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2019年05月21日
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前回の続きです。

チベット死者の書を読む2ー仏教の瞑想は若い人より年寄りに必要だ

さて、本題の死後の世界について書いていきます。
まず、亡くなってから三日半は、生でも中有でもない状態が
続きます。
その時に、自分で解脱するか、師の教えを聞いて解脱出来ない
人は以下のように進みます。

一日目

最初は大日如来が「密厳浄土」から解脱の手助けにやってきます。
大日如来といえば、密教ではすべての仏の王様の仏様です。


ここで悟ると「密厳浄土」へ連れて言ってもらえる。

日本の密教の「密厳浄土」は、どこかに存在するものでなく
現世を「密厳浄土」に変えることが密教の目的にもなっている
のですが、チベットでは日本でいう「極楽浄土」と同じように
どこかに大日如来の「密厳浄土」があるんですね!

二日目

今度は阿閦如来が金剛薩埵の姿で現れます。
金剛薩埵は、大日如来の教えを聞く立場の菩薩様。
この方が、解脱の手助けに来てくださいます。

ここで悟りを得ると「妙喜国」という浄土へ連れて言ってもらえる。

日本では東方にある浄土は薬師如来の「浄瑠璃世界」

ちなみに、阿閦如来と薬師如来は同体とも言います。

三日目

今度は宝生如来が登場。
この方が、解脱の手助けに来てくださいます。
ここで悟りを得ると「極妙国」という浄土へ連れて言ってもらえる。


四日目

ついに阿弥陀如来が観自在(観音)菩薩と文殊菩薩を伴って出現。
日本では阿弥陀如来の脇は観音・勢至の二菩薩なんですが
チベットでは文殊菩薩が来てくれます。

浄土信仰の方は4日目まで待ったほうがいいかもしれません。

ただ、連れて言ってくださるのは「極楽浄土」と思いきや
「安楽国」ですと。
チベットでは阿弥陀様が極楽へは連れて行ってくださいません(ーー;)

また餓鬼界の道が現れます。

五日目

今度は不空成就如来が登場。
この方が、解脱の手助けに来てくださいます。
ここで悟りを得ると「業積浄土」という浄土へ連れて言ってもらえる。
個人的な感想ですが、「業積浄土」という言葉は、
好きになれない(ーー;)
「業」は仏教では悪い行動・悪い言葉・悪い考えに
解釈することが多いので「業」が「積(みかさなった)」「浄土」
という名前は・・・

今まで現れた、大日如来・阿閦如来・宝生如来・不空成就如来は
金剛界の五仏と日本でも言われ、曼陀羅の中心に
いらっしゃる仏様です。

また阿修羅界の道が現れます。

もうそろそろ、この辺で悟りを得ないと危ないですよ。

六日目

今まで現れた、大日如来・阿閦如来・宝生如来・不空成就如来は
金剛界の五仏がいっぺんに来てくださいます。

と同時に天界・人間界・阿修羅界・畜生界・餓鬼界・地獄界の
六道への道も同時に現れます。

ここまでで何としても悟りを得たいですね。
この先は怖くなりますよ。

チベット密教は一般には日本に伝わった中期密教よりも後の時代に
成立した後期密教が発展したものと考えられています。

チベットでは、密教を
所作タントラ・行タントラ・瑜伽タントラ・無上瑜伽タントラの
四段階に密教を分けています。日本で言えば初期の雑密が
所作タントラ・大日経が行タントラ・金剛頂経が瑜伽タントラに
あたります。

ただ、上に述べた五つの仏様をはじめ、仏様の五つの色、
五つの知恵、方角、などは日本密教と同じですから
判りやすい反面、男女交合の歓喜仏などは
ちょっと理解しがたい部分があります。

ちなみに上に書いた、浄土からお導きに来てくださる仏様は
すべて男女交合の歓喜仏です。

続きます。





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最終更新日  2019年05月21日 16時04分20秒
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Re:チベット死者の書を読む3ー亡くなってから早いうちに悟りを目指す(05/21)  
奥円  さん
>最初は大日如来が「密厳浄土」から解脱の手助けにやってきます。

自分の本性が大日如来なら、他者としてやって来るのではなく自体として出会うのでしょうかね。阿弥陀様なら他者なんでしょうけど。ならば何日目だろうが、仏の行為。無住所涅槃。自分は大日如来と一体なんだと自覚する。どこに生まれようと密厳国土。これは親鸞の還相回向と似てるかも。問題は修行を積んだ人と市井の人とでは何か違うのだろうかということですかね。そもそも罪があるから生まれ変わるというのも不思議な理論で、「死ねば仏」は案外正しいとも思えてきます。これじゃあ天台本覚論なんですけれども、肝心なのは今を良く生きることになってくる。即身成仏はやっぱり正しいんですよ。仏教の在り方として。正しく今を生きる。死後の世界に階級なんてない。今の自分が死後の世界。今の人生で闇を払う。死後どうなるかは自分の所以を正しく受け止めさせてくれます。「自分の死後が今の自分なんだ」「死後の自分が過去の自分」という感じに。
意味不明な文章になっちゃいましたけれども。 (2019年05月21日 18時07分21秒)

Re:チベット死者の書を読む3ー亡くなってから早いうちに悟りを目指す(05/21)  
夢穂  さん
閻魔様がそれまでの所業にかんがみ
あそこへ、ここへではなくって悟りを
開いたことで、その行く末が決まるの
ですか。姑は臨死体験で川を渡りまだ
こっちに来るのは早いと言われたそう
ですし、旦那の弟は自転車で石垣を
落ちた姿を屋根の上あたりから見下ろして
いたそうです。母は家から火の玉が
ふわふわ上がるのを見て、その時間に
来ていたお隣のおじさんが腑抜けていた
そうですし、死後の世界、魂というものは
存在するのではないかと・・・・
(2019年05月21日 20時40分31秒)

Re:チベット死者の書を読む3ー亡くなってから早いうちに悟りを目指す(05/21)  
同行三人 さん
えーっと、チベットの死者の書にもいくつかあるみたいですけど。日本版死者の書は、中陰和讃がありますよね。死者を旅人に見立てて関所ありといい、お供えの水や灯明によって越えるのだと言います。四十九日目には家の屋根を越えて極楽浄土へ南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。と言うくだりがあるので、古い年寄りなんかは、死んだ人の魂は四十九日まで屋根裏に居てそれから旅立つんだ。なんてよく言っていましたが…火降り峠の坂越えてってどこ行ったん?それに南無阿弥陀仏ってどうよ?って思いますけど、高野宗の昔の仏前勤行次第、いわゆる赤本では南無大師遍照金剛の後に南無阿弥陀仏って唱えるようになっていました。まさにカオスのようなお経の数々。理路整然としていないのは何故でしょうかね? (2019年05月21日 21時58分09秒)

Re:チベット死者の書を読む3ー亡くなってから早いうちに悟りを目指す(05/21)  
Hiroki Nara  さん
おはようございます。

宗教は救いのない時代に

救われたくてあれこれ考えて

導き出された答えですね。

今日は晴れです。

温度差激しいですね。

暑なります。変な天気ですね。

風邪に注意です。

>「先生が他の子を怒るのが怖い」…共感力・思考力高く、生まれつき刺激に敏感な「HSC」

「先生が他の子を怒るのが怖い」「騒がしい教室が苦手」――。生まれつき、人の気持ちや周りの刺激に敏感な特性を持っている子どもがいることを知っているだろうか。「HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)」と呼ばれ、不登校やひきこもりの背景の一つとして、注目されている。(田中ひろみ)
病気や障害ではなく、長所でもあるが…不登校・引きこもりの背景に

 「うちの子のことだ」
 千葉県内に住む女性(38)は、4年前、本でHSCのことを知った。小6の長女(11)は、小さい頃から、服がチクチクするのを嫌がったり、大きな音でパニックを起こしたりしていた。
 HSCは、感覚に敏感という特徴から、発達障害の一つ「自閉症スペクトラム障害」と勘違いされることもあるが、人の気持ちをくみ取るのが得意という点が異なる。

教師運なかったですね。

反面教師しか知りません。

投票お願いいたします。

ブログにて 壁紙 配布中です。


応援。
(2019年05月22日 09時05分26秒)

奥円さんへ  
三人文殊  さん
奥円さんへ

こういう言い方が正しいかどうかわかりませんが、チベットの大日如来は日本の大日如来との違いがあるようですね。
日本の大日如来は法身と言って悟りの本体ですから、俗な言葉でいえば、無性格で無味無臭のようで、わざわざ説法に来ることはありません。
チベットでは大日如来が日本でいうところに阿弥陀如来や薬師如来のように説法にやってくる訳ですから、いわば応身、全く性格が違いますね。

>問題は修行を積んだ人と市井の人とでは何か違うのだろうかということ

僧侶はかなり見ていますが、千差万別です。普通の人にしか見えない人も結構いるし、一方で、時折、この人僧侶らしいなと思わせる人も結構います。はっきりと僧侶らしい人は多くは無いので、そういう意味では、あまり変わらないような気がしますね(*^_^*)
個人的な感想を言うと、修行といっても、せいぜい三か月程度の修法をしただけで、僧侶の免許がでますから、「昔、何かやってた」ぐらいのレベルの人が結構いて、普通の一般人と変わらないのも当たり前です。

一方で、修行を積んだ人というのが、どの程度の修行かにも寄りますが、私が思う浮かべる修行している人は、ちょっと違いますね。明らかに私がどれだけ修行しても届かない雰囲気があります。
そういう意味では、やはり修行を積んだ人は全く違うと思います。

ただ、残念なことに現在の日本は仏教を許容する土壌がない。
そのために、その人たちも修行だけをしているわけにはいかず、寺院運営に携わらずを得ず、それが悩ましいところです。
チベットも中国に領土を奪われましたし、日本も戦後の農地解放で「修行しているだけでも生活できる」環境を失いました。
チベットと日本という密教が、世界の人々が解放された戦後に、衰退に向かうのは皮肉です。

お返事になっているかどうか判りませんが、長々と失礼しました。 (2019年05月22日 11時23分10秒)

夢穂さんへ  
三人文殊  さん
夢穂さんへ

閻魔大王はこれから出てきますよ。

また、日本でも、一週間おきに裁きがあります。

ご親族が様々な体験をされていますね。科学的に証明できないことはたくさんあります。そういう意味では死後の世界もないとは言えないんですが、実際どんな世界か覗きたいですね。


(2019年05月22日 11時32分20秒)

同行三人さんへ  
三人文殊  さん
同行三人さんへ

すいません。中陰和讃は知りません(ーー;)

四十九日になって、極楽浄土へ行くんですか?
亡くなったらすぐに極楽へ行くかと思っていたんですが・・・



(2019年05月22日 13時36分33秒)

Hiroki Naraさんへ  
三人文殊  さん
Hiroki Naraさんへ

HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)というのは初めて聞きました。
昔でもあったんでしょうが、表面化しなかったんですね。

私はどちらかというと鈍いほうなので、そういう方とはうまくいかないかもしれません(*^_^*)


(2019年05月22日 13時41分58秒)

Re[7]:チベット死者の書を読む3ー亡くなってから早いうちに悟りを目指す(05/21)  
同行三人 さん
三人文殊さんへ

伝授を受けてはいないあなたへ、特別に公開します。(ちょっと暇でしたので)

⭐️中陰和讃⭐️

帰命頂礼ありがたや 中陰和讃の心得は
三尊弥陀の教えなり 死して冥土へ赴かば
十万億土のその中に 七つの関所ありと聞く

初七日守るは不動なり 暗闇峠の果てなしと
中陰途切れず稱えやり 光明便りて越えるなり

二七日守るは釈迦如来 火ふり峠をさか落とし
各々供えし手向けある 水を便りに越えるなり

三七日守るは文珠菩薩 うづまき峠涯なしと
中陰途切れず供えある 火の立ちほどて越えるなり

四七日守るは普賢菩薩 障途しょうずの川が現れて
死してめしたる帷子かたびらの 六字の名号で越えるなり

五七日守る地蔵菩薩 涙を流す三途川 追善菩提の功徳にて
(2019年05月22日 20時47分11秒)

Re:チベット死者の書を読む3ー亡くなってから早いうちに悟りを目指す(05/21)  
同行三人 さん
追善菩提の功徳にて 船に乗りつつ越えるなり

六七日守る弥勒菩薩 六道の辻にふみ迷い
自力の心をふり捨てて 他力のひとつで越えるなり

七七日守る弥陀如来 仏前供養その徳で
家やの棟はなれて極楽へ 導き給うありがたや
造りし煩悩消滅し 南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏 (2019年05月22日 20時53分16秒)

Re:チベット死者の書を読む3ー亡くなってから早いうちに悟りを目指す(05/21)  
同行三人 さん
死んですぐに極楽浄土へ行けるのは、上品上生の人だけですね。
七日七日をキチンと順序立ててやらなければ、普通の人は往生しません。
おじゅっさんは必要ないとか、お布施が勿体ないとか、
どないでも天国へ行けるなんて簡単に思っているとアウトです。 (2019年05月22日 21時01分51秒)

Re:奥円さんへ(05/21)  
奥円  さん
三人文殊さんへ
>無性格で無味無臭のようで、わざわざ説法に来ることはありません。

 それだと顕教の毘盧遮那如来ではないですか?密教のマハービルシャナ如来は説法するからマハーだと。大日経が革命的なところが法身が直接説法すること。華厳経だと菩薩が語ります。(真理は直接語られない)
 あと弘法大師は五大に加えて識大を加えられました。よって大日如来は人格を持つ可能性があります。(性格は無いかもしれないですけれど、あるかもしれません)大日如来は常に説法しているけれども、衆生にはそれがわからない。(対象としての大日如来とは出会えないということでしょうか?)

『声字実相義』には感覚の対象が全て大日如来の説法とあった気がします。新義派は大日如来を加持身と本地身(沈黙の仏)に分割して理解していたと記憶するのですが、それだと顕教側へ半歩後退しているようで、違っているように思えるんです。だから古義が正しいかなと。顕教だと空寂(の法身)に帰する処を、密教は果分可説じゃないですか。

修行を積んだ人と市井の人とでは死後の世界に違いはありますか?私、本心では悪人も善人も等しく一度成仏(大日如来と一つになる)するような気がしてるんです。こんな説は本来の仏教では認められないと思うのですが、罪業は、(大日如来の現れとして)生まれ変わった後に戻ってくるとか。 (2019年05月22日 21時18分21秒)

同行三人さんへ  
三人文殊  さん
同行三人さんへ

同行三人ありがとうございます。
中陰和讃みたのは初めてです(ーー;)
不勉強で恥ずかしい限りです。

ところで、これのベースになったのは、何でしょうか

浄土信仰も踏み込んで勉強する必要があると実感しました。 (2019年05月23日 09時09分45秒)

奥円さんへ  
三人文殊  さん
奥円さんへ

>>無性格で無味無臭のようで、わざわざ説法に来ることはありません。

これは、ちょっと言い方が悪かったようで、失礼したしました。

大日如来は、法身説法はしていますが、救済のためにわざわざ民衆のところに説法にやってくるとことは無いという意味です。顕教の毘盧遮那如来というのは華厳経の毘盧遮那如来を指摘されていると思いますが、華厳経についてはほとんど勉強していないので大日如来の差異については知りません。

対象としての大日如来に会えるか会えないかというお話ですが、会えるともいえるし、会えないとも言えない。真言密教では四種法身と言って、大日如来を四つに分けていて、そのうちの一つ等流法身はすべての生き物が大日如来と説いています。これは、すべての生き物の中に大日如来を見るという密教的な見方です。これは学説では無く個人的な感想ですが、大日如来自身を見ることはできないが感じることはできると思います。もともと、お経自体が誰かが感じたものを書物化したものですから、その可能性はあると考えています。

>『声字実相義』には感覚の対象が全て大日如来の説法とあった気がします。

「それ如来の説法は必ず文字による、文字の所在は、六塵(感覚)その体なり、六塵の本は法仏の三密これなり」という部分ですね。
確かに、ご指摘の通りです。これも、上に書いた部分と同じで、密教的にとらえることができるか否かという部分ではないかと思います。

>新義派は大日如来を加持身と本地身(沈黙の仏)に分割して理解していた。

これは確かに学説としてはあって、本を読むと書いてあるんですが、私はリアルで説明する人も主張する学者さんにもあったことないです。学説としては存在するのでしょうが、新義の方に聞いてもほとんど知らないでしょうから、あまり重要な部分ではないように思います。

>修行を積んだ人と市井の人とでは死後の世界に違いはありますか?私、本心では悪人も善人も等しく一度成仏(大日如来と一つになる)するような気がしてるんです。こんな説は本来の仏教では認められないと思うのですが、罪業は、(大日如来の現れとして)生まれ変わった後に戻ってくるとか。

私個人の見解ですが、悪人と善人では死後の世界は違うように思います。
何が善で、何が悪かという問題もありますが、やはり現世での罪は現世ででて来なければ、死後で現れるような気がしています。また「修行を積んだ人と市井の人」はやはり違うと思いますよ。結局、修行を積むということは、見えない世界を感じる訓練をしていると私は感じています。その見えない世界を感じることができれば、結果的に行動・言葉・考え方に現れると私は思いますね。 (2019年05月23日 10時19分08秒)

Re[13]:チベット死者の書を読む3ー亡くなってから早いうちに悟りを目指す(05/21)  
同行三人 さん
三人文殊さんへ

現在では七七日の本尊は薬師如来ですが、中陰和讃では弥陀如来になっていますね。冒頭の三尊弥陀の教えなりというのも、阿弥陀信仰にすりかえられている点が特徴的です。往生要集には地獄の話しが出てきますが、倶舎論からの引用のようですね。中陰(中有・バルドゥ)などの考えもチベットと共通するので、経論のどこかには典拠があるのでしょうね。成仏する。という観点から見たら、仏伝が原点でしょうか?ブッダチャリタが講談社文庫から出ました。まだ読破はしてませんが、最高です。
(2019年05月24日 09時16分03秒)

同行三人さんへ  
三人文殊  さん
同行三人さんへ

中陰の話は確かに仏典が基になっているかもしれませんが、十王信仰自体は、中国のものではないですか?

>ブッダチャリタが講談社文庫から出ました

大判は以前から出ていますが、内容が違うんでしょうか?

最近、思うのですが、密教の源流はやはり原始仏典にありますね。
原始仏典も改めて知っておく必要があると感じています。
(2019年05月24日 14時47分19秒)

Re[16]:チベット死者の書を読む3ー亡くなってから早いうちに悟りを目指す(05/21)  
同行三人 さん
三人文殊さんへ

>大判は以前から出ていますが、内容が違うんでしょうか?

完全版です。梵本に欠けた部分をチベット訳などから補完してリニューアルしています。 (2019年05月24日 18時21分28秒)

Re[16]:チベット死者の書を読む3ー亡くなってから早いうちに悟りを目指す(05/21)  
同行三人 さん
三人文殊さんへ

>十王信仰自体は、中国のものではないですか?

チャイナフリー!

フリーチベット!!


(2019年05月24日 18時24分12秒)

同行三人さんへ  
三人文殊  さん
同行三人さんへ

>>大判は以前から出ていますが、内容が違うんでしょうか?

>完全版です。梵本に欠けた部分をチベット訳などから補完してリニューアルしています。

ほ~完全版ですか。なるほど。

>>十王信仰自体は、中国のものではないですか?

>チャイナフリー!

>フリーチベット!!

これは意味が分からないですね(◎_◎;) (2019年05月24日 21時14分00秒)

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