全8件 (8件中 1-8件目)
1
重い気持ちで定期テストの結果、1,2年の通知票など持って塾の面談に行きました。 塾の情報は「学校」のものとは格段の差があると聞きましたが、悲しいほど本当でした。 家庭での学習の 状況の話から、以前も伝えたけれど「LD傾向と激しい物忘れ(その場でさんざん教えてもらって理解して理解の確認もしてこれは100パー理解した、と教える側が感じても、少ししたらきれいさっぱり100パー忘れてる)があるので」と また話したら「講師もそれは分かっています。とにかく復習を欠かさないようフォロー に気をつけて進めています」とのこと。 ぶうのLDを分かっていてフォローしてくれているのは、家庭教師と塾講師。高いお金払ってるんだから、当たり前かもしれませんが、学校の対応で親が傷つくことばかりの今日この頃のおかあには、本当にありがたいことです。 それと、学校で言われた「コミュニケーション力不足」の件。 たぶんぶうは、周りが盛り上がってたら自分からは何も行動を起こさず、言葉も出さず「ボーッ」としてるだけに見えるけど、本人はそれでものすごく参加してる気分になってる、とか積極的に友達を作ろうという姿がみられないとか(自分はしてるつもり。友達もいるつもり)、行事の実行委員などには絶対手を挙げないとかのことだと思うんです。(実行委員などは、内申に直結するせいか、なりたい子が多くてオーディションがあるくらいです。委員になるためにプレゼンテーションしたり、グループ討論をしたりなどということがしょっちゅうあるようです、他の子には) 場所が全然違うけど、ぶうと接する講師や塾スタッフは何か感じることがあるのかなー、と聞いてみました。 「え?それはないですよ。ぶう君は積極的に質問するし、分かるまで何度でも『ここのところが分からない』と聞いてきますよ。それは春期講座の他の先生方もぶう君は積極的だねと言ってましたし。ただ、では学校でお友達とどうか、ということはこちらではわからないですが・・・」と言われました。 んーー、半分は不明だけど半分は心配するほどのこともないのかなー? 成績と入試については、とても厳しい現実がわかりました。1.2年の成績表から一応目指している高校まで科目の内申があといくつ必要か、ばっちりと示されます。「まだあきらめる時期ではありませんよ」とは言うけど、この間の定期テストからはちょっとV字回復は・・・。だってあと1回しかチャンスがないということもわかりました。 でも、ぶうの行動、立ち振る舞いが、塾ではちょっと褒められて、わくわくしてしまいました。もちろん塾ですから、リップサービス、お客様への対応マニュアル、おだて、おせいじ、でしょう。でもうれしいです。(お若いわーと言われて化粧品買う人レベル) 学校の全体説明会では、漠然と目標のない「がんばりましょー」(これ以上できない)の励まし、「本や新聞を読もう。繰り返しをすれば忘れないぞ」(忘れるんだよ)というステレオタイプの学習の薦めにうんざり、それにあてはまらないぶうの親のこちらが責められてる気もしてー。学校では「塾の扇動に乗せられないように」とも言ってまいした。単純なおせいじに舞い上がってる私は、まさに「乗せられてる」状態かもしれません。 でもその塾の面談の帰りは、なんだか心が軽く軽くなって、ミスドの新しいシュークリームなども買ってしましました。 ところが、そんなことして田舎の家の様子を見に行かなかったら、この大雨続きに「夏の畑」は壊滅状態。トマト、ネギ全滅、他のもの雑草大量攻撃に埋もれる・・・。 なんか無理した生活してる。ぶうにストレスかけて泣かして、この家の背負う環境もみきれない。なにもかも手からこぼれていく。また涙が出そうです。 学校の説明会で「細かなことで一喜一憂しないで下さい」と言ってたけど、「一羽が生えて飛んでいく一谷底の石ころ」くらいアップダウンが激しいです。 去年友人が、受験生の息子さんが最後のチャンスで内申ゲットに失敗して、車を運転しながら助手席に乗ってる息子さんと大泣きして帰ってきた、と言ってたのを思い出します。「ごめんねママ。今度は出来たと思ったのに結局ひどい定期テストの結果になっちゃった」「いいんだよ。お前はお前なりに一生懸命やったね。ママはわかってるよ」って言いながら二人でワンワン車の中で泣いたそうです。すれ違った人は、泣いてる親子にびっくりしたでしょうね。(内申は絶対です。受験の結果は厳しいものでした) 親子ともに不安定に、いえ、親が不安定になると本当に実感です。これからが本番というのに。 えーーい、ポーカーフェイスになれ、と言ってるじゃろが~と自分に檄!!
2008年06月30日
コメント(0)
昨日、ぶうが泣いて帰ってきました。 正確には、目を見開いて顔をこわばらせて帰ってきて、家に入ったとたん見る間に目が潤んで号泣・・・でした。 定期テストの結果が今、返って来ています。一昨日、一番苦手な国語が平均点の約半分の点数もいかずショックを受けたばかりです。今日は社会・公民がバック。うわ~、わずかな点数でした、というか下はいないというか。 今までこれより落ちようがないと思っていた少ない点数の幅も、容赦なく取り払われてどすんと落ちた感じです。 テストの平均点を見ると、今までより高いくらい。 これまで「てすとぉ~? そんなの関係ね~よ」と言ってた子達が「まじやばっ」と普通に勉強したからかも。ぶう周辺の点数を取ってたお友達が一斉に前に進み始めたら 、今までも必死でやっててなんらかの点数にしていたぶうは、たちまち 遠く遠く引き離されてしまったんでしょー。 いやいや、本当にわかっていてもつらい~!!! ぶうのほとんど白紙に近い答案用紙の数々は、努力しなかったり怠けたりしたわけではない、毎日毎日ワークをやって教科書見直して書いて覚えて、その結果なんです。 この必死の努力は、「点数」に現れないので何の評価にもなりません。親が「ぶうはえらい!」と思うんです。そうやって支えています。でも、学校側は「本を読みましょう」とか「もっと繰り返しやてみたら」とか「どうした、がんばれ」なんて相変わらずのアドバイス。「やってるよー!やってやってぎりぎりがこれなんじゃい。あんたたちの言ってることで変わるんならとっくにに成果がでとるわい!これがLDなんだよ。発達障害なんだよ!」と心の中で思う母です。 原因は「海馬」とか「脳漿」とかの問題なんでしょー。わかっていてもつらい。 ぶうが一番つらい。「どうしよう、どうしよう」と涙が止まりません。「しょうがないよ。次は絶対がんばろうね」と言うしかないです。 実は、いつも母がつきそって教科書見直しさせて、重要な語句を書き出しさせて、問題やらせて、何度も出来ないと叩くようにして覚えさせて定期テストに臨ませたんです。でも、母もなんだか気力がなくなっちゃって、ついつい「自分でできるよ」というぶうの言葉にのっかっちゃたんです。 3年生ですからねー。内申がどんなに重要か言うまでもありません。 健康な子なら、歩ける子ならいろいろ選択がありますが、車いすの子を受け入れてくれる学校の情報は、通える範囲で2校しかありません。このぶうの成績で・・・? 考えたくもありません・・・。 考えたくもないけど、学校が考えてくれる訳でもなくやっぱり考え込んでしまって、本当にぶうに申し訳ない、なのに顔に不安が出てしまって、またぶうがそれを見て「どうしよう」と涙ぐむ・・・。 昨日は好きな野球のナイターもなく、暗い夕食でしたぁ~。 中3のぶうの勉強支援体制は、主要3科目が家庭教師、理科が個別塾、社会がおかあのむち、使う教材は「チャレンジ」。ものすごい出費だけど一年間だけのこと、とぶうの口座に貯めておいた福祉助成金など、すべて使って手当するつもりなんです、がー。ものすごい勢いで、お金無駄にしてるかなー、無用なストレス与えてるだけのようなー。 今回の結果を聞いて、家庭教師の先生は、うちの廊下に「えっっ」と短い悲鳴とともに本当に崩れ落ちて倒れましたよー。 なんか寝る前にぶうの頭を抱きしめて「おとうもおかあもぶうが大好きなんだよ、分かってる?」と聞いてしまいました。ぶうはまた涙を流して「分かってるよぉ~」と小さな声で言いました。
2008年06月27日
コメント(0)
ここのところ、ぶうの学校行事に追われています(><)。 修学旅行、定期テスト、高校志望校調査記入、進路説明会、塾の個人面談、学校三者面談等など。子供の学校生活でいろいろな困難を感じている母たちは、崖っぷち感で胸かきむしられる思いです。 ぶうは抽象的な概念欠落してるLDだし車いすだし、高校を目指すとしたら学年で一、二番の困難な生徒になります。でもまたぶうの周りには、同じような不思議ちゃんがけっこういるんです。 どの子も形は違えどコミュニケーションに難があって、いろいろトラブルがありがちです。周りを考えない行動で騒ぎを起こしたり、彼らの超マイペースに周りがイライラして爆発したり、いじめにあったり。ぶうも「人の気持ちを考えて。まわりとコミュニケーションをうまくとることが課題」と先生から言われました。(そう言われても何を考えるのか、「人の気持ち」がどこにあるのか分からないのがぶうなんだよ。本人は十分うまくやってるつもりなんだから) 中学校は短いです。もう3年生。 3年生になって思うのは、中学校は自分で考え行動するところなんですね。当たり前だと思うでしょうが、それがなかなかできないのがぶうの仲間たちなんですよ。 小学校では、ぶうの心の発達、これから先に向けて今をどう過ごすか等をよく先生と話し合いましたし、何事もゆっくりのぶうの特質も考えられていました。 将来のために今がある、と感じた小学校時代でした。 中学はもちろん毎時間クラスに登場する先生が違います。当たり前のことです、昔からそうでした。 ぶうの特質を伝えてはいますが、体以外のことは先生方に理解されてるとは感じられませんし、学科担任の先生方とは話したこともありません。 ハンディーを持つ子を持って、不思議ちゃん達とも知り合うと、これはなかなか高度なシステムだと分かりました。中学校は、「ここまではできているはず」と高いステップからスタートします。たくさんの生徒がいるんですから、ざっとひとくくりできる層にむけていろんな制度が動いてるんですね。 それに3年間しかありません。「3年間」は実質2年もないかもしれません。慣れるまでの時期、ひたすらすべての時間を受験にかける時期があるからです。 そして自動的に進めるのはここまで。その後は自分で何らかの進路を選ばなければなりません。そしてそれは「受験」ですからOKと言ってくれるところを探さなければなりません。しかも次のステップは「義務」ではありませんから、「退学」があります。 中学は、前の小学校ステージをクリアーした者が勉強し学校行事をこなし部活に燃え、ポイントをゲットしてさらに次のステージ目指すんです。 クリアー出来なかった子はどうなのか。ポイントをゲット出来ない子はどうするのか。正しい生徒さんの輪を乱す子達はどうなのか。 学校は「無視」です。 ポイントは「この子なりにがんばった」にはつきません。はっきりとした形、点数になってでなければ、何にもポイントになりません。「優しい」とか「がんばる」とか形になりませんからポイントになりません。「生徒会でがんばる」とか「行事の実行委員」とかポイント項目ははっきりしてるんです。その範疇でなければポイント加算にはなりません。 トラブルを起こしたらどうなるか。学校の中ではそれは怒りますよ。がんがんと。けんかがあれば加担した者は事情聴取を受けた上厳罰をくらいますよ。 でも、けして父兄にはもらさないですねー。うるさいからでしょうか。きりないからでしょうか。めんどくさいからでしょうか。 「 小学校の時はトラブルが多くて呼び出しばっかりだったけど、中学校になったら何も言って来ないんだからなんとかやれてるんだ。このまま落ち着いて高校に行けるだろう」と不思議ちゃんのお母さん達は思ったりしてるんです。 でもそれは学校が言わないからです。「何もありませんよー(^^)」と学校は言います。 中学でトラブルを起こす子は、高校で何もないと言うことはない、覚悟が必要だ、と実際軽度発達障害のお子さんを持ってる方から聞きました。厳しい言葉ですが、現実だと思います。 中学は「やっぱりねー」なんでしょう。3年間、なんとか大騒ぎにならず送り出せればそれでいいんでしょう。 ものすごく苦しい立場にいるかも、私。ぶうのこともものすごく心配だけど、ぶうの送り迎えをするうちに、見えてしまった感じです。学校は発達障害を疑ってるどころか確信してても親には言いません。トラブルあっても親には言いません。 私も言えません!遠回しになんとなく伝えようとしても、安心してる親の耳には届かないです。 このまま流れに沿って、少ないポイントで行ける高校になんとか入って、そこでまた現実と闘うしかないのでしょうか。それにしても中学生活ぶりを知らなければ、親はいきなりトラブルの嵐なんじゃないのかなあ。「こんな傾向がありますよ」とその時親にはショックでも言ってあげてよ!と思うのですが・・・。 ぶうのことでさんざん悩みながら、まわりの不思議ちゃんにやきもきする今日この頃ですー。 あ、この冷たさって、うちだけじゃなくてこの頃の傾向らしいですよ。よけいな指導はしない?
2008年06月25日
コメント(0)

義姉のところでは、ブルーベリーにはまっていて、収穫のお誘い。「とにかく採りきれないのー」というので、よっしゃと出かけて、4,5本の木に向かって、うちと姪や甥、大人4人で採っては食べ採っては食べ・・・。 ブルーベリーの実の多さは恐るべし。4人総力あげて立ち向かっても、見た目変わらず。 そして後から後から「行くわよー」と色づく気配。 おなかいっぱい食べて、タッパー一つぶんさらにもらって帰りました。 これでもまだベビーの木だそうで、大人になったらどうなるんだろう。夢は道の駅に出荷?かな。
2008年06月19日
コメント(0)

日曜日、3月に植えたジャガイモ、収穫しましたー! 掘り出しはもうちょっと後の予定だったのですが、5月末に急に葉が黄変して「これ以上大きくなるつもりはない!」という意志表示が堅固。それでもこちらも週末の予定があわず、今頃になってしまいました・・・。ジャガ君達、お待たせ~です。 突然葉が枯れ始めたのは、多分5月に2回も暴風雨があったせいでは、と思っています。近所でも同じようなことを聞きましたから。 ぶうも収穫だけは、参加です。ビニールシートを敷いて土の中からジャガ君を掘り出すのはなかなか楽しいことです。友達家族も遊びに来ました。 ジャガの出来は、やっぱり途中で生育が止まったせいで、小粒。「ん?キンカンみたいだね」と友達。 写真は、左から4月中旬、5月10日(この10日後には「もうギブアップ」のサイン)、収穫されたジャガイモ・・・、メイクイーン、男爵、「インカの目覚め」たちです。 3月15日に植えたニンジンもそこそこ大きくなりましたが、予定ではこんもりとしたニンジンの葉がざっと二列!のはずが、勝ち残った代表選手しか育ってません。このしげり具合で親指ほどのニンジンが出来ています。 一応、テキストや種の袋に書いてある通りに植えたんですよー。でも後から違う雑誌を拾い読みしたら、どうもニンジンはとても雑草に弱いらしいですねぇ。(当然の基礎知識?) 「最初の育ちがゆっくりなので、雑草にやられちゃうから雑草退治はこまめに」だって。なるほどー、納得。だってスギナがすごかったもの。とってもとっても、次に行くときにはまた元気、スギナが。 それにすじ蒔きにしなかったのも、失敗。すじ蒔きの方が、悪漢雑草群団に立ち向かっていける布陣のように思えます。 やっぱり先達の言うことはいちいちごもっともですなー(-_-)。 数少ない間引きのニンジンは、葉が楽しみです。今回は天ぷらにして食べました(^o^)。甘苦でおいしんですよ。 春の名残のジャガイモを収穫した後は、落花生をやっぱりどうしても、というおとうの希望ですぐならしてピーナッツを植えました。おかあは落花生地帯の育ちではないので「落花生ってピーナッツを蒔くんだ・・・」と最初は感心したものです ジャガを収穫したばかりの畑に種を蒔くって、あんまりよくないんでないのーと思うけど、おとうの農作業サイクルの中には、落花生がDNAとして組み込まれているんだなー。 そんなことで、畑は「夏」にむかっています。トマト、ナスは順調です。
2008年06月19日
コメント(0)

いよいよ修学旅行に行くですよー。 結局やっぱりおとうが付いていくので、まあなんとかなるだろうと思いつつも、やっぱりいろいろ心配ですよ・・・。 車いす旅行の一番の心配は、やっぱり排泄。 今回2泊というので、その4日前から毎日洗腸をして、本番は2泊3日「大」はしないことにしました。一応、日常2日か3日おきなので大丈夫だろうと。 「小」は、細かく「この行動と行動の間、○時○分」まで決めて、スケジュール表に記入して先生にも伝えました。 行く先々に車いす用トイレがあるかどうかも、ぶうとネットで調べましたが、駅や一般の公園のトイレは汚れていることも考えて、なるべく建物にあるところをチェックしました。 一人でも出来るし、この間スーパーの車いす用トイレで時間を計ったらすべて終えて出てくるのに10分でした。だけど、バスなら車いすを下ろして介助してぶうを下ろして、となりますし、トイレ10分というのは、一緒に歩くとしたら、せっかち中学生には待つのにちょっとイライラさせられる時間だと思います。あらかじめ、自由行動班になったクラスメイトには「トイレに時間がかかる」とは伝えました。 また、集団でも個人でも行き先のバリアフリー事情は、あらかじめネットや電話で調べました。 学校側は「何かあったら」が先にあって、こちらとは感覚にずれがあるんです。 後で頼めば加配があったらしいと分かりました。これは手痛い失策でした・・・。 とにかく加配もボランティアもなし、というので、いくつか用意したものがあります。 ひとつは荷物置きです。車いすやさんに「便利ですよ」と薦められて付けてみました。いつもはたたんでおけるので邪魔にはなりません。大きな旅行鞄を乗せてみましたが、なかなかいいです(^^)。安定、いいですよ。大きな荷物を乗せて、両手があきますから、車いすも普通にこげます。 今回の移動は、修学旅行用の特別列車です。もちろん車いす用トイレなんかありません。これが困りました・・・。 場所は先生達が車両一番奥に陣取るのでその奥ですることにしました。でも車両図が届いたら、「ミーティングルーム」なる不思議な個室があることが分かったので、そこですることに。(なかったらどうなるのでしょー) さて、カテで紙おむつに出すのでも良いのですが、もし量が多いとあふれて漏れることも考えられます。トイレではないところなので漏れたら大変・・・。500mlペットボトルに出そうか、とも考えました。でもそのボトルを持って捨てにいくのも大変です。そこで携帯ポケットトイレを使ってみることにしました。 気になってたのがおむつを入れる袋です。今回全部はぶうには無理なのでおとうと分けますが、一日使う分だけでも紙おむつ6,7枚にカテーテルに消毒キット、捨て袋と結構な分量になります。いつもは100均のナイロンのナップザックなのですが、車いすの下のネットに入れるとひもが長くて下に出てしまったり、車輪に絡みそうになったり、そしてなにより大量の排泄セットを入れるとパンパンになって締め切れない・・・。 そこで、作りました・・・、特性「おむつバッグ」。 タテ35センチ×ヨコ30センチ、幅17センチでチャックをつけました。袋は脇も少しあけないと出し入れが小さくなってしまいます。車いすにかけられるよう両脇に持ち手も付けました。かさばらないよう薄い生地です。 リュックに入れて移動するつもりですが、しょっちゅうネットに放り込んだりするので、これなら安心かなー。 もし漏れたら、と排泄キットと予備のズボンは必ずリュックに準備します。 お風呂は今回、初めて同級生と同じ大風呂に入ります。計画では、直前に紙おむつをトイレでぬいて、普通のパンツに履き替えます(^_^;)。そしておとうと入って(腰の周りをタオルで覆うことも予定してます)、出たらパンツ履いて。急いで着替えたら外のトイレでまた紙パンです。どうでしょうねー。でも、今まで普通の子達とお風呂なんて入ったこと無いんです。入ってみたいよー。 心配はつきず。
2008年06月16日
コメント(0)

ぶうの歯の矯正が、ひとまず小さなゴールにたどり着きました・・・、丸6年です。 歯列矯正専門クリニックで検査を受けて、「乳歯が揃ったら、あごを広げることから始めましょう」と、小学校3年生の秋から、まず部分矯正から始めました。この時は、すでに前歯は生え替わって、平均より1ミリもでかい前歯が前後にずれて出現してました。 精密な検査の後、上あごを型どったプラスチックの装置を自分で口の中にセットできるよう指導を受け、少しずつ付けてる時間を延ばして、一日12時間は付けていられるように(寝てる間と、学校帰ってきてからかなー)と言われました。 あご型は半分で割れていて、ねじでつながっています。少しずそのねじで型を広げて、あごを広げていきます。(上あごの継ぎ目を広げて、固定していけば、そこに骨が出来てきて広がるそうです・・・)上あごを広げれば、下もある程度ついてくるとか。 これを始めると、けっこうすぐ歯の間に隙間が空き始めて、感激。隙間が空いたら、勝手に離れた永久歯の前歯に小さなフックを付けてゴムを回して付ける、またあごを広げ固定する、形を整える・・・という作業を、乳歯が抜けて、すべて永久歯に生え替わるまで続けました。 中1の冬、やっと本格矯正を始めました。これがよく見られる「矯正」の姿です。小さなブランケットと呼ばれる装置をそれぞれの歯に接着してこの装置と細い針金で個々の歯を正しい位置にもっていきます。さらに小さな5ミリくらいの輪ゴムを問題のある歯の間にかけて引っ張る作業もあります。ゴムかけは、毎日自分で鏡を見ながら決められた時間します。 毎月状況を診てもらい、状況によってさらに歯を動かすよう締め上げられると、痛くて眠れないほどつらいのだそうです。それでも一日、二日で慣れて歯が動いてくれるようです。 やっと先週、ブランケットが外れて、その痛みからは解放されたのですが、さらに1年は、食べる時以外は歯を固定すべくリテールと呼ばれる装置を上にしています。いつもケースと歯ブラシを持っていて、食べるときははずしてケースに入れ、終わったらすぐ歯磨きしてつけます。 安定しても、この装置は一生付けるそうです。また下の歯は、前の犬歯と犬歯の間の裏側に支える細い棒を固定しました。 長い長い治療期間でしたが、「成長してからではあごのサイズからいって抜歯はまぬがれない」と複数医師から言われたことと、永久歯の生え方がすでにひどかったり私自身が歯列の乱れはどんなに大変か身にしみていた等、から早くスタートすることにしました。 抜歯は、一本ではないんです。対でバランスをとりますから、左右上下4本抜くことになるんです。ただでさえ、体をいじられることが多いぶうですから、なるべく痛い思いをさせたくない、という気持ちは強かったです。 また、部分矯正から始めると、本格矯正の時間は短くてすむそうです。 金額は、部分・本格それぞれ367,500円(消費税込み)で、検診日に毎回3000円支払います。使ってる装置は、壊れたりしたら無料で替えてくれます。 全部で、800,000円はかかったことになると思います。(いくらか確定申告で返ってきましたが、本当にばか高い!身障手帳ももちろんきかないし) 説明は、検査を受けてから丁寧にしてもらいました。価格は、基準が決まってて周り聞いてもどこも同じようでした。 装置など、自分で付けるので、ドクターと一緒に「ゴール目指してがんばる」という気持ちにさせるのが、良いドクターのようです。 ぶうは、 乳歯がちょろちょろ生えた3歳の時には、もう「乳歯が隙間無く生えてる状況とあごの小ささから、歯列矯正は必須」と検診で言われているような状況でした。 おかあもひどい乱杭歯で、それが原因で虫歯治療、歯肉炎等々歯のトラブルの見本市のような口の中です。 あごは母親、歯の大きさは父親に似る傾向があるそうです。ぶうの遺伝子持ち駒は、歯に関して最悪です。 ぶうがクリニックを決めるには、やっぱり「バリアフリー」が一大事。近所のクリニックで検査を受けて、事情を説明したら「専門医リスト」をくれて「施設を見てきたら良いと思います。うちで受けるとしたら、出来る限りのサポートはしますよ」と言って下さいました。その時このクリニックに入るにはちょっと階段があったのと入り口も上がり口に段差がありました。でも結局、通う時間を思って、まだ軽かったし抱えていける、と近所のクリニックにしたんです。 そしたら、本当に感謝!感謝! 階段の一部をスロープにして下さったんです!! そして入り口に入ったら、診察室からコロ付きイスを持ってきてそれに移して診察室に入るようして下さいました!! 口の中の検査など小学2,3年生のぶうはしたこともなかったですから、型をとるグニュグニュの物体を口の中に入れられては吐き、泣き叫び、レントゲンは叫んできれいに大きな口が開いた状態で撮ったり・・・。でもいつもおだやかに静かにニコニコと笑って接して下さって、プロとはいえ、柏手パンパンとしたくなるほど、感謝です。 本当に支えられて、通えた6年間でした・・・。(まだこれからも通うんだけどね)
2008年06月09日
コメント(0)

雨は多いし、30度にもなるような真夏日かと思えば20度を切る肌寒い日もあって、春と夏の花の入れ替えが遅れています。 とりあえず、暑さに弱いプリムラを株分けして中型ポットに入れ、家の東側に持って行くつもりです。東側だと、朝の涼しいお日様だけで日陰になるので、なかなかいいポイントなのです。100均で手に入れたプラスチックボックスの底に、虫よけにと園芸ショップで買った網戸用ネットを切って敷きました。 いただいたカーネーションを室内に置いておいたら、元気がなくなってしまったので、大きめ鉢に植え替えてみました。やっぱり暑さと日差しは苦手かもしれません。玄関先の軒下に置こうかなー。 日々草の種を蒔きました。「気温が高くなってから」と説明に書いてあったけど、高かったり低かったり適期がなーい。あんまり待ってると夏に花を咲かせたいのに、秋になっちゃうと、とりあえず一プランターのみ。 ペチュニアは、毎年種を取っておいて蒔きます。今年も芽を出しました。ペチュニアは、夏の花で暑さには強いのですが、やっぱり直射日光が苦手で、日陰で豊かに花を付けます。やっぱり玄関先に置こうと、小さなプランターに移しました。あと2,3個プランターはいける苗量です・・・。(いつも芽が出たら出だで行き先に困るんです) 東日陰組には、ビオラとサクラソウのこぼれ種からもう発芽した小さなベビーたちもいます。今から育てると、うまくすると年内から花が見られます。この子達は、一度冬の寒さを経験しないと花は咲かないとか。 今、あるのがほとんどが日陰の花なので、夏の日差しOKの花の苗が欲しいな、と思っていたところに、「花の苗、売ってます」のチラシ。障害者の働く場を提供するNPOがやっているとあれば、これは行かずにはおられまいと、少々遠かったけれど行ってみました。そうしましたら・・・。んーーー(-_-)。一番欲しかった「ペチュニア」は虫食いでぼろぼろ、サフィニアはよろよろした細い茎で息も絶え絶え・・・。他も似たり寄ったりの状態。ごちゃ~と苗ポットが置いてあるので、花の名前や育て方もよく分からない。(これは買えないよー) 客は一人。店員さんは何も言わず、期待に満ちた視線を「じーーーー」っと送ってきます。 (と、とにかく何か買わねば)と、それでも買えず、ぐるぐる回って迷って迷って、よく知らない花苗、@200円×2を購入しました。 うちに帰って、小さなプレートを見てみたら、「エンゼルアイズ ランディー」というハイカラな名前の花で、「フウロソウ科ベラルゴニウム属」だそうな。聞いたことありません。そして管理は「涼しく風通しが良く雨の当たらないところに置いて下さい。アブラムシが発生します」(なんだと!アブラムシィー!)育て方のポイント「可愛がってください」だって!!! すでに「アブラムシ発生」の時点で愛情が消えてるんだけどー。おまけに「涼しくて雨を避けて」って、「虚弱体質」じゃんか! 私は、雨にも負けず、夏の暑さにも強い日差しにも負けず、花を咲かせる、そんな強い苗が欲しかったんじゃー! 玄関の小さな軒下は、雨も直射日光も苦手な虚弱なお嬢様花でいっぱいになっちゃう。ぶうが車いすで出入りするのに、あんた達邪魔なのよ。 とりあえず、外にはぶうの中学で、咲き終わって捨てられてたので拾ってきたベゴニアと早めに種まきしたマリーゴールドを置きますがー、小さくてちょっと寂しい状態です。 (ポーチュラカはちょっと好きくない。やっぱり日々草とか百日草とかかなー)
2008年06月04日
コメント(2)
全8件 (8件中 1-8件目)
1