全12件 (12件中 1-12件目)
1

今日は大晦日、今年ももうあと数時間で終りなんですね。振り返ってみると、今年もいろんなことがありましたが、あっと言う間に終わってしまった感じですね。年をとる度に、一年が早くなるように感じますが、気のせいでしょうか(笑)。さて、自分自身にとって、今年の一番大きな出来事は、やはり日本へ帰国したことでしょうか。仕事も変わって、気疲れの多い毎日でしたが、ようやく落ち着いてきました。浦島太郎の日本生活にも、ようやく少しづつですが、慣れてきた今日この頃です。また、今年はいろいろなところへ一人旅に出かけられたのも、今ではよい思い出となっています。写真は広州から2時間ほどの肇慶と言う場所ですが、私のお気に入りの場所のひとつです。旧正月のアモイ・泉州から始まって、5月には杭州・蘇州、7月の桂林・陽朔、そして8月には家族旅行で初韓国と、新たな経験ができました。その間に、仕事で行った上海・周荘やシンガポール・マレーシア、また住んでいた香港から近い広東省各地にも足を伸ばし、あらたな発見もいくつかありました。昨年始めたこのブログも、何とかこの一年続けて来られました。それもこれも、ご訪問してくださる皆様のお陰です。オフ会では、何人かの方に実際にお会いすることが出来て、とても楽しい思い出となりました。来年以降も、出来る限り続けて行きたいと思っておりますので、皆様引き続きよろしくお願いいたします。今、日本の上空には、この冬一番の寒気が来ているとかで、昨日から雪も降りはじめて、かなり冷え込んできました。今日は、このあと買出しに出かけて、夜は家族一緒に鍋料理で年越しをする予定です。皆様は年末年始をどのようにお過ごしでしょうか。さて、それでは皆様良いお年を!
Dec 31, 2007
コメント(20)

「汽笛一声新橋を…」と唱歌で歌われた「新橋駅」は、日本の鉄道発祥の地ですね。名古屋からの到着後、予定の時刻までには時間があったので、途中の汐留に完成した「旧新橋停車場」へ、ちょっと立ち寄ることにしました。新橋駅から汐留方面に歩いてしばらく行くと、高層ビルの一角に、その瀟洒な建物はありました。ここで、新橋・汐留についての歴史をちょっと紐解いてみましょう。このあたり、もとは葦の生い茂る海辺だったようですが、江戸時代初期に埋め立てられ、その溜池の一部は、江戸城の外堀となっていて、その先は海に繋がっていたとの事です。付近にある土橋には堰が設けられ、潮の干満が中に及ぶのを防いだ事から、汐留という地名が生まれたんだそうです。江戸時代より大名屋敷が立ち並んでいた新橋・汐留を、明治政府が買い上げて、ここに停車場が完成したのが1871年(明治4年)。そしてその翌年の10月14日に、新橋横浜間29kmを53分で結ぶ、官営鉄道の営業が始まりました。その当時の新橋停車場は、当時はまだ非常に珍しい西洋風建築で、東京の玄関口として、日本の近代化を象徴する駅となったのでした。その後、1914年に東京の新たな玄関口として、赤レンガの東京駅が完成すると、新たに烏森駅(現新橋駅)が新橋駅と呼ばれるようになり、この停車場は汐留駅という貨物専用駅となります。そして、その後の関東大震災や構内大改良工事を経て、駅創建当時の施設のほとんどが土の中に埋もれてしまったのです。この汐留貨物駅は、戦後の高度経済成長を支える重要な役割を担ってきましたが、新たに作られた東京貨物ターミナル駅に、徐々にその機能が移されていき、1986年(昭和61年)についに114年の歴史に幕を閉じたのでした。その汐留駅の地下に眠っていた旧新橋停車場が、再びスポットライトを浴びたのは、一帯の都市再開発に伴う埋蔵文化財の発掘調査によってでした。そこからは、開業時のホームや駅の礎石をはじめ、鉄道史上、大変貴重な遺物が多数発見されたため、ここを国の史跡にすると共に、この旧新橋停車場を再建することが決定されたのでした。そうして2003年に完成し、出土した当時の貴重な遺物も併せて展示されています。この駅舎の建物は、数少ない当時の資料や写真などをもとに、忠実に再建されましたが、構造は現在の防災対策に適合したものとするため、鉄筋コンクリート建築となっています。史跡であることから、当時の礎石やホームなどは、ダメージを与えないよう埋め戻されて、その上の人工地盤の上に、この駅舎が建てられました。建物の床にある窓からは、当時の礎石などを見ることが出来ます。25メートルのプラットホームも再現されていて、そこには「0里(マイル)標識」と言う、日本の鉄道の起点を示す標識(史跡登録済み)が立っています。再開発が完了した今、あたりは高層ビルが立ち並ぶ「シオサイト」に生まれ変わり、すっかり様子も一変してしまいましたが、ここの一角だけは、明治の風情を感じさせる趣のある場所となっています。この新橋停車場は、日本の鉄道の歴史を語る上で、なくてはならない存在ですが、その後の貨物駅への転向など、必ずしもその歴史は華やかではなかったんですね。しかしそのお陰で、こうして貴重な遺産として残っていることも、何か不思議な感じさえします。さて、その日のうちに仕事も無事終了し、翌日は帰るだけの予定でしたので、途中「さいたま市」に最近オープンした「てっぱく=鉄道博物館」に立ち寄っていくことにしました。いつもブログでお世話になっている「玲小姐」さんが、このあたりにお住まいとお聞きしていたので、ご連絡したところ、大宮駅までお越しくださいました。私の後の予定を気にしていただき、コーヒーショップでの、ほんの短い時間のオフ会ではありましたが、いろいろな話に花が咲き、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。玲小姐さんは、ブログからも感じられるとおりの、知的でユーモアのある素敵な方でした。国内はもちろん海外旅行経験も豊富な方なので、いろいろなエピソードなどをお聞きすることが出来て、とても楽しかったです。私のような者が不躾にお邪魔しても、嫌がることなくお相手してくださり、本当にやさしい方ですよね。まだまだいろいろなお話をお聞きしたかったのですが、また次回のお楽しみにして、玲小姐さんに教えていただいたルートで、無事「てっぱく」へたどり着くことが出来ました。玲小姐さん、お休み中、またお忙しいところ、本当にありがとうございました。それでは、今日は「てっぱく」の中に展示されていた「旧新橋停車場」のホームと当時の汽車を見ながら、お別れしたいと思います。
Dec 26, 2007
コメント(16)

今夜はクリスマス・イブですね。テレビのチャンネルでは、今日一日いろんなところで、クリスマス・ソングが流れていましたね。さて、ここのところクリスマスのシーンをご紹介して参りましたが、香港・名古屋と続き、締めくくりは、いよいよ東京です。名古屋から東京へ移動して、午後からの予定がすべて終了した時には、もう夜の8時でした。ホテルにチェックインした後、向かった先はお台場です。お目当てはと言うと、パレットタウンの中にあるトヨタの自動車博物館。ここは、ブログでリンクさせていただいている、たくたくさんのブログでご紹介されていたのですが、東京へ出かけたときは是非寄ってみたいと思っていたのでした。ここにはレトロな名車たちが、当時を再現した街並みの中に展示されていて、その時代にタイムスリップしたような場所です。ところが、現地に到着すると、悪い予想が的中してしまいました。5分前に今日の営業は終了してしまったようです。残念ですが、仕方ありません。また次の機会にトライしましょう。気をとりなおして、ビーナス・フォートの中を歩いて戻り、そこからお台場海浜公園方面へ歩いて行きます。ビーナスフォートは、まるで中世ヨーロッパの街並みに、紛れ込んでしまったようです。さてこのお台場界隈には、いくつかクリスマス・イルミネーションが飾られていて、とても綺麗でしたので、ちょっとご紹介したいと思います。まずはパレットタウン。こちらはフジテレビ前。何とも幻想的でした。さて、「ゆりかもめ」でお台場を離れて新橋に戻ると、汐留の高層ビル街のイルミネーションもまた綺麗でした。こちらは再建された旧新橋駅舎のものです。ホームから今にも空に走り出そうとしているSLを表現しています。「ゆりかもめ」の駅下の見事なイルミネーション。白を基調としていて、このあたり一面が、まるで雪景色と錯覚するほどです。通り過ぎる人たちは、皆その光景に思わずカメラのシャッターを切っていました。このあたり、再開発によって以前の面影はもう全くなく、すっかり高層ビル街に変貌してしまいました。さて、東京のクリスマス・イルミネーションは、いかがでしたでしょうか。それでは、皆様 素敵なクリスマスを!
Dec 24, 2007
コメント(16)

今週は、香港から帰国すると、そのまま名古屋で一泊、翌日は所用があり新幹線で東京へ移動と言う、ちょっと変則的なスケジュールとなりました。この国内移動は多彩な列車の旅でしたので、鉄っちゃんのはしくれとしては、好奇心をくすぐるような、とても楽しい移動でした。そのときの様子などは、またご紹介したいと思います。さて、セントレアからJR名古屋駅へ向かい、ホテルへ着いたのは、もう結構遅い時間でした。それでも、機内食だけでは空腹で夜中に目が覚めそうなので(笑)、どこかで食事でもと思い、少しだけ外を歩いてみました。名古屋駅付近は、まさに忘年会シーズンたけなわの光景。ホームでは、会社帰りのグループが多く、とても賑やかです。皆さんお酒でかなり出来上がっていましたね。地下鉄で栄まで行くと「セントラルパーク」には、クリスマス・イルミネーションが飾られ、その背後にはライトアップされたテレビ塔が、綺麗に浮かび上がっていました。軽い食事の後、その日はホテルへ泊まって、翌日に備えます。さて次の朝、名古屋駅から東京行きの「のぞみ」へ乗車、一路東京駅を目指します。ホームで待っている間にも、分刻みでやってくる列車。これまで地震のとき以外では、事故を起さずやって来た日本の新幹線技術も、本当にたいしたものですよね。この日はとても天気がよくて、車窓からは、雪をいただいた富士山の姿を見ることが出来ました。今年は暖冬のせいか、富士山の雪も少ないような気がしますね。しかし、それでも富士山は、いつ見てもいいものですね。さて、そんな景色を楽しんでいるうちに、電車はもう東京駅へ到着です。その後の行動については、また後日ご報告することにしたいと思いますね。この日乗った「のぞみ」の車輌は300系でしたが、既にかなりの部分が700系に変更されている中で、ある意味貴重な体験だったかも。ところで、このもうすぐクリスマスと言う時期に、新幹線で思い出すのは、JR東海の「X’mas Express」のCMですね。(ちょっと古くて着いていけない人もいるかも?)クリスマスの定番の曲のひとつ、山下達郎の「クリスマス・イヴ」の曲に乗せて、新幹線ホームで繰り広げられる恋人同士のクリスマス・シーンが見ものです。このCM、1988年の深津絵里から始まって、1989年の牧瀬理穂、1991年満淵美穂、1992年吉本多香美と続きました。最近では2001年にもありましたね。その間にJR東海の新幹線車輌の方も、300系、700系へと進化を遂げて来て、現在ではN700系が最新型ですね。クリスマスの時期にふさわしいこのCM、私も当時好きでしたが、今見ても何かドラマを感じます。ネットにこのCMがありましたので、もしご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。さて、いよいよ明日はクリスマス・イブですね。我が家では、どうやら一日早く今夜サンタさんが来るようです。なのでサンタさんに気づかれないように、もうそろそろ寝ることにしますね。
Dec 23, 2007
コメント(18)

滞在中の香港からアップしています。今年も、もうすぐクリスマスですね。香港でも深センでも、どこを歩いても、今街ではクリスマスツリーが飾られて、クリスマスソングが流れています。これを聞くと、ああ今年もクリスマスが来たんだなと実感します。クリスマスは中国語では「聖誕節」と言いますね。クリスマス・イブは「平安夜」、そしてサンタクロースは「聖誕老人」、クリスマス・パーティーは「聖誕派対」となります。サンタクロースは確かにおじいさんだけど、まさか「・・老人」と言うとは思いませんでしたね。果たして、我が家にもサンタのおじいさんはやって来るのでしょうか?一眼レフほしいんですけど、、って無理かな~(笑)。さて、今日の夕方、IFC(国際金融中心)での会議が終り、IFCモールの中をMTR駅方面へ向かって歩いて来ました。このモールにも、いたるところにクリスマスの飾り付けがされていて、とても綺麗です。4層吹き抜けのホールには、大きな大きなクリスマス・ツリーとこれまた大きなクリスマス・プレゼントがありました。いったい中身は何が入っているのでしょうね(笑)。上層階のデッキから眺めていると、何やら下のフロアが賑やかです。よく見てみると、赤い服を来た何かが、並んで歩いていくのがわかりました。そうなんですね。赤い服といえば、、、、、やっぱりサンタさんです。そこでは小さな子供達が、大勢の人たちを前に、クリスマスの歌を合唱していました。こんなかわいいサンタさんなら「聖誕老人」なんて間違っても言えないですね(笑)。IFCからそのまま歩いて、ランドマーク(置地広場)、プリンスビル(太子ビル)へ行き、マンダリン・オリエンタルホテルへまでやって来ました。ここはすべて空中回廊で繋がっているので、便利なのですが、ちょっと迷路のようですね。マンダリンの中にあるケーキショップでは、ショーケースの中に、それは見事な創作ケーキがいくつも飾られていました。これ、もちろんすべてお菓子を使って作られています。どこから食べようか、もったいないから食べないでおこうなんて、勝手に悩んでしまいました(笑)。窓に大きなおしりが引っかかって、中に入れないサンタさんが、また楽しいですね。「え?サンタさんて煙突から入るんじゃないの?」などと、と突っ込んでいる方いませんか?ここまで来ると、もう芸術って言う感じですね。雪の降らない香港ですが、ここだけはささやかなホワイト・クリスマスでした。明日は、日本へ帰国ですが、まだもう少し家には帰れません。そして週末はクリスマスですね。果たして今年はホワイト・クリスマスになるんでしょうか。
Dec 19, 2007
コメント(17)

今週は、仕事で香港に来ています。寒い日本から来ると、ここはまだほんとうに暑いですね。こういう時期の出張は、着るものに本当に困ってしまいます。さて、ホテルへ向かう通りの売店に「Hong Kong Walker」の第2号があったので買って読みました。前回の創刊号は、著名スターの創刊記念サインつきの挨拶文なども載っていましたね。そして今回はと言うと、「ラーメン百科」なる付録の別冊がついていて、東京のラーメン屋さん5000軒から選んだ171軒が、写真つきで紹介されています。ラーメン街の高田馬場はなんと大きな地図つきです。写真がとってもおいしそうだったので、夕飯はラーメンを食べに行ってきました(笑)。何も香港まで来てラーメンとはって言う感じもしますが、ラーメンは大好きですし、何というか懐かしい味というのも、また行きたくなるんですよね。チムにある「さんぱちラーメン」と言うお店、ここへは以前から好きでよく食べに行っていました。ここの「昔風ラーメン」と言うのが大好きで、この味を知ってしまうと、やみつきになりますよ。昔ながらのしょうゆ味に細麺のあっさりしたものなんですが、何故か好きなんですよね、これが。ここのラーメン、なると巻にも「さんぱち」って書いてあるのがユニークですね。さて、今回のHong kong Walkerの中で、もうひとつの食べ物の特集が「火鍋」でした。いろんな種類の火鍋(いわゆる寄せ鍋)が紹介されていましたが、トップはやっぱり日式火鍋、人気あるんでしょうね。次に海鮮が主体の香港式火鍋、真っ赤い色がいかにも辛そうな川味火鍋(四川風)と北方火鍋(中国東北地方風)、タイ式に韓国式、スイス式に薬膳風なんてのものあるんですね。冬はやっぱり温まる鍋がいいですよね。こんないろんな火鍋が食べられるのも、香港ならではでしょう。さて、この本は日本の紹介も多いのですが、今回は東京のクリスマス・イルミネーション特集なんて言うのもありました。紹介によると、70万個の電飾がきらめく並木がある東京ミッドタウンがお奨めのようですが、でも何と言ってもやっぱりお台場と言うことで、DECKS Tokyo Beachにはなんと電飾20万個の巨大ツリーがあり、他にも東京Joypolisやpalette Town、フジテレビなどなど、付近にはたくさんのビュースポットがあるようです。ここはやっぱりクリスマスの絶好のデート・スポットなんでしょうね。香港も、もうすぐクリスマス休暇になりますので、これを観て東京へ行く香港人も多いのではないでしょうか。実は、この週末は東京出張なので、もし時間があれば写真撮影に行ってみようかな?でもまわりのカップルにに当てられそうですね(笑)。そして何気に見ていると、人気アイドル歌手Reinie(楊承淋)の特集も載ってました。好きな男性のタイプは、身長175センチ以上で、スポーツ好きながっしりした身体の人、向上心のある素直なひとがいいみたいです。jiaさんこのブログ見てるかな?おっと、もうこんな時間ですね。それでは、またこちらからの様子もアップしていきたいと思います。
Dec 18, 2007
コメント(8)

前回の香港に滞在中、MTR(地下鉄)の駅でよく見かけた映画の宣伝がありました。それは、「初雪の恋 ~ヴァージン・スノー~」です。Virgin snow posted by (C)Naoこの映画、今年の5月に日本で上映されたもので、主演が宮崎あおいと韓国のイ・ジュンギと言う、少し趣の変わった映画です。どんな映画だろうと気になっていたのですが、最近DVDが出たので観てみました。京都の美しい風景とソウルを舞台にしたいわゆるラブストーリーで、そのわかりやすさは、韓流の流れを汲んでいる感じです。ストーリーですが、陶芸家であり大學教授の父親の関係で、日本の高校へ転校してきたミン(イ・ジュンギ)は、偶然知り合った同じ高校に通う七重(宮崎あおい)を一目惚れ、何度か会うにつ入れて七重もミンに魅かれていきます。しかし、そんな楽しい日々は長くは続かず、突然七重が学校をやめ、どこかへ引っ越してしまいます。落胆したミンは、ショックで韓国へ帰ってしまいますが、3年ほどしたある日、ふたりは偶然ソウルで再会します。相手への気持ちに気づいた二人は、互いに約束を果たそうとするのですが、、Korea 1 posted by (C)Nao韓国では、初雪の日に徳寿宮の道でデートをした恋人は幸せになると言われているらしいのですが、果たして二人は?この映画の中の七重は、とても奥ゆかしい典型的な日本人女性という感じですね。京都の美しい風景を背景に展開される切ないストーリーで、ソウルの街はあまり出てきません。ところで、七重役の宮崎あおいと言えば、もう映画にも多数出演していて、NKHの連ドラにも出たりで、もうすっかりおなじみですよね。小柄で少し幼く見えますが、とても良い役者さんですね。そして、イ・ジュンギの方は、いわゆる美少年タイプで、最近韓国では、結構な人気のようです。この映画を香港で観た香港人の感想を聞いてみたいですね。さてそんな中、今日は我が家のあたりでも、朝晩少し雪が舞いました。今年の初雪です。日本では、いよいよこれからが冬本番ですね。皆様も風邪など引かないよう、お気をつけくださいね。それでは良い週末を!
Dec 15, 2007
コメント(12)

今日は上海のことについて。上海には、これまでに何度か行ったのですが、いずれも仕事ばかり。それも空港と会社とホテルの往復だけでしたので、私の中での上海は、ただのビジネス街というイメージしかありませんでした。そんな上海のイメージが大きく変わったのは、今年の7月。本に影響されやすい私は、たまたま見つけた「レトロ(懐旧的)中国を歩く」と言う本によって、すっかり魔都上海の魅力に取り付かれてしまいました(笑)。その魅力とは何か、、それは旧租界時代の色濃く残る洋館を巡ることです。ご存知のように、上海には租界時代の古い洋館が数多く残っていて、それらはまさに当時の歴史そのものです。とりわけ旧フランス租界と言われるあたりには、当時の栄華を今に伝える素敵な洋館があって、ホテルやレストランなどとして今でも活用されています。そうした洋館を訪れ、当時の上海に思いを馳せるのは、とても楽しいことだと感じたのです。上海租界と言えば、やはりバンドが有名ですが、そうしたメジャーな場所よりも、何気なく通りに残っている古い洋館の方が好きですね。それで、こうした気持ちが高じて、7月に上海に行った時に、これらの洋館を訪ねてみたいという衝動に駆られたのです。そして向かったところは、そんな洋館のひとつ「瑞金賓館」です。准海中路から瑞金ニ路を南に向かい、復興中路を横切ると、プラタナスの綺麗な並木の中に、その豪奢な門が現れました。門を入っていくと、正面にはアーチ型の通路が設けられた赤いレンガの大きな建物が現れました。左右の建物は、今でもホテルとして利用されていて、右側にあるこの建物はフロントになっているようでした。そのアーチを通り抜けて、建物の反対側に出てみました。振り返るとそこには、今歩いて来た建物があり、その横には、上海料理の老舗である「小南国」があります。芝生の庭は、とても綺麗に整備されていて、素敵な藤棚もありました。そこから南の方へ歩いて行き、先ほど通ってきたホテルの建物の南側に広がる大きな庭を歩いてみました。ここの庭は、上海の街中とは思えない静けさで、この緑の中を散歩していると、とてもすがすがしい気分になりました。南側の庭から見たホテルの建物です。こんなホテルに泊まってみたいなあと思いますよね。ここのホテルの北側には、日本式の庭園もあるようです。さて、そんな大きな庭を一周歩いて、もとの場所に戻ってきました。ところで、この屋敷を建てた人は、モーリスと言う人です。彼の父親は、当時上海で競馬界の大物だったようで、それによって巨万の富を築いたということです。20世紀初頭の上海では、当時在住の外国人の間で競馬がとても人気だったようですが、それと同じくらい人々が熱中したものに、ドッグレースがあるようです。そして、このモーリスも、その競馬とドッグレースに興じ、ここに馬小屋と犬小屋を作ってしまうほどだったようです。当時の競馬場だったところは、今では人民公園になっているようで、またドッグレース場は、この瑞金賓館のすぐ裏手に残っているようです。また、この屋敷には、一時、孫中山(孫文)と宋慶齢も暮らしていたようです。彼等はその後、この付近に家を持ったようで、その家は孫中山故居として、今も残っています。そして、その後太平洋戦争が始まると、ここには盛老三と言う人が移りこみ、怪しげなアヘンの商売が行なわれていたと言う話もあるようです。この広大な屋敷の敷地の中を、ここを取りまく歴史に思いを馳せながら歩くことは、とても楽しいことでした。これからも上海に行くチャンスがあれば、他の洋館にも訪ねてみたいと思います。
Dec 12, 2007
コメント(12)

日本に帰ってきてみて、香港と違うなあと感じることはいろいろありますが、コンビニやスーパーマーケットの品揃えもそのひとつ。お弁当やおにぎりが置いてあるのも、香港のセブンイレブンやサークルKでは考えられません。まあ、その代わりレトルトのシューマイがあったり、牛肉飯などがあったりしてますが。そして決定的に違うのが、カップラーメンの種類の多さです。日本の品物が豊富なそごうやジャスコでも、やはり種類は限られているので、日本に来てその数の多さに、まず驚きましたね。でもまあ、香港はそういう点では、まだ他と比べて恵まれている方ですが(笑)。さて、そんな日本にいて、カップラーメンを食べてみようとチョイスしたのがこれ。日清ラ王15周年企画の「上海風坦坦麺」です。もともと「ラ王」は好きなラーメンでしたが、これが出たときには衝撃的でした。あのコシのある生麺は、それまでカップラーメンでは食べたことがなかったので、出た当時は値段が高かったにもかかわらず、結構食べていましたね。さて、この上海風坦坦麺を食べてみた感じですが、さすがにお店で食べるようなわけには行きませんが、それでもインスタントとしては、かなりの出来だと思います。細麺タイプということでしたが、私の場合は作る時に時間をかけすぎたせいか、少し太麺になってしまいました。この辺は、次回への教訓ですね。スープの味の方もなかなかよく出来ていて、おいしかったです。坦坦麺の赤い色合いも出ていて、辛さも適度にあり、トッピングもなかなかのものです。何でもこのラーメン、六本木にある「中国飯店」というお店の監修だとかって書いてありました。もちろんそのお店には行ったことはありません(笑)。ところで、もうひとつの違いは、お菓子ですね。香港では、日系スーパー以外にも「お菓子ランド」と言うお店があって、日本のお菓子はかなりの種類が売られています。そして「じゃがりこ」というお菓子がありますが、これはカ○ビーが作って販売しています。個人的にはその中でも「じゃがビー」と言うのが好きです。今回日本で初めて見かけたのが、このシリーズの「じゃがりこGhana」と言うバージョンです。Ghanaとは、あの○ッテのチョコの名前からきているようです。パッケージはGhanaを意識した赤色でした。それで中身の方はと言うと、ポテトスティックをチョコレートでくるんだと言う感じです。ポテトとチョコの取り合わせと言えば、ペニンシュラ・ホテルのチョコ味のポテトチップスを思い出してしまいました。ペニンシュラ・アーケードで見たのですが、高くて買えなかったのを覚えています(笑)。ところでこの「じゃがりこGhana」は、販売元は○ッテのようですが、カ○ビーと○ッテのコラボなんでしょうか。パッケージには両方の社名が印刷されていました。じゃがりこもGhanaチョコも好きな私にとって、この商品は嬉しい組み合わせでした。お菓子は結構好きな私ですが、これからもいろんな新しいお菓子が出てくることを期待しています。
Dec 9, 2007
コメント(14)

シンガポール滞在の続きです。一夜明けて、日曜日。今日のミッションは、日本からのフライトで来る人とチャンギ空港で待ち合わせて、マレーシアのホテルまで移動です。先方が夕方空港へ到着するまで空き時間が出来たので、シンガポールの街を少し歩いてみることにしました。シンガポールでの初めての朝食に行ったお店は、リトル・インディアにほど近い場所にある、バクテーがおいしいと有名な「黄亜細肉骨茶餐室」です。頑張って早起きして(笑)、ホテルからタクシーでお店へ向かいます。到着すると、日曜日のしかも朝8時前と言うのに、このお店はお客さんでいっぱいです。みんな朝早くから、ここのバクテーを食べに来ている人たちなんですね。お店の中の席は常にいっぱいで、外にあるテーブルも、私が座って間もなくすると、いっぱいになってしまいました。友だち同士風の人や家族連れらしきグループ、いろんな人たちがこの日曜の朝早くから、ここに食べにきています。周りからは楽しそうな会話が伝わってきて、こちらも楽しい気分になります。ところで「バクテー(Bak Ku Teh)」をご存じない方もいると思いますので、簡単にご紹介しましょう。バクテーは骨付きの豚肉を、漢方のハーブで煮込んだ中国料理です。スープは、濃い口醤油でハーブの香りがきつい黒系と、白胡椒が効いていてハーブの香りがそれほどきつくない白系があります。白系はスパイシーですが、漢方ハーブ特有の香りが少ないので、日本人には向いているようですね。最初食べる時には、「つ~ん」と来る感じがありましたが、だんだんに慣れて来ると、それほど気にならなくなりました。それでも、食べているとき気をつけないと、息を吸い込んだ時に、気管がむせるような感じがあります(笑)。そのくらいスパイシーなのですが、食べると元気が沸いてくる感じですね。このバクテー、潮州系の料理のようですが、肉を煮込んでいる割にはあっさりとしているので、朝食としてとても人気があるようです。お肉は本当にあっさりしていて、胃にもたれるということもありません。このバクテーを、ちょっと苦めの中国茶を飲みながら、白いご飯といっしょに食べると、朝からすごく食が進みます。各テーブルには、湯沸しが備え付けられ、そこに急須やお茶碗もあって、自分でお茶を入れながら、食事を楽しむようになっています。一番茶で、皿や湯飲みをすすぐのが作法のようです。香港の飲茶と一緒ですね。ところで、この「黄亜細肉骨茶餐室」は、1970年代に潮州系の先代が始めたお店だそうで、場所はどちらかというと繁華街から離れた閑静な場所にあります。地元ではかなりの人気店のようで、遠くからわざわざ食べに来る人も多いようです。お隣には静かな緑の公園があって、すがすがしくとてもいい感じです。朝の散歩のあとに、ここで食べる朝食は最高でしょうね。さて、お腹もいっぱいになったので、少しシンガポールの街を歩いてみましょう!黄亜細肉骨茶餐室 ADRESS 208 Rangoon Rd, Singapore TEL 62947545 Open AM6:00 Close PM14:00
Dec 7, 2007
コメント(14)

すでにブログをご覧の皆様にはバレバレかもしれませんが、実は私かなり鉄系なんです(笑)。そんな私の好きなテレビ番組と言えば、あの関口知宏さんの鉄道の旅シリーズです。その関口さんの今年の旅は、題して「中国鉄道大紀行 最長片道ルート36000kmを行く」と言うもので、広い中国を鉄道で一筆書きの旅をするんです。列車の中や行く先々の街でいろんな人との出会いがあって、見ていて楽しいです。先日は、テレビでちょうど総集編をやっていて、すっかり自分が旅しているようなそんな気分で見ていました。それにしても36000kmと言うのは気の遠くなるような距離ですね。ところで、この旅は春にチベットのラサから始まりました。そして、その後桂林などの中国の中南部を列車で回って、春の旅は西安で終りです。秋の旅はその西安から始まり、瀋陽など主に中国の北部を回って、最後はシルクロードで有名な青蔵ウィグル自治区のカシュガルと言う街で終わりです。ほんとうに広い中国を延々と鉄道で巡るという壮大かつちょっと無謀な旅です。さて、そのチベットのラサですが、この街はあのポタラ宮で有名な町ですね。ここの標高は3650mくらい、なんと富士山の頂上と同じくらいの高さがあるんですね。ですからここでは、空気が薄くて気分の悪くなる人もいるようで、体調管理が大切なようです。関口さんも高地に慣れるまでは、大変だったようです。チベットで思い出したのですが、これは以前中国で買ったチベットの刺繍なんですが、この絵柄がそのポタラ宮のものですね。私はまだチベットには行ったことはないのですが、ラサはチベット仏教の本拠地であり、とても素晴らしい建物のようです。そして、先日何気に偶然本屋で見つけたのがこの本です。なんと、この中国の鉄道の旅が、本になって出版されたんです。一巻から4巻まででるようですが、今回は1巻のラサから桂林編です。どうやら、一巻が10月末にでたばかり、2巻~4巻は、まだ出ていません。早く4巻全部発行されないかなと心待ちにしています。もちろん、その第一巻は迷うことなく即買いでした(笑)。その第一巻の最終地点は桂林なのですが、ご存知のように、桂林は山水画のような風景が広がる、とても素敵な街です。関口さんも奇岩の中を川下りなど、楽しんだようです。ところで関口さんは、イラストがとても上手なので、この本の中には写真や説明のほかに、関口さんの直筆の絵日記があって、感じたことなどを素直に書かれています。そして、私は内心関口さんはうらやましく思っていました。でもこの本を読んだ途端、そんな気持ちは吹っ飛んでしまいます。それはこの鉄道の旅がいかに長く過酷な旅なのかということが、よくわかったからです。暗い夜中におきて、寒い中を列車に乗るなんてことも、度々あったでしょう。関口さんは、これまでの3年にわたる列車の旅を通じて、右耳は既に聞こえづらくなっているようで、首に持病を抱えているらしいです。それでも、彼がこの中国を36000km走破に挑戦しようと決めたのは、彼にとって中国には何か大きな魅力があったのだと思います。私はこれまであまり長距離の鉄道の旅をしたことがありませんが、いつか関口さんのように旅をして、いろいろな人との出会いを楽しみたいですね。そう言えば最近、まわりの香港人が旅行ブームなのか、先日は知人女性二人から、昨年開通して話題となっている青海チベット鉄道にのって、チベットへ旅行してきたと言われました。写真を見せてもらいましたが、とても綺麗でしたね。そしてこの前の出張の時は、別の香港人の知人が青蔵ウィグル自治区へ旅行に行ってきたと言って、お土産に下の写真のショールをもらいました。もちろん私は使いませんので、これは家内へのお土産ですが、やっぱり嬉しいものですね。どうやら聞いてみると、シルクロードらしい景観が広がるトルファンという街などに行ったようで、らくだに乗っている写真を見せてもらいました(笑)。さて、そんな中国の鉄道の旅ですが、いつか私も行ってみたいですね。
Dec 5, 2007
コメント(16)

Naoさんのブログを見ているみなさん、こんにちは!ボクの名前は「ちょこ」。まだ生まれて間もない子犬だよ。つい最近、Naoさんの家のご近所にやってきたんだ。このお宅には、小さな子供達がいて、いつも一緒に遊んでくれるので嬉しいな。今、Naoさんが写真を撮ってブログに載せてくれるというので、ちょっと緊張しているんだ。うまく撮ってくれたかなあ?またそのうちにブログに出してもらおうっと。ボクが来るので、綺麗なお家を用意してくれたみたい。赤い屋根で、テラスもついている、とても大きなお家なんだよ。バーベキューも出来そうなくらい。でもボクには、まだ食べられないけどね。この新しいお家、とっても嬉しいんだけど、まだボクには広すぎるみたい。ボクも早く大きくなって、りっぱな犬になりたいな。今日は、いっぱい遊んでもらったので、疲れちゃった。だから、もうお家に入って寝ようかな。じゃあ、またね!・・・・と言うことで、あんまりかわいいので、ご近所のわんちゃんの独占インタビュー?となりました。皆様、それでは今週も頑張りましょう!By Nao
Dec 2, 2007
コメント(16)
全12件 (12件中 1-12件目)
1


