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やっとガラスの仮面42巻を読みました。前巻を読んだのはいつだったかしら…なので、前の内容がはっきり思い出せないのですが、亜弓さん、目、大丈夫? と思った。なんか、失明の危機になかったっけ?で、ベルばらのアンドレのように、舞台の端から端まで何歩… とか覚えてたことなかったっけ?42巻では亜弓さんはほとんど出てないけど、目は治ったのかなーという位元気そうでした。速水さんの婚約、冷たさにマヤと桜小路くんが急接近してます。マヤの方はともかく、真澄さん、マヤをあきらめきれるのかい? きっとムリは後に響いてくるのよね。それよりなにより私が最新刊で驚いたのは、ケータイ大活躍とマヤのファッションです。 この巻はカメラ付ケータイがないと成り立たない巻ですね。以前、作者美内すずえ氏が、長く続くマンガなのでいつでも読めるようはやりものなど取り入れないようにしてきた。でも携帯電話の出現までは読めなかった… というようなことをどこかで言っていたけど。もうケータイって流行の範疇じゃないからだろうな。だってさー、ガラスの仮面がはじまったときって、テレホンカードも多分なかったと思うのよ。少なくとも一般的には。広末涼子だってポケベルのCMしてたんだから、ここ20年くらいの移り変わりってすごいもんね。ま、ともあれ、最新刊では写真付メールはバンバン送る、出先でもケータイで写真とりまくり。そしてそのデータを盗む人がいたりして…それからマヤの服装。桜小路くんとのデートの時の格好って、ファッション誌見ながら描いたの? って感じのかっこだったよ。少なくとも今まで見たことないようなジャケットとか着てたような…私はこれらのことに驚きながら読みました。絵柄はあんまり変わってなくて安心しました。最近あまりマンガを見ないのですが、好きだった漫画家さんの絵を久しぶりに見ると飛びのくくらい変わっててボーゼンとすることがあるからね。昔華麗な絵柄だと思ってた人が、なんていうの「ヘタウマ」というかなんともいえないようにくずれ変わっててちょっとイヤだった。好意的に言えば現代的になったのかもしれないが。安定してたパタリロですら変わっているし。そーねー。昔驚いたのは池田理代子の絵柄かしら。「オルフェウスの窓」が特に顕著よね。最初と最後の絵柄が全然違うのよ。連載で追ってるとどういう感じがするのかなぁ。ともかくガラスの仮面は最後まで読まなくちゃだわ。
2005年06月29日
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「うさこちゃんとあかちゃん」(福音館.2005.4)で、うさこちゃんのおうちにあかちゃんがやってきた(産まれた)のです。うさこちゃんはうれしくて、あかちゃんが産まれる前からあかちゃんのために絵を描いてあげたりします。うさこちゃんとあかちゃんあかちゃんは弟か妹かわかりません。書いてないんです。作者のディック・ブルーナ氏の本によれば、実はうさこちゃんも、お誕生日の話までは男の子か女の子か特に決めてなかったそうです。だから、はじめて海に行ったときの水着は海パンみたいに下だけだったのかー、と納得しました。日本にやってきたときにはすでに女の子に決まっていて「うさこちゃん」になったんだろうなぁ。たぶん。うさこちゃんのおうちのあかちゃんもこれからなりゆきで弟か妹か決まるのかも。ところで、うさこちゃん(ミッフィーと認識してる人が多いんだろーな。私はうさこちゃんと呼ぶ方が好きなのでそっちで呼ぶ)の姿や名前は有名だと思うけど、うさこちゃんがどんな子かはよく知られているのかな?うさこちゃんは「しっかりもので、でもこどもらしいかわいいよいこのおじょうちゃん」だと私は思っています。自分のお誕生日、お気に入りのワンピースを着る前ににきちんとシャワーを浴びる、おじさんが飛行機に乗せてくれるといえば自主的におうちの人にことわりにいく、寒さの苦手なおうちのない鳥と一緒に泣いてたあと道具を持ってきて鳥のおうちをつくってあげる、病院に行く前心細くてぽろりと涙を流すけど、おかあさんと手をつなぎ、もう片方の手には自分の荷物をしっかり持っていき、注射も平気… などなど。えらいでしょー?もちょっと大きくなったら自転車に乗るんだわ… と想像でいろんなところへ行く話では、帰ってきたら自転車のお手入れをしなくちゃね、と思っている。この話を読んだときは時として忘れて自転車を雨ざらしにしてたことのある自分を反省したよ。「うさこちゃんとあかちゃん」と同時刊行のうさこちゃんのはたけではにんじんを育ててます。前、雑誌で読んだけど、今回のお話でブルーナさんは、あかちゃんを喜んで迎えること、とか生き物を育てること、とかを今の世で書きたかったようですよ。次はどんなうさこちゃんになってるのかしらん。
2005年06月25日
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いやー、恋おちもとうとう終わりました。全てが納まるべきところに納まったという感じの大団円でしたね。なんというか、盛り上がりのピークは先週で、ラストの今回は「うん、うん」とうなづきながら見ていたわ。まり子も竜太とお似合いだし、高柳さんの心の水も、アイランド印のしあわせ水に入れ替わったみたいだし、宮沢くんだけでなく藤井さんまで桜井会社をやめてくるし、高柳社長が返り咲いたフロンティアにみんな戻っても香織ちゃんは鈴木ねじでがんばってるし。鈴木ねじがフロンティアを買い取ったってことは子会社なのか? と思ったけど5年後に高柳社長が「鈴木ねじをあなどるな」とか言ってるってことは違うのかしらん? 島男&香織ちゃん、高柳&七海さんは結婚したのかなぁ?5年後の七海さんはさらに落ち着きの増した女性って感じだったけど、宮沢くんは変にふけた感じだったね。など気になる点もありつつも。島男は「ねじを作ること」も大事に思ってたんだね。話の展開につられすっかり忘れてた。私は。忘れてたといえば、香織ちゃんって本当に高柳社長とつきあってたのか?あまりに態度が無邪気だったけど。どーなのー?心から思う君が大切なものはなんですか?今期のドラマの中ではやっぱりいちばん好きかな。にっこり。
2005年06月23日
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ビストロ、ずーっと木村くんが勝ってるので数えてみたら10連勝中です。すごーい。つよしごろーチームのを「ちょっと和の感じに…」と謙さんが言ったとき、今週も木村方の勝利か? と思ったら予想通りそうなりました。オーダーは「洋食店の京野菜料理」だったもんね。ちなみに、その10勝中組んだ相手は、つよし4回、ごろー3回、しんご3回でみんなほぼ均等にペアになってるのですね。 そこでさらについでだからとさかのぼってみたら、11/29、12/6の第9回BISTRO KING決定戦後の12/13から3/14まで計12回勝ち続けてました。つまり、3/21にごろうしんごチームが勝利したとき以外、木村くんは今年は全て勝利してるのですね。いやー、気づいてなかった。びっくり。
2005年06月20日
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気分がよどんでいたので、「ズキズキ」と称す自分の心をズキズキさせる歌を2-3年前に思いつくまま編集したMDを聴きました。曲名は書いていなくて、何を入れたか全部は覚えてなかったです。「KISSからはじまるミステリー」からはじまり、「僕の背中には羽根がある」などKink Kidsの曲が5曲も続いて、いきなりKarakの「Keep a Light Burning」、谷山浩子の「風のたてがみ」にとび、その後は渡辺美里の「天使にかまれる」… そして安全地帯の「ありふれないで」、「I NEED YOU」などを経てオフコースの「昨日みた夢」で終わっていました。一貫性なさそうですが、私の中ではしっかり「ズキズキ」でつながっていた。なんというか、胸に迫りくるような曲調のものばかりだったような。「この胸の果てまで 夏が来るのは ただ あなたのせいなら 愛のせいなら 抱きしめてもいいだろう」(ありふれないで)とかしばらく歌っちゃいました。この歌は松井五郎氏の作詞だったはず。平原綾香さんの新曲の作詞に松井氏も参加しているようですが、私にとって松井五郎といえば、私の特に好きな時期の安全地帯の作詞家、なのでした。それにしても、キンキと安全地帯の曲の間には20年もの年月の流れがあって、びっくりしてしまう。曲に対する琴線とか、感じ方とかって、あんまり変わらないんだなぁ。そしてこのMDの中には、一番好きといえるZABADAKやSMAPは1曲もなかった。今考えてみてもこの2つで私の「ズキズキ」にあてはまるのは思いつかないなぁ。「Keep a Light Burning」に吉良くんは参加しているけれども。なんか「ズキズキ」というには世界が違いすぎるのね。私以外でこれらの全ての曲がわかる人はいるのでしょうか。いたら知らせてほしい…。ここまで読めた方、ありがとう。気持ちは立ち直りました。音楽たちに感謝。
2005年06月19日
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今回は終始うるうるしながら見た回でした。島男と周りの人々も目も澄んでいましたね。それはみんなが誰かの幸せを想っているからね。島男がかつてまいた幸せに生きるための種が、みんなの心の中で芽吹いたみたい。「告白」というには中途半端だったけど、香織ちゃん、島男が会いに来てくれて良かったね。まだ一波乱はあるみたいだけど、きっとみんなの心にはアイランドマインドが根づいたはずだから、きっとハッピーな結果が訪れるのだと思えます。宮沢くんも加わっちゃうんじゃないかなー。高柳&島男カンパニーに。最終回が楽しみです。
2005年06月16日
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夏コン、楽しみ~。13日のストスマ(文化放送)で、夏コンでやって欲しい曲ランキングについてのお便りが紹介されてました。13日の日記にそのランキングは書いたのですが、「FIVE RESPECT」はベスト10の中には入ってなくて、中居くんも「入ってないのかよー」と言ってましたが、やるよねぇ?SMAPのコンサートって曲によっていろいろフリとかお約束とかがあるじゃないですか。それをやるのがコンサートの醍醐味だよねーと思うの。みんなとの一体感があるし。特に「FIVE RESPECT」みたいに名前の入ってる歌だと嬉しくなっちゃう。今回は「友だち」もフリつき歌の仲間入りね。アルバム曲も楽しみです*^^*
2005年06月16日
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ちょっと前、阿部寛の怪演が光っていた単発ドラマの原作を読みました。型破り精神科医伊良部が、一見めちゃくちゃ、でも案外実際的な方法で患者の心の病を改善させていく短編集。ドラマでは空中ブランコ乗りとヤクザと女優の話を融合させてましたが、原作の方には空中ブランコ乗りとヤクザの話は別々で、女優の話は出てきませんでした。伊良部の出てくる「イン・ザ・プール」という本もあるそうなので、そちらにのっているのかな。伊良部… ドラマでは阿部ちゃんだったけど、原作どおりに再現したらどうなったのでしょう。かなりデブデブのようです。で、自由な人。注射は大好きだし、対処法も常識はずれ。それでいて、物事の本質はつかんでいるというか、本当は名医なのかもしれない。だって、実際に患者は回復に向かっていくわけだし。「性格ってのは既得権だから、変な行動してても1年も続ければ周りがあきらめる」、ということを伊良部は言ってましたが、なんか深く納得しました。彼自身がそうみたいだし。まぁ、もちろん、迷惑なら迷惑なんだけど、伊良部のは迷惑すれすれの加減と愛嬌(というかなんというか)があるんでしょうな。生きる力について考えちゃったね。患者は生きてるうえで病んだわけだから。でも、読後感はさわやかです。ぜーんぜん関係ないけど、前、久しぶりに「パタリロ!」を読んだら、パタリロのバイタリティに感心しちゃったもん。欲だらけのへちゃむくれだけど、実は天才で、実際的だし、自分の力を信じてるし、すぐ立ち直るし、すごいよねぇ。いや、なぜここでパタリロなのって、なんか思い出したのよ。伊良部を見てたら(読んでたら?)。
2005年06月15日
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私の中で最もたいせつな音楽の金字塔(上野さんAND吉良くん)ZABADAKのLIVE DVDが5枚も2月に発売されていたことを今更知りました。ああ、思い出しただけで泣きそうなのれんわけライブー!! その週の火曜日の谷山浩子コンサートで上野さんがやめることを知り、当日、忘れもしない1993年9月25日、日比谷野音へとにかく行ってチケットを手に入れて見たのよー!よかったよー!でも実はこれについてはビデオもLD(プレーヤー持ってないけど、学校の機械で見ていたのよ)も持ってるの。私はその前に出た「LIVE」(1990年ごろ)の頃のビデオを見たいのに、そちらが再販されたわけではなかったのだった。すでに1994年ごろいくら探しても手に入らなかったのよね。ちょっとがっかり。でも、どうしようかなーSPECIAL EDITION DVD。WALKING TOURも入ってるようだし、買ったら絶対良いんだろうな。お財布と相談せねば。
2005年06月14日
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スマスマレッサーパンダツウ太くん、初お目見え。また、剛の「誰だかわかんないのに何で僕なんだろう」かぶりものシリーズかと思いましたが、逆立ちもきれいに決めて、さすがの剛くんでしたね。ピアノーマンといいこれといい、最近反応早いなぁ。森山直太朗くん、けっこーキてるよねぇ。トーク、面白かった。歌は剛とごろーの繊細な声が生きてた「さくら」が印象的でした。中居くんは直太朗とかぶるとこがなんか調子悪かった気がする。ストスマ(文化放送STOP the SMAP)今日からしばらく中居くん。HPで「夏コンでやってほしい曲」の投票をしたら、1000票集まったという方のお便り紹介。1-10位を紹介してくれたよ。中居くんは「1位は「世界に一つだけの花」かと思ったら(私もそう思ってた)違うんだねー、でも、「世界…」は絶対やるだろうからわざわざ投票しなかったんだろうなぁ」と言ってました。そうだよね、「世界…」は間違いなくやるよねぇ。みんなでフリをするのが楽しみだもん。1位はダントツでサマゲ(SUMMER GATE)。中居くんは意外と言ってたけど私は深く共感しました。だって、今まででいっちばん「夏」を感じる曲だと思うもん。夏コンにはかかせないよー。個人的感想だけど、そーいう人が多かったのね。もっと大人数でアンケートしたらどうなるのかなー。知りたい。ちなみに10-2位は以下の通り。10位 君と僕の6ヶ月9位 友だちへ8位 世界に一つだけの花7位 ススメ!6位 夏日憂歌(サマータイムブルース)5位 セロリ4位 オレンジ3位 しようよ2位 Song X’smapだそうです。2位のタイトルがはっきり思い出せない…。個人的にはサマゲとススメ!としようよと世界・・・は絶対やってほしいな。この中では。エンジン朋美先生に「まってて」という次郎はめちゃくちゃカッコ良かったー。全てをレースにかける決意。監督の「あいつはもっと強くなる」。いやー、井上由美子脚本っぽい! と思わず言ってしまった。「Good Luck!」のにおいがするよ。そうして最終回に向けて主人公は不可能に近いことに挑戦していくわけだ。次郎の自分のまんま、いつもそのまんま、っていうキャラはかなり好きです。今まで木村氏の演じた役の中で一番自然に感じるキャラだと私は思う。カッコつけてたり、変に物事わかっちゃってたり、妙に熱血ぶってたり、実は傷ついてたり、やけに怪しかったり、というつくられた感じがほとんどなくて私は木村拓哉が演じる役として、次郎は一番好きかもしれない。カッコ悪いとこも全部見せてそれでもやっぱりカッコいい木村の次郎はステキ。あと印象的だった場面は、前々回で大輔のお父さんの車を止めて、大輔に「行け」というときの目と、前回で美冴に見せた涙。さすが表情で見せる男、木村だね、と思ったものです。
2005年06月13日
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島男… 百日天下にすらならなかったようで、あっという間に社長じゃなくなっちゃいましたね。自分を見失って傲慢になって判断を誤ったのでしょうか。ハードだなあ。でも次回予告でもとの笑顔になってたね。というか、回数が詰まってるせいでしょうが、島男が極端から極端にはしるよなぁ。現実時間にしたらどのくらいの期間の話なのでしょう。でも、高級マンションにいるときも、ズタボロで会社から放り出された後も、友だちと妹は変わらずに島男を思ってくれていましたね。呆然自失の島男を何も言わずにいつもどおりに迎える竜太とまり子。いつものごはんシーンにジーンときたよ。泣きながら食べるごはんのちょっとしょっぱい涙の味を思い出しちゃった。
2005年06月09日
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私が初めて読んだ作家清水義範氏の作品は「秘湯中の秘湯」。彼の名前にちょっと惹かれ、タイトルを見て「温泉紹介の本かなあ」と思い手に取ったのです。本をめくるとやはり、「○温泉 ×市」と言うような感じではじまり、それが何項目もつづくようだったので、「まさに温泉ガイドだわ」と思って読み始めました。温泉巡りに興味もあって。秘湯というだけあって、交通案内を見てもすっごい不便。「へーえ、そんな駅から遠くていくらバスがあるからって人はいくのかなぁ。バスだって少なそうだし… でも秘湯だからねえ」 読んでるうちになーんかちょっとおかしい気がしてきました。でも温泉ガイドと固く信じている私は読み進めました。そのうち、硫酸の成分がごく微量含まれている温泉というのがでてきて、「ええっ、あの昔のドラマで恨みのある女の子の顔にかけちゃったりしてたあの劇薬?! そんなの大丈夫なの!? ・・・ああ、でも硫黄とかもちょっとみ体に良くなさそうだけどよく温泉であるし… そうだ、毒は薬にもなるって言うしねえ、すごーく薄ければいいのかも…」と思ったものです。そのとき会った人にも、「硫酸の成分が入った温泉があるんだってーっ。知ってたぁ?」などと言っておりました。そしてその温泉は、さすがに長く入ってはいけないらしく、「上からつる下がったロープにつかまり、対岸までターザンのように渡る途中でさっとつかる」とありました。それを読んで、「ちょっと面白そうだなあ、行ってみたいけど、気をつけないとね。実際落ちて、かえって危険になる人もいるって書いてあるし」と思ったのです。そしてさらに読み進めると… いくらなんでもどうやっても自らを納得させられないくらいおかしな記述がでてきて、そこでようやく気付いたのです。「…この人って、ウソつき?」そう、清水義範は「そういう」作家だったのですね。その本はどれもこのようにどこまでが本当かわからないような話ばかりの短編集だったのです。はじめ、紀行文を書くエッセイストかなんかだと固く信じ込んでいた私は、最初の温泉話が真っ赤なうそだと気づいた後、「うそだよね、うそだよね」という気持ちで一気読みしました。そして最後にやはり「ウソつき・・・」とつぶやいたのでした。そうやって思い返せば、硫酸がいくら微量でも、ターザンみたいに入る温泉なんてあるわけないだろ、と思うのですが、そこまで信じた私もすごいよなーと思うのです。私は世の中何があってもおかしくないと思ってるタイプなので。(その分柔軟性があると信じることにしよう) その後、彼の似たような短編集ばかりを(つまりタイトルが怪しげなのばっかり選んだわけだが)読み、読み終わった後はどこまでほんとかわからない、いや彼はウソツキなんだから全部ウソに違いない。でも、最初の方は本当っぽかった、あとがきはいくらなんでも普通だろう… と思ったはずなのになんかあとがきも途中からウソな気がする… とすごーく動揺しながら読まずにいられない変な状態が続いたなぁ。そして、短編集以外も読んでみたら、普通の青春小説もSFも歴史小説も書いている(そして文章の感じが人が良い)人なのだということを知りました… そして今はすっかり好きになり、彼の作品は全部読破しようとしています。が、めちゃくちゃ多作なので、いつまでかかるかなぁ。はじめのころの脳みそを掻き回されるようないやーな感覚もなくなり、彼の真似っこだましを楽しむ小説(パスティーシュと呼ばれているらしい)にも慣れ、翻弄されることもなく楽しめるようになりました。でも、「秘湯中の秘湯」は数年前のあの日から読み返していない。今読んだら、「こんなの心底信じて読み進めた私はバカ?」って思うような気もするし… そして何より、他のを読むのに忙しいのです。
2005年06月05日
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会わなくなった友だちの誕生日だったことを思い出しました。私は誕生日調べが趣味だったので、有名無名問わずかなりの人の誕生日を多分知っている。でも、最近はあまり新しい誕生日を覚えることもなく、あまり考えずに暮らしていた。そして、今日数年ぶりにその子のことを思い出したのだった。ほんとにどんなことも時とともに風化するのねぇ。
2005年06月04日
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ミュージックステーションで久しぶりに踊りまくるキンキキッズを見たような気がする。堂本兄弟は見てるけど、こちらはトークかギターの2人だものね。新曲を披露した2人、いやーカッコ良かった。やっぱり2人は踊り上手! 歌も(特に剛は)上手! 楽しかったー。来週も出るそうなので録画しよう。SMAP「$10」のフリも微かにしてくれて嬉しかった。かつての踊る2人を思い出そうとしたら、一気に「雨のメロディ」まで遡ってしまった。サビでの足のフリが印象的だからでしょうか。そういえば「愛されるより愛したい」(一気に変換しようとしたら→愛される寄り合いしたい になった。ひどい。愛される寄り合いって何さ)のサビの前半手を顔の前で2回払うように振るフリが好きで、かつて録画しようとしたら、そういうときに限ってそのフリがなかったり、画面が遠ーくひいちゃったり(それはコンサートビデオもそうだった気がする)して、いっつも後半のしゃがむフリの方ばっかり撮れてしまい、悔しかった。だがしかし、かつてのヒット曲みたいので最近紹介されるときはバッチリ出ている。あのときの苦労はなんだったのだろう。こういう見方してた人っているんだろうか。タイガー&ドラゴンの長瀬って怖いよなー。ヤクザはまってるー。地を這うようなドスのきいた声としゃべりを聞いてると、長瀬って「とりあえずガラの悪い」役ばっかりだねぇ、と思ってIWGPやハンドクを思い出したのだが、よーく思い出してみると私の一番好きな彼の出演ドラマは「ムコ殿」だったのであった。振り幅が広いねぇ。
2005年06月03日
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島男、はっきり言って怖かった。香織さんの前でだけちょっと普通なのが不自然でさらに怖い。大金を持って豹変する人もいるそうだが、豹変する人はいつでも自覚が無いのでしょうか。それにしても、やはり来週はあの家は社長にふさわしくないと出て行くそうですね。そして、あとたったの2回で終わっちゃうんだってねぇ。どのように物語が集約するのか見守ることにいたしませう。とうとうSMAPコンサートのお知らせが来たよー。今年はやっぱりやってくれるんだー。楽しみだよー。でも近年東京ドームは平日ばっかなのがキツイ。野外だと当日まで晴れるかどうかドキドキするので、ドームの方が申し込むのに気が楽なのに、平日は都合がつくかわかりにくいもの。ともかくも、アルバムも出るそうだし、万全の体制でコンサートを楽しめるように望み祈るばかりである。今年は「あーいつーは、33(32かも。どっちにもあえるといいんだけど)!」の中居くんに会えそうです。
2005年06月02日
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『働くことがイヤな人のための本』(中島義道著 新潮)を読んだ後すぐ『愛されてお金持ちになる魔法の言葉』(佐藤富雄著 全日)を読んだら、あまりのギャップにクラッと来ました。前者は「なんと短い人の人生、だけど何かを残さにゃならぬ、普通の仕事はたえられぬ、僕の使命はなんなのだ」という苦悩の仕方をしていれば共感出来るのかも… 著者もこの本には合う合わないがあるというようなこと書いてるし、解説の人もそんなようなこと書いてたなー。私が読んだ印象では「えらく偏りのある論調ねぇ」でした。ま、人の考え方が表れるのが著作なんだから偏りというのは何にでもあるともいえるのだが。一方、後者は「自分に自信を持って綺麗になる。そしてとにかく恋をすることは全てを好転させる。いかに幸せになるか知恵がどんどん湧き出ておしゃれしたいからそのためのお金も入ってくるんだよー。いい恋しよーよ」ってな感じ。前者を読んだあとだったので、余計なんだろうけど、「なんなの、このギャップ」とちょっと遠くを見ちゃったね。後者も偏ってるけど、どちらかだけ読むんだったら私は後者を薦めるよ。「思っていることが起こる」という理論は私にとって本当だから。本当に信じれば。だから良いイメージを持ち続けるほうが良い。共感者には前者がいいのかもしれないが。だけどねー、後者を読んだとき、むかーしはやった『脳内革命』読んだとき似たような感じを受けたことを思い出した。「人ってそーいうだけのもん?」というような。『脳内革命』も、良いイメージもって脳の状態を良くして健康に楽しく生きよーねってな雰囲気な本だったはず。『愛されてお金持ちになる魔法のカラダ』は良かったんだけど。ま、好みの問題なんでしょうな。
2005年06月01日
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