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虐殺器官私:この本のカバーの裏に、この近未来のSF小説の説明が次のようにある。 9・11以降、激化の一途をたどる"テロとの戦い"は、サラエボが手製の核爆弾によって消滅した日を境に転機を迎えた。 先進資本主義諸国は個人情報認証による厳格な管理体制を構築、社会からテロを一掃するが、いっぽう後進諸国では内戦や民族虐殺が凄まじい勢いで増加していた。 その背後でつねに囁かれる謎の米国人ジョン・ポールの存在。 アメリカ情報軍・特殊検索群i分遣隊のクラヴィス・シェパード大尉は、チェコ、インド、アフリカの地に、その影を追うが...。 はたしてジョン・ポールの目的とは? そして大量殺戮を引き起こす"虐殺の器官"とは?- 小松左京賞最終候補の近未来軍事諜報SF。A氏:君がSF小説に興味があるとはね。私:いや、特に興味はないのだが、この本は、すごい本だというようなのをどこかで読んで、好奇心で図書館に3ヶ月ほど前に予約した。 だから、明確な動機は忘れた。 上の本の中身の紹介のように、この小説の主人公はシェパード大尉だ。 アメリカ上層部の指示により、大量虐殺を扇動する幹部をひそかに暗殺する役割だ。 暗殺のターゲットに登場するのが、米国人ポールだ。 彼は内戦を引き起こし、虐殺を起こす背景に常にあるということだ。A氏:どういう手段で、内戦とそれに伴う虐殺を起こさせるんだね。私:ポールはアメリカで言語を研究しPR会社にいたという。 どうも、マスコミなどを通じて、そういう雰囲気を作り出すようだね。A氏:君のブログの「日本一早い平成史・1989~2009」で森達也氏は、1994年のルワンダの大虐殺の原因として、扇動ラジオの存在を指摘しているね。 それまでは、ルワンダには民族同志対立はなく、平和に共存していたという。私:この本の題名の「虐殺器官」とはおそらく、そのような言語に反応する虐殺器官が人間の中にあるということのようだね。 ポールはマスコミの言葉を通じてそれに働きかける。 近未来だけに、武器の発達はすごく、敵地にはパラシュートでなく、ミサイルのようなものに人が入り、発射される。 敵に見破られないように、いろいろな小さなハイテク機器が使われる。 たしかに、今まで読んだことのないような小説だね。 アメリカのSFバトル映画を見ているようだね。 こういう小説もあるのかという点では参考になったね。 しかし、今の時代こそ、マスメディアに騙されない「メディア・リテラシー」が必要なときはなく、それが不首尾に終わるなら、近い将来に人類は、氷河期や宇宙人の襲撃や隕石の衝突などの理由でなく、メディアによって滅ぶだろうという森達也氏の言葉をまた思い出したね。
2010.09.30
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ホームズ聖地巡礼の旅私:シャーロック・ホームズは、120年前のコナン・ドイルの有名な探偵小説の主人公だが、いまだに、愛読者が多い。 特に、シャーロキアンという一種のホームズのマニアがいて、その集まりが長い間続いて、いろいろな研究成果も発表されているようだね。A氏:シャーロック・ホームズの出身大学が、オックスフォードかケンブリッジかという論議もあるそうだね。 もちろん、ホームズは、小説上の人物だがね。 明智小五郎が東大卒か、京大卒かというようなものだね。私:俺は、推理小説は好きだが、シャーロキアンではない。 しかし、シャーロキアンがどういうことに興味をもって知的遊戯をしているのか、知りたいと思い、図書館に予約して、3ヶ月待って借りることが出来た。 読むと、一種の推理小説のようにドイルの小説を分析しているので、面白く読んだね。 シャーロッキアン同志の議論も興味があったね。 特に、この本は、ホームズが小説上、活躍するイギリスの各地に行き、ここがあの小説の舞台となる場所や鉄道などでないかと推理するという面白さがあるね。 作者のコナン・ドイルは、余技として書いた小説が世界中で未だに愛読されたり、TVドラマ・シリーズになったりして、あの世で驚いているだろうね。 ホームズが扱った事件は、60位あるようだね、 NHK・TVで放映された40話ほどのDVDも発売されているね。 コナン・ドイルが力を入れて書いた他の作品は忘れられているのにね。 アニメで少年探偵コナンというのがあるが、コナン・ドイルからきているだろうね。 今後もシャーロキアンはクラブ活動を通じていろいろ知的遊戯を展開するだろうね。
2010.09.29
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近世の仏教私:図書館で予約して、1ヶ月ほど待って借りた。 この本のタイトルの近世とは日本の近世で、江戸時代が中心になるね。 日本の宗教史では、鎌倉から戦国時代にかけて仏教が盛んだが、江戸時代は儒教と神道が中心のようなイメージがあるね。 著者は、そのイメージは正確でなく、実は江戸時代は仏教が中心であるという説明を展開するね。A氏:江戸時代の儒学と神道のイメージというのは、江戸幕府の政治思想に関係するのが儒学と国学中心のせいだろうね。 「日本政治思想史・[十七~十九世紀]」1、2、3には、仏教はほとんど登場しないね。私:しかし、仏教という面に焦点を合わすと、江戸時代はむしろ、仏教が日本人の宗教の基本になった時代だね。 儒教は本来、皇帝の国家儀礼から家庭の冠婚葬祭に至るまでの実践的な儀礼から成り立っているのだが、日本では朝鮮などと違い、教説だけ受け入れ、礼の要素は受け入れなかった。 葬式は、幕府の命で、仏式だけだしね。 寺の本山と末寺という階層制度(本末制度)、寺檀制度(檀家)、僧侶資格も確立し、これが今も残っているね。 近世が儒教の時代だというのはまったくの誤解で、実際には仏教のほうが主流の思想であり、宗教であったということになる。A氏:江戸幕府初期の政治顧問では、崇伝と天海が有名だね。私:中国において朱子学のもとを作った朱熹は、もともと禅の影響を受けながら、それを脱して新しい儒教を作ったという。 日本でも近世初期に仏教から独立した儒教独自の立場を打ちたてようとした藤原惺窩、林羅山、山崎闇斎らは、もともとは禅寺で基礎の素養を積んでいるという。 「葬式仏教」というイメージとは異なり、宗派間、儒者や神学者との間の論争もやっていてその記録が残っている。 三教一致という論議があって、仏教、儒教、神道の一致だね。 江戸時代というのは、いろいろな分野での印刷物の量はすごいね。 文献主義だね。A氏:それは小説「天地明察」を読むと天文学や数学の文献が多いことでもよく分かるね。私:それに、民衆に分かりやすく仏教を説くために、口語文のテキストも出るね。 この本は200頁ほどの本だが、これらの文献を引用しながら、江戸時代の仏教の多面的な実態を明らかにしているね。 この本は内容的には、日本の近世仏教の専門書だが、平易な文章でわかりやすい。 俺は仏教史の専門でないが、関心のある人には、わかりやすい入門書になるだろうね。
2010.09.28
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私:この記事では自動車部品を作っている東郷製作所の改善の事例をとりあげているね。 この会社は、ISO9001をベースとした自動車部品の品質マネジメントシステム規格のISO/TS16949というのをとっている。 「不良ゼロ」という高い改善目標への挑戦を最初、日常業務の兼任でやっていたが、うまくいかない。 そこでモデルラインを作り専任チームで徹底してやった。 不良品が出るとその現場に入り、徹底的に原因を追求する。 現場、現物、現実の「三現主義」だね。 これが大きな改善の「王道」だ。 この会社も「王道」を選んだ。A氏:トヨタでは、表面的な原因でなく、徹底的な真の原因まで追求せよということで「原因」と言わないで「真因」と言うそうだね。私:以前、俺の知っている少企業で、親会社から自動車部品の供給を受け、これを組み立てていた企業があった。 そこで不良品が出たときの原因の記録を見たら、全部「組み立て違い」と書いてあったね。 「何故、組み立て違いが起きたのか」と掘り下げていなかったね。 だから、「組み立て違い」は「真因」ではない。 トヨタ生産方式では、「何故、何故]と最低5回の掘り下げて「真因」をつかめというのがある。 「何故」のWHYをとって、5Wと言っているね。A氏:ところで東郷製作所の不良はゼロになったのかね。私:いろいろ、装置を変えたり、細かい改善を積み重ねて、モデルラインは不良ゼロになったという。 ところが、この成果を他のラインにもっていくときに問題を起こした。 他のラインではうまくいかない。 この日経ビジネスの記事では、モデルラインの従業員との不良に対する意識の差だしているね。A氏:しかし、機械加工なら、改善した機械や装置や治具や使い方をそのまま、真似をすればいいのではないの?私:そこだね。 機械が少し違うようだね。 俺は、この記事で、これはおかしいと思ったのは、作業員の能力を平準化するために、従来は1ページだった作業要領書を、写真などを入れて詳しくして18ページにしたということだね。 しかし、この方法では効果は出ないと思うね。 むしろ、悪い方向に走りだしたね。 直感的に、この記事は事実を伝えていないと思ったね。A氏:何故だい?私:ものづくりは、文書をいくら詳しくしても向上しない。 解決にならない。 昔、トヨタの社内テキストを見たら次のようなことが書いてあったよ。 「例えば、作業標準について考えると、作業者は数十回乃至数百回繰返すとその作業に習熟するので不要となり、得てして机のひき出しにしまわれることが多い。 そうなると監督者は大勢の作業者を相手にそれが標準作業通り行われているかどうかを知る方法がなく、現場管理は杜撰となる。 従って、管理の徹底という面を考えると標準類は作業者のためであるというより、むしろ監督者のためにあると考えなければいけいない。 そして、必ず標準は現場に、目で見て判るように掲示させるべきである」 要するに、掲示した作業標準は作業者用でなく、マネジメント用なんだね。 モデルラインでは不良が起きると徹底追求をするというマネジメント習慣が長い間に身についていたんだね。A氏:その職場の人の一種のDNAだね。私:そのDNAというか、マネジメント姿勢が他のラインにできていないんだよ。 それは、紙を増やしても不可能だね。 それをいちいち見て作業はできない。 日経ビジネスのこの記事の記者はその点を追求して欲しかったね。
2010.09.27
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22日夕方、自然公園をウオーキングしたときは、下着なしのTシャツで汗をかいた。 ところが、2日後の24日、図書館までウオーキングがてら歩いたときは、下着の上に長袖シャツで歩いて、それでも汗は出なかった。 寒いくらいだった。 この短時日の間の異常な気温の上下に順応するため、24日夜は、寝るとき、パジャマも一気に冬スタイルにした。 案の定、翌25日の朝は部屋の温度は21度、湿度は50%台と冬型。 今まで、クーラーをつけても最低27度前後だったのが、一挙に冷えてきた。 25日の室温は、最高で23度止まりだった。 部屋の中でも冬着スタイル。 室内では夏から一挙に冬だ。 23日にスポーツクラブのヨガに行ったら、インストラクターが「ナニディ・シュディ呼吸法」というのをやった。 このような急激な温度変化のときには、自律神経が対応できないことが多い。 自律神経は、交感神経と副交感神経とからなる。 これが脊髄を並行して走っているという。 そこで、この呼吸法でバランスを整えるのだとインストラクターはいう。 安楽座になって、右手の親指で右鼻を抑え、薬指で左鼻を押さえる。 左が陰で右が陽だという。 ヨガは鼻呼吸だから、まず、右の鼻を抑えながら、左の鼻だけで息を吸う。 吸ったら、薬指で左の鼻を抑える。 一拍おいて、右の鼻の親指を離し、右の鼻から息をゆっくり長く吐く。 そして吸う。 吸ったら、親指で右の鼻を抑える。 一拍おいて、左の薬指を鼻から離し、ゆっくり左の鼻から息を吐き出す。 そして、次に吸う。 吸ったら、また、薬指で鼻を抑えて、右に移る。 これを数回、繰り返し、最初の左鼻で息を吐いたら終わり。 昨日、家でもこれをやった。 昨夜もまた、パジャマは冬スタイルで、かつ、腰に遠赤外線カイロをした。 そのせいかどうかは知らないが、久しぶりに一気に熟睡。 今朝は、晴れだが、室温は22度、湿度56%。 気温の変化は、来週はどうなるやらーーー。 自然の力にはまだ、人間は無力だ。
2010.09.26
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私:朝日新聞朝刊の土曜版にはbe紙が2部ついてくる。 この中国人ジャーナリスト莫邦富氏の小さなコラムは連載で、かなり長い間続いている。 日中を渡り歩くので、双方の動きを体験的に伝えているね。 今週は、上海郊外の虹橋駅から南京市まで高速鉄道に乗った体験記が載っているね。 中国は、今、日本の新幹線にあたる高速鉄道時代だという。A氏:俺もこの人の連載コラムはよく読むよ。 今朝のコラムでは、まず、乗車券の日中の相違点が書いてあったね。 始発駅と到着駅の上海と南京の地名の下にアルファベットの表記がある。 日本の新幹線の乗車券は日本語だけなので、中国の方がインターナショナルだという。私:それは、中国は清の時代から、欧米列強の進出によって、すでに、インターナショナルになっていて、植民地化の危機にあったという歴史の違いかもね。 主要都市は当時の国際化した名前がすでにあったのが影響しているからだろうね。A氏:不満は、日本の新幹線の特急券には発車時刻と到着時刻が刷られているが、中国の高速鉄道券だと発車時刻だけしかないという。私:君は今、「発車時刻」「到着時刻」と言ったが、莫氏のエッセイには「発車時間」「到着時間」とあるね。 「時間」と「時刻」の日本語の使い分けが分かっていないようだね。 朝日新聞の校正の方で訂正しなかったのかね。A氏:到着時刻が明記されていないと、出迎えの人への連絡もできないと書いてあるね。 列車がしばしば遅れる在来線時代の習慣的で防衛的な発想によるものだろうと想像したとあるね。私:その点で、新幹線以前から、列車ダイヤに厳しかった日本との歴史の差があるね。 まだ、近代的なダイヤ順守が定着していないうちに、超近代的な高速鉄道時代となったせいかね。A氏:面白いのは、グリーン車があるんだね。 中国では一等席と言うらしい。 日本も敗戦前はそうだったが、敗戦で民主主義だということで、一等車はグリーン車という名前になったね。 莫氏が一等席車にいたら、たまたま、空席のある一等席車両に入ろうとした、数人の乗客がいたという。 日本と違って、普通席も立派なので勘違いしたらしい。 その数人が入り口で若い女性車掌に阻止されたら 「なぜ、席が空いているのに座らせてくれないんだ。 もっと、もっと庶民の大変さを、人間の心をもって理解しなさい」 と声を荒らげていたという。私:グリーン車というものを理解していないのだね。 その点は、インターナショナルではないね。A氏:高速鉄道という近代的な交通手段を手に入れた中国だ。 それにふさわしい近代的な発想や理解が根付くまでにはまだまだ時間がかかるようだと、莫氏は締めているね。私:連想したのは、この間の尖閣諸島問題だ。 高官の会談中止、観光中止、レアメタルの輸出禁止などの行動は、近代的なインターナショナルの外交とはちょっと異質な行動を中国政府はとったね。 グリーン車に入ろうとして、車掌に食ってかかった乗客と似ているね。 国連総会で、元の切り上げをアメリカの言うようにしたら、中国の庶民は大変だとくてかかった中国代表を連想させるね。 近代的なグローバル経済という手段を手にいれ、急速に経済大国になった中国だ。 それにふさわしい近代的な発想や理解が根付くまでにはまだまだ時間がかかるということかね。 民主化されていない独裁政権のせいもあるだろうしね。 今回の尖閣諸島問題を莫氏はどう考えているのか、聞きたいものだね。
2010.09.25
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教える力、育てる力私:この本は雑誌のような冊子で、副題に「一流スポーツ指導者の秘伝公開」とあるように、スポーツについての記事が中心だね。 ちょっと、好奇心に駆られ図書館で借りた。 面白かったのは、いつも切り口が見事な内田樹氏の評論だね。A氏:このブログでも「昭和のエートス」 「先生はえらい」、「逆立ち日本論」、「街場の教育論」、「街場の中国論」などがあるね。私:この本で、氏が合気道6段だということを初めて知ったよ。 大学で教えるかたわら、道場で合気道も教えて長い経験がある。 そこで、日本のスパルタ教育についてふれているね。A氏:桑田真澄氏が言うところの長時間練習だね。私:内田氏は、日本のスパルタ教育も、それなりの効果があるから、つい、その方法を採用してしまうのだという。 人を限界状況に追い込むと、思いがけない力を発揮する。 日常と切り離すわけだ。A氏:火事場の馬鹿器用かね。私:日露戦争以降の日本の軍隊は、この方法を体系的に導入したという。 ところが、アメリカ軍は反対の発想で、飲食ともに日常生活の延長のように配慮する。 彼らには「人間というのは日常的な合理性の中で生きているほうが通常はパフォーマンスが高い」という経験則があるからだという。A氏:日本のスポーツ界は、「日本の旧軍型」をとりいれたわけか。私:しかし、この日本式は深刻な難点があると内田氏は言う。 それは、「胆力」がないことだという。 人間を追い詰めると恐怖や苦痛や不条理に対して、「鈍感」になる。 これは「胆力」があるとは違う。 氏の言う「胆力」とは危機に対して、カッとならず、冷静に知的に、自分の論理を信じ、淡々と対応する力というような意味だね。 「胆力」を鍛えるというのは、幕末から明治初期までの教育では、重要なプログラムだったが、それから後は、体系的に整備されなかった。 「追い詰めて鬼にする」型の教育プログラムの方が短期的に効果があるから、時間的余裕がなかった近代日本は、その型を追いかけた。 A氏:修羅場で鼻歌まじりに「ふつう」にふるまうにはどうすればいいのかというノウハウの開発には教育資源を投じてこなかったというわけか。私:そう言えば、イチローが大リーグ10年連続200本安打の大記録を作ったね。 大記録にかかわらず、淡々としていたね。 日本には珍しい「胆力」のある選手だね。A氏:話はちょっととぶが、尖閣諸島の問題で、日中関係が険悪になっているね。 私:こういうときこそ、「胆力」のある政治家が必要なんだがね。
2010.09.24
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昨日は、横浜は、また、猛暑復活のような暑さだった。 夕方、近くの自然公園をウオーキング。 汗がダラダラ出る。 小川のセセラギが一時復活したが、また、弱くなっている。 セミの鳴き声はすっかり消えている。 今朝は、空は、すぐにでも雨になりそうな雲でぴっしり埋まっている。 外は異常に涼しい。 窓を開け、冷気を入れる。 クーラー不要。 昼からは雨になるという天気予報で、気温は最高で25度。 明日も雨天で最高気温18度の予想。 急激に気温が下がり、遅い秋の到来か。
2010.09.23
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私:小野善康教授は専門はマクロ経済学で、内閣参与として菅首相の「知恵袋」とされているというね。A氏:菅首相の国民生活の質の向上、経済の拡大、財政の改善の3つの一体的実現の経済理論的な基礎を提供しているようだね。私:こないだのブログで小幡績氏は、菅首相の雇用増大は順序が逆で、経済成長があって雇用が増大するという順序だと言っていたね。 これに対して、小野教授は成長すれば、雇用が増えるという見方もあるが、供給と需要が一致して増えなければ経済は成長しないという。 今は、供給力が余っているので、供給力強化の成長戦略ではダメだという。A氏:当然だね。 需要があるから経済が成長する。 需要増というけれど、消費の増大だね。 私:小野教授は不況期には、「生活の質に直結する分野」で政府が支援し、雇用を作ることが成長戦略になるという。 雇用が増えれば、増税せずに経済成長できるという。A氏:また、雇用が先に来ているね。 具体的に、どういう需要・消費に対する雇用かね。私:所得税や消費税の増税で介護や保育にカネを使い、雇用を増やしてもいいという。 環境税と補助金を組み合わせて環境分野の需要と雇用を作ることができるという。A氏:増税は、需要・消費増にマイナスになるのではないの? 一方で、経済成長支援のため、法人税を減税しようとしているのにね。 環境もイデオロギー的需要だしね。私:雇用を増やしても、需要・消費がないと企業は赤字で経済は停滞する。 小野教授は「生活の質に直結する分野」の雇用増大と言っているが、具体的にその分野で、どういう需要・消費が発生するのかふれていない。 この寄稿の冒頭で、失業が多いのに、保育、介護、救急医療では人手不足で、せっかくある労動力を使いきっていないとある。 だから「生活の質に直結する分野」とは保育、介護、救急医療等を言うのかね。 どうも、急に、具体例がなくなり、抽象的な言い方になるね。 もし、保育、介護、救急医療等の分野に雇用拡大をするために、賃金を上げたりしてカネを使うならなら、これは税金だね。A氏:どうしても増税がからむね。 これは不況時には消費が減少する恐れがある。 堂々巡りだね。私:この寄稿のタイトルに「我慢するより需要をつくれ」とあるが、俺の家はローンもないし、テレビ、クーラー、洗濯機、冷蔵庫もあるし、あまり乗らない車もある。 パソコンもプリンターもある。 あまり買いたいものはないね。 別に我慢はしていないね。 むしろ、今まで買ってきたガラクタを捨てているよ。 このガラクタは経済成長に貢献してきたがね。 しかし、もう懲りたよ。 「清貧」がいいよ。 本も出来るだけ買わないで、図書館から借りるようにしているしね。 カネが出るのは、健康食品くらいかね。A氏:需要・消費増→経済成長→雇用増の関係は鉄則だね。私:一体、どういう需要・消費を小野教授は国民に期待しているのかね。 何にカネを使わせようと考えているのかね。 どうもシロートにも分かりにくい理屈で、これで国民目線の菅内閣は大丈夫かね。
2010.09.22
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私:この本は、環境問題を扱った「不都合な真実」でノーベル賞をもらったアル・ゴア氏に対して、辛辣な批判をしているように、現在の世界に広まる環境運動について批判的な本だね。 そして、環境問題が、「環境主義」というイデオロギーになって、真実を見ないで自由な発言を抑圧していることだという。A氏:一種の原理主義だね。 鳩山由紀夫元首相の二酸化炭素25%削減宣言は普天間基地問題同様、この人らしい発想だね。私:著者は、チェコ大統領だが経済学の博士号も持つという。 地球温暖化に疑問を持つ多くの学者の意見を参考にしているね。 これほど、多くの学者が疑問を持っているのかと驚いたね。この本には亡くなったマイケル・クライトン氏も登場する。 俺が最初に地球温暖化に疑問を持ったきっかけを与えてくれた人だね。 この本に、次のクライトンの言葉を引用している箇所があるね。 「宗教のもつ明確な特徴のひとつは、事実をつきつけられても、信仰が揺るがないことだ。」 「今日、西ヨーロッパでもっとも勢力をもっている宗教のひとつが環境主義だ」A氏:君の地球温暖化問題は、次のように長い知的街道になっているね。 「環境問題はなぜウソがまかり通るのか2」、1、2、3、「地球温暖化の陰に原発推進論」、「ほんとうの環境問題」、「地球温暖化キャンペーンの欺瞞」、「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」、「恐怖の存在」、「地球はこれから寒冷化する」、地球環境についての社説コメント、「環境危機をあおってはいけない・地球環境のホントの実態」、「1秒の世界」、「『地球温暖化』論にだまされるな!」1、2、3、「地球温暖化の詐欺を暴く」、「日本一早い平成史・1989~2009」私:このような事前の知識があったので、この本の訳はあまりよくなかったにもかかわらず、すらすら読めたね。 ちょっと面白かったのは、海面上昇の予測だね。 1990年のIPCCの報告では、「21世紀には海面は66センチ上昇する」とあった。 1996年の報告では「推測は49センチ(変動幅は13センチから94センチの範囲)」に引き下げられた。 2001年の報告では具体的な推測値は明記されず、「9センチから88センチの範囲」しか示されていない。 2007年の報告では「18センチから59センチの間」だという。A氏:だんだん変わっていくね。私:太陽の活動とも密接に関係する地球の未来の活動が正確に予測できるという信念はある意味、怖いね。 その慢心はいつかは、事実で裏切られるだろうね。 武田邦雄氏は、それは平成30年だという。 後10年、エコに浮かれて、商売で儲けなくてはね。 日本では、エコカーで新車が売れ、廃車が増えたし、猛暑でエコポイントがついたクーラーが売れて、品切れ状態だったという。 扇風機も売れた。 熱中症騒ぎで冷たい飲料をどんどん飲むから廃棄ペットボトルは山のようになった。 今やエコブームは本来の意味からずれてきているような気がするね。
2010.09.21
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私:こないだのZ社の審査機関へのクレーム対応はどうなったかね。A氏:問題になった審査員の上司や営業担当の人の2人が直接、会社に弁明に来たという。 当の審査員は来なかったという。 文書で詫び状を書くと残るので、口頭で言い訳を言いに来たんだろうね。私:「特殊工程」の件はどうなったのかね。A氏:当の審査員も「特殊工程」についての解説書は読んでいたという。 だから、幼稚な不勉強でないという言い訳だね。私:それでは、なんでワザワザ、「早急に修正せよ」という指摘をしたのかね。A氏:「特殊工程」を使わないで「製品及びサービス提供の過程で結果として生じるアウトプットが、それ以降の監視又は測定で検証することが不可能な工程」という規格にある言葉を使ったほうが、外部の人が見た時にわかりやすいというヒントの意味で書いたという弁明だ。私:外部の人と言っても、マニュアルは、一般市民が読むものでなく、関係する専門が読むものだよ。 ヒントで書くなら、「早期に修正せよ」という文字は頭に浮かばないはずだがね。A氏:それにZ社のマニュアルの最初の方に、「当社では下記の用語を使う」という外部向けの用語定義というのがある。 そこで「特殊工程」について「製品及びサービス提供の過程で結果として生じるアウトプットが、それ以降の監視又は測定で検証することが不可能な工程」と定義しているんだね。 その用語定義では、他に例えば、規格ではカタカナ英語の「アウトソース」を使っているが、Z社では「外部委託」と定義して、カタカナ英語はマニュアルではできるだけ使わないようになっているんだ。私:マニュアルを審査員はよく読んでいないことも分かったね。 語るに落ちたということだね。 高い審査料を払っているのにね。A氏:結局、「不適合」ではなく、「観察事項」なので、受け入れるかは企業の自由で、無視してもいいという説明だったという。 「観察事項」というのは、審査員個人が気づいたことを文書に書いて企業側に参考までに残すものだからね。私:最初から、無視されるようなことを文書にするとはね。 「該当業務がない」という「ないものはない」という説明ではどうだった?A氏:これも「観察事項」だから、無視していいという説明だったという。 ところが、この審査員の審査報告書を見ると、「観察事項」というタイトルがないんだね。 「観察事項」という意識がなかったんだろうね。 ますます、語るに落ちただね。 それに、外部委託先に図面を発行しているが、外部委託先で図面の管理をきちんとするようにという「観察事項」もあったが、これも見当はずれ。 それに対して、言い訳に来た2人は「原子力発電所などは委託先の図面管理もしていて、そういう現場もあるとのヒントだ」だと言い訳したそうだ。私:審査員はZ社の審査に来ているのだから、他社と比較してどうのこうのというのは審査員の基礎的なタブーになっているのにね。 ますます、語るに落ちたという言い訳で、この2人の幹部も問題だね。A氏:ところで、別に致命的な審査員のミスがあったんだね。 それは審査員が現場の作業者に作業中に質問して、それを「検査記録をしていない」と文書に残していたんだね。 作業者に事情を直接聞いたら、作業の段取り中に審査員が来て「検査記録をしていますか?」と聞いたという。 そこで、「この作業を終わってから寸法を測定して記録するので、記録はまだです」と言っただけだという。 それが「検査記録をしていない」になったんだね。私:作業が終わらないのに、検査のしようがないじゃないかね。A氏:説明に来た2人の審査員の勘違いという言い訳に対して、Z社は「勘違いなら報告書から消してください。」と要請したら「観察事項なので無視してください。」と言われたそうだ。私:審査機関の幹部も苦しい言い訳だね。 それにしても、Z社はきちんと「知的」に審査員に対応したが、ほとんどの企業は泣き寝入りらしいね。 審査員の「知的劣化」は企業側の「知的劣化」と対応しているね。 今の日本経済を活性化するには「知的体力」が必要というのにね。
2010.09.20
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私:日曜日の朝日新聞には書評がある。 読んで、興味が湧けば、すぐにオンラインで図書館に予約だね。 まず、「よく売れている本」として「残念な人の思考方法」。 「残念な人」とは、やる気も能力もあるのに仕事がうまくいかない人だという著者のキーワードだという。 評者は、「残念」なのは日本社会そのものだという。 ライブドア事件で特捜部が「額に汗して働いている人々」と言ったが、それは高度成長時代の倫理。 今は何の戦略もない努力では、額の汗は無駄になる時代だと評者は言う。A氏:それは高度成長時代も同じだったと思うよ。私:興味は湧かず、パス。 後、10冊くらいの書評を見たが、興味が湧かずパス。 ところが、最後の頁の「ビジネス」欄で「街場のメディア論」の書評を見て興味が湧く。 内田樹氏の著書だね。 ビジネス欄で扱っているのは、日本のマスメディアビジネスが凋落の一途をたどっているからだね。 内田氏は、その原因は読者の問題でなく、情報を発信する側の「知的劣化」が原因としているという。 ポイントをついているね。 よく新書版でタイトルや本の帯の文句に裏切られるね。 早速、図書館に予約しようと思ったら、検索にかからない。A氏:何故、だろうね。私:今月の新刊のせいだろうね。 そのうち、図書館は買うだろうが、予約が殺到するだろうね。 まぁ、新書版で安いので、久しぶりに買おうかと思っている。 安いのでアマゾンでは送料を取られるから、本屋で買うことにしたよ。 街場のメディア論
2010.09.19
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私:予約が多く、3ヶ月ほど待って図書館から借りた。 1日で読了した。 6月3日のブログによると借りた動機は日経ビジネスの「著者に聞く」欄を読んだからとある。 「社会派心理小説」とあるね。 6編の短編小説からなり、いずれも小説新潮に載っていたものを単行本にしたものだね。A氏:本の題名の「プライド」とは、日本語の「誇り」「自尊心」「自負心」「矜持」にあたるものかね?私:この単行本の「あとがき」で、著者は「心にプライドを持て!」と題して書いているが、「己の生き方に矜持があれば、どんなことでも乗り越えられる---。」とあるね。 著者は、バブル崩壊以後の日本人に関心があり、現代日本社会で働く人々のプライドに関心を持って、短編を書いたという。 著者は、日本人はもっと日本人はプライドを持って生きるべきだという。 闘う姿勢を忘れない、同時にプロとしての責任を持つ---。 そんな"大人"が増えれば、この国は不死鳥のように蘇るのではないかという。 6つの短編の最初は「一俵の重み」で農林水産省のコメのプロとしての官僚が主人公でそのプライドだね。 仕分けが登場するね。 著者はあまり、仕分けや蓮舫議員に好意的でないようだね。 主人公の官僚が大臣に直言して怒りを買うところもある。A氏:そういうプロの官僚の扱いがうまくなくて、長妻大臣は交代したのかね。 逆に、下の言うことに弱い全共闘世代の菅首相は、官僚の強い進言に取り込まれたのかね。私:2作目は「医は・・・・」という短編で、心臓外科医が主人公だね。3作目は「絹の道」で、蚕を育て生糸をとり、着物を織るという一貫したものづくりを志す女性が主人公。4作目は「プライド」と題してある老舗の食品メーカーの賞味期限切れの材料を使ったというスキャンダルをめぐり、その工場の菓子職人のプライドを扱っている。5作目は「暴言大臣」でこれはあまり、プライドと関係ないと思ったね。6作目は「ミツバチが消えた夏」で、あるカメラマンが、養蜂をやるようになって、遭遇したトラブルを扱っているね。 著者が「あとがき」で力むほどの内容ではなかったと思うがね。 ところで君は「マズロー欲求5段階説」というのを知っているかね。A氏:人間の欲求は低次なものから高位なものまで、5段階になっているという説だね。 第1段階が生理的欲求 第2段階が安全に対する欲求 第3段階が帰属と愛情の欲求 第4段階が自尊の欲求 第5段階が自己実現の欲求私:そうだね。 プライドは、第4段階に関する欲求かね。 この本の短編は、第4段階と第5段階が混在しているように思ったね。 いずれにせよ、敗戦直後の荒野の第1段階から、今、第5段階に日本は来ているんだが、なれない段階なので、多くの人は社会的に対応が不十分なんだろうね。 中には、第1段階の人もいるしね。 それに秋葉原無差別殺人事件の加藤智大は、何のプライドを傷つけられて、何を自己実現したかったのだろうか。 こういう問題は短編小説では難しいと思ったね。
2010.09.18
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昨日、小雨の中、図書館に行き、順番が来た」「プライド」を借り出す。 以下、図書館予約の現在状況下記の表の通り。書名予約日8/19待ち数9/17現在待ち数「プライド」6/326読書中「『環境主義』は本当に正しいか?」5/235近日借り出し可「天国は水割りの味がする」4/2553「下り坂社会を生きる」6/329/14 読了「学歴の耐えられない軽さ」6/123830「ホームズ聖地巡礼の旅」6/272近日借り出し可「習近平の正体」6/2653「農民国家中国の限界」6/2632「虐殺器官」6/620 1「ホワイトハウス・フェロー」8/811 6「六十年安保」7/85 2「モスクワ攻防戦」7/1115 9「『若者論』を疑え!」7月追加1 キャンセル「残夢整理」8/826 20近世の仏教8/22 3近日借り出し可特捜神話の終焉8/25 3618 「『若者論』を疑え!」は本屋で立ち読みしたら、中身が大体分かったのでキャンセル。 こういう手があることを発見。 今朝は、外の気温が20度くらい。 窓を開けて換気したら、部屋は22度だ。 読書環境には良い温度だ。 「プライド」を読み出す。
2010.09.17
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昨日は、午後から用事で東京に行ったが、目的地まで最寄駅から日中、往復40分くらい歩いたが、汗をかかなかった。 曇の上に気温が低く、風が涼しかった。 夕方には小雨がぱらついた。 帰りは、夜11時過ぎになったので、自宅の最寄りの駅から家までタクシーに乗った。運転手:いやー、こんなに涼しくなって昨日までの暑さが夢のようですね。 明日も朝は気温が低いそうですよ。 長袖が必要になるのではないかと予報では言っていましたね。私:昨日までは、暑くて、短い袖のシャッツだけで、ネクタイなどは邪魔だったのにね。運転手:なんか、このまま、冬に直結して、今年の秋は短いのではないかと天気の長期予報では言っていましたね。私:極端だね。運転手:このように気候の動きが激しいと、体調がおかしくなりますね。私:そうだね。 ジワジワ、体力が落ちているのかもしれないね。 タクシーが家につく。 直前にメーターが上がった。 しまった、近道を通ればよかった。運転手:800円頂きます。私:はい、千円でお願い。運転手:はい、お釣り200円です。 お忘れ物はありませんね。 ありがとうございました。 もう、夜中の12時に近い。 夜中、雨が激しく降る。 今夏、はじめて、クーラーなしで眠る。 今日も朝から雨がぱらついた。 日中でも室内の気温はクーラーなしで26度である。 図書館からメールで予約していた本が借りられるようになったという連絡があったので、夕方、小雨の中、涼しい中を図書館に行く予定。
2010.09.16
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文藝春秋 2010年 10月号 [雑誌]私:一昨年、リーマンショック以後、100円台の円高になったとき、榊原英資氏が、サンディー・プロジェクトで、もっと円高になり、80円台になることも考えられると言ったので、田原総一郎氏が驚いていたね。 それが今は、80円台が当たり前になってきたね。A氏:理由は、円が強くなったのではなく、ドルが高すぎたというわけだね。 そして、その後、ユーロもギリシャ危機などで不安定になった。 消去法で円が買われているという私:今月の文藝春秋では、浜矩子氏が円高はさらに進んで1ドル50円台も考えられると言い出したね。 やはり、ドルがまだ高すぎるという。A氏:日本政府の為替市場介入も、アメリカや欧州が消極的で、協調介入ができないので効果は問題だね。 「下り坂社会」に円高の要因が追加されたね。私:菅直人氏は総理に再選されたが、内憂外患だね。 党内的には、今度の代表選でハッキリしたが、国会議員が半数近くが、反菅勢力で党内野党だ。 国会運営はネジレ国会。 対外的には、円高、ドル・ユーロ安。 最近、持ち上がった尖閣列島問題による中国との関係悪化。 沖縄の名護市の市会議員選挙による基地移設反対派の勝利。A氏:雇用、雇用というけれど、回復のめどがない「下り坂社会」。 昨夜の報道ステーションに「下り坂社会」の小幡績氏がでていたが、やはり、雇用増大の前に経済成長が必要で、菅氏の言うのは順序が逆だと言っていたね。私:政治の出番が必要な問題が山積しているが、どうなることかね。 四面楚歌。 荒海への船出だね。
2010.09.15
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下り坂社会を生きる私:新刊ではないが、待ちがあって、4ヶ月くらい待って図書館から借りた。 この本を読もうと思った動機はBSテレビのプライムニュースの「成長神話の崩壊」とを見て、出席者の小幡績氏を知って、もっと「下り坂社会」を知りたいと思ったからだねA氏:ところで今日、民主党の菅氏は総理として再選されたが、第1に雇用、第2に雇用、第3に雇用と言っているね。 しかし、その大前提は経済成長だね。 雇用の増大は経済成長がないとできない。 しかし、すでに日本は大きな経済成長が期待できない段階に来ている。 それを無視して叫んでいるのは空虚だね。 自民党時代から経済成長が叫けばれて随分たつが、ずっと「成長神話」に踊らされているようだね。私:高齢化、人口減少、高度成長経済の終焉、縮小する経済、大企業の安定雇用の終焉、高偏差値有名大学を頂点とする教育システムの崩壊、メディアの影響力の低下。 出口、反転のない永遠の下り坂を下っている。 その流れを冷静に見つめて、落ち着いた議論をすべきなのに、「高度成長よ、また再び」になっているね。 菅首相の「また、元気な日本に戻ろう」がそれを象徴的に示しているね。 これは言い換えると、「高度成長時代に戻ろう」だね。A氏:日本の歴史では、珍しい急激な上り坂を上り、今、下り坂に入っている状況に、無経験で対応しようとしているわけだね。私:高度成長がに日本の歴史では珍しい成長なのに、それが当たり前だとして、まだ、その夢から覚めないんだね。 この本では、箱根駅伝の例を取り上げ、箱根の山登りの勝負でなく、山下りの方法が焦点となり、山登りと違った問題を解決する必要があるとしているね。 ところで、今、日本は輸出依存だから、早く内需依存に切り替えるべきだと言っているが、第1次オイルショックまでは、日本は内需依存だね。 俺の会社の社長は当時、輸出はアップダウンがあって不安定だから、せいぜい2割程度に抑えるべきだと言っていたね。A氏:高度成長期には田舎から都会に出てきて、家電や車をドンドン生産して、そしてこれらの人が消費した。 家電の三種の神器だね。私:これらの労働力が枯渇して、賃金があがってきたので、内需だけではなく、輸出で儲けを出すようになる。 水野和夫氏は1995年頃からは、石油の値上がりの影響を指摘しているね。 今まで、石油消費は10億人だったが、グローバル化で40億人になる。 企業は利益を出すため、固定費的だった人件費に手をつけ出す。 日本は高度成長が終わってから、経済成長はできなくなり、下り坂の段階に入ったことになるね。 政府が企業を支援しても、利益は上がっても雇用は増えない。 海外に仕事が行く可能性もある。A氏:経済学者のバブルもリーマンショックではじけ、経済学者の言うことはあてにならなくなったね。私:今までは、人が溢れ、モノが溢れ、情報が溢れていて、それをうまく処理するやつが勝つ。 拡大が急速に進み、時間が常に不足した。 今後はモノは増えず、人も増えないし、相対的に時間が余ってくる。 人生も長くなる。 だから、時間を長期的な戦略でゆったり使ったやつが勝つ。 時間をかけたやつが勝つ。 そういう時代になったのではと著者は言うね。 この本はそういう重大な問題を提起しているんだが、対談としては、話題がばらばらとんでいて、まとまりが悪いね。 対談では無理なのかもしれないね。
2010.09.14
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A氏:先週のISO9001のブログの件で、Z社に聞いてみたよ。 社長が審査員間の引き継ぎがよくないと言っていたが、具体的には4件くらいあった。 まず、1件目は「特殊工程」のことだよ。私:あぁ、溶接とか接着とか、検査には破壊試験が必要な工程だね。 そういう工程については、ISO9001では特別な管理を要求しているね。A氏:Z社には、そういう「特殊工程」がないので、ISO9001の該当する要求は「除外」としている。 ところが、今度の審査員は、2000年版からはこの言葉はなくなったから、Z社のマニュアルで「特殊工程」という言葉を使っているのを見て、マニュアルから「特殊工程」を削除して他の表現にせよという指摘をしていた。私:2000年版は前の審査員がOKにしているのだから、こんな重要な言葉を新しい審査員が修正せよというのは、確かに引継ぎがおかしいね。 第一、「特殊工程」という言葉は、規格にはなくなったが、規格に使う用語定義集のほうにはちゃんとあるんだよ。A氏:なんだ、なくなったわけではないんだね。 そんな基礎的なことを審査員が知らないのかね。私:それにこの規格案を作成している専門委員たちが書いた2008年版の解説書に「専門委員会の議論では、このような工程は『特殊工程』であることが明確になった」とあるよ。 「特殊工程」という言葉を使わないと、「製品及びサービス提供の過程で結果として生じるアウトプットが、それ以降の監視又は測定で検証することが不可能な工程」という長い文句になり、実務的には無理だね。A氏:そうか。 「特殊工程」の一言で分かるのは便利だね。 審査員の引継ぎの問題もそうだが、新しい審査員の知的レベルが問われているね。私:最近、いろいろな審査の問題を聞くと、審査員の質の低下を感ずるね。 一流大学を出ているが、試験勉強に対応できた頭では、創造的な知性を要求される審査はできないね。 しかし、「特殊工程」については、「師匠」もブレている。 8年前の2000年版の解説では同じ専門委員たちが「2000年改訂で特殊工程より広い意味なった」という間違ったことを言っていたからね。A氏:この新審査員は「特殊工程は当社にないので除外する」とZ社のマニュアルにあるのに対して「当社にない」という文章だけでは、規格要求を満足できないと指摘して、もっと書けと言ったという。 これも前の審査員は問題にしていなかったことだがね。私:これは規格の「除外する場合は、除外の『詳細』、及び除外を『正当とする理由』をマニュアルに書け」という要求からきているんだね。 規格のこの「詳細」と「正当とする理由」を書けという要求がよくないね。 「ないものはない」で終わりなのにね。 「詳細」も「正当性」もそれ以上、書きようがないね。 この「ある、ない」の問題について「まず、ISO 70問の克服から」の126頁から127頁にかけて養老孟司氏・茂木健一郎氏共著の「スルメを見てイカがわかる」から次のように昆虫問題で引用しているね。 「筑波にアゲハチョウがいる」ということは、標本一匹持ってきて納得する。 「筑波にアゲハチョウはいない」というと途端に問題が起きる。 「いない」という証明には筑波山の地図を50メートル間隔にメッシュを作り、しらみつぶしに調べないといけない。A氏:頭の中に「いる」というイメージが先にあるから「いる」は安心するが、「いない」は不安になり、「いない」の証明は「いる」より難しいということだね。私:茂木健一郎氏も「『ある』と『ない』は意味の成り立ち方がそもそも非対称的だ」と言っているね。 この程度の知性がないと、「除外」についての解釈で審査員は正しい判断ができないだろうね。A氏:Z社はクレームを文書で審査機関に出したよ。 審査機関はどのように対応するかね。私:その情報が入ったら連絡してよ。 来週の月曜日に検討しよう。
2010.09.13
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9月8日に台風9号が熱帯低気圧に変わって横浜に来たが、そのおかげで大雨が降った。 その前は、自然公園のセセラギが干上がっていたので、この雨でどうなったかと思い、昨日午後、自然公園にウオーキングがてら出かけた。 台風後、また、晴天続きで暑くなってきたので、熱中症対策で塩水をペットボトルに入れて出かけた。 温度はいくらか低い感じだが、湿度が高い。 自然公園の林の中の道は、大雨の影響はほとんどなく、いつものように土が柔らかく歩きやすかった。 蝉の声は最盛期をすぎたような気がする。 復路に傍らをセセラギが流れる道を通ったが、セセラギは流れになっていた。 ホッとした感じだ。 しかし、たった1日の雨だったせいか、流れが弱々しかった。 休日なので、ザリガニを取っている親子連れが2、3いた。 「もう、10匹になるからやめにしよう」と父親らしい人が子供に言っていた。 しかし、そんなに家に持ち帰っても飼うのが大変だろうと思う。 まぁ、セセラギで水遊びを親子でしたという意味は大きいだろうが。 孫も1ヶ月ほど前に、ここにザリガニを両親と取りに来て、数匹とったが、結局、2、3日して、また、このセセラギに返しに来ている。 いつものように、Tシャツは汗まみれ。 家に帰ってシャワーを浴びてさっぱりした。
2010.09.12
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私:下の孫は幼稚園年少組だが、昨日、その幼稚園で敬老のつどいというのがあった。 園児の祖父、祖母に幼稚園に来てもらって発表会をするというものだね。A氏:たしか、上のお孫さんのときもそういうイベントがあったね。 君のブログにあるよ。私:その孫は、去年は小学1年生だから、去年の敬老のつどいにはその幼稚園にはいっていないね。 今年も例の通り、発表会の会場ではクラスごとの園児の合唱発表が中心で、それが終わると、各クラスに分かれ、部屋で話をするという流れだね。 10時開始で、11時には発表会を終わり、各クラスに分散する。 俺のクラスでは、ある園児の祖母が紙芝居をやった。 この人は東北の方から来たそうで、保母の経験があるそうで、紙芝居の朗読がうまかったね。 それから、11時半から給食弁当が来て、祖父、祖母ともに同席で昼食だね。A氏:君のクラスは何人いるの?私:園児は17人かな。 祖父で参加したのは、俺だけで、後は4人ほど祖母が来ていたね。A氏:17人中、祖父・祖母が来たのは、5人とは少ないね。 私:それだけ、実家は地方にあり、遠くて、なかなか会えないという家族が多いんだね。 それに、まだ、年少組だから、わざわざ、遠方からは来ないだろうね。 5つのテーブルに分かれて、配られた給食弁当を食べた。 祖父・祖母も園児と同じ弁当だよ。 俺のテーブルには、園児は俺の孫と、孫の男友達Y君と、女の子の3人が座った。 Y君の祖父・祖母は来ていない。 その女の子の傍には、関西から来たという祖母が座った。 ところが、その女の子は下をうつむいたまま、石のようになったまま、食べようとしない。A氏:どうしたのかね。私:どうも、祖母とは離れて暮らしているので、祖母と2人だけで食事するのはなじめないのではないかね。 その女の子の父親が心配で、傍に来ていろいろなだめていたが、頑として姿勢を崩さない。 先生も来たが変わらず。A氏:実家が離れていると、そうなりやすいのかね。 君のところはどうだった。私:近くにいるから孫はよく遊びに来るし、食事も一緒にするし、誕生会などもやるので、いつもの通りだね。 友達のY君も人見知りするほうでないので、仲良く食べた。 小さい園児用の弁当なので、俺がさっと食べると、Y君と俺の孫は「わぁ!早い」と驚いて、真似して一生懸命食べ出した。 Y君が、俺に「なんでそんなに早く食べられるの?」と聞いたよ。 俺は「口が大きいからさ」と言ったら「ふーん」と言って、口を大きくほうばって食べていたね。 昼食が終わって、12時過ぎには、幼稚園を出た。 園児は午後の遊びに残った。 横浜は、天気予報は曇だったのが、昼から晴れて強い日がさし出したよ。
2010.09.11
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一昨日の9月8日、東京同様、1ヶ月ぶりの雨が降った。 台風9号の影響だが、風を伴った土砂降りが続いた。 これで干上がった庭木も喜んでいるだろう。 8日の夜からは、クーラーは不要となった。 昨日は台風一過といかず、曇天という天気予報であったが、ときどき、強い日がさした。 しかし、風は涼しく、図書館の往復のウオーキングでもあまり汗はかかなかった。 今朝は曇天。 雲が動かないところを見ると、昨日のように日もさすことはないであろう。 気温も26度とすごしやすい。 今日は、下の孫の幼稚園の敬老のイベントというので、出かける。 出かけるには丁度良い天気となった。 昼食も園児と一緒にする予定。
2010.09.10
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幻の甲子園私:昭和17年(1942年)8月28日、準決勝第2試合の広島商業対平安中学の戦いで、5回表、台風による雨が強く降り出し、試合はノーゲームとなり、翌29日午前の再試合に変更になった。 ところが、決勝戦の日程は変更しない。 そのために、午前に勝ったチームは、午後に決勝戦をやる日程となった。A氏:精神論で頑張るという時代を象徴しているね。私:すでに準決勝第1試合を勝った徳島商業は決勝進出を決めているので、有利となるね。 ここで問題になったのは、平安中学のエース富樫淳だね。 1回戦の市岡中学戦ではノーヒットノーランを達成し、2回戦の一宮中学戦でも1安打完封と進んできた。 ところが、この27日の2回戦で最後の1球を投じた直後に、右肩に激痛が走った。 28日の準決勝の広島商業戦では、右肩の痛みを堪えながら投げた。 速球は次第に無理になり、痛み止めの注射を打ちながら、カーブを多投した。A氏:その試合が、5回で雨で中止になるんだね。 5回投げたのはムダだったことになる。 しかも、翌29日は、午前中勝てば、午後の決勝戦でも投げないといけない。 普通の肩の状態でも大変な負荷だね。私:29日土曜日、台風一過で晴天となる。 平安中学は、再試合にも富樫を先発投手として出す。 富樫は肩の痛みを堪えながら、カーブ主体で気力で投げる。 無理にカーブを投げるので、腰にも負担がかかりだす。 富樫は粘って広島商業に8対4で勝つ。A氏:午後は決勝だね。私:午後1時55分、超満員の大観客の中で試合は開始された。 平安中学は富樫を先発させた。 7回裏、徳島商業が富樫を打ち込んで、2対5と勝ち越す。 ここで平安中学の浪利熊雄監督が、小俣秀夫に投手を交代させる。 平安中学は7回、さらに1点追加され、2対6となる。A氏:7回なら、すでに勝負ありだね。私:しかし、甲子園には魔物が棲むという。 8回表、平安中学は攻めて、6対6のタイにこぎつける。 8回裏、平安中学は、再度、富樫を登板させる。 富樫はベンチで「投げさせてください」と監督に直訴したという。 監督も「勝っても負けても富樫で行こう」と腹をきめたという。 富樫はよく投げ、試合は6対6のまま延長戦になる。 延長11回表、平安中学は1点を入れ、7対6となる。 その裏、平安中学は二死一塁とし、後アウト一つで優勝となるところまでこぎつけた。 しかし、富樫は制球力を失い、三者連続四球で押出しの同点になる。 逆に徳島商業サヨナラ勝ちのチャンスとなる。 監督は最後の打者に「目を瞑っていけ」という。A氏:富樫投手も必死だね。私:二死満塁で2・3のフルカウントになる。 運命の6球目を打者は「目を瞑った」。 球審・天地俊一の判定はボール。 ストライクと判定されてもおかしくないきわどい球であったという。 徳島商業の優勝となるが幻の優勝だね。 マウンド上の富樫の身体は最後の判定を告げられた瞬間から崩れ落ち、しばらく立ち上がれなかったという。 後に富樫は母校平安中学の監督になり、就任1年後の昭和32年に夏の甲子園で全国優勝を遂げている。 偶然、そのときの1回戦の相手が徳島商業で、4対0で倒している。 富樫は昭和61年に62歳でなくなっている。 追悼集には富樫が「あの球は高めいっぱいのストライクだったと思っている。 天知球審の心を動かすほどのスピードがなかったからであろう」と語っていたとあるという。 「甲子園、強者どもの夢の跡」だね。
2010.09.09
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幻の甲子園私:徳島商業野球部には「提灯訓練」というのがあって、ベース近くに提灯を持った部員を立たせ、夜、走塁訓練を行ったという伝説があるという。 監督は殴ることがあったが、部員に日誌を書かせたり、勉強も手伝ったり、人生指導的であったという。 部員の中には、後に陸軍に招集され、古参兵のピンタ攻撃に合う者は、これは「いじめ」であって、同じ体罰でも異質なものを感じたという。 滝川中学には、千本ノックというのがあった。 ノックで倒れた者にはバケツの水が浴びせられた。A氏:滝川中学と言えば、別所毅彦、青田昇の出身中学だね。私:この時の選手の先輩だね。 別所は背が高いので、当時の前川八郎監督は殴るのに椅子に上ってなぐったという。 しかし、前川はジャイアンツにいたので、別所はプロの投手技術の指導を受けたことになる。A氏:今は、プロとアマチュアの関係はうるさいが当時は厳しくなかったんだね。私:桑田氏はプロ・アマの技術的な交流は望ましいとしているね。 面白いのは、ハワイ生まれの移民二世の広島商業の山崎数信監督だね。 アメリカ的というか、選手の自主性に任せるというやり方練習が厳しくない。 「叱る」もないし、体罰もないので、仕方なく部員の方が自主的に集まって研究したという。A氏:当時の精神性を強く重んじた上に、過酷な練習を選手に課して、チームの団結を強めていくという指導者スタイルと比較すると異質ですでに桑田式だね。私:北海道の北海中学の飛沢栄三監督も、大きな声を出したりするタイプでなく、部員たちに対して一切、手をあげることはなかったという。 文武両道で「勉強しない子に野球をやらせいない」が口癖であったという。 「野球は瞬間的に正確な判断をしなくてはならない競技だから、そのために物事の理屈や論理をしっかり勉強しなくてはならない」と言っていたという。A氏:ところで台湾からの台北工業は台湾人もいるのかね。 私:レギュラーは全部日本人だが、人種的な差別でなく、技術的な差だったという。 台湾は内地より日が長いから、練習時間も長く、先輩中心の練習で、練習中に水を飲むことは厳禁だったという。私:台北工業の岡本彰監督は、建築科の教師であったせいか、あまり叱ることもなく、手を出すこともなかった。 台北工業の選手には後に西鉄ライオンズで活躍する関口清治がいた。 俺は、白黒テレビでこの人が1958年の日本シリーズでの同点安打を打ったシーンを今でも覚えているよ。 この1打によって0勝3敗から4連勝して奇跡の日本シリーズ制覇をしたね。 話をもとにもどそう。 京都の平安中学も野球の名門だね。野球部の練習は厳しく、先輩からバットで尻を叩かれたり、正座させられたりしたという。 この平安中学には、後にプロ野球に進むことになる選手が4人いた。 3番中村徳次郎、4番小俣秀夫、5番富樫淳、6番原田清だね。 大分商業には、荒巻淳投手がいた。 「和製火の玉投手」として有名で、後に都市対抗とプロで活躍するね。 今の若い人はアメリカの「火の玉投手・ボップフェラー」と言ってもピンと来ないだろうが、俺は彼の写真から中学時代の草野球でワインドアップを知って真似したよ。 さて、試合の方は、決勝が平安中学と徳島商業になるのだが、これがすごい戦いになるんだが、 これは明日、ふれよう。
2010.09.08
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幻の甲子園私:昨日、図書館に予約していたのが、順番が来たので借りられた。 この本は今夏の甲子園前に、タイミングよく発売されたようだね。A氏:君が読めるようになったのは夏の甲子園が終わった後になったね。 タイミングが遅れたね。私:甲子園の高校野球は、大阪朝日新聞社主催だが、昭和16年の第27回の夏の甲子園も朝日新聞社 主催で予定されていた。 ところが、直前の7月に文部省通達で「開催中止」となる。 中国との戦争が始まり、膠着状態にあり、軍関係の人員や物資の輸送を優先的に行うため、交通機関に多くの規制が課せられていた。 7月7日には満蒙国境で、関東軍の演習が行なわれ、70万人の兵士が満州に派遣されたという。 学徒の移動も制限されていて、甲子園に全国から生徒が集まることは問題であったためという。A氏:昭和16年には欧州では独ソ戦がはじまっているね。私:甲子園に行くために、すでに予選がはじまっている地方もあった。 突然の中止で、がっかりしていたら、翌年の昭和17年に文部省主催で、体育大会の1つとして、「第1回全国中等学校体育大会野球大会」を行うことになった。 球場も甲子園となった。 今まで、大会を主催者として育ててきた大阪朝日新聞社は頭に来た。 だから、戦後、このときの甲子園の試合は、甲子園の球史には載っていない。A氏:だから、「幻の甲子園」となるわけか。私:すでに戦争中なので、野球部を廃部したところもある。 戦前の甲子園では、日本の統治下にあった朝鮮、台湾、そして満州の代表も参加していた。 そういう中で、地区予選を勝ち抜いてきたのは16校となった。北海中学、仙台一中、水戸商業、京王商業、敦賀商業、松本商業、一宮中学、平安中学、市岡中学、海草中学、滝川中学、広島商業、徳島商業、福岡工業、大分商業、台北工業A氏:野球では、有名な学校が多いね。私:開会式は、他の運動競技があるので、橿原神宮の外苑運動場で行なわれ、当時の首相の東條英機も来て、祝辞を述べた。 そして野球選手だけ、甲子園に移動となった。 戦争中だが、甲子園の観客席は満員であったという。 この後、著者は、全試合について、主な選手の活躍を描いていく。 戦後の姿もインタビューを交えて紹介していくので、一種の日本の野球史になっているね。 すでに、「幻の甲子園」に参加した選手たちも存命していても80歳代後半だね。 各学校の練習の方法や、その後、ノンプロ、プロと活躍した選手をあげているので、オールド野球ファンの俺も興味をもって読むことが出来たね。A氏:戦争中だから、体罰野球ではないのかね。私:かならずしもそうでないようだね。 ただ、練習時間がものすごく長いのは大体共通しているようだね。 夜、10時くらいまでやる。 桑田氏の主張するような合理的、科学的野球ではないね。 明日は、その点にしぼってふれてみたいね。
2010.09.07
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私:こないだISO9001については、「まず、ISO 70問の克服から・経済危機克服に必要な『知的体力』は貴社にあるか」で説明したね。A氏:ISO9001というのは、品質マネジメントシステム規格というやつだね。 これを審査機関で審査を受けて合格となると品質でお墨付きがつくというものだね。私:しかし、ISO9001を取っている会社でも、品質で不祥事が多いね。 パロマがそうだったね。 不二家もそうだ。 原因はいろいろあるが、審査員のレベルや審査方法にも問題があるね。 ISO本部でも規格をもっとしっかり作れと、規格を作っている委員会にハッパをかけている状態だね。A氏:こないだ、前にいた会社の外注で、20人くらいの少企業(Z社)での審査の話を聞いたんだ。 その話の中で、品質マニュアルでは、廃止文書の識別を承認者が「無効」の押印することになっているが、旧版に未だ「無効」の印が押されていない。 だから、早急に押印すべきだという指摘が審査員からにあったという。 これはどういう意味かね。 なんだか、品質と関係の無い、重箱の隅を突っつくような書類いじりの審査だね。私:旧版というのはどういう意味かね。A氏:Z社は、3年前にISO9001を2000年版でとったのだが、規格が2008年に改訂になったので、新しい規格にそったマニュアルでの審査となったんだよ。 旧版というのは2000年版のときのマニュアルのことだね。私:ISO9001では、廃止文書は間違って使わないように、何かわかるような表示をせよという要求があるんだ。 Z社は、その要求に対して「無効」という印を押すようにマニュアルにあるんだろうね。A氏:では審査員の言うように印を押すのかね。私:ちょっと待てよ。 今度の2008年版の審査の時は、審査員は2000年版のときと同じだったの?A氏:今まで、2000年版のときはずっと同じ審査員だったのが、今度、2008年版で変わったそうだよ。 なんだか、審査機関内の審査員同志の引継ぎの連絡がよくないと社長が文句を言っていたよ。私:それでは、2000年版はまだ廃止文書ではないね。 ISO9001は2000年版と2008年版とでは表現上の違いだけで、実質的には同じレベルだ。 それに対して、審査員が変わると、同じことでも言うことが変わることがある。A氏:審査員同志の連絡が悪い場合があるということか。私:そうだね。 だから、新しい審査員の審査が終わり、前の審査員と矛盾した指摘がないかを確認する必要がある。 そのためには、旧版はまだ、生きている。 確認してから、2000年版は旧版となるね。A氏:新しい審査員にそう言って、指摘を撤回要求すべきということになるね。私:その通りだよ。 君は、審査員間の矛盾がなかったかどうか、Z社に確認すべきだね。A氏:了解。私:矛盾があったら、また、連絡してよ。
2010.09.06
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私:暑いね。A氏:いつまで続くのかね。 もう、9月だよ。私:暑いだけではない。 横浜は、雨がまったく降らない。 夕立すらない。 雲がほとんどない晴天が、砂漠の空のように毎日続くね。A氏:水はどうなっているのかね。私:昨日夕方、近所の自然公園をウオーキングしてきたんだが、往きは小高い丘の尾根伝いに歩いた。 帰りは尾根の下の平地を歩いたんだが、ここは普段はセセラギが並行して流れている。 ところが、これが流れになっていない。 ところどころ干上がっている。 こんな風景は今まで見たことがないね。 土日は、ザリガニをとりに子どもがあちこちにいるんだが、もう子どもいない。A氏:市民生活は節水とはいっていないが、自然の方はすでに反応しているだろうね。私:この自然公園の中には水田がある。 こっちは、水はまだある。 水はこちらに優先して流しているのかね。 昨日は、その水田から、すこし高いところにある畑にポンプで水を吸い上げていたね。A氏:9月になれば、日中は熱くても、朝晩は涼しくなるのだが、その気配はないね。私:熱帯夜の連続だね。 こうなると変な夏バテする人がジワジワ増えるのではないかね。 ある意味、緊急事態宣言が必要だね。 特に高齢者には厳しい夏だね。 テレビは熱中症に注意ばかりだが、夏バテ対策をもっとやってほしいね。
2010.09.05
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私:昨年春、引越しのときに思い切って沢山ある本を古本屋に出張買取りしてもらった。 しかし、引越してから読もうと思い、辞書や文庫本も含めて100冊くらい、持ってきた。 本棚2つくらいとなったね。 ところが、引越して1年余。 これもほとんど読まないね。 図書館利用が中心になった。 結局、今週、また、古本屋に出張買取りに来てもらい、引きとってもらった。 ダンボール12箱になったね。A氏:いくらくらいで売れたの?私:後で連絡が来て4千円ちょっとだという。A氏;メリットは廃棄整理する手間が省けるくらいだね。私:若い人一人だったが、車でダンボール箱をいくつか持ってきた。 結局、12箱に目一杯、入ったね。 箱は本を入れるための専用ダンボール箱だったね。 せっせと詰めて、車に積んで1時間もかからなかったね。 今回は英語、漢字、国語、歴史などの大辞典が10冊くらいあったので、結構かさばったね。 これらは電子辞書やインターネット検索ですむのであまり使わなくなったね。 英語など、電子辞書は発音までするからね。A氏:今、こういう古本引取りは多いのかね。私:50冊以上まとまると、出張引き取りに来る。 電話で頼んだら、予約が詰まっているということで、10日以上待ったね。 午前中に来たが、これからまだ、10箇所くらい回るので、忙しいという。 トラックがだんだん古本で埋まっていくわけだね。 しかし、俺の本はマンガみたいに回転しないから、廃棄処分になるものが多いのではないかね。 後、俺が関係して記念にとって置きたい本が10冊くらいある。 ガランとした本棚を見て、感慨にふけったね。A氏:今後は図書館利用中心かね。私:そういうことになるね。
2010.09.04
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輿論と世論私:この本は、2008年夏の発行だから、民主党の政権交代前の本だね。 だから、この本では、まだ、自民党政権のときの世論調査を扱っている。 安倍晋三氏は、2006年9月20日の自民党総裁選で勝つ。 戦後最年少の首相就任であり、初当選からわずか13年しかたっていない。 派閥力学でなく、世論調査が選んだ首相であるという。A氏:このときの総裁選まで、各種メディアで繰り返し報じられる世論調査が、実質的な「首相公選」を実現させたとも言えるね。私:著者は、漠然とした人気投票にすぎない現状の世論調査の利用が、国益にそった指導者選出の方法として本当にふさわしいものか疑問を呈しているね。 総裁選では対抗馬だった福田康夫氏の不出馬も、安倍氏の勝利の一因だが、福田氏が出馬できない状況を作り出したのも、「世論」だね。 「ポスト小泉」世論調査をもっとも大々的に報道し続けた読売新聞の総裁選前の6月に行った世論調査では、次のようだった。 「安倍晋三」43.7%、「福田康夫」19.3%、「麻生太郎」4.0%、「谷垣禎一」1.9%、「山崎拓」0.4%。 7月5日の読売新聞は「五人の支持者がどのような印象をもっているか」と題して、若さ、親しみ、指導力、改革姿勢、バランス感覚、政治経験を指標とするレーダーチャートが掲載されたという。A氏:印象による人気投票であることを図らずも暴露しているね。 政策がないね。私:その後、各新聞社の世論調査では、阿部氏がいずれも50%台で、これは総裁選の数字とあまり変わっていないね。 ところで、安部氏を首相に押し上げたのが「世論調査」だとすると、安倍氏を引きずり下ろしたのも「世論調査」だね。A氏:安部内閣では消えた年金問題、閣僚不祥事が続くね。私:新聞各社の世論調査はすさまじかった。 特に朝日新聞は5月連休明けから「毎週」連続世論調査を実施した。 内閣支持率は44%、36%、30%と急落する。A氏:そして参議院の年金選挙だね。私:この「年金選挙」の世論報道をリードしたのも朝日新聞で、読売新聞の6回に対して11回も世論調査を行ない、見事に自民大敗を予測していた。 「内閣支持率が時に政界を揺るがす」というとき、その内閣支持率が示すものは「雰囲気(世論)」なのか、「公的意見(輿論)」なのか。A氏:これはまだ、未解決だが、重要な問題だね。 マスコミ時代には、「世論調査」という怪物が力を持ち出した。私:ここでも「メディア・リテラシー」がないと政治はおかしくなるだろうね。 森達也氏が、近い将来に人類は、氷河期や宇宙人の襲撃や隕石の衝突などの理由でなく、メディアによって滅ぶだろうと言っているが、将来でなく、今、メディアの「世論調査」で滅ぶものがあるかもしれないね。 今度の民主党総裁選で、「世論調査」とメディアはどうのように動くだろうか。 国民一人ひとりが、メディア情報を見極めること、すなわち、「メディア・リテラシー」を持って対応したいね。
2010.09.03
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輿論と世論私:天皇制に関する世論調査は、やはり、太平洋戦争前後が多いね。 1945年2月、敗色濃い日本の「天皇の処分」についてアメリカの世論調査(アイオワ世論調査)は次のように厳しいものだね。 「政府の首班にしておく」3%、「流罪にする」10%、「戦犯として裁判する」69%、「死刑にする」9%、「その他」2%、「わからない」7%。 こういう厳しい国際状況の中で、日本は対応しなくてはならない事態となったね。 天皇の地位を新憲法で明確に保証しようとして、日本政府の情報局は「世論」調査を利用することを考える。 GHQに対する切り札として「世論調査デモクラシー」というスローガンを掲げる。 GHQは政府の直接調査を認めなかったので、1945年11月に外郭団体・日本輿論研究所によって、ラジオ放送された天皇制に関する座談会の聴取者調査が行なわれた。 その結果は、「天皇制への支持者」95%、「否定者」5%であった。 同研究所は、1945年12月には各界指導者5千人を対象とする郵便法による調査を実施している。 これも「天皇制支持」91.3%。「反対」8.7%で、これは新聞を通じて報道されるた。A氏:数字化されることにより、強烈に見えた「天皇制打倒論」が案外一部の声でしかないということが示唆されるね。私:新憲法の公布までには、多くの新聞社で天皇制に関する世論調査が繰り返し行なわれた。 その結果は、1946年3月、政府の新憲法草案に対して毎日新聞が行った世論調査結果が典型であるという。 「天皇制を認める」85%、「認めない」13%。 「共和制をとることに賛成」11%、「反対」86%。 このような世論調査の繰り返しにより、敗戦直後の世論は象徴天皇制支持に導かれたという。A氏:新憲法後はどうかね。私:1948年8月の読売新聞の世論調査では天皇制について聞いている。 結果は「天皇制はあったほうがよい」90.3%、「なくなったほうがよい」4.0%、「わからない」5.7%。 さらにGHQの占領が終了した1952年の読売新聞の世論調査では、「天皇の権限をもっと強くすべきか」という質問の結果が次のようになっている。 「今のままでよい」56.1%、「もっと強くすべきだ」26.6%、「もっと弱めるべきだ」0.8%、「天皇制廃止」1.2%、「わからない」15.2%。A氏:傾向が似ているね。私:戦後20年間の天皇関連の世論調査を分析してきた斉藤道一氏は、3つの点を指摘しているという。 1.肯定的心情の圧倒的強さ 2.質問方法を変えても変化しない心情の固さ 3.時間的な変化の無さ この間、憲法9条のへの世論は大きく変わったのに、天皇制の第1条・天皇制の感情的な基礎は極めて安定したものであったという。 明日は、世論と内閣の関係についてふれよう。
2010.09.02
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輿論と世論私:歴代首相で、「世論」を気にして、これを利用したのは中曽根康弘首相であると言われる。A氏:昨日、小沢一郎氏が民主党代表に立候補したが、この人は「世論」は全く気にしないようだね。 マスコミ利用もうまくないようだね。私:1960年の安保紛争で「新聞はスポーツしか読まない」と言い放った岸信介首相や、退陣の時に「偏向的な新聞は大嫌いだ」と言った佐藤栄作首相と異なり、中曽根氏は新聞各紙を熟読する自画像をテレビで流し続けた。 自民党や国会を飛び越して「世論」に直接訴えようとした。A氏:本もだいぶ出しているね。 弱小派閥を基盤としているので、その脆さを大衆世論に直接訴えて支持を固めようとしたのだろうね。私:中曽根氏が世論調査で「民意」を探り、支持率の変化を政策立案や政治日程作りの重要な判断にしているということを1986年6月11日の朝日新聞は「首相と民意 頻繁にマル秘世論調査」という記事として報じているという。A氏:中曽根内閣の高い支持率は「諮問行政=世論誘導」として論じられるね。 いくつかの私的諮問機関を作る。 これで世論を喚起して、これをマスコミが取り上げる。 それにより世論が誘導されるということかね。私:中曽根内閣の支持率は、1983年から40%台を維持し、1986年には50%を超えるという異常さだね。 1985年11月の「世界」と「朝日ジャーナル」は、これを「イメージファシズム」として特集しているという。 「朝日ジャーナル」はこの異常な高支持率の維持の原因を、中曽根氏が早くからテレビ文化時代の「世論」の特性を見抜き、大衆側にも、マスコミ側にも巧みに対応したからだと説明しているという。 後の「小泉劇場」と似ているね。A氏:中曽根内閣は、支持率と不支持率が37%のバランスでスタートしたが、派手な改憲論、「日本列島不沈空母」発言などで、マスコミの追求を受け、最初の1年の支持率はよくなかったね。私:1984年から支持率は上昇する。 NHK 放送文化研究所の世論調査では、政権発足時は「内閣を評価する」43%、「評価しない」49%だったが、5年後の退陣時には「評価する」66%、「評価しない」33%となる。 評価する政策の上位には「外交政策」「行政改革」「防衛政策」が並ぶという。 政権末期に売上税を言い出して支持率が一挙に30%を割り、撤回して、また40%台にもどる。 支持率が安定した状態で、竹下登氏に政権を渡すね。 明日は、天皇制についての世論調査にふれてみよう。
2010.09.01
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