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2021年10月19日
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カテゴリ: 自動車
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 現在国内で販売しているトヨタのSUVは、ライズ、ヤリスクロス、C-HR、カローラクロス、RAV4、ハリアー、ランドクルーザー プラド、ランドクルーザー、ハイラックスの9車種だろうか。
 SUVだけと思えないほど豊富なラインナップであり、それぞれ十分個性的で人気車種となっている。
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すでに10万台超!
「ヤリスクロス」大ヒットの理由
発売タイミングも功を奏した発売1年の通信簿
鈴木 ケンイチ : モータージャーナリスト
2021年10月4日 東洋経済オンライン
  … (略) …
 ヤリスクロスは日本だけでなく海外でも2021年半ばから発売を予定しており、ヨーロッパ市場向けはフランスで生産される。ヨーロッパを中心にBセグメントSUVは人気の高いクラスだから、トヨタが最後発として「ヤリスクロス」で勝負をかけるといった格好となった。
発売1年での販売台数、約11万台
 国内発売から1年が経ち、街中でも見かけない日はないというほどに増えたヤリスクロス。販売台数は、どのぐらいなのだろうか。自販連のデータでは、ヤリスクロスを含む ヤリスシリーズの2020年の販売は、15万1766台 となっている。
  … (略) …
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うならされるトヨタの“地力の強さ”
 もちろん、このような豊富なラインナップは、地力に優れたトヨタだからこそできる力技だ。トヨタ以外のメーカーも複数のSUVをラインナップするが、これほど充実していない。
 ヨーロッパブランドもサイズ違いでいくつものSUVを揃えているが、基本的なキャラクターはすべて同じで、金太郎あめ的にサイズと価格にランクが用意されているだけだ。トヨタのようにバラエティ豊かなキャラクターを揃えるメーカーはほぼない。
 しかも、トヨタは 中国市場向けに「クラウン」のSUV まで販売している。もしも、日本市場にクラウンSUVが投入されれば、ランドクルーザーとハリアーの間を埋めることになるだろう。ミドルクラスより上のSUVラインナップも、充実するのだ。きっと、これも高い人気を集めることだろう。
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 大成功の ヤリスクロスが果たす役割は、「SUVが欲しい人」を1人も逃さないためのラインナップの1台であると同時に、トヨタのSUVラインナップの中で上級移行させる戦略的な1台 でもあるのだ。
  ―  引用終り  ―
     ​
 TPS(トヨタ生産方式)を誇る世界のトヨタも、コロナ禍による部品供給のサプライチェーンの混乱で納期が延びており、現時点は増産対応どころではない。
 もちろんトヨタのことであるから、EVの生産体制を整えながら、現行車のラインナップの充実とサプライチェーンの強靭化を同時にやりきるに違いない。
 もちろん、圧倒的なコスト競争力を備えて。
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最終更新日  2021年10月19日 06時00分09秒
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