まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2023.09.26
XML
朝ドラ「らんまん」。

NHK高知のローカル番組に、
阿部海太郎が出演していました。
NHKプラスで配信中。

もともとNHKの仕事が多かった人だから、
「いよいよ朝ドラの音楽をやるんだな」ぐらいに思ってましたが、
じつは長田育恵の舞台音楽を何度も手掛けていたとのこと。

これは知らなかった。

NHKとの繋がりもさることながら、




ちなみに、
長田育恵×上白石萌歌「ゲルニカ」の音楽は、
国広和毅で、阿部海太郎じゃありませんでした。

萌歌は、
自分のラジオで阿部海太郎の曲を流したことがあったけど、

阿部海太郎は源孝志とのコンビも多くて、
中村七之助×上白石萌音の「怪談牡丹燈籠」や、
中村勘九郎×上白石萌音の「忠臣蔵狂詩曲」も担当してたから、
きっと萌歌は姉と一緒に彼の音楽を聴いてるのだと思っていた。

でも、

阿部海太郎の音楽に触れていたのかもしれません。

いずれにしても、
萌音・萌歌・美波の東宝トリオが、
何らかの形で阿部海太郎の音楽に接してるってこと。




一言でいえば「南欧的な品のよさ」ですね。

…とはいえ、
さすがに劇伴音楽の場合は、
自分の個性ばかり出すわけにいかないだろうし、
さっきの源孝志の関連でいうと、
「ライジング若冲」 の音楽も担当してましたが、
正直、それほど強い印象は残ってません。

今回の朝ドラ「らんまん」でも、
彼の特徴が全面的に出ているとは言いがたい。

サントラをざっと試聴すると、
一曲目に収録されてる「ヤマトグサ」という曲が、
いちばん阿部海太郎っぽいかなとは思う。
https://ototoy.jp/_/default/p/1646913


マーラーのアダージェットみたいな「ヤブツバキ」も印象的。

https://ototoy.jp/_/default/p/1766502
寿恵子が勝負に挑むときの「オニユリ」はエレキブルース(笑)。


阿部海太郎の代名詞的作品といえば、
やっぱり「世界で一番美しい瞬間」のテーマであり、
「日曜美術館」や「京都人の愉しみ」の曲だと思うけど、
そこに今回の「ヤマトグサ」が加わることになるかしら?




NHK作品との相性のよさでいうと、
冨田勲や加古隆に匹敵するような音楽家だと思うけど、
いまのところ目立った受賞歴などはない。

たとえば、
是枝裕和や濱口竜介みたいな映画の音楽を担当したら、
いっきに世界的な注目を浴びる可能性はある。



以前から気になってたことだけど、
なぜかいまだに彼のWikipediaは存在しないのよね。
わたしが長田育恵とのかかわりを知らなかったのも、
やっぱりWikipediaがなかったせいです。

作成する人がいないのか。
それとも本人が拒否してるのか。




天気のよい日曜日に
美術館へお出掛けするウキウキ?

京都人の密かな愉しみ。


萌歌がラジオで流してたのは「Cardigan」というワルツの曲。







にほんブログ村 テレビブログへ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023.10.15 02:50:08


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: