2010年03月の記事
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「リミット」 五十嵐貴久
独特のライブ感があってページをめくる手は止まりませんでした。ラジオの生番組にあわせて事件の解決を計るリミットは・・・ってやつですが、事件自体はよく考えてみると大した事件ではないんですよねぇ～。大規模テロなんかではない普通の事件だからこそ感じられる臨場感も面白いと言うことでしょうか。リミット
2010.03.30
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「バイブルDX」 真藤順丈
分類不能なオハナシです、奇跡の物語、とでも呼べばいいのでしょうか。主人公の一人称語りで進んでゆく雑誌＝新たなバイブル、一向に明かされぬまま終わった主人公の名前、それこそがバイブルなのではないかと思ったりするんですが、実は読み落としているだけだったりしたら、と深読みに対する疑心暗鬼が付きまといます。実名使用を認めた各雑誌の懐の深さにも感心しました。バイブルDX
2010.03.29
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「プロメテウス・トラップ」 福田和代
ワヤカワミステリワールドの枠で出版されておりますがミステリというか一昔前の”スパイ”小説のような香りが漂っております。裏切り者は誰？最初に仕組んだのは誰？自分で自分を覗こうとする、そんな雰囲気さえ感じそうです。で、ぶっちゃけちゃうと政府謀略説なんですがね、こりゃネタ切れは当分なさそうな分野ですなぁ。この作者、福田和代さんには多作ではなく、しっかり書き込んで寡作でもいいから読み続けたいモンです。プロメテウス・トラップ
2010.03.28
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「ＤＩＶＥ！！ 下」 森絵都
熱く語れるんですねぇマイナーなスポーツでも。なんてちょっと（かなり）失礼なことを書いてしまいましたが、伊達にオリンピック種目になってないといいましょうか。舞台裏的な大人の事情までしっかり書かれているのに感動しました。まさにすがすがしい読後感でしたねぇ。Dive！！（下）
2010.03.27
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楽天スーパーポイントが欲しかったんです
という訳でバナーを設置してみます。
2010.03.26
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「ＤＩＶＥ！！ 上」 森絵都
今更ながらに読んで見ました、ホホゥ、シドニー五輪を目指して戦うのですね。そんなに昔の小説やったんか、ついこないだはやってたと思ったんだが・・・で、飛び込みでオリンピックを目指す主人公たちなんですが、競技自体の得点のにつけ方が難しいからそこんトコはすっとばして読む。十分楽しいです、続きが楽しみ。Dive！！（上）
2010.03.26
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「聖母」 仙川環
母親になることを切に願う人々の物語です、妻、夫、そして母親(祖母になるはずの人)さらには義理の妹まで巻き込んでの代理出産がテーマですな。代理出産自体は向井亜紀さんの例で有名になったアメリカを思い浮かべますがこの作品ではインドでお手頃価格で実施してしまうんです。びっくり。そして代理出産を題材にした”命”の物語でもあります。そして単なる医療小説ではないミステリ、つーか”ばくち”が仕掛けてあり、スッテンころりとこけてしまうのだな、ワタクシは。 聖母
2010.03.24
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「DOWN TOWN」 小路幸也
最近増えたなぁ、と思う”団塊の世代”のためのシロモノの一群に含まれそうな気もする1970年代後半に少年期から大人への時代をすごした人(作者自身かな？)の青春小説、と思いました。ノスタルジーに浸ることが第一義とは感じませんでしたが、どうしても”若い頃のオレは・・・”みたいな空気を感じてしまうのはワタクシだけでしょうか？DOWN TOWN
2010.03.22
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フォークリフト技能講習、合格した
基本的には受講者全員が合格する資格ですが、やっぱ合格するとうれしいモンです。いやホッとしたと言うべきか。今日貰った技能講習修了証をながめて、いや自分の写真がおっさんくさくなったなぁ・・・としみじみじっと手のひらを見る今日この頃です。
2010.03.21
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「微睡みのセフィロト」 冲方丁
これ一作ではもったいないねぇ、この世界観。是非とも続きを書いてもらいたいものです。というかデュアル文庫で書き下ろした作品をハヤカワで改めて出したってコトは・・・続編に期待しちゃううなぁ～微睡みのセフィロト
2010.03.21
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「人生画力対決 1」 西原理恵子
年々加速していくサイバラかあさんの大爆走に正直ついていけんなぁ、と思いつつ新刊が出るたびにしっかり買い続けています。やっぱ人生からだをはらんといかんねぇ～と思うワタクシは天然系（らしい）で、年々”ボケ”がうまく(ひどく)なってます。いや、そうじゃなくて西原理恵子の画力はどうなんでしょうかねぇ。「ちくろ幼稚園」や「ゆんぼくん」のあたりは結構うまかったような気もするが、気のせいかもしれません。西原理恵子の人生画力対決（1）
2010.03.20
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「告白」 湊かなえ
図書館に予約してから約一年、ようやく手にしました（←そんなら買えよ、オレ）圧倒的な迫力ですねぇ～ワタクシはすでに「贖罪」「少女」「Ｎのために」を読み終えておりまして、やっぱ小説家の原点はデビュー作にあり、なんてことを思ったりしてます。なんかこう期待値がぐいぐい上がっていきます、あぁこれ以上の興奮作に出会える日はあるのでしょうか！！！頑張って下さいマセ。告白
2010.03.19
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「日本の食欲、世界で第何位?」 岡崎大五
いわゆる薀蓄本ですな。ハイチの地震についても触れてある辺り最新データを集めたんだろうなぁ、と感心することありけり。でもなぁその分 また新しいデータが発表されるたびに古くなるのも早いんではなかろうかと、いらん心配をしてしまうのでした。日本の食欲、世界で第何位？
2010.03.18
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「叫びと祈り」 梓崎優
このミステリ・フロンティアシリーズは大好きです。ワタクシの知らないミステリの世界をのぞけたり、そりゃないでしょうとココロノ中で突っ込めたり楽しみ満載です。で、この作品の突っ込みどころは、いやアンタこんな辺鄙なトコへ取材に行くはずナイデショが、こんな情報が誰の役に立つんじゃい、ですな。でも叙述トリックというのかな計算されつくしたような構成はお見事！の一言です。”本格”っぽくない”本格”とでも言いましょうか。それとも壊れていく若者の現実逃避の物語なのか。もっと作品を読みたい作家ですなぁ。叫びと祈り
2010.03.16
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「機動戦士ガンダムＵＣ １」 ＤＶＤ
え、なに、こんなトコで一巻終わりなの？？？で全部で６巻のよていですかぁ～こりゃまた気の長いお話で。楽しみです。原作読んでるワタクシも、そう話の筋を知ってるはずなのにドキドキしました。なんと言いましょうか、”ガンダムらしいガンダム”であります。機動戦士ガンダムUC 1/アニメーション［DVD］【返品種別A】ちなみにこのジャケットは”だまし”です、仮面の男は次巻以降に登場するんです。
2010.03.15
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技能講習
週末は仕事は休みですが、ちょいと資格を取りにえんやこりゃさ。十何年振りかに学科試験を受けまして、来週末には実技試験ですわ。休みなしでは結構身体にこたえます。体力は当然のこと記憶力にも衰えが感じられて、いやもう・・・居眠りしちゃいそうです。フォークリフト運転士テキスト第3版
2010.03.14
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「V.T.R.」 辻村深月
作者曰く「誰かを思う」ということをテーマに書いたそうです。で、この小説の概略やら舞台設定などすっ飛ばしての感想は、そうきたか、と感心する。そりゃないでしょ、と愕然とする。どちらにせよ楽しいひと時が過ごせた・・・のかな。V．T．R．
2010.03.11
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「うさぎ幻化行」 北森鴻
今年(平成２２年)一月に急逝された北森鴻さんの遺作となった連作短編集です。”音”という文面だけでは表せない素材を使って謎を投げかけてくる作者、そしてその”音”が録られた場所を巡る旅情にあふれたミステリーです。最初は単に遺書を読み進めるかのごとくその足跡をたどる主人公ですが、後半から一気に物語はダークに走り始めます。この唐突感を味わえるのもこの作品が最後かと思うと残念でなりません。作者のご冥福祈ります。うさぎ幻化行
2010.03.07
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「完黙」 永瀬隼介
警察官が主人公の短編集です。帯には”所轄は本庁の犬にあらず！”とありまして地道な警察官のちょっとした”大”事件を描いております。長編疲れした頭には丁度ころあいのよい短編だと思いますが、いかがでしょう。完黙
2010.03.06
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「花と流れ星」 道尾秀介
長編二冊がすでに出版されております、真備庄介＆道尾シリーズの短編集です。物語の主な語り手を作者自身がしかもユーモラスな造形で書くというありきたりなパターンなんですが結構楽しく読めます。ちょっとオカルトっぽいものを散りばめているのがアクセントと言うかワタクシは気に入っております。ぜひとも長編を、いや短編でもいいですからどんどん読みたいものです。花と流れ星
2010.03.05
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「天網 TOKAGE2 特殊遊撃捜査隊」 今野敏
いやん、今野敏さんの警察小説にオドロキとか意外性とかを期待してはイカンのだろうか？着々と進む捜査の様子を描かせれば天下一品！でも”これぞっ”ていうインパクトが感じられんのだが・・・ワシってワガママを言ってるだけかもな。天網
2010.03.04
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「終の棲家」 仙川環
う～ん、ハッキリ言ってツマランかった。新聞社の女性記者の成長物語としてはなんかこう色んなトコが鼻につく、これは自分がオトコだからかもしれない。もう一面の老人介護問題はいかにも社会的でありがちなんでしょうが、やっぱり先行きの暗いハナシですから物語として躍動しないんですよねぇ、たぶん。かといって破滅的な暗い物語にもなってないしなんかこう、中途半端な感じです。終の棲家
2010.03.03
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「金曜のバカ」 越谷オサム
ほんのり甘酸っぱい高校生たちの”恋”のおハナシの短編集です。ファンタジーでデビューした越谷オサムさんですがこの短編集はどちらかと言うとラノベ風の青春小説です。そんな青春小説をおっさんであるワタクシもそんなに赤面せずに読めました。なんとも不思議なモンですね。金曜のバカ
2010.03.02
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- ★ おすすめのビジネス書は何ですか！…
- ウィニング勝利の経営 =4章 発言権と…
- (2025-11-29 00:36:41)
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- 読書
- 選ばれる人の100の習慣 32
- (2025-11-30 21:00:06)
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- これまでに読んだ漫画コミック
- ガールクラッシュ 4巻 読了
- (2025-11-29 07:10:34)
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