今日は仕事が休みなので、取引が楽しみです。エテシテこんなときに限って負けるのですが。
台風22号がグァムを直撃しており、現地では観光客がホテルに缶詰め状態だそうです。
米国のホテルは煙草が吸えないので大変です。「部屋で煙草を吸ったら200ドルの罰金」という念書をチェックインのときに書かされたりするのです。それで夜にホテルの外で煙草を吸っていると「煙草くれよ」と言ってくるデカい人が来たりするのです。晴れた夜に「はいはい」ってあげると大変です。1時間後にまた煙草を吸いに外に出ると、デカい人が増えていたりするのです。でも、台風の中で煙草を吸えば、そんな怖い思いはしなくてすみそうです。煙草に火がつかないだけです。
FXに関係ない話ですが。
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英国雇用統計 の過去反応は、事後差異がプラスだったときは素直に陽線での反応が期待できるものの、マイナスだった場合は陰線で反応するかどうかちょっと怪しいところがあります。追撃は陽線のとき行いましょう。
直近のEU離脱を巡る情勢を踏まえると、この過去パターンが逆に「事後差異がプラスのときに陽線になるか否かが怪しく、マイナスなら素直に陰線」にならないかを注視しています。ここ数か月では、まだそうした変化は起きていないようです。
指標発表前の取引方針は次の通りです。
直前10-1分足の取引方針は「事前差異がプラスのときにロングをオーダー」です。10日夜時点における市場予想では、事前差異判別式の解は+0.4です。
直前1分足の取引方針は「直前10-1分足が陽線のときにショートをオーダー」です。
なお、直前10-1分足や直前1分足は、過去に年2・3回の割合でそれぞれ20pips以上・10pips以上跳ねています。そのときのチャートではかなり大きな跳ねに見えるはずです。けれども、この跳ねた方向は、過去の結果を調べてみると、指標発表後の反応方向と関係ありません。
気を付けましょう。
指標発表時の取引方針は「取引しない」です。
過去の直後1分足の陰線率は64%、直前10-1分足との方向一致率は37%(不一致率63%)、事前差異と直後1分足の方向一致率は38%(不一致率62%)となっています。個別に取引基準の70%に達していないので、指標発表時刻を跨いだポジションは薦めません。
直後1分足の過去平均跳幅は30pips(2018年発表分は27pips)にも達しており、大きく反応しがちな指標だから慎重です。
指標発表後の取引方針は次の通りです。
追撃方針は「初期反応方向が陽線のとき追撃開始し、1分を過ぎたら利確の機会を窺う」です。直後1分足と直後11分足との方向一致率は83%で、その83%の方向一致時だけに注目したとき、直後1分足跳幅を直後11分足跳幅が超えて反応を伸ばしたことは71%です。けれども、直後1分足終値を超えて直後11分足終値が伸びていたことは51%しかありません。
再追撃方針は「直後1分足跳幅が40pips以上なら実施」です。直後1分足跳幅が40pips以上だったことは過去11回(頻度26%)あります。この11回の直後1分足値幅は平均40pipsで、直後11分足値幅は平均52pipsです。直後1分足跳幅が大きいときは、平均的にヒゲが短く、なるべく早く追撃に参加しても直後11分足の終値がつく頃までに反応を伸ばしがちです。pips平均でなく回数を見てみると、直後1分足跳幅が40pips以上だったときに、直後1分足終値よりも直後11分足終値が伸びていたことは、11回のうち8回(73%)です。いわゆる「抜けたら追う」べきポイントが直後1分足跳幅40pips以上と考えておけば良いでしょう。
直後1分足跳幅が40pipsに達しないときは、直後11分足のヒゲが過去平均で全幅の1/3にも達することをアテにします。再追撃方針は「上下動を利用した短時間の再追撃と逆張り」です。参考にすべきは、直後11分足の過去平均跳幅が40pips(2018年発表分41pips)、同値幅が27pips(同28pips)という落差の大きさです(戻り比率ほぼ1/3)。指標発表から5分後ぐらいまでは順張り、その後は逆張りの機会を窺います。
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独国ZEW景況感調査 の過去反応は、多くの指標解説で期待指数に注目が集まるように誘導されていることに注意しましょう。指標発表直後の反応方向との一致率が高いのは現況指数の方です。
ただ、あまり大きく反応する指標ではありません。過去の傾向から言えば、前回結果がどうあれ指標発表前後の反応方向に関係なく、発表結果と市場予想の大小関係だけに素直に反応しています。
前回結果が(市場予想に対し)どうあれ反応方向に関係ないのだから、指標発表前の方針は「取引しない」です。
指標発表時の取引方針は「直前1分足と同じ方向に指標発表直前にポジションをオーダー」です。
直前1分足と直後1分足の方向一致率は過去18%(不一致率82%)しかないことをアテにします。
指標発表後の取引方針は次の通りです。
追撃方針は「初期反応方向に追撃し、なるべく早めの利確/損切」です。直後1分足こそ指標結果の良し悪しに素直に反応します。
再追撃方針は「取引しない」です。直後1分足終値を超えて直後11分足終値が反応を伸ばしていたことは38%しかありません。本指標の反応方向への影響力は小さく、ECB金融政策が明後日に迫っている影響がわからないことから逆張りは行いません。
以上
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以下は9月12日5時頃に追撃しています。
【事後検証】
まず、英国雇用統計の分析検証です。
指標結果は失業保険申請件数と平均所得が前回・予想を上回り、反応は素直で陽線でした。事後差異判別式の解は+0.4でした。
典型的な本指標への反応パターンだったのか、分析方針には問題ありません。
下表は取引結果です。
今回の取引方針は全て当たっていたため、問題ありません。
直前1分足での取引は、実質的に2分前〜1分前の取引となりました。
追撃は、発表直後のオーダーが約定せず、実施が遅れました。
逆張りは、発表から5分を待てずに開始しました。10分後にもう一度逆張りを行ったのは余計でした。
下表に、これまでの本指標での取引成績を示します。ここに記載した取引は全て、指標発表前に分析結果を示して発表後に結果検証を行った取引です。
本指標次回発表は10月16日です。
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次にZEWの分析検証です。
指標結果は改善だったにも関わらず、反応は陰線でした。事後差異判別式の解は+11.4でした。
期待指数・現況指数ともに、市場予想は前回よりやや悪化となっていたものの、結果はともに改善でした。
事前方針は、指標発表時が直前1分足と同じ方向にオーダーなので、判定は●です。
追撃は、直後11分足が跳幅・値幅ともに直後1分足を超えて反応を伸ばしているので、判定は〇です。
取引結果は下表の通りです。
背景が黄色の列は事前方針に示していない取引です。黄色背景の取引は、次の過去成績に含めません。
指標発表時の取引は、ポジションオーダーが発表直前過ぎて約定が18時を2秒過ぎていました。17:59:59頃のオーダーだったので、この時間の約定には3秒を要しています。オーダーが遅くなったのは、直前1分足が陽線側に転じたのが55秒頃だったためです。がしかし、損切となったのは、事前方針が当たっていなかったからで、オーダーが遅くなったせいではありません。
本指標取引の過去成績を下表に纏めておきます。
欧州指標は苦手ですが、ZEWは負けが目立ちます。幸い、反応が小さい指標のためたいしたことがないものの、負けが指標発表時に生じているのか追撃で生じているのか、過去に遡って調べておきましょう。
次回本指標発表は10月16日です。
以上
タグ: 英国雇用統計,独国ZEW