まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2023.06.25
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カテゴリ: NHK大河ドラマ
NHK大河「どうする家康」。

もし今夜が築山殿事件だとすれば、
最大のクライマックスになるのでは…??



今年の大河は、
戦国時代の話でありながら、
かなり女性たちに焦点が当てられていて、
物語の半分ぐらいの比重を占めています。

それだけでも、かなり異例。


古川琴音が演じる「望月千代」も重要な存在ですが、
この二人が、最終的にどうなるのか??

いよいよ大きな山場が迫ってきている。

長篠の鉄砲戦なんぞよりも、
ずっと重みのあるエピソードになりそうな予感。



ちなみに、
古川琴音が演じている「望月千代」は
巫女を装った間者 (スパイ) なのですが、
あながち架空の人物というわけでもなく、


Wikipediaよれば、
当時、甲斐国の口寄せ巫女が岡崎領に大勢来ており、それにつけ込んで勝頼が巫女を懐柔して築山殿に取り入らせ、徳姫を勝頼の味方にすれば築山殿を勝頼の妻とし信康を勝頼の嫡男にして天下を譲り受けるという託宣を巫女に述べさせた。
…とのこと。

さらに信濃巫の巫女頭には
「望月千代女」 という人も実在したようで、
彼女のことをテレビ時代劇で取り上げたのは、


脚本家の古沢良太は、
こうした人物も組み込みながら、
大胆に女性たちを交えた物語を仕立てている。



築山殿事件にかんしては、
(瀬名) とか、
「家康との夫婦仲が悪かったから」 とか、
従来はそんな解釈が多かったと思いますが、

これはそんなアホな話ではなく、
要するに、当時の徳川勢は、
けっして一枚岩ではなかったってことです。

内部には織田に対する反感がくすぶっており、
武田側からのさまざまな切り崩し工作もあり、
そのなかで、
必然的に分裂や謀反が多発したということ。

その結果、妻と息子までが、
夫と対立する立場になってしまった。

夫婦仲が良いとか悪いとかの話ではありません。




今回のドラマのなかでは、
戦乱のなかで精神を病む息子・信康に心を痛め、
瀬名が武田勢との和睦を模索する流れになってます。

つまり、
家族や子供たちの安寧を願う妻の考えが、
夫の方針とは食い違っていくわけですね。

こういうことって現代でもありうる話です。

そうした食い違いが、戦国時代の場合には、
家族の生き死ににまで発展してしまうってこと。
とても怖い話になりそうで、いまから怯えています(笑)。




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最終更新日  2024.06.17 19:33:43


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