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”冤罪”という昨今(2010年後半)はやりのテーマにちょうどぴったり・・・というには重い、重たすぎる小説です。でまぁ小説なんでちょっと大げさすぎるかのような復讐劇が描かれてますが、その分読み応えたっぷりです。さて、あなたは無実の罪で警察にしょっ引かれて否認続けることはできるのでしょうか、ワタクシには無理そうです。灰色の虹
2010.10.31
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恋愛ミステリとでもいうのでしょうか。「イニシエーション・ラブ」を読んだときほどのオドロキはなかった。これは読む側が身構えて小説と格闘してしまうからでしょう。そんな勢いで自らハードルを上げてく乾くるみさん、ステキです。頑張ってください。セカンド・ラブ
2010.10.30
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短編集です。表題作である「分解」はSFちっくといいますか結構グロテスクな”変な”小説です。ちょっとついていけませんでした。「童貞」という短編は面白かった、むしろ”道程”なんですけどね。ちゃんとモノガタリになってました。分解
2010.10.29
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どうもねぇ~この手の業界話は先行きが暗いせいか辛気臭い話が多いんですわ。この連作短編集も二作目ですがまたも〆はリストラ話です。なんといいますか地に足ついた話なんですがトキメキが少ない気がします。旅行自体は楽しいのですがねぇ。そこで働く人たちは・・・みたいな感じがするのはコチラの気分が暗めだからかもしれませんネ。恋する空港
2010.10.27
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三崎亜記さんからぬ”熱血”青春小説です。でもやっぱり舞台は独特の雰囲気を漂わせた架空の日本(ですよね、たぶん)。日本の戦後教育に問題を投げかけたかのような気もするんですが、一種の風刺小説?なんてことを気にせず、主人公の成長を楽しむモノガタリでしょうねぇ、きっと。コロヨシ!!
2010.10.24
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「グラスホッパー」の続編、といいましょうか。分類不能の「殺し屋」小説・・・これはこの「マリアビートル」の最後に乗っている宣伝文句(「グラスホッパー」についての)なんですが、意外とピカレスクロマンのようにも読めちゃいます。そう、”意外感”が足りないと言いましょうか、こちらが慣れすぎてしまったんでしょうか。なんんとなく物足りないなぁ~マリアビートル
2010.10.23
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裁判員制度啓蒙用小説・・・とまで書くといいすぎでしょうか?物語の部分よりは裁判員裁判の制度の説明的な部分のほうが多かったようにも感じました。で、この小説とは全然関係ないけど、実際の犯罪者が警察や検察にはペラペラとしゃべっておいて裁判の場では自白は強制され無理やり言わされました、と嘘をつく戦術も有効なんではないか、なんて思ったりしました。つまりは裁判って難しいよねってことですかな。評決
2010.10.22
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自分を見つめなおしつつも自己否定にならない不思議な思想本とでもいえば良いのでしょうか。ひきこもりを題材にした小説「NHKへようこそ」で有名になった滝本竜彦さんですが、この作品の主人公は結構恵まれているようにも感じます。で、連載から6年後に単行本化されたのはなぜなんでしょうかねぇ?そこが一番気になるなぁ。僕のエア
2010.10.20
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ギリシャ神話ですが、すんごく読みやすいです。正当ファンタジーって感じですかな。そう、そして神話の時代は終わり”人”の時代が始まるのダ。・・・阪神ファンやめたくなりましたが、ある意味阪神らしい勝負弱さを満喫できた一年間でした・・・カナ。イオニアの風
2010.10.17
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上巻に続いてどんどん関係者が殺されて行きます。そして誰もいなくなった後に残される主人公の姿ははかなくも美しいのであった・・・んな訳ないです。ただ悲しいのです。CS、阪神負けました。悲しいですね。エウスカディ(下)
2010.10.16
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現在と過去を交互に、子とその父の行動で物語が進む、というありきたりな構成です。んが、謎が謎を深めどんどん関係者が死んで行きます。果たして・・・とむっちゃ下巻が楽しみですわ。 ちなみに登場人物の名前がスペインのサッカー選手なのは何のご愛嬌なんでしょうかねぇ?エウスカディ(上)
2010.10.15
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なんでもかんでも文庫化しちゃえとばかりに出版される作品群。1982年から1983年に連載されていたようですが、新作と言われても違和感ないように思えます。なんかこう”今野敏”って感じで変わらぬ味を保っています(進歩なし、とまでは言わないけどね)、たぶん。フェイク
2010.10.13
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どちらかというと”嫌い”な文芸作品ですが、うまいです。うま過ぎます。こりゃぁー読者も賛否両論・・・というよりも”賞”狙いって言われますなぁ。昭和の香りがなんとも切なさを漂わせてくれます。”大人”になるのって難しいよねぇ。月と蟹
2010.10.11
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次の作品への伏線もばっちりな作品です。あれっ、そうじゃないでしょう。白鳥&田口のやり取りに隠れがちですがしっかり”ミステリ小説”してるんですよ!いやぁたっぷり堪能しましたわ。アリアドネの弾丸
2010.10.11
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ミステリ・・・なんですよね。仏教解説書みたいな部分が異常に長いっす。おっちゃんはリタイヤ寸前、というか半分ほど飛ばし読みしちゃいました。あぁ会田雄一郎さんはドコへ向かうのか。太陽を曳く馬(上)太陽を曳く馬(下)
2010.10.10
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筆者の繰り返される日常に”非”日常が脈絡もなく挿入されます。この計算されているんだか天然なんだかわからないリズムにすっかりはまってしまうのです。半年に一回くらいのペースで、それ以上で読むとなんかこうある種のやる気をなくしてしまいそうになります。 でも時々無性に読みたくなるのも確かです。阪神は二位になりました。CS・・・どうだろう・・・なんかどうせ中日でしょ・・・スットコランド日記深煎り
2010.10.09
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ホンワカした日常の謎系の短編集です。主人公のお人好し振りと書店員さんとの裏話・暴露話になんかこう見たくない舞台裏を見てしまったかのような”やましさ”を感じてしまいました。えぇハナシばっかりなんやけどね。背表紙は歌う
2010.10.08
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現代の働く人たち、特に弱小というか社会底辺に近い階層を描いた”ブンガク”と思わせておいて最後は人情話で締めた連作短編集です。なんとも甘酸っぱい読後感でした。路地裏ビルヂング
2010.10.07
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中篇が三つ、前作までとは違った”世界”が広がります。題名通りに手紙をやり取りする”だけ”のハナシなんですがね。電話やメールではなく手紙でないと連絡が取れない状況を設定する。初めの手紙では全体像は明らかにせず謎も小出しにして、徐々に秘密を明かして行きます。この二点”だけ”が手の込んだ設定のはずなんですが、電車を乗り過ごしそうになるほど熱中して読みました。計算された手紙のやり取り、”だけ”ではない何か心に迫るものがありました。なんかこう得した気分です。往復書簡
2010.10.06
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充実の全四巻でした。起承転結しっかりとできてますねぇ~ではまた新たな”選択”に出かけましょう。阪神は二位の可能性を残しました・・・〈本の姫〉は謳う(4)
2010.10.03
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全四巻、急展開の巻です。続きを早く読みたい、いやいやもっとこの世界を楽しみたい、半々な気分ですね。〈本の姫〉は謳う(3)
2010.10.03
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世界がその姿を取り戻そうとしています。えぇ、これでまだ半分なんですか、どんだけ前降りなんじゃぁ~続きが楽しみでしょうがありません。阪神は三位以上確定です。ちょっとだけ安堵しました。〈本の姫〉は謳う(2)
2010.10.02
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重なり合う二つの物語が交互に綴られ一つの世界が浮かび上がります。素敵なたびの始まりです。阪神は3位も危ういかもしれない・・・〈本の姫〉は謳う(1)
2010.10.01
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