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会社を定年退職して4年が過ぎた。会社員生活が長かったので、辞めた後の生活様式が全く見えていなかった。 私は中学生からの学生生活と、会社員での生活‥合わせて50年の間、時間の使い方に関しては、同じような使い方をしてきた。 50年間、詰めに詰めた時間の配分をして、生活してきたと思う。なので、時間に余裕が有る生き方が、分からなかったのである。 学生の時は、中学で吹奏楽、高校は英文タイプクラブをやっていて、6年間朝練もずーっとやっていた。太陽が昇る前から家を出て、太陽が沈んでから帰宅という生活だった。 会社員になってからは、心理学の勉強をしたりヨガをやったり、音楽関係ではゴスペルやミュージカル、声楽以外では、電子オルガンやクラッシックギター等々を習っていた。 だから家に帰るのは、やっぱり夜中だった。そういう訳で、時間にゆとりの有る生活に縁が無い生き方をしてきたのである。 会社を辞めて、初めて180度違う時間の使い方を始めたことになる。それでも最初は色々手を出して、なんだかんだと出歩いていた。それが本当の意味で生活が変わったと感じたのは、コロナになったからである。 コロナによって家に居る時間が多くなり、そこから時間の流れ方が、今までと全く違うと感じるようになった。 今では、外に出てもいいなぁ~と思う朝の時間は、10時前後になった。起きるのは67年間全然変わらない‥朝5時半前後なんだけどね。 動作が遅くなったというか‥テキパキと用事を済ませなくなったのである。なので、出掛ける時に慌てるようになった。 以前は余裕のある時間の使い方で、バス停には何分前までに着くとか、会社には何十分前に着くといったような、時間の使い方だったのだ。 学生時代、夏休みが終わるだろう今の時期に、妹も弟も宿題に追われていたが、私は7月中には宿題を終わらせていた。そうしないと、落ち着かなかったのである。 なので、8月の終わりに周りがアタフタしているのを、不思議な気持ちで見ていたものだった。 そんな生き方を63歳定年まで過ごしていたものだから、今の自分の時間の使い方には、我ながらびっくりしている。 そして、この時間の使い方を知ってしまうと、何故か元に戻れない。不思議だなぁ‥前の私が生き急いでいるように感じる。もっとゆっくりすればいいのに‥と感じてしまうのだ。もし、過去の自分に会えたら、ゆっくりしろと言ってやりたいものだ。 人間って、どんな状況になっても意外に馴染めるものなんだね。順応性が無いと思っていた私だけど、結構順応してるじゃん~と、我ながら驚いている。 時間が、老化した自分の体に合わせるように、良い意味で変化したのではないだろうか?今はこのスローライフを、思いっきり楽しみたいと思っている。
2022年08月28日
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「8月1日~7日の間って、水の週間だったんだね。」考えてみれば暑さが増す8月に、水の週間が有るのは普通の流れだ。私も最近「水」については、よく考える。大切な水である反面、水による災害も世界中で起きている。 特に気温も湿度も高い愛知県に住んでいるから、夏の暑さは半端なく、不快指数も非常に高くなってしまう。暑くて汗をかけば、水分補給をしないと熱中症になる。かといって、水分の摂り過ぎは内臓に負担がかかるから考えモノなわけで、なんでもかんでもやり過ぎはダメだということだ。‥バランスが大事だよね。 池上彰の番組で「水」について取り上げていた。今の季節、水不足を取り上げている一方で、大雨による河川の氾濫も、あちらこちらで起きている。同じ日本なのか?と疑いたくなるような、相反するニュースが、一日の中で同時刻に日本の中でも起こっているのだ。 どうしてそういうことが起こるのか?どうやら水不足の原因の一つは、日本の地形に関係しているというのだ。日本は川が多くて水は豊富に有るはずなのに、何故水が不足してしまうのだろう?日本の国土の75%が山で、平地が少ない‥ここに問題が隠されていた。 川も山から平地へと流れの高低差が大きい事で、川の流れも自然と速くなる。つまりは大半の川の水は、飲み水として利用されずに、そのまま海に流れていってしまうのである。その問題解決の為に、ダムを作って頑張って水を溜めているのだが、最近の暑さや、逆に土砂降りで、ダムの水の調整が難しいようだ。 一つ勉強になったのは、暖冬で雪の降る量が少なくなると、雪として山に留まっていてくれる「雪という名の水」が減少することだ。これが水不足に関係しているという。暖冬が水不足に関係するなんて‥私は考えもしなかった。ダムの仕事を雪は降ることで、やってくれていたんだなぁ‥成るほどねぇ~。 平成の大渇水って、覚えている?1994年の平成6年のことだというから、今から28年前のことになる。その時、福岡市の夜間断水が、8月4日~翌年の5月31日までで、累計295日も行われたというのである。ほぼほぼ1年間もの間、夜間に水が使えなかったことになる。 愛知県は中々断水になることが無い‥少なくとも私の記憶には残っていない。断水になったとしたら、その不便さから必ず覚えているだろうと思う。当事者でないことが、こんな大変な事件をニュースとして覚えていないのだ。福岡のみならず、各地でダムが干上がってしまったというのだから、他にも夜間断水が決行されていた地区が、意外に多く有っただろうと思う。 水が枯渇してしまうのは、命に関わることなので重大事である。それと真逆だが、大雨で河川が氾濫してしまうことも、命に関わる重大な問題である。私個人として忘れられないのが、東海豪雨である。当時台風から離れた愛知県に、土砂降りの雨が降り続け、近くの川が氾濫してしまい、水は次の日も引いていかなかった。 なので、次の日は家から一歩も出られず、2階から外を眺めていた。バスは動いていないので、当然会社にも行けず、ただただ水が引くのを、待っていただけだった。どんな大きな台風が来た時でも、一度も次の日水が引かなかったことは無い。これは衝撃的な出来事だった。 幸い私の家は周辺の家より高く造ってあり、浸水することは無かったのだが、私の前の家は床上浸水して、冷蔵庫は家の中でプカプカ浮いていたと言う。伊勢湾台風の経験を活かして、土台を高く造ってくれた両親に感謝である。被害は町内のあちこちで起こり、色々モノを失った家庭も多かったと思う。 直近では東北や北陸方面に、河川の氾濫しているニュースを聞いているが、東海豪雨の時のようなことが、今では日本中あちこちで起きている。現在秋田県に河川氾濫警戒が出ているが、台風が今日の昼前から夕方に、静岡県に接近し上陸する可能性があり、300ミリも降るという情報が出ているから、静岡も大変なことになりそうだ。 水は有難いモノでもあるが、反面怖いモノにもなってしまう。人間にとって必要不可欠な大事な水‥。枯渇しても生きていけないが、濁流で全てを失ってしまうことも恐ろしい。もっと水について、しっかり考えていかなければならないと感じる。
2022年08月13日
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