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今日も何となく日本のテレビを見ていた。昨日から私は4連休で時間がたっぷりある。それにしても今日の番組は久しぶりに大笑いした。日本のコメディはなんてアホ臭く、そして心底、笑えるのだろう!頭を使わなくてもいいんだもの。ただ、無心に笑えるの。こんな幸せってない!やっぱり私は日本人。日本のお笑いが一番ツボにはまる。今日笑った番組はコメディアン、ココリコの出てくる短編ドラマ集。実にシンプルなドラマだけど、ブランド志向のOLの姿なんかを面白おかしく演じていた。日本のお笑い番組だけど、すべてが笑えるわけではない。あの、問題になった番組、「電話少年」のコーラス隊のコーナー、知ってますよね。あれを初めて見た時の私の印象は一言、なんてヤバイ番組なの?だってさ、完全に周りの人を馬鹿にしていた。あれは私には全く笑えなかった。あの番組ではずいぶん前にこんな企画もあった。ある、有名な政治家の眉毛を切るって企画!日本の政治家をそこまで馬鹿にするのぉ~?あきれて笑えるどころではなかった。私も日本から出ていなければ、同じように日本の政治家の眉毛を切る番組にお腹を抱えて笑っていたのかな?!ワイキキとか、NYの街角で日本人コメディアンが通りすがりの外国人にアホな質問をして笑いをとるバラエティ番組を時々見る事がある。あれは全く笑えません。…というか冷や汗さえ出そうになる(笑)一般市民を巻き添えにして笑いを取るのは責めて日本国内だけにとどめて欲しい。思わずテレビの画面から顔をそむけて、日本人として頼むからそんな恥ずかしい事しないでぇ~~と叫びたくなります。後、「愛の貧乏脱出大作戦」だったかな?昨日、旦那がこの番組を見ていて驚いていた。旦那は日本語はわからないけど、こちらで放送されるものには英語の字幕がつくのです。旦那はこの番組の司会をしていた“みのもんた”の言葉に驚いていた。出っ歯のレストランの親父さんに向かって、「歯は相変わらず出てますね!」みたいなニュアンスでジョークを飛ばした事。「オー・マイ・ゴッド!アメリカでは人の外見に関して、コメントするのは絶対タブーだよ。」しかし、これはちょっと私には信じられない。アメリカ人は結構、人の外見的な欠陥を批判する人は多いような気がするんだけどなぁ。“みのもんた”で思い出したけど、前に私、友人に言われた事がある。「ハワイ市場ちゃんは“みのもんた”によく似てるわ。相談すると必ず、そんなだらしない男とはサッサと別れなさい。新しい男なんて直ぐに見つかるわよ!!って言うんだもの。」
2002年11月30日
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昨日ハワイで放送される日本のニュースを久しぶりに見た。普段はニュースはネットで読むのであまり日系のテレビを見ることはない私です。森進一、昌子夫妻が拉致事件の渦中にいる曽我ひとみさんと対面した際の映像が流れていた。私が驚いたのは森進一さん!怖いくらいに昔と変わっていなかった。顔も髪型も昔、私が子どもの頃に見た時と全く同じ姿でした。そして笑ったのが、曽我さんが「まったく昔と変わっていませんね」と言った事だ。これはお世辞ではなく、本当に変わっていなかったから出た言葉だと思う。変わる必要はない。これだけ同じ姿を何十年も保てる事は一種、素晴らしい事で、私も何十年後はそうなりたい。(生きる化石と呼ばれようと…笑)森昌子さんは相変わらずに可愛かった。曽我さんと同じ年だとは思えないほど若かった。本当に正直そうでお世辞の言えない、素敵な好感の持てるご夫婦だと思いました。矢継ぎ早に来る報道陣の質問に、困って苦笑いをしていたお二人ですが、そうよね。問題が問題ときてる。へたなコメントは国民の怒りを買う恐れもあるしあそこは黙って笑っていたほうが無難であった。(日本人は日本語の使い方には厳しいと実感しているのであります…笑)それにしても、曽我さんの元アメリカ兵の旦那様、日本に行けばアメリカ軍に逮捕されるから行けないと言ったそうですが、それは、残念ながら心配されて当然だと思います。アメリカの軍隊はとっても規則に厳しい。一人だけ特別に脱走を許すと周りに示しもつかない。いくら日本が頼んでも、アメリカ軍の規則をそう簡単には変えることは出来ないかもしれません。日本人からはピンと来ないと思いますが、軍からの脱走はアメリカ国民としてはものすごく恥ずかしい事なのです。それを彼は心してわかっていると思います。日本に訪れたらもう北朝鮮へは帰れない可能性は大きいのではないでしょうか。いくら、日本政府が彼にアメリカに頼んだから逮捕しないと言っていると伝えたとしても、彼は信じないと思います。脱走した場所が北朝鮮ではなくアメリカ国内だったら、まだ良かったのかもしれませんが…私は彼はこのまま北に残り、曽我さんの意思で帰る帰らないを決めるべきだというのが“私個人”の意見ですね。拉致被害者の方達が自由に両国を行き来出来るようになればいいですね。だって家族はもう、北朝鮮の国民なんだもの。北で生まれた家族にとっては今更、日本で暮らせと言われても、日本で暮らしてる私達が、いきなり北朝鮮で暮らせと言われるのと同じ気分ではないの?日本の報道機関というのはすごいですね。視聴者を洗脳してしまう力がある。同じ事を繰り返し、繰り返し何日も何日も放送する。見ているものは自分の意思よりも彼らの言う言葉が当たり前で正しいという意識が生まれてくる。アメリカのニュースではテロの時はさすがに繰り返されましたが、普段はそうでもないですね。読みたいニュースもその日に読み逃すともう、探せない位に直ぐに消えてしまいます。★昨日は七面鳥を焼きました。少し焼きすぎましたが、ハーブとバターで味付けをしました。やっぱりこの鳥は大きいよね。★参考記事(スポニチ)http://www.sponichi.co.jp/society/kiji/2002/11/30/01.html (朝日)http://www.asahi.com/national/abductees/K2002112700362.html
2002年11月29日
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この秋に私達家族は日本へ短期帰省をした。本当に久しぶりの日本の秋を感じました。滞在中、妹の子どもの幼稚園の運動会へも出かけた。皆でお弁当を広げて食べた日本の運動会は懐かしくて楽しかった。アメリカでも運動会ってあるのかな?家の旦那も教室で家族と一緒にお弁当を食べた。お昼は教室にも校庭にも大勢の300人程の人で一杯でした。私は時折、視線を背中に感じた…ふと後ろを振り返ると誰かと目が合うようなそんな感じ。アメリカ人が珍しいのかな?小さな町の運動会でのアメリカ人は確かに目立っていた。お昼からの競技が始まった。一緒に来ていた私の父が耳元でボソリとささやいた。「何だかフィリピン人みたいだよ」えっ、(「・・) どこ?誰が?どこにもフィリピン人はいなかった。父は私の事を言ったのだ!私はどこからどう見ても日本人顔をしている。目は切れ長だし“ハワイ”に住んでいるにしては色は黒くない。「どこがフィリピン人なのよぉ?」と聞いた。父は、「その服装がフィリピン人に見える!」えっ??周りを見渡すと…。人々は皆、長袖を着ていた!!あの人々の視線はもしや、私への視線だったのか?あの日は、10月にしては暑い日だった。私は迷わずノースリーブの服を着た。外は汗が出そうなほどに暑いし、運動会だからカジュアルなノースリーブ。最も自然なチョイスだった。ジッと考え込む私の隣で妹の旦那がフォローを入れた。「姉ちゃん、良く言えばアカ抜けてるよ、ちょっとここら辺の人とは違うって感じかな?」「あっ、ありがとう。」でも、、、考えてみると、日本人は“寒い”から長そでを着るのでなく、“10月”は衣替えだから着るのではないか?そういえば、、、中学校では10月はどんなにクソ暑い日でも長袖のシャツを着せられた覚えがある。6月は肌寒い日も半袖だった。日本人はカレンダーに忠実なのだと改めて思う。バスガイドの仕事をしてる時、不思議だったことがある。このクソ暑いハワイに黒のブーツを履いて来る若い日本の女の子達を何人も見た。いくら日本が真冬だからってネ、ハワイにブーツは奇妙な姿だった。寒い日本を出る時でも、わざわざブーツを選ばなくても責めてスニーカーとかあるはずだ。そして、TPOがわかっていない人も多い。沢山歩く必要のあるオプショナル・ツアーにも高いヒールでヒョコヒョコとアヒルみたいに長い距離を歩く女の子達。アメリカ人の観光客は全員スニーカーを履いている。日本人だけに見られる不思議な光景だった。日本人女性に外反母趾や水虫が多いと言うのもそこからではないのか!?アメリカでは人々は自分の体感温度や場合によって服装を選びます。暑い時には薄着をする。寒い時には厚着をする。距離を歩く時にはスニーカーとパンツ。パーティでは思い切り高いヒールとセクシードレス。話は戻りますが、その運動会の翌日はまた暑い日でした。でも私はバナリパの長袖のシャツを選んで着た。郷に入れば郷に従えって言うではありませんか。アメリカに行けばアメリカ式日本では日本式にするのが当然よね。冬は長袖を着るのが私の町では自然で、暑くてもノースリーブで歩くのは不自然。その後、私の町で見た東南アジア系の女性は冬でもやはり半そでを着ていた…お父さんの言いたかったのはこれだったのだろう。★11月にリンクをしてくれた方、ありがとうのご挨拶に未だ行っていません。明日から4連休なのできっと遊びに行きますね。
2002年11月28日
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カレッジに申し込み用紙を出しに行った。驚いた!!校内は騒然としていた。校庭にはたばこの吸殻やごみが落ちている。隙間風ぴゅ~ぴゅ~って感じです。楽園のハワイで学校生活をエンジョイする…なんて程遠い雰囲気でした。私が今日行ったのはいくつかあるハワイ大学下のコミニュティ・カレッジの一つ。私の選んだ所はオアフ島ではあまり治安の良くない地区の近所に建っている。そのせいか、日本人は見なかった。ダイヤモンド・ヘッドの方の学校へ行けば沢山日本人がいるらしい。多分、校内も綺麗なのだと思う。多くの地元の学生はここで約2年間単位を安い授業料で稼ぎ、その後の約2年はハワイ大学で専攻を主に勉強して卒業する。私の場合、カリフォルニアのカレッジに移行できるクラスをここで取るつもりだった。しかし、問題が次々と起こる。地元カレッジで安い授業料をもらえるのは一年以上ハワイに住んでいるという証明がいる。でないと6倍に授業料が高くなる。カレッジで勉強するのにはそれほどに授業料に違いがでる。ハワイの住民か、そうでないのか…6倍っすよ、6倍!!笑い事では済まされない金額。1クラスの学費が住民なら約130ドル、非住民や外国からの学生は約730ドル。4クラス取ると3000ドル?!ハワイ大学へ行っても住民、非住民の金額は違う。よって、その州の住民として大学に行けるって事はとってもいい事だ。同じ教室で同じ事を習うのにそれぞれ授業料が違う。国から補助が出て授業料が全く無料になる人もいれば、一部補助の人もいる。留学生と住民でも金額はこのように違う。よく、学費はいくらくらいかかるのですか?と漠然と質問が来る時がありますが、一口で答えられないのがこの理由。ハワイの住民だと証明するのに昨年度、ハワイに支払った税金の証明がいる。昨年私はハワイで働きました。だから税金も払いました。だけど…私はハワイには払っていなかった!!私の会社はカリフォルニア州にある。よって税金はそちらへ払っていた。学校から税務署へ行って証明をもらってくるようにと言われたけど、、、あ~あ、どうなることやら。しかし、ハワイはあまり学校の建物にはお金をかけないのかな。アメリカ本土と比べると少し寂しすぎる建物である。ハワイは義務教育レベルが低いと聞いたことがある。だから親は私立に入れたがる。月謝が馬鹿高いとかで一般市民には手が出ないらしい。とにかく、夜のクラスを取るつもりだったけどあの地区の学校はやばそう。駐車場にはしゃこたんの車。(死語?)歩いている人は怖そうなロコばかり。駐車場を一人で歩ける雰囲気もない。でも所詮、ハワイ。安全なのだろうか??とっても不安!!ハワイアンやサモアの男性は一見、焼けた肌に短い髪、色濃く刺青が腕に掘ってあり顔もマジ、怖そうで、、カリフォルニアのギャング達と外見は同じように見える。 しかし…実際は見かけだけで優しい人が多かったりする。外見で人は判断出来ないものである。ところで、あそこに行った事ある人いますぅ?Infoお待ちしています。★リンクしているMimamiちゃんから恐ろしいメールが届いた…オール・アバウト・ジャパンの記事なんだけど…知ってる人は多いかもしれません。でも海外在住の人なら見ていないかも!私と旦那はこれを見て飛び上がりました。静かな旦那が「Wowwwww!」と声をあげた。いきなり画像には飛ばず、説明からありますから安心してクリックしてください。見たい人はそこから写真を選びます。見たくない人は説明文だけ読めます。写真は心霊写真です。じっくり探さないと見えません。後で笑いになるはずです。http://allabout.co.jp/computer/comicalsite/closeup/CU20020125A/index.htm
2002年11月27日
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欧米の女性には決して聞いてはいけない質問がある。「わぁ~お二人目ですか?」「今、何ヶ月ですか?」アジア人が太る場合、大抵はからだ全体が太る。お腹が出ると二の腕や顔、太ももや足が全体に太くなる。しかし!欧米人はそうじゃかった…彼女達は顔や手足はスッキリと細いのにお腹だけがまるで風船のように膨らむ事がある。そう、それはまるで妊婦の7ヶ月の頃、お腹がぽっこりと目立ち始めた感じに似ている…ずいぶん前、近所に家と息子と同じ頃の男の子を持つ家族が引っ越してきた。買い物から帰った私は庭先で子どもと犬の散歩をしていた彼女にばったりと出くわした。背が高くて、手足の細く面長のスッとした白人。是非、お友達になれたらと思った話しかけた。「お子さんおいくつですか?」と私「3歳よ。あなたのお子さんと同じくらい?」と笑顔の彼女。「ええ、そうよ!」とフッと、彼女のお腹に目をやると、ぽっこりと膨らんでいる。と、いうか目をやるまでもなく目立っていた。「わぁ~お二人目ですか?」と聞いた。「二人目はまだよ」と彼女が言った。( ̄□ ̄;;;)!!しっ、しまった…。彼女は少し怒った顔をして、すたこらサッサと犬と子どもを連れ、去って行った。この教訓を元に私は二度と、この失敗を繰り返すまいと心に誓った。なのに…またやってしまった!!今回は日系のアジア人の女性だった。手足は細く、お腹だけが目立つ。妊婦服(みたいなの)だって着ていた!アジア人の太った人ならば手足だけが細いということは決してなく、全体にずんぐりとしている。だから彼女は絶対に妊娠中だ!迷いもなく聞いてしまった。「何ヶ月ですか?」と私。「私は妊娠していないわ」と彼女。\(_ _). しっ、失礼しました。穴があったら、入りたかった。ほんとにほんとに入りたかった…。彼女はアジア人では見かけない特別の体系だった。そして旦那の同僚の奥様でもあった。だんなに後で叱られた。「どんなに妊婦に見えても決してむこうから言ってくるまで聞いちゃ駄目だよ。彼女は気分を害したと思うよ。」(T0T)トホホホ 反省…。私は、こんりんざい!!「何ヶ月ですか?」と口が裂けても聞かない。そう決心しました。でも、日本ではお腹の大きな人に「何ヶ月ですかぁ~?」と聞く事ありませんか??はぁ~、自分のアホさ加減には頭が下がりますわぁ。皆さんもお気をつけあそばせ。えっ、そんなアホなミステイクを犯すのは私だけだって?ハァ~、確かにそう思います。(T-T)
2002年11月26日
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自然の中のバナナの木って見たことありますか?オアフ島の裏側をドライブすると道沿いに一杯バナナの木が生えている。でも今まで一度も手の届く所で実際のバナナをジィ~~と見たり、触ったりはした事なかった。手の届くバナナの木にはいつも実がなっていなかった!フルーツを自分の手で木から採るのは昔から大好き!すごくドキドキする瞬間。例えば、子どもの頃はイチゴ狩りが大好きでした。ハワイは採ってみたい果物が所かまわず生えている。パパイヤ、マンゴ、そしてバナナ!いつも手が届かない所に実がなっているのが残念なんだけどね。まだ木についている採りたてのバナナを人に頂いて食べた事がある。それはそれはオモチのようなねっとり感があって美味しかった。そんな私の夢はお庭の大きな家に住んで、バナナとパパイヤの木を植える事。朝、窓を開けるとハワイの山々にフルーツの香り!っていう雰囲気が好きです。私は海はあまり行かない人です。今日はカネオヘにある、平等院へ行った。沢山の鯉が泳いでいて景色がきれいだからという事で久しぶりにお出かけした。そこの駐車場の小道にバナナの木がびっしり下の土手まで生えていた。手でもげそうな所にある!!バナナはお店で買ってもハワイは安いけど採ってみたい気持ちがムクムクと沸いてくる…しかし、ここは平等院の敷地の中なのでもちろん駄目です。でも、こんなに近くで写真が撮れて、触れてとっても嬉しかった!!やぶ蚊が多いので行く人は虫除けスプレーをお忘れなく。下の画像が出ない場合、バナナの写真はこちらで見るか、又は25日の早朝は画像のあるサーバーがメンテをするので時間を置いてまた見に来てください。★こんなに沢山!!でもまだ小さいね。★バナナの木にも花が咲くのですね。青い内に採って、しばらく置くと黄色になる。★平等院です。プロ並みのアングルでしょ?景色のとってもいいところでした。今日は久しぶりのハワイ生活~でした。明日もマイ・ホーム探しの旅に島の裏側まで行ってきま~す。
2002年11月24日
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ひさびさに旦那ネタです。家には息子の保育園の送り向かいに関して決まりがある。連れて行くのは私。迎えに行くのは旦那。私は原則的に仕事が6時半まで。保育園は5時半に閉まるから、そう決めた。旦那の仕事が遅い時には電話で私にお迎えをお願いする事になっている。でも…私はいつも心配している。お迎えを忘れてやしないかって。だって、私の旦那は健忘症が入ってる。他に夢中になる事、いつもと違う出来事が身の回りに起きるとうっかりと大切な事を忘れてしまう人。例えば、急に仕事場に友人が現れたとする。ついつい話し込んで、気がついたら5時半を過ぎてたって事が実際に起こる。アメリカの保育園はやっかい。ちょっと遅れたからって優しい保母さんが無料で待っていてくれる事はない。家の保育園では10分ごとに10ドル、30分遅れるとなんと50ドルも加算となる。ほとんどが律儀で時間を守る日本とは違い時間にルーズな人が多いこのアメリカ。有料にして厳しくするしか方法はない。馬鹿高い追徴金を払いたくない私は、旦那に長い間、嘘をついていた。「保育園が閉まるのは4時半よ。だから4時半には迎えにいかないと高い追加料金がかかるから絶対に遅れないで!」1時間も実際に閉まる時間をごまかしていた。それくらいで丁度良いと思ってた。あれから何度も旦那に「忘れないでよ、4時半に閉まるのよ」と言ってきた。とにかく何度も言わないと忘れそうで怖かった。そうして半年以上が過ぎて、、、今日はどうしても忙しくて遅れそうだと電話があったから、私は「いいのよ、5時半までに迎えに行けば」と言ってしまった…そして旦那がぽつりと言った。「僕ははじめから知っていたよ。保育園は5時半に閉まるって事。君が僕に嘘をついていたのは知っていたけどそんなことを責めるのも面倒だから黙って4時半に迎えに行っていたんだ。」なんという性格!!改めて驚いた。今まで私に4時半よ!とあれだけしつこく言われてきてよく黙っていられたわね、私があなたの立場なら5時半でしょ、何をぼけてんの?と言い返すに決まってる。あの人は私からは想像出来ない人格の持ち主だと思う。石のように精神は強く、我慢強い。そういえば面白い話があった。あるクリスマス前の夜の出来事。私達は正装でおしゃれをして出かける本格派クリスマス・パーティーに呼ばれた。出かける直前に旦那が髪を切ってくれと言う。バリカンで伸びたもみ上げを剃って全体的に少し、短くして欲しいと言う。バリカンを使った事も男性の髪を切った事もなかった私はもちろん断った。「無理よ、私には出来ないわ。」「いいよ、失敗してもいいからやってくれ、もう床屋に行く時間がないんだから。」と旦那。おそる、おそる彼の髪にバリカンをあてた。結果は、やっぱりどこか変だった。どう見ても変だと思った。それでもとりあえず、急いでシャワーを浴びてお化粧をしてパーティーへと出かけた。パーティー会場でディナーを食べてる時に前に座った旦那の同僚に私は言った。「今日は私、初めて彼の髪を切ったのよとっても緊張したわ」「へぇ~~プロみたいだな。今度は僕のもお願いしようかな」と同僚の隣に座っていた金髪の男が言った。まさかぁ~とテレながら隣に座った旦那の髪をまじまじと見るとなかなかイケテル!初めてにしては確かに、うまく切れてるなぁ~と感心していた。その1年後のクリスマスのパーティの夜。私が、また髪を切ってあげようか?と旦那に聞くと、「今回はいいよ」と言う。「どうして?切らせてよ」と言う私に旦那はとうとう白状した!「昨年、君が髪を切った後、僕は直ぐに床屋で切りなおしたんだ」「え~~!!そんな時間はなかったはずよ!」とびっくり仰天の私に、「君がシャワーに入って、化粧をしていた30分の間にだよ」と言う。えぇぇ!!w(☆o◎)w どっ、どこで??何でもその時、床屋に言われたらしい。こんなにひどいカットは初めて見た。完全には直せないよって…でもさぁ、普通一年も経ってから言う??その一年間も何度も、私は旦那の友人に「私は髪を切るのがうまいのよ、床屋になろうかしら?」と自慢をしていた。旦那の性格はこればかりではない。叩いても叩いても壊れない石橋みたいに、何につけても我慢強い。1カ月の間に2回も続けて車を盗まれても顔色一つ変えない、精神の持ち主でもある。だから2回も盗まれるんじゃないの?と半ば呆れる事もあるけど、あそこまでいくと尊敬の粋に入るなぁ~ (--;
2002年11月23日
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最近、夜の7時ごろになると決まって玄関のチャイムが鳴る。「ピンポォ~ン♪」ドシッ、ドシッと足音をたてて今夜も奴がやってきた…最初の週は「彼」と呼んでいたけど今週はすっかり「奴」と呼んでいる私。彼はハワイ島からの単身赴任で旦那の職場で働く男性。ハワイアンの血がバリバリに入った本格派。体中が黄金の筋肉で光って強そうで、とにかく、でっかい男である。今日は抜けるようなハワイの青い空に小さいギターが100個も浮かんでるアロハ・シャツを着ていました。(どんなんや!)しかし、こうも毎晩だと困ってしまう。旦那も今日はビールを出せなかった。、、、冷蔵庫が今日は空っぽだった。子どものお風呂を二日も続けていれてるの。今夜こそはあなたの番なのに…交代と決めてたわよね?なのに、あなたは今夜も奴と映画鑑賞ですか?私は6時半に仕事から帰ってまだ30分しか経っていないというのに、お出ましが早いのね…ディナーはごめんなさい。今日はないんです。家は一日おきにしか作らないのです。作った次の日は冷蔵庫の中の残り物をあさるという生活なの。一千万円、儲けてもこれは変わらないと思う。「ピザを焼きましょうか?」と勧めた私の鼻の膨らみがピクピクする…。そして心の中で願いを込める…。…頼むから今日は食ってきたと言ってぇ!( ̄(●●) ̄)ごっつぁんです!(英語で)と彼。時計が夜も10時を指す。子どもはまだお風呂にも入っていない。旦那に向かって目線で合図する…「今夜はあ~たの番でっせ」3日も続けてサボろうなんて考えちゃぁいけませんでぃ!仏の顔も3度までってことわざはアメリカにはないのかい?5回続けて合図した所でやっと旦那が立ち上がる。“ごっつぁんです”もお気づきになられてお帰りになった。週末はハワイ島へ家族に会いにお帰りになられるから寂しいわ。どうせ来るなら週末にしてね。共働き夫婦の平日は戦場なの。週末ならご馳走を用意して待っているからウクレレでも弾いて聴かせてねっ。たまにはグチグチ書くのも気分がいいものね。
2002年11月21日
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今日は旦那と私にとって大きな出来事が起こった。カリフォルニアに猫の額のような広さのコンドミニアムを買ってお支払いもあと、残り500万と言う時…老後の為に売る気はなかったけど何気に今売れる価格を調べてみた。ぬわっ、ぬぅわんと日本円にして一千万も購入した時の価格よりも高くなっていた!!実は、私の住んでいた地域は価格が沸騰していると噂には聞いていた。3年前の3倍から4倍になっている所さえあるらしい。で、でもまさかあの築20年のコンドにゃ関係ない話だわいと思っていて今まで調べもしなかったのだ。そして、目と目をじっと見詰め合う夫婦…このまま欲を出してキープするか、それとも売るか。ハワイで買えるはずもないと思っていた新築一軒家に住めるかもしれないという希望が沸いてくる。「そうよね、明日はテロで爆弾が落ちてあの家、なくなる事もあるんだもの。」と私。「ない!ない!ありえない」とだんな。「パチンコと同じよね、欲を出すと結局全部すっちゃうのよね」と私。「ギャンブルでも欲出すと負けるしな」と旦那。とにかく一晩で一千万儲けたような気分の二人である。カルフォル二アにお住まいの皆様ならお分かりでしょうが、この何年かで家の値段が急激に上がったらしいですね。なんでもどんどん人が引っ越してきて住む家が足りないという噂を聞きました…テロが怖くてニューヨークにゃ住んでられんって人達が集まってくるのかしら?でもやっぱりカルフォルニアは暖かくて気候が最高ですものね。町は開放的だし!!あ~、こんな事ならもっといい家を買っておくべきだったわぁ~今頃2千万増になっていたりして…と言ってもあの頃はあれ以上は買えるお金もなかったんだ。6年前に、旦那がアパートにお金を払うのが嫌だという理由だけでどうにか買ったプチ・マイホーム。一晩でお金持ちになった気分だけど、こういう事って本当にあるんですね。きつねにつつまれたような気分です。アメリカではやはり、不動産ですね。家賃を払うのは本当にもったいない。出来るなら始めは安くて小さな家でも買って、少しづつ自分の物にしていくのが良いですね。突然、地価高騰で大儲け!って事もある。つくづく実感したいところだけど、、実感はまだありません。どう考えてもあの猫の額にそんな値がつくなんてまだ私は信じられない。多分、バスルームやベッドルームが大きかったからかなぁ?だんなは売りに出せば今の状態なら3日で売れると大張り切り!だったらハワイで新しい家を見つけてから売っても遅くないという話に収まりました。何でもハワイより今じゃ、CAの私の住んでいた地域の方が家が高いらしい。アメリカの暮らしは明日がどうなるか本当に想像つきません。売れるものは今の内に売った方がいいのでしょうか?カルフォルニアの地価高騰はまだまだ続くのでしょうか?カルフォルニアと言っても地域は広いですが、真ん中より下の方です。ほらっ、あそこです。あそこっ!誰かおせ~て!★掲示板や私書箱にお返事ですが、ほとんどお返事を出しているつもりですが、時々抜ける事もあるようです。でも決して気になさらないでください。レス付掲示板の方は100%書いています。最近内容の濃い読みがいのある書き込みが実に多いです。一度覗いて見てくださいね。
2002年11月20日
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日本に滞在している間、私はごみが捨てられなかった。ごみ分別が非常に細かく分けられており、一体どのゴミ箱に何を捨てていいやらさっぱりわからない。例えば、発砲スチロールのトレーに入っていた焼き鳥を平らげた後にかぶせてあったラップと串が残る…ゴミ箱にポイッと捨てようとすると、妹がすかさず口を出す。「姉ちゃん!やめてぇ~私が捨てる!」一番難しかったのはヨーグルト。柔らかいプラスチックの容器にアルミ?銀色のフタ。これは、、、容器はプラスチック??銀色のフタはアルミの空き缶と同じ袋か…??(--; う~~~ん、とっても難しい…9年前は何でもゴミ箱に捨てていたけど今は日本も変わったなぁ。ダイオキシンの問題もあるし、リサイクルもするからこうなって当然の結果なのですけど。アメリカでは、何でもゴミ箱に捨てている。ビールのビンもゴミ箱へ行くし、プラスチックでもビニールでも何でもゴミ箱に行く。しいて分けているとしたら、新聞と空き缶をリサイクルに出すくらいかな。それでも日本から帰ったばかりはさすがに大きなビールビンをゴミ箱に捨てる事が出来なかった。旦那が捨てようとすると、「ちょ~~っと待って!ゴミ箱の横でいいわよ、私が処分するから!」結局寝る前に全部ビンはゴミ箱に捨てるんだけど、、、なんだか少し気が引けた。アメリカで出るごみはすごい量だと思う。あの一番大きなサイズのポリ袋が5~7個週にたまる。大人が二人くらい入れそうな更に大きなゴミ箱にそれを貯めて週に一度大きなトラックが取りに来る。あれはどこに行くのかな?アメリカのごみ処理の技術は優れていてごみからのダイオキシンの発生も日本と比べると少ないと聞いたことがあるけれど。それで、ダイオキシン、ダイオキシンと、インターネットで調べていたら「ダイオキシン」=「枯葉剤」の記事にたどりついた…読んでいて背筋が凍りそうになった。最近よく背筋が凍るよね…アメリカはベトナム戦争の時に大量の枯葉剤をベトナムの地にまいた。そもそもベトナム戦争でアメリカ兵が一番苦労したのはジャングルの中での戦いだったと聞いた事がある。ジャングルの中で育ち、地理に詳しいベトナム人にかなうはずはない。だから森を枯らす為に毒薬をまいた。枯葉剤に犯された母体が奇形児を生む確立は非常に高い。ドクちゃん、ベトちゃんが有名になりましたね。枯葉剤の任務についていた米兵がアメリカに帰って妻との間に生まれた子どもに奇形児が出た。それくらい強い薬だったのですね。日本での有名な枯葉剤についての著書に「母は枯葉剤を浴びた」というのがある。医療関係のお勧めの本にもなっている。その中にホルマリン漬けにされた枯葉剤の被害にあった奇形の赤ちゃんの写真が掲載されている。下記のサイトに本が紹介されているけど、そのホルマリンズ漬けの奇形児の写真も一緒に載っているので、注:心臓の弱い方や気持ち悪い画像に弱い方は「絶対に」見ないで下さい。冷静に事実を見れる人はOKです。私はそのタイプです。手が滑ってクリックしないようにhttp://をはずしておきました。私はジッと、目を凝らしてみました。そしてダイオキシンとは本当に怖いものだとものすごく実感しました。塩化ビニールは絶対に燃やしてはいけないと心から思いました。そして戦争も怖いけど、地球の環境汚染も同じくらい怖いと痛切に痛切に感じました…。ダイオキシンについて書かれている例の記事「母は枯葉剤を浴びた(新潮文庫)」の紹介記事。www.chibaken.jp/dioxin/全く、しょぼ~ん(-"-)な気分になりましたが、、。検索しているうちにアメリカがベトナム戦争で小学校から大学まで約3000校を燃やしたという事が書かれた記事に出くわした…学校で一緒だったベトナムの人々からは基本的にはおとなしくて民族の結束が強いという印象があります。学校まで燃やすなんて…病院や寺院などすべての施設を燃やしたらしい。アメリカは正義の味方だと思っていたのに、ボロボロとその気持ちは崩れ去っていく…。アメリカのニュースを見ていると彼らの言い分もわかるのですけど、、、過去のアメリカの戦争を考えてもやりすぎじゃないか、と思います。旦那もアメリカ国民、もしも戦争に行く事になったら私も生きた心地はしないでしょうね。アメリカに住んでアメリカ人の家族を持つものとしては、気持ちは本当に複雑というのが本音です。最近は話題にはしていないけど戦争についての私と旦那の考えは一致していないと思うし…★ハワイは昨日まで曇り空と雨でしたが、今日から快晴ですよ~!
2002年11月19日
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同じ国際結婚をしている日本にお住まいの女性のHPや投稿を読んで時折、考え込んでしまう事がある。彼女達は心無い人々の偏見の言葉に傷ついたりしている。外国人好きの女性は軽く見られるとか。外国人と付きあってるなら誰でもいいから紹介してと頼まれるとか…誰でもいいからとはどういう事だろうか?と思う。外国人なら誰でもいいという事か?まるで東南アジアの売春ツアー出かけるおじさんが、「誰でもいいから若いの一人頼むよ」ってなもんじゃないか?アメリカで恋をしてそのまま結婚してしまった私としては日本の状況はわからない。しかし、感じる事は日本とは外国人と結婚していると住みにくい国なのかってこと。外国人と歩いてるだけで軽い女と思われてしまうとしたら、、、それは我慢ならない。もしかして日本はアメリカ以上に人を差別する国なのだろうか。そうだとしたら、悲しい。外国人相手に遊んでいる女性達は外国人を差別している人達の部類に入ると思う。日本人男性に対してなら出来ないような事を外国人、彼らにしているのではないだろうか。例えば聞いた話では結婚しているのに平気で横須賀辺りで船から下りてきた若い兵隊に自分から声をかけるとか。じっくり付き合って相手の事を知ろうともしないで直ぐにセックスへ走るとか。まるでアメリカに訪れたHな日本人の男性がせっかくなら金髪と経験して帰りたいみたいな感じ。日本人の彼になら出来ないような事を外国人だからって遊んでいないか。遊ぶ外国人も悪いけど、遊ばせる日本人も悪い。私の知っているある、純粋な心を持った若いアメリカ人男性は仕事で行った日本できれいな日本女性に恋をして、関係も持った。アメリカに戻ってからメールで毎日連絡を取り合っていて彼は彼女の事を本当に真剣に考えてた。ある時メールの返事が一向に来ないので彼女の自宅に電話をしてみた。「Hello」と英語で男性が電話に出た。ガチャンと電話を切った…彼女の友人の女性に電話をした。「彼女は結婚しているのよ」と言われて愕然とした。もう日本人は綺麗だけど信じられない、と話した彼の前で私は恥ずかしさで心が一杯になった。外国人があまりいない町で育った私には六本木や横須賀の状況はわからないけど。普通に外国人と恋愛して結婚した人がほとんどで、そういう遊んでいる女性は一部なのだとは思う。でも、悪いほうが目立ちすぎて普通に結婚生活をしている日本人女性までそういう目で見られたりするのは悲しい事です。私は普通に恋をして相手を慎重に観察して結婚を決めた。それは日本人が相手でも同じだったと思う。楽天の国際結婚同盟にリンクしている人々の知り合って結婚するまでのストーリーを読むことが私は好き。それぞれのストーリーがあって、どれも真剣に恋をしている様子が伺える。そして幸せそうなどこにでもあるような普通の結婚生活の日常が書かれた日記。一部のお馬鹿な女性の為にすべての国際結婚に対して偏見が持たれるとしたら間違っている。アメリカ人と結婚しても日本人と結婚しても住んでいるところが違うだけで私の場合は何も変わらなかったと思う。旦那がアメリカ人だからエキサイティングな生活をしている訳でもなく、平凡すぎて、これでいいんだろうか?と不安になるほど平凡な毎日だと思う。ハワイにはアジア人と白人のカップルがごまんといる。差別は全く無い。日本で旦那と外出して、もしも一人でも「あの人は外国人好き」とか「軽いのよ」とか思われるとしたら、日本には絶対に住みたくない。考えすぎ??差別される事は絶えられない。外国人を差別する人も大嫌い。私はアメリカでずっと外国人側の立場だったから差別される側の気持ちがすごくわかる。同じ日本人に差別されたら辛いと思います。悪い方へ想像膨らみすぎかも!実際はどうなのでしょうね。★18歳以上のアジア人と白人のハーフの方を知っている人たちへ。員子ガガさんからのメッセージです。白人のお父さんと日本人のお母さんをもった少女ニコールちゃんが稀な白血病と闘っています。骨髄移植が絶対的治療法です。混血のためなかなかマッチしたドーナーが見つかりません。ニコールちゃんを助けて下さい。http://www.helpnicole.org/index.shtml詳しいことは私のHPで読んでください。http://plaza.rakuten.co.jp/kazukor/diaryold/20021117/
2002年11月18日
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中絶には賛成ですか?反対ですか?おそらく多くの日本人にとってこの質問は、「その時の自分の状況による」という答えが返ってくるのではないでしょうか?この話題に触れた理由は先ほど私がCNNで読んだ記事、米国の動物愛護団体が14日、ファッション・ショーに乱入した話から。ショーを行った「ビクトリア・シークレット」と言えばアメリカでは女性の憧れのブランド。ナオミ・キャンベルなどの人気モデル達がつける下着や部屋着というイメージで人気がある。アメリカのこういう保護団体の力はすごいと思う。動物だけではなく、さきほど触れた中絶反対の団体。家の旦那のお母さんはこの団体のメンバーなのだ。詳しい事は知らないけどその思想について、色々な話を聞かされた事もある。アメリカで中絶専門のクリニックでは過去に銃乱射などの事件がいくつかあった。中絶を行う医師を撃ち殺して中絶を出来なくさせるという考えでしょうか。専門クリニックは大抵、避妊の薬を処方と中絶を必要とする人だけを対象に開いていてその場所は目立たないビルの一室にあったりする。安全の為に何度もクリニックの引越しを強いられるとドキュメンタリー番組のインタビューで聞いたことがある。ハワイのバスに乗ると必ず目に止まる不思議な黄色いポスター。なんだか胸が痛くなるそのポスターには、人差し指ほどの小さな胎児の足が写っている。小さくて、かわいい足がまるで「私を殺してしまわないで!」と震えるように…私が初めてハワイに来た9年間前から今もハワイのバスに貼り続けられています。例えば中絶に反対という教えのカソリック教徒の中でいかなる理由があろうと反対な人は13%いるそうです。宗教の力はすごいと思う。思想が人間の精神をコントロールしてしまう。戦争を引き起こしてしまうくらいに…留学生の友人がハワイのあるクリニックで中絶をした。病院とは思えない事務所みたいな部屋で麻酔無しで行われたそうです。麻酔は必要ないらしい。大きな箱のような機械から細いビニールの管が伸びていて、それで一気に吸い取ってしまうという。だけどその友人は後で大変な事になった。細いビニールの管はきれいに吸いとれなくて胎児の一部が体に残ってしまい、それが腐ってしまっていた。それを聞いた私は怖くて言葉を失い凍ってしまった…そして考えた。一番大切な事は何だろう?きちんとした避妊をする事。その一言に尽きる。人差し指ほどの大きさでも人間なんだよって教えてくれるそのポスターは日本のバスの中にも貼ってもいいと思う。隠す事実ではないと思う。望まない妊娠を避ける為には見せて訴えるべきだと思う。小さな命を奪わない為にも。やむを得ない中絶を反対する訳ではなく、やむを得ない中絶をしなくてすむように避妊に対する意識の向上を高めるべき。アメリカでの避妊事情ですが注射を何週間に一度打つ方法や低容量ピルなどがポピュラーです。最近では腕に貼るパッチなどもあるそう。★沢山のメッセージありがとう。私書箱へのメッセージも読みました。ありがとう。
2002年11月17日
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私書箱に入っていたある海外在住の女性からのメッセージを読んで目頭が熱くなってしまった…メッセージを頂いた方に連絡をして日記に載せる了解をとりましたので、読んでください。原爆についての話です。私は広島出身で高校生のとき交換留学でカリフォルニアへ行きました。その翌年ホストファミリーの夫婦(60歳前後でフィンランドから若い頃移住してきた)が広島に商用でやってきました。もちろん家に泊まってもらったのですが、原爆資料館に連れて行きました。ちょうど25年前のことです。行くまで彼は「俺は純粋なアメリカ人じゃないが昔から日本人はどうも気に食わん。おまえのことは何とも思ってないけどな。(真珠湾攻撃をやったのような)卑怯な日本人にどんなバチが当たったか見てやろうじゃないか。」と言って憚りませんでした。とにかく、アメリカ=正義、アメリカ=イッチバーンって感じの人でしたからね。資料館に入って一分と立たないうちに彼の顔は真っ赤になり、やがて真っ青になっていきました。その後終始無言のまま展示品や写真、その説明文を小一時間かけて食い入るように見つめていました。そして売店で写真集を買いました。資料館を出てからもしばらくの間、常日頃の明るさが嘘のように真剣な表情のまま黙っていましたが、「どうだった?」と声をかけたとたんボロボロ涙を流しながら「悪かった、酷いことを言っておれが悪かった。アメリカ人を代表して謝りたいよ。これはあまりにも酷い。人間のすることじゃない。こんなことが実際に行われたなんて、それも一般市民に対してだなんて。あまりにも酷すぎてとても許されることだとは思わないが、とにかく今は謝りたい気持ちでいっぱいだよ。これはまさに地獄だ」と言ってくれました。そして「どうしてこれをアメリカで、多くのアメリカ人に見せないんだ。見せるべきだよ。知ってもらうべきなんだ。アメリカ人は原爆の被害がこんなに酷いとは誰も知らないよ。だから俺たちは真珠湾の仕返しだなんて当たり前のように思っているんだ。俺は帰ったら出来るだけたくさんの知人にこのことを、この写真を見せるよ。俺たちは事実を知らなさ過ぎるんだって。だから日本もアメリカに来てこれを見せるべきだよ。事実を知ってもらうために」と言いました。当時、私は高校生であまり詳しいことは知りませんでしたので「そうだよね。早く行かなくっちゃね」と答えただけでしたが、その後先生に行くべきだと主張して初めてアメリカが許可してくれないからできないのだということを知りました。数年前?にアメリカでの公開をめぐってドタバタしていたのは記憶にありますが、その後どうなったのか、多くのアメリカ人に真実が伝えられたのか判りません。きっとブッシュ政権下では公開できないでしょうね。今やったらイラク、アルカイーダ撲滅に支障が出るでしょうからね。でも、事実を隠して政権の都合のよいように国民を操作するのはどこの国でも行われていることでしょうからしょうがないのかもしれませんね。この前の「原爆の事実をアメリカ人はすっかり忘れてないか?」で思い出して書いてみました。 ___________________________________この感想を読んで、アメリカを責める意味というより原爆を落とされた国として、その恐ろしさをもっと世界に伝えていくべきだと思いました。アメリカのヒストリーチャンネルでは原爆を落とす時の映像は伝えられてるけど、その後の人々の苦しみには触れられていません。旦那も原爆に対しては広島と長崎を破壊して初めて日本が武器を作れなくなったのだから正解だ、みたいな事を言っていました。まるで一般市民の上に落ちた事なんて記憶から消えてるみたいに…原爆資料館の写真を見せようとウェブサイトを探したけど、このサイトの中の絵写真の中からでは本当の残酷さを伝えられない様な気がしたので見せるのはやめました。いつか資料館へ連れて行こうと思っています。私がパールハーバー攻撃のアリゾナ記念館で感じた辛い気持ちを彼も感じるはずでしょう。広島原爆資料館http://www.pcf.city.hiroshima.jp/virtual/
2002年11月16日
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ニュースを読んで涙を流すのは滅多に無い事だけど、今日は久々にPCの前で涙がこぼれた…読んだのは北朝鮮に拉致された蓮池薫さんについての記事。この記事を書いた記者はすごいなぁ~と思った。この記者はその状況を読み手の心の奥迄届ける事実を文章で伝えた。本当に良い記者だと思う。遠い海を越えたハワイからでもこの状況が手にとるようにわかったんです。私を泣かせた記事はこちらです。「兄弟げんかするなら飛び降りる」永住帰国へ傾けた母の涙 asahi.comよりhttp://www.asahi.com/national/update/1115/032.html 北朝鮮から帰国した五人の中の薫さんの表情を私は今でもはっきりと覚えている。実は薫さんは私にとっては帰国した5人の中でも一番印象深かった人なんです。彼らが帰国した日、たまたま日本に一時帰国していた私は実家で彼らが飛行機から降りる様子をテレビの前で食い入るように見ていました。その時、一番冷たい表情に見えたのが薫さん。もう日本人の面影が感じられないほどで、北朝鮮に洗脳されているようにも見えました。涙を拭く家族の前をスタスタと先に歩いて行った無表情の薫さん。その薫さんがお母さんの愛情に打たれて永住帰国へと心が傾いた…母の愛が長い間の彼の洗脳を解いたのでしょうか。これが涙せずにいられますか…薫さんのお母さんは70歳のお年。後、20年帰国が遅れたら会えなかったかもしれない。元気な内に愛する息子に会えて本当に良かったね。私も海外にいると日本のニュースは新聞に頼るのみとなりますが、この様な記事は本当にありがたいと思います。最近、戦争や殺人の記事ばかり読んでいた私にはなんとも心が温まる母の愛を感じ取れました。やっぱり、家族がいるって事はいいですよ。海外にいるとある意味、私はとても孤独を感じます。海外で生活する日本人は態度が偉そうになるなどとよく言われますが、それは仕方のない事だと私は思います。大きなアメリカ人社会で弱みを見せないように、精一杯小さな体を大きく伸ばして見せる自分がいる。私は特に仕事をするようになってから、、、アメリカ人を相手に仕事上の契約を決める仕事に就いてから強くなったと思う。小さい日本人女性だと見下されたくない気持ちと、そして精一杯に背伸びをする私がそこにいる。長年、頭を下げる事に慣れた日本での生活を捨て、出来るだけ背筋を伸ばして対等になる。真っ直ぐ目を見てぺこぺこなんて、絶対にしない。英語を間違えたって表情にも出さない。商品説明に自信を持った自分だけを見てもらう。だから日本に帰ると肩の荷がスッと落ちるような気がする。でも、この間お母さんに言われちゃった!「あんたはすっかり態度が偉そうになった」そんなつもりはないんだけど…知らないうちにおどおどした自信のない部分の自分はどこかに飛んでいってしまったのかも知れません。アメリカ社会で生きる為に自然に身についてしまった。その一言に尽きるのかも知れません。一生懸命に背伸びして生きている小さなアジア人女性…そんな所かしらね。薫さんのお母さんには、長生きしてもらいたい気持ちで一杯です。他の4名にもそれぞれのストーリーがあると思いますが、何せ私の読めるニュースの中でしかインフォメーションが入らないので、話題に出来ずに申し訳ありません。★おとついから仕事が忙しくて楽天をあまり開けませんでした。書き込みを沢山頂き、どうもありがとうございました。
2002年11月15日
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今日はお昼からマイ・ホームを探しにいくつかのオープン・ハウスを訪問した。売りに出されている家を次々と移動して見学する。結構楽しい一日でした。私達が探しているのは年中冷房が必要なハワイで、涼しく冷房の必要のない山の上のお家。一日クーラーを使うと電気代はかなりの金額。寒さより暑さに弱い旦那には涼しさはどうしても必需品なのである。窓を開けると海…ではなく、ハワイの緑にあふれた美しい山の見える家が欲しい。海の近くで涼しい山の上なら最高なんだけど…高すぎて手が出ません。ハワイはやっぱり家が高いと今日実感!カリフォルニアで買った家と同じ広さで値段が4倍だった…。そして、二度目に見た家は広くて涼しくて値段も何とか支払えそうな家だった。旦那に「ここはいいわねぇ~」と言ったら、「僕は気に入らない」と言う。車から降りる気もしないと言う旦那をしぶしぶと家の見学に連れて行った。近所の雰囲気が嫌いだと言う。近所=地域という意味だ。辺りを見渡すと、ふ~~ん、なるほどネと思った。通り沿いに駐車されている車やご近所の家々の庭を見れば一目瞭然なのである。これはハワイだけでなく海外で家を買う時、又は長期滞在する時の参考になればと思う。一見して廃車のような車が通りに沢山駐車してある。周りの家々の庭は手入れがしてなくて、草がぼうぼうと生えている。あまり人が歩いてなくて、道端には小さなごみが落ちている。売りに出されている家は不動産屋さんが庭の手入れをしているけど、周りの家々を見渡す事が大切。ご近所にギャングやそれに近い人が多く住んでいる可能性高し。良識ある人々は道端にごみを捨てません。アジア諸国で、庭の手入れによって地域の良し悪しを判断出来るかどうかはわかりません。しかし、欧米での庭の手入れに対する人々の意識はかなり高いので目安になります。でも、アメリカ本土に住んでいた私にしてみれば、ハワイは一部を除いてどこも安全地域にしか見えなかった。アメリカ本土は一目瞭然で住めない雰囲気の地域はわかる。どこを目印に見るかと言うと、周りの民家の窓です。その地域に入るとお店のシャッター、すべての民家の窓には鉄の柵がついている。道路沿いには新聞紙や空き缶が落ちていて手入れがされていないのが一目瞭然。だけど、その中にものすごく綺麗な家が建っていたりする。それも激安で!!ここならいいじゃん!!!なんて言う私に旦那は猛反対。私は家の新しさ、綺麗さにこだわり、旦那は地域の安全を何よりも重視だった。旦那は鉄柵地域に家を過去に買った事のある勇敢な父から教訓を得ていた。お父さんが出張や旅行で家を留守にする度に家具や電気製品が盗み出され、結局2年も持たずの引越しとなった…結局私達がカルフォルニアで買った家は小さいけどギリギリのところでお年寄りの多く住む良い地域でした。旦那の言う通り地域選びが最も大切でした。良い地域は良い借りてが直ぐに決まり家賃を滞納される心配も少ない。家が新しくても治安の悪い場所は家賃を滞納する人に借り手がつく可能性が大きいし危険といつも隣り合わせ。車で5分も走れば治安が悪い地域に入る事もあるアメリカ。ホノルルのダウンタウンのホテル・ストリートはドラッグディーラーが集まる怖い通りで有名です。その何本か先のストリートにはレストランやオフィスが立ち並ぶのに。自分の住む近くの怖いストリート名は覚えておかなければなりません。夜は信号待ちでも止まりたくありません。日本のように、どこに住んでもある程度治安が良い訳ではないからアメリカでは地域選びがとても重要だと知りました。今日、最後に見つけた家。私はとっても気に入った。築5年で家もお庭もすごく綺麗なの。治安も良くご近所も最高で、私達にもなんとか払えそうな金額。しかし、美味しい話はそうそうには転がっていない。ダイニング・テーブルを置く場所がないほど狭い。ガレージがやたらにでかくリビングが猫の額の広さ…これが、お安い理由ですね。この家は妻の意見が通らない、夫の意見重視でデザインされたに違いない!明日のハワイは祭日。私達は又、家を探しに出かける予定です。買うか買わないのかはわかりませんが、今、金利が下がりハワイは買い時らしいですね。★さっきから何度も日記をUPし直してすみません。読み返すと誤字脱字ばっかり!!!お恥ずかしい…
2002年11月11日
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アメリカに来てからの私は、友人から、時々不思議な事を頼まれた。「市場ちゃん、今度私の彼に会って欲しいの。市場ちゃん、正直に答えてよ、ねえ、ねえ、どう思う?彼って誠実かしらねぇ??」「う~~~ん、そうねぇ、ちょっと様子見た方がいいかもねぇあの目は多分、女好きかも…」「彼は女性が自分の物になったとたんにケチになるタイプかもねっ、今の内に美味しいものを沢山食べといた方がいいかも」なぁ~んて、有頂天にも恋愛エキスパート、いえ、国際結婚のエキスパートになった気分で頼まれた友人の彼を品定めする私…いやそれが、結構当たっちゃってるから自分でも怖い…そして、友人達も信用する…彼を紹介された時によく気がつく事がある。自分の彼女がいながら、別の女性の胸やお尻の辺りに視線を流してニヤニヤした感じの男性。私の中では既にアウト。これは彼女自信には意外とわからないものだ。彼は自分の彼女には決してそんな素振りは見せない。だけど、少しでも目線を感じた第三者には以外にわかるものなのである。私は自分の目の前にいる人から目線をはずさないタイプ。じっと見つめて離さないから少しの隙間も見えてしまったりするのかも。そこで、アメリカでのハワイ市場的ないい男の見分け方をご紹介します。いい男といっても外見がいい男という意味ではなく、あくまでも中身がいい男という意味である。そしてこの見分け方はあくまでもハワイ市場の経験からの独断的な見分け方なのであしからず… m(_ _)m 私はアメリカに住んでいるので、アメリカにいる男性に限られますが、、、まず、私が気になるのはどこの出身か。オハイオとか、オレゴンとか田舎町の多そうな州だと、更に突っ込んで聞いてみたくなる。中でも周りが森林に囲まれた自然の中でのびのびと育った人だといい人だという確率は高くなる。心が純粋でそれこそ綺麗で澄んだ目は目を合わせれば直ぐにピピピッと何かを感じる。次に、家が厳しいクリスチャンだったとかで小さい頃から教会で活動をさせられて来た人。「させられて…」というところがミソである。親の言う事をまじめに聞いて遊び盛りの子どもの頃から毎週教会にきちんと通い、歌を歌ってきた青年は大人になっても妻の言うことをよく聞く大人になる!教会でなくてもいい。何かスポーツを小さい時、又は学生の時に一生懸命やった経験を持つ男性も非常に当たりが多い。私も息子がもう少し大きくなったら、何かの団体に参加させたい。それはサッカーチームでも良いし、教会でも良い。周りとの協調性と何かを続けるという忍耐力を男に生まれたからには身につけさせてあげたいと思う。将来、来るべき困難に打ち勝つ精神力を持つ男。長く平坦な結婚生活にも一人の女性で耐えられる良識のある大人になって欲しい。話がはずれてしまったけど、ここまでの話は初めてのデートをするかどうかを決める時のひとつの目安に過ぎない。初めてのデートは私の中では、決まりごとがある。夜なら食事と映画のコース。昼ならドライブ、食事、映画のコース。一度目のデートで家に連れて行こうとする人はもう、私の中では二度目のデートはない。これはアメリカ人の女性も同じだと思う。良識のある家庭で厳しく育てられた娘さんは、初めてのデートで下心を見せられたらもう二度と会わないでしょうね。それは良識のある家庭で育てられた男性もわかっているから決してそんな真似はしない。アメリカはその点、日本と比べると一部、保守的かもしれません。女性はそう、軽くはありません。軽々しく一度目のデートで下心見え見えの男性はアメリカではもてません。まぁ、うんちくはこの位にして私の場合はどうだったかって?旦那は出身地もパス。子どもの頃から何かの活動をしていたのもパス。最初のデートもパス。3度目のデートで自宅へお邪魔しましたがその日も映画を鑑賞して直ぐに家まで送ってくれました。すごく大切にしてくれているのを感じました。実は4度目も5度目もその後もずっと、真っ直ぐ自宅に送られてその内に不安になった私がいたんだけどね(笑)彼はアメリカ人女性としか恋愛の経験がなく、女性からアプローチがあるまでは手を出すなと教えられていたそうで…最後には君は僕の事をどう思っているんだ!と詰め寄られてしまいました。日本では男性からアプローチがあるまでは女性は行動を起こせないって思ってたから、全く逆でしたね。現在は、私の予測通り、妻の言うことを良く聞く旦那に日々成長しております。しかし、これはあくまでも私の場合…シチュエーションは人それぞれ違います。3日間しか会えない旅先の恋なら多少のスピード・アップもあるでしょうしね。でも、基本的に見なきゃいけないのはその人の真面目さ、誠実さ、価値観が同じかどうかだと思います。ここの部分は相手が日本人でも同じだと思います。結婚生活は長くて平坦で時々山あり谷ありです。言わば、飽きて当然の道のり…そこを一緒に越えてくれる人を探すのは大変ですね。私もまだ先の事はわかりません。最後まで一緒にこの道を越えられるといいのですけどね。★トップページに「ハワイ市場の裏日記、もっと写真見せて!」をUPしました。ハワイの写真が画像の倉庫不足で入らないので、ここに少しづつ増やしていきたいと思います。UPしたら日記でお知らせしますね。
2002年11月09日
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アメリカ人のジョーク(冗談)ってのは今だに良くわからない。特に皮肉のからんだブラック・ジョーク。テレビを見いても旦那や友人達は大笑いしているのに、私一人だけいつも笑えない。やっぱり面白くない、、、どころか悪寒さえ走る事もしばしば…小人症の人を出して、思い切り馬鹿にしたりとか…差別用語バリバリだったりとか…私にはちっとも笑えなかった。テレビに限らず、人々のジョークも笑えない。1980年代にイギリスを皮切りに爆発的にヒットしたThe Vaporsの「Turning Japanese」という歌を聴いた事があるだろうか?この歌が聞こえると人々は両手の人差し指で両目の端の皮をぐいっと引っ張りあげる。“I’m turning Japanese I think I’m turning Japanese I really think so”(日本人になる)と大声で歌いながら嬉しそうに目をキツネにつりあげてピョンピョンと飛び跳ねて大笑い!私にはアメリカ人が日本人を真似て馬鹿にしているみたいにしか見えない。私はクリスマス・パーティーでこの曲を目の前で大勢の人に踊られた事がある。今でも覚えてるすごく嫌な思い出…アメリカ本土に住んでいた頃、旦那の仕事先のクリスマス・パーティがあった。ホテルのパーティルームを借り切ったドレスアップして参加する本格的なパーティー。男性はすべて白人でその妻もほとんど白人。年齢層は20代~60代。少しのフィリピン人妻と日本人妻は私一人だけ。ディナータイムが終わるとダンスパーティが始まる。初老の白人男性が選曲をしていた。旦那や友人達とダンスを楽しんでいたらこの曲が突然かかった…周りにいた人々は急に人が変わったかの様に、ノリにノッテ、目をつりあげて飛び跳ねた…I’m turning Japanese !(日本人になる!)と全員が声を揃えて歌いながら。Σ( ̄□ ̄;;;)!!そして、、、気がつくと隣にいた、旦那も友人も目の色を変えて飛び跳ねていた…そう、この人たち全くわかってないのよ私の心は傷ついているって事。私も一緒に飛び跳ねるべきだったのかしら?まぁ、目は最初からつりあがっているからそのまま飛べば良かったのかも知れないけれど…(-_-メ) ぜんぜん、面白くないわよ!!いつも面白くないジョークを飛ばす旦那の友人達が家に遊びに来ている時、私もジョークを一発、飛ばしてやった事があった。赤ちゃんが生まれてばかりで忙しかった私には毎週末の全くありがた迷惑な訪問だったうるさい独身男3人。いつもの様に優しい日本人妻は熱いコーヒーを入れてあげた。「ミルクとお砂糖は入れてもいいかしら?」「プリーズ!」と全員が返事をした。「美味しいね~どうもありがとう」と誰かの声が聞こえた時、ここぞとばかりに私は言った。「ごめんねぇ~、ミルクが切れていたから私の母乳を搾って入れておいたわよ、普通のミルクと違って栄養があるわよぉ~」Σ( ̄□ ̄;)Σ( ̄□ ̄;)Σ( ̄□ ̄;)!!!えっ?(・)(・)おっぱい?笑いを取れると思ったのに、全員コーヒーから口を離したまま無言…日本じゃ本当にコーヒーに母乳をいれるのかと思ったみたい。「(≧∇≦)イヤ~ン 冗談よ、冗談っ!」それでも笑いが聞こえるばかりか笑顔の一つも、もらえなかった…(・・)なぁ~んだ、つまんないわねぇ。やっぱり、アメリカ人と日本人じゃ、笑いのツボが違ってるって事だったのね。
2002年11月08日
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最近、ふと気がつくとパンツの前チャックを閉め忘れている事がある。こんな事、最近まで私には絶対にありえないミステイクだったのに!これって何??完全に注意力が低下しているわ最近、物事を深く考えないようになった。周囲に注意を払わなくなった。(と言ってもチャックの閉め忘れはまずいけど)そういえば誰かの日記でアメリカに長く住む人は物事を深く考えなくなると書かれていたのを読んで“ビクッ”とした。アメリカに来てからの私は生活スタイルだけでなく、考え方や物の見方が確かに変わった。恐れや心配事が少なくなったというのかな?例えば、明日、仕事を夫婦共々失ったとする。日本に住んでいる頃の私なら、精神的にかなり追い詰められてしまうだろう。だけど、今の私、いえ家の旦那もだけどそっか、じゃ、仕方ないわねと低所得者の手続きにサッサと身支度を整えて出かけるだろう。他人の目を気にしないで自分の生きたい様に生きれてる様な気がする。特にハワイはやっぱり住みやすいと最近は感じている。2年前にハワイに転勤になった時はやっぱりアメリカ本土に戻りたいと思った。でも最近特に思う…「ハワイはやっぱりいいわぁ~」って!ここはアメリカであってアジアだもの。ちなみに日本人だけでも日系を含めてハワイの全体の人口の25%もいるという。人種差別をされないアメリカというのは本当に住みやすい。自分がアジア人であるって事がものすごく自然でいられる…わかるかな、この感じ。人種差別は実際に自分がされないとその辛さってわからないと思う。日本にいても人種に限らず何かしらの理由で差別を受けた事があればこの気持ちはわかると思う。アメリカで人種差別を一番感じないのは「アメリカ人」ではなく、一般的に白人。黒人もアジア人もスペイン人も白人以外はみんなマイノリティ(少数派)として何かしら差別を受ける機会が多い。これは住んでみると良くわかる。観光で回る位じゃ、わからないかも。と、いうか差別されても気がつかないだけなのかもしれない。差別の英語が聞き取れないだけかもしれないし、現地の人と触れ合う機会が少ないかもしれない。日本人の観光客慣れしている土地では差別もないかもしれないし…とある、カルフォル二アの白人の多い観光地の海の見える高級レストランで、日本人観光客や皮膚に色のついた人種は外の通りに面した席に通されなかった。お店の一番奥の席…ふと、あたりを見渡すと何故か周りはみんな有色人種。白人だけがみんな外の通りからよく見える景色の良い席に並んでいる。まるで振り分けられるように案内されているような…これは気のせいかしら?いいえ、気のせいではないと思う。マネージャーが見栄えのいい白人を外から見える席に通しなさいと言ったに違いない。いいえ、きっと気のせい。これは偶然なのよ…そんな心の葛藤の中、心から食事を楽しむ事が出来ると思いますか?自分もみんなと同じお料理にお金を支払うお客。ただ、肌の色が違うというだけで隅のテーブルに追いやられるのだろうか…グチグチとそんな事でアメリカに住み始めた頃はいじけていた私だけど、2年も経つとだんだんと変わってきた。「窓際の席をお願いねっ」私を差別なんかしたら承知しないわよ。スーよ、スー!と強気の気持ちで闊歩する。(スーとは訴える意味)だけど…やっぱりハワイはいい。肩ひじを張る事もなく生活できる。ハワイに小さな家を買ってここでずっと暮らし年をとってもいいかも…なんて、思い始めてる私。つい最近までは絶対カリフォルニアに戻るんだ!!と心に決めていたのに…やっぱり人間、気楽に毎日を暮らせてそれこそチャックを閉め忘れる位に危機感とは無縁に暮らす方が長生き出来るのかもね…人生に疲れたと思ったら、ハワイ行きのチケットを買ってみよう。きっと、悩んでいてもしょうがないと思えるくらいに心も体も日常のストレスから開放されるはず。真っ青な空。透き通った海。ナイスな人々。ハワイはいいですね。差別をするのはアメリカでも一部の人。ほとんどの人々はそんな愚かな事はしない。でもその一部の人にすごく傷つけられる。★掲示板にイギリスの人種差別事情について詳しく書いてくれた「五郎さん」ありがとう。国際結婚同盟にリンクしている「ハリウッドのおばさま」の日記でアメリカにアメリカンナイズされた日本人を読ませて頂きました。差別のお話を書かれた日記もとても考えさせられました。★今夜は旦那と私にはスペシャルな日。家族でワイキキまでロブスターを食べに行きました。久しぶりに旦那もビールを飲み、寝てしまいました。
2002年11月07日
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私が日本に住んでいた頃はアメリカ人と言えば教会の裏に住む青い目の家族か競輪選手並のスピードで自転車をこぐモルモン教の宣教師の若者達くらいしか見た事がなかった。今でこそ、あんな小さな町にも英会話教室が氾濫し、アメリカやオーストラリアからの外人さんをよく見かけるようになったけど、アメリカに住むまでは私の中のアメリカ人は映画の中でしか全く想像がつかない人種だったのは言うまでもない。アメリカ人男性はいいとして、アメリカ人女性と上手に付き合えるようになるまではかなりの時間と理解が必要だった。私の出会った彼女達の行動と思考が全く理解出来なかった私は何度切れた事かわからない。けど…そんな私が彼女達と上手に付き合う為に覚えたコツがいくつかあるので紹介しようと思う。題して、(;´Д`) あのね~いい加減にしてよ。私が一番初めに友達になった(;´Д`) なアメリカ人女性の名前はステファニー。きれいな金髪と青い目の彼女は彼氏と喧嘩する度に所かまわず凶暴になった。ロッカールームにいきなり入ってきたかと思うと、思いっきり自分のロッカーに蹴りを入れる。始めは自分が怒られた気持ちになって冷や汗タラタラだった。口も聞かずにずっと、鬼瓦並みの怖い顔。一緒にいる私はもちろん落ち着かない。じゃ、私は先に帰るわと言うと、「Why?」その後、他のアメリカ人女性とも交友関係を持ってわかった事は、・特に彼氏と喧嘩すると機嫌が悪く人に当たる。・自分に興味のない事、ある事がはっきりしている。・空返事が多い。(聞いている様で聞いていない)・約束は決してあてにしてはいけない。(;´Д`) はぁ~、機嫌の悪い時はさっさと退散するんだったわ。次に旦那の友人の(;´Д`) な妻、アイリーン。彼女も青い目、金髪のきれいな女性だった。イギリスかぶれの彼女は今までの若いのと違ってどこか落ち着いてる雰囲気。私の話にもゆっくりと耳を傾けてくれた。(聞いているようで聞いていないのは同じ)だけど、自分が何でも一番じゃないと気がすまない。旦那と友人と私達の4人で出かけてちょっとでも自分が話の中心からはずれるともう、すねる…ラスベガスに4人で行った時は最悪だった。カジノで酔っ払って(そこではお酒が無料だった)家の旦那にからむ、からむ。私の存在などはまったくの無視で旦那に自分の存在を認めてもらいたくてたまらない雰囲気。酔って腕を組んで放さないわ、私と旦那の会話に割り込むわ、一体どっちが奥さんなんだ??旦那も困ってたし、彼女の旦那は、、、慣れてたみたい。朝はホテルでシャワーから出てこない。だからトイレにも行けないし、準備も出来ない。やっと出てきたかと思うと、カップの厚いブラジャーとパンティがトイレの横に転がったまま。(;´Д`) はぁ~、別室にするんだったわぁ。この彼女とは実はその後も懲りずに一緒にシックス・フラッグ(遊園地)へ行った。L.Aで泊まって翌日はユニバーサル・スタジオで遊ぶ予定だったのに、、、こんな治安の悪い町には泊まりたくないから帰ると夜中の12時に言い出した。だったら、もっと調べてからホテル取りなさいよねと思ったけど、泣く泣く長距離ドライブで帰った。(;´Д`) はぁ~、車二台で来れば良かったわぁ。次は学校で一緒のクラスになった(;´Д`) なクラスメートの女性達。グラフ用紙を持って行くなら自分の使う枚数だけ持っていこう。でないと結局全部、人に使われてしまう。毎回ホッチキスを授業の間に貸してくれと何度も繰り返し頼まれる。そして大切な宿題の話を聞き逃してしまう。誰がホッチキスを持っているか、クラスの女性全員がちゃんと覚えているからすごい。教訓:クラスにホッチキスは持っていくのはやめよう。持って行くなら隠してこっそり使おう。しかし、こちらが忘れ物をした時は逆に何でも心よく貸してくれるから何とも言えない。貸し借りには気をつけた方がいい。アメリカでは“貸したものはやったものだと思え”と旦那にも言われた。借りた物も返さないけど、貸した事も忘れる…それがアメリカ人だと思った。ハワイに越して以来はあまり親しいアメリカ人女性はいないけど、、、でも、もう大丈夫。彼女達を少しは理解したような気がする。正義感が強くて優しい所も一杯あるしねっ。最後に一応フォローも入れておこう…
2002年11月06日
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昨日から一日中アメリカのトップニュースでで報道されていた、サウジアラビア外相の言葉はとても印象的だった。と、いうか感動してしまった!サウジがアメリカがイラクを攻撃する事を容認したとしても、サウジを基地として使わせないと言った。そしてアメリカが日本を占領した第二次世界大戦を例にとって発言をした。"History tells us that whatever change you believe you can bring to the country that you occupy, you can never make a permanent change through occupation by a foreign force in the country," he said. 占領した国を変えられると信じても他国の軍事力によって永久にその国を変える事は出来ないと歴史は物語っている。"Iraq is not Japan. Saddam Hussein is not the emperor Hirohito and I don’t know if the general that’s going to be is going to be MacArthur." 」 イラクは日本とは違う。サダム・フセインはヒロヒト(昭和天皇)とも違うし一体誰がマッカーサー役になるのだろうね。しかし、アメリカ人はこの記事を読んで、一体どれだけの人がこの意味を理解したのだろう。家の旦那なんて、湾岸戦争の時にアメリカはイラクにアメリカの旗を立てておくべきだったよな。(占領しておくべきだったという意味になる)なんて、平気で言っている…こんな考えのアメリカ人が大勢いるんだろうなと私は黙って聞いていたけど、、、「アメリカ・イチバァ~ン!」と信じている若者に何を言っても馬の耳に念仏でしょうしね。アメリカで学生をする☆ikuko☆さんの日記にも書かれていたように一般的にアメリカ人は単純で正義感が強い人が多い。私も本当にそう思いました。話は変わり、私がアメリカで出会った題して、┐(´ー`)┌ 話になりまへんな~な日本人の事を書こうと思う。まず始めに、アメリカ本土で出会った┐(´ー`)┌ な人。日本語をガンッ!として自分のコンピューターにインストールしない人。「いいわね~、あなたは日本語が読めるから私なんて日本語でメールも書けないのよね~」と言いながらバリバリ間違えた英文で内容の薄いメールを送ってくる人。日本語で書けばもっと内容の濃いお話も出来るのに、残念…。何度も無料でインストール出来るマイクロソフトのジャパニーズIMEを送っても、一向に使う様子もなし。日本に関するすべてを自分から取り除いて完全にアメリカ人になりたいタイプ。日本のニュースを読まないので日本の首相の名前も知らないし、全くの浦島太郎状態なので、話が通らない。┐(´ー`)┌ どうぞアメリカ人になって下さい。次に、ハワイで出会った┐(´ー`)┌ な人。外国人好きがハワイでブレイクしてしまったアメリカ人の日本人妻達。日本では、幸せ?な国際結婚生活をしていたのに、ハワイへ転勤になった途端に一変してしまった。ハワイに来てみたら日本よりも、もっと大勢のかっこいいアメリカ人がいた。(そうですね、ここも一応アメリカ…)私ってよく声をかけられるのよねぇ~!(ハワイの人ってナイス…)本屋さんで声をかけられただけで、ついていくわ、旦那の友人と影で不倫するわ、オイオイ、一体家族はど~すんだ?たまたま知り合った日本から来たばかりの二人の主婦のお話だけど、こんな妻達がもっとたくさんいるみたい。その一人は、たまたま受けた子宮ガンの定期健診で性病が見つかっちゃった!あるハワイの病院ってご主人に通告するそうでばれちゃったらしい。(怖いわね)ご主人にはなんとかごまかしたそうだけど…(どうやって??)国際結婚の一番、私が見たくなかったタイプの女性達。┐(´ー`)┌ どうぞ、勝手にブレイクして下さい。最後に、アメリカ人と結婚しているのにも関わらずアメリカを批判してしまう日本人妻…他のアメリカ人と結婚している日本人妻から反感を買ってしまうし、日本人でありながら、日本に対して辛口発言をしてしまい日本人からも叱られてしまったり…┐(´ー`)┌ 一体あなたは何人ですか?あれっ、これって私の事かしら?★サウジアラビア外相の言葉はCNN.com参照http://www.cnn.com/2002/WORLD/meast/11/03/us.saudis/index.html (日本語もありました)http://www.cnn.co.jp/top/K2002110400054.html
2002年11月04日
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今夜は終始“無言”で旦那と二人、アメリカの戦争映画を見ていました。ニコラス・ケイジの「WINDTALKERS」。久しぶりに感動して泣けた映画でした。何故、無言だったかというと、この映画、舞台が日本軍とアメリカ軍のサイパンでの戦闘シーンが映画の大半を占めている。映画の中のキャストが日本軍に残酷に次々と殺されていくシーン。私と旦那、、、、息を飲んで、無言、、、、つばを飲み込む音さえ聞こえそう、、、へたにコメントすら言えない雰囲気が立ち込める、、、、想像出来ます?小さな日本人の女の子にチョコレートをあげるアメリカ兵の背中に日本兵が後ろから銃弾を打ち込むシーンを食い入るように見つめるアメリカ人夫と日本人妻の姿。私としては、「アメリカが作った映画よ、そりゃ~ね。こうなるわよね」な~んて言える雰囲気ではなかった。それだけ、この映画はリアルで良かったという事だけど…第二次世界大戦の中で通信に暗号が使われたそうです。英語で通信すれば日本軍にも理解されてしまう。そこでインディアンをアメリカ軍に起用し、戦場でインディアン先住民の言語で母艦と交信するんです。これは実際の話だそうです。自然の中でずっと生活していた、人も殺せない素朴なインディアン達が、戦場でアメリカ人と共に戦う。そして、次第に友情が生まれていく。そんな映画でした。とってもお勧めの映画ですけど、アメリカ人と一緒に鑑賞するには、ちょっと複雑な思いにふけるかも…。パール・ハーバーどころの映画ではありませんでした。残酷なシーンが多すぎる!大抵、こういう映画を見た後、私達は感想を言い合いません。さ~て、アイスクリーム食べよっ!さ~て、もう寝るか!…って感じで話題を避ける。意外と国と国の話、戦争の話になると口喧嘩に発展したりするのです。日本人同士の夫婦では起こりえない妙な話でしょ?それにしても、戦争はもう嫌ですね。イラクへの攻撃、やっぱり反対だとこの映画を見た後、強く思いました。旦那にはそれも言えなかったけど。★掲示板の意見からこれは「今生きている日本人」に恐い話。 scot五郎さん(****.com) >小さな日本人の女の子にチョコレートをあげるアメリカ兵の背中に日本兵が後ろから銃弾を打ち込むシーン。。---------これは映画の話だけだと思っちゃいけないと思う。これは内容は旧日本軍の兵士の行動だけど。これを見た人は今世界で生きている人。これで『こんな日本人はいつか殺してやろう』とあらたに決意した外国人がいっぱいいるんじゃないかと思います。それは、その憎悪は海外に住む日本人とか海外に旅行する日本人に向けられるということでしょう。とても恐いですね。自分には関係ない話といいきれる日本人がいたらその顔をじっと見てみたいですね。日本人をゴミみたいに思っている海外の人は数えきれないですよ。アジア人とか中東の人、他の発展途上国の人を人間とは思っていない人がいっぱいいるんだから。それを知らないといけないね。本当の世界の怖さ。。。まだまだ。いっぱい。 (11月3日23時33分) ________________________この意見を読んで私が思った事…例えば、アメリカ人はフレンドリーでナイスというイメージがありますが、アメリカ人は血の気の多い、奮起しやすい肉食動物系の民族だと私は感じています。戦争がいつも身近に起こっている国。そうなって当たり前かもしれませんが、、、この映画を人種差別色の濃い、アメリカの小さな白人ばかりが住む、又は黒人ばかりが住む映画館で見てしまった日本人は、きっと生きた心地がしないかもしれません。Japって奴は!!と映画に翻弄されて怒りを燃やすアメリカ人がどれだけそこにいるだろうか…アメリカには義務教育すらまともに受けていない人がたくさんいます。貧富の差も激しい。日本という国、今の日本人がどのような生活をしているのかも知らない人が大勢存在するのです。それを考えると、この映画は私達、海外在住日本人を苦しめる映画かもしれませんね。ホント、原爆の事実をアメリカ人はすっかり忘れてないか?と思います。それを言うと日本も第二次世界大戦でアジア諸国にやってきた事を忘れてないか?と言われそうだけどね…戦争は昔の事?そんなに昔の事なのかしら?海外に住んでいるとそうも感じられません。
2002年11月03日
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今夜はとっても懐かしい映画を見た。20年も前のアメリカ映画「リトル・ロマンス」。13歳のフランス人の男の子とアメリカ人の女の子の恋物語。映画の中の二人は親の目を盗んで、ベニスまで駆け落ちをする。二人は小船に乗って夕暮れのベニスの鐘の音を聞きながら橋の下でキスをする為に家出をするの。そこでキスをすると永遠の愛が約束されると信じて…という、ロマンチックな話。この映画を見た時の私はまだ子どもだったけど異性を意識し始めた年頃でした。映画を見ていてすごく、ドキドキしたのを覚えてる。まるで自分が主人公の女の子になったみたいに…そしてこの映画に出てくるクルクルの巻き毛に長いまつげの男の子役、ダニエルがやっぱり大好きになった。映画雑誌の切抜きを集めてみたり、映画のワンシーンを回想してみたり…私は彼のファンになった。それを考えると、私は既に、この頃から外国人が好きだったと言う事になる??そういえば、小学校6年生の頃、私は外人と結婚する!って決めていた事があった。父がアメリカ映画が好きだった事もあって、小さい時からよく一緒に映画を見ていた私。その影響もあったのかもしれない。その後、中学に入りティーンになった私は全く外国人に興味はなくなった。それに中学、高校と英語も大嫌いだった。日本人がど~して、英語勉強すんのよ!私には一生必要ないわね。などと、思ったりもしていた。今の私を見ると、さぞ英語がお好きで海外思考の強い女性だったのでしょうねぇ~と思われそうだけど、実際はその反対!人生全くどこで、どう変わるか本当にわからないものだ。人生を変えるすべては人との出会いですね。誰かがいきなり、私の背中を押した。「あなたは海外に行きなさい!」あなたの人生もいつ、どこでどう変わるか本当にわからないと私は思います。きっかけは突然訪れたりするから。昔、私が恋した巻き毛のダニエル…今日彼の顔を見てふと、気がついた。私の旦那の子どもの頃の写真にどことなく似ているではないか。バサバサと音を立てそうに長いまつ毛、柔らかそうな、ブラウンの髪、ふっくらとした、丸いほっぺ。映画の中の景色にベニスの町を見下ろせる長い階段のついた公園が出てくる。この景色がこの20年間、幾度と無く自分の夢の中に出てきた事があった。もう、何の映画の中の景色だったかもずっと忘れていたけど、10数年ぶりに今日この映画を見て思い出した。もしかして、運命だったのかも…私は子どもの頃に好きになったダニエルを本当は心のどこかでずっと追いかけていて自分でも気がつかないうちにダニエルにそっくりな男の子を探し出していたのかもしれない!なんと、ロマンチックな…と、言っても今はダニエルの跡形もない可愛げに欠けた、ただの大男だけどさっ、でも今日だけはちょっとロマンチックな気分にひたっていたいなぁ~。リトル・ロマンスって何だったけな~と思う方は検索してみてね。リンク出来そうな所が見つかりませんでした。1979年アメリカ映画リトル・ロマンス★昨日アメリカでは「スパイダー・マン」が発売になりました。この映画の大ファンの私は早速、手に入れてきた。実は私、ストーリーだけではなく、この主役のトーベイ君も大好き。どこが好きかというと、ギーク(まじめくさい感じ)な所。私の過去の実際の恋愛はいつも自分より頭が良さそうな人にいつも惹かれた。自分の知らない分野に詳しかったり、特に苦手な理数系が得意な人には大きな魅力を感じました。日本では4年間もの大恋愛があった。外見はかっこいいとは程遠いと言える人。でも、頭の切れ、ジョークの切れは最高といえました。日本人でした。過去に外見で恋して付き合った事は多かったけど、結局、中身が合わないと一緒にいる事がつまらなくなった。やっぱり中身が自分と合ってるかどうかが最後には一番大切だと思いました。鼻が高くて素敵な外国人と恋しても中身が合わなければきっと続かないかもしれない。しかし、中身が好きだと外見もどんどん、素敵に見えてくるものですね。
2002年11月02日
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夕べはハロウィーンですっかり疲れて、早々と9時前に寝てしまった私。ハワイ、朝4時半にすでに起床してしまった。それにしても一年に一度のハロウィーン、近所の人間関係がよく、わかる。(考えさせられると言ったほうが良いのか...)ハワイでの私の交友関係は狭く、浅くである。狭いハワイ、働く主婦なので必然的にそうなる。そんな私もハワイに越したばかりは子どもの為に公園に行ってみたり、日本人のお母さんのグループに入ってみた事があった。実際は私の周囲の日本人のお母さん達はいつも仲間割れというか喧嘩ばかり。あの人が子どもの教育についてこう言ったけど、あれは間違ってる!とか、、結局影口がその人の耳に入って喧嘩となる。中間地点の私はお互いの相談を聞いていたけど仕事をきっかけにサッサと引いてしまった。その後はお誕生日会とか、個人的に相談を受けたりした時に話を聞く程度のお付き合いをしてきた。今日のハロウィーンの様子を見ると、結局あのグループは全員仲間割れをしてしまった様子。アメリカに住む日本人は生活していくうちに自己主張が強くなりがちですが、主張も使う場所を間違うと人間関係に非常に響く。カルフォルニアでもそうだった。日本人の主婦同士の争い。大体は子どもの事から喧嘩になるようだ。私がハワイに引っ越した後に、あんなに仲良くしていたグループの一部が仲間割れしてしまった。結局、両方から長距離電話で話を聞いて、一人の友達と私も関係をやめてしまいました。そんなこんなでお母さんのグループに入るのを一切、やめてしまった私。でもお誕生日会が来ると本当に頭が痛い。とりあえず、息子の友人のお母さんグループと浅く、仲良くやってきた私。誰かのお誕生日になると、家族で招待される。その時に気がつく。あれっ?あの人が招待されていない…聞いてみると、「あの人はね~、ちょっと変わってるのよねぇ~」あっ、もめたのね…?と心で理解をする私。そして息子の誕生日会がやってくる。この一年間、グループにいたすべてのお母さんから招待された息子。そう、私も全員のお母さんを招待したいし、するべきだと思う。でも、あっち、こっちで仲間割れ。あちらだけを呼ぶと、「そっ、ハワイ市場ちゃんはあちらのサイドだったのね」と巻き込まれる事になる。それでは、全員招待すると、ど~なるか?想像するとめちゃめちゃ、雰囲気が怖い…このハロウィンでもそんな人間関係の雰囲気が漂っていた…あれっ?去年はみんなで周っていたのに別々?すれ違ってもお互い無視?みたいな…友人は本当に気の許せる人が一人か二人いればいいと思う。交友関係は個人対個人の付き合いにするように心がけている。独身の友人達とはもめごとがないからグループも結構楽しいんですけどね。後、気をつけているのは影口を言わない。言う時は相手の耳に入ってもいい程度だと思うようにしている。日本でもこんな事ってあるのでしょうか。ハワイはこんな話ばっかりみたいですけど…息子のお誕生日会…どうしよ?ちなみにアメリカでは子どものお誕生日会はお金をかけて盛大にやる家庭が多いようです。★色々な掲示板の意見、個人メールの意見を読んで考えさせられました。自分の意見を出すと言う事は、反対意見も飛んでくる。賛成も反対意見もどちらも同じように大切な自分の肥やしになる…日記の削除はよほどの事がない限りはしません。今回は拉致問題という、センシティブすぎる問題を書いてしまいました。でも、よく考えるとあれも私の考え方の一つとして読んで頂くべきだったのかも…。結論は書きたい事をそのまま書く。私の人間性、生きてきたバック・グラウンド…こんな考え方、感じ方をする人もいるんだな~と参考になればいいと思います。★Asahi.comからの記事。アメリカの駐在員が免許取れないって??免許なかったらど~すんの?アメリカ本土は車社会、身動きとれないよ。http://mytown.asahi.com/usa/news02.asp?kiji=2777
2002年11月01日
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