょうか。 何かがリセットのボタンを押したに違いない。今やり直せば間に合うと。 企業は大量のリストラをして身を縮めているが、果たして同じ双六をまた始めるのだろうか。それでは全く意味がない。人々は気づいてしまったのです。自己中心でバランスを欠いた生物は存在し得ないことを。 法人とは人格を持ったものという意味ですから企業も生物です。 アセンションが起ころうとしているのか、或いはもうひと波乱あるのか。
2009.02.08
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♪ ジェット風船 空に上がりてすぐ堕ちて 虚ろなるまましぼみゆくなり 急上昇して空前の利益を上げた途端に急速にしぼんで、真っ逆さまに落ちた大企業たち。身を縮めて死んだ振りして転がっている。 大企業たちは口裏を合わせたように、こぞってカイコカイコの大合唱。連日の報道に養蚕でも始めるつもりかと思ったりする。 赤信号みんなで渡れば怖くない。この機に乗じて、余分な贅肉は切り落としてしまえとばかりに・・・。 全国に行き場のない人が溢れていくというのに、首相はダボス会議でアジア支援に1兆5000億円の出資を発表した。 家の中に死者が出ようとしているのに、それを放置して隣人を助けに行くようなものだ。家人に人気がないからといって外面ばかり取り繕って居るようにしか見えない。 予算委員会がスタートし、また国会ではくだらん議論が始まる。 それにしても中川財務金融担当大臣の原稿読み違い26か所はひどい・・・・。
2009.02.02
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