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2009年05月04日
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以前にこんな日記を書きました。

戦争に加担した責任とは?

その結びでこうこう書いています。

>現代ではこの戦争責任と同じように
>後々責任を問われかねない問題が少なからずあります。
>それに対して、誤らないで答えて行くこと
>それが重要なことだと思います。

その上でこんな質問を問いかけます。

「戦前の日本が良かったか悪かったか?」

「仏教が戦争に加担したのは良かったか悪かったか?」



「戦前の日本は悪かった」

「戦争は間違いだった」

という考えが主流のように思われます。
仏教界もそれが多数意見のように思います。

しかし、戦前の日本はそんなに悪かったんでしょうか?
確かに、植民地を作り、戦争を次々と仕掛けたことは
現代の感覚なら「悪」でしょう。
しかし、時代背景を考えないといけません。

戦国武将を戦争を仕掛けたから悪いと言って
非難する人は少ないでしょう。
戦前も多かれ少なかれ、私は


いいところも悪いところもあったというのが
公平な判断で、今の感覚から見ておかしいというのは
正しい評価とは思えません。

当然のことながら仏教界が戦前に戦争に
加担したことについても、良いとも悪いとも思えない


現代でもそうですが、宗教といえども国家の庇護のもとに
許されているものです。
したがって、自国が戦争に勝つように協力するのは
当然ではないでしょうか。

一方で、仏教が戦争に加担することによって、
仏教の殺生戒との矛盾をどうするか?という問題もあります。

しかしながら、当時としては戦争に加担する方を優先した。

それが、当時としては問題だったかなかったか?
そう思われなかったと見るのが当然のように思われます。

それについて私は問題にしようとは思いません。

しかし、現代では何故か、不思議なことに

「戦争に仏教が加担したのは間違い」

のように語られています。

現代でも仏教が戦争に加担するのが是か非かという
問題があります。

多分仏教者にアンケートを取れば圧倒的に

「仏教は戦争に加担すべきではない」

という意見が占めるでしょう。

でも、

仏教者は本当に戦争に反対できるか?という疑問があります。
国家権力に対抗するのは結構大変です。
それゆえ、現実に日本が戦争に巻き込まれたら普通の人は
理不尽と思いながらも抵抗することをせず、
やむを得ず従わざるを得ません。

しかし、一般社会とは別の信仰と言う基準を持っている
仏教者ならば、普通の人とは別の行動を取れるに違いないと
思いたいところですが・・・

できるか???

その時に備えて国家権力と対峙する練習が必要???

なんか反社会的団体のようですね(*^_^*)

先日、税務署員が私が過去帳の開示をしないことに対して

「お寺は反社会的な団体(民○商○会?)ではないでしょうから、
ご協力お願いします」

「いえ、仏教は反社会的な教えですよ」
と対抗しましたが・・・(*^_^*)

何はともあれ、世間が戦争に向かっている時に反対するのは
相当大変です。
それどころか、他国軍(米軍)が日本に駐留していること、
自衛隊を海外に派遣すること、たった、こんなことですら
反対意見が少ないのは不思議です。

戦前の教訓は戦争に反対することではないように思います。
むしろ、それより重用なのは、間違っていることを
はっきり間違いだといえること。

「実は私は戦争に反対だった」

この言葉だけは私は言いたくないと思います!

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最終更新日  2009年05月06日 12時10分08秒
コメント(15) | コメントを書く
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Re:戦前の仏教は?(05/04)  
後の後悔先に立たず!でしょうか?!

ご訪問コメント有り難う御座いました。桐壷


七重八重花は咲けども山吹の実の一つだに無きぞ哀しき

>若かったんですか?
>かなりオ○サンのように思っていましたが・・・

テレサ、享年42歳です!お若い♪人生半分!(>_<)

>私のより150円高級ですね!

ふふふ、袷足袋で、夏も冬も穿けます♪

>そんな内訳だったんですか!
>当方のものは安いのが3万円ぐらいです。

ふふふ、特殊?特注?!ですか?!お高い!!

>仕立て代が高いんですね!
>しかし、今の着物でも化繊は縫製が機械では?

踊りの稽古着物は、全部手縫いです!激しい動きに

耐えるように縫製してます!特殊な仕様がしてあります!

>当方の着物も、正絹は手縫いですが、化繊は機械です。
-----
正絹は、本舞台で、衣装屋さんからお借りします♪ (2009年05月05日 07時44分59秒)

Re:戦前の仏教は?(05/04)  
忠武飛龍  さん
>むしろ、それより重用なのは、間違っていることを
はっきり間違いだといえること。

>「実は私は戦争に反対だった」

>この言葉だけは私は言いたくないと思います!

私もそれを痛切に感じます。

ではまた再見! (2009年05月05日 09時50分23秒)

Re:戦前の仏教は?(05/04)  
奥円  さん
歴史的に日本国は皇族、公家、武家、庶民にいたるまで仏教を保護してきてくれていました。この平和を守るという意味での国家協力はOKだと思いますよ。中共が日本列島を支配したら神社、仏閣、歴史は破壊されるでしょうしね。
しかし政治家の振りかざす正義は道具でしかないのに疑問ももたず、一種の宗教者達が賛同してしまうのは避けなくてはなりません。(アメリカとかみてると特に・・) (2009年05月05日 16時50分20秒)

戦前の仏教は?  
大法螺窟 さん
>なんか反社会的団体のようですね(*^_^*)

>先日、税務署員が私が過去帳の開示をしないことに対して

>「お寺は反社会的な団体(民○商○会?)ではないでしょうから、
>ご協力お願いします」

>「いえ、仏教は反社会的な教えですよ」
と対抗しましたが・・・(*^_^*)


そのとおり、、

お寺の住職は、社会を捨てた

遁世稼業・・・

反社会的と言われりゃ

致し方ござんせんねえ~

(2009年05月05日 19時54分07秒)

Re:戦前の仏教は?(05/04)  
すててこそ さん
釋尊在世時、出家者は戦争に巻き込まれなかったそうですね。
戦争に限りません。俗世間の構造から離れてましたし、俗世間も出家者にそれ以上のことは期待をしていなかったそうですね。
日本において、戦前・戦時・戦後と出家者が何か特別な事ってありますかね?
ほぼ、在家者と同じように扱われ、同じように任され、同じように・・・・・
納税もしかり。
結果として、戦争に荷担したのは間違えだと言われてもねぇ~
この先、日本が戦争という事態になったとき、「私は僧侶ですから。私の息子は僧侶ですから。」と言えるのでしょうか?言わせてもらえるような社会情勢なのでしょうか?言えるほど出世間を貫いている出家者がどれだけいるのか?
出家者に限らず、「間違いを間違い」と、「正しいことを正しい」と、その時に適切に言えるように日頃から自分の頭で判断しているのかどうかがねぇ~ (2009年05月05日 21時07分27秒)

Re:戦前の仏教は?(05/04)  
いずもまり  さん
「実は私は戦争に反対だった」
この実はってところが ミソでございましょうか

戦争なんてみんな反対だと思うんです。
じゃ なぜ戦争になるのか、そこの話からかみ合っていかない。どうしたものでしょうか…

(2009年05月06日 09時10分31秒)

Re:戦前の仏教は?(05/04)  
セレナ~デ  さん
なんだか難しいお話ですねぇ~~(;一_一)
「国宝三井寺」展へ行ってきました!(^^)!
感動しました。文殊さんがおっしゃられたように、何も知識がないまま見たのが、かえって良かったようです。
  ありがとうございました<(_ _)> (2009年05月06日 11時52分58秒)

吹雪深雪&桐壷さん  
三人文殊  さん
吹雪深雪&桐壷さん

>ふふふ、袷足袋で、夏も冬も穿けます♪

>>そんな内訳だったんですか!
>>当方のものは安いのが3万円ぐらいです。

>ふふふ、特殊?特注?!ですか?!お高い!!

知りません。
ただ、需要が限られていますので、ほとんど注文生産だからでしょう。

>>仕立て代が高いんですね!
>>しかし、今の着物でも化繊は縫製が機械では?

>踊りの稽古着物は、全部手縫いです!激しい動きに

>耐えるように縫製してます!特殊な仕様がしてあります!

それは存じませんでした。
僧侶様は結構弱いですね。
一シーズンを何枚かで回していますが、半分以上は直しに出します。 (2009年05月06日 16時56分01秒)

忠武飛龍さん  
三人文殊  さん
忠武飛龍さん

>>むしろ、それより重用なのは、間違っていることを
>はっきり間違いだといえること。

>>「実は私は戦争に反対だった」

>>この言葉だけは私は言いたくないと思います!

>私もそれを痛切に感じます。
-----
ぜひご一緒にお願いします。 (2009年05月06日 16時58分13秒)

奥円さん  
三人文殊  さん
奥円さん

>歴史的に日本国は皇族、公家、武家、庶民にいたるまで仏教を保護してきてくれていました。この平和を守るという意味での国家協力はOKだと思いますよ。

明治以前はそれがうまく機能していました。
ところが、明治以降は宗教自体が無茶苦茶になってしまいました。

>中共が日本列島を支配したら神社、仏閣、歴史は破壊されるでしょうしね。
>しかし政治家の振りかざす正義は道具でしかないのに疑問ももたず、一種の宗教者達が賛同してしまうのは避けなくてはなりません。(アメリカとかみてると特に・・)
-----
そのあたり難しいところです(;一_一)
宗教家が政治について発言したら、政治的ととらわれ嫌われます。(*^_^*) (2009年05月06日 17時06分19秒)

大法螺窟さん  
三人文殊  さん
大法螺窟さん

>>なんか反社会的団体のようですね(*^_^*)

>>先日、税務署員が私が過去帳の開示をしないことに対して

>>「お寺は反社会的な団体(民○商○会?)ではないでしょうから、
>>ご協力お願いします」

>>「いえ、仏教は反社会的な教えですよ」
>と対抗しましたが・・・(*^_^*)

>そのとおり、、

>お寺の住職は、社会を捨てた

>遁世稼業・・・

>反社会的と言われりゃ

>致し方ござんせんねえ~
-----
自称する方は少ないかもしれません(*^_^*) (2009年05月06日 18時04分46秒)

すててこそさん  
三人文殊  さん
すててこそさん

>釋尊在世時、出家者は戦争に巻き込まれなかったそうですね。
>戦争に限りません。俗世間の構造から離れてましたし、俗世間も出家者にそれ以上のことは期待をしていなかったそうですね。

今でも上座仏教国では近い扱いになっています。

>日本において、戦前・戦時・戦後と出家者が何か特別な事ってありますかね?
>ほぼ、在家者と同じように扱われ、同じように任され、同じように・・・・・
>納税もしかり。

ただ、戦前はかなりの寺領があり、遊んで暮せたので、貧しい家庭から預かった小僧を教育を受けさせながら育てて、その中の優秀なものを本山へ送りましたので、かなり優秀な僧侶が育ちました。

>結果として、戦争に荷担したのは間違えだと言われてもねぇ~
>この先、日本が戦争という事態になったとき、「私は僧侶ですから。私の息子は僧侶ですから。」と言えるのでしょうか?言わせてもらえるような社会情勢なのでしょうか?言えるほど出世間を貫いている出家者がどれだけいるのか?
>出家者に限らず、「間違いを間違い」と、「正しいことを正しい」と、その時に適切に言えるように日頃から自分の頭で判断しているのかどうかがねぇ~
-----
すいません。
出家者としては努力します。
ただ、僧侶の中には世捨ての方も少なからずいます。 (2009年05月06日 18時19分05秒)

いずもまりさん  
三人文殊  さん
いずもまりさん

>「実は私は戦争に反対だった」
>この実はってところが ミソでございましょうか

>戦争なんてみんな反対だと思うんです。
>じゃ なぜ戦争になるのか、そこの話からかみ合っていかない。どうしたものでしょうか…
-----
戦争反対という話ではありません。
現在でも知らず知らずのうちに戦争に巻き込まれる危険性があるにもかかわらず、多くの人はそれを容認しているようです。
それゆえ、いざ戦争というときに反対できないのではないでしょうか? (2009年05月06日 19時54分36秒)

セレナ~デさん  
三人文殊  さん
セレナ~デさん

>なんだか難しいお話ですねぇ~~(;一_一)

いえいえ、それほど難しくお考えにならないでください。

>「国宝三井寺」展へ行ってきました!(^^)!
>感動しました。文殊さんがおっしゃられたように、何も知識がないまま見たのが、かえって良かったようです。
>  ありがとうございました<(_ _)>
-----
それは何よりです。
面白かったですか? (2009年05月06日 20時25分01秒)

ghlpngy@gmail.com  
グッチ サングラス さん
今日は~^^またブログ覗かせていただきました。よろしくお願いします。
グッチ サングラス http://www.guccifactorystore.com/%E3%82%B0%E3%83%83%E3%83%81-%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B9-c-27.html (2012年11月16日 14時58分23秒)

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