まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2023.06.13
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朝ドラ「らんまん」の第10~11週。
万太郎は、石版印刷の修行をしてます。

竹雄からは、
「なんで峰屋のご当主が見習い修行なんかを!」
みたいに言われてましたが…

実際、牧野富太郎は、
神田錦町の印刷所で1年間修行したそうです。



彼がそこまでした理由は、


自叙伝によれば、
「郷里に帰り、土佐で出版する考えであった」
「その当時、土佐には石版の印刷所がない」
「郷里で出版するには自身印刷の技術を心得ていなければいけん」
「そこで一年間、石版印刷の稽古をしたのであった」
「石版印刷の機械も一台購入し郷里へ送った」

…とのことです。

機械まで買っちゃうのだから凄い!
最新技術で絵を描くことの面白さに魅了されたのでしょう。



その印刷所には、
歌川国芳の弟子だった画工がいます。
(↑これは史実かどうか分かりません)

先月も同じことを書きましたが、
寿恵子の部屋に貼ってある八犬伝のポスターも、
歌川国芳の作である可能性が高い。

印刷所の画工は「岩下定春」なる男。
国芳の工房では猫を描いていたらしい。


寿恵子と滝沢馬琴は犬好きですが(笑)。

国芳の八犬伝の絵にも、化け猫が描かれています!!

犬vs猫?

▶ 国芳一門の猫絵図鑑





それにしても、万太郎は、

親離れならぬ「番頭離れ」でしょうか。
もはや病弱だったころの子供ではありません。

竹雄のほうも、
子離れならぬ「若離れ」をしつつあります。
「若」呼びから「万太郎」呼びになって、
お守 りの役割からは解放されつつある。



祖母が死んだら、竹雄は土佐に戻って、
綾のことを支えなければならなくなるはず。

史実でも、祖母が亡くなった後に、
番頭と猶が結婚しているようですから、
きっとそういう流れになるのでしょうね。

まあ、
万太郎のお金の心配はありますから、
土佐から仕送りすることになるのだろうけど、
家業も大変な状況ですから、
仕送りは容易なことじゃなくなるかもしれません。




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最終更新日  2023.06.13 19:33:23


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