若い頃、友人に誘われてキャンプに行ったときのことです。彼は、何だか変な毛がたくさん生えた山菜を採ってきて、天ぷらの準備をしていました。
「これは旨い」と彼は言いました。そして「きっと旨い」と付け加えました。
危なく聞き逃すところでした。
食べたこともない毛の生えたモノを食べてみようという神経は、きっと太くて毛が生えているのでしょう。
その当時から先読みに優れていた私は「私に(調理を)やらせてほしい」と提案しました。もちろん「先に食べてて」と言うためです。
想像していた通り、先に食べた彼は「あいたたた」と悲鳴を上げました。適当なことばかり言ってた舌に、やっぱり毛が刺さっただろう、大ばか者め。
さて、このときの経験から「最初に〇〇を食べた人はすごい」という話を聞くたびに「そんなことはない」と思ってしまいます。何しろ飢饉なんか起きていなくても「これ、食べちゃおう」と考える人だっているのです。
だから、この話の教訓は何でも食べるなです。
このブログだけを宜しく。
以上
タグ: 何でも食べちゃう
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