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刀城言耶シリーズの短編集、というか中篇ひとつに短編三つですな。で、このシリーズは4コマ漫画でありそうな”犯人は××”といわれて読む気をなくしてしまう~、みたいな感じに近いんですな。まぁ犯人だけでなく動機やら犯行方法も気になるんですがね。で、トリック仕立てもしちめんどくさい上に戦後すぐと言うまたねち濃い時代背景にウエットな地方風俗もてんこ盛りで…なんでワタクシは読んでるんだろ?なんて訳わかんなくなりそうなミステリなんですが、きっちり全巻読みましたね、ハイ。密室の如き篭るもの
2009.04.30
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アンダードッグ=underdog負け犬ですな。表紙には複数形になっておりますが、登場人物のいったい誰が負け犬だったんだろう?スラボン=春雄は勝ったつもりで最後にレジーナの正体を見誤ったので負け犬ですな。で、主人公のリョウさんは生き残ったから負け犬ではない、とも言いがたい境遇のままです。若い頃にタイで無茶をやった仲間たちが17年後に再会し…って話でもない。なんともクライムノベルの顔をしていながらペシミステックにもならず前を向いて歩きましょう、ってお話なのかな?アンダードッグ
2009.04.29
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天才プログラマー(いや犯罪アナリストかな)が活躍する”ROMES06”の第二弾です。”ROME06”とは総合警備システムでありまして、今回その開発責任者である成嶋はアウレリオという過去に有名だったテロリストを騙るナニモノかと対決します。で、ミクロではテロリストと言うよりか国際強盗と”ROMES06”の対決が楽しめます。派手なアクションシーンはなく地道に犯罪者を追い詰めていく様は圧巻です。そしてマクロでは成嶋が属するヒンデル社(国際的警備会社)がかつてアウレリオといかにして取引したのか?対テロでヒンデル社が業績を拡大していることからもその関係が気になります。で、まぁ偽アウレリオの正体もわかり、シャンシャンと大団円を迎えるのですが、結論はミイラ取りがミイラになった、と言うことでしょうか?現代社会の多くの矛盾はこういったシステムが肥大するにつれそのシステムを維持するために更なる”無理”を重ねてしまう。なんて柄にもないことを考えてしまいます。 ほれ、おっちゃんは自分のことも満足にできとらんやんか・・・Romes 06(誘惑の女神)
2009.04.28
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個々のキャラの性格分けがより鮮明になりコミカライズされてきた上に後出しで敵に新キャラを配置。”売れ線”が確定してきたからかの怠慢(屍蝋はそんなに短期間ではできません)も目立ってきました。しかし、そんな軽さが心地よいですね。心霊探偵八雲(4)
2009.04.27
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鮎川哲也賞受賞作というのを始めて手に取りました。昨今の題材、児童虐待や戸籍のない子供などを扱う福祉関係の施設を舞台にいわゆる日常の謎を解く、という連作短編集です。で、六つの短編で残った謎を実は最終編でどどーんと逆転打をかましてくれます。ははぁそうなりますか。けっこうおもろいやんか。で判らなかったのが回文にこだわったところですな。作者の名前もローマ字にすると回文になるそうですが、小説内で効果的に使われているとはおもわれませんでした。七つの海を照らす星
2009.04.26
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色々微妙な作品。主人公のあきらさんは将来が不透明な二十代後半の女性でしたが、亡父の店・味を引き継ごうとします。そのお店(イタリア料理店)にふらりとやってきた花井と言うシェフ、敵か見方か色々怪しい。各章ごとにはさまれる”黒い会話”新しい調味料で失地挽回を目指す食品メーカーの内部情報か。そんなこんなが微妙にからみあって微妙に”良い”作品に仕上がってるかなぁ。なんとなくカタルシスに乏しいのですよ、一味足らんと言いますか。逆転ペスカト-レ
2009.04.25
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快調にシリーズ化が進んでおります。後藤刑事は後藤刑事なりに暴走暴発し、石井刑事はまんま情けなさが増大しております。脇役から固めてくるのも珍しい気がしたりしますが、あえて主役の八雲について書き込まないからこそドラマなんかにしやすいんでしょうなぁ。ただ、設定上最後の敵が決まっているのでどこまで引っ張るのか?楽しみです。IWGPみたいにダラダラと続いていかないことを願っております。心霊探偵八雲(3)
2009.04.24
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なか、こう、どうしようもなく悲しいお話です。”明日の話はしないと、わたしたちは決めていた”で始まる三つの悲しい物語が実はひとつにつながります。あぁ現在の悲惨な”貧困”が実は子供のころの些細な誤解から始まったとは。登場人物の全ての人が悲しい結末を迎えます、ちょっと自虐的過ぎるかもしれません。ご一読ご注意を。明日の話はしない
2009.04.23
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ガーン、とビックリです。こんなところにこんな面白い冒険ミステリがあったとは!と、第一回城山三郎経済小説大賞受賞作・・・えぇ!!!経済小説なの???確かに舞台は東ティモールでODA疑惑に迫る雑誌記者が死亡した。って所は経済小説っぽいですが、全編を彩るのはどちらかといえばロマンチックな、時にどろどろとした男女関係、なのかな?と、思うんですがね。ロロ・ジョングランの歌声
2009.04.22
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副題にある通りの内容です。孤独な建築家・笠井泉二は明治と大正の世に不思議な建物を設計した。できあがった建築物は依頼者の要望以上でまさにファンタジー。そんな彼にその力が備わったのは・・・悲しいものがあります。連作短編の形でありますが、まだ続編がかけそうな勢いがありますね。”満州”編もぜひ書いてもらいたいものです。なんと町ごと設計したようですから。天使の歩廊
2009.04.21
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パラレルワールド物です、なんか「バック・ツー・ザ・フューチャー」みたいな方法で、過去ではなく未来を変えるべくパラレルワールドへ!みたいな。そこで主人公の夏子さんは自分では全く気がついていなかった”マラソン”の才能があることに気づくのでした。マラソンを走るまでの選手の体調管理などはすごくわかりやすかったです。そうまさに彼女の知らない彼女がそこにはいたのでした。でも彼女は元の世界に戻っても走ることはしません。自分自身の本当のやりたいことに気づいたから…なんでしょうねぇ。実は女性の友情物語でしたか。彼女の知らない彼女
2009.04.20
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別に面白くないと言うわけではないが、しかし特別面白いわけでもない(ちょっと失礼かな)この八雲シリーズがドラマ化されたのは文章、登場人物が映像化しやすいからでしょう。プロフィールにそんなようなことも書かれていますが大変判りやすいです。赤川次郎かと思ったよ、石井刑事の造形なんかは…しかし、主役たる八雲の”敵”はどうやら実の父らしいとな。この設定を如何に”オチ”をつけるのか。大変気になりますわ。心霊探偵八雲(2)
2009.04.19
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このミスシリーズです、優秀作ですって。独白、というか聞き取りと手紙で事件が語られる前半から主役たる書き手が語りだす後半にかけて、フーダニイット(誰が殺したのか)、ホワイダニイット(なぜ殺したのか)がパズルを組み合わせるようにきれいにはまってゆきます。まぁ結局は結構ありきたりな理由かもしれないのですがね。解説で大森望さんが”狭義の”ミステリという言葉で褒めておられますがまさにピンポイントな作品ですな。毒殺魔の教室
2009.04.18
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普通に爽快な青春ミステリにちょいとオカルトチックな風味をつけました、みたいなライトノベル(なのか?)副題の「天命探偵 真田省吾」にある省吾君が探偵として活躍するのですが、天命と言うほどのものではないと感じました。二作目もでているのでそちらも読んでの確認ですな。すんごく軽く読めます。タイム・ラッシュ
2009.04.18
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これって本当に「火星のダークバラード」を書いたのと同じ方の作品ですか、一瞬わが目を疑うように作風・内容の違いが大きすぎます。これを読めば洋菓子屋さんの日常から経営までばっちり…とは行かないかもしれませんがずいぶんと詳しくなれます。結構、というかかなりたいへんですわ。でも、主役の夏織と恭也の関係はもどかしかったッス。ラ・パティスリー
2009.04.18
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ちょいとSFちっくな任侠ラブロマンス・・・いや、それじゃぁ話が違って・・・それにあんまり”悲しく”ないんですけどこの小説で出てくる”人形”つかいは。どちらかといえばすっかり楽しんじゃってるし・・・なんか、こうB級の西部劇みたいなお話です。悲しき人形つかい
2009.04.17
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私の生きる道は金の道~、と言う作品ですが、主人公は金融関係の仕事はしておりません。捨て子として拾われたときに握りしめていた千円札に書かれた名前を持ち、長じてから”幻覚”をみつようになり引きこもりになった男です。他人と触れるとその人の持つ”金”への執着が形となって見えるために通常の生活は送れなくなりましたが”金”の流れもわかりデイトレーダートーして伝説の存在になります。なんかうらやましいんだか、うらやましくないんだか微妙な設定です。しかも自身”金”に対して執着があるのでホイホイと手放しません。つーことでトラブルがやってくるんですが・・・なんかドラマの筋書きを書いてるような気がするのは作者がシナリオコンクールで賞を受賞し脚本家としてデビューしてからこの小説を書いてるからでしょうか。”絵”としてイメージしやすい主役を考えてその人が楽しく動き出せば面白い小説にもなると言うことなのか、な?マネーロード
2009.04.16
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”変”というとどう変なのか説明しにくい、そんな小説ばかり(?)書いてる浅暮三文の新作はクライム・ノヴェルです。主人公はありがちな記憶喪失者!で珍味(発酵したチーズ等)を食べると記憶が少しずつ戻ります。舞台はヨーロッパで日本人の主役がどう活躍するのか。それはなぜか日本語を解するロマの少年が付きまとうからなんですよ!でもって主人公は”悪党”なので地元の悪党や事件を巻き込んだり巻き込まれながら道中は進みます。なんとも言えずご都合主義的な端役も多数でてきますが、だまし合い、出し抜き合いが楽しく読めちゃいます。ポルトガルの四月
2009.04.15
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小松左京賞ですって、SFです。ばりばりのSETI物です。んが!肝心の異種生命体は出てこない、異性人が送ってきたと思われる「セカンド・ムーン」と作中で呼ばれる正体不明の物体をめぐってかんかんがくがくと諜報戦らしきものが進められます。主役がロケット技師(科学者か)と自衛官だもんですから、こう胸のすくような活躍と言うよりか、手足を縛られた中でいかに工夫して戦うのか!が重点的にかかれて折りまする、ように思われます。なんかこうカタルシスに乏しいような気がするんですが、そういう爽快感から遠いところで勝負するのが小松左京賞なのでしょうか?セカンドムーン
2009.04.14
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二重三重に張り巡らせた伏線が最後に「カチッ」とパズルのようにはまる、そんなワタクシの好きなミステリというか冒険サスペンスなんです。で、女性作家ゆえにか登場人物はほぼ男一色、ちょっと気持ち悪いかもしれません。健全ではないが20歳前後の男が主人公でそれはあんまりちゃいますか?それから書き下ろし作品だそうですが、なぜ舞台が阪神大震災後すぐなんでしょうかねぇ。係累すべてを失った、という主人公の設定にリアリティを出すためか、それとも2009年の今じゃぁ拳銃密輸は犯罪にならないのでしょうか…まさかねぇ。舞台設定の謎が解けないのが気になってしまう~黒と赤の潮流
2009.04.13
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”神のパズルを解く”と言ったのはアインシュタインだそうですが、それにならって宇宙を作ろうとしてしまうSFです。主人公である綿さんの日記形式で物語は進んでいきます、読めば理論物理がばっちり判る・・・かもしれない?難しい言葉と理論が洪水のように押し寄せてきますが、不思議と楽しく読めちゃいます。神様のパズル
2009.04.12
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あれっ!?須藤さんって格闘家じゃなかったけ?・・・いつのまにか引退して小説書いたり映画を撮ったりしているようだ。この小説も些細な表現に妙なリアリティと言うか臨場感があります。次はもっと長いものを読ませてほしいなぁ。キャッチャー・イン・ザ・オクタゴン
2009.04.11
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行くぜ!機動戦士ガンダム30周年だ!!!と、パロディ作品がラインナップに多いねぇ~気のせいか?おぢさんとしては新作アニメが見たかったよ・・・でもこんな漫画も大好きなんです。機動戦士ガンダムさん(よっつめの巻)
2009.04.10
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戦慄のエコ・サスペンスついに終結!ワタクシの頭の中は真っ白け~ドイツ人の感覚についていけないのか、翻訳小説への毛嫌いなのか・・・どうしてもラストの盛り上がるはずのアクションシーンでも緊迫感が伝わりません。どうして???深海のYrr(下)
2009.04.09
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ようやくです、長かった、中巻の中ほどでようやく”イール”が何物なのかについて言及されます。はっきりとは判りません。うなぎではなさそう。もう文章は状況説明ばかりで退屈です。アクションもありません。どうしてこんな小説がドイツではベストセラーになったのかは…下巻で判るの、かな???深海のYrr(中)
2009.04.08
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翻訳物は苦手なんですが、本屋で見かけたポップがあまりにも魅力的…あっれー忘れた、面白そうと思ったことだけ覚えているのだ、だったので手に取りました。なかなか上中下と三巻ともそろう瞬間がなくて…そんなどうでもいいことより感想は!というほど物語は進んでいないのだ上巻では。”ゴカイ”がたいへんなことを!ではまた中巻は、明日ということで。深海のYrr(上)
2009.04.07
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三人の60歳の男性、定年退職はすれど年金受給以前の”老人”とも呼びにくい世代、を主人公にご町内の治安維持と平和を守る物語です。有川浩さんらしく暖かな気分にさせてくれる短編を六話、主人公の男性たちではなく孫たちに淡い恋愛もさせて彩りも添えております。で、なぜ三匹なのか?、それは読んでのお楽しみなのだよ~ワタクシには判らんかったケド。三匹のおっさん
2009.04.06
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いやー今では人気シリーズでドラマになんかもなっている八雲さんって危なく世間からシカトされるところだったんですねぇ。口を開けば皮肉ばかりで無愛想、頭も切れる上に超常能力も持っていて、いざと言うときに颯爽と現れる。まさに定型のヒーローですよ。こんな定型物が連綿と続くには何か”けれん味”が必要なはずなんですが、二巻以降にあるのかな。最後に伏線を張らんがごときキャラを匂わせていますしね。って知らないワタクシの方が少数派なんだろうなぁ。続きを探そうっと。心霊探偵八雲
2009.04.05
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表紙の写真のまんま、というか不思議な奇想短編集です。ある意味破綻している物語、ぶっとんだお話…ぬわぜ???こんなんでも読めてしまうのでしょうか?悪ふざけになってしまわない魅力があります。でも、まともなお話はひとつもないのです。いのちのパレード
2009.04.04
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好評"唐変木"竜崎さんの活躍する話です。今回はなんと竜崎さんが部下の女性に恋してしまうと言う波乱のお話なんですが、ちょっと説教くさくまとめておりますナ。”恋”はしても不倫はせず、じたばたせずにあるがままを受け入れる。悟りを開こうかと言う勢いです。で、雑誌連載時の題が「乱雲」だったんですが、「疑心」もどっちも・・・いやそんなことにけちつけるのは止めときますか。驚きはないが充実感のある、しかし読み応えは軽い小説です。疑心
2009.04.03
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非常にありがちなお話です。はじめは不良兵士が軍規を破って横流しで一儲けをたくらんでいたはずが、ホームステイ先の一家の窮状を救うことになります。伏線もくそもなく予定調和のように物語は流れていくのです。奇をてらうこともない、こんな話もいいもんですな。泥棒兵士のホームステイ
2009.04.02
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すいません、ワタクシこの小説の元になったTVドラマを見ていないんですわ。だからと言って面白くないとか面白いとか言うつもりはないのですが、逆にドラマのほうを見てみてたいと思ったもんでねぇ。主人公のコグレオサムのやることなすことむちゃくちゃなんですがドラマでもこんなかんじなんかなぁ。いや、ホンマ好き勝手やりすぎちゃいますか?傷だらけの天使
2009.04.01
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