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ちょいワル、とかちょいカワ、とかの”ちょい”です。少し残念な人々の活躍(?)を描いた短編集なんです。いやぁ~なんか癒されるわ・・・ちょいな人々
2009.09.30
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ハヤカワ文庫JA(日本の作家の意味ね)ですがSFではなく、ライトノベルです(多分)格闘ゲームのボタンを押していく描写、必殺技やカウンターを出すための複雑なボタン操作なんですが文章で表すと面倒くさいんですが結構読めます。主人公の存在意義のひとつがソコにあるんですな。しかし題名と内容がいまいちピンとこないなぁ。といってもワタクシに代案があるわけでもないんですがね。スラムオンライン
2009.09.29
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SF作家小川一水が普通の小説誌に掲載したちょっとSF色の薄い短編集です。表題作のふわふわした恋愛小説、恋愛、恋愛、恋愛、家族物と言った構成です。なんといいますか、これっは!、といった目新しいモノはないかもしれませんが、その分安心して読める・・・褒めてないよねぇ、これじゃぁ。でも結構いい味出てまっせ。煙突の上にハイヒール
2009.09.28
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ほんわかとした女子大生のバイトを中心とした普通の生活から一転、過去の事件が動き出します。主人公の女子大生ましろは”殺気”を感じ取る能力がある以外は普通の女の子ですが、過去に監禁された経験を持っています。その経験は心理療法ですっかり本人は忘れているんですが、ひょんなことから次々と関係者たちと出会いキナ臭いにおいが立ち込めてきます。そんな物語の流れと前半から張ってある伏線がピタリとはまり、ワタクシのツボを押さえたよい作品に仕上がっております。でもなぁワタクシの嗜好がそのまま”このミス”とかのランキングにはまったく当てはまらんのよねぇ。この小説はどうなのかなぁ~殺気!
2009.09.27
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厳しく言いますとちょっと期待はずれですかな。吊るし男を描いた一種のクライムノベルなんでしょうが、いや刑事小説なんかな。描かれている”巨悪”がチイサイんだよねぇ。「ストロベリーナイト」や「シウ」を読んでいる者としては少し物足りなく思えてしまうのです。ハング
2009.09.26
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主人公ガッツが本のちょびっとしか出てこない34巻です。もう一方の主人公であるグリフィスのとんでもない大技が出てます。ある意味”惰性”に陥りかけていたガッツ一行の旅でしたが、そんな”お約束”をすべて流し去るような展開です。この後どうなるのでしょうか?無茶苦茶気になります。普段は買わないヤングアニマルを衝動買いしてしまいそうな・・・イカンイカン、思う壺にはまってしまいそうです。イヤ、そんな展開にせねばならぬほどの”大人の事情”が出版社側にあるのかも、と肝心の漫画よりも裏読みに励んでしまう、アホなおっさんなワタクシでした。ベルセルク(34)
2009.09.26
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今更言うまでもない岡嶋二人・・・って知らない人も多いかもなぁ~遠い眼をしてみる。そうだよなぁ、ワタクシも音響カプラー何ぞ使ったのは一回のみ、内線電話から無理やりパソコン通信するためだけやもんなぁ。1980年代後半の最新コンピュータ技術に詳しくなってもねぇ。携帯電話のない時代のどこか牧歌的な事件になっちゃってるよね、今読むと。でも結構面白く読めるんだよねぇ、筋書きから犯人はわかっているんだが何が起こるんだろうってドキドキ感が続くんです。いやぁ~井上夢人さん、もっともっと新作を書いてください!ってのが素直な感想かな。99%の誘拐
2009.09.25
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なんか一回転しちゃってツマンナクナッタ気がします。「ホワイトアウト」や”小役人”シリーズの頃のシリアスから恋愛小説、そして今度はコメディ調の多視点ドタバタドラマですか。スイマセン、単にワタクシの嗜好からどんどんずれていってるだけなんでしょうねぇ。支持者が増えているならいいんですよ、それで。う~ん、明るい話が嫌いというわけではないつもりなんですが、なんかこう最近自分自身のハードルが勝手に上がっているというか。ミステリーばかり読みすぎで感覚がおかしくなっているのかもしれません。ここは心機一転違うジャンルに・・・ってあれ?それはつまりこの「デパートへ行こう!」みたいな感じになるんかな?一回転つーか自分の向いてる方角が不明です???デパートへ行こう!
2009.09.24
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第12回日本ミステリー文学新人賞受賞作だそうです。なんかこう文章が生硬に感じられるんです。登場人物の名前がカタカナ表記(死んだり舞台から退場すると漢字表記になる)のせいでしょうか。どの人物も血が通っていないかのように感じます。インターネット内の擬似空間での主人公の語り口や動き方の表現も現実世界でのそれと区別がない、これもまた”硬い”原因のひとつだろうか?犯人の造形もまさに”異質”そのものですし、なんとも肩が凝ってしまったワタクシです。プラ・バロック
2009.09.23
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アンチエイジングにトリツカレタ一組の夫婦の悲劇を描いております。まぁ結果的に家庭が崩壊するんですがね、新堂冬樹さんの筆の勢いは一気呵成に畳み込むかのようにかっ飛ばしてくれます。そうか、女性だけじゃなく男もやっちゃうんだ、コワイコワイ。アンチエイジング
2009.09.22
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第三回ダ・ヴィンチ文学大賞受賞作です。で、これで順番は逆になりましたが真藤順丈さんのデビュー4連発を読み終わりました。この「地図男」が一番シンプル(短く)でかつ凝縮された内容で”物語”を紡ぐ”業”のようなモノを感じました。しかしちょっとバイオレンス(破壊衝動)が多すぎますわ、作者自身が崩壊しないことを祈ります。”アッチ”の世界へは引き込まれないように読者も注意が必要・・・かも。地図男
2009.09.21
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第55回江戸川乱歩賞受賞作、です。本格推理物です、はじめはいかなるトリックなのか、と大変期待を持たせてくれます。市原刑務所での生活など薀蓄もたっぷりです。が、なんか途中からだれてくるのよねぇ。なんでだろ?最後まで読んでも戸田が何をしたかったのかわからへんし主人公の妻への愛が動機ってのもねぇ、いまいち説得力がない。いっそこのトリック(らしい)なら短編のほうが楽しめるんではないかと・・・あぁちょっと期待はずれでした。プリズン・トリック
2009.09.20
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そうか、この二人も高校最後の対決を終え・・・ても物語は続きそうな雰囲気です。青春剣道小説、読後感のサワヤカさが心地よいです。挿入されている外伝風のコバナシもえぇ味出てまんがな~今更私なんぞが褒めるまでもなく、楽しく読書できる一冊、というか三冊(シックスティーン、セブンティーンもオススメなのだ)です。ちなみに武士道とは”哲学”に含まれるそうです、ハイ。武士道エイティーン
2009.09.19
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なかなかにヴィジュアルに訴える小説です。なんともこう眼がチカチカしそうな光景の連続ですがね。よくもまぁこんなヘンな設定を考えたもんです、上甲宣之ワールドですな。ワタクシはちょっとついていけないです、最後まで読みました、頑張りました。コスプレ幽霊紅蓮女
2009.09.18
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ちょっとねぇ、主人公のおっさんがバブルで調子に乗ってこの不況でも大してダメージを負ってないラッキーなだけに読めちゃうんですよ。なんも努力してねぇみたいなね。深みがないし・・・って俺は何様???渋谷女子力
2009.09.17
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今更ながらに読みました。いやぁ途中でめげそうになりました、落ち込みました。でも最後のかすかな”希望”に救われたような気がします。父と子の物語、まぁ詳しくは解説を読んでね(ちょっと投げやりかも)
2009.09.16
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ロボットクリエーターの高橋智隆さんと柳田理科雄さんがまじめに現在最先端のロボット技術で”最強”のロボットはどんなものになるか、を討論しています。柳田理科雄さんもまじめに発言されているようで結構面白かったです。う~ん、ロボットは金持ちの道楽から始めるのが正解なのか、な?史上最強のロボット!
2009.09.15
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なぜか3巻だけがポン、とありましたよ図書館に。やるな○中市。身につまされたり、ムフフとうなったり、楽しいひと時が過ごせます。あ、でもどの巻を読んでも似たような感想が・・・でるのかな?で、別に同でもいいんですが本人の絵、ちっとも太って見えないところがイカンのではないかと思ったりもする、結構デブなワタクシです。ぼく、オタリーマン。(3)
2009.09.14
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なんかこう、安心して楽しめますねぇ~大沢在昌さんの小説は。田舎の単純でいて入り組んだ愛憎半ばする人間関係が事件の底辺にあるんですが、こうドキドキワクワクしながら読み進めると最後に”何それ!”みたいなどんでん返しが待ってます。いやぁ、そう来るか。なんとも至福のひと時を過ごせたような気もします。罪深き海辺
2009.09.13
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芸能界はタレントプロダクションのマネージャーを主人公に題名通りに女優を売り込んでいく様を”昼ドラ”チックに描いております。結構オモロイで。何よりも佐倉千紗、改め葉山聖の”女”としての生き様にあっぱれです。是非とも続編を読みたい、いや書いてもらいたいなぁ~女優仕掛人
2009.09.12
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この人の本では”添乗員”シリーズが面白いんですがね。小説なのかノンフィクションなのか、なんともはっきりしない”胡散臭い”雰囲気が好きなんですがね。これがサスペンスとなると・・・なんでだろう、つまんないんです。主人公が苦労もせずいきあたりばったりで”ラッキー”みたいないけ好かない男に思えてしまうんですがね。どうなんでしょう?アクションシーンもお色気シーンもあるけどなぜか臨場感に欠けると思うんですが、それも一種の”味”なんですかね。アフリカ・アンダーグラウンド
2009.09.11
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想像力の文学、というのが出版元の早川書房が付けはった副題(シリーズ名かな)のようですが、ワタクシの想像の範囲外でした。う~ん、ファンタジーというよりかは”ドラッグ”小説のような気もします。”いっちゃってる”トコはファンタジーなんでしょうかねぇ。全世界のデボラ
2009.09.10
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ラノベ風ドタバタ本格推理、笑える人は笑えるんだろうけど殺人事件をこんなに茶化しちゃうのはやっぱり推理小説としてはどうかと、思うんですが・・・密室から黒猫を取り出す方法
2009.09.09
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北野勇作ワールド全開です。大阪と阪神タイガースのことをクソミソに書いておられますが、これは作者の”愛”の裏返しでしょねぇ・・・まぁこれを読んで気を悪くする関西人は元から北野勇作の本など手に取らないでしょうしねぇ。なお、言うまでもなく大阪にあるUSJとは一切関係があ・・・る訳ない。とりあえずオススメできない本の一冊やね。SFしすぎでストーリーを楽しめないんですもん。ウニバーサル・スタジオ
2009.09.08
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初めて読みました、ずいぶん前と言うか初めて出版された1980年の頃から存在は知っていましたがなんとなく、つーか心理的敷居が(当時のワタクシにとっては)高かったようです、あやふやな記憶ですが。立派な(年齢だけは)おっさんになって改めて読み通すことができました。素敵なファンタジーですねぇ。ノスタルジックな味わいがあります。データの記録をフロッピーディスクで云々とは懐かしいですなぁ。そんな些細な事柄以外は決して古びていない、21世紀の今でも通じる物語です。あぁ世界に”愛”が満ち溢れますように!グリーン・レクイエム/緑幻想
2009.09.06
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う~ん、東京創元社のこのミステリ・フロンティアシリーズは”当たり”の多いお気に入りだったんですが、こいつは”はずれ”、ワタクシの好みからは外れていますねぇ。主人公の女性とそれに絡む探偵役の台詞がどうもすんなりと読めない、つっかえてしまうんです。どうしてやろか?と言うわけで連作短編なんですが半分しか読まなかった・・・最上階ペンタグラム
2009.09.05
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ドキドキ、ハラハラの展開、こういうのこそサスペンスと言うのでしょうか。アクションシーンはまったくといっていいほどなくひたすら心理描写と精神科医のカルテのようなモノローグで前編つづられております。これが結構怖い、最初は一体何が、誰が怖いことするんだろう?から始まりどうして?そして、脅威の対象がなくなった後まで主人公の頭の中でさえずりが聞こえるのです。なんて運が悪いのか・・・さえずる舌
2009.09.05
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戦後すぐの銀座を舞台にした刑事物・・・なのかな。なんとなく漂う権力闘争GHQ内部の政争をも巻き込んだ事件の割には終わり方がちょっと走りすぎている、連作短編ですが最終回のみ”匂い”が違うような気もします。そんなきれい事のような終わり方の癖に残された子供のことにはちっとも触れていないのがなんとも気になりますわ。銀座ブルース
2009.09.04
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出版不況(世界中不況でしょうがね)というけれど、こんな本出してちゃぁそりゃ売れるもんも売れんわ。なんとも小学校の学芸会の台本みたいな台詞の連発、深みのない状況描写、類型的な登場人物、ちっともドキドキしない猟奇的なシーン・・・文庫オリジナルとあったので借りてみたんですがね。ちょっとね。しかもSFマガジンに連載していたものの出版されていなかったんですわ、ハヤカワでは。こりゃ駄目だ。鼠舞
2009.09.02
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