まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2020.08.27
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先週の「サクラサク」ってのは、

上京してからの桜子の行動は、常軌を逸しています。

合格発表の人だかりを押しのけて、
我れ先にと自分だけ前に陣取ったり、
達彦に理不尽な逆切れをしたり、
マロニエ荘の住人に泣きながら喚き散らしたり、
笛子にも身勝手な我がままを押し通しています。

岡崎にいた時から、

東京に来てからの桜子は、その比ではありません。

そして、
ダンサーのマリや、
お金持ちお嬢のるり子の意地悪が、
桜子のバトルをいっそう盛り立てています(笑)。



岡崎での桜子は、
基本的には笑顔で過ごしていましたが、
東京での桜子は、
かなりの頻度で苦悶の表情を浮かべています。

今後、戦争が本格化すると、

この物語は、
進めば進むほど、不幸の度合いが強まっていきます。

ちなみに磯おばさんも、
かつては東京で挫折した経験があったようです。
(世代的に、桜子の父はモボで、磯おばさんはモガです)


それ以上に過酷な経験を強いられることになります。



今週のタイトルは「貧乏なんか怖くない」ですが、

それは、
お嬢のるり子が勝手に言っただけのことで、
基本的に有森家は、
それほど極端な貧乏ではありません。
東京という土地が、彼女の劣等感を刺激するのですよね。

貧乏というのは、むしろダンサーのマリのことですね。






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最終更新日  2020.09.26 19:20:09


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