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今日早速声楽のレッスンがあった。先生から私自身で昨日の歌をどう思ったかという質問があった。良かったこと、音を伸ばす所で落ち着いてしまわないで次の音を意識しながら前に進むように歌えたこと。高音部がきれいに出せたこと。よくなかったこと、低い音で響きがなくなったこと。先生は全体としては良かった。70点から80点ぐらいはいっていたと言っていただいた。それとみんなで合唱の時にはきれいにハモっていたが、高音部のピッチが下がっていた。独唱の時はちゃんと出ていたのだから、皆で歌うと言うので少し緊張感が薄れたのではないか、緊張感を忘れないようにということだった。で、次に何を歌いたいかと言われて、私はカンツォーネの曲をお願いした。シャンソンも気にはなっていたが、他の方でフランス語が堪能の人がおられるので、私のつたないフランス語ではとても無理かと思った。ただ、この曲は私が小さいころ母が集めたレコードでよく聞いた曲で、日本語で覚えている ので日本語でお願いした。その後お仕事に行き、なんとか古いパソコンを使用して会計ソフトを動かすことができた。一度出力して、費目についてのチェックを行った。明日は入力間違いを訂正することと、ややこしいものを整理していきたい。
2015年11月30日
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今日は声楽の発表会だった、昨日までねんざのせいでヒールのある靴をはくのがしんどかったが、今日は無事に履くことができた。おまけに、捻挫で身体をかばうため一昨日から腰が痛くなってきだした 、一昨日から腰にシップとコルセットをして(普段ならそこまではしないのだが、当日にひどくなったらと用心した)いた。今日起きたらなんとか腰の痛みがひいていたので良かった。これでなんとか普段通りに歌えると思ってほっとした。会場の更衣室で手早く着替えをする。化粧も普段よりは濃い目(笑) 会場についてリハーサルをする。最初はなかなか声がでなくて焦った。発表会、演歌を歌う人から、オペラを歌う人 ドイツ歌曲を歌う人スクリーンミュージック、ミュージカルを歌う人と非常に多様なだった。私は日本の抒情歌に挑戦した。誰でも知っている歌だけに発音や雰囲気の出し方が却って難しいが、これをきっちりやっておくと、コーラスの時にきちんと歌えるかなと思う。とにかく歌詞を間違えないということについてはクリアできた。普段出しにくい高音部をきれいに伸ばすことについては、完全とは言い難いが、聞き苦しいというほどではなかったと思う。自分の採点では75点から80点ぐらいか。ただし自分も上がっていたので、終わってからの聴衆の表情が見えておらず、人にどう聞えたかは不明(笑) トリの方は、ピアノの伴奏もされるし、歌も非常にお上手でプロ並みだった。
2015年11月29日
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今日のお仕事の目標は、なんとか全ての資料を、会計ソフトに打ち込んで、資料と照らし合わせて間違いがないかチェックを完了することだった。お仕事を一緒にしている人の協力も得て、これらをクリアすることができた。ほんとは土曜日は休みたいところだが、私は来週金曜日までにはこの仕事を終わらせたいので、土曜日半日出勤して、日時別費目別の整理をしてみたい。あとは、費目の分類が正しかったかどうかをチェックすれば公に提出できる状態になる 。もちろん自分の時間も大切なので、昼からは明日の声楽発表会の準備をするつもり。
2015年11月27日
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お仕事は順調にいけば来週の金曜日にはお役御免になるはず。今は、パソコンの入力と確認の作業をしているが、あともう少し支払いが残っているので、それを明日中に済ませてしまい、領収書をもらえれば入力作業も完成する。その後支出の項目分類が間違いないかをチェックして修正をすれば私がしなければならない任務はおしまいとなる。気持ちは焦るが、ミスがないように落ち着いて頑張ろう。現在ある書類と資料を明日全てチェックできたらだいぶ作業は楽になる。普通の買い物のように品物とおかねが交換というのは議論の余地はないが、契約後納品があってその後支払うという場合は 私が今までやってきた職場では、納品を確認した日が基準となるのだが、こちらでは 契約をした日いを基準とするという部分が違うのでその点私がうっかり間違えてないか十分チェックしたい。
2015年11月26日
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昨日は第九の練習日だったので参加した。仕事が忙しかったり体調の都合もあって1カ月ぶりの参加になったが、できる限り暗譜できるよう努力をしてきた。おかげで今回もなんとか暗譜で歌えることに自信がついた。今回は楽譜なしで余裕を持って歌う事ができた。 だんだんできてくるのはやはり嬉しい 。
2015年11月26日
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今日は女子会、和風料理であたたまってきた。 突き出し ゆず豆腐刺身 連子鯛のにつけ一人すき焼き天ぷら 酢のもの梅がゆ ゆずシャーベット魚メインのヘルシーなお料理でした。
2015年11月24日
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今日は通院の付き添いということで、朝から出かけた。病院も3連休明けで、とにかく人が多い。急患なのだろうか、連休明けまで我慢した人なのだろうか電話もひっきりなしに鳴っている。診療科目のある階に行こうと、エレベーターに乗ったら後から乗ろうとしている人が見えたので、ドアを開けて待ってあげた。で、降りる時にはその人はさっさと降りて、結局受診の順番は私たちが後になってしまった。待っている人も驚くほどの人数だったので、 いつもの2倍近い時間がかかってしまった。 お薬をもらうためにエレベータを使って1階で降りようとしたら、昇ろうとしている人が、中も確認せず真ん中から乗りこんできたので、あわててよけた。私が降りるのも確認せずに、行き先のボタンを押し始めた。私って透明人間だったのか。
2015年11月24日
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土曜日日曜日と仕事をしたので、今日と明日は仕事がお休みです。声楽のほうが発表会前なので、今日はレッスン。落ち着いてしまわないことというのが注意だった。はい、音符を伸ばしたりしているところで、気を抜く癖があるので注意。なんとか高音もそれなりに(笑)でるようになってきた。気を抜くと、テンポが落ち着いてしまってだんだん速度が遅くなる。 人に聞かせることはこんなに大変というか、気を抜くことはできないのだと改めて認識した。コーラスだと皆の影に隠れているので、多少気楽に歌っている部分はあると思うがそれも注意しないといけない。
2015年11月23日
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お仕事にでかけるので、コーラスの練習も十分できない。暗譜ができていない部分について、電車の中で覚え直している。イタリア語の歌は前回暗譜ができていたので、再度確認してなんとか思い出して、歌詞が歌えるようになった。2曲目のページ数にして13ページの曲も、やっと歌詞を覚えることができた。ただ、もうしばらく歌詞のほうしっかり覚えておこう。それができたらリズムをしっかりとってみよう。ピアノの方もなんとか少しずつでも練習中、新しい曲は、大分雰囲気も出てきたが、少し考えてテンポが遅れるのが難点。それと講評を受ける曲もとにかく弾いている。慣れるのみ。 今日はほぼ一日お休みなので、いつもよりしっかり眠った。掃除も片付けも溜まっていた部分は最低限コースだが、それなりにきれいにできた。やはりお休みは色んな意味でうれしい。
2015年11月22日
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声楽の発表会前なので、特別レッスンを受けに行ってきた。とにかく腹筋と下半身を鍛えるようにといわれたが、今仕事が忙しいので筋トレに十分な時間がさけない。仕事が終われば再び頑張ってみようと思う。後は発表する歌の練習に入ったが、私はピアノの伴奏の音を聞いて声を出すくせがあるので、それを心持速くすることで、実際はピアノと一体になった演奏ができるということだった。つまりひとつ前の音を聞いて声を出すと言う事だろう 。それとフレーズの最後の響きが下がるというか動きが止まった感じがするという指摘があった。関西人は語尾の音が下がる傾向があるので、そうなりやすいらしいが、できるだけ注意してのとことだった。ハミングした時に音が響くところを意識して響かせること。ただ、高い所の音が必死の感じがなくなったのは良かったかなと思う。先生は8割ぐらいまではできているから、あとひと頑張りですよとのことだった。レッスンを受けてから仕事にいく。こちらも土曜日までの出納を締めて、そこから先は新しい人がすることになっているので、土日までに、支払うべきところの請求書と領収書をクリアにしたいが、実際はできないと思うので、来週残務整理をして、お仕事を終える準備をしていきたい。というわけで、土曜日は忙しくなるので、明日はブログはお休みします。
2015年11月20日
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朝からお仕事に行く時に地下鉄の階段でスリップしそうになって、左足で支えた。転倒はしなかったけど、左足をねんざしたみたいで、歩くと痛いので、無理せず早く帰って手当てをしたが、安静と冷シップということで、ピアノレッスンもいくことができなかった。残念だけれと仕方がない。お仕事の方も、今が大変だし、人が減っているので、なんとか仕事にいければなあと思っている。
2015年11月18日
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今日のコーラスの目標は暗譜するということ。1曲は5月の合唱祭で歌った曲だが、長らく練習していないのでメロディは覚えているが歌詞(イタリア語)が出てこない。歌っているうちにだんだん思い出し、最後の方ではなんとかそれらしく歌えたが、8割ぐらいのできたった。2曲目は合唱祭前後から練習しだした曲で、だいたい歌詞もメロディーもなんとか覚えている感じだが、曲の途中で伴奏から入る部分が乗り遅れることがあるので9割ぐらいのでき。3曲目は合唱祭が終わってから練習し始めた曲で、ソプラノが旋律の部分は問題なく歌えるが、メゾソプラノ、アルトがメロディーを歌って、こちらが伴奏的にハミングやスキャットを入れる部分がまだあいまいなので7割のできというところかな。1月半ばの発表の舞台に向けて、弱点を克服していこう。
2015年11月17日
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今日はお仕事のあと、コーラスへ直行するので帰りが遅くなります。コメントへのお返事とかご訪問ができません。申し訳ありません。
2015年11月16日
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今のお仕事、4人で一緒に仕事をしているが、リーダー格の男性が感情の起伏が激しい。普段は丁寧なのだが、機嫌が悪い時私「お昼は私はお弁当なので、留守番してますから食事に行ってくださいね。」(全員が外食だと交代でいかないといけないので)男性「そんなにお昼が気になるなら、勝手に食べてたらどうですか。」と言われたこちらも想定外の反応に驚いたが、適当にスル―する。その後何事もなくて、金曜日のこと別の女性が彼に会計のことを質問した。「そんなことぐらいネットで調べたらわかるでしょう。そこまで私に教えろというのですか!」割とややこしいことなので、経験のある人に聞きたかったのだと思うが、険悪な雰囲気になった。こちらがフォローして、彼女も「虫の居所がわるかったのでしょうね。」と言う感じだった。女性も最初から私はしっかりものですと言う感じの人だったから、特に問題はないだろうと思っていたのだが、今日職場に行ったら、その女性は別の部署の手伝いをすることになったと聞かされた。短期のお仕事なので補充はないみたいだ。思い当たることと言えば金曜日のことだが、私は幸か不幸か、パワハラ先生、パワハラ上司に結構めぐまれていたので、免疫力が自然に高まっていたのだろう。(私の対抗策は、言われたことはやる。それだけなのだが。)逃げようと言う気はさらさらない。だいたい1年たったら向こうから折れてくるし・・・それはなぜだかわからないけど。
2015年11月16日
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皆さんの期待にお応えして、その後のお寺さんがどうしたか、聞いてください。夕方ということで、時間を確認したら4時ごろと言っていたので、それまでに掃除も終え、お供えも飾り、お布施もちゃんとしたのが3時半だった。4時10分にご訪問だったが、どこかの末寺の法要に参加してきたとのことだった。突然に日を変えてきたことについての謝罪などはなし。勝手まいりといって、勝手に家に上がり込んでお経をあげて、その場においてあるお布施をもらって、あいさつなしで帰ると言うやり方があるそうなので、軽く考えているのかとも思うが。 もうどうでもよいから早く帰って、5時には夕ご飯の支度をしたいしというのが本音。奥さんが車で送ってきた(相当雨がひどかった)というので内心にんまり。たまに奥さんが代わりにお参りにくることがあるが、奥さんは普通の人なので長くて30分程度だから、おそらく30分もしたら迎えにくるだろうと考えたからだ。お経もだいぶ端折った感じだったが、こちらはまったく気にしない(笑)本山の何かの当番を務めることになったとか(うちのお寺はわりと歴史もあって、その宗派では格式はあるほうらしい)適当に相槌をうちながら耐える。失礼ながら、ただ単にそのお家に生まれたと言うだけで、常識にかけるような人がある程度の役についているようでは、その宗派の今後の発展はおぼつかないような気がする。 4時50分にインターホンがなって、奥さんが迎えにきてそそくさと帰っていかれた。普段を思えば、40分なら短い方だ。来週がのんびりできるというか、仕事に専念できるので、ラッキーだったと思う事にしよう。
2015年11月14日
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今日は朝7時半のお寺さんから電話があった。何事かと電話に出ると、今からお参りさせてもらってもいいですか。さすがの私も、お参りは来週の第三土曜日になってるのではないですかと反論した。(実際は第三週の日曜日だったのだが、お寺さんが実力行使で第3土曜日にお参りにくるようになった)すると明日がお寺の法要でなんたらかんたら・・・心の中で15日が法要なのは昔からで、それがうちのお参りとどういう関係があるのかと思いながら聞いていた。仕方がないので、今からすぐといわれても困るので夕方にしてくださいということで決着したが。世の中、体調不良とか急用が(お寺なら葬儀とか)が出来ることもあるだろうから、どたきゃんは仕方がないかもしれないが、突然いまから来るというのは、世の中では、マナー違反じゃないだろうかと思った。親戚や親しい友達でも、もうちょっと前にアポイントの連絡を入れるだろうに。ということで、あわてて掃除をして買い物に行ってちょっとほっとしているところ。しばらくは時間通りにきておられたので、すっかり油断していたが、やってくれましたこの大技。 夕方にまた何かが起こるのかはお楽しみ。
2015年11月14日
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イラストは借り物です。今日は仕事が終わってから、友達と会う約束をしていた。少し残業したが、待ち合わせ場所(ある駅ちかくのコンビニというかスーパーの前)に40分ぐらい早く着いた。そのコンビニは駅に併設してあるごく小さな場所だが、スイーツとかが充実している。そこで、セーラームーンのような髪型をして、オーバーニ―の長靴下をはいて、セーラームーンのコスプレをしているのか(髪もほぼ金色)という女性がいた。店員がこの籠をお使いくださいと言っていたので、商品を手に持っていたのだろう。その声でセーラームンさんをよく見たら、若くはない。ほとんど年齢不詳だが30代から60代かというところ。私は、喫茶店で40分ぐらい時間をつぶし、再びそのコンビニにいって、友達と会った。彼女が、買いたいものがあるというので、コンビニの買い物にお付き合いした。店の中で地味なスーツの女性が、じっと立っている、私はこれは万引きGメンかと直感した(日曜にドラマの再放送をやっていたので)怪しい人がいるのかと、周りをみたらセーラームーンさんが、まだ店内でうろうろしている。駅のコンビニで普通は40分もかけて買い物しないだろうから、おそらく不審人物と思われたのだと思う。その後私は友達とおしゃべりして1時間半後にコンビニを通りかかったがその時はセーラームーンさんいなかったが、彼女は何事もなく去って行ったのかどうか気になった。
2015年11月12日
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今日からお仕事が正念場を迎えることになり、忙しくなります。法律的な問題もあって、遅くとも12月上旬までに決算報告をださないといけないらしい。というわわけで、今日は方向性を決めて、報告の経験者からノウハウを教えてもらい、本格的な仕事にはいる。慣れればそれほど難しいことではないらしいが、今日は時間がかかりそうなので、みなさんのところへご訪問ができません。お返事も今日はできませんがご了承ぐださい。
2015年11月11日
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今回は一番の新曲の練習。こちらでも響きを明るくと個人レッスンと同じことが言われる。あとは各パートがかけあいのようになるが、リズムは同じなので全体が乱れないように。なんかそれぞれが勝手に歌う感じになると聞いている方はなにがなんだかわからなくなる。 仕事が11月から12月上旬で終わるのでそれから時間ができたら練習をしたいと思う。高い音を喉声でなくて軽く出せるようにしないといけないが、それには発声練習が必要だ。ただ、今のように帰りが遅いと大きい声を出すのはちょっと迷惑になりそうなので、きっちり練習できないのが残念。
2015年11月10日
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声楽のレッスンに昨日行ってきた。自分にとって楽な音域になると、緊張が緩んで響きが低くなって、歌のスピード感がなくなるようだ。自分でも楽なところになると気が緩んでいるのがわかるし~もちろん緊張感を持って歌い続けるのがベストとは思うが、実際はなかなかできない。そして日本の歌については、名詞とか動詞とか言葉の意味の根幹の部分はしっかりと、てにをはの部分は、少し引いて歌うようにしないといけないようだ。日本歌曲は簡単にみえて、言葉が難しいのですと言われた。声量については大分でていると思うが、表現と音程まだまだ不安定かな。あと1回しか練習がないしどうなるのかな、練習あるのみ。身体で歌うわけだから、体調にも左右されるし、頑張ってみよう。
2015年11月10日
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あるお店でのできごと、そこの店主がテレビにでている人物の容姿やものの言い方について、悪口を言いだした。普段その人は「人の悪口や噂をしたら、お客さんの親戚だったり知り合いだったりすることがあるので、絶対そのようなことはしてはいけないと思っている。」と言っていたのだが、テレビに出ている人だから安心だと思ったのかもしれない。もちろん私の方からそのような話題はしていない。実はそのテレビに出ている人というのは、私が色々お世話になった、学生時代の先輩の子どもさんで、私は実際にあったりしてその人をある程度は知っているつもりだ。別にその人のことで、店主と論争する気はないが、その人はこういう人だよとその人となりについてはそれとなく反論はしておいたが、「私はそんなこと知らんわ。」と いうことで、聞く気がないようだったので、黙っていうことを聞きながしていた。個人的に知り合いでなくても、その人のフアンだと言う人もいるかもしれないので、接客業としては、自分から悪口をいうのはまずいのではないかと思う。
2015年11月09日
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仕事をしていると、家の方がなかなか片付けられないので、今日のお休みに家の中をできるだけかたづけることにした。まず東から、キッチンをきれいにする。シンクタンク、排水溝をきれいに磨く。ヒーターもきれいにする。資源ごみカン・ビン・ペットボトル・新聞などを分別して整理する。洗面所とお手洗いをきれいにする。掃除機をかける。正月用品などの注文書を書く。これで午前中が終了する。昼から、クリーニング店に出していた夏物を受け取りにいく。夏物を衣装ケースに片付ける。2階の部屋の片づけをする。そして拭き掃除と掃除機をかける。ピアノの練習を少しする。明日は声楽の先生がコンサートを開くので、私たち生徒も1曲歌う事になる。当日に先生に贈るお花を注文しに行く。そして、新米のお米をいただく。なかなかおいしい味に幸せな気分になる。私がやりたかったことが全てできたので、今日は気持ちよく眠れそう。
2015年11月07日
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玉藻前 曦袂(たまものまえあさひのたもと)(豆知識)さてこれから九尾の狐が登場する話となるお話自体が単純だが、玉藻の前が一瞬にして狐の顔になったり狐として天をかけるなどの人形ならではの奇抜な演出をたんのうできるお話になっている。 神泉苑の段下部たちが、皇居の神泉苑の掃除をしていると突然黒雲が沸き起こり雷鳴がなる。みんなが驚いている間に、黒雲の中から九尾の狐が飛び出して皇居の中へと入っていく。神泉苑の御殿では、帝の寵愛を受けることになった初花姫(宮中では玉藻の前と呼ばれている)が帝のお召しがあったため、支度をしている。そこへ九尾の狐が現れ、玉藻の前の喉笛を食いちぎって殺し、玉藻の前になりすましている。薄雲皇子が御殿に顔を出し、「姉桂姫に勝る美しさ、私はもうすぐ帝になる。どうじゃ妃にならぬか。」と誘いをかける。玉藻の前は「実は私は、インドや中国で国を乱し沢山の血を流させた、何千年の齢を経た狐である。そなたが国を簒奪するというのなら力を貸そうではないか。この国を魔道の国となしてくれというのが私の願いじゃ。ただ、獅子王の剣の霊力が今までの私を妨害してきた、あれさえなければなあ」皇子「獅子王の剣は私が持っている。また国の宝八咫の鏡も盗み出してある。私が帝となれば、神社仏閣はすべて破壊し魔道の国となしてやる。」ふたりの利害が一致し手を組むこととなった。(これまで娘らしい雰囲気の玉藻の前は、様子がかわり、女ながらも威厳をもった動きをする。ただものではないと言う感じがする。)廊下の段渡り廊下で、他の后や女御たちが、帝から相手にしてもらえず、それもこれも玉藻の前のせいだ。皆で力を合わせて玉藻の前を暗殺しようではないかと、密談している。そこを通りかかる玉藻の前。おりからの嵐に廊下の燭台の火が消えて暗闇となった中で、玉藻の前におそいかかろうとする妃たちだったが、玉藻の前の身体は妖しい光を放ち、女たちは恐れて逃げていく。訴訟の段帝は体調がすぐれず(狐の妖気にあてられている)薄雲皇子が代わりに政務を見ている。しかしこれもいい加減な男なので、江口の里から連れてきたお気に入りの遊女亀菊を御所に引き入れ遊女姿のままでうろうろさせている。で、亀菊に「訴訟の判決をいうのもうんざりしてきた。どうじゃお前に任せるから、好きにせよ。」そこで亀菊が訴訟の間に座り、御所内でのいざこざを裁いていく金を貸したのに返してくれないという高齢のお局と男の争いでは「金を貸したら帰ってこないものと決まっている。あきらめた方がよい。」男に妊娠させられたという下女の訴えには男に対し「結婚する気がないなら金で解決することだ。」快刀乱麻というか良くも悪くもずばずばと仕事をこなしている。そこへ陰陽師安倍泰成が登場し、玉藻の前に不審がある。闇の中で身体が光ったと言う話があり、これは玉藻の前が妖怪であるという証拠だと訴える。玉藻の前は、昔から衣通姫や光明皇后など、身体から光が出た人の話はあるが、それらは妖怪ではなかったではないかと反論する。一度は引いた泰成だが、帝の病気平癒祈願の修法をする時に御幣をもってほしいと依頼し、玉藻の前はそれを引き受ける。訴訟が終わって人気のない座敷に采女之介がそっと登場、亀菊が「皇子が持っている八咫の鏡 を盗み出してきました。はやく元の所に納めてくださいと。」采女之介に鏡を渡す。皇子が物陰から現れ「裏切ったな。」と亀菊を袈裟がけに切る。亀菊「私は元あなたの家来だったものの娘です。どうかこれ以上悪いことをせず。善心に戻ってください。」と虫の息でいう。「お前のようなものが千人集まって世迷言をいったとて、俺の気持ちは変わらぬわ。」と皇子はさっていくのだった。祈りの段帝の病気平癒の祈祷を行うということで、玉藻の前は御幣をもち壇上に立っている。祈祷を始める泰成。玉藻の前「病気平癒の祈祷とは偽りで、私の正体を暴くための祈祷であろう。お前ごときの法力で何ができる。」泰成は采女之介が見つけ出してきた獅子王の剣を持っており、それを玉藻の前に突きつける。「やれ悔しい、獅子王の剣がここにあるとは。」と玉藻の前は狐の正体を現し、黒雲の中宙を飛んで逃げていく(人形遣いさんも宙づりで空を飛ぶ趣向)皇子は玉藻の前が逃げたので、企てが敗れたと姿をくらます。(そのご、狐は追い詰められて矢を射られて殺されたが、その死骸は殺生石となり、毒気で周りのものを殺すことになった) 化生殺生石の段殺生石では、狐の怨念が残り夜毎様々なものに化けて、踊りを踊るということになっている。狐、娘、座頭、夜鷹、祭の男、雷、奴など人形遣い桐竹勘十郎さんが、人形の早変わり、右に消えたと思えば左手から登場したり、石の中に消えたと思えば、思わぬところから別の人形になるとか、宙を飛ぶとか様々のびっくりするような仕掛けで 楽しませてくれた。
2015年11月06日
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玉藻前 曦袂(たまものまえあさひのたもと)(豆知識)ご存知金毛九尾の妖狐が登場する話だが、前半なほとんど関係のないお話。清水寺の段薄雲皇子は生まれた日に日食が起こったため、帝位につけなかったのを恨みに思い、クーデターを画策している。皇子「公卿もだいたいこちらの味方についた、反対派の藤原道春は病死したのでこの計画はうまくいく。道春の家の名刀獅子王の剣もまんまと盗み出したし勝利はこちらのものだ。しかし、道春の娘桂姫に入内を進めているが、まともな返事をしてこない。無礼な奴だ。道春の家に行って、桂姫が良い返事をしなければ、首をたたき切ってやる。」と家来を引き連れ去っていく。(皇子というよりは、山賊の親分という雰囲気がする。)そのあと桂姫が桜を見に登場し、そこで偶然に陰陽師安倍泰成の弟采女之介であう。走り寄る桂姫「あなたのことが大好きで、女の身で恥ずかしさもいとわず何度も文を差し上げましたが、お返事してくださらないのですね。」はっきりした返事をせず適当にあしらう采女之介(娘の方は自分の気持ち一筋だが男のほうは政治的な事も考えている)。そこへ、再び皇子が登場し、「そこにいるのは桂姫。ひっさらえ。」と家来に命じる。采女之介が間に割って入りなんとか桂姫は屋敷まで逃げ戻るのだった。 道春屋敷の段桂姫は采女之介のことを思って、ぼんやりしやせ細っている。それを心配する妹の初花姫だった。采女之介が奥方を訪ねてくる。初花姫は気を利かせて姿を消し、桂姫は采女之介に私の気持ちをわかってとすがりつくが、「皇子の申し出を断ってしまえば、藤原の家も安泰ではいられない。私のことはあきらめて、皇子の言いつけに従った方がいい。」と答える。奥方がやってきて、二人で密談する。奥方「皇子の方から獅子王の剣を差し出せときつい催促。いま紛失した剣の行方を捜しているのでと言っているが、これ以上待ってもらえそうにない。頼りになるのはあなたがた兄弟だけ、なんとか探してもらえまいか。」そこへ皇子の使いとして岩崎金藤次が登場する。采女之介は退場。岩崎「皇子の所望している獅子王の剣を差し出すか、桂姫の首を差し出すかふたつにひとつだ。」奥方「獅子王の剣は行方が知れず。桂姫は私たちが子どもを授けてくれるようさる神社に祈願した帰りに拾った子です。雌龍を彫った鍬形(かぶとの飾り)が置いてありました。神様からの授かりものと、この子は立派に育て上げるからと神様に誓って育てた子、死なせるわけにはいきませぬ。どうしてもというなら、我が子初花姫の首を討ってください。」岩崎と奥方が押し問答をした結果、二人の娘にすごろくをさせて、負けた方の首を討つと言うことでなんとか決着する。話を聞いていた二人の姫はさっきの赤い内掛けから白むくの死に装束に着替えて登場する。お互いが相手を死なせてはならないと負けるようにもっていくので、なかなか決着がつかず、岩崎がいらだちはじめた時「お姉さまが勝ちました。」と初花姫。しかし岩崎は桂姫の首を切ってしまう。呆然とする初花姫と奥方。「ちゃんと話をつけたうえの結果なのに、最初から桂姫を切る気で、私たちの心をもてあそんだのか!」と怒った奥方は薙刀を持ち出し、岩崎に切りかかる、采女之介も奥座敷から出てきて、奥方の助太刀をし岩崎を切る。苦しい息の下から岩崎は「聞いてほしいことがある。実は桂姫は、私が浪人していた時生活に困って捨てた子だ。奥方の話をきいてわかった。しかし、なんで親子の名乗りをあげられようか。立派に成人させてもらったこの恩に報いるためには、この子の命と引き換えに藤原の家がつぶれぬようにしなければととっさに考えついたのだ。獅子王の剣は実は皇子のいいつけで私が盗み出し皇子の手元にある。」と語り息絶える。そこで采女之介は桂姫の首をもち、皇子の館へ剣を奪い返すために出かけていく。 (と非常にごたついている時に)帝の上使があらわれ、初花姫の読んだ歌を帝が高く評価され、宮中に昇るようにとのおおせだと告げる。
2015年11月06日
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今日はピアノレッスンの日。現在の教本の最終曲。8分音符と16分音符、符点8分音符32分音符、3連連符を引き分けるのが課題だったと思う。前回指摘を受けた分をできるだけ修正して、レッスンに臨む。前回から大分練習してきましたね、いわれたことはだいたいできていますと言う事だった。ペダルの入れ方と少しの音符の弾き方の指摘をうけ、修正をかけて再度弾いてみて合格をもらった。いよいよ次の教本ですねということで、もちろん自分でもわかっていたが、先生に言われるとすごい達成感がある。どんなレベルかと言われたら。昔の言い方でいったら、これからツェルニーの40番ぐらいのレベルになるらしい。もしよかったらと言う事で、3カ月に一度ぐらい音楽教室の複数の先生を前に課題曲を弾いて講評してもらうと言う機会があるので、それに申し込んでみたらどうですかと言う事で、勉強になるからということだったので、知らない人に聞いてもらうのは辛いけど、発表会の度胸をつける練習にはいいかということで、申し込むことにした。 しかし、家で弾くのとはわけが違うので、やはり以前に弾いた曲とはいえ練習したいので、年度末までまってもらうことにした。
2015年11月04日
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1日は日曜出勤だったが、以前に椿姫の公演を見る予定をしてたので、早めに仕事を切り上げて、オペラを聞きに行ってきた。プラハ国立歌劇団の公演。舞台はほとんどが白と黒との衣装で進行する。一幕目は椿姫のサロン。椿姫だけが白の衣装、他の女性たちはデザイン違いの黒の衣装。男性も白と黒。椿姫ことビオレッタは高級娼婦銀座のママと吉原の太夫をあわせもったような立場。自分でサロンと言う店を経営し、自分の美貌と才知で、金持ちや貴族を侍らせて、お金を貢がせる。こういうサロンが楽しいという評判がたてば、よい客が集まる。1年前に椿姫を道で見染めた青年アルフレッドは、知り合いの伝手でサロンにやってくる。ここで、有名な乾杯の歌。二人の二重唱に合唱が加わる。二人だけになった時アルフレッドは、彼女を神秘的で気高い宇宙の鼓動のような人だと言う。私はそんな立派な女ではありませんと言いながらも彼に惹かれていく椿姫。宴会が終わり、一人になった椿姫は、恋の予感に震えながらも私は「花から花へと」享楽的に生きていくのがお似合いだわとドラマティックに歌いあげる。2幕目二人は田舎で同棲生活を始める。椿姫は享楽的な生活から手を切り、二人だけの愛に生きる決意をしているが、生活のため持っている財産を次々手放していく 。そのことを知ったアルフレッドは金策のためにパリに行く。その間にアルフレッドの父親が訪問してくる。女にたぶらかされて、金を巻き上げられているに違いないと思っていたが、椿姫が自分の財産を手放していることを知り、だんだん心を開いてくる。しかし父親は世の中の権威とか世間体とかを体現したいかめしい雰囲気を醸し出している。娘に縁談があるが、あなたのような人と暮らしている兄がいるということで破談になりかけている。椿姫「私は今までの生活を清算し、真面目に暮らしており神様からの許しも得たと思っていますが、人間は私を許さないのですね。」父親「あなたは気高い心の持ち主です、どうか私の家族に平穏な暮らしができるよう、私たちの天使となってください(結局別れろということ)」結局父親の説得に、「いつか機会があればお嬢さんにあなたの幸せのため大きな犠牲を払った女がいたことをお伝えください。アルフレッドにも必ず私の本心を伝えてください。」と約束して別れ話の手紙を書いて、椿姫はパリにもどり元のような暮らしを始める。(文楽と似ている設定)椿姫に裏切られたと驚き怒り悲しむアルフレッドだった。 バリで昔のパトロンの男爵とよりを戻し、友達フローラの夜会に姿を現す椿姫。椿姫を追ってやってきたアルフレッドは、トランプで勝ったお金を椿姫に投げつけ「いままでの借りは返したからな」と言い放ちあまりのことに、椿姫は気を失ってしまう。男爵は恋人を侮辱されたとアルフレッドに決闘を申し込み、居合わせた父親もアルフレッドを厳しく非難する。椿姫はどうぞ私の本心を伝えてと父親に頼む第3幕胸の病が進行して瀕死の床についている椿姫、アルフレッドの父親からのあなたの本心は彼に伝えたからという手紙が彼女の生きる支えだった。きっとあなたは帰ってくる。でももう遅過ぎると嘆く椿姫。やっとアルフレッドが駆けつけてくる。男爵と決闘して相手を傷つけたので、ほとぼりをさますため外国にいっていたのだった。二人で郊外に住み以前のように暮らそうという二人の二重唱。しかしそれははかない夢。父親もかけつけてくるが、椿姫は力尽き死んでしまうのだった。
2015年11月03日
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桜鍔恨鮫鞘(さくらつばうらみのさめざや)(豆知識)もともとは、長い話であるが、現在はこの段だけが独立して上演されている。古着屋の八郎兵衛という男がなじみの遊女に愛想づかしをされて逆上し、遊女を切り殺したという実際の事件を脚色して悲劇に仕立てたもの。鰻谷の段古着屋の八郎兵衛は元は武士。女房お妻、お妻の母、娘のお半と幸せに暮らしていた。ところが元の奉公先の家宝の刀が盗み出されたため、その行方を探しに奔走する毎日となり、それらしい刀をみつけたが50両の金がいるということで、お妻に金策を頼む(当時下女の年棒が3両だったそうで、50両というのは如何にも大金。しがない古着屋の女房が作れるお金ではないので、ひどい話だ。)お妻は夫の苦労を見て、なんとかして金を作ってやろうと考える。母親と相談して思いついたのが、かねてより自分に気のあるそぶりをしている金持ちの弥兵衛に結婚を承知する代わりに、50両の持参金を持ってきてほしいと条件をつける。弥兵衛は大喜びで承知し、金をもって古着屋を訪問する。さて祝言ということで奥座敷に入る弥兵衛。そこへ八郎兵衛が帰ってくる。母親があんたのような甲斐性のない男はもうごめんだ、お妻はもっと良い男と結婚させたいので別れてくれと言う。びっくりする八郎兵衛。お妻はあらぬ方を見てうつむいている(女の辛さがわかるしぐさ。)金の切れ目が縁の切れ目別れてくれとお妻もいう 。驚き怒る八郎兵衛だったが、刀を探すため一旦家を出る。弥兵衛は子どもお半がいては祝言の邪魔だというので、お半は外に追い出される。再び登場した八郎兵衛はお半が外に締め出されているのに怒りを覚える。お母さんはどうしたと聞くと、男の人と寝ているというお半。逆上した八郎兵衛は家に飛び込み、でてきた母親を切り殺し、騒ぎを聞きつけて出てきたお妻も切りつける。弥兵衛はこの様子を見て人殺しと叫んで逃げ出す。そこへお半が八郎兵衛にとりすがり、お母さんから父さんに言うように頼まれた言伝があると、たどたどしく語り始める。私は、無筆ゆえ子どもに書き置きを伝えます。あなたがお金の工面に苦労しているので、母親と相談して弥兵衛さんとの結婚をして持参金で50両の金を作りました。もちろんあなたを裏切るつもりはありませんが、よその男と一緒になるのは辛いので、お金を渡したそのあとは死ぬ覚悟をしています。どうぞそのお金で、お家の難儀が救われますように。お半のたどたどしい言葉を聞いて、絶望のあまり自害しようとする八郎兵衛だったが、仲間の銀八がともかくここは逃げろと言うので。八郎兵衛は嘆きながらいずこともなく去っていくのだった。
2015年11月02日
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碁太平記白石噺の続き新吉原揚屋の段全盛の花魁宮城野は自分の部屋で「曽我の十郎五郎の仇討」の本を読んでいるところ。そこへ別の遊女が、今日旦那さんが連れてきた田舎娘のなまりが面白いとご注進にきた。ちょっと面白いので連れてくるとおのぶを連れてきて、どうして吉原へきたのかとしゃべらせる。「父親が代官に切り殺され、ショックで母親も死んでしまった。庄屋さんは殺したという証拠がないからあきらめろというが私はあきらめられないので、7年前私が5つの時に家を助けるため身売りした姉さんを探してここまできた。」と。宮城野は娘の訛りが、自分の故郷のものだと気づき、事情を聞こうと他のものを用事に出し、おのぶと二人になる。それで、お前は余茂作という人を知っているかと聞いたら、それは私の父親だとこたえる。それでは、あのとき5つだった妹がお前かとふたりは抱き合うのだった。「私の年季があければ故郷で両親やお前と暮らせると楽しみにしていたのに。なんということ。」「代官の団七が父さんを殺したには違いがないので姉さん、二人であだを討とう。」「わかった、それでは旦那さんには申し訳ないが、二人で吉原を抜けだし団七を探そう」それをもれ聞いた主人聡六が部屋に入り止めに入るが、宮城野は話を聞かれたからにはと小刀をもちだし(父親余茂作は元武士で形身に与えたもの)切りかかるが刀をたたきおとされる。聡六「お前たちは江戸の西も東も分からないのに、どうやって仇を見つけるのだ。万一仇に出会ったとしても、お前のような腕では武士と戦う事もできまい。さっき読んでいた曽我兄弟も、仇討するために 何年も修行して苦労して仇を討ったのだ。二人とも落ち着いて時節を待て。必ず仇は取らしてやるから。」主人の暖かい言葉に二人はうなずくのだった。(そのごの話)主人のあっせんもあって由井正雪 文楽では常悦という江戸一番の剣術使いの家に姉妹が住みこんで内弟子となり5年の修行を経て、鎖鎌やなぎなたの使い手となり、団七に戦いを挑んでうち果たすということになる。
2015年11月01日
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