本日は囲碁例会。例によってMTBで梅田まで銀輪散歩である。少し早めに家を出たので、荒本交差点で定番の中央大通りを離れ、中央環状道路を北に行き、一つ北側の道を西へと走ることとする。第二寝屋川を渡り、路地を右に左にと走っていて出くわしたのが諏訪神社(大阪市城東区諏訪2丁目)。諏訪神社は各地にあるが、この諏訪神社は多分初めての訪問だと思う。この付近は囲碁の行き帰りや銀輪近隣散歩で結構走っているのだが、それでもこのように初めて出くわすという神社があるようです。
神社で多いのは、稲荷神社と八幡神社が横綱級でしょうか。春日神社、住吉神社、白山神社なども多いが、諏訪神社も多い神社の一つですな。
面白いのは、境内にある腰掛天満宮。祠の前の石が菅原道真が腰を下ろして休憩した石だそうな。太宰府に流される時に、道明寺に居た叔母・覚寿尼にお別れに行く際に、この神社の前を通ったので、立ち寄ってお参りされ、この石に腰を下ろして休まれたそうな。
この叔母との別れに際して、道真は「鳴けばこそ 別れも憂けれ 鶏の音の なからん里の 暁もがな」と詠んだこと、そのことから道明寺の里の人たちは鶏を飼うことを止めたということ、それを踏まえて、小林一茶が「暁や 鳥なき里の ほととぎす」という句を作ったこと、などは以前の日記で述べた。
<参考> 銀輪散歩・白鳥神社、誉田八幡、道明寺天満宮
2013.10.19.
この腰掛石に触れると学業成就の願いが叶うらしいが、囲碁が強くなるようでもないから、触れずに置きました。
(菅公腰掛石の由来)
(注)上の説明文では「伯母」とあるが、覚寿尼は道真の父是善の妹とするもの
に準拠して、本文では「叔母」と表記して置く。(6月2日追記)
そして、もっと面白かったのが、神社の池(だろうと思うが)の亀。カメラを向けたら首を上に伸ばしてポーズしてくれました。これは外来種のミドリガメですかね。
奥の方には亀の隣にアヒルも居ました。
何やら言葉を交わしているようでもありましたが、遠過ぎて聞き取れませんでした。
諏訪神社を後にして、適当に走っているうちに、JR森ノ宮駅の手前で再び中央大通りに出る。大阪城公園を横切り、日本経済新聞社ビルの前の橋で寝屋川を渡るいつものコースへ。この橋が京橋という名前であることに、本日気が付きました。
土佐堀通りに出て西へ。天満橋で大川を渡り、いつもの「れんげ亭」で昼食。
会場の梅田スカイビル到着は12時26分。
中庭のワンダースクエアが何やら賑やかである。覗いてみると、この週末にかけて明日からか或は今夕からでも催されるのでもあるか、「ベルギービールウイークエンド2016」の設営準備中で、ステージでは外人の男性バンドが音合わせ・マイクチェックの演奏中でありました。
中自然の森の前の半地下では「風鈴まつり」とかで、各種の風鈴を販売する屋台が並んでいて、チリリン、ヒャラヒャラと涼しげな音を立てていました。
風鈴は暑い夏に流行る疫病封じのためのものがその出発点らしい。「風鈴」という名で呼ばれるようになったのは、法然が「風鈴(ふうれい)」と呼んだことが最初で、これが後に「ふうりん」となったとのこと。
下の写真の右端の屋台が河内風鈴のそれで、そこに、上のようなことを書いた紙が貼ってありました。河内風鈴はわが地元の風鈴であるが、その工房の写真を以前ブログに掲載したことがある。
<参考> 河内風鈴工房など近隣・銀輪散歩
2009.7.29.
さて、囲碁例会です。本日の出席者は福〇氏、竹〇氏、村〇氏、平〇氏と小生の5名。小生の対戦成績は、福〇氏、竹〇氏、平〇氏に勝って、村〇氏に負け、3勝1敗で、まずまずの成績でした。
帰途は中央大通りをひた走り、恩智川から花園中央公園に立ち寄って、暫し休憩でしたが、恩智川ではアオサギに出会い、公園では花菖蒲に出会いました。
朝の腰掛石は「石」ということで「碁石」に、帰途の鷺は、囲碁の戦いを「烏鷺の戦い」とも言うこと、花菖蒲は「勝負」に通じるということで、いづれも「碁」関連でありました。これをオチにして、いささか手抜きの本日の日記の〆とします。
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