hongming漫筆
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遊心譜(著者:宮崎市定|出版社:中公文庫) 雑文や、推薦文など細かい文章を集めたもの。 「連環」や「国際」は論理が明快でわかりやすく、なおかつ説得力がある。特に、「子供のペット化」「幼児性悪説」「逆さの世の中」は、教育問題について、何の役にも立たないこと(むしろ混乱を増加させるようなこと)を書き散らしている新聞記者に読ませてみたいものだ。 宮崎市定のように、既成のものをそのまま受け入れたりせず、必ず自分の頭で考え、自分の頭で判断する態度を身につけたいものだ。 高島俊男の文章に共通するものを感じるが、宮崎市定の態度をまねているのだろうか。それとも、ある程度の人は同じような思考回路を持つに至るのだろうか。 できれば全集を読破してみたいという気になる。
1995.09.27
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