まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2023.10.02
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カテゴリ: メディアトピック
宝塚歌劇団に「いじめ」があったかどうかは、


一般的にいえば、
企業であれ、学校であれ、劇団であれ、
いじめやハラスメントはありうることです。



何らかの問題が生じたとき、
企業や学校や劇団などの運営主体は、

社会に対して、

あるいは被害者や加害者に対して、
コンプライアンスに則った行動をすべきだし、

今回は宝塚歌劇団にもそれが求められるはずですが、

いじめやハラスメントそのものが、
そうした法令遵守によって回避できるわけではありません。



集団生活の内部で、
いじめやハラスメントを回避するためには、
何らかの技術的なメソッドやノウハウが必要です。

運営主体の法令順守によって防げるわけでもなければ、
個々人への啓発や意識改革によって防げるわけでもない。


科学的に (人間学・心理学・行動学的に) 解明したうえで、
それが発生しにくいシステムを構築しなければ、
それを防ぐことは出来ないと思います。

宝塚歌劇団のように、

一般の公立学校などでは、なおさらです。



わたしは、
ドラマ「最高の教師」についての記事 にも書きましたが、

いじめのような問題を防げないなら、
いずれ学校のシステムは解体せざるを得なくなると思う。
それは教師や生徒に努力を促したところで解決できません。

もしも、
宝塚歌劇団が今後の存続を期するのであれば、

企業として、あるいは劇団として、
世界的な知見やノウハウを集め、
いじめやハラスメントを生まないシステムを、
日本の企業や学校・劇団に率先して開発せねばならない。

それは、たんに宝塚歌劇団だけの課題ではないからです。



また、
このような問題に対して、
経済産業省や文部科学省は、
もっと敏感に反応していく必要があります。

有効な処方箋を生み出すことなく、
ただ予算を分配するだけの役割に甘んじるなら、
行政機関の存在意義そのものが疑われることになる。

ジャニーズ問題を見れば分かるとおり、
これは「日本というシステムの存続」にかかわる問題です。

何の対処もできぬままに放置すれば、
日本のあらゆるシステムが瓦解することになりかねない。

だからこそ、
国も、企業も、学校も、劇団も、
もっと科学的な態度で取り組む必要があります。


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最終更新日  2024.06.17 20:40:56


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