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「静馬ー、今度は何読んでるの?」「これ? 『日本人が知らない日本語』って本。日本語学校で勉強する日本人よりよっぽど日本語が上手な外国人の姿を通して日本人の堕落と日本国の衰退ぶりを描いた啓発書……」「いやそこまで深い本じゃないでしょ! 単なるコミックエッセイだよ!」「だいたい、言葉の悪さを批難できますかあなたに」「ぐっ……! 俺も一機みたいな力あればなあ」「は?」(サジタリの裏設定:一機はシルヴィアに転移した際あらゆる言語を理解できる万能翻訳機みたいになっちゃった。もっとも文字は読めるけど書けないのであんま役立たない)「んな夢物語語ってんなよ」「しっかし日本語っていい加減だよなあ。ひらがなみんなが勝手に作って何百とあったんだと。古文やってたから知ってるよ俺。「なんでこんなぐにゃぐにゃがこんな風に読めるんだよ!』なんていつもだぜ。雁屋哲がこれ聞いたらどう思うかね」「今度はなんだ……」『美味しんぼ』原作者の雁屋哲は、オーストラリア在住で自身の作品利用してオーストラリア褒めちぎったくせに英語が大っ嫌い。エッセイで「インターネットで図に乗りやがって。あんな不完全な言葉が地球語? ふざけんな。もう日本帰りたい」なんて旨の言葉を発している。綴りとかいい加減なのが気に食わなくて、日本語サイコーと語っていた。「まあそれはともかく、日本人てホント言語とか文化大事にしないよな。タイトルは決してギャグで言ったばかりじゃないぞ」「いや、だったら他の国の人は自国の言語大事にしてるんですか? 英語だってスラングありますし」「……昔中国語習ってた時、中国の簡単、いや簡単字に「なんでここまで略すんだよ!」て絶望したことあったな」基本的に日本語学校の生徒の失敗談というより、彼らを通しての日本語を見直す本と言っていい。あと『お国柄』ってのも。文字の書き方ってあんな種類あったんだねえ……
2009.10.31
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「あれ? この前山形から帰ったばかりなのに……なんで突然」「いや、ちょっとね……あー気分悪い」「なんだと? どうしたというのだ」「あー大丈夫ダイジョブ、単に悪酔いしただけです」「やれやれ、そんな酒強くないってのに」というわけで突発的に実家帰って来ました。もうこっちも全然予定なくててんやわんやですよ。レビューしたいものあったんだが……、まあ仕方ないか
2009.10.30
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「あー疲れた……」「おかえりー。ってかどこ行ってたの?」「山形。温泉行ってた」「な、温泉旅行行ってたのか!?」「一人だけいい思いして……」「冗談じゃねえや……ゼミの中間報告会だよ。ゼミ連中と二泊三日、しかもその間報告でずっとカンヅメだぞ? 何が楽しいんだ」「んなこと言って、温泉入ったりいいもん食ったりしたんだろ? 飲み会じゃ誰よりも菓子大食いしたくせに」「い、いやだって……元は取ろうと思ってな」風呂もあんまり入れなかったしなあ。とにかく疲れた……色々と。ま、帰ってきたことだし、再開させるか、色々と。
2009.10.29
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*この日本当は休日でした
2009.10.28
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「荷物ちゃんと持ちました?」「ああ。はあ……やれやれ、気が滅入るぜ」「シャキっとせんか、男だろ」「……女って普段は「男女平等」って言ってるのに、こういうときは「男だから」って言うんだよな。一番男女差別してんのどっちだよ」「どっかから文句きそうなこと言ってるんじゃない。ほら、さっさと行けよ」「大丈夫かな、静馬……」ちょっと大学の用事で二、三日ほど留守にします。……まったく、この年になってなんだってこんなことを……災難だ(げっそり
2009.10.27
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申し訳ありませんが、管理人は本日LE運営不能な状態に陥っているので緊急的に営業を休止いたします。誠に申し訳ありません
2009.10.26
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「前回ルナ×トリガーのメモリ盗まれたけど、なんとかヒート×メタルで応戦! やっちゃえやっちゃえ!」「ってああ! また盗まれた! いくらなんでも外れやすすぎだろメモリ!」「やれやれ、こりゃどうやって戦えばいいんですかね……」 「あの匿名の依頼やったの稲本だけど、ギリジンに依頼したのもこいつだったんだと。一年くらい前まではコンビで上手くいってたんだが、いきなりシンクロ始めてしまったのでこじれにこじれ、例のサイトに依頼しちまったんだ。馬鹿だねーこいつは。冗談だと思ってたようだが」「身勝手にもほどがあるぞ貴様! 全部自分で撒いた種ではないか!」「まあ今はドーパントを見つける方が先だよ。早速検索……駄目だ、フィリップくん仲直りの方法なんか検索し出したよ。ヘブンズトルネード本当に見たいんだ」「しゃあない、サンタちゃんにでも伺うか。ん……同人誌?」「どうもゴキスター、自分が主役の漫画裏で売ってたらしいですよ。それも漫画通りに事件を起こす予告型。舐めてますねえ。でも個人を表す情報もないし、これじゃ身元を調べるのは……」「待て、この漫画に出てくる風都描写かなりリアルだぜ。この風景が見える場所を探せば、あるいは……って、アパートの名前全く一緒じゃねえか! バレるわこんなん!」「おい、あの霧彦と電話してるぞ。四本のメモリを挿してみたが、何も起こらないそうだ。特別製なのか、ドライバーを使わないといけないのか」「しかし霧彦さん株落としたねえ……例の失敗がここまで響いたのね」 「んで、フィリップが見つけた仲直りの方法は『稲本と千鶴を暗くて狭い所に押し込んで話し合いさせる』だと。学園物のラノベかよ。鉄板だが、これ時間かかるんだよな」「喧嘩しっ放しな二人は無視して、見つけましたよギリジン改めゴキスター。伊刈さんてんですか。スタッグで追跡させましょう」「一応二人の件も決着付いたぞ。元々シンクロ始めたのはダンスの腕上げるためだったんだと。意地っ張りな連中だここまでこじれさせやがって。まあいい、さっさとヘブンズトルネードをフィリップに……あ、情報ギリジンに漏れた!」 「やっとヘブンズトルネード、と思ったが突然ゴキスターが乱入、足を怪我した千鶴さんに「踊れる?」って、踊れるか馬鹿! そこまで知りたいのかフィリップ!」「でもなにかキーワード掴んだみたいだよ。おかげでヘブンズトルネードを閲覧できたみたい。それはともかく、変身!」「さあ、お前の罪を数えろ!」「しかし、キーは四本盗まれてるからな。どうやって戦う?」「フィリップが任せろ言ってますよ。……え? お、踊り始めましたけど」「ち、違う、踊りながら戦ってる!」「ちょっ、稲本さん何を……うわー二人して踊りながらギリジン翻弄してる!」「もうわけがわからん……ん、稲本がWを持ち上げて回転……」「そのまま上と下で逆回転キック!? これがヘブンズトルネード!?」「人間技じゃねえだろこれ……ええい、メモリは戻ったんだ、ルナ×トリガーでメモリブレイク! トリガーフルバースト!」 「千鶴さんの怪我も大したことなくゴキスターは警察、これで今回の事件は解決したな。しかし、フィリップののめり込むと周りが見えないあれは問題がありすぎるな」「それでいて知ったらすぐ興味無くすからね。今度は富士山だって。ところで静馬」「ん?」「前から言おうと思ってたんだけど、この二週のタイトル何?」「……ラーメンズ舞台でのギリジンネタ」「アホなタイトルつけてるんじゃありません」 「次は……え、メイド刑事?」「探偵です。あの亜樹子さんがメイドとしてあの園咲家に潜入? 命知らずにもほどありますって」
2009.10.25
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高校生の頃――「……~♪」「あー上手かった。夏はそばがいいよなそばが。コンビニのものじゃ、ちょっと足りん気もするがまあいいか」「……はっ!? いかん、そばつゆどうしよ。流しなんてないし、洗面所に流すのは禁止されてるし、トイレに捨てるってのも……うぅ」(ちらっ)←麦茶入った水筒見てる「こうなったら……(トクトクトクトク」 「アホですか貴方」「うっ……い、いや、そば喰い終わったら湯入れてそばつゆ飲んだりするじゃん! それ思い出して……」「それはそば湯を飲むのが主体であって、つゆを飲むためのものではない! つゆを麦茶で割って飲むやつがいるか!」「でも、捨てるとこなかったんでしょ? だったら……」「なわけあるか。ちゃんとした場所はあるのに、めんどくさがって行かなかっただけだよ。ったく、無精者が……」まあ、若気の至りだったということで(何年前だ今は無論そんなことしないからご安心……なに、そもそも喰ったりしない? 言うな
2009.10.24
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「なんか、いきなり険悪ですよ相棒二人。どうも証拠品の福助人形返しに行ったら、神戸くんが道間違えて迷ってしまい、しかもそのせいで最終バスにも乗れなかったと散々です。そのせいか貴重な福助人形だから神戸の車は遠慮したとか皮肉に拍車がかかってますねえ」「この二人は皮肉の言い合いなのがいいよな。さて、どっかで飯食って温泉にでも泊るとするか。ん? なんだ、事件か?」 「殺害された広田というのは、ジャズ専門雑誌のスポンサーだったが今度打ち切る予定だそうだ。で、その社長たる青柳がちょうどその旅館に同窓会へ来てた……あれ、この人二人が食事してたレストランにいたな。ちょうど殺害時刻と一致するし、アリバイ成立。ん、同窓会なのになんで食事なんか?」「どうも、打ち切りによる廃刊云々で行こうかどうか迷っていたらしいな。しかし、広田さんが死んだせいで当座の危機は去ったが、雑誌不況の現在生き残るのは大変だろうな……」「あー、でもこの同窓会、一人足りないんだね。バンドやってたんだけど、その頃ピアノだったリエさん、黒木さんの奥さんが。まあ男ばかりだからねえ。……んじゃ、アリバイでも聞く?」「青柳さんは五時ごろこちらに電話をかけてきたそうで。黒木さんが虫の音がうるさかったと……虫の音?」「おい、ところで面白い話聞いたぞ。さっきのリエさんとやら、元々違うメンバーの彼女だったのに無理やり寝とっちゃったそうな。なんか色々複雑な事情があるが、なんか黒木嘘ついてるのが怪しいな」「嘘? いつ嘘なんかついたんだ?」「……あれ? そういえばさっき『電話で鈴虫の声が聞こえた』って言ってたよね。おかしいな。鈴虫の周波数帯は電話の範囲外だから聞こえるわけないんだけど」「そういえば風鈴もそうなんですってね。でもなんでそんな嘘ついたんでしょ。別にそんな嘘つかなくても青柳さんはアリバイ成立してるし、その嘘は黒木さんのアリバイを成立はさせません。意味ないです」 「とりあえず黒木さんのオフィスで調べものといこう。おっと動物の声だ、黒木さんのデスクかな? 神戸の歯の浮くようなセリフで愛人がいる情報をゲット。ちなみに、マンションも建てる予定だそうな」「土地家屋リエさんのものなんだって。……ん? あれ、防音設備ないのピアノ弾く奥さんいるのに。マンションなら必要だろ。こんなの奥さんが気づくはず……まさか」 「あれ? 家にだれもいないよ。黒木さんが財産相続のために殺す気じゃないかと思ったんだけど……例の別荘?」「……わかりました。これは交換殺人です。夕刻かけた電話は、青柳さんが黒木さんに「リエさんを殺害した」と伝えるための電話だったんです。つまり黒木さんがアリバイを作っている間に青柳さんがリエさんを殺し、青柳さんがアリバイを作っている間に黒木さんが広田さんを殺す。――となると、リエさんは別荘とやらで殺されてますね、きっと」 「んで別荘へ……あれ、車だ。誰か来てるのか? しかし中真っ暗だぞこれ、停電か? ん、地下への扉が開いてる……ん!?」「く、黒木さんだ! 倒れてるぞ!」「ダメヘレナ、階段腐ってる! ここで転倒して頭強打したのかな……あ、皆さん来た。黒木さんがこっち来たまま帰ってこないから心配したんだって」「階段に細工した後はないみたいです。だとすると事故……? え? 奥さんが秋田に行ってた? 生きてる?」「――なるほど、どうも勘違いしていたようだ」「ちなみに停電は、引き込み線が切られていた。このあたりにたむろする若者がちょくちょくやるんだと。とにかく、奥さんに話聞いてみるか」 「どうも、黒木から秋田行きのチケットと手紙をもらっていたそうだ。しかし夫婦だと言うのに宅配でワープロ書きの手紙なんぞ送るか? しかもわざわざ『連絡不要』の一文まで」「え!? 黒木さんの旅行鞄から広田さんの血痕付き手袋が見つかった!?」「……何もかも青柳の思惑通り、ですか。ムカつきますね。どうにかして犯行証明できませんか」 「あれ、青柳の奴どうしてこんな夜中に別荘へ……地下でなんか回収してやがる。ラジカセ?」「しかしその場にいた杉下さんたち。青柳は黒木に「奥さん殺したはずだけど息吹き返したかも」と言って別荘に帰らせた。さあこっからが奴の仕込みだ。まず黒木は玄関の明かりをつけようとするがダメ、配電盤を見るとブレーカーが落ちている。だから上げてみたが電気は戻らない。仕方ないので懐中電灯片手に部屋へ行ってみると、死体が無い」「パニックになったろうな。そこであたりを探ると、小さく地下への扉が開いていた。無論青柳が開けていたんだろうが、そうして地下へ行くとピアノの音が……ピアノ?」「さっきのラジカセだ。あれ? でもどうやってラジカセ動かしたの? 電気ないのに」「電気の引き込み線は切られてなかったんですよ。玄関口の電球を緩めていただけだったんです。ブレーカーを上げたことにより通電が再開され、ラジカセが起動した。ピアノの音が流れてびっくりした黒木さんが駆け込んで、つい腐った階段へ足を……ってことです。ずいぶん凝った自動殺人装置ですね」「しかし、二人が先に来ていたのがまずかった。本来第一発見者となりすきを見てラジカセを回収するつもりがパーになったので、あわてて引き込み線だけ切ったんだ。回収しようと何度もここを訪れたろうが、立ち番の警官がいたからそれも叶わない。それが今日の夜はいなかったから喜んで向かったら……ま、これは罠なんだけどな」「で、あの秋田行きのチケットも手紙も青柳の仕込み。嫌疑をかけないよう気を使ったんだな。リエさんを守りたかったのかもなあ。認めやしないだろうけど」 「今度は神戸主役か?」「いや、神戸は相棒だぞ……?」
2009.10.23
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「お、おいギリジンだ、Wに片桐仁が出るぞ!」「ら、ラーメンズが仮面ライダーデビュー!?」「いや、ラーメンズとしてではなく俳優の片桐仁としてです。あの人も最近ドラマとかよく出ますねえ」 「なんだ、鍵付きで閲覧できない本……? 『ヘブンズトルネード』?」「風都に噂のクライムハンター『ゴキスター』ってのがいるんだと。Wと一緒にされて怒ってら。おや、匿名の依頼だ。風花高校に不審者が? と……フィリップが閲覧できない情報調べに行っちまった。あいつ顔割れてるんだな、まあ元々組織側にいたらしいし。しかしだったらどうして翔太郎は表歩けるのかね?」 「で、その閲覧できない情報調べにカリスマストリートダンサー稲本弾悟の元を訪れたフィリップは検索したダンスを披露。リュウタロスかよというツッコミはいいとして、ヘブンズトルネードはやってくれないとさ」「あれ、鳴海探偵事務所の名前出したら逃げちゃったよ。もしかして……」 「一方、風花高校へ行ったら不審者扱いされた翔太郎、校長を襲うドーパントと遭遇。ああこれですかゴキスター。ていうかギリジン」「何か星野校長が男子生徒を傷つけたとかやらだが、とにかく助けねば。今すぐ変身を……って」「フィリップ稲本追っかけてる最中だろうが! バスの中で衆人環視にさらされながら変身かよ!」「仕方がない、やるぞ! しかしこのコックローチドーパント、長いからギリジンでいいや、速いなずいぶん。サイクロンでも追いつかんぞ。ならばルナ×トリガーの誘導弾だ!」「ようし、いった! さあ早々と仕留めちゃうよ、マキシマムドラ……え、携帯?」「稲本が行っちゃうって……こんな時にかけてくるんじゃありません!」「集中せんか! 敵が……ああ、行ってしまった……」 「一方そんな喧騒とは関係あらずの園咲家。ミックが何か嗅ぎつけたらしくスミロドンドーパントに変身した。どう変身するのかずっと気になっていたんだが、ああ、やってもらうのか」「しかし霧彦くん猫以下かよ。まあ新参者だし、前回の失敗で株落としたのは確かだな」 「な、なにこの女子高生? クイーン? エリザベス?」「翔太郎の情報屋みたいですね。風都の高校生事情に詳しいらしく、流行りの裏サイトについて語ってくれました」「それによると、『闇の仕置人』というサイトに星野を殺してほしいという書き込みがあった。しかしその星野とは校長でなく別人。間違えたんだな。となると、その書き込みの人物はその高校生の関係者……」 「一方その頃風花高校では、稲本が千鶴さんとやらを探しにLet’ダンス。ってなんでだよ。こいつ元々ここの生徒だったようだが、退学したらしいな。で、その千鶴さんは今シンクロやっててプールにいる」「なるほど、例のヘブンズトルネードはコンビ技なのか。じゃあ仲違いしたんならもうできないわけだ。とりあえずプールに行くぞ。ん!?」「さっきのスミドロンドーパントだ! 大変だフィリップが見つかっちゃった! ってあれ? 麻紀は?」「逃げたぞ。あいつ猫ダメだからな。もう耐えきれなくなったようだ……」「やれやれ、プールの方にも千鶴さんを狙ったゴキスターがやってきて大変だってのに、これじゃ変身できんな。不用意に出歩くとまずいな確かに」「とにかくなんとか振り切って……よし、あのゴミトラックを使おう。橋からダイブで着地、逃走成功。おや、ルナからでも変身できるんだな」「おお、いきなりルナ×トリガーでぶっ飛ばしてる! いけるいける!」「あ、稲本が千鶴さんに拒絶されてる。殺人依頼などすれば当然……いや、ヘブンズトルネードとか言ってる場合じゃないだろフィリップ!」「げ、ルナとトリガーのメモリが盗まれた!」 「……漫画描くのはコバケンだよな。は、ひょっとして次回はコバケンが!? いやいっそコバがWの脚本を!」「そんなわけないでしょ……ヘブンズトルネードは見れるのかしら」
2009.10.22
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(注:ここから先は相棒ファンにとってかなり不快な内容となっているかもしれませんので、そのことを御承知の上で読んでください。なお、この警告を無視して心証を害したとしても責任は一切取れませんのであしからず。……ま、別に大した内容じゃないし、昔どっかで似たようなこと書いた文見たからぶっちゃけ二番煎じのパクリなんだけど)杉下右京は『正義の人』である。今さら何だ、と思うでしょうが、それ言っとかないとこの後成立しないので。杉下右京は正義の人、いつも事件の真実を追い求め、妥協を一切せず真相を明らかにするまで決して諦めない。そんな杉下にとって、警察官は一番合っている仕事と言えよう。しかし、その『正義』が、必ずしも警察が守る『正義』と一致しないのはご存じのとおり。警察機構に食ってかかるなんて当たり前、どんな大人物でも屈せず立ち向かうその姿はまさに正義の味方だが、組織にとってこれくらい面倒な奴はおるまい。目的を達成するために作った組織が、いつしか組織を維持するために目的を忘れる、とは福井先生の弁だが、警察も例外ではない。警察官は杉下にふさわしい仕事だが、警察『組織』は彼にとって決して有益なものだけではないのだ。しかし、ここで論じたいのはそこではない。杉下が持つ『正義』についてだ。杉下右京の『正義』は曲がらない、揺るがない。確固たる信念を持って悪を探り、見つけ、そして裁きを下す。しかし、彼の『正義』とは、警察官、法治国家の民が守るべき『法』ではなく、自分の中に存在する価値観であるのが問題なのだ。そして、『正義を貫く』という絶対の姿勢が、必ずしもいい結果を導くとは限らない。代表的な例で言うとこんなのがある。杉下が時効になった事件を調べたのがきっかけで、殺人事件を誘発させてしまったことがある。もしくは、病死と判断された事件を捜査していくうちに、関係者が自殺してしまった件も。後者については杉下の責任ばかりでもないが、どちらも杉下の『正義』による勝手な違法捜査が原因として間違いではない。そしてこれは本編でも言及されたが、被疑者の違法捜査をしたことにより他人を辞職に追い込んだことがある。この極端な例ほどではないにしても、杉下の勝手な捜査は数知れない。それがいい結果を出したとしても、いろんな方から文句を言われるのは当たり前なのだ。そして、その捜査がいい結果を導くとは限らない。相棒シーズン7最終話はまさにそんな話だ。病死と判断された事件を勝手に捜査して真実を見出したが、それで得をした人間は誰もいない。むしろ悲しい真実が関係者たちを苦しめただけ。その上、違法捜査の結果一人の人間を殺すきっかけを作ってしまった。杉下右京は事件を解決するが、逆に『杉下右京によって引き起こされた事件』も多い。いかにより多くの真実を掴んだとしても、それは決して拭いとれるものではない。かつてそのことを非難する者はたくさんいた。しかしそれらは全くと言っていいほど効果がなかった。何故なら、それらの方々は例外なく『敵』だったからである。小野田官房長も大河内監察官も、味方してくれることはあるが基本的には敵、というより『真実を覆い隠す側』として描写されることが多い。捜一の三人も敵とは言えないが、その手の描写はほとんどない。亀山は、相棒としては申し分ないが杉下の『正義』に飲みこまれてしまった感があるのは否めない。そこで、今回の新相棒神戸である。神戸は境遇が少々複雑で、特命係の人間だが杉下を監視する立場であり、同時に協力者としての立場を貫かねばならないが、にもかかわらず言いたいことはきっちり言う。今までの『相棒』には存在しなかったタイプである。『敵対者』でもなく『妨害者』でもなく『協力者』でもない。強いて言うなら『批判者』たる神戸の存在は、杉下右京にとって必要な存在かもしれない。杉下右京の『正義』は、何にも裏打ちされたものではない、自身で作り上げた信念に基づくある意味『独善』たるものなのかもしれない。だからこそどんな権力や誘惑にも屈しないのだが、その何者も寄せ付けない『正義』の鎧が、時に人を傷つけることになることも。それを非難できるのは、権力や組織の理屈に従ったものではない、もう一つの個人の『正義』かもしれない。……以上長々と書いてきたが、何を言いたいかと言うと神戸のキャラが予想以上に面白過ぎるってことだけだったりする(ぉ最初「こいつかよ……」と思ったが、結構はまり役ではないか。この新しい視点が杉下にどういう影響を与えるのか楽しみだったりする。ついでに個人的な話だが、神戸と亀山が出会う話をぜひ作ってほしい。てか多分作るだろうけど。でも決して亀山が特命係に復帰する話ではなく、新しい相棒になるための物語として。……てか、あれだけきれいな別れ方しておいてすぐ復帰じゃ、むしろキレるぞファン(を
2009.10.21
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「それにしても、誰なんだろうね爆弾を作らせようとしているテロリストって」「赤いカナリアは壊滅状態らしいし公安が監視しているのに動きがないから、恐らくは新興勢力だろう。今どき日本で左翼運動はないだろうし、思想なき破壊活動が目的と考えるべきだな。嫌な話だぜ」「まあ、左翼活動も似たようなもんだったのかもしれんがな。そこのところ詳しく調べてみたいぜ」 「というわけで護衛開始です。本多の娘である早瀬さん、母親の姓を名乗ってますが、一歳の時国外逃亡した父を父親とは思えないそうです。まあテロリストが父じゃねえ。公安にも監視されてたみたいですし」「当然だな。色々嫌な目にあったんだろう。とにかくホテルを確保して護衛だ。うん、あの車は……」「それにしてもこの二人、今日は一緒の部屋で夜を明かすことになるんだね」「不気味なこと言うな、コメントに「アーッ!」とか付いちまうぞ」「そんな中、早瀬さんが生理用品買いたいとさ。用意しとけよそんなもん。神戸が護衛に……あ、殴られた」「やられましたねえ……そもそも二人だけで護衛ってのが難しいんですよ。連れ去られちゃいましたね、犯人を調べて見つけないと。でもだからって鞄をいじるのはどうなんですか。神戸が指摘しないと忘れるところでした」「その頃、本多に高倉から画像メールが。早瀬さんが暴行された姿だ。あいつら、紳士気取りで何やっているか」 「防犯カメラに大きなかばんを持った男がいたよ。この人たちが誘拐したのかな? あれ、小野田さんだ。あの画像本多から送られてきたみたいだね」「そんで杉下に関する現状報告。こういうのがないとこいつがスパイなの忘れそうだな。わりとこいつらウマが合ってると思うが……で、その杉下さんは別行動中。場所は注意されんの不愉快だから言いたくないってさ」「うっわムカつく……んで、早瀬の家に不法侵入してたの見抜かれて怒られる杉下さん。誘拐は狂言だったんだ。一週間滞在する予定なのに服がかばんに入れっぱなしは女にあり得ん。化粧道具もなかったし。あれは例の画像を作るためのメイクに必要だったんだ」「あれ、成人式と思われる写真が何故か二枚……ん、誰か来ましたよ」「脇田じゃないか! 逃げたぞ追え!」「あ、捜一のみんなだ。なんでこんなところに。とにかく捕まえてー!」 「なるほど、今西さんが結構相談所で紹介されたのが早瀬だったから事情聴取に向かう途中だったのか。いよいよ狂言が確実になったな。脇田を締め上げるべきか……って、神戸?」「あ、「拘束する理由がない」って逃がしちゃいました。違法捜査ってのは確かにその通りなんですがねえ」「いや違うぞ、一旦逃がして捜一と協力してアジトまで追跡するつもりだ。よくある手だな」「いやいや、神戸が言ったのは嘘偽りではない。杉下の行為は確かに違法だもん。これは後で話すか」 「あのテロリスト、二人しかいなかったみたいね。それで早瀬さんは協力したと」「本多のせいで散々嫌な思いをしたからその復讐だとさ。かつての自分の罪を反省する手紙を本多は出してたんだが、今さらこんなこと言われてもな。だから、テロをさせることは相当堪える復讐になるだろうよ。爆破される側は大迷惑だがな」 「それで、再会した小野田さんと本多さん。迎賓館を爆破する気だったみたいですねあの二人。単なる70年代左翼マニアみたいですけど、問題は製造された爆弾ですね。回収しないと」「アジトに向かうが……あれ、爆弾なんかないぞ!?」「どっかに隠した!? しかも追跡も振り切ったし」「さすがは革命戦士、一筋縄ではいかないな。あいつも海外逃亡のため紛争地帯の最前線を逃げ回ってた奴だ。身を守る術は心得ている。何か取引を申し込んだが……」 「本多が逮捕、早瀬は釈放……取引ってこういうことか。早瀬を無罪にする代わりに自分を爆弾の所在を明らかに。共犯の状況証拠たる画像消しやがった。そりゃ本多の方が優先順位は上だけどさ、国家警察の方針ってやーね」「そして早瀬さんに会う杉下さん。気になっていた二枚の写真は、本多に送るためのものだったんでしょう。二人の愛情の落差はこんなところから生まれたんですね。それに早瀬さんにとって父親はテロリストじゃない、ヒーローだったんです」「そう教えられてたんだな。そういう風潮があったのは事実らしいし、実の父親が殺人鬼なんて娘に言えるか。それがあの手紙は……怒るだろうなそれは」 「あ、大河内さんだ。神戸さんと知り合いだったんだね。優秀な人と認めてるけど、飛ばされたのがわかんないって」「まあ内偵みたいなもんだからな。しかし、本当に追い出すことになるのかねえ」「それにしても、最後なんかいつもと違ったな。この話、まだ終わりじゃないのかも」
2009.10.20
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「さて、いよいよですね」「久方ぶりの相棒! 楽しみだねえ」「一番気になるのが、無論新相棒の神戸だな。どういったキャラ展開していくのか」 「む、杉下さん外国へ出かけていたようだな。たまきさんが迎えに……おや、神戸も来ていたか」「たまきさんのご好意で帰りは神戸の車で、って、こいつ車ヤクザなんだけどなあ。ん、変な奴いるぞ。白バイに止められてら」「はて、ここまだ千葉県ですよね? なんで警視庁の白バイあるんですか?」「どうも偽警官みたいだな。脇田とかいう奴らしいが、止めた車の男になんか女性が映った動画見せてるが……何者だ? 追ってみるか」「あ、パーキングでトラックの中に入って逃げちゃった。何者だったんだろう……」「おお、OPも新規。なんて美しいデザイン……亀山の時は無理だったなこれ(ぉ」 「さっき白バイに止められていた男が誰かと会っているぞ。本多とやらの大ファンとか言っているが……なに、爆弾?」「ファンとか言ってますが、どうも穏便な手段で連れてきたようではないみたいですね。何者ですかこいつら……」 「バイクのナンバーは該当なし、やっぱ偽警官か。となると残るカギは車のナンバーだが……あ、あったな。今宮幸夫、とりあえずこいつから調べてみるか」「いないよ。二週間くらい旅行中だって。じゃあ、あの車は……? あ、家に入っちゃった」「おいおい住居侵入……いつものことだが、神戸が止めるのが珍しく思えてしまうのは麻痺しているのかな。おや、戸が開いてる。中に入ると……畳が抜けそうだぞ」「あー、なんかものすごく嫌な予感します。畳開けてみると床がない。なんか埋められたような穴とものすっごい匂いが……死体でしょうね。神戸くん耐えられずに外出ちゃいました。あれ、警察だ。見るからに怪しいので通報されちゃいました」 「んで、捜一の方々が来ました。なんかパスポートと免許証がないな。あれ、結婚相談書のバンプ。独身みたいだけど結婚したかったんだな。おっと、いつもの方からお叱りの電話だ」「ん、さっきの本多とかいう奴が電話してる……って、小野田官房長にか!? 知り合いなのかこいつら。本多篤人って本名らしいが……なんか、ただの知り合いじゃなさそうだな」 「就職活動したらだって。神戸さんが上から特命を受けてるの知ったらどう思うだろう。あれ、杉下さんも就職活動を応援?」「というよりこれは、自分の無茶につき合わなくていいと言ってるんだな。なんかずいぶん冷たいものだ。迷惑がってるのか?」「それで、自由にしていいなら警部について行くのも自由でしょって返す神戸も神戸です。理屈っぽくて口うるさいって、杉下さんそれ一番「お前が言うな」的台詞ですよ。仲いいんだか悪いんだか」「あれ、官房長来てる。何の用だ? 例の電話かな」「ところで、神戸を迎えに寄越したの課長だって。しかもたまきさんの顔を拝みたかったらしい。何やってんだか。とにかく、官房長も役者だねえ神戸と初めて会ったように演じてやがる。さっきの本多について頼みごとだって」「……え? 赤いカナリアのメンバー? 赤いカナリアって、『相棒』でたまに出てくる左翼過激派?」「本多はその大幹部だそうだ。様々な破壊活動にかかわった罪で指名手配されたが、海外逃亡して以来行方不明。他のメンバーが次々逮捕される中生き延びたいわゆる革命戦士。はて、なんでそんな奴と知り合いなんだ?」「友人であり同士だったそうですよ。まああの年代だったら左翼革命運動は多かれ少なかれ関わってるでしょうね誰でも。でも本多ほど熱心じゃなくてすぐにやめて公務員になったそうですが。その本多曰く、「破壊活動やることになったが嫌だから止めてくれ」だそうです」「今さら破壊活動なんかで世の中変わるとは思ってないてさ。革命戦士がんなこと言ったら終わりだねえ。しかし、例の娘を人質に取られ協力させられてるから、安全を確保してほしいと。これ頼みごとのようで交換条件だねえ。娘の安全確保できなきゃテロやるって言ってんだから。でもなんで二人に? 公安使えよ」「それだとテロリストと警察とが交渉したことになっちまうだろ。それは避けたいけど、テロも避けなきゃならない。だったら……っていつもの理屈。嫌だねえ」
2009.10.19
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「あー、やっと学園祭も終わったわ」「おつかれー静馬。インフルエンザは大丈夫みたいだね」「ああ、なんとかな……ってあれ」「ん?」「いつの間にか、八万越えてやがる」「あら、そろそろとは思ってましたが」「また見逃したか……というか、最近客の出入りが多いな。百以上なんて昔は考えられなかったぞ」「SSやったあたりからだよな。やっぱ更新多いと違うな」
2009.10.18
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うちの部員がインフルA型かかりやがった。新型かはまだわからない。昨日まであんな元気にしてたが、あれウイルスばら撒いたのか。てか、最初あれだけ入ったてだけで騒いでたのに、国民もマスコミもみんな飽きてマスク一つしやしない。申し訳程度にジェルが置いてある程度でさ大学の対策も。感染広がるの当然だよ。大学の公式では新型感染したの二名だけらしいが、実際はもっとずっと多く、教師も感染したそうだ。隠してるみたいだけど。いやー、備えあればなんとやらというか、なんか「解除されるまでの短い期間」として着けてたマスクがこんなとこで役に立つとは。人生わからんね。……これてかかってたらシャレにならんな。いや、感染はしても発症は勘弁してほしい。明日は、明日だけは
2009.10.17
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「なんで?」「いやーね、『エイリアン』は俺だって知ってるくらい有名な映画だけど、『プレデター』ってシュワちゃん出演作って以外二作しかやってないし、そんな知名度高い代物とは思ってなかったんだよ。見たのも偶然だしさ。だから、「え、なんでそのコラボ?」と思ったわけさ」「そもそも静馬ってグロ系とかホラー嫌いですからね」「まあ、もっとダメな人もいるがね」(ヘレナ逃げた「僕もダメだよー。特に寄生されるシーンなんか……うぅ」「お前ロボットなんだから大丈夫だろ。んで全体的な感想だけど、やっぱ『エイリアン』見てから見るもんなんだろうなこれは。エイリアンよくわかんないからそれ系のシーンもわからんかったが、アクション映画であってホラーではなかったな。そこのところはありがたかったが……最近この手の映画楽しめなくなってるんだよなあ」最後が続編出た現在では「あーこれか」と思う。しかしこいつらも大変な儀式してんなあ
2009.10.16
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「あー……疲れた」「お疲れ? 静馬」「なんで落研の部活でこんな重労働せにゃあかんってくらいな。設営これが意外と凝ってるんだ……まあ教室に畳生やそうって考え自体が間違ってるんだ」「じゃ、今筋肉痛?」「筋肉痛筋肉痛。これで明日朝からなんだから地獄だぜ……寝たい」というわけで、ここ数日更新滞るかも。きっちいなあ……まあレビューとかはあとでやりますから
2009.10.15
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うわー、こんなムカつく杉下さん久々だわw ま、正論吐きの神部はいいキャラしてるよ。インテリに見えて結構バカだし。今日レビューしようと思ったが、思いのほか長くなりそうなので次に回す、すまん
2009.10.14
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http://www.to-hyo.com/about-cm.html 「……なんだかなあ」「まあそんな目しなくても。ギャグの領域ですってばギャグの」「しかもお前、せいぜい宮城に来て一年ちょっとだし」「まあ、さすがにびっくりしたけどね……そりゃ流行りだけどさ」「私はパチンコのCMかと思ったぞ……」こういうのやらないと注目されないのはわかってるけどさあ。今日の話したい内容吹っ飛んだよおい(知るか
2009.10.13
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「前回倒したアノマロカリスドーパントは偽物、なんとか暗殺の危機は免れましたが、依然脅威は残っています」「しかし、もっと問題なのはあすかだよなあ。このままだと永遠にWを父と勘違いしてしまう。真実を話すべきか」「にしても、そこまで危険な目にあっているというのにあすかを連れ回すとは、心配じゃないのか。エゴも大概にせい」「ところで、なんでWをパパだと思ったかわかったぞ。大三郎が死んだ時、みやびは「パパは顔が傷ついたから仮面を被り、風都の平和を守るヒーローになった。あすかが願えば助けてくれる」と語ったらしい。ずいぶん無理がある嘘だが、仮面ライダーの噂を知っていたのかもな。それで、状況がピッタリ一致しちまったと……どうするかな。これは」「フィリップにまたハーフボイルドだって馬鹿にされてるよ。ところで、高村の部下が使っていたメモリは実験品らしいね。売人が実験品なんか売るわけないから。高村はガイアメモリ開発の関係者みたい。あれ、地下になんか施設が」「あの場所、ガイアメモリの工場だったんですか。だから反対してたんですね。高村もこれ以上の失敗はまずいから、霧彦に協力依頼してますよ」「ところで、なんだあのなるとばっかでかいラーメンは……あれ、フィリップの奴どうして大三郎の記憶なんか」 「おお翔太郎、あすかに真実を話さ……ないのか。この半熟者が」「ってやばい! あすかが捕まった! 逃がすかこの化石野郎……って、こいつは……」「な、ナスカドーパントだ!」「その姿見たときから、真っ二つに割ってみたかった」て、まあ気持ちはわかりますが、自発的にやりますから結構です。さっさと倒してあすかちゃん助けないと」「しかしさすがはメモリドライバーを装着した幹部クラス、そう簡単にやらせてはくれん。ん、翔太郎何する気だ」「ヒート×トリガーで……ゼロ距離射撃!?」「ったく、無茶するぜ。なんとか撃退できたが、フィリップにもダメージ食らったじゃねえか。これじゃ変身できんぞ」「一方、誘拐されたあすかちゃんの元にみやびさんが……やばいよ、このままじゃ! って亜樹子さん、酢なんか持ってどうする……?」「フィリップ君に飲ませちゃいましたよ。気絶してる人間に酢なんて……おかげで復活しましたけど」「よし、間に合った……けど、あすか人質に取られてトリガーじゃやばい。パパならあすかを守らねば。ならば、ルナ×トリガーだ」「馬鹿、撃つな……なに、ビームが曲がった!?」「これがルナの力、ホーミングレーザーか。恐ろしいなまったく。おっと、アノマロカリス巨大化しやがった。水中戦に引きずり込まれたぞ」「やばいじゃん! ってあれ、バイクが……水中戦用!? そんなのまであったの!?」「水上バイク、おまけに魚雷まで装備してますよ。すごいですねえ。さて、そろそろマキシマムドライブと参りましょう」「トリガーフルバースト! 吹き飛べぇ!」 「さて問題はここからだ。あすかをどう説得する?」「まあ無難に、風都を守らなきゃならないからあすかと一緒にはいられないとしよう。あ、やべえ、頭なでるの翔太郎知らないんだ」「あ、情報閲覧してたフィリップ君がやってくれました。なんだかんだでフィリップ君も甘いですねえ」 「結局みやびさんは議員を引退、第二風都タワーは無期延期……せっかく工場は破棄されたのに。まあいいか。二人仲良く暮らせるなら」「真実を話す日はそう遠くないだろ。ところで……フィリップの今度の興味は酢か。目覚めさせやがって」「次は……は、猫? ゴキブリ?」
2009.10.12
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なんでうちのパソコンはこんな親父ギャグ発するんだ!(自分のせいだというわけで、今小説の添削作業に従事しているわけだが……全然削れねえ(ぇ いっそ色々設定潰したいなんて考えてしまう。自分では凝った設定として気に入ってたのに……グスンこんなんじゃ、投稿なんていつの日になることやら……どこに出すかも決めてないんだけど(を
2009.10.11
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「フォルト、一つ聞きたいんですけど」「ん?」「名刺の肩書に『LE副社長兼弁護士』とありますが、弁護士の仕事してるとこなんか見たことないんですけど」「え゛っ……」「あるわけないじゃん、こいつペーパーなんだから」「静馬!」「ペーパー……?」「こいつ前にリハビリしてたって言ったろ。まともに動けなかった時代に、暇だからって色々やってたことがあるんだよ。弁護士免許もその一つだ」「なんだ、軽い気持ちで取ったんですか」「いやちゃんと勉強したわい! 狭い門を夜中まで必死になって……」「神速使えば普通の奴より圧倒的に勉強できるからな。リハビリの意味なくなるけど。てか、誰が受験料払ってやったと思ってんだ」「あれは元々俺らの金だろうが!」「てか、なんで弁護士だったんですか……」なんで弁護士かと言うと、『世界で一番足が速い弁護士』のフレーズがヒント(ぉ……わかってくれる人とは友達になれるかも(ねえよ
2009.10.10
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「ついに……」「やっと……」「この日が来たね」「まあ、よくやったと言っておこう」「書ききったー!」「いやあ、すごい時間かかったな」「当初の2.5倍ですからね」「もう一年弱ってところか? 色々あったよな」「お前はそんななるしな」「おいおい」「おめでとう! 何気に初めてじゃないの作品完結させたの!」「…………」「…………」「…………」「え? ど、どうしたのみんな」「うわあああああああああああああん!!!」「し、静馬!?」「空気読みなさいよ貴方……泣いちゃった」「一応短編とか仕上げてるだろうが! おいこらお前が逃げてどうする。待て待て」「なに、今回初めて短編仕上げたと自慢できる日になったじゃないか。むしろ喜べ」「うん……うん」「いいじゃん静馬! これで小説投稿できるよ!」「……いやあ、それはどうしようかな」「へ?」「添削したいんですね」「勢いで書いてた部分あったからなあ……字数も増えすぎたし、推敲すべきだよ」「あれを200枚に減らすのか!?」「いや、それはさすがに無理……」もう五百枚以上いっちまった……今から見ると拙いところもあるし、推敲してから投稿しよう。どこに出そうかな……
2009.10.09
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詳細は後日
2009.10.08
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「~♪」「お前、何テンション高いんだよ」「いやあ、なんか台風と聞いてつい……♪」「子供かお前は」「いますよねえこういうガキ……不謹慎極まりない」「まあそう言うな。こいつは(推定)八歳だ」「フォルト、それは言わないでよ」「お前らちょっと待て、そんなのほほんとしていいと思ってるのか?」「なんだよ」「……外壁まだ直してねえだろうが!」「え……」「ああ! 忘れてた!」「てか、いまだ外壁直ってないの、静馬がゴネたからでしょ」「うっ! お、俺はなるべく安く修理したいなあと……」「だからってあんなケチろうとするか。大工逃げちまったじゃねえかよ。ここがあんな安く買えたのは奇跡なんだから、俺に任せときゃよかったんだ」「今はそれよりも台風! ああ、雨もう降ってる」「今さら工事の人呼んでも間に合いませんね」「台風の中工事する奴がいるか」「……仕方がない。こっちで台風対策しよう。非常勤の人たちも呼ぶか……」「来るか、こんな悪天候で」てか外壁いつ直そうw
2009.10.07
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タイトル読んで「え?」と思った方もいるかもしれません。実は前に読破と入れた時、まだ全部読んでなかったんです。外伝作品がまだだったのです。それぞれ前日談や間の物語、さらに同盟と帝国初めての実戦から本編では名前しか出てこない歴史上の人物までを描いた短編集etcがまだ読んでませんでした。本当は前回の文にも書くはずだったんですが……ハハ、忘れてた(ぉとにかく、完全読破ということで一つ一つきっちりレビューしていきたいと思います。外伝一ラインハルトとキルヒアイスが、後に『帝国の双璧』と称されるミッターマイヤーとロイエンタールに出会った物語。漫画版ではここが始まりだったんで「ああ、こうなってるのか」と漫画から入ったクチからは懐かしい思いが。この短編、というか外伝全体を読んでわかったことが。同盟がヤン艦隊以外ほぼ全滅し帝国がラインハルト一人に全軍が集結したにもかかわらず『なんとかなる』と思ってむしろヤンの弱体化を図っていたところに「アホかこいつら」と思っていたが、イゼルローンへ選挙対策(狂ってる)に攻め込んでバカスカやられる様をあんだけ見てれば、そりゃー防衛できると思うわな。ハードウェアだけで勝てるのはイカサマだけだっての、と言いたいところだが、何度も煮え湯を飲まされてきた同盟側だからイゼルローンの無敵を帝国以上に信奉していたのだろう。ラインハルトの戦略が常識外れだったんだろうなあ。あと、パエッタがものすごくアホに書かれている。てか銀英伝って……おっと、これはあとでにするか。ついでに、フリードリヒ四世なんだけど、やっぱただの馬鹿には見えないんだよなあ。こいつひょっとしたら全部わかっててやったのかもしれんとたまに思う。後の外伝三にも出てくるけど、ラインハルトの復讐心も思惑も理解した上でやらせていたとしたら、もしかしてラインハルトはこいつに利用されたいたのかも。外伝二一転今度は同盟側から。ユリアンの日記形式で語られるイゼルローン滞在記。ユリアンが軍属としてイゼルローンに来てからクーデター決行までを描く。途中本編でも語られていた捕虜交換も。こういう日記形式って普通語られるものだけピックアップされるものだが、文字数に差があるとはいえ一日ほとんど欠かさず書いたのはすごい。てか「短っ!?」とも思った。イゼルローン来てからあそこまでであれくらいしか日が経ってなかったのか……こいつら忙しいなあ。ほとんどイゼルローンの平和な一日が基本。幽霊騒ぎとか事件も結構あるけど。しかし後半から例の一件が近付くにつれ舞台をハイネセンまでの船の中へ。なんだ、ヤン結構働いてるじゃん(こらところどころに語られてるヤン語録や哲学、ヤン艦隊の方々の物語が楽しい。派手な戦闘とかはないけど、漫画版のネタも多くあって面白い。シェーンコップの日にはワラタw……しかし、この後を知っている身としては、こんな平和な日々を見ていると……ううっ(泣くな外伝三主人公はラインハルト&シェーンコップ。辺境での作戦任務で嫌な上司と出会ったラインハルト。しかしそいつはいつもの連中とは違い――一方、シェーンコップは衛星においてかつての上官にしてローゼンリッターの裏切り者、リューネブルグと出会い……というダブルキャスト。それぞれの合間で複雑に絡み合う人間模様がページを進ませる。個人的にはこの物語が一番好き。何が好きかって、グリンメルスハウゼンが素敵すぎる。これまでと違ってあからさまに自分を軽視してこず、軍人としては無能だが門閥貴族のように堕落していない珍しいタイプにラインハルトがあっぷあっぷする様にげらげら笑った。そうだよな、ラインハルトもキルヒアイスもいくら天才でも所詮はただのガキ、年の巧に勝てるわけはない。歯ぎしりしながら耐えるラインハルトに「やーい」と言ってたのはナイショ(をそれでいて、ただのじいさんじゃないってのが素晴らしい。こういうのがもっといてくれたらなあ。グリンメルスハウゼンみたいな知己を持った軍人か貴族が何人もいたら、ラインハルトは負けていたかそもそも国家転覆する必要なかったかもしれん。シェーンコップ、というかスポットを当てられているのはどちらかというとリューネブルグかもしれんな。グリンメルスハウゼンやラインハルトとも関わってるし。裏切り者というのは確かに悪いが、これも帝国と同盟の長すぎる戦争や差別の弊害なんだろう。同時に、貴族のドロドロとした裏側に食われた被害者かもしれん。やっぱリューネブルグかなあダブルキャストは。それにしても……アステータ以前にもラインハルトは幾度とヤンと戦ってたんだね。もっとヤンが権力握ってれば、とっくに死んでたろうなあ……戦争で一番問題なのは、無能な味方だよな。外伝四今回はなんとラインハルト不在。てか帝国側でメインキャストほぼ全員出てこない。エル・ファシルの英雄となったヤンが伝説の“七三〇マフィア”、ブルース・アッシュビー謀殺説を追及するという推理物だ。『推理物だ』といっておいてなんだが、実はあんま推理じゃない。てか、歴史の検証というのが近い。様々な資料を調べて当時の関係者と語り合って……ヤンは本当はこういう仕事したかったんだろうなあ。謀殺説に関して語るのは控えておくが、それ以上に後々部下となる方たちとの出会いやちょっとした面々とのニアミスが楽しい。てかパトリチェフさん、その台詞は……w 外伝作品では他にもあるが、各々の当時や初めての出会いが描かれるのがいいんだよな。外伝五これは本当に短編集と言った感じ。ラインハルトの初陣や漫画にもなったイゼルローン攻略戦、憲兵時代に起こった事件またはキルヒアイスが休暇中に巻き込まれた事件など様々だが、注目はやはり伝説の二人の英雄、そして同盟と帝国最初の戦いとなった『ダゴン星域会戦』だろう。史上屈指の包囲殲滅戦として語られる戦いの裏側――前々から思ってたんだが、ヤン艦隊といい七三〇マフィアといいリン・パオやユースフ・トパロウルといい、どうして同盟の名参謀は軍人としてはまともじゃないヤサグレばっかなんだ?(ぉ そして帝国軍は……わー哀れだわ。この時点で帝国の腐敗は始まって……違うか。自浄効果あったんだよなこの頃まだ。後になくなったけど。『黄金の翼』は漫画にもなったが、てっきり漫画オリジナルだと思ってた。違ったか……てか、これの前日談なるものがあったのね。にしてもこいつら、よく生きてるな。『朝の夢、夜の歌』は本物の推理物。幼年学校で起こった殺人事件をラインハルトとキルヒアイスが調べるといった内容。帝国社会の問題と殺人事件のトリックを合わせた異色作。きちんと推理しているのにやっぱり銀英しているのがすごい。てかこの人幅広過ぎ。まあこんなもんか。銀英伝全体の感想しようと思っていたが……それはおいおいだな。
2009.10.06
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「今回の依頼は議員のボディーガードか。探偵がする仕事か? 警察もずいぶん多いし……ん、第二風都タワー?」「なんか、依頼主のみやびさんが推し進めているクリーンエネルギーを生み出すタワーだそうで。なんか宇宙基地みたいですね。風車山のようにある風都では不適切な気が……たたでさえ民主党政権で公共事業見直しが計られてるのに。しかも子供ダシにするなんて……おや?」「じゅ、銃撃だ!」「ずいぶんバカスカ撃ってきやがるなあ……なるほど、これでこんな警備物々しいのか」「なんにせよ、ここはWへ変身。最近巷で流行りの仮面ライダーで親子を助け……ん? パパ? 翔太郎が?」「な、なんだって!?」「なんか問題発言ですが、今は狙撃者です。撃ってくる方向がまるで掴めません。間違いなくドーパントでしょう。今は反撃しようがありませんから、メタルで弾を叩き落とすのがせいぜいですね」「あ、収まった。ドーパントは……いないね。逃げたのかな? でも、翔太郎がパパって……」「わかんねえぞ。あの娘、あすかが見たのは『仮面ライダー』だからな。ひょっとすると翔太郎じゃなくてフィリップの方かも……」「そっちじゃないだろうが、おい」 「脅されていた市会議員の楠原みやびが、娘のあすかと護衛を依頼したのは昨日のこと。ドーパント関連では専門家として知られてるのか翔太郎たちは。風都の人間は政治に無関心だから娘を使わないと、ってねえ……危なすぎるだろうが。しかし、この娘は何を信じてるんだ?」「その翔太郎、みやびさんからW変身の際『逃げた』扱いされて怒られてます。……まあ、これは正体を明かせない変身ヒーローのお約束ですよね」「なんか真倉さん死んだことにされてるけど……とにかく、警察も面目丸つぶれだねえ。ドーパント相手じゃしょうがないけど」「しかし疑問なのはあすかだな……なんでWをパパだと言ってるんだ?」 「とりあえず亜樹子はフィリップに弾丸を届けに……って、なんだそれは!?」「バケツに尻突っ込んでやがる……変身の際転んだかなんかしてはまっちゃったんだな。検索に支障はないからいいらしいが……後々困るだろおい。まあそれはともかく、フィリップでもわからない狙撃ポイントはどこなんだ?」 「また狙われましたよ。ずいぶん執拗ですね。よっぽど恨みでもあるのか……プロにしちゃ下手すぎますからね。ドーパントの特性かもしれませんが。しかし、誰が……」「あー、この人かも。園咲のお父さんがこのタワー気に食わないんだって。手回したのかな……?」「さてな。町の風情がどうとか言ってるのはわかるがね。あのお姉さまの管轄だそうだ。恐ろしい……」 「パッドショットで全周囲写したが、狙撃者はどこにもいなかった。ドーパントなら超長距離も死角から曲斜射撃も可能かも知れんが、いくらなんでもあんな開けたところで写ってないなんて……何者だ?」「ところで、撃たれた弾は金属でなくて生物の歯らしいな。動物なのは間違いなくなったなら、後は狙撃方法さえ分かればメモリを特定できるらしいが……ん、なんだ、何を飲ませた亜樹子さん?」「体が柔らかくなるようにお酢ですって。そんなもん迷信なんですが……抜かせようとしたのには一定の賛辞を」 「翔太郎おじさん呼ばわり。あすかちゃんどうしてWをパパなんて言ってるのか……わかんないね。それにあの人形はなに?」「さあな。それで着いたのがタワー建設予定地。でも地主が首を縦に振らないようで……なんだ、地上げか」「変なおっさんがラジコンしてるだけだがな。あ、あの婿だ。こいつらメモリ買ったんじゃなくて同じミュージカルの一員なのか……?」 「楠原大三郎、あすかのパパは去年殺されたそうだ。その遺志を引き継いで議員になったみやびは、あすかに「仕事を手伝えば会える」と嘘をついた。それがなければというのはわかるが、利用するのは関心せんな」「それより、メモリの正体がわかりましたよ。『古代生物』『歯』残りのフレーズと狙撃ポイント。あれは写っていないのではなく、写ってないところから狙撃していたんです。上空と陸以外、つまり水中。それで当てはまるのは――アノマロカリス」「あ、アノマロカリス? それって、エビに羽つけたみたいなあれ?」「なるほど、自分の歯を誘導弾のように飛ばしてたのか……ってやばい! ここ水辺も水辺じゃねえか!」「早速来やがった! 今度こそ使うぞトリガー!」「トリガーは銃タイプか。アノマロカリスドーパントを引きずり出したぞ」「あ、ヒートをガジェットに入れてサポートさせてます。こんな使い方もあるんですね。次はサイクロンに戻してマキシマムドライブ――どうも、それぞれ相性があってフォームにつきマキシマムドライブは一つしかないらしいですね――ジョーカーエクストリームで撃破……あれ」「あれ!? さっきの高村じゃない!」「こいつは一緒にいた相棒……な、もう一匹だと!?」「メモリって量産できるのか……って危ない、逃げろー!」
2009.10.05
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「この『キングコング』って、1932年のアメリカ版のリメイクだってな。あの『ロード・オブ・ザ・リング』のスタッフ集合して」「まあ、怪獣映画の傑作だって話ですからね。日本にも来たんでしょ?」「なに? そうなのか?」「ああ、『キングコングVSゴジラ』てんで、ゴジラとやり合った。孤島でキングコングを発見して見世物に持ってくるのは一緒だな。その後は……おっと、これはいいか」「昔はネッシーみたく世界のどこかに『ロスト・ワールド』みたいな恐竜とかいる島があるのかもってロマンがあったからねえ……で、それはそれとしてこのリメイク版はどうなのよ」「長い」「え? いきなりそれ?」「それでその上映時間のほとんどがあのドクロ島で巨大生物と人間が死闘するとこばっかだもん。お前これじゃキングコングじゃなくて『ジュラシック・パーク』よろしくモンスターパニック物だもん。あの見世物としてアメリカへ運ばれるのが短くて巨大生物ばっかやってやがる。まあ、原作知らないからなんとも言えんが」「静馬、洋画だと似たようなこといってばっかじゃない?」「……あり?」なんか、ストーリーとかコングよりそっちのCGに力入れてる気がした。指輪の人たちだってけど、確かに印象一緒。もっと製作費使うところあると思うんだが……CG偏重ってやーね……俺ってひょっとして洋画と合わないのかもしれん。あるいは、『製作費〇〇億の大作!』とかが肌に合わんのかも。
2009.10.04
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「え!? な、なに!?」「ミナミー!ヒガシー!ニシー!」「……は?」「何やっとるんだ、お前は」「う、うるせえそんな軽蔑した目で見んな! 俺だって好きでやってるんじゃない!」「じゃ、なんだよ?」「そ、その……天の声に『これを布教して広めろと』脅されて……」「はい?」「こいつ、とうとう狂ったか?」「とにかく、俺はこれを流行語大賞にしなきゃいけないの! 今からニコニコ動画に無差別に張りまくってくるから……」「そりゃ布教じゃなくて単なる荒らしだっての!」「おやおや、やっぱり発狂ですか」いや……理由は、聞かないでください(ぉとにかく、これを見た人は自分のブログ及び50の動画、画像、チャットなどネットに関連する書き込み全てに張らないと不幸に(ry
2009.10.03
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「…………」「…………」ニコッ「……ヘレナ?」「な、ま、麻紀……」「……毒キノコでも食べましたか?」「なんだとごらぁ!」「何やってるの、お前ら……」「し、静馬まで! あ、いや、これはだな……」「なんか、↑みたいなことがあって正気を疑っているところなんですよ」「なになに……うーむ、これは毒キノコの影響か?」「お前らなあ……!」「じゃ、なんなんですか? 説明してください」「え? いや、その……」「それとも、連中が笑いガスでも散布したのか?」「なんだそれは! ……ええと、あの、その、だな……」 「……可愛げがない?」「あ、ああ。クリス殿にそう言われて……そう言われてみると、剣にかまけて色恋沙汰など経験したことないし化粧も全然……女として魅力がない、と」(その顔と巨乳で何言ってんですかこの人は……自覚がないってもっとも厄介ですね)「で、笑顔の練習してたのか。しかし、今まで全然気にしていなかったのに、なんでまた」「それが、その……「このままだと迦稜みたくなるわよ」、と……」「……なるほどねえ」「あいつが聞いたら怒るか泣きだすだろうな……結構気にしてるみたいだし」迦稜哀れw ま、あいつは元々そういう設定のキャラだからなあ。怒さんから貰った挿絵で早速書いてみました。改めて感謝の意をここで述べさせていただきます(ペコリ
2009.10.02
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「あの有名なマルガリータには逸話があってな。昔イタリアの王女が「ピザ食いてえ」って言って大騒ぎになったんだ。当時ピザなんて庶民の食べ物で王侯貴族の食べ物じゃなかったんだな。で、注文されたピザ職人が作った三つのピザのうちその皇女が一番気に入ったのがチーズとトマトとバジルのピザ。で、その王女がマルガリーダだったんで記念と言うことで……」「あの、静馬? なにいきなりピザについて解説しだしたの?」「昨日久々にピザ食ったからテンション変な方向に向かってるんだろ」「こんなカンペ持ちながらね。なになに、「アメリカへ入植したイタリア人がピザを作り、それを独自に発展。今やアメリカのピザは原形を留めないほど変質……」なんか、日本のラーメンとか餃子みたいですね」「あ、こら」「ええと、「特にチーズもトマトも食べられない伝説のピザ職人が現れてからの変貌は著しい。シカゴにはそれまでの常識を打ち破ったでかい、多い、厚いと揃った深皿改めシカゴピザが存在。これ食ってみたいんだけど仙台にはない。グスン」って、感想混じってるぞ」「人のカンペ読むなよ……」「なんでこんなピザ詳しいのさ」「自然に耳に入ってきた」「は?」「そこらで聞いたって意味だよ。そんなにピザ食いたいなら自分で作ればいいじゃないか」「あほ、うちにオーブンなんかあるか」「オーブントースターあるだろ」「……は!?」「いや、そこ納得するとこじゃないでしょ」ピザーラが日本の会社と聞いて愕然となったあの日(えぇあと、タイトルの食べられる皿ってのは本当。元々パンを皿状にして使ったのが原形らしい。しかし、ピザは本来丸くなったまま食べるもので、今のよう三角に切るのは邪道らしいが、じゃあ昔はどうやって食ってたんだ?(どうでもいい
2009.10.01
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