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今日も浜松町探索。このマハナ(港区浜松町1-18-11A,T,ビル浜松町1F 03-6402-7555)というハワイアンレストランでオリジナルロコモコなるものを食べる。所詮ハワイ料理なので旨い訳はないのだが、しまりがない味で飽きる。後で調べたら、このレストランはワールドフードゲーツという経営元で、店舗内装から裸一貫ではじめたという企業グループの飲食部門のようだ。内装ではじまった会社らしく、内装はそれほど金をかけていないわりに結構趣味が良い。その点は評価できる。家に帰ったら0時。夜も遅いので軽い夕食。最近気に入っているじゃこ山椒のパスタ。このパスタは極めて簡単で、フェデリーニ位の細めのパスタを海水よりちょっと塩分をおさえめにした(普通のパスタを茹でる時より心持塩分控えめ)湯で茹でて、じゃこ山椒ときざみ葱を絡めてリグーリア辺りの癖の少ないエクストラバージンオリーブオイルをたっぷりかけるというシンプルそのもののパスタ。じゃこ山椒とリグーリア辺りの癖の無いオリーブオイルの相性の良さは特筆ものだ。
2004.11.30
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昼飯をたべる時間的な余裕が無く、上野駅のガーデンで弁当でも買おうかと思っていたのだが、ガーデンは改札の外だった。。。JR東日本フードサービスの経営のほんのり屋上野店(上野駅入谷改札脇 03-5827-1140)でにぎり飯を買う。白米があまり美味しくない。はずしてしまった。
2004.11.29
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六本木ヒルズで「いま、会いにゆきます」を観る、ストーリーにイマイチ納得できないながらも泣かされてしまう構成が悔しい感じ。ディナーは6ヶ月ぶりのフォリオリーナデッラポルタフォルトゥーナ(目黒区中目黒4-8-12ディモーラ中目黒1F 03-3719-7755)。小林幸司シェフと葉子シェフのお店。小林シェフとはかれこれ94年来のお付き合い。彼が料理の鉄人に運送会社の運転手として出演して陳さんにカボチャ対決で勝ったのを観てこの人の料理が食べたいと店を探してマリーエに。マリーエが閉店しちゃって、アメリカから私が帰って来た後はジンダイニングという常石造船系のスポンサーのワインバーチョップアンドスティック。ここで楽しそうに小林さんがまだ結婚する前の葉子さんと料理を作っているのをみて安心したら、その後ジンダイニングが何を血迷ったかラディーチェということもあろうに100席もの大箱を作ってしまい小林さんはわずか数ヶ月で体調を壊して引退。2001年の4月以降どこのレストランにも属さず,百貨店の催事でパニーニを焼いてたり、ご自宅で料理をふるまっていたりしたけれど、2002年12月にこのわずか6席のみのリストランテをオープン。友里征耶氏は行く価値が無いとか言ってるがこの店ほど客を選ぶ店は無いと思う。私は大好きだけど、人には薦められない店である。小林さんも言っている通り合わない人には全く合わない、ゼロ星か五星のどっちかの評価の店で、恐らく小林シェフの料理は自分で料理を作る人しか楽しめない、しかも自分では決して作れないような料理だからこそ食べに行く価値があると思える人にしか楽しめない店だと思う。今日のメニューはカブのマリネと黒オリーブのゼリー、スズキとボッタルガのタルタル、ピスタチオとカレーのスープ、子羊のコラテッラのパイ包み、ロンブリケットのアマトリチャーナ風、山ウズラのソテーリゾ添え、リコッタディペーコラとドライプルーン、栗の粉とマスカルポーネチーズのトッタ、ドライアプリコットのフリット、チョコラティーニという流れで15000円。どれも全く自分では作れないような手の込んだ料理で小林シェフの一度しか味わえない芸術的な微妙なバランスの上に成り立った料理であった。もうすぐ2周年なのでヒルズで買ったプリザーブドフラワーをプレゼントして、2月には子供が出来るけど子連れで来ることが可能かと尋ねたら、このリストランテは子供のためにありますと小林シェフ。子供が出来たら、小林シェフの3歳になる匠之介君に遊んでもらおう。
2004.11.28
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日本橋高島屋の加賀百万石と北陸の味めぐりへ。柴舟小出のふくさ(スポンジ状の柔らかな皮とつぶあんの和菓子)をつまむ。美味しい。まだお昼を食べていなかったので、出店していた森六(http://www2.fbc.jp/sobabito/kenbun/10_moriroku/)でそばを食べる。おろしそば、めちゃうま。せいろもそばつゆがしっかりしておりこれも良し。当たりだった。夜は日本橋高島屋から歩いてすぐのオーグードゥジュールメルヴェイユ(中央区日本橋3-8-13 03-6202-1991)で。アラカルトメニューのハーフポーションがはじまったようだ。オープン後約2ヶ月だが、ほぼ満席で一安心。前菜で京野菜のテリーヌ1/2 2500円と長なすのテリーヌ1/2 2500円。どちらも旨かったが、特に京野菜のテリーヌはすばらしい出来。メインですずきを蒸してもらったもの1/2 2400円と山うずらとフォアグラのちりめんキャベツ包み 3800円。山うずらには付け合せでラヴィオリとトリュフのスライスがのり、これがまた旨く、すっかり良い気分。〆は木苺のスフレ。松本シェフの料理はやっぱり良い。この調子で頑張って欲しい。
2004.11.27
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ミーティングが長引き、1時半頃に昼食。浜松町の駅構内の東京ブギ(03-5408-1331)にてハンバーグ880円を食べる。東京ブギはサービススタッフをはじめ、大正ロマンってコンセプトの店のよう。駅構内にあることから察せられるようにJR系の店。ハンバーグは小さめだが、よくこねられた柔らかな食感で思ったより上出来だったのだが、付け合せのポテトはひやぬくぬくだったり、味噌汁がぬるかったりするところがJR系らしい詰めの甘さ。夜は取引先の社長の家でホームパーティー。必然的に軽食が中心だったので、早々に退散して電車の乗り換え駅中延でラーメンで腹ごしらえ。駅前にあったでびっと(品川区東中延2-10-10 03-3782-8029)で三位味らーめんを食べる。三位味というのだから3種類のスープを混ぜているということなだろう。おそらく鳥ガラ、豚骨ともう一種類は野菜か何かを混ぜたスープのようで、ゴマの風味も効き、具に入っている大根がなかなか良い味をだしているしなかなか良いスープだと思った。麺はカンスイをほとんどつかっていないような淡白なストレート細麺でスープにもあい、イメージ的には豚汁ラーメンと言った感じ。名前からするとデビット伊東のラーメン屋なのだろうか、たまたま入った割には当たり。ちょっと酔っ払っていたせいか旨いと感じた。
2004.11.26
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今日も浜松町で開拓。大門の駅の近くを歩いていると入り口のところに本陣房の名前が入ったペーパーが置いてある嘉一(港区浜松町2-1-16 SVAX浜松町2ビル1階 03-5777-1212)という蕎麦屋を見つける。新橋の本陣房は安定した味の蕎麦屋なのでその系列ならばと迷わず入る。本陣房といえば柚子きりなので、二色盛りをオーダー。もりは普通だが、やはり柚子きりは旨し。ここにはまた来ようと思った。夜に、某お取引先に接待していただいた店は鴨で有名な竹亭(港区赤坂2-13-13アープセンタービルB1 03-5562-0339)。鴨ささみワサビ和え、鴨砂肝生ハム風サラダをはじめ鴨料理が続くがどれも旨い。そして鴨しゃぶに〆の細麺の鴨ラーメンもいずれも全く文句無い。店の雰囲気も明るく、サービススタッフもテキパキしており非常に良い店だ。今日は二連勝でまっことハッピー。
2004.11.25
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相変わらずの浜松町ランチ探訪。大門の駅近くに見つけたとんかつぶらじる(港区浜松町2-1-16 03-3431-0120)と言うけったいな名前のレストラン。私にはトンカツとブラジルの組み合わせがどうしても理解できず、怖いもの見たさで入ってしまった(ちなみに高知にはエチオピア饅頭という饅頭がある。エチオピアに饅頭がある訳ないのだが、黒い饅頭だと言うだけの理由だそうだが、チビクロサンボが許されない今、その存在自体が許されない気がするのだが…)。なぜブラジルなのかはわからないが、メニューは洋食屋さんだった。日替わり定食(750円)はヒレカツとカキフライ。衣がちょっと厚めのカツであったが、金属製のプレートの上にキャベツの千切りと付け合せのナポリタンとともに供され、店の名前ほどキワモノではなく極めて懐かしいオーソドックスな味であった。夕食は近所の三代目魚熊(台東区蔵前3-20-5 03-3851-5914)。1938年から蔵前で二代続いた魚屋さんが,約1年半前に居酒屋さんに業態転換した店である(ちなみに店頭販売は無いものの引き続き二代目のおやじさんがお得意さん向けに魚を注文販売しており、お店でも刺身は二代目の担当となっている)。刺身は,安価とは言わないが価格に見合ったしっかりしたクオリティのものを出しているし、三代目の山田正幸さんは,まだ若いが、日本料理店でしっかりと修業をつんできたらしく、煮物、蒸し物、揚げ物もしっかりと基礎が出来ていることから、我が家では気に入ってよく使っており、また地元客を中心ににぎわっている。今日はふぐが食べたかったので、ジャコサラダ、がんもの煮付けをつまんだ後にふぐちり(2人前)を食べて雑炊にしてもらって一万円弱。オープン当初と比較すると煮物の味付けが多少濃い目になった気がしないでもないが美味しく、ふぐちりのふぐも天然ではないものの上質で雑炊は特に旨かった。今日は食べなかったが、出汁をひいてくれる茶漬けも美味しいし、美味しい魚を手軽に食べたい時にはお薦めの店である。最近は4500円~6500円のコース料理も始めたようだ。
2004.11.24
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多慶屋(http://www.rakuten.co.jp/takeya/)に行って、カンロ梅のど飴とロッテノータイムをまとめ買い。この手の商品まで30%引きの多慶屋に感謝。妻が今日も昼過ぎまで出勤のため昼飯をどうしようかと迷う。錦糸町で映画でも観ようということになり、浅草橋まで歩く途中に土佐海鮮料理酒小屋(台東区浅草橋1-18-9山上ビルB1 03-3863-6587)という店の看板を見つけ、吸い込まれるように入ったはいいが、考えたら夕飯はすし屋を予約していたことに気付く。もう後には引き帰せず、四国うどんとにぎり寿司のランチ(680円)をオーダー。うどんはカトキチの冷凍うどんだろう。それにしてもカトキチの冷凍うどんが発売されて以来飲食店のうどんのレベルが底上げされた。カトキチに感謝。にぎり寿司は若い感じのマグロの赤身2貫。思ったより悪くない魚だったので今度来る事があったら魚類を食べてみようと思う。隣のテーブルで頼んでいた天婦羅は衣たっぷりの田舎温泉旅館風の天婦羅で妙に懐かしかった。錦糸町に到着。「ハウルの動く城」も「いま会いに行きます」も立ち見、しょうがなくてハルベリーのキャットウーマンを観る。ハルベリーはスタイルがいいが、ストーリーは極めてありきたりな映画だった。夕飯は浅草のすし栄(台東区浅草1-34-4 03-3842-7989)へ。すし栄の柴田さんとは私が大学1年の時からからのお付き合い。基本的にはこのすし屋さんは浅草に遊びに来た観光客の方が松・竹・梅のにぎりなりちらしなりを食べて帰る店なのだが、そうしたお客さんにもちゃんとした本マグロをだす良心的な店である。利用する時は事前に予約を入れておくことをお薦めする。そうすることで特別につまみ類を用意してもらえる。つまみで出してもらったキンキの煮付けの美味しかったこと。今日はシャリ切れになってしまい急遽炊いたせいか、酢飯が落ち着かずちょっと甘めにあがってしまっていたが、本マグロの大トロとホタテ旨し、相変わらずここの穴子旨し。腹いっぱい握ってもらって動けなくなった。おやじさんは相変わらず身体の調子が良くないようでちょっと心配。おやじさんの握り加減、大きさともに好きだし、ずっと食べてきた寿司なので私にとっては所謂お袋の味ならぬ寿司に近いものがあるんで、結局寿司屋は第三春美とこの店になってしまっている。お勘定は人には言えないくらいお安くしてもらっていつもすみません。
2004.11.23
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どこか良い店ないかと相変わらず浜松町界隈のランチ探索。客引きに引かれて入った呑父(ドンパパと読むらしい。港区浜松町1-29-11 03-3431-7703)で牛筋丼をオーダー。でっかいどんぶりに牛筋の煮込みがのり、サイドに紅生姜、温泉卵と味噌汁とひじきの煮物に香の物で750円なのだが、この牛筋丼、しまりの無い味で半分以上残してしまった。こういうものを食べると吉野家の牛丼は完成された味だとつくづく思える。全く知らなかったがJRとミクニのコラボレーション、グランカフェ新橋ミクニが10月末でクローズしたそうだ(ここのフラワーアレンジメントはウィンザーホテル洞爺のフラワーアレンジメントをやっている花千代さんhttp://www.hanachiyo.com/がやってたはずなんだけど、フラワーアレンジメントを見る前に閉まってしまった)。フレンチのシェフの中には結婚はビジネスなどと言う人もいるそうだが、三國氏がそうとは言わないが、ある程度の年齢のフレンチシェフには、パトロンへの依存体質があるのではないか。私だったらあんなとても食えたものじゃないような弁当を(子会社を通じてであっても)平気な顔して売る食文化を理解しているとは到底思えないJRと組もうとは思わないが三國氏はそのあたりをどのように思っていたのか是非機会があったら教えて欲しい。
2004.11.22
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先週もいっぱいで食べられなかったオマージュ(台東区浅草4-43-4 03-3874-1552)。今日も電話したらいっぱいで「8:30からでないと」とのこと。それでもいいやと予約をいれて往訪。通いだしてもう3年くらいになるがオマージュの料理で裏切られたことは無い。前菜+メイン+デザート+コーヒーで3800円(+消費税)。荒井シェフはまだ30そこそこの若さだが非常に才能ある料理人だ。浅草の駅から徒歩15分という不便な立地で自宅の1階を改装したレストランのため内装は家庭のリビングルームって感じなのだが、料理は本当にすごいのだ。最近はすっかり山本マスヒロ氏に見出されてしまって彼のアターブルの会の会合までされてしまっている(http://www.gillie.co.jp/atable99/report/040710.html しかも18000円の会費で。マスヒロの取り分が2/3くらいだったろうけど)。今日食べた料理は、前菜でホタテのソテーイベリコハムのチョリソークスクス添え、メインで小鳩とフォアグラのパイ包み栗のムース添え、デザートでマロンパフェ。メインの料理が+500円だったのでこれで4500円という安さ。しかもワイン持ち込み料500円。パンも自家製の焼き立て。10000円以上の価値のある料理がこの価格で食べられるお薦めのレストランである。
2004.11.21
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鴻上尚史さんとは私が高校3年の受験生の時からの付き合いなのでもう21年になる。彼の劇団第三舞台の芝居のチケットで初めて買ったのが84年の「プラスチックの白夜に踊れば」だったのだが公演の直前に主演の岩谷真哉がバイク事故で亡くなり幻の公演となったため岩谷真哉氏の劇団葬が私にとっての正確には第一回目の公演となった。劇団葬を公演と言うなんてと思われる方が多いかもしれないが、劇団葬ではじめて観た第三舞台の舞台の一部特に岩谷真哉氏の演じているシーンを編集したVTRはそのスピード感に圧倒され笑いがうずまく不思議な葬儀だったのだ。これ以降鴻上さんの舞台は欠かさず観ている。鴻上さんの舞台はとりわけ初期の頃はそのスピード感と笑いのセンスに象徴されるような評価がされてきていたが、実際には、彼の書く脚本のテーマはいつも重く重過ぎる状況ゆえの笑わざるを得ない状況の中での人間の行動の描写というのが一貫したテーマになっている(ように思う)。野田秀樹はその脚本の質よりも演出力が圧倒的に高いと思うし、あれだけ舞台を広く使いきれる演出家はいないと思うのだが、鴻上さんはその意味では演出家としてより戯曲家としての能力が数段優れている。身体に染み込んでくるような心に残るセリフの書ける数少ない戯曲家なのだが彼は照れ屋のためそうしたセリフを女装した男に言わせたりと言った演出をしてしまうのだが。。。前書きがあまりに長くなってしまったが、鴻上ネットワークのミュージカル「リンダリンダ」をシアターアップルで観てきた。鴻上さんは、シンデレラ、天使は瞳を閉じてミュージカルバージョン、そしてこのリンダリンダとこのところミュージカルばかりやっており、そのチャレンジャー精神たるやあっぱれなのだが、ミュージカル仕立てにすることで彼の一番の強みである舞台の疾走感が失われてしまっているのが残念である。このリンダリンダは約3時間の長い作品であるのだが、特にはじめの30分~1時間は山本耕史、松岡充、馬渕英里何の3人しか舞台にあがっていないため流れが悪い。これは役者の能力の問題だと思う。やはり最低複数人は芝居の出来る人が舞台にあがってないとつらい。その後、大高さんや北村有起哉といったメンバーが舞台にあがりだすとテンポが良くなってくる。ミュージカルだからしょうがないのだが、どうしても歌が入って流れが止まってしまう気がする。その傾向が特に前半は顕著だ。一方戯曲はかなり良いと思う。それだけに残念な作品だった。この作品は是非普通の芝居としてリメイクして欲しい。この作品で一番の当たりは田鍋謙一郎という役者さん。間が面白く、芝居も上手で、かつての第三舞台の役者(今は売れっ子放送作家)の伊藤正宏さんのような体型、今後の活躍に注目したい。7時からの芝居だったので、事前にセンチュリーハイアットのブーローニュで軽くサラダとクラブハウスサンドを二人でシェアして食べる。このクラブハウスサンド、もう少しトーストに軽さが欲しい。青山のルカフェベルトレのクラブハウスサンドと比べると数段落ちていた。芝居が終わって鴻上さんとちょっと話をしていたらもう10時半を過ぎていたので軽くラーメンでも食べて帰ろうと言うことになり、以前テレビで見た大阪で人気のラーメン店の東京進出第一号店、神座(新宿区歌舞伎町1-14-1 03-3209-3790)でラーメンを食べる。コンソメをきつくしたようなスープと白菜の甘み、ストレート麺のコンビネーションは思ったほど悪くない(このバランスを崩したのがJR系の粋家ラーメンだと思う)。だからと言って何度も食べたいかと言うと?ただ、1階2階併せて50席以上ある店内はいっぱいの客で現状、成功の部類に入っていると言えよう。夜中まで営業していることと清潔感ある内装は評価できる。神座の向かい側にあったこれも大阪から出て来たというたこ焼き屋多幸一でネギマヨの素焼き(6個300円)を買って食べ歩きながら駅に向かう。外側パリパリ内側トロトロのたこ焼きなのだが、粉への味付けがちょっと濃い。大阪の人は東京は味が濃いと言うが、私は東京は色が濃いのであって味が濃いのは東京より大阪なのではと時々思う。この多幸一のたこ焼きもそんなたこ焼きだった。
2004.11.20
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雨模様だったので浜松町の世界貿易センタービルの中を探索。カウンター割烹のような店造りの登里よし(港区浜松町2-4-1世界貿易センタービルB1F 03-3435-5423)に挑戦。ランチメニューで鶏カツとか刺身定食とか生姜焼き定食とか数種類あるのだが、ほとんどの客が鶏の唐揚げ定食を食べているので私も唐揚げ定食1000円を選択。どんぶりご飯と味噌汁と香の物(ちょっと使っている塩の質が低く塩辛さがきつい)そして千切りのキャベツの上に山盛りの唐揚げが出てくる。ただこれは唐揚げと言うより鶏の磯辺揚げみたいな感じ。でも美味しい。使っている鶏肉も価格の割には上質で非常にジューシーに仕上がっている。ちょっと癖になりそうな鶏の唐揚げだった。
2004.11.19
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またまた電車に乗って第三春美鮨(港区新橋1-17-7 03-3501-4622)でランチ。新イカ(墨烏賊の子供)旨し。新イカを追っかけている長山さんの店でも年明け頃には新イカは食べられなくなる。戻り鰹が良いのが入らずコハダに変更されたがこれも旨い。「今年は戻り鰹が全然だめ」と嘆く長山さんに「出始めはすごくよかったじゃない」と言うと、「そういう良いのにたまたまあたっただけだ」とのこと。2-3年前に鰹の当たり年があり、その年の鰹は初鰹の時から戻り鰹なみに脂が乗っていて戻り鰹の時はとんでもない脂の乗り方だった。季節だけでなく、年によっても魚の味は全くかわってしまうので鮨屋には週に一度は必ず行かなければと思ってしまう。
2004.11.18
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立川で仕事があり昼食を駅前の伊勢丹のレストラン街でとる。麻布十番の更科堀井の立川支店(立川市曙町2-5-1伊勢丹内042-525-1111)で白い更科蕎麦を食べる。標準レベル以上だと思うが私は更科より普通の蕎麦の方が好き。そばつゆもしっかりしていたところは良かった。最近我が家では評価の高い銀座ニューメルサのレストラン街。前回いっぱいでは入れなかった古川にトライしようとしたら、9時を過ぎていたのでオーダーストップ後でまたしても入店できず、そこで嗜好をかえて妻家房(中央区銀座5-7-10ニューメルサ7F 03-3575-0108)へ。閉店間近だったので、茹で豚を白菜で包んで食べるジェユクポッサム(これは旨い!特にキムチが上質で非常に良いコンビネーションになっている)、豆腐のチゲ、チヂミ(パリッとした仕上がりでかつ油っぽくなっていなくて美味しい)、石焼ビビンバを注文し約40分で食事を終えて満足して店を出る。2人で約5000円だがかなり満腹かつ満足。非常に店が混んでいる理由が良くわかった。アランデュカスプロデュースのベージュ東京(12月4日オープン)からキャンセルが出ましたとの連絡あり。NYにアランデュカスがオープンしたときも予約が全く取れないと話題になったが実際には予約対応のミスだったということが後で判明したという経緯もあったので(だってNYのデュカスの2倍の席数のベージュ東京でこんなことはありえないでしょ)キャンセル待ちをいれておいたのだがやっぱりって感じだった。NYのデュカスにはオープン6カ月後の2001年の1月に行ったのだが、私が食べたメニューを見た元デュカスの料理長はこれはロブションの料理のコピーだ。こんなことをやっててはいけない。と嘆いていたのを思い出す。ベージュ東京も期待と不安が半々。ちなみに当時私が書いていたNYのレストランガイドのデュカスの部分は以下の通り。(トイレの評価は妻が執筆)Alain Ducasse (Zagat:n.a., Tomit:26.5)The Essex House, 155 West 58th Street (bet 6th & 7th Aves.) 212-265-7300(1回)とうとう行ってきましたAlain Ducasse NY。6月末にオープンしたって聞いてから、と言うより、NYに出来るって噂を聞いてからずっと行きたいって思ってました。予約が2ヶ月待ちだとか、それは単なるマシントラブルだったとか、NY Postのレビューがボロボロだったりとか、NY Timesでは、オープンしてから6ヶ月が過ぎ、確実に行く度に良くなっていると書かれてたりとか、Laurentが行った時はかなり悪い出来だったとか、何だか頭でっかちになった状態であったのですが、何しろ今回の旅行は、Laurentの飯を食べることと、Alain Ducasse NYに行くことが最大の目的だった訳で、期待しまくりでした。何しろ月曜から金曜までの営業で、ランチタイムは水木のみ。プライスは昼夜変わらず。わずか50席程度で、昼も夜も1回転分しか予約を取らない。これは、NYのレストランの常識とはかけ離れています。昼2回転、夜3回転なんてざらなんですから。しかも、夏に1ヶ月の休みあり、クリスマスシーズンもお休みで、私どもが訪れた1月4日の昼が2001年の初営業日だった訳です。まず内装。シートの色合いが変わり、壁に管楽器を埋め込んだオブジェが目立ち、かつてLes Celebritesの時代にあった有名人の描いた絵などはなくなっておりました。何だか、フランス人の考えるNYのイメージのオブジェ(NYと言えばジャズになるのかなあ)のようで、でもこのオブジェは、私にはヴィレッジで年に2回開催される素人芸術祭の出店作品を想い出させる類のものでしたけど。花もシンプルな白いバラだけが飾られており趣味は悪くありませんが、NYの人達に好かれる内装かと言われると、ちょっともう一押し足りない感じかなあ。全体の印象としては、Les Celebritesの時からそれほど手を入れてないような印象です。料理は、テースティングが160ドル(料理4皿、チーズ、デザート付き)、アラカルトは基本が料理2皿とデザートで145ドル。料理3皿とデザートで160ドルの価格帯(場合により追加料金あり)。今回は私がテースティングを妻が料理2皿のアラカルトタイプにしたのですが、その内一皿をトリュフメニューからセレクトしたために、彼女は50ドルプラスになりました(つまり料理2皿とデザートで195ドル)。ワインにTrimbcachのFred Emile ‘96(いつもリースリングばかり飲んでいると言わんでくれ)をオーダーし(これが100ドル。日本のアピシウスで14000円だったので、日本よりはちょっと安い)、グラスでメルローを1杯(20ドル)飲んで、チップ前で二人で540ドルでございました。料理は不安を打ち消す美味しいものでした。ただ、私たちは、NY時代にPeacock AlleyでAlain Ducasse仕込みのLaurent Grasの料理を食べ込んでいるため、慣れた美味さであったと言えます。その意味では、初めてPierre Gagnaireの料理を食べた時の驚きのようなものはありませんでした。私が食べたのは、一種のフォアグラのテリーヌの変形のようなもの、付け合せのコンソメのジュレがめちゃ旨。濃厚なビスクと続き(これも慣れ親しんだ味なんだよね、栗を使うところも)、ロブスター(これは、エビチリをフランス料理的に解釈したようなソースだった)、そしてVenison。Venisonは、実はCelloでこの12/24に妻がオーダーし、私も一口食べたのだけど、火加減と言い、ソースと言い比較にならない別次元の料理になっておりました(Celloで一口食べた時はVenisonはNYではもう食べないとか思ったんだけど)。妻が50ドルの追加料金を払ってオーダー(と言うかオーダーした段階では幾ら追加料金になるかわからなかったのだけど)した黒トリュフのタルトは、オニオンやベーコンを黒トリュフで覆ったものなのだが、トリュフの香りが発ちこめすばらしい出来(でも高過ぎるけど、Laurent曰く、ロブションのレシピ。Alain Ducasseともあろうものがロブションのレシピのコピーを出すとはとロブションの本の黒トリュフのタルトのページを見せながら言っていた。)。彼女がもう一皿頼んだ舌平目は、ソースがソースアメリケーヌ系もので、きれいに泡だたせてあり、Laurentがよくやる手法。ソースも馬鹿旨で文句はない。チーズの状態もよく、デザートは今日はグレープフルーツのスフレがあった(グレープフルーツのと言う割には甘かったけれど旨い)。私が頼んだチョコレートのデザートは、ちょっとリッチ過ぎて食べきるのがきつかった(何しろ量が多すぎ)。サービススタッフが結構多い割にバタバタしていること(例えば、Venisonの時にグラスの赤を持ってきてくれとはじめにソムリエに頼んでおいたのだけど、料理が先に運ばれ、なかなかワインがこなかったりとか)とこの値段をどう評価するかだと思います。日本の一流と言われているフレンチの価格に比べれば、安いでしょう。でもNYはレストランの物価が違います。Jean Georgesのテースティングが120ドル位でチーズ無し。Peacock Alleyであれば、料理3皿で54ドル、デザートは13ドルと言った価格帯でこれに匹敵するレベルのものが食べられる。NYでは正統派フレンチとしての料理のクオリティはPecock Alleyと並び抜きん出たクオリティだと思うが、デコレーション、サービスではAlain Ducasseに軍配が上がる。でも、現在のサービスのクオリティで価格相応であるかと言われれば首を傾げる部分も多い。とは言うものの、料理が美味しかった分、620ドルからの金を払った後でも非常にハッピーで、AtlasやAZに行かないでもう一回分、ここを予約しておけばよかったと思ったりもしたのでありました。実際に私は一皿目のフォアグラを食べている段階で顔中笑みの状態に陥っていたのでもう金銭感覚は麻痺してしまっていたんですが。Peacock Alleyがなかったら(と言うより、Laurent GrasがNYに居なかったら、)きっと私は他のフレンチ店に行く分を節約してAlain Ducasseに3ヶ月に一度位通うような行動を取ったことでしょう(と言っても今はもう日本に戻ってしまっているんですが)。ちなみに当日はAlain Ducasseはキッチンにいなくて、メニューにサインが欲しいと言ったら、日本に別途送ってくれるとのことでした。それ以外にも、パイが丸ごと一つ帰りにプレゼントされましたが、このパイもまた大変美味でございました。(1/2001)(番外編)全体が黒に統一されて、それ以外の小物はステンレス製のものに統一されていて、すっきりとして上品でした。奥の部屋の左側に、秘密の扉のような扉があって、その向こうに男女別にあります。個室は2つ。洗面の脇のスペースにも大きな鏡があって、メイク直し用のコットンやパフが置いてあり、その横の籠には、さりげなく生理用品までおいてありました。洗面の液体ソープの横には、ハンドモイスチャライザー(こちらのトイレではたまに見かけるハンドクリームのようなもの)がありました。同じ黒でも、ペトロシアンの派手さとは全く異なる上品な美しいレストルームでした。
2004.11.17
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ランチでいづ魚の隣にあるメソンエルバスコを利用。1000円のランチ一本のみだった。非常に有名な店らしいのだが、ことランチに関してはイマイチだった。鶏肉の質も低かったし、スープもマギーブイヨンの味。ディナーは某社の役員に麻布十番の朝日館(港区麻布十番2-9-7 03-5232-9320)で焼肉をご馳走になる。そこそこの肉質だがちょっと値段は高め。冷麺は細麺で旨し。妻の出産の関係もありもう2ヶ月位しかレストラン巡りもできないからっていう理由もあり追い込み中。赤坂にオープンした菊乃井も土曜・祭日に関しては11月はいっぱいでやっとできた予約が12月23日だと。また、アランデュカスプロデュースで銀座シャネルビルにオープンするレストランベージュ東京(http://www.beige-tokyo.com/)は12月4日オープンで11月5日から予約開始だったそうで、完全出遅れ。今日電話したら、12月中の土日祭日はもう予約でいっぱいだそう。ディナーは17000円と22000円のコースでしかも100席の規模だと言うのに信じられないっす。シェフは閉店した舞浜のスプーンのシェフ、サービスのヘッドは横浜グランドインターコンチネンタルホテルの渋谷康弘氏だそう。モナコとパリのアランデュカスの料理長だった私の友人Laurent GrasもSFのFifth Floorを辞めてNYCに店を出すロケーション探し中だそうなので、手伝いに東京に来ないかなと思うもののデュカスと今は仲が悪いみたいなのでやっぱ無理だろうな。
2004.11.16
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雨が降っていたので雨に濡れずにすむ所でランチをと思い入ったのがこの居酒屋ふらいぱん(港区浜松町モノレールビル1階 03-3436-3536)。結構繁盛していて食券を先に買ってくれと叫ぶサービススタッフの声がこだましている。何にしようかと思いながらも店の名前のついたふらいぱん定食を選択。豚バラと野菜炒めになぜかパスタが混ぜられていて熱い鉄板の上にのってサーブされる。これにどんぶり飯とコロッケと味噌汁と香の物が定食の中身。味噌汁はだしが効いてなくておいしくない。ご飯もまずく、コロッケも含め作り置きって感じのなまあたたかさ。ランチタイムの数をこなすには仕方が無いのかもしれないけどもう二度とこない心に決めて店を出た。夕食は昨日三越で買った大市のすっぽん炊込ごはんの素(1575円 1.5合用)で作った炊き込みご飯を食す。生姜をきかせて食べるすっぽんの炊込ご飯はやっぱり旨い。ランチのショックからちょっと復活。ちなみに我が家ではチキンストックの代わりに村上すっぽんスープで松茸リゾットも時々作ったりするのだがこれもまた旨い。
2004.11.15
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実は妻が妊娠7ヶ月のためマタニティーウェアになる服を買おうと三越本店へ。彼女が妊娠してからイッセイミヤケの服ばっかり買っている。Meもプリーツプリーズと同様に伸びるので大きなお腹でも安心して着れるし生まれた後でも使えるからと2着購入。ちょっと疲れて8階の京都フェアへ。お茶を飲もうと茶寮大原女家でくずぜんざいを。ぜんざいは美味しいが葛きりの食感がイマイチで、やっぱ鍵善良房に限ると思い京都に行きたいなあと思って歩いていたら、鍵善良房も出店していた。ショック!!!イノダコーヒーもあった。大ショック!!!!って感じだったのだがすっぽんで有名な大市のすっぽん炊き込みの素が買えたのでちょっと元気を取り戻し、さらには笹屋伊織の幻のどら焼き(京都でも月に3日しか売っていないそう)を買えて二重の喜び。このどら焼き、甘み控えめの上質の餡の周りをクレープのような生地で4-5重に巻いたものでそのまま食べてもなかなか美味しいが、電子レンジであたためたらこれはまっこと美味しいものであった。夕食は久しぶりに浅草の私のイチオシフレンチ オマージュ(台東区浅草4-43-4 03-3874-1552)にしようかと電話したら、何と満席で8:30以降でないと食べられないとのことで残念!オマージュとはオープン以来3年以上の付き合いだが、3800円の価格とは思えないクオリティーで荒井シェフのセンス溢れる料理は食べ慣れた人も満足できるといろんな人に薦めていたところ、最近山本マスヒロに紹介されてしまってとうとうウォークインできない店になってしまった。ちょっと寂しい。それじゃ立て直して久しぶりの丸ビルにでも行くかと東京駅へ。行ったことのない暗闇坂宮下(丸ビル36階 03-5220-3331)を選択。ダイニング系のような内装で、料理は8400円と12600円。12600円出すのなら、隣の招福楼で食べられるので迷わず8400円のコースを選択。全般的に素材は安めの物を使用しているが、ダイニング系と考えればおいしい方だと思う(但し割烹だと思うとちょっとレベルは低い方だと思う)。茶碗蒸しの上にかかった葛出汁もホタテの煮物の葛出汁ともにちょっと醤油が勝ちすぎて味が濃い目だった一方、炊き込みご飯は味が薄め。とはいえ、36階からの眺めは悪くないし、トータルな意味ではまあ満足できる範囲の店だと思う。噂だと青山店の内装がすばらしいらしい。高知の雲の上ホテルや分けとく山の設計を行った建築家隈研吾の作品とのことである。
2004.11.14
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甘いものも好きな私は洋菓子類も好きなのだがどちらかというと和系のお菓子は大好物である。沖縄ぜんざいにはまったことからもおわかりの通り大のかき氷ファンでかき氷だけでも延々と語り続けるだろうが今はそんな季節ではないので今日は大学いも。大学いもも実は私の大好物のひとつ。新板橋の駅をでてすぐのところに不思議な名前のお店があった。その名は大学いもの合格屋(板橋1-50-12 03-3963-6559)。大学いも屋らしくカウンターのテークアウト専門店であった。ここの大学いももなかなか美味しい。特にいもは外がパリッと、中はしっとり仕上がっている。蜜は蜂蜜が効いていて(私はあまり蜂蜜好きでないのでなんなんだが)蜂蜜好きには完璧な大学いもであろう。最近のお気に入りは浅草近辺に住んでいることもあり、千葉屋(台東区浅草3-9-10 03-3872-2302)の大学いも。甘さが控えられいもの味が引き立ったすばらしい大学いもだ。昔よく食べたのはDAIGAKU IMOと書かれているがこれが店の名前なのか最後までわからなかった千駄木の大学いも屋。千駄木駅のすぐ近く、千駄木倶楽部の隣にあり、おじいちゃんが一人で作っていてお祭りのシーズンになると臨時休業するような店だったが今でも残っているのだろうか。歯医者に行く必要があり柏へ。なぜ柏かと言うと、私が大学4年間家庭教師をやっていた教え子が柏で親父さんの後を継いで歯医者をやっているからなのだけど、それはいいとして柏の高島屋で仙台名物白松がモナカ(ゴマ)を買う。白松がモナカは普通のモナカは何の変哲も無いがゴマは旨い。初めて食べたのは12-3年前に仙台に縁のある友人の結婚式の引き出物。それ以来のファンで最近は百貨店の諸国名産コーナーにあったりするので見つけては購入している。
2004.11.13
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ランチは第三春美鮨(港区新橋1-17-7りそな銀行新橋支店裏 03-3501-4622)。職場の同僚と2人だったので松・竹を一人前ずつ頼んで1貫ずつシェアしてもらう。カツオ、コハダ、煮ハマ旨し。長山さんは自費出版だった仕入れ覚書の増補版が11月の末にアシェット婦人画報社から出版になったと興奮気味。夜は妻の職場のある十条へ。十条では讃岐うどんのすみたが有名だが、すみたは9時ラストオーダーなので間に合わず、十条の駅近くにある蕎麦屋まつ屋(北区上十条1-11-8 03-3908-3888)へ。蕎麦屋とは思えぬダイニング系のようなちょっとおしゃれな内装に豊富なメニューとくれば料理に期待できないというのが一般的なので半信半疑でオーダー。1品当たり500円前後という安さで、今日は二人で水菜のシーザーズサラダ、揚げナス、出汁巻き玉子、天麩羅、蕎麦がき、せいろと鴨汁せいろ、焼酎1杯をオーダーしておなかいっぱいになってなんと価格は5220円。とりわけ天麩羅の揚げ加減がすばらしく、海老などは絶妙だった。料理は全て旨くて安い。肝心の蕎麦。せいろはナント500円という破格の安さで下町らしくボリュームもしっかりあって極細の薫り高い蕎麦が供される(しかも追加のそばは250円という安さだ)。そばつゆもしっかりしており、ここの1/3くらいの量で1000円とっているいわゆる高級店よりも上質の蕎麦をだしているのではないかと思う。鴨汁せいろは鴨肉が非常に丁寧に扱われており、柔らかくジューシーで、鴨つみれの旨さといいすばらしい。もちろん汁もいい。料理のレベルが非常に高いので割烹系の料理人が蕎麦好きではじめた店だと思ったら古くから十条にある蕎麦屋で若主人になってから店を改装し趣向をかえたのだという。隠れた名店だと思う。
2004.11.12
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引き続き浜松町でのランチ探訪。今日はインド・ネパール料理のルンビニ(港区芝大門1-16-8大門野村ビル5F 03-3437-5646)へ。私はチキンカレー&野菜カレー&ナン&ラッシーのBランチ850円を選択。カレーはサラッとしたタイプでまあまあ。ナンがあれば全て許せる私はここのでっかい焼き立てナンに感激。ここのナンは通常のナンのもちっとした食感とは異なりミラノ風のピッツアのようにパリッとしておりこれはこれで美味でありました。
2004.11.11
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オフィスが浜松町に引っ越してまだ2週間なもので昼飯は手探り状態が続いている。今日入ったのは釣り人料理いづ魚(港区浜松町1-25-6 03-3431-2714)。アサリの炊き込みご飯と焼き魚定食1100円を選択。厚めの鮭の焼き魚、アサリの炊き込みご飯ともに上出来。味噌汁も美味しい。ただオカラの煮付けがしょっぱかったのがマイナス。わずか20席程度の店のせいかあっという間に行列ができたところをみるとこの辺りでは有名なランチスポットだったのだろう。
2004.11.10
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ランチは16年前からのお客さんと日本橋のオーグードゥジュールメルヴェイユ(中央区日本橋3-8-13 03-6202-1991)で。岡部さんの2号店、オーグードゥジュールメルヴェイユには9月13日のプレオープンのパーティ、その週末のディナー、そして10月末に友人の夫婦と4人でディナーの利用を今まで行っているが、4回目にして初めてのランチでの利用。オープン後約1ヶ月こちらにつめていた岡部さんは完全に麹町に戻り、今はラトゥーエル出身の糸沢さんが支配人に。この糸沢さんのサービスも岡部さん同様に心地よい。2800円のランチメニューを選択したのだがベーコンのブランマンジェグリーンアスパラのクーリはお客さんの評判も良く、メインで選んだイトヨリのポワレ、ビスクソース(?)も上質。デザートで選んだクレープも美味しく満足度は極めて高し。まだ30歳の松本一平シェフの料理は個人的には麹町の中村シェフより面白みがあって私好み。ただ、仕事中ゆえワインを飲めなかったのが寂しかった。夜は送別会でオフィスの近くのダイニングっぽい居酒屋草庵みみずく(港区浜松町1-27-13 八大浜松町ビル8~9F TEL 03-5777-1910)で送別会。いくつもの部屋に分かれた造りになっていてそれはそれでよいが料理は極めて平凡なもので全般的に量も含めてイマイチ。ただ、飲み放題メニューの酒の種類が豊富なところは評価に値するが。
2004.11.09
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今日でブセナテラスとお別れだ。朝食はカフェテラス ラティーダでブッフェ。オムレツをオーダーで作ってくれるのだが、メインダイニングのファヌアンにくらべるとちょっと火が入り過ぎなのがご愛嬌。ランチもラティーダで、前回はじめてブセナテラスを訪れた時に食べたハンバーガーを食す。ここのハンバーガーはNYCのヴィレッジにあるコーナーズビストロのハンバーガーのように100%ビーフの肉の塊って感じでアメリカを思い出させてくれる。もちろん、ここも眺めは最高だ。ブセナテラスを離れると思うと本当に寂しい。旅行に行くと必ず一度はカチンとくることがあるのだが、本当に全く不満な出来事が無く、リラックスして過ごすことが出来た。料理は特筆すべきものではないが、一定のレベルには達しており、リゾートとしては高レベルだ。少なくともハワイ島のフォーシーズンズやオアフ島のカハラマンダリンのカフェよりは美味しいし、サイパンのハイアットリージェンシーやグアムのハイアットリージェンシーより全般的に美味しく安心して食べられる。リゾートホテルとしては非常に高いレベルのホテルだとつくづく思った。レンタカーを返却し那覇空港に着く。那覇空港の1Fにぜんざい屋(098-840-1677)を見つける。きれい過ぎる店の造りといい全く期待しないで入ったのだがこれが実は当たりだった。パウダースノーのようなサラサラしたかき氷といい、金時豆の甘さを控えた味といい美味しく、富士家と同様塩煎餅がついてくるのだが、この塩味が甘さを引き立てるところも良かった。
2004.11.08
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今日も良い天気。朝食はメインダイニングファヌアンでアメリカンブレックファースト。丁寧につくられたプレーンオムレツが美味しい。ビーチはきれいだし言うことなし。マロードでケーキセット。ここのケーキは甘さ控えめで美味しいし、サービススタッフのレベルが極めて高い。前回沖縄に来た際にすっかりはまってしまった沖縄ぜんざい。簡単に言えば金時豆の煮豆のかき氷なのだが、富士家(那覇市泊2-10-9 098-869-4657)で食べたぜんざいがあまりに美味しく今回もいろんなぜんざいを食べようと決意していたのだ。まずは新垣ぜんざい屋(本部町徳地1-2 0980-47-4731)。ここの金時豆の煮豆も旨し、かき氷はふわっとした柔らかい氷で美味しいし、何と200円。メニューは無く座ったら人数を伝えるだけと言うのも面白い。マロードのスタッフに薦められたぜんざいは許田の道の駅にあるぜんざい。ミルクぜんざいが美味しいとの事だったが、かき氷も上質だし、金時豆がちょっと固めだが全般的に美味しい。実はここの道の駅の店は結構美味しいものがある。みつや本舗(0980-54-3021)のサーターアンダギーが揚げたてでしかもぱさついてなくて美味しい。ホテルに戻る。車を預けフロントに向かうとサービススタッフが私の部屋の鍵を持って歩いてくる。待たなくて良いサービスに益々惚れてしまう。夕食はブセナテラス内の和食レストラン真南風で和会席(7000円)と琉球会席(5000円)。和会席はオーソドックスで過不足の無い仕上がり。琉球会席の方がちょっと味が濃い目ではあり(沖縄料理だからしょうがないが)、全般的に家庭料理っぽいのだが味噌味のラフテーなど美味しくできている。部屋に戻って一休みしてからライブでも聴こうかとパブシュガーケーンの予約のためにバトラーサービスに電話。「しばらくお待ちください」の後に「ご希望の時間でお取り出来ますが、30名の団体の方が入っていますので多少騒がしいかと存じますがよろしいでしょうか」との返事に感動。こういう客の立場に立った心あるサービスにまた来ようと心に誓った。
2004.11.07
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前回沖縄に行ったときに、今度は行くぞと心に決めたブセナテラス(http://www.terrace.co.jp/index-j.html)に予約が出来た。ホテルの予約を今まで何度もトライしたが満室で予約できなかったのだが、どうもツアーに卸している部屋が多いためホテルサイドでキープしている部屋が少なく予約が困難というのが理由のようでツアーにしたら簡単にとれてしまった。貯まっているマイルは使えないが、でもブセナテラスは楽しみ。って訳で、那覇に着いた。沖縄アウトレットモールにレンタカー会社があったためそこまで送迎されて車をゲット。ブセナテラスまで約90キロの距離で高速道路を利用したら1時間強で着いたぞ、ブセナテラス!。やっと泊れるんだ!車をあずけてチェックイン。ビーチが一望できる吹き抜けのロビー。このホテルのすばらしさはチェックインからはじまる。フロントに並ぶことなく、ビーチの一望できるシートに通され、ここでウェルカムドリンク。チェックインの手続き。並ぶことが大嫌いな私にはまさに最高のサービス。館内の説明等が一通り行われ、しばらくしてポーター登場。ホテルの建造物自体はデザインは良いがそれほど金をかけている訳ではない。でもそれを感じさせないセンスの良さがある。日本には珍しくリゾートの基本がちゃんと守られており、全てのスタッフは笑顔で挨拶してくる。ウィンザーホテル洞爺のスタッフにはこういう点が欠けているんだよなあ。部屋からはバトラーサービスを通じてレストランの予約。夕食はイタリアンレストランChula-la。トマトソースもの偏りすぎたコース構成になっていたが、素朴な味で不満は無い。
2004.11.06
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昼は会社の仲間と、今度スペインに留学すると言う以前の仲間と浜松町から東芝ビル方面に歩き、プロミスの看板が掲げられている幽霊ビルのようなビルに向かう。8Fまでエレベーターで上がり、細い階段をあがると水色に塗られた海の家のような内装の店Pesce Rosso(港区海岸2-1-5日の出ビル9・10F 03-3769-6368)がそこにある。景色は良いし、幽霊ビルのイメージからかけ離れた景色がGood。1000円のランチで供されたパスタは極めて平凡だが、この意外性のある景色はそれだけで一度は経験する価値があろう。夜はマスコミ関係の人たちと飲む約束があり、その前に六本木ヒルズ近くの饂飩くろさわ(港区六本木6-11-16 03-3403-9638)で腹ごしらえ。相変わらずおでん旨し。手打ちの饂飩も悪くない。その後、マスコミ関係の方々とCasita(港区六本木5-10-25 0800-888-5005)へ。ここのとりわけ野外席が最高。スタッフの接客が良い。料理は食べなかったので料理のレベルはわからないがバーとしての評価でも上出来の部類だと思う。
2004.11.05
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ランチで何を食べようかと迷い、結局金比羅(港区浜松町2-1-1 03-3432-1047)でかき揚げうどん定食(950円)を食べる。うどんはまあまあのレベルでかき揚げの揚げたてであることは○。とろろご飯もついてきたが、うどんのボリュームが結構あったのでご飯まで食べ切れなかった。夜はパレスホテルのB1にある中華、瑞麟で接待。個室がある点が接待には都合よいが料理は全般的にちょっとしょっぱい。紹興酒はなかなかの美味。
2004.11.04
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今日は14回目の結婚記念日だというのに最愛の我妻は仕事。ひどいやんけー。ランチどうしようかなと思い、日本橋高島屋に551HOURAIの豚まんが来ているって情報あったので高島屋へ。そしたら大行列で45分待ちだとー。そんなにまっとったら死んでまうでーと思い、L`Atelier de Joel Robuchon Salon de theへ。ここテーブルがやけに安っぽいが、料理は美味しい。特にガスパチョ旨し。恵比寿のジョエルロブションは12月オープンだが、壇崎さんは辞めて、アランは残るそう。パティシェはタテルヨシノの成田さんになるとの噂。ただデザイナーが森田さんだそうなので、ちょっとギラギラ系の内装になるのではと心配。記念日のディナーは仲良しのシェフに任せることにしているので、フォリオリーナデッラポルタフォルトゥーナの小林さんか、金田中庵の高橋さんか、第三春美の長山さんか、ルブルギニオンの菊地君か、メルヴェイユの松本君かと迷ったものの、結局ご無沙汰していたle restaurant de l etoile(渋谷区恵比寿1-14-8 03-3473-1026)の三鴨さんに任せることに。三鴨さんとは私がNYCで仲良しだったシェフLaurent Grasとギサヴォア時代に一緒に働いていたということをお聞きしてから無理を言える関係になってます。友里氏の心無い本のせいで三鴨さんがちょっと投げやりにになっているのが心配。アカザ海老とレンズ豆のスープは相変わらず絶品。そしてジビエ。青首鴨のサルミソース。フレディージラルデの鴨のコンフィーのようなパリパリの皮といい身体が震える旨さ。ここは本当にフランス直輸入の塩加減。三鴨さんのパスタも実はとっても美味しい。二人で2万円もかからなくってびっくり。こんなに安くていいのかしら。
2004.11.03
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ランチで新亜飯店(港区 芝大門2-3-2 03-3434-0005)の小籠包を食べる。新亜飯店は初めてで、行く前に小籠包以外はだめと念を押されていたのだが、チャーハンを頼んでしまった。このチャーハン、全くパラッとしていなくて、食べたらあまりチャーハン作りが得意でなかった亡くなった母親のチャーハンを思い出して懐かしさで涙が出そうになった。やっぱり忠告には従うべきだったと反省しきり。小籠包(8個 1400円)はスープたっぷりで特に皮が美味しい。でもこの原材料の小籠包で1400円ってのはかなり高いと思った。
2004.11.02
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市ヶ谷で昼過ぎにミーティングがあり、ランチをする場所を探してとびこんだのがお!旬菜(千代田区五番町4-1ツユキビル2F 03-5276-1141)。オムライス(チーズトッピング)をオーダーしたのだが、白いご飯に形の整えていないスクランブルエッグのような玉子をのせチーズをのせてデミグラスソースをかけるという代物だった。創作料理をうたった店には手抜き料理でがっかりすることが多い。
2004.11.01
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