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癌が転移したことについて、皆様から励ましの言葉をいただきました。ありがとうございます。現在、体調に何らの変化もありません。私も、我が家のさっちゃんも、何事も無かったかのように、いつもどおりの生活をしています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なぜ癌治療を望まなかったのか、それは、抗がん剤の副作用が辛いからだ。画像は、以前、副作用が足の裏に出ていた頃のもの。歩くことも、立つのも辛かった。普通の歩幅では歩けず、歩幅が20センチ、という時もあり、青信号で道を横断できなかった。一時は、夜中にトイレに行くのが辛くて、尿瓶代用のビニール袋を考えたのだが、ベッドに座っての排尿はできず、断念したことがあった。また、ひどい口内炎が出て、味の有る物、固い物、温度差のある物が食べられなかった。いや、食べるというか、口に入れられなかった。癌と闘うということは、抗がん剤と闘う、ということで、足の裏がもっと腫れたら車椅子、口内炎がもっとひどくなったら点滴か胃ろう、となっていたかもしれない。そこまでして、そこまで辛い思いをして、残りの人生の時間を延ばしても意味はない、と思う。医者は(病院は)教科書どおりの処置をするので、患者が薬を減らしてと言っても、点滴薬が薄まる事もないし、処方薬が減る事もない。ということで、選択した私の人生である。
2023.02.21
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(昨日の続き)癌転移の疑いがあるということで、PET-CTの検査を受けたのだが、このPET-CTというのは、愛玩動物のPetではない。positron emission tomography (陽電子放出断層撮影)のことで・・・何のことかさっぱりで、調べてみると、癌細胞は普通の細胞より何倍ものブドウ糖を取り込むため、放射能を含むブドウ糖を体に注射して、これが癌細胞に集まった頃にCT(コンピュータ断層撮影)して、癌の居場所を突き止める、というもの。詰まりは、癌細胞はブドウ糖・・・甘い物が好き、ということだから、担当医に聞いてみた。「PET-CT検査ではブドウ糖を使うとのことですので、癌細胞を増やさないためには、糖分を控えた方がいい、ということになりますか」と。この質問に反応したのは、側にいた看護師(♀)。『そうそう、私もそう思う。しっかり聞いて』という口元を見せた。だが、担当医は、「糖分を摂らなかったら生きていけない」という事を言うだけで、「そういう考えもある」とか、「イヤ違う」という話しにはならなかった。患者の話をしっかり聞くのが緩和ケアの医師、と思うのだが・・・
2023.02.20
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数ヶ月前、血液検査の結果、癌の腫瘍マーカー値が上がっていると言われ、PET-CTの検査を受けた。抗がん剤治療を断って1年ほど経過して、その副作用がほぼなくなっていたので、癌そのものが消えたのではないかと思っていたのだが、どうやら、そうではなかった。添付のPET-CTの画像の赤く濃いところが、癌の転移が疑われるところ。肝臓の一部がそれだ。勝手に、癌は消えたと思っていたので、ショックだった。「どうしますか?」緩和ケアの医師に言われた。治療をするか、このまま何もしないで行くか、という問いだ。しばらく考えて、大学病院に戻る事にした。大学病院に連絡をして、ホッとしたのだが・・・また、あの、辛い抗がん剤治療を受けるのか、と思うと・・・・考えが揺らいだ。抗がん剤の副作用と戦いながら残りの人生を苦しく生きるより、残りの人生が短くなっても、質の良い生活をしたい、そう思って、抗がん剤治療を中止したのだから、転移の疑いがあると言われて、元に戻すことはないだろう、そう考え直した。大学病院はキャンセルした、と緩和ケアの医師に伝えると、「そう・・・・」と複雑な顔を見せ、「副作用は辛いですからね」と同意してくれた。
2023.02.19
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抗がん剤の副作用で皮膚が腫れて痒い。なので、皮膚科でかゆみ止めの薬を出して貰っている。即効性のかゆみ止めでは無く、漢方のかゆみ止めだ。おそらく、一時しのぎのかゆみ止めより、持続可能なかゆみ止めの方が良い、という考えなのだろう。で、その漢方の効能効果が画像の説明書き。かゆみなどの皮膚の症状をやわらげる、とあるが、その他に、 腰痛しびれなどの症状をやわらげる 多尿頻尿などを改善する 老化にともなう機能低下をおぎなう としよりの目がかすむ症状を改善すると、老人病全般に効能効果があると、書いてある。現在、多尿頻尿は無いが、その他の老人症状は少なからずある。なので、この漢方を飲んでいれば、老人症状が緩和されるのではないかと期待できるのだが、どうだろうか?この薬に限らず、漢方薬は後味があまり良くないので、どうしても遠ざかってしまうのだが、この効能効果を見れば、老人薬として飲む価値ありと思う。腫れは引いてきたが、引き続き処方して貰おうか・・・
2022.10.14
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今年4枚目(4回目)の健康保険証が届いた。健康保険証なので、いずれも書留。郵送する費用も大変だろうが、切り替える方も大変だと思う。1枚目の健康保険証は去年発行されたもの。毎年8月は健康保険証の切替なので、2枚目が7月に届いた。その後、誕生日が来て後期高齢者になるということで、誕生日前に3枚目が届いた。そして、10月に後期高齢者の負担割合が変わるので、先日、4枚目が届いた。ま、8月と10月の間に誕生日があって、後期高齢者になったのだから、致し方ない事ではあるが、誕生日が8月3日とか、9月28日とかの人は、有効期間が2日とか3日の保険証となると考えると、何か方法がありそうにも思える。ということで、健康保険作用が変わる度に、病院や薬局で、「変わっています」と声を掛けて健康保険証を見せていた。窓口によっては、変更になっている事に気付かない人もいて、後になって負担割合の変更による差額の扱いや領収書で混乱した事があったからだ。と、ブログに書いているが・・・そのうち、私もワケが分からなくなるのだろう・・・・な。
2022.09.28
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SEIOHAのHPから今日のブログは真面目に書こう。いや、いつも真面目に書いているのだが、特に今日は、真面目に、横道に逸れないように、書いていこう。PSA検査やMRI検査で、前立腺肥大前立腺ガンの疑いが指摘され、3月の初旬に、2泊3日で生検検査を受けた。肛門から入れた器具で、前立腺に12本の針を刺し、生体を採取して、ガンがあるかどうかを調べる検査だ。その結果、ガンは無いことが分かり、一安心なのだが、何でかなぁ~という疑問が続いている。それは、血尿などだ。第一は、前立腺の生検を受けると、なぜ血尿がでるのか?前立腺に針を刺す時に、尿道を傷つけるからなのか?止血剤を5日間服用した結果、血尿は、1週間ほどで分からないほどになったが、尿が赤くなるのは精神衛生上よろしくない。そして、検査から2週間後に、おしっこの後にトマトケチャップのようなドロッとしたものが2CCほど出た。これには驚いた。どこにこんなものが溜まっていたんだ、と。膀胱に血液が逆流するはずはないから、溜まっていたとすれば、射せい管か精嚢か?仮に膀胱に逆流したとすれば、尿で薄まって、ケチャップのようにドロッとはしないはずだ。ということでネットを検索してみたら、検査後1カ月くらいは、「せい液に血液が混じる」とあった。が、なぜ混じるのかは書かれていない。なので、精えきを採取してみた。検査後1カ月の時だ。濃いチョコレート色だった。赤くないので、古い血液だと思えるが、不安になる。ま、これから子作りをする必要はないので、大きな不安ではないが、どこの出血なのかが、気になる。前立腺内部の出血が、PSA液と一緒に精嚢に入ったのか?検査の針が精嚢まで達したのか?ネット検索では分からない。医者はこのようなことをどこまで知っているのだろう?患者が積極的に言わなければ、そのままだろうし、気軽に言えるような状況(雰囲気)ではない。 (担当医は女性だし・・・)病院も(医者も)説明を戸惑っているのだろうか?それとも、私のような報告が無いので、分からないのだろうか?いい歳をして、せい液かよ・・・、という事ではないと思う。検査2カ月後、精えきを再び採取してみた。全体的に、薄い赤紫色だった。前回よりかなり薄くなっていた。これは、私だけのことなのだろうか?それさえも分からないでいる。・・・・・・・・・・・・・・・・このブログに、○精 精○という文字を入れたら、「本文にわいせつ、もしくは公序良俗に反すると判断された表現が含まれています。」とのメッセージが出た。真面目な内容でもハジカレルのだから、情報は伝わらない。
2022.05.09
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昨日のブログに、最初の入院は4年前だったと書いたが、その時、医者から説明を受けた際の用紙を残してある。画像がそれで、赤や黒でグリグリと◎が描かれているところが、大腸の閉塞部で、ここにガンがあるという。下行結腸というようで、この部分のガンが多いと言う。ステージⅠ~Ⅳまであると説明があって、Ⅳに○が付けられている。手術をしなければ3年、手術をしても3年位、と言われた。下行結腸の下部のガンは、手術で切除すると、「人工肛門にしなければならない」と言われた。直腸への接続がうまくできないかららしい。しかし、人工肛門にするのはいやだ。まして、手術を受けても受けなくても、3年+αではなおのことなので、手術を断って、腸の閉塞部にステントをいれて貰うことにした。医者は手術を断られてがっかりしたようだが、医者の機嫌を取ることではなく、私の人生なので私が決めた。今にして思えば、ステントの決断は正解だったと思う。とりあえず、4年ほど生きている。
2022.04.24
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名古屋大学大学院医学系研究科のHPから緩和ケアの医師から、全身の(ガン)検査を受けることを勧められた。ガンを見つけるための検査はしたくないと思ったのだが、ガンが無ければ安心できるし、有ったら、その時に考えればいい、と言われ、いくつかの検査を受けた。その結果、前立腺肥大(PSAの値8.8)が指摘された。去年の暮れだった。泌尿器科の担当医は、「緩和ケアの患者のガンを見つけてどうするんだ」と、精密検査を行わないで放置の姿勢を示した。おそらく、緩和ケア=末期ガン というイメージがある病院から派遣された医師なのだろう。だが、担当の看護師が、「当院の緩和ケアはホスピスと違います」と、担当医に説明し、生体検査をすることになった。どこの病院でも感じるが、看護師の方がよく分かっていると思う。コロナなどの影響で、検査待ちの期間が長かったのだが、その間に西郷輝彦の前立腺ガンでの死亡ニュースがあり、前立腺ガンは骨盤や腰骨大腿骨などに転移することがあって背中や腰に痛みが出る、という知識も入ってきた。なので、腰が痛かったりすると、前立腺ガンが転移したのか、と心配になったりした。ということで、ようやく生体検査ができたのは、3月初旬。2泊3日で、全身麻酔での検査だった。検査の結果、ガンが見つかったら、手術はイヤだな、放射線か・・・薬を飲んで直す方法もあるようだが、抗がん剤は副作用が怖い。何とか手術や抗がん剤を回避する言い訳を考えて、検査結果を聞きに行こう。そんな事を考えていた。その結果は、「12本の針を刺して生体を採った結果、全てにガンは無い」安心した。この歳になっての手術はイヤだし、抗がん剤もイヤだ。ただし、PSAの値が大きく、MRIでも肥大しているのが写っているので、3カ月後にもう一度PSA検査をすることになった。そうそう・・・最初の担当医は、外来診療から外れたようだ。看護師から追放されたのかも知れない。
2022.03.27
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入院による前立腺の生体検査のため、入院前の検査を受け、幸か不幸か、PCR検査が陰性だったため、入院検査をすることになった。PCR検査が陽性だったら、検査を回避できたのに、と密かに期待していたのだが・・・金も無いし、二泊なので、4人部屋を申し込んでいたのだが、部屋繰りの関係なのか、特別室に特別に無料で入れることになった。画像はその部屋。私がこれまで泊まった国内のホテルの部屋より豪華だ。4人部屋を一つの部屋にした広さで、ベッドが小さく見える。部屋の真ん中に、我が家の37インチより遙かに大きいTV、応接用、TV観賞用のソファーとテーブル、(車椅子で入れる)広い洗面所と風呂。このような広い部屋に泊まったことがない。寝ながら思ったのだが・・・4人部屋だったら、寝ている間もマスクをしなければならなかったのだろうか?あまりにも気楽で快適だった。何でこの部屋を・・・前立腺ガンが発見されて、手術することになったら、是非この部屋にどうぞ・・・ということなのだろうか??画像の食事は、3日のひな祭りバージョン。桜餅があり、3色のそぼろご飯だ。過去の入院では、お粥だったが、普通のご飯が新鮮だ。ということで、生体検査の結果は、2週間後。どんな答えが出ても、手術はしたくないのだが。
2022.03.05
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「どうしても女の子が欲しいの」「僕もだ」「女の子は可愛くて優しいから~」男の子が続けて2人となると、次は女の子を欲しくなる。だが・・・3人目も男の子だった・・・という、1男あってまた1男ではない。一難あって(去って)また一難だ。なにが一難かというと、ガンの疑い。抗がん剤を止めて、副作用という一難が去ったのだが、「前立腺ガンの疑い」という一難が生じた。病院を変えた時、新しい担当医に、「検査をすれば変な心配は生じない。 検査の結果がOKなら安心できるし、問題があったら、 その時に判断すればいい。全面的な診療拒否は良くない」と言われ、それもそうだ、これ以上抗がん剤治療はしたくないと言っても、検査で安心できることもあると思った。その結果、前立腺に異常あり。SPAという数値が8.8という結果が出た。MRIでも、前立腺が肥大しているという。 (歳と共に尿の出は悪くなってはいた)そして、次は、生体検査(生検)。前立腺の膨れた部分の生体を採って、ガンなのかどうかを検査するという。検査は全身麻酔なので2泊3日の入院だという。そんな大げさな。下からの内視鏡だって外来じゃないか、と思うのだが、入院での検査(が安全だと)を勧められた。で、その前に「検査入院のための検査」がある。入院、全身麻酔に耐えられる体力があるか、という検査だ。この時期、何回も病院へ行くのはイヤだが、PCR検査もあるというので、行くことにした。
2022.03.01
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緩和ケアは、ガンによる身体的肉体的苦痛を和らげることを主目的とした診療科。私は、末期がんの患者にモルヒネを打って、痛みを和らげるのが緩和ケアだと思っていたが、それは間違いだった。緩和ケアの待合室には、ふかふかすぎるソファーが置かれている。布張り、木の肘掛け、良いところの会社の応接室のようで、体が沈みすぎて立ち上がるのにどこを掴もうかと思うほどだ。患者にリラックスして貰うため、病院らしさをなくすため、だと思うが、色々なところに気配りを感じる。画像下は、その待合室にあった、折紙の舟。同じ折紙のパーツでダルマなどを見たことがあるが、このような舟は初めて見た。これも、患者をリラックスさせようとする気配りだ。で、定期的に検査をしていれば体の変化が分かる、と言われ、血液検査をお願いした。抗がん剤卒業から何ヶ月も血液検査をしていないので、気になっていたからだ。その結果、担当医が「え~こんな数字は見たことがない~」となった。一瞬、そんなに悪くなったのかと思ったが、そうでないことは、患者に不安を与えない緩和ケアの方針から分かるが、ちと驚いた。あまりにも普通すぎる検査結果だと言う。痛風の値を示す尿酸値がチョイ高いことと、赤血球の分布幅がすこし広いことの2点だけがHマークで、他は基準値内に収まっている。担当医が項目別に丁寧に説明してくれ、ガン関連の項目をはじめ、全項目が問題ないと言う。「こんな数字の人はいない。良すぎるという感じだね」とも言う。抗がん剤の副作用で、赤血球も白血球も血小板も、基準値を外れる数値だったが、回復した。抗がん剤を卒業して良かった。緩和ケアの新しい病院に通うことにして良かった。
2021.11.03
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大学病院で紹介された、緩和ケア外来のある病院へ行ったのだが、私の思い違いなのか、今度の病院の姿勢なのか、緩和ケアということを考え直した。私は、これ以上抗がん剤の副作用と闘いたくなかったので、一方的に「抗がん剤卒業」を宣言した。苦しくて辛い抗がん剤と闘うなら、ガンで寿命が短くなってもいい、残りの人生を楽しく楽に生きたいと思ったからだ。通院していた大学病院には、緩和ケアの外来はないので、緩和ケア外来のある病院を紹介された。以前にも書いたが、診察券だけは貰っておいた方がいい、という考えで緩和ケアの病院に行ったのだが、大きなギャップを感じた。緩和ケア = 末期医療 と思っていたのが間違いだった。私は、がんの治療をしなければ、いつかはガンに支配されて、苦しみ悶えるから、緩和ケアの道を付けておくのがいい、と思っていたのだが、体のケア以前に、心のケアをするのが、緩和ケアだと分かった。ガンはもちろん、体の不安を無くすことが緩和ケアだという。なので、抗がん剤の副作用でダメージを受けた手足の腫れやしびれを直すことから始まった。副作用が抜ければ心が明るくなる、というワケだ。そして、体の不安を無くすには、ガン移転の早期発見だという。治療するしないは別として、ガンが転移していないと知る方がいいなら、積極的に検査をすることを勧め、再発を知るのがいやだったら、検査はしない、という。確かに、頭が痛いと、ガンが脳に移転したのではないか、目が痛いと目に移転したのかと、余計な心配をする。この病院を紹介した(これまで通院していた)大学病院は、「紹介の病院ではガンの治療はしない」と言われたのだが、患者が望むなら、検査も治療もすると言う。確かに、たしかに、それが緩和ケアだと思う。手の付けられないガン患者を相手にするのが緩和ケアだと思っていたが、それはほんの一部のようである。私の知識不足認識不足だった。
2021.11.02
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抗がん剤治療を卒業して、大学病院で紹介された緩和ケア科のある病院に行くことになった。いざという時のために、診察券をもらっておいた方が良い、という感じだった。大学病院では、紹介先ではがんの治療はしませんから、と言われたのだが、新しい病院では、必要に応じて、希望があればがん治療をします、と言う。ここでがん治療を再開したら元も子もないので、「その時はよろしくお願いします」と一線を引いているが、月に一度は様子を見るようにしましょう、となり、初っぱなから、体温、血圧、などを測られた。で、画像は、パルスオキシメーターの数値。「86」が出てびっくり!前の病院でも何回か測ったことがあるが、98が多かった。86はあまりにも低いので、「ええ~~」と声が出てしまったが、看護師さんが、「これ逆さで、こちらから見るんです。98です」と言う。アハハ・・・。測る人の方に数字が向いていたのだ。実は、画像の86は、電卓で98を打って、逆さにしたもので、デジタルの数字は逆さにすると、とんでもない数字に化ける。ということで、緩和ケアのことについては、後日。
2021.10.27
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昨日のブログに書いた「私の意思表示ノート」には、画像のように、 心臓マッサージ 気管内挿管 人工呼吸器 昇圧剤や強心剤の投与 中心静脈栄養 経管栄養について、希望する、希望しない、を表示し、署名と日付を書くようになっている。そして、このページが6ページある。6人分ではない。考えが変わった都度、書き換えていくように、6回分が綴られているのだ。このノートの大きさは、A5版。ストラップにして首から下げる大きさではない。家に置いておく「意思表示」だ。医師の署名の欄があるが、この冊子を作ったのが、県の医師会なので、書くようになっているのだろうが、医師の署名は患者の心を左右するように思えるので、不要だろう。このノートが置かれていたのは、病院のがん治療センター。がんに罹って、余命○年と言われたら、書く、という感じだが、そうではないと思う。私のような歳になれば、いつ何時、脳梗塞や心筋梗塞などで病院に運ばれないとも限らない。自称健康、の人も、そうでない人も、必要な意思表示だと思う。とは言え・・・病院としては、あちこちの診療科の窓口に置いておく、ということもできないのだろう。
2021.09.14
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通院していた大学病院の紹介で、緩和ケア科のある病院に行った。今すぐどうこうということは全くないのだが、イザその時になってからああだこうだと言い出しても遅いので、せめて、診察券だけは貰っておいて、いつでも行けるようにしておいた方が良い、とうことで、行ってみた。病床350程の中程度の大きさの総合病院。紹介された緩和ケア内科は、がん治療センターの中にある。がん治療と緩和ケアはワンセットということのようだ。1時間ほど、これまでのことと、これからのことを話した。これからどうしたいのか・・・ 抗がん剤治療はしたくない そのために余命が短くなってもいい ここまで生きてきたのだから、多くは望まないそんな考えを伝え、持っていた「延命治療お断り」を見せた。「延命治療お断り」は、交通カードPASMOと一緒に、迷子札のように首から下げている。これを医者に見せたら、近くの看護師ものぞき込んだ。「ここまでしている人はいない」と言い、何を書いても、救急車で運ばれたら、希望どおりには行かない、救急隊や緊急病院は命を救うのが本来の仕事なので、延命治療を施す、と言う。なるほど、言われてみればそうだ。で、毎日を楽しく過ごすのが一番、趣味でやっていることはありますか? と聞かれた。アマチュア無線と・・・ブログを書いていることかな・・・と言うと無反応。つまらない趣味だと思ったのか、それとも無線やブログの何たるかを知らないのか、残念だ。なので、手術前は、東海道や中山道を歩いていた、と言うと、大きく反応した。いいですね~ 何回にも分けて歩くんですね、今はどこまで歩いていますか?と聞く。が、中山道は岐阜の可児まで歩いた、と言うと、無反応。どうも会話を繋ぐことを知らない医者のようだ。結果的に、足の皮膚の腫れを積極的に治した方がいい、となり、皮膚科を再訪することになった。画像の「私の意思表示ノート」はくれなかった。迷子札に挟んである意思表示で十分なようだ。
2021.09.13
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今月初め、抗がん剤治療を休ませて欲しいと、担当医に願い出たのだが、結論は出ず、「次のCT検査の結果を見てお話ししましょう」ということになっていた。3カ月前のCT検査でも、転移したという肝臓の影は消えているし、毎回の血液検査でも、腫瘍マーカーは標準内なので、今回のCT検査の結果がどうであれ、抗がん剤治療を止めるつもりで担当医に会った。医師は、今回のCT検査でも、転移した肝臓の影は消えている、血液検査の結果も良好、とは言うが、抗がん剤治療を止めていいとは言えない・・・と言う。抗がん剤治療の副作用と戦いながら生きても3年、治療を止めてガンが進行しても3年、となれば、私は後者を選択する。この歳まで生きてきたので、多くは望まない。緩和ケアにしても、老人ホームにしても、最期は同じだと思う。色々話をした結果、私なりに判断した。担当医としては、病院の方針があるので、「抗がん剤治療を止めていい」とは言えない。仮に、抗がん剤治療を止めて、ガンが進行したら、病院の責任になるので、治療は止めることができない、と。結果、私から、これ以上の治療は結構です、と宣言した。担当医は、(強制的に治療はできないので)了解し、別の病院を紹介するので、そこで今後の事を話し合うように、ということになった。担当医は、今は、緩和ケアとかホスピスとかは、考えに無いと思うが、イザとなってからでは間に合わないこともあるので、紹介した病院へ行って、診察券だけは貰っておくといい、と言う。なるほど・・・確かにそうだと思う。
2021.08.29
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私の場合、点滴による抗がん剤治療(化学療法という)は3週間に1度ある。3週間に一度なので、連休や夏休みなどを除いて、先月末までで、10回の化学療法が予定されていた。予定されていたのだが、白内障の手術の際に2回、副作用で手足の腫れが酷くなって、2回、コロナワクチン接種の際に2回、計6回をパスしている。10回の内6回もパスしたら、がん細胞が元気になってしまうかも、と思ったのだが、腫瘍マーカーや肝臓の数値に変化は生じなかった。その一方、相変わらず副作用が強く出ているので、 (画像上・首の後ろの腫れ 画像下・手の甲の内出血)担当医に化学療法を半年ほど休ませて欲しいと願い出た。「止めます」と言うと、決別になるので、お願いの形だ。担当医は、「取り返しのつかないことになるので休まない方が良い。 ガンが転移したり再発したら、より辛くなる」と言う。そして、「治療の強制はできないが、治療を受けないなら、他の病院を紹介して、転院して貰うことになる。ホスピスは当院にはありませんから」と、突き放すようなことを言う。担当医が、「はいそうですか」と簡単には言はないと思っていたが、ホスピス行き、というのは脅しのように聞こえる。医者に突き放されるのもいやだが・・・それでもいいか・・・とも思いながら、手の甲の内出血などの写真を見せて、「内出血が脳の中に起きたら怖い」と訴えた。担当医は「脳の中には起きない」とは言うが、完全否定ではないし、起きない理由の説明もない。いろいろなやり取りの結果、CTを撮って、その結果を見て、「次回お話ししましょう」、ということになった。
2021.08.11
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医療費が高額になった場合、その一部を市区町村が負担支給する、高額医療費の制度がある。年齢や年収によって、支給の対象となる金額は異なるが、我が家の場合、月々、画像の金額前後の支給がある。貧乏人にはありがたい制度だ。ただ、健康保険とマイナンバーの連動活用ができていないので、毎月、申請書を区役所に出さなければならない。個人の医療費が分かっていて、口座番号も分かっているのだがら、申請しなくても、支給できるはずだと思うのだが、これもお役所仕事だ。で、私は、医療費をクレジットカード払いしているのだが、先日のブログで書いたように、我が家のさっちゃんは、私がクレジットで支払った金額を現金で私にくれる。なぜそうするのか、分からないが、くれる。もちろん、この高額医療費の支給制度のことも知っていが、支払ってくれる。ということは、私の財布の現金が増えるということ。高額医療費がこの金額だから、我が家のさっちゃんが私にくれる金額はもっと多い。なので、時々、現金を口座に入金することになる。年金収入だけの爺さんが、少なからぬ現金を預け入れるのだから、何かの時に(相続税の調査)税務調査官が通帳を見たら、何かを疑うのではないかと・・・心配する。ま・・・相続税の調査があるほどの財産は無いので、その心配はないのだが・・・
2021.07.17
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KYODONEWS (米国立アレルギー感染症研究所提供)抗がん剤治療のため、病院に行った。コロナのワクチン接種の案内はないが、近々には接種できると思うので、担当医に、どうしたものかを相談した。抗がん剤の化学療法(点滴)をすると、数日は頭痛、不眠、下痢、便秘しゃっくり、鼻血、などがあり、免疫力が下がるからだ。担当医は、正直に答えてくれた。現在のところ、ワクチンと、化学療法やがん患者との相性について、詳しいデータは出ていない。現状では、メリットがリスクを上回ると言われているが、リスクを引き当てる可能性は普通の人より多いと思われる、と。こう言ってくれたので、接種は来週かも知れないので、今回の点滴は休ませて欲しいと願い出たのだが、点滴をして1週間すれば体の調子は戻るので、ワクチン接種がその後なら、今日の点滴は受けた方が良い。ただ、絶対大丈夫とは言えないので、念のために、薬の量を減らすという。「ガンで死ぬか、ワクチンで死ぬか、となったら、ガンが優先でしょう。 ここで治療を休んで先延ばしするのは勧めません。 とはいえ、ワクチン接種をしないという選択肢はないです」とも言われた。医者らしい答だ。多くの患者から同じような質問を受けているので、考えることなくすらすらと答えが出てきた。そして、言われた。「ワクチンの副反応で死ぬかも知れないと思うのは、誰しもです。 その気持ちはよく分かります。自分のためだけでなく、家族のため、 友人のため、周囲のためと思って、接種を受けて下さい」と。
2021.05.29
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抗がん剤の副作用が辛いので、コロナワクチン接種を理由に休みたい、と願い出ようと思ったのだが、ワクチン接種は日程が見えていないので、願い出ることができないでいる。血液検査では、ガンの腫瘍マーカーの数値は正常範囲だし、CT検査では転移などは認められないのだが、抗がん剤は続けた方がいいとのことで、先月も抗がん剤の点滴を受けた。点滴後の数日間は、体がだるく、めまいがして、しゃっくりが出て、鼻血や下痢・・・いいことがない。これもガン封じのため、と思うのだが、この歳になると、さすがに耐えづらくなってくる。近々、アマチュア無線技士の試験があるので、次回の抗がん剤治療は絶対にパスしてもらうつもりだが、いつまで続ければいいのか、残りの人生をどうするのか・・・との思いが強くなってきている。画像は、足に出ている副作用。この腫れを鎮めるための軟膏が処方されているのだが、ステロイド系のためなのか、皮膚が変にただれている。爪もボロボロだ。とはいえ、軟膏を止めると、腫れが大きくなり、軟膏を塗ると、皮膚がただれる。薬害か・・・医者は、副作用は付きもの、という考えで、ガンを抑える方が優先だという。しかし、この足の腫れは、歩くと痛い。いつまでこの痛さと闘うのか・・・考え直す時期だと思う。
2021.04.03
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白内障の手術を受け、院外処方で点眼薬の処方がなされている。医院で待たされ、薬局でまた待たされるのか、という思いがする中、薬局で、「お財布に入るお薬手帳」という張り紙を見た。財布に入るお薬手帳というのは、いわゆるカードサイズの手帳、すなわち、カードということ。何回も薬局に通っているのに、このカードを勧められたことがない。手帳型の大きさの『「お薬手帳」を出して下さい』、とは言うが、カードを持ってますかと聞かれたこともがない。なので、こちらから聞いてみた。カードコレクターとしては、中身は何であれ、欲しくなる、という理由だ。発行無料だから、なおのことである。薬局のお兄さんは「あ、あれですか」と、カードを出してきて、「初期登録が必要なんですけど、できますか?」と言う。スマホでバーコードを読んで、harmoとリンクさせる必要があると言う。その程度なら、爺さんでもできる。早速リンクさせようとしたのだが、薬局側が手続きで戸惑った。マニュアルをめくっている。こちらから「できますか?」と聞きたくなるくらいだ。薬局が積極的に勧めないのは、この点なのかも知れない。で、harumoだが、賢い。薬の説明から、薬を飲む(目薬を点す)時間のアラームまで設定でき、harumoを導入している薬局はもちろん、導入していない薬局の薬についても、薬の説明書のバーコードを読むことで、お薬手帳に書き加えることができる。私が通院している大学病院は、独自のシステムを導入するようで、harumoには加入していないが、薬のデータは取り込むことができる。ただ、何でかな~と思うのは、スマホでほとんどの操作をするのに、harumo加入の薬局では、このカードを出して、専用の端末にかざす必要がある。何でかな~カードコレクターとしては、カードが1枚増えたので文句は無いのだが。
2021.03.21
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以前に書いた、病院の予約確認システムが、進歩した。以前は、予約の日程が確認できるだけだったが、最近は、診察まで何人待ちか、薬の処方はできているのか、の、確認がスマホでできるようになった。 (画像・医師名は消している)待合室のモニターには、待っている患者の数と、中待合室へ入って欲しい患者の予約番号が表示されるのだが、これだけでは何人が待っているのかが分からない。なので、待合室でひたすら待たなければならないのだが、システムの進歩で、何番目かが分かるようになった。おかげで、待合室での蜜を避けるために、外に出たり、屋上庭園に行ったりして、外の空気を吸いながら待つことができる。院内のコンビニのイートインでソワソワする必要もなくなった。世の中どんどん進んでいる。爺さん爺さんしていると、取り残される。幸いにもこの分野のスマホは使いこなせているので、ありがたい。がん治療も進歩しているのだと思うが・・・
2021.03.20
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KKベストセラーズ間違いだらけの抗がん剤治療を読んで、セカンドオピニヨンをしてみようと思った。ん? セカンドオピニヨンというのは、「する」なのだろうか?それとも、「受ける」なのだろうか?ま、そのあたりは、置いといて・・・梅澤充医師の「間違いだらけの抗がん剤治療」には、標準治療は使えるだけ抗がん剤を使うから、体をいじめてしまう、がん治療が抗がん剤との闘いになってしまう、とあり、少量の抗がん剤で効果があると、臨床データを基に説明しているので、梅澤医師のブログも読んでみた。すると、ブログには、セカンドオピニヨンを受けているので、メールで問い合わせをして欲しいとあった。近藤誠医師の考えに近い実践派なので、セカンドオピニオンを受ける気になった。で、メールをしたのだが、20日ほど経過したのに、返答がない。アドレスを間違ったとすれば、それなりに戻ってくるハズだから、届いていると思う。梅澤医師に会うには、もう一冊の著書、「抗がん剤治療の正体」を読んでおくのが礼儀と思い、読んだのだが、メールの返信がなければ先に進まない。「抗がん剤治療の正体」(2016年刊)には、 抗がん剤でがんは治らない 再発予防という名の拷問 抗がん剤は少量だから効くなどが書かれ、臨床例も先の著書より多くなっている。どうしたものか・・・病院に電話をしてみるか・・・考えたのだが、これも何かの因果。会わない方が良いという事なのかも知れないと思い、セカンドオピニヨンを諦めた。自分の体は自分で考えろ、ということだろう。
2021.02.22
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私が通院しているのは、都内の大学病院。抗がん剤の点滴は3週間に一度。点滴の前に診察があり、その前に採血と検尿がある。そして、数ヶ月おきにCTやMRIの検査がある。これらの通院予定は、担当医がプリントアウトしてくれる用紙に書かれているのだが、このほど、スマホで同じデータを確認できるようになった。当然に、紙でもスマホでも変わるところはないのだが、スマホならいつでも確認できるという便利さがある。なので、早速、その手続きをした。アプリをダウンロードして・・・病院で本人確認のチェックを受け、診察券の番号を入れると、使用開始できる。画像のパンフレットでは分からないが、これは、病院独自のシステムではないようだ。システム業者が開発して、大きな病院が患者サービスの一つとして取り入れた模様だ。幸いにして、私はスマホでアプリをダウンロードして、手続きをすることができたが、はたして、高齢者が多い病院でどれだけ普及するのか、と思う。まさか、今後は紙の予約表は廃止する、とはならないだろうが、時代の流れは日々変わっている。数ヶ月したら、普及の様子を看護師さんに聞いてみたと思う。
2020.10.26
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手術を断って、抗がん剤治療のために通院しているのだが、嬉しくないのが、血管が細くて、採血も、点滴も、一度で針を注して貰えないこと。採血でも点滴でも、2回、3回と注し直しされたことがある。なので、看護師さんに言われて、腕の運動をするようにした。運動をすると、血流が良くなり、血管が太くなる、という。その結果なのか、夏になって、体温が上がったためなのか、自分で見ても、腕の血管が見えるようになってきて、採血も点滴も、ほぼ一回で済むようになった。だが、それは、右腕だけのこと。左腕は相変わらず血管がよく見えない。採血の際、「いつもはどちらの腕でしてますか」と問われる。血管を探す時間を節約するためだと思うが、時には、「右です」と言うと、左腕の血管を探す看護師がいる。「ならばやってみようじゃないか」と思うようだ。しかし、今年になって、左腕からの採血や点滴に成功したことはない。といことで・・・今日は点滴の日。
2020.08.21
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治療が難しいがんがなぜ治ったのか からMRIとCTの検査の結果、肝臓に転移がみられる、と数か月前に言われた。私の担当医は、消化器内科で、実際に手術をするのは、肝臓外科なので、肝臓外科の医師の説明を聞いて、手術を受ける判断をすることになった。外科は、手術をするのが本来の仕事だろうから、そこへ行けば切られる、と思ったが、消化器内科の立場もあるだろうし、外科医の意見も聞いてみよう、ということで、外科医に会った。案の定、手術を勧められた。この歳まで生きて来たので、手術を受けてまで長生きしたいとは思わない、と、用意していた考えを答えたら、「90歳まで生きたいと思わないのか・・」と医師は言った。その確約があって、寝たきりにならなければいいのですが、と、これも用意していた考えを答えた。血液検査に、がんの腫瘍マーカーが分かるCEAとCA19-9という項目があるのだが、私の今年になってからの数値は、CEAが、2.5~2.7 CA19-9が、18~26 で、いずれも基準値上限(CEAが5.0 CA19-9が37)以下となっている。なので、この点も強調して、手術はしたくないと伝えた。画像は、がんに効果があるというサプリを紹介する本に掲載された、ある患者のCEAの数値の推移表。サプリを飲み始めたら、CEAが3.0まで下がったことを強調している。なので、私の数値は正常だと思っている。一時は、CEAが50近く、CA19-9が170を超していた身としては、がんは消えたと思っているので、治療法は現状継続としたいのだ。その結果、手術はしないで、抗がん剤治療を続けることになった。
2020.08.20
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抗がん剤治療では、点滴の後2週間服薬が続き、その後の1週間は休薬となり、再び同じ3週間のサイクルが繰り返しとなる。服薬の間はなんとなく気分が優れないことが多い。食欲もあまりない。幸いに、今回は口内炎が出ていないの食べられるのだが、野菜や素麺などが主になっている。栄養のある物を食べなければ病気に勝てない、そう思って、休薬の1週間は、肉系を多く摂るようにしている。画像は牛のステーキ。厚ければいい、柔らかければいい、という感じで買ってみたが、どうも味が薄い。ステーキソースで味を付けたくなる。これなら、豚肉、トンテキの方が良かったかな、明日はトンテキにしようかな・・・などと思っていると、休薬の1週間は直ぐに過ぎてしまう。
2020.07.05
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♪結婚したって本当ですか♪という歌があったが、そんなノリで、♪ガンが転移したって本当ですか・・・と言えるようになってきた。というのは、担当医から電話があり、「転移が疑われるので抗がん剤治療をしましょう」と言われ、しばらく落ち込んでいたのが、ようやく♪♪のように落ち着いてきたからだ。医師から電話をもらって、「ああ、やはり、私は死ぬんだ・・・」と思ったのだが、句友の訃報に接し(昨日のブログ)、中途半端な気持ちで病気と接してはいけない、前向きに対峙(退治・この字でもいいか・・)しよう、前向きに生きなければならない、と思いを新たにしたところ、気持ちが楽になった。私としては、血液検査の結果でガンを示す数値が2項目とも基準値内に入ってきたので、卒業できたと安心していたのだが、最終的なMRI検査で転移が出てきた。血液検査とMRI検査のどちらを信じるのか、という感じだが、自覚症状がない素人なので、医師の意見に従うことにした。手術という選択肢もあるようだが、コロナ騒ぎのこの時期、手術より化学療法(抗がん剤治療)の方がいいだろうとの判断だ。どんな薬で、どのくらいの期間になるのか、来月はじめに病院で説明を受けることになった。ただ、画像のように、私の腕は血管が見つかりづらくなっているので、抗がん剤の点滴をするとしても、辛いことになると思われる。・・・副作用よりは楽だが・・・
2020.04.28
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故人が最後に送ってきたLINEのスタンプLINEの画面から借用句友がガンで亡くなった。先月まで俳句を作り、LINEやインスタグラムでやり取りをしていたのだが、2週間ほどネットでの動きがなかったので、LINEで「俳句作ってますか?」と尋ねたら、夫君から「昨日、永眠しました」との知らせがあった。虫の知らせなのか、LINEを送った時間に息を引き取ったようで、ショックだった。泣けた・・泣いた・・・最近涙もろくなったが・・・涙が止まらなかった。・・・と書いていても、涙がこぼれる・・・難しいガンだったようで、何回もの抗がん剤治療や放射線治療を受けていたのだが、叶わなかった。私より10歳ほど若い。これまで私は、漠然と、あと何年生きられるのか、いわゆる寿命はあと何年なのか、ここまで生きてきたのだから、いいだろう、子供も独立しているので心配することは何もない・・・と思っていた。また、ガンが進行するとか転移するとかを、正面から考えたことがなかった。これも漠然と、手術が終わって、抗がん剤治療が終わって、卒業・・・と思っていた。が、訃報を聞いて、生きる大切さのようなものを感じた。亡くなった句友はまだまだ若く、がんと戦いながら前向きに生きていた。私もガンであることを再認識して、がんと闘って元気に生きなければならない、誰のためでもない、自分のために生きなければならないと思いを新たにした。
2020.04.27
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私が通う病院では、様々なコロナ対策がなされている。正面入口には消毒液が置かれ、温度センサーで入館者の体温を検知し、会計などの窓口では、カウンターが透明の垂れ幕で仕切られ、待合室の長椅子には、画像の貼り紙がなされている。普段は待合室の椅子に座れないほどの患者が待っているのだが、この貼り紙がなされても、立って待つ患者はいない。それほどに患者が少なくなっている。病院は基本的に予約制なので、患者数が大きく変動することはないと思うのだが、目に見えて患者数が減っている。コロナが恐くて、予約を取り消したり、変更する患者が多いのだろう。という私も通院しなければならない身なので、通院途中や院内でのコロナ感染を恐れているのだが、毎日出勤している医師などに、「コロナが恐いから・・・」とは言いづらい。マスクをして、手袋をして、「人を見たらコロナと思え」、という感じで通院している。***************************** ** 500万アクセス記念 ** LINEスタンププレゼント中 ** ** 詳しくは、こちらをご覧下さい ** *****************************
2020.04.25
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先日のMRI検査の結果が良くなかった。肝臓に転移が見られる、というのだ。私としては、よい子の生活をしているし、血液検査の結果も良かったので、抗がん剤が効いていると思っていたのだが、そうではないようだ。ということで、全身再検査となった。血液、尿、レントゲン、心電図、胃カメラ、CT・・・そして、お通じの検査、と、看護師に言われたのだが、聞き返した。「お通じの検査って、何ですか?」と。何かを呑み込んで、それがどのような状態で、いつ出てくるのか・・・・という検査なのかと思った。今までに経験のない検査だ。用意しますから待っていて下さい・・・・と言って持って来たのが、画像の物。これは、成人病検査の時に毎度提出した、検便のセットだ。「検便ですね」と言うと、「はい、お通じの検査です」と言う。たしかに、お通じの検査ではあるが・・・・何か、表現が合っていない。病院では、検便のことを、お通じの検査と言うようだ。ところで・・・血液検査、尿検査、などと言うのに、なぜ、「便検査」と言わずに、「検便」と言うのだろう?
2020.04.21
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抗がん剤治療を受けていた時は、毎月、採血での検査があった。担当医が、血液検査の結果を見て、その日の抗がん剤点滴を決めていたのだが、抗がん剤治療が終わって、検査は3ヶ月に1度となった。今は、3ヶ月に1度、CT検査や血液検査をするのだが、前回の血液検査では新しい項目が加わっていた。HCV抗体と、HIV抗原抗体検査だ。この項目の検査は依頼していない・・・いやいや、私から検査内容を依頼したことはない。担当医の判断で検査項目が決定される。HCV・HIVとはなんぞや・・・家に帰って、ネットで調べた。 HCVとは hepatitis C virus 肝臓Cウイルス すなわち、C型肝炎のこと HIVとは、Human Immunodeficiency Virus ヒト免疫不全ウイルス すなわち、エイズのこと担当医はこの検査について何も言わなかった。というか、これまでも、問題の無い項目については何も言わなかった。検査結果が陰性だったからだろう。ただ、なぜ、この検査が加えられたのかは知りたいところだ。この検査で、肝臓へのがん転移が分かるのか、それとも、手術の際の輸血に問題が無かったかの確認なのか、それとも、検査結果データの取り違いによる誤記載か・・・
2020.03.24
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画像は、私の最近の血液検査の推移。病院でもらった検査結果をExcelに入れて、基準値より小さい数値には緑で、基準値より大きい数値には赤で、表示をしたもの。左は、最後の抗がん剤点滴をした日の数値。白血球、赤血球、血小板など、すべてが基準値を下回っていたりオーバーしている。この数値は、抗がん剤治療を始めてからあまり変わっていない。そして、先月末の数値は、そのほとんどが基準値内に納まった。病気が治癒したからではない。抗がん剤治療が終わったからだ。抗がん剤治療中は感染症に注意するように言われていたが、まさにそのとおりの数値である。この数値推移を見ると、よくぞ生き抜いてきた・・・という感じがする。この画像では、「血小板クリット」の数値がひとつだけ低い。血小板クリットというのは、血液中の血小板の容積割合のこと。血小板が小さいのかもしれないが、血小板数が基準値内でも少ないためにこの数値が低いものと思われる。と・・・知恵が付いたものである・・・
2020.03.09
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今年もと言うか、今年は色々なことがあった。とはいえ、体調のことだけだが、 2月 入院・手術 3月 退院 4月 2回目の抗がん剤点滴開始 8月 足や手の腫れや水ぶくれ出血 副作用との戦い 10月 抗がん剤点滴終了 12月 普通の速さで歩けるほどに快復という1年だった。去年は、やはり抗がん剤の副作用で口内炎や顔や頭皮の吹き出物で辛かったが、今年は足や手の炎症との戦いだった。口内炎が無くなり、手足の腫れが退いてきて、現在の心配事は、がんが転移して再発したら・・・・つらい抗がん剤治療を再び受けるのか・・・ということ。治療を放棄した場合の余命と、本来の余命と、どう変わるのか、治療を受けるとその余命が延びるのか、神のみぞ知ることを選択することになるのか・・・・そんなことを考える大晦日である。
2019.12.31
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画像上は、1ヶ月ほど前の、飲み薬。1日分でなく、朝に飲む薬のみ。6粒あるのが、抗がん剤で、その他に、痛みを和らげるもの、腸の働きをよくするもの、炎症を抑えるもの、血流を良くするもの、便通を良くするもの、薬から胃を守るもの、などだった。それが、徐々に減って、今は3粒になった。便通を良くする薬と、足のしびれを和らげる薬だ。言い方は変だが、何か飲み忘れているような、頼りどころがなくなったような、そんな感じがするほど、薬が減った。6種類を超す薬は処方しない、という方針が定められたこともあるのだろうが、薬を止めてもいい体になってきたものと理解している。大腸を10センチほど短くしたためか、便が硬くなったので、便通を良くする薬は今後も飲み続けるようになると思うが、薬の数が減って、飲み忘れそうになることが多くなった。朝は3粒だが、昼と夕は2粒なので、食卓の目に付くところに置いていても、見落としてしまうようだ。
2019.11.20
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ネットから借用約半年間の、抗がん剤点滴と服薬が終了した。前回の抗がん剤治療は、頭皮や顔のかぶれと口内炎で苦しかったが、今回の抗がん剤治療は、手と足の水ぶくれやひび割れがあり、徐々に快復してきているが、まだ続いている。先日、点滴ポートを抜く手術のため、1泊で入院したのだが、その折り、何人もの医師や看護師から「頑張りましたね」と言われた。何を頑張ったのか・・・最初は分からなかったが、話を聞いていると、抗がん剤治療を途中で止めたり、薬の量を減らして貰ったりする患者が少なくないので、半年間、決められた点滴と服薬をしてきたことが「頑張りましたね」、と評価されたようだ。。確かに、顔がニキビをつぶしたようにかぶれたら、外出はしたくないし、口内炎がひどくなったら、食べられる物が限られてくるし、手足の腫れ、特に足の腫れが出ると、歩行が困難になるから、通勤や買物ができなくなる。私が現役のサラリーマンだったら、途中で放棄していただろう。ありがたきかな定年、である。
2019.11.12
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点滴ポートを抜去する手術を受け、点滴ポートは無事取れたのだが、傷口の抜糸が残っている。「血管は縫わなかったのですか?」と医師に聞いたら。「血管はすぐに再生するので、縫いません。採血や点滴の針を抜いても、すぐに血は止まるでしょう。同じことです」と言われた。なるほど、言われてみれば・・・そうだ。今回の手術、皮膚は包帯を巻いておけば治る、という傷の大きさではない。何針縫ったのか、見てもよく分からないが、このままというワケにはいかない。2週間経ったら、抜糸をしますから、来院するようにと言われている。4週間後には担当医の診察があるので、その時でもいいですか、と聞いたら、遅くなると癒着して抜けなくなるので、2週間目に来院するように、と言われた。なるほど、点滴ポートが癒着していて、これをはがすのが大変だったように、細い糸でも癒着すると面倒なことになるのだろう。忘れずに、抜糸に行かねば・・・
2019.10.31
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点滴ポートの抜去手術は、21日の夕方から。病室を出て、病室に戻るまで、はぼ1時間を要した。担当医は若い女性。おそらく、研修医を終えて、2年ほどではないかと思われる若さだ。局部麻酔をして、皮膚を切り裂き、ポートを取り出して、チューブを引き抜く、という手順だが、ポートと体の組織との癒着がひどく、ポートを取り出すのに、かなり苦労したようだ。画像は、その、取り出したポートとチューブ。このチューブが、肩を超して、肺の上部まで行っていて、そこで点滴薬を血管に流す仕組みだ。抜き去ったポートやチューブを見たいと言った患者はあまりいないが、これをデジカメした患者は、私が初めてではないかとも言われた。歳を取ると、図々しくなるものである。ポートと、体の組織との癒着は、多かれ少なかれあるそうで、癒着しないポートの開発がなされことを望んでいると言う。ということは、使う予定のないポートを入れるのは、癒着を増進させることになるだろうから、入替の提案を断ったのは、正解だったと思う。
2019.10.23
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今回入院した部屋は、個室。病院から入院の連絡があった時、個室に入る身分ではないし、個室は高いから、と断ったのだが、無料の個室ですと言うので、入院することにした。その時、なぜ無料の個室があるのかを尋ねたら、感染症の患者さんなど、他の人のいる病室に入れない人のためにある、との答。なるほど、と思ったのだが、深く考えてみれば・・・重篤で他界しそうな患者を、他の患者がいる大部屋には置いておけない、という事情もあるのかも知れない。今日は22日で、祝日なので、1泊で済むはずの入院が2泊になった。無料の個室なので、1泊増えても影響はないし、まさか、病院が食事代で稼ぐことはないだろう。退屈しのぎの、ウオークマンの落語を聞き、数独、詰め将棋の本を読んで、楽しく過ごそうと思う。残念なのは、前回2回の入院の時と病棟が違うので、顔見知りの看護師さんがいないこと。大部屋なら、多少の冗談は言えるが、個室では言葉使いに気を使う。特に、気心の知れない看護師さんには。と、書いていたら、今日、退院できるとのこと。恩赦があった。雨の中を帰るのは、ちとつらいが、帰ることにした。おそらく、重篤な患者が出たのだろう。協力しなければ!
2019.10.22
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再入院することが楽しいのか、気が狂ったか、と思われるかも知れないが、心待ちの再入院だ。なぜ心待ちなのかと言うと、画像の点滴ポートを抜くだけの入院だからだ。点滴ポートとは、毎回毎回点滴の針を刺すのでなく、腕に付けたポートから心臓近くの血管に点滴薬を送り込むもの。ポートがしっかりしているので、点滴漏れが無く、点滴の痛みもない、という優れもの。だが、私の点滴ポートは、詰まってしまい、使えなくなっていた。使えない物をいつまで残して置くのは、血圧測定の際のカフが巻けないとか、採血の際のゴムが巻けない、という不都合がそのままなので、1日もはやく抜いて欲しいとお願いしていた。だが、ドクターは、抗がん剤で免疫力が落ちているので、8回の点滴が終わった後にしましょう、と言われていた。そして、抜くだけでなく、今後のために新しいのを入れることもできる、と提案されたが、今後のことははっきりしないので、これは断った。今回は抜くためだけの入院。多少は痛いだろうが、まったく気軽なのだ。で、その日がやっと来た。以前に入院した時の看護師さんに会えるのか・・・・ちと、心嬉しいのである。
2019.10.21
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画像は、私の病院朝食。再入院したのではない。朝食抜きで病院に行き、採血をするので、採決後に食べる、遅めの朝食だ。バナナ、カロリーメイト、INゼリー、お茶。いずれも病院のコンビニで買えるものだが、レジ待ちの行列が長い上に、値段が高いので、近所のスーパーで買ったものを持って、コンビニのイートインで食べることにしている。遠足のおやつのような朝食だが、診察の予約に余裕を持って行くには、これが便利だ。ただ、カロリーメートを急いで食べると、口の中が乾き、お茶をたくさん飲みたくなる。普段なら、お茶を短時間で飲んでも問題はないのだが、診察後の、3時間の点滴の際にトイレに行きたくなるのが難点だ。点滴途中にトイレに行くには、ナースコールで看護師さんを呼んで、点滴の機械の電源を外して貰わなければならないので、何回もトイレに行くのは、気が退けてしまう。が、この点滴は終了した。今後2週間、抗がん剤を服用すれば、卒業見込みとなった。
2019.10.17
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少し前のこと。抗がん剤の副作用で、足の裏が腫れたり水ぶくれができたりして、歩くのが困難だった時期があった。これ以上ひどくなったら、家の中で車椅子か・・・と、思うほどだった。日中は、できるだけ歩かないようにして、歩く時は、椅子の背、テーブル、ドアノブ、洗面台・・・などに掴まって歩いたのだが、夜のトイレに行くのが一番大変で不安だった。医者には、水分を摂りなさい、夜のトイレをいやがって水分を控えると、血流が悪くなって、薬の効き目が落ちるし、血栓症にもなりやすい、と言われていたので、水分を控えることはしなかった。ゆえに、夜中にトイレに行きたくなるのだが・・・寝ぼけて、痛い足で、薄暗い中を歩くと、転倒の危険があるので、ベッドで尿瓶(しびん)を使うことを考えた。が、尿瓶を買うほど長引くことはないだろうと思い、ベッドに腰掛けて、ビニール袋に排尿をすることにした。しかし、出ない。尿は出ない。出したいのに出ない。慣れないところで、慣れない方法で排尿した経験がないので、出せないのだろう。尿瓶なら出るのか・・・とも思ったが、やはり駄目なら、買うだけ損だ。結局、痛い足で、トイレまで歩くしかなかったのだが、幸いにも、現在は、腫れなどが治まってきたので、歩くのが楽になった。 (上記添付の画像は、おそらく、見えないことでしょう。要想像)
2019.09.22
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画像は、朝に飲む薬。一日にこの3倍の薬を飲むのかというと、そうではない。朝が一番多い。この中で、一番大きいのが、抗がん剤。点滴のあと、2週間飲んで、1週間休薬となる。で、これだけの薬を、副作用のある手で押し出すのが、ちと辛い。押し出しやすい薬もあるが、アルミが固くて押しだしにくい薬もあるが、合計11個ともなると、つま楊枝や伸ばしたクリップを使いたくなる。だが、不思議と、つま楊枝などは使い勝手がよくない。持つところが細いからかもしれない。ということで、思いついたのが、画像下。薬のPTP包装の角をナイフのように使って、薬の周囲のアルミを切る方法だ。PTP包装の角は立っているし、薬が入っているので小さくても力が入るし、外出先につま楊枝などを持って出る必要もない。先日、病院のコンビニの飲食スペースで、この方法で包装に切れ目を入れていたら、隣の人から、「その方法いいですね。いただきです」と声を掛けられた。私と同じように、薬を押し出すのが辛いと感じる人なのだろう。ちと、嬉しかった。
2019.09.07
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昨日のブログに書いた手袋は、12組で500円ほどの品。日曜大工専門店で購入した。1組の手袋は、夜から夜までの24時間使用と決めている。風呂上がりに軟膏と保湿剤を塗りたいからだ。で、安い手袋なので、3回~4回も洗えば、どこかしらに穴が開く。だが、その間の、手袋の洗濯がつらい。肌荒れの手に、石鹸などが浸みるからだ。こればかりは、しょうがない。と思っていたのだが、ある日、ひらめいた。手袋をしたまま風呂に入れば、手の荒れに石鹸などが浸みないし、手袋も綺麗になるのではないか、と。そのひらめきは正しかった。手は保護されるし、手袋は綺麗になる。タオル代わりに手袋を使っているのではない。素手でなく手袋を使っているだけなので、タオルはこれまでと同じ様に使っている。この手荒れから、早く開放されたいのだが、足の腫れの方が先に消えて欲しいと願っている。
2019.09.02
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ネックストラップで吊している、「医療情報等在中」のデザインを変えた。赤い十字のマークを加え、「医療情報等在中」の文字を大きくし、「延命治療お断り」、でなく「胃ろう、気管切開、人工呼吸器装着、人工肛門設置、をしないで下さい」と変更し、「家族同意済」を加えた。ただし、この十字マークは、昨日のブログの、優先席に座ってスマホをするアホ対策ではない。優先席付近で、この十字をちらつかせたことはない。自分自身が優先席に座った時に、十字の面を表に向けて、優先席に座っている理由の一助としている。そして、意外な効果があったのが、手袋だ。この季節に手袋をしているのは、何らかの病気か障害ではないか、優先席を譲ろう、という乗客が、何回かいた。私としては、薬の副作用で手が荒れているので、その治療として軟膏を塗って、保湿剤を塗っているため、軟膏でベタベタした手で、電車の吊革や棒に触るのはいかがなものか、との思いの手袋なのだが、周囲の人は、思わぬ気遣いをしてくれる。私が電車で座りたい理由は、足の裏の腫れだ。靴を履くのも痛いし、歩くのも痛い。なので、できるだけ、座りたいのだ。ま、そんな理由よりも、顔を見れば、優先席へどうぞ、という年頃ではある。
2019.09.01
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通院している病院のトイレにこんな貼り紙がなされていた。前回の通院の時はなかったので、最近貼れたものだ。貼り紙に書いてあることは、 ウォシュレットを使いながら排便するな 跳ね返った水で、便器やノズルが汚染される 次ぎに使用する人が、温水で汚染されないようにということ。これは、通院以前から感じていたこと。駅のトイレや、公衆トイレ、雑居ビルのトイレでは、ウォッシュレットを使いたくなかった。どんな水が出てくるのか、不安だったからだ。当然に、病院ではウォシュレットを使わなかった。この貼り紙が出されたということは、何らかの感染症が出たのかもしれない。病院では、ウォシュレットを必要とする人も少なからずいることだろうから、ウォシュレットを全廃することはできないと思う。周知徹底できればいいのだが、叶わないだろうな。
2019.08.26
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今回の抗がん剤は、副作用の口内炎が軽いのでありがたいのだが、足と手に、腫れや荒れ、水ぶくれが、強く出ている。あれもこれもとは、うまくいかないものである。特に、足の裏の腫れと水ぶくれがひどい。(画像:見苦しいので、最下部に)土踏まず横の水ぶくれが大きく、歩くのが痛くいために、つま先立ちで歩くので、腰や別の足に負担が掛かっているとも思う。次の通院まで日数があるので、意を決して、水を抜くことにした。膨れたままで水が引くのを待つより、治りが早いのではないかとの判断だ。ドクターに言ったら、何と言うことをするんだ、言われそうだが、やるしかないと決心した。小さなハサミで切れ目を入れたら、なんと、ティッシュペーパー3枚では含みきれないほどの水が出てきた。塗り薬を多目に塗って、保湿をした。そして、24時間。再び溜まった少量の水を抜いたら、少し楽になった。これが両足に出たら、車椅子に頼るか、寝たきりになるか・・・と思うと、ちと恐い。
2019.08.21
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通院の時は、採血(血液検査)がある。血液で多くのことが分かる時代なので、診察前に採血ルームへ行く。が、血液検査の結果が出るのに、40~60分掛かるので、診察1時間前には、採血を終える必要がある。診察の予約は、大抵、9時半。その後の、抗がん剤の点滴の時間を考慮しての時間だと思われる。診察が9時半だと、採血は8時半、家を出るのが7時半。ということで、通勤時間帯に移動することになる。しかも、採血があるので、水か、お茶だけで、食事なしで、家を出る。朝食は、診察待ちの間に、カロリーメイトとバナナとお茶で済ます。で、診察が終わるのが、10時半から11時。その足で点滴ルームへ行って、スムースに点滴が開始されれば、2時半か、3時には、自由の身になる。点滴中に食事をすることは可能なのだが、片手に点滴がつながっているので、サンドイッチかお握りなどしか食べられないので、点滴が終わってから、ゆっくりと、レストランで昼食、というのが、通院の楽しみになっている。病院の建物内のレストランなので、画像の冷やし中華が1,500円と高いが、具も多いし、味もいいし、のんびりできるのがいい。
2019.08.20
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3週間に1度、通院して、抗がん剤の点滴を受け、その後、2週間は、抗がん剤の錠剤などを服用し、その後の1週間は、抗がん剤は休み、というサイクルになっている。このサイクルが、あと3回ある。明るい明日を夢見て、通院、点滴、服薬をしているのだが、点滴後の2週間が長く感じられるようになってきた。手足のしびれや腫れが、しだいに増してきかたからだと思う。で、点滴後の2週間分の薬を、点滴から帰宅したその日に、区分けすることにした。以前は、1週間ずつ区分けしていたのだが、区分け日の夜の分が抜けたりする恐れがあるので、服薬がゼロになることを確認するためだ。が、薬の量が多いので、お薬カレンダーには納まらない。なので、画像のように、クリップで1週間分をまとめ、壁に吊すことにした。そこはたまたま、ヘルメットや発電式ライトなどを掛けている場所。万一の時には、薬も持ち出すことができる。一石二鳥の結果となった。薬の区分けができなくなったら・・・・老人ホームなのだろうか・・・
2019.08.14
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真夏の北海道ではない、真夏のホッカイロのことだ。3週間に1度、抗がん剤の点滴を受けているのだが、その点滴が痛い。点滴中も、その後数日も、点滴した腕の周囲が痛いのだが、暖めると、痛みが和らぐ。病院では、点滴中に、温水水枕のようなもので、腕を温めてくれるので、比較的楽なのだが、点滴が終われば、加温無しで帰宅することになるので、ホッカイロを持参して、点滴の腕を温めることにしている。病院で、帰り支度をしながら、画像のように、ホッカイロを腕に固定するのだが、看護師さんに、「どこでホッカイロを買ったんですか?」と聞かれた。「患者さんにホッカイロで暖めるといいと言うのですが、 この季節、売られていないんです」と言う。確かに、ドラッグストアでも、大型スーパーでも、店には並んでいない。「これは、寒い時に街道ウォークした時の残りなんです。 有りがたく使っています。残り物に福有りですね」そんな会話をして帰ってくるのだが、この季節、汗で長袖がしっかりと濡れる。
2019.08.06
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