昨日6日は囲碁の例会で梅田までトレンクルで出掛けましたが、途中大阪城公園の桜を少しばかり楽しんでまいりました。かくて銀輪花逍遥であります。
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日の深北緑地と星田妙見の桜、5日の石川畔の桜に続く桜銀輪花逍遥の第3弾、大阪城の桜です。3日連続の銀輪花逍遥もこれで一段落とします。
世の中に 絶えて桜の なかりせば
春の心は のどけからまし (在原業平 古今和歌集53)
ではありませぬが、ヤカモチも桜を追いかけてこの3日間心せわしいことでありました。これで銀輪散歩コースの桜は北・南・西を一応網羅したので、ひとまず一段落という訳です。
大阪城の桜は今まさに満開。多くの花見客の姿が見られました。それにしても、桜とお城・お堀は何故かよく似合う。
(大阪城の桜 1)
もののふの 夢見のあとや 花越しに
城は見るべき ものにしあらむ (偐家持)
(大阪城の桜 2)
(大阪城の桜 3)
咲くもよし 散るもよかりき 桜花
ひともかくしぞ 生きめといふや (偐家持)

ここにアップしたのは朝11時半頃の写真ですが、帰路の5時頃にも花見の人が多く居ました。これは夜桜を楽しもうという人たちが集まって来ているのでしょうな。
(大阪城の桜 5)
(大阪城の桜 6)
桜花 今し盛りと 咲くなれば
寄りてたぐひて 見せむ妹がも (偐家持)
(大阪城の桜 7)
さて、以下は囲碁を終えての帰途のこととなります。
いつもの道から少し外れて走っていたら、以前に立ち寄ったことのある仲村神社の前に出た。ここでしばし煙草休憩。
(仲村神社・鳥居)
上の鳥居の写真と下の本殿の写真は、この日撮ったものではなく、去年の6月9日撮影のものです。ブログ未掲載なので、ここで利用することとします。
(仲村神社・本殿)
仲村神社は、延長5年(927)創始にて、延喜式巻9の神名帳に「河内の国、若江郡、中村神社」と、その名が見える古い神社である。
祭神は 己己都牟須 比 命 (興台産霊命とも書く。)である。中村連氏の氏神として奉祭されたのがこの神社の始まりという。己己都牟須比命は 天兒屋根命 の親であるから、天兒屋根命を祭神とする枚岡神社や春日大社とは親戚みたいなものですな。天兒屋根命を祖とする藤原氏、中臣氏と同じく、中村連氏も天兒屋根命から分れた氏族である。
(菱沢池・・これは昨日撮影です。)
この神社は、「
疱瘡
を病める者祈願すれば
験
あり」とされ、正徳4年(1416)には、蜂須賀候家臣の
陶山
与一左衛門長之、水谷平右衛門勝政より疱瘡全快の謝恩として鳥居が贈られているとのこと。
伝承では祈願をするに当たっては、先ず大和川(菱江川)で斎戒沐浴し、川瀬の祓いを行う。次に社殿軒下の雨だれの砂を頂き、これを袋に入れて腰に下げてお守りとする、とのこと。
大和川の付け替え後は境内の菱沢池で祓いを受けたそうだが、そのような風習も大正時代には姿を消したとのこと。
菱沢池は今も境内にあるが、空池で水がない。水神さんは何処に潜んでおられるのやら。
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