まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2006.01.03
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滝沢馬琴だから、


つい、『義経』と比べてしまいました。



脚本家(美香ちゃん)も、
演出家(『Mの悲劇』の人)も、
時代劇なんてやったことない人たちだと思うけど、

この映像的想像力の自由な使い方を見たら、
日に日に保守化しつつあるNHKなんかより、




・・滝沢くんは、確かにしゃべるのが上手くありません。

でも、
映像ですべてを明快に表現してしまう知恵や、
それを実現する演出上の創造力があれば、
そんな役者さんでも、じゅうぶんに主役をまかせられる。

『義経』のときよりも、
滝沢くんには主演としての威風があったし、
その点でも、
この民放ドラマのほうに軍配があがってしまうと思います。


映像が美しくて、
スペクタクルがあるだけで、


物語やテーマの内容にかかわらず、
結局、映像に想像力ってものがなかったら、
クドクドしたものになってしまうことに変わりないです。

映像の美学ってのは、
それをどうやって映像の言語で表現するかってことであって、


問題は、
史実をもとにした歴史ドラマなのか、
小説にもとづいたフィクションなのかってことじゃなく、
結局、大事なのは、
どっちにしても映像的な想像力なんじゃないでしょうか。





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最終更新日  2024.06.20 16:53:48


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