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2018年05月01日
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グラチャンの隆盛
 ワークスドライバーたちは、自社の車両を使用する
前座のツーリングカーレースに出場するしかなかった。
 1.3リッターを境に「スーパーツーリング」と「マイ
ナーツーリング」にクラス分けされ、日産スカイライン
GT-Rとマツダ・サバンナRX3 、日産・サニー、日産・
チェリー、トヨタ・カローラ、トヨタ・スターレットな
どの対決が見られた。

     ​
 前座とはいえ実力のあるワークスドライバーたちが乗
るのだから、迫力のある戦いに観客は魅了された。
 後の日本一早い男、星野一義は、チェリー・クーペで
参戦、荻窪製の大森のチェリーと正規軍・追浜のサニー
による日産同士の
闘いも見ものだった。

     ​

     ​
  - NISMO
 しばらくすると、グラチャンに出走するマシンに
変化が表れる。
 シェヴロンB19とローラT212というヨーロッパ
の2リッターレーシングカーが速さと信頼性を見
つけた。
 旧型のマシン、日本製の手作りマシンは自ずと
淘汰された。


 レーシングマシンとして、それほど高価ではな
いこの2台のおかげで、自動車メーカーのワークス
チームが参加していた時より参戦の
ハードルが下が
り、多くのプライベートチームが
レースに出られる
ようになった。
 ワークスドライバーたちもメーカーの許可を得て、
プライベートチームからグラチャンに出場できるよ
になり、グラチャン・シリーズは日本の4輪レー
スの
頂点イベントだった。
 日本経済の発展とともに、グラチャンの未来は
順風
満帆に思えた。


中心だった。





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最終更新日  2018年10月09日 19時29分57秒
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