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福島原発の事故は予断を許さない状況であるが・・事故対応は今現場にいる人たちに頑張っていただくよりない。チェルノビィリみたいな事になったら首都圏まで放射能が飛散することになるけど・・それはない・・と思う。現在の所、第一原発の1~3号機が二度と使えなくなる覚悟があれば抑えられるんじゃないか・・と私は想像している。で、この後をどうするか・・である。a)冷却装置が作動してちゃんと止まった原発柏崎狩羽原発・女川原発・茨城東海原発・浜岡原発などb)地震当時休止していた原発福島第一の4~6号機c)冷却が正常に行われなかった原発福島第ニの1~4号機d)事故って老朽化してて廃炉になるだろう原発福島第一の1~3号機今は3月13日、被災した原発の安全点検・補修工事・試運転をして運転再開が今年の夏までにできるだろうか?まぁ常識的に考えて難しい。上記分類のa)だけは何としても原発として運転再開したいところだ。でも福島第一・第二は絶対にムリ。東京電力にとってはこの二つが最大の発電所だ。これが全滅ではシノギはないだろう。福島第一・第二の原子炉が動かなくても発電できる手はないか、と考えてみた。これらの原発は沸騰式軽水炉なんだから原子炉がダメになってても発電用タービンと送電システムだけでも使えないだろうか。天然ガスの炉と蒸気発生装置を設置して既存の発電用タービンに連結しちゃえば発電・送電できるじゃん。事故った原発を原発として運転再開するのは急にはムリ。だから突貫工事で火力発電所にリフォームすれば夏に間に合うんじゃなかろうか。そうでもしないとこの夏、首都圏はクーラーなしになっちゃうよ。追記東京電力は、現在すべての原子力発電所と火力発電所が停止しています。原発の事ばっかりニュースになってるけど火力発電所が運転再開しないかぎり計画停電は続いてしまいます。だからまず火力発電所を運転再開させるのが急務で、それができたら全力運転で原発の分も頑張らないといけません。火力発電関係の設備点検と復旧が最優先ですね。原発の発電用タービンと送電システムを転用できないかと某所で発言したところ>タービンの構造が違うし、タービンは汚染されているから無理と言われました。が、本当に運転停止していたらタービンの汚染は軽微なのではないか?タービンに蒸気を送れなかったからこそ空焚きになったんでしょ>発電所作るのに何年かかるか知ってるのかだからこそ転用して時間稼ぎするんじゃないか!使えるか使えないかをチェックする価値はある。と私は反論しました。それと蓮紡さんを節電大臣に任命って笑っちゃう。その程度の知恵しかないようじゃ・・・50/60問題に対処して関西より西から東京に送電できる体制を作るとか具体的な方策を提示しろ!!
2011.03.13
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避難所の仮設トイレが足らないという話がある。仮設トイレの作り方1)適当な地面に大きな穴を掘る2)穴の横側にビニールを貼り付ける3)穴の上に板を渡す。小便は地底に吸い込ませる。大便をした後は臭いが広がらないように上から石灰をまく。といった適当なシノギ方を現場では臨機応変にやっていただきたい。学校が避難所になっている場合、石灰は絶対あるのでこの手は有効です。
2011.03.13
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テレビは全部震災ニュースばっかりである。ネットでも震災関連の記事や写真を見ている。だが・・そればっかりでは気が滅入るのでネット碁を打ってみたが集中力がなくダメだった。ダメな所を反省の気持ちでネタにします。実戦の進行、私の黒です。白に2線をどうぞどうぞと渡られせて気分がよかったのだがよく見ると左上隅三々に入っても無条件死にであることに気付いた。すると急に白地が大きく見えてきてしまった(笑)!それで黒1と打ったがこれがやきもち焼き、というもんである。二箇所の石が兄弟喧嘩の形になってしまい失敗である。こう打てばよかったの図黒1と打てば白2くらいのもんだろう。それから消しに行けばよかった。自分の安全を確かめず、相手の模様にチョッカイを出す。これ、弱い人間のする事である。もっと慎重にならないといけない。
2011.03.13
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元建設業者として驚いたのは今回かくも大きな揺れがあったのに倒壊した建物がほとんどなかった事だ。たった震度6で建造物が壊れて大勢生き埋めになった国とはえらい違いである。さらに大規模な津波に襲われたのに被害地域の方の大半が避難して死なずにすんだ事も驚くべきことだ。ジャワ島沖の大地震では津波だけで25万人の死者が出た。M8.8という大地震が発生した割には今のところ人的被害は少ないと私は思う。心配された原発だが、チェルノビイリやスリーマイル島のような大事故にはならずにすんだ。全ての原子炉が自動停止し、冷却も行われた。放射能が漏れたりナトリウム水が流出する程度は無視してよい。平時と緊急時を混同し危機を煽る輩は死んでくれ。私は日本国民である事を誇りに思う。なぜならこれだけの大地震が起きてなお大きな混乱が生じず、被害が少なくすんでいる事は日本以外の国ではありえないと思う。外国のメディアがこれをどう報道しているかは知らないが、amazingな国と評価されてよいんじゃない、と私は思う。追記福島第一・第二原発では、予備の発電装置まで壊れ、冷却用水を供給できずに事故っている事が後で判明しました。地震の規模、震源地からの距離を考えれば当たり前の事です。しかしかくも重大な事が24時間も経過して爆発があってから記者会見するってどうなってるのでしょうか?この政権やっぱダメじゃないでしょうか。
2011.03.12
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第1図● 鈴木歩 | ○ 巻幡多栄子 | 11-03-10 | 互 先 | 黒中押勝 | 対局名:第30期女流本因坊戦予選A決勝 鈴木さんの黒7~9の定石選択がナイス!シチョウ有利を最大限活かしています。最近見ない形ですが、こういう使い方があったんや・・と勉強になります。第2図● 大竹英雄 | ○ 園田泰隆 | 11-03-10 | 互 先 | 黒 3 目半勝 | 対局名:第37期名人戦予選B 黒7の一間ハサミ、大竹先生得意の形ですが最近見ないですよね。黒21まで軽快な打ち回し、俺も打ってみようっと思いました。それと黒25~27、これ善悪はわかりませんが凡人には打てない手です。やっぱ大竹先生は天才です。
2011.03.11
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まず今回の地震で被災された方にお見舞い申し上げます。私はM8.8が発生した14:45頃、枚方市内で買い物をしておりました。当地では震度2程度の揺れしかなく大地震であるとは全く想像もしませんでした。店の人と「さっき地震ありましたね。雨も降ってきましたね・・」と話をしました。地震を雨と同じ程度の関心で受け止めていたのでした。午後4時ごろに帰宅してテレビニュースで大地震であった事を知り驚きました。「えらい事になったもんやなぁ」阪神大震災の事が思い出されました。あの時は枚方も震度5でわが家も揺れ、柱が傾き屋根瓦がずれて、修繕に200万円ちかい出費をしました。1995年の阪神大震災の後、96年にアメリカのカリフォルニアでノースリッジ地震が、97年に台湾大地震がありました。日本政府の震災対応にはマズイ点があり、その教訓をアメリカと台湾は見事に活かしました。ノースリッジ地震では被害に遭われた方に現金(1人6万ドルが上限)を連邦政府は支給しました。台湾では個人の住宅被害の程度に応じて銀行に住宅ローン債権を放棄させました。いづれも日本政府がやらなかった事です。今回の震災に対し今の政府がどういう対策を打つか、この一点で次の国政選挙、投票すればいいでしょう。菅総理をクリントン大統領や李登輝総統のような第一級の指導者と比べる事は、日本の女流棋士に韓国に勝てという位のムチャである事は承知しています。それでも国難に際し、民主党内外を問わず政争を中断し、真っ当な震災対策がなされる事を切に望みます。小沢派や自民党、官僚諸氏が協力しようとしても、現政権に彼らの提案を丸飲みする度量がないといけません。選挙が近いので自民党が与党としての能力をアピールせんといっぱい施策を提案するはずです。口蹄疫のとき自民党の口蹄疫に詳しい議員からいろんな提案が出たのに、全部握りつぶしたような狭量な事では、曹操に負けたエン紹みたいになるでしょう。
2011.03.11
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○nipp先生に返事をする。・・こちらからある提案をしようと思いつくも纏まっていません○日本将棋連盟が公益法人化した。女流王座戦の創設発表・・これ囲碁界と対比して書きたい○棋聖戦第6局・・これも面白い局面で封じ手になりましたね。○政治ネタ・・前原外相辞任と民主党政権について○囲碁ネタ・・1)棋譜を見ても対局者の棋力ってわかんないの件2)このブログのコメント欄に書き込みにくいの件※かつてHP「みんみんのざる碁図鑑」や「みんみん掲示板」には活発な書き込みがありました。ありすぎて炎上したもんでこのブログではコメントがあんまりこないでもいいと考えていました。だけどかつての賑わいを取り戻す方策を考えてみようと思います
2011.03.10
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井山名人が奪取する勢いであったはずが失速して張棋聖が防衛に王手をかけている。一日目の昼休憩の局面(29手まで)黒の構えは雄大で一目、黒を持ちたい気がする。私が白ならすぐに切っていきたい。のんびりやっていると黒優勢になってしまうと思う。
2011.03.10
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nipparat先生から八百長みたいな碁の私ならこう打つの図についてコメントをいただきました。私ならこう打つの図(再掲)nipparat先生のコメント> この前記事の、実戦詰め碁の筋も見事ですね。ありがとうございます。失題でなかったようで安心しました。> んですが、「私ならこう打つの図」、厳しくて素晴らしいですね。白は黒1に対してH5に打って、F3からの出切り狙いで反発しでしょうか。でも勢い隅に切って黒やれそうですね。nipparat先生が示した 反発の図参考図1ありゃ、黒ダメだったか?参考図2nip「でも勢い隅に切って黒やれそうですね」み「あかん、ダメぽ」下図参考図3み「すぐキル手を先生は指摘しているらしい」結論図4み「これが先生の言う黒やれそうの図らしい」結論図5nip「黒はだいぶリードしているので、次に上辺のわたりを見て黒H16くらいでバランス取るかなと思った」の図結論私が示した「こう打つの図」は白の反発によって難解な変化がある。正しく打てば黒やれそう、とのnipparat先生の指摘を図にしてみました。結論図4を結論5と比較してどう評価するかで私のハサミツケが妥当であったか否かが決まります。図4は白がめちゃ厚いので黒マズイかと私は思います。黒は既に優勢なのですから穏やかな結論図5を選択する方が実戦的ですね。最後に、わがネタを真剣に検討いただいたnipparat先生に感謝致します。本人はウソを書いているつもりはないのですが時々ウソをまき散らすWikiLeaksのような私です。たまにチェックしていただきますと当サイトの信頼性が担保されますので、今後とも宜しくお願い致します。追記白2のノゾキにはキリよりアテがいいようです。3の地点が急所なんですね。これ実戦では気が付かないでしょうね。これでいいなら黒1のハサミツケは好手と言えそうです。
2011.03.09
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昨日の続きです。9K氏の打ち方のどこが悪いか。正誤を左右対照の図で説明します。×印の2手を☆に打つだけで全然違う世界になります。△も酷い手です。碁というゲームは○弱い石から動く○広い方から打つという2大原則があり、黒1周辺に打って白に2以下を打たせて右辺を地にするのが正しい打ち方です。この正しい打ち方図を見て、肩に力が入っていない、ムダな石がないという雰囲気を感じ取っていただければ、級の世界からおさらばする一助になると思います。
2011.03.09
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自慢じゃないが私は弱い時期が短かった。(今でもヘボイじゃんとか言うツッコミは許してね)だから級の人がなぜ級なのかがよくわからない。しかし私にも弱い時期があった。弱い頃の私がなぜ弱かったのかを探る資料がある。大学囲碁部に入部した頃に部員同士で打った碁のほとんどを棋譜を書いて残しているのだ。だから自分がどんなにヘボかったかが少しはわかる。○碁盤全体を見ていない、どころか相手が打った周辺しか見ていない○石の効率という概念がない最も重要な事は、碁とは石を連絡させるゲームである、という基本原理に気が付いていないのだ。石が活きるには二眼を作らないといけないのだけれど、二眼を作らないでも良い方法がある。それは活きている他の石と連絡してしまえばいいのだ。また石を繋げると模様を形成したり、相手の石を包囲することにもなる。だから囲碁とは石を繋げるゲームなのだ。9Kと3Kの人を碁を見てみよう。実戦図1(9手まで)ここまではいい。ここで黒番、あなたならどう打つ。参考図1 私ならこう打つ。△の石を攻められないようにしたい。そのための最善の方法は☆の石と△の石を繋げる事だ。だから私はこう打つ。黒1のノゾキは捨て石だ。実戦図2黒1と3は大悪手。というかこの人の頭には置き石を働かせようという気持ちがない。だからいくら置き石があってもそれを活用する事ができないのだ。
2011.03.08
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第1図白が5dで黒は4dの先の碁です。黒番です。あなたならどう打ちますか第2図なんとこれが実戦の進行です。黒が白を助け起こしているとしか思えません。黒7と9が巨大な白地を作らせている利他の手である事は容易に理解できますね。黒1~5もかなりの悪手だと私は思います。なぜなら右上隅の黒は既に活きている強い石です。外側の白はまだ活きていない弱い石です。相手の弱い石を堅めるのは大損です。第3図私ならこう打つの図。黒はすでに3隅にかなりの地を持っていますから白模様の拡大を阻止すれば勝ちが確定します。1~5と打ってAとBを見合いにすれば楽勝と思います。
2011.03.08
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難問なので答えを出しておきます。セキ活きになるというのが答えでした。正解手順1正解手順2参考図1正解手順白6で1とデルと下辺の白地で黒が活きることはありません。しかし先手で中央の一団を切断されるので白は正解手順以上の大損になります。なかなかいい問題でしょ。けど実戦で30秒の秒読みでは正しく処理できませんでした。問題として見たらわかるではダメで実戦で対応できないといけないのです。
2011.03.08
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(手筋辞典風 紹介文)アマ棋客の実戦に現れた形、黒先手有。右下隅を有利な形で決着させ黒の勝利を決める手順を考えてほしい。私がさっき打った碁です。実戦では失敗しましてほとんど持込みにちかい形になってしまいました。黒3.5勝ちでしたが、ここで正しく打てば中押し勝ちだったのです。どう打っても手だろ・・と甘く考えてましたが・・そうでもないのです。補足詰碁の問題としては、黒1とハネ出して白2と遮った状態から「黒先活」として出題するのが妥当でしょう。答えは明日うpします。
2011.03.08
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東洋囲碁で打っていたが相手が急に打たなくなった。持ち時間20分で始めたが私は4分、相手は2分しか使わないでこのような局面になった。黒の私がボウシしたところだ。相手が打たなくなって11分が経過したら、相手が戻ってきて・・バタバタと打ってこんな局面になり私の手番で投了していなくなりました。東洋囲碁では、こういった二度と対戦したくない人を登録する機能がありません。これは欠陥だと思います。
2011.03.07
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基本図たぬきねいりさんから以下のように白がなだれてきた時に黒はどう打てばよいのでしょうか、というご質問をいただきました。○上辺の価値が低い時はツグ○上辺の価値が高い時はかハネるのが私の答えです。昔の定石昭和の頃はこれが定石でした。黒1と二目の頭は見ずハネよ、というのが常識でした。図が見にくくて恐縮です。白8と二目を抜いて、黒9とヌキ跡にホウリコム事になっています。しかし・・これをプロの碁で見る事はなくなりました。黒が地に甘いという判断で廃定石になったと私は理解しています。この定石には変化があるんですが、現代ではほとんど打たれない形ですので流します。変化図白2は悪手です。黒3と二段ハネで黒良し。初段くらいの打ち手なら有りそうな図です。そもそも黒1と上ツケする手自体、例外的です。ハサムか下ツケが常識的であり、この図のように上辺の価値が低く右辺の価値が高い時に上ツケは打たれるものです。右辺を大切にするツギが簡明策こんな時ハネたら最悪ハネるかツグかは周囲の状況次第です。白2~4とナダレてくるのは上辺の価値が低い場合が多いのでツギが良いケースが多いはずです。
2011.03.07
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「大逆転負けの碁」自戦記のつづきです。この碁は東洋囲碁で打ちました。東洋囲碁には形勢判断機能が付いています。この形勢判断があてになる場合と大きくはずれる場合があります。この碁は大きく外れたケースなので、自戦記を中断しまして、東洋囲碁の形勢判断機能の問題点を解説します。第1図(実戦55~92手)この譜に関してはあまり書くことがありません。黒に悪手がなかったのではないでしょうが白に問題が多く、私の優勢が拡大していったのでした。参考図1黒93では1と守るべきでした。これなら逆転負けはなかったでしょう。この黒42目有利という形勢判断は大間違いです。では実際の形勢はどうなのでしょうか。形勢判断が外れている理由は、○白から先手ヨセが権利になっている部分が計算外であるため○中央の白が厚くなっている事で黒地になりそうな所を侵略する狙いがある部分が計算外であるためです。参考図2白2~6までの先手ヨセは白の権利です。これを入力して判断すると黒33目有利になりました。参考図4黒はあちこちに薄い所があり、白が手を付ける狙いがあります。その部分をどう評価するかは対局者の読みにかかっていてコンピュータが予測しない事になっています。困ったことに一見すると黒地になりそうですから異常な数値が出てしまうのです。
2011.03.06
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第1図(実戦30~54手)白30のコスミツケに手抜きして黒31のツメを打ちました。31が絶好点である事と右上隅はどう受けてもキカサレになると判断したためです。白32~36と侵入を許しても37とヒラく余地があるから手を抜いても良いと考えました。白は黒を白の厚い方面に追いやって攻めを狙っています。白44のトビはその意図を継続した手でした。黒41では左辺を守る手も考えました。でも前述のノゾキがあるので放置しました。白44は狙いのある手ですが45はベラボーに大きな手ですので有り難いと思いました。参考図1黒1と守ると白2~6と下辺に展開されるでしょう。この図より実戦の方が有利であると判断して黒31を打ちました。参考図2黒1(43)に対しては白2と受けてくれると思っておりました。今見ますと、先手を取って黒5と打てば隅は手なしで黒優勢でしたか・・参考図3白54では隅をおさえているべきだったと思います。黒2ノゾキは成立していません。参考図4白1~3の狙いがあります。黒は抵抗できずに活きるくらいのものです。しかし白が2手かけている間に黒が下辺で儲けました。この位のいじめでは白不満かな。
2011.03.05
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久しぶりに自戦記をうpしてみます。第1図私の黒です。白14までは私が白で多く打っている布石です。たまには逆の立場でやってみました。20までの定石は25年くらい前に流行した形ですね。この定石、後の打ち方が難しいです。私の嫌いな形になりました。黒21は22あたりに打った方がよかったでしょうか?白の厚みを消した手ではありますが白に打たせて凝り形にさせるような打ち方もあったでしょう。黒25でケイマにスベルと絶対にはさまれると思いました。黒29は打ち込みを狙う意味と上辺の黒が強いので白から三々に入られるのを避けたいという2つの意図で打ちました。白30のコスミツケには考えさせられました。参考図1左上の定石は白が有利だと思います。それは白1とノゾく手が残っているからです。左の図、黒2とツギを打たせてから白3とノゾくのが手順です。右の図、黒2と隅の地を守る手はありません。白3のキリでシビれます。参考図2白2と三々に入る布石はプロの実戦例が多いので私も何度か打ちました。しかし私の経験では勝率が低いのです。ゆえに白がこれを拒否した実戦の進行は自然であると思います。参考図3実戦の進行は黒に不満があります。白1(14)に対しては黒はハウべきでした。これ自分が得意の形を相手にやらす事に抵抗があったのかな?でもこれやるべきだったと思います。というのは逆の立場で経験豊富なのだから有利だったはずです。
2011.03.05
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将棋界に新棋戦が誕生した。詳しくは日本将棋連盟のページを見て下さい。加古川清流戦若手低段棋士が主で、女流棋士・アマ強豪も選抜されるそうです。誰がエントリーするかはわかりませんが、とても良い事だと思います。囲碁界にもこういう新棋戦が誕生する事を望みます。地方新聞が合同でやっている天元戦とか碁聖戦とかやめて各紙が独自に新棋戦を立ち上げてはどうだろうか。全棋士参加のタイトル戦をやろうとすると何千万円(1億を超える棋戦もある)もかかってしまう。小規模の棋戦なら数百万円の予算でできる。新聞社もカネないんだから考え直してはどうか。特徴ある棋戦が多く誕生することが囲碁界の底上げにつながると思う。追記共催の神戸新聞社HPによると、参加棋士46名のうち女流2人・アマ2~3人だそうだ。ということは奨励会三段が20人近くエントリーすることになる。奨励会員に偏った選抜は興ざめである。学生やアマ女流のトップも招待して欲しい。
2011.03.05
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注目された大一番だったがワンサイドゲームになってしまった。目を疑う実戦の進行棋聖戦最終予選決勝 (黒)河野臨 (白)鈴木歩まぁ普通こうでしょう。私が黒ならツケキります。なぜ河野さんがこう打たなかったのかも不思議です。
2011.03.05
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簡単なようで間違いやすいテーマです。基本図白1のカカリにどう対処しますか?という設問です。やきもち焼きの図、2例上辺の白石がなければ小ケイマや二間にハサムのが普通の手ですが・・この局面で打ち込みになってしまいます。序盤早々から敵の強い所へ入るのは得策ではありません。弱い人にありがちなのですが、相手の地になりそうな所を妨害するやきもち焼きは、自分から攻められに行くようなものですから・・よくありません。凝り形で悪いの図両サイドの辺の石とのバランスが悪い定石を選択した失敗例を示します。結果として黒の△の石が厚みに近すぎて凝り形になっています。黒良しの図△の石とのバランスが良く黒良しの図です。再びの基本図この状態で黒にとっての優先順位は、1)辺の石との連携2)隅の地の確保3)中央の勢力4)上辺の地だったのです。この優先順位に沿った着手をすると黒良しの図になります。上に掲げた4つの失敗例は優先順位を間違えた着手の例でした。石の配置を見て優先順位がわかるようになりたいものです。
2011.03.01
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