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2018年11月30日
11月30日経済指標(結果検証済)
本日は、
19:00 11月集計分 欧州HICP速報値
の発表があります。
市場予想(前回改定値)
・HICP+2.0%(+2.2%)
・コアHICP+1.1%(+1.1%)
事前差異判別式の解は+0.2です。
過去反応平均順跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足8/6(7/5)
・直後1分足9/7(5/4)
・直後11分足17/10(11/7)
2018年に入って反応が小さくなっています。
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、1?HICPの事前差異+1?コアHICPの事前差異、という判別式の解の符号と逆方向にポジションをオーダーし、利確/損切の目安は5pipsぐらいにしておけば良いでしょう。
・指標発表時刻を跨ぐポジションは、直前10-1分足が15pips跳ねたらその方向にオーダーします。そして、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。
・あまり追撃には向かない指標です。それでも追撃ポジションをオーダーするなら、直後1分足が陰線だったときに短時間行う方が良いでしょう。
以下は12月1日に発表しています。
指標結果は、HICP・コアHICPとも前回・予想を下回ったものの、反応は陽線でした。
前回・予想を下回ったとは言え、ECBのインフレ目標である2%弱は上回っていました。それが陽線で反応した理由かも知れません。インフレ目標の趣旨から言えば、ECB利上げに繋がる結果です。
直前10-1分足で取引機会を逸したため、取引は行えませんでした。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
19:00 11月集計分 欧州HICP速報値
の発表があります。
ーーー$€¥£A$ーーー
市場予想(前回改定値)
・HICP+2.0%(+2.2%)
・コアHICP+1.1%(+1.1%)
事前差異判別式の解は+0.2です。
過去反応平均順跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足8/6(7/5)
・直後1分足9/7(5/4)
・直後11分足17/10(11/7)
2018年に入って反応が小さくなっています。
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、1?HICPの事前差異+1?コアHICPの事前差異、という判別式の解の符号と逆方向にポジションをオーダーし、利確/損切の目安は5pipsぐらいにしておけば良いでしょう。
・指標発表時刻を跨ぐポジションは、直前10-1分足が15pips跳ねたらその方向にオーダーします。そして、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。
・あまり追撃には向かない指標です。それでも追撃ポジションをオーダーするなら、直後1分足が陰線だったときに短時間行う方が良いでしょう。
以上
以下は12月1日に発表しています。
【事後検証】
指標結果は、HICP・コアHICPとも前回・予想を下回ったものの、反応は陽線でした。
前回・予想を下回ったとは言え、ECBのインフレ目標である2%弱は上回っていました。それが陽線で反応した理由かも知れません。インフレ目標の趣旨から言えば、ECB利上げに繋がる結果です。
直前10-1分足で取引機会を逸したため、取引は行えませんでした。
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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2018年11月29日
11月29日経済指標(結果検証済)
昨夜、FRB議長は、現在の金利水準を「中立金利を僅かに下回る」との見解を示しました。従来は「中立金利とかなり隔たりがある」との見解でした。
中立金利というは、経済成長を加速も減速もしない水準「レンジ(幅)」を指しています。来年の利上げ回数についての発言はなかったものの、市場の来年利上げ回数予想は下方修正されており、12月20日4時のFOMCドットチャートの下方シフトに関心が高まっています。
昨夜のダウは600ドル超の上昇だったものの、週末の米中首脳会談を控えて、上を追うよりは下を狙う機会を窺いたいですね。
でも、いつもいつもこんなときに邪魔をするのがECB総裁です。17時にECB総裁の発言が予定されており、来年秋の利上げ延期の可能性をにおわせる可能性があります。夕方以降にEURが売られていたら、USD売は控えておきましょう。
本日は、
17:00 ECB総裁発言
22:30 10月集計分 米国PCEコアデフレータ・PCE・個人所得
28:00 FOMC議事要旨公開
の予定があります。
FOMC議事要旨は、昨夜FRB議長会見があったため、ほぼ反応しないと見込まれます。
市場予想(前回結果)
・PCEコアデフレータ前月比+0.2(+0.2)
・同上前年比+1.9(+2.0)
・個人所得+0.4(+0.3)
・個人消費+0.4(+0.4)
事前差異判別式の解は△0.3です。
さて、この市場予想には少し違和感があります。
まず、10月集計分コアCPI前月比の実態差異は+0.1でした。過去、同月集計分コアCPI前月比の実態差異がプラスのとき、PCEコアデフレータ前月比の実態差異が0かプラスになる可能性が高いことがわかっています。
ところが、現時点で市場予想は上記の通り前月同値です。PCEコアデフレータ前月比は上振れの可能性があります。
次に、10月集計分コアCPI前年比の実態差異は△0.1でした。過去、同月集計分コアCPI前年比の実態差異がマイナスのとき、PCEコアデフレータ前年比の実態差異が0かマイナスになる可能性が高いことがわかっています。
ところが、現時点で市場予想は上記の通り+0.1となっています。PCEコアデフレータ前年比は下振れの可能性があります。
また、10月集計分小売売上高前月比は+0.8と大幅上昇しています。過去、同月集計分小売売上高前月比が大幅上昇したとき、PCEも上昇しがちです。
ところが、現時点で市場予想は上記の通り前月同値となっています。PCEは上振れの可能性があります。
もし、PCEコアデフレータ前月比が0.1下振れで、同前年比が0.1上振れ、PCEが0.1上振れの場合、事後差異は+0.1、実態差異は△0.1となります。このとき、直後1分足は陽線となる期待的中率は71%です。
過去反応平均順跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足5/3(3/1)
・直後1分足7/5(3/2)
・直後11分足12/9(7/5)
2018年に入って反応が小さくなっています。
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は事前差異と同じ方向に3pipsを狙います。
・市場予想が現在のまま、という前提で、指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切です。
・発表後は、直後1分足が3pips未満で方向を決めて追撃開始し、目安3pipsで利確/損切です。発表後3pips以上動いてから追撃を始めても初期追撃はうまくいかないことが多いようです。
・再追撃を行うなら、利確・損切の目安は、直後1分足終値と直後11分足終値の平均値の差である4pipsです。
以下は23時過ぎに追記しています。
指標結果はデフレータが悪化し、所得と消費が改善、となりました。
過去傾向に基づく予想では、PCEコアデフレータ前月比が上振れ(実際は下振れ)、同前年比が下振れ(実際も下振れ)、PCEが上振れ(実際も上振れ)で、3つに2つが過去傾向通りでした。
反応は、発表直後に陰線側に振れ、発表から5分を過ぎてから22:38頃には発表前水準に戻しました。指標発表から3分までがデフレータへの反応、3〜4分が迷い、5分後からはPCEや個人所得の改善に反応、ということかも知れません。
最後の再追撃判定は、直後1分足終値でショートをオーダーしても4pipsを稼げました。けれども、わずかな時間を除けば、発表から1分を過ぎてからはむしろロングが正解でした。時間を短時間に限っていなかったこともあり、判定は「判定不可」としておきます。
取引結果と本指標での成績一覧を纏めておきます。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
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中立金利というは、経済成長を加速も減速もしない水準「レンジ(幅)」を指しています。来年の利上げ回数についての発言はなかったものの、市場の来年利上げ回数予想は下方修正されており、12月20日4時のFOMCドットチャートの下方シフトに関心が高まっています。
昨夜のダウは600ドル超の上昇だったものの、週末の米中首脳会談を控えて、上を追うよりは下を狙う機会を窺いたいですね。
でも、いつもいつもこんなときに邪魔をするのがECB総裁です。17時にECB総裁の発言が予定されており、来年秋の利上げ延期の可能性をにおわせる可能性があります。夕方以降にEURが売られていたら、USD売は控えておきましょう。
ーーー$€¥£A$ーーー
本日は、
17:00 ECB総裁発言
22:30 10月集計分 米国PCEコアデフレータ・PCE・個人所得
28:00 FOMC議事要旨公開
の予定があります。
FOMC議事要旨は、昨夜FRB議長会見があったため、ほぼ反応しないと見込まれます。
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市場予想(前回結果)
・PCEコアデフレータ前月比+0.2(+0.2)
・同上前年比+1.9(+2.0)
・個人所得+0.4(+0.3)
・個人消費+0.4(+0.4)
事前差異判別式の解は△0.3です。
さて、この市場予想には少し違和感があります。
まず、10月集計分コアCPI前月比の実態差異は+0.1でした。過去、同月集計分コアCPI前月比の実態差異がプラスのとき、PCEコアデフレータ前月比の実態差異が0かプラスになる可能性が高いことがわかっています。
ところが、現時点で市場予想は上記の通り前月同値です。PCEコアデフレータ前月比は上振れの可能性があります。
次に、10月集計分コアCPI前年比の実態差異は△0.1でした。過去、同月集計分コアCPI前年比の実態差異がマイナスのとき、PCEコアデフレータ前年比の実態差異が0かマイナスになる可能性が高いことがわかっています。
ところが、現時点で市場予想は上記の通り+0.1となっています。PCEコアデフレータ前年比は下振れの可能性があります。
また、10月集計分小売売上高前月比は+0.8と大幅上昇しています。過去、同月集計分小売売上高前月比が大幅上昇したとき、PCEも上昇しがちです。
ところが、現時点で市場予想は上記の通り前月同値となっています。PCEは上振れの可能性があります。
もし、PCEコアデフレータ前月比が0.1下振れで、同前年比が0.1上振れ、PCEが0.1上振れの場合、事後差異は+0.1、実態差異は△0.1となります。このとき、直後1分足は陽線となる期待的中率は71%です。
過去反応平均順跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足5/3(3/1)
・直後1分足7/5(3/2)
・直後11分足12/9(7/5)
2018年に入って反応が小さくなっています。
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は事前差異と同じ方向に3pipsを狙います。
・市場予想が現在のまま、という前提で、指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切です。
・発表後は、直後1分足が3pips未満で方向を決めて追撃開始し、目安3pipsで利確/損切です。発表後3pips以上動いてから追撃を始めても初期追撃はうまくいかないことが多いようです。
・再追撃を行うなら、利確・損切の目安は、直後1分足終値と直後11分足終値の平均値の差である4pipsです。
以上
以下は23時過ぎに追記しています。
【事後検証】
指標結果はデフレータが悪化し、所得と消費が改善、となりました。
過去傾向に基づく予想では、PCEコアデフレータ前月比が上振れ(実際は下振れ)、同前年比が下振れ(実際も下振れ)、PCEが上振れ(実際も上振れ)で、3つに2つが過去傾向通りでした。
反応は、発表直後に陰線側に振れ、発表から5分を過ぎてから22:38頃には発表前水準に戻しました。指標発表から3分までがデフレータへの反応、3〜4分が迷い、5分後からはPCEや個人所得の改善に反応、ということかも知れません。
最後の再追撃判定は、直後1分足終値でショートをオーダーしても4pipsを稼げました。けれども、わずかな時間を除けば、発表から1分を過ぎてからはむしろロングが正解でした。時間を短時間に限っていなかったこともあり、判定は「判定不可」としておきます。
取引結果と本指標での成績一覧を纏めておきます。
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
Webサーバー処理速度が国内最速(2018年9月調査)で、ストレスのない高速サーバー環境が手に入ります。初めて自分のサイトを持つならベーシックコース¥1200/月。容量が不足したら上位プランに変更できます。最低利用期間なし・転送量課金なし・サイト数無制限・ドメイン無制限・データベース数60個・バックアップ1日1回14日分復旧可。事前にチャージ(入金)した金額分のみサービスのご利用が可能なプリペイド形式の支払い方法です。サービスのご利用金額は、利用日翌日にチャージ残高から引き落とされます。
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タグ: PCE
2018年11月28日
11月28日経済指標(結果検証済)
本日は
22:30 7-9月期集計分米国GDP改定値
24:00 10月集計分米国新築住宅販売件数
が発表されます。
GDP取引方針は次の通りです。
・指標発表直前に直前10-1分足と逆方向にポジションをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切です。
・発表後は早期追撃開始し、なるべく早く利確機会を窺います。発表時から10pipsを超えてからの追撃は諦めます。
・直後1分足終値がついたら、逆張りの機会を窺います。利確/損切の目安は5pipsで良いでしょう。
新築住宅販売件数の取引方針は以下の通りです。
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号(マイナスで陰線、プラスで陽線に対応)と同じ方向にポジションをオーダーし、目安3pipsで利確/損切します。本稿投稿時点での事前差異は+3となっています。
・直後1分足跳幅が7pips以上になったとき、直後1分足終値が付いたとき、直後11分足が10pips以上に達したときに、それぞれ逆張りポジションをオーダーし、直後1分足値幅を削ったら利確します。損切の目安は5pipsぐらいで良いでしょう。
以下は11月29日に追記しています。
米GDP改定値は、速報値と同値で予想を下回りました。USDJPYは四捨五入すると、発表前後1分それぞれに1pipsも動かないという状況でした。
多くの解説記事では、次の10-12月期の成長は減速を見込んでいるようです。論拠は、貿易摩擦や、金利上昇による投資減退や、過去の減税効果の希薄化と以降の減税が議会捻じれで困難、なためです。米GDPの7割は個人消費ですが、GDP構成要素で変動が大きな貿易や在庫の悪化が予想されています。
指標発表前の取引は、事前方針に挙げなかったように中止でした。事前差異はプラスでしたが、USDJPYは既にUSD高水準で、しかも深夜のFRB議長会見が警戒されていたので当然です。
動きこそ小さかったものの、発表後の動きは過去の傾向通りでした。
取引結果と過去成績を纏めておきます。
新築住宅販売件数は悪化で、反応は陰線でした。
価格も低下傾向、在庫も増加傾向で、先行きも明るくありません。
事前方針に問題ありません。過去の傾向通りの値動きです。
取引結果と過去成績を纏めておきます。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
22:30 7-9月期集計分米国GDP改定値
24:00 10月集計分米国新築住宅販売件数
が発表されます。
ーーー$€¥£A$ーーー
GDP取引方針は次の通りです。
・指標発表直前に直前10-1分足と逆方向にポジションをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切です。
・発表後は早期追撃開始し、なるべく早く利確機会を窺います。発表時から10pipsを超えてからの追撃は諦めます。
・直後1分足終値がついたら、逆張りの機会を窺います。利確/損切の目安は5pipsで良いでしょう。
新築住宅販売件数の取引方針は以下の通りです。
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号(マイナスで陰線、プラスで陽線に対応)と同じ方向にポジションをオーダーし、目安3pipsで利確/損切します。本稿投稿時点での事前差異は+3となっています。
・直後1分足跳幅が7pips以上になったとき、直後1分足終値が付いたとき、直後11分足が10pips以上に達したときに、それぞれ逆張りポジションをオーダーし、直後1分足値幅を削ったら利確します。損切の目安は5pipsぐらいで良いでしょう。
以上
以下は11月29日に追記しています。
【事後検証】
米GDP改定値は、速報値と同値で予想を下回りました。USDJPYは四捨五入すると、発表前後1分それぞれに1pipsも動かないという状況でした。
多くの解説記事では、次の10-12月期の成長は減速を見込んでいるようです。論拠は、貿易摩擦や、金利上昇による投資減退や、過去の減税効果の希薄化と以降の減税が議会捻じれで困難、なためです。米GDPの7割は個人消費ですが、GDP構成要素で変動が大きな貿易や在庫の悪化が予想されています。
指標発表前の取引は、事前方針に挙げなかったように中止でした。事前差異はプラスでしたが、USDJPYは既にUSD高水準で、しかも深夜のFRB議長会見が警戒されていたので当然です。
動きこそ小さかったものの、発表後の動きは過去の傾向通りでした。
取引結果と過去成績を纏めておきます。
ーーー$€¥£A$ーーー
新築住宅販売件数は悪化で、反応は陰線でした。
価格も低下傾向、在庫も増加傾向で、先行きも明るくありません。
事前方針に問題ありません。過去の傾向通りの値動きです。
取引結果と過去成績を纏めておきます。
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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2018年11月27日
11月27日経済指標(結果検証済)
心配されていた米株価と原油価格は上昇しました。
ただ、米GMが北米5工場を閉鎖し1.6万人のリストラを行う旨、発表しました。GMが悪い訳じゃありませんが、貿易交渉で他国に米国生産比率を高めるように求めているのに何なんだ、という声は高まるでしょう。貿易交渉を控えた日本には良いニュースです。
資源・エネルギー分野との関連が強いダラス連銀景況指数は、最近の原油安を受けて悪化していました。また、米大統領は中国製Apple製品に関税をかける旨、発言したそうです。
何だか、米株価の戻し(上昇)は、週末のG20での米中首脳会談への不安もあって、長続きするような気がしません。明日の米GDP改定値発表までUSD高が続くか、疑問になってきました。
伊国政府は、EUの予算修正要求を受け入れて予算を削減する旨、発表しました。削減額がEUの修正要求に見合うか否かは、まだ確認できていません。
英国からは、首相がクリスマス前の議会承認を目指していると伝えられていますが、まだ議会承認に必要な議員数を確保できていないようです。
EURとGBPは、欧州時間以降の飛び込みニュースに気を付ける状況が続きます。
本日は、
24:00 11月集計分 米国CB消費者信頼感指数
が発表されます。
米国CB消費者信頼感指数 は、反応が小さい指標です。指標発表直後1分足は過去陽線率が77%と、反応方向に偏りが見られるものの、今回はこの陽線率の高さは無視することにします。
本指標は、先々月9月に18年ぶりの高い数値でした。前月からは株価ピークアウトの懸念と、中間選挙の捻じれ予想/予想通り結果が起きました。市場予想は前回結果より低く見込まれており、下げ方向になっていること自体は妥当と思われます。
がしかし、今回の事前差異(=市場予想ー前回結果)△2.4に対し、本指標過去平均事後差異(=発表結果ー市場予想)の大きさは4.1です。市場予想通りに前回よりも悪化すると考えるなら、市場予想の悪化程度は見積もりが甘い、と捉えています。
市場予想(前回結果)
・135.5(137.9)
過去反応平均順跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足6/4(5/3)
・直後1分足7/4(3/2)
・直後11分足12/7(8/4)
2018年に入って反応が小さくなっています。
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は事前差異と逆方向にポジションをオーダーし、利確・損切の目安はたった1・2pipsです。狙いが小さ過ぎて、あまり薦められません。
・過去詳細分析記事では指標発表時刻を跨ぐポジションをオーダーしないことになっています。がしかし、今回は市場予想の悪化見込みが小さ過ぎると考えるため、指標発表直前にショートをオーダーします。発表直後の跳ねで利確/損切です。
・直後1分足は過去平均で8pipsしか跳ねていません。指標発表後の初期反応が5pipsを超えていたら、もう慌てて追撃しても無駄です。追撃するなら指標結果を確認してから行いましょう。
・直後1分足終値が△5pips以下か+10pips以上のとき、追撃ポジションをオーダーし、利確/損切の目安は3pips程度です。特に、陰線方向への深追いは避けましょう。明日のGDP改定値で速報値から僅かに改善される予想となっています。
以下は11月29日に追記しています。
CBは僅かに悪化したものの、反応は陽線でした。
指標発表直後のあまりの反応の小ささを見て、すぐに寝ました。
なお、市場予想は事前投稿以降に改訂されていました。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
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ただ、米GMが北米5工場を閉鎖し1.6万人のリストラを行う旨、発表しました。GMが悪い訳じゃありませんが、貿易交渉で他国に米国生産比率を高めるように求めているのに何なんだ、という声は高まるでしょう。貿易交渉を控えた日本には良いニュースです。
資源・エネルギー分野との関連が強いダラス連銀景況指数は、最近の原油安を受けて悪化していました。また、米大統領は中国製Apple製品に関税をかける旨、発言したそうです。
何だか、米株価の戻し(上昇)は、週末のG20での米中首脳会談への不安もあって、長続きするような気がしません。明日の米GDP改定値発表までUSD高が続くか、疑問になってきました。
伊国政府は、EUの予算修正要求を受け入れて予算を削減する旨、発表しました。削減額がEUの修正要求に見合うか否かは、まだ確認できていません。
英国からは、首相がクリスマス前の議会承認を目指していると伝えられていますが、まだ議会承認に必要な議員数を確保できていないようです。
EURとGBPは、欧州時間以降の飛び込みニュースに気を付ける状況が続きます。
ーーー$€¥£A$ーーー
本日は、
24:00 11月集計分 米国CB消費者信頼感指数
が発表されます。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国CB消費者信頼感指数 は、反応が小さい指標です。指標発表直後1分足は過去陽線率が77%と、反応方向に偏りが見られるものの、今回はこの陽線率の高さは無視することにします。
本指標は、先々月9月に18年ぶりの高い数値でした。前月からは株価ピークアウトの懸念と、中間選挙の捻じれ予想/予想通り結果が起きました。市場予想は前回結果より低く見込まれており、下げ方向になっていること自体は妥当と思われます。
がしかし、今回の事前差異(=市場予想ー前回結果)△2.4に対し、本指標過去平均事後差異(=発表結果ー市場予想)の大きさは4.1です。市場予想通りに前回よりも悪化すると考えるなら、市場予想の悪化程度は見積もりが甘い、と捉えています。
市場予想(前回結果)
・135.5(137.9)
過去反応平均順跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足6/4(5/3)
・直後1分足7/4(3/2)
・直後11分足12/7(8/4)
2018年に入って反応が小さくなっています。
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は事前差異と逆方向にポジションをオーダーし、利確・損切の目安はたった1・2pipsです。狙いが小さ過ぎて、あまり薦められません。
・過去詳細分析記事では指標発表時刻を跨ぐポジションをオーダーしないことになっています。がしかし、今回は市場予想の悪化見込みが小さ過ぎると考えるため、指標発表直前にショートをオーダーします。発表直後の跳ねで利確/損切です。
・直後1分足は過去平均で8pipsしか跳ねていません。指標発表後の初期反応が5pipsを超えていたら、もう慌てて追撃しても無駄です。追撃するなら指標結果を確認してから行いましょう。
・直後1分足終値が△5pips以下か+10pips以上のとき、追撃ポジションをオーダーし、利確/損切の目安は3pips程度です。特に、陰線方向への深追いは避けましょう。明日のGDP改定値で速報値から僅かに改善される予想となっています。
以上
以下は11月29日に追記しています。
【事後検証】
CBは僅かに悪化したものの、反応は陽線でした。
指標発表直後のあまりの反応の小ささを見て、すぐに寝ました。
なお、市場予想は事前投稿以降に改訂されていました。
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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2018年11月26日
11月26日経済指標(結果検証済)
EU緊急理事会は英国離脱案を承認し、残る課題は英議会承認になりました。
今後しばらくは、英与党議員による首相不信任への動きが再開されることや、連立与党が議会で承認しないという報道に注意です。いずれもGBP売に繋がる内容ですが、一線を超える決定的内容でない限り数時間で元に戻すと思われます。GBPポジションは資金に余裕をもっておくことが大事です。
むしろ懸念は米株安です。米金利上昇と同時進行する場合、10年債が3.2%付近までは金利がUSDJPYを支え、3.2%付近からは株価下落が加速してリスク回避でJPY買が進み始めるのが、ここ最近のパターンです。
本日は、
07:00 EU緊急首脳会議結果を受けた(?)週明け
18:00 11月集計分 独国Ifo企業景況感指数
23:00 ECB総裁発言
が予定されています。
独国Ifo企業景況感指数
市場予想(前回結果)
・景況指数102.3(102.8)
・景況感指数99.2( 99.8)
・現況分析105.3(105.9)
市場予想は改定される可能性があるのでご注意ください。
事前差異判別式は、ー1?景況指数事前差異+1?現況分析指数事前差異+2?景況感指数事前差異で、解は△1.3です。但し、この判別式の符号と直前10-1分足の方向一致率は63%で、ちょっと微妙です。
過去反応平均順跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足8/4(5/3)
・直後1分足9/7(5/3)
・直後11分足15/9(14/9)
2018年に入って反応が小さくなっています。
過去傾向に基づく取引方針
・市場予想が改定されて、事前差異がプラスになったらロングで3・4pipsを利確/損切の目安にすれば良いでしょう。現時点では事前差異がマイナスなので、この取引は見合わせる可能性が高いと思います。
・指標発表時刻を跨ぐポジションは、直前1分足が陰線なら発表直前にロングです。発表直後の跳ねで利確/損切します。
・指標発表後は、初期反応方向を確認したら早期追撃開始して、なるべく早めに利確/損切の機会を窺いましょう。
以下は11月26日21時頃に追記しています。
指標結果は全体的にやや悪化し、当月はZEW・PMI速報・Ifoの全ての独国景気指標が悪化しました。
反応は、発表直後こそ素直に陰線側に跳ねたものの、20数秒後にはボトムを形成し、その後は陽線側に戻そうという動きが強まりました。
追撃方針は「?」と判定しました。
指標発表直後の数秒を除くと、その後2分後まで初期反応方向である陰線側への追撃は適さない動きでした。
取引結果を下表に纏めます。
事前方針に基づく取引は行えず、方針外取引のみ1回行いました。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
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今後しばらくは、英与党議員による首相不信任への動きが再開されることや、連立与党が議会で承認しないという報道に注意です。いずれもGBP売に繋がる内容ですが、一線を超える決定的内容でない限り数時間で元に戻すと思われます。GBPポジションは資金に余裕をもっておくことが大事です。
むしろ懸念は米株安です。米金利上昇と同時進行する場合、10年債が3.2%付近までは金利がUSDJPYを支え、3.2%付近からは株価下落が加速してリスク回避でJPY買が進み始めるのが、ここ最近のパターンです。
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本日は、
07:00 EU緊急首脳会議結果を受けた(?)週明け
18:00 11月集計分 独国Ifo企業景況感指数
23:00 ECB総裁発言
が予定されています。
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独国Ifo企業景況感指数
市場予想(前回結果)
・景況指数102.3(102.8)
・景況感指数99.2( 99.8)
・現況分析105.3(105.9)
市場予想は改定される可能性があるのでご注意ください。
事前差異判別式は、ー1?景況指数事前差異+1?現況分析指数事前差異+2?景況感指数事前差異で、解は△1.3です。但し、この判別式の符号と直前10-1分足の方向一致率は63%で、ちょっと微妙です。
過去反応平均順跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足8/4(5/3)
・直後1分足9/7(5/3)
・直後11分足15/9(14/9)
2018年に入って反応が小さくなっています。
過去傾向に基づく取引方針
・市場予想が改定されて、事前差異がプラスになったらロングで3・4pipsを利確/損切の目安にすれば良いでしょう。現時点では事前差異がマイナスなので、この取引は見合わせる可能性が高いと思います。
・指標発表時刻を跨ぐポジションは、直前1分足が陰線なら発表直前にロングです。発表直後の跳ねで利確/損切します。
・指標発表後は、初期反応方向を確認したら早期追撃開始して、なるべく早めに利確/損切の機会を窺いましょう。
以上
以下は11月26日21時頃に追記しています。
【事後検証】
指標結果は全体的にやや悪化し、当月はZEW・PMI速報・Ifoの全ての独国景気指標が悪化しました。
反応は、発表直後こそ素直に陰線側に跳ねたものの、20数秒後にはボトムを形成し、その後は陽線側に戻そうという動きが強まりました。
追撃方針は「?」と判定しました。
指標発表直後の数秒を除くと、その後2分後まで初期反応方向である陰線側への追撃は適さない動きでした。
取引結果を下表に纏めます。
事前方針に基づく取引は行えず、方針外取引のみ1回行いました。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
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注記以上
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2018年11月25日
前週成績、及び、2018年11月26日〜30日経済指標
【前週備忘】
成績を気にするのは、各経済指標の詳細分析記事の結論である事前取引方針の妥当性を検証し続けるためです。
前週の事前分析成績は5勝2敗(予想的中率71%)、前提を満たさなかったことが2回、判定不可が0回でした(予想有効率78%)。判定は、リンク先の詳細分析記事の結論が、今回の発表でも通用したかを判定しています。
前週の取引成績は3勝、それとは別に事前方針にない取引で1勝、取引中止が2回でした。取引時間は13分40秒で、損益は62.65pipsでした。
なお、前週は指標発表前後の取引とは別に、毎夕、GBPJPYとGBPUSDとEURGBPのチャートを見ていました。どーんと動いたときの追撃の成績は、+485pipsー185pipsで差し引きちょうど+300pipsでした。
指標発表前後の取引にせよチャート取引にせよ、大事なことはチャンスを待つことです。
短期取引で大きく稼げるかどうかはチャート次第で、自分でできることは勝率を下げるような取引を避けることだけです。
他の人はどうか知りませんが、初心者の頃は、?@ チャンスを待てずに無駄な取引が多く、?A その結果、勝率を下げてしまって、?B 勝率が下がると損益がマイナスの期間も生じやすく長引き、?C それを取り返すためにチャンスを待てずにまたポジションを持ちたくなる、という悪循環に陥ったものでした。
そんな訳で、勝率が稼げる場面を選び、そこでの取引を中心に行うことは、初心者脱却の第1歩と考えています。
ーーー$€¥£A$ーーー
前週米株は、ダウが直近安値10月28日(24,443)を下抜けて終えました(24,286ドル)。次の下値目安は6月27日の24,118ドルです。
株価下落もあって、大手金融機関によるFRBの2019年の利上げ回数予想が下方修正されているようです。前回FOMC直後は2019年の利上げ回数を3〜4回と予想が多かったものの、現在は1.5回〜3回となっているそうです。
USDJPYは、111円と115円の間での上下動が続いていますが、何となく下が危ない気がしてきました。26日〜30日週は、FOMC議事要旨よりFRB議長講演の方が先に行われ、議事要旨への反応は下なら中、上なら小、上でサプライズなら大、ではないでしょうか。
欧州・英国は、上に反応ならGBP取引で、EUR上昇にブレーキがかかり始めたらGBPも一旦清算です。一方、下に反応なら、EURが下げ止まってもGBPはどこまで下がるか予想できません。何も起きていないときも、何か起きたらどちらの動きが中心かを考えれば、EURよりGBPに注目しておいた方が良いでしょう。
先々週・先週の飛び込みニュースでの時間足反応が100〜200pipsだったことを踏まえると、今後はその半分以下しか跳ねないでしょう(離脱合意が不成立という事態を除く)。離脱合意不成立の場合、どこまでGBPが下げるかは予測不能です。
豪州はわかりません。
南ア・トルコといった新興国通貨の上昇は、それぞれ年初からの下降チャネル上端に到達しているのに対し、AUDだけはそのチャネルを先々週に上抜けています。先週のAUDはまた下げたようですが、再びAUDが上昇を始めたら、それをサインに数日間だけ南ア通貨やトルコ通貨で稼ぐ方が効率が良いかも知れません。
【今週経済指標】
月曜のIfoを除けば、過去の傾向通りに動きやすい指標発表が続いているようです。
11月26日(月)
07:00 EU緊急首脳会議結果を受けた(?)週明け
18:00 11月集計分 独国Ifo企業景況感指数
23:00 ECB総裁発言
11月27日(火)
24:00 11月集計分 米国CB消費者信頼感指数
11月28日(水)
22:30 7-9月期集計分 米国四半期GDP改定値
24:00 10月集計分 米国新築住宅販売件数
28:00 FRB議長発言
11月29日(木)
17:00 ECB総裁発言
22:30 10月集計分 米国PCEコアデフレータ・PCE・個人所得
28:00 FOMC議事要旨公開
11月30日(金)
19:00 11月集計分 欧州HICP速報値
以上
2018年11月24日
GBPJPYの周期性を信じれん!
GBPはEU離脱合意の英議会承認まで目が離せません。
GBPJPY月足は、かつて2015年6月と8月の高値が195円台に達していました。その後、2014年09月に英国からの独立を問うスコットランド住民投票や、2015年05月にEU離脱国民投票実施を選挙公約に掲げた英総選挙を経て、2016年06月の国民投票でEU離脱が決定し、2016年10月には安値122円台まで売られました。この14か月間の高値-安値の落差は73円にも達しました。
2016年11月からはトランプラリーや先進主要国での好景気による株高によって、2018年2月には高値156円台まで戻しました。この15か月間の安値-高値の落差は34円と、先のGBP下落の半分弱の戻しです。
この下降+上昇=1周期=29か月でした。この29か月の半周期目2016年10月を起点にすると、次の29か月後は2019年3月ということになります。
何か、偶然にしてはうまく符合してました。
その後、2018年3月には、2019年3月のEU離脱まで残り1年余となり、合意無き離脱が真実味を帯びてきました。2018年8月安値は139円台に達し、この5か月間の高値-安値の落差は17円で、先の落差の半値戻しとなっていました。ここから上に半分戻すなら前回安値+8〜9円で147〜148円台、再び下に戻して停滞するなら139〜140円台付近ということになります。
現在の144円台はその中間値付近で、近々に139円を下抜けるか148円を上抜けると、先述の周期性が崩れて新たな波が従来の波に重畳した可能性が生まれます。次週は、緊急EU首脳会議で合意案が承認されるか否かで始まり、英議会承認は12月10日頃に協定案の合意事項を採決し、来年1月か2月に関連法案を審議するそうです。
何だかGBPJPY29か月周期説に符合してて、これから数か月のGBPJPYは動きが小さくなるということでしょうか。
信じれん。
※注記:周期性を論じるときは、上記のように高値・安値でなく、終値で論じるのが一般的です。また、ひとつの波の周期を論じることは一般的でなく、複数の波の周期を合成して論じるのが一般的です。
英国は合意の有無に依らず2019年3月29日にEUを(仮)離脱します。合意案では、離脱移行期間期限は2020年末日とし、同年7月1日までに英欧が合意すれば1回だけ期限付き延長が可能とされています。
移行期間中の英国はEUが定める全てのルールを順守する一方、EUの各機関での議決権はありません。
議決権なくEU決定ルールに従う代わりに、英企業が従来通りEU域内で事業可能/移動可能(移転先での事業許認可がEU域内企業と同等)という訳です。加えて、英国は今後数年間で380億GBP(5兆円強)の清算金をEUに支払うと言われています(金額は合意案に明記されていないそうです)。
国家100年の計、という言葉があります。
一見、非常に高くついた英国のEU離脱は、もし将来にEU各国でポピュリズム政党が躍進したり、それが独仏で起きてEUの枠組が瓦解した場合、それに巻き込まれずに済んだら成功です。
何より、今回の件でEU加盟国はEU離脱のコストが見積れるようになりました。コストが見積もれれば、それを上回るメリットの有無だけが問題になります。EU離脱のハードルは、かつてよりも確実に低くなってしまいました。
もしも、2021年かそれ以前の英国がEUを離れて自主的外交等で経済的に成功するようになっていたら尚更です。
それにしても、米国は政策で、欧州は混乱で、中国は不透明部分の邪推で、FX参加者を次々と楽しませてくれますよね。
GBPJPY月足は、かつて2015年6月と8月の高値が195円台に達していました。その後、2014年09月に英国からの独立を問うスコットランド住民投票や、2015年05月にEU離脱国民投票実施を選挙公約に掲げた英総選挙を経て、2016年06月の国民投票でEU離脱が決定し、2016年10月には安値122円台まで売られました。この14か月間の高値-安値の落差は73円にも達しました。
2016年11月からはトランプラリーや先進主要国での好景気による株高によって、2018年2月には高値156円台まで戻しました。この15か月間の安値-高値の落差は34円と、先のGBP下落の半分弱の戻しです。
この下降+上昇=1周期=29か月でした。この29か月の半周期目2016年10月を起点にすると、次の29か月後は2019年3月ということになります。
何か、偶然にしてはうまく符合してました。
その後、2018年3月には、2019年3月のEU離脱まで残り1年余となり、合意無き離脱が真実味を帯びてきました。2018年8月安値は139円台に達し、この5か月間の高値-安値の落差は17円で、先の落差の半値戻しとなっていました。ここから上に半分戻すなら前回安値+8〜9円で147〜148円台、再び下に戻して停滞するなら139〜140円台付近ということになります。
現在の144円台はその中間値付近で、近々に139円を下抜けるか148円を上抜けると、先述の周期性が崩れて新たな波が従来の波に重畳した可能性が生まれます。次週は、緊急EU首脳会議で合意案が承認されるか否かで始まり、英議会承認は12月10日頃に協定案の合意事項を採決し、来年1月か2月に関連法案を審議するそうです。
何だかGBPJPY29か月周期説に符合してて、これから数か月のGBPJPYは動きが小さくなるということでしょうか。
信じれん。
※注記:周期性を論じるときは、上記のように高値・安値でなく、終値で論じるのが一般的です。また、ひとつの波の周期を論じることは一般的でなく、複数の波の周期を合成して論じるのが一般的です。
英国は合意の有無に依らず2019年3月29日にEUを(仮)離脱します。合意案では、離脱移行期間期限は2020年末日とし、同年7月1日までに英欧が合意すれば1回だけ期限付き延長が可能とされています。
移行期間中の英国はEUが定める全てのルールを順守する一方、EUの各機関での議決権はありません。
議決権なくEU決定ルールに従う代わりに、英企業が従来通りEU域内で事業可能/移動可能(移転先での事業許認可がEU域内企業と同等)という訳です。加えて、英国は今後数年間で380億GBP(5兆円強)の清算金をEUに支払うと言われています(金額は合意案に明記されていないそうです)。
国家100年の計、という言葉があります。
一見、非常に高くついた英国のEU離脱は、もし将来にEU各国でポピュリズム政党が躍進したり、それが独仏で起きてEUの枠組が瓦解した場合、それに巻き込まれずに済んだら成功です。
何より、今回の件でEU加盟国はEU離脱のコストが見積れるようになりました。コストが見積もれれば、それを上回るメリットの有無だけが問題になります。EU離脱のハードルは、かつてよりも確実に低くなってしまいました。
もしも、2021年かそれ以前の英国がEUを離れて自主的外交等で経済的に成功するようになっていたら尚更です。
それにしても、米国は政策で、欧州は混乱で、中国は不透明部分の邪推で、FX参加者を次々と楽しませてくれますよね。
以上
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2018年11月23日
11月23日経済指標(結果検証済)
英欧離脱問題は、25日(日曜)の臨時EU首脳会議で欧州側承認、月末までに英議会承認、という流れとなります。それぞれ紛糾材料があるようですが、欧州側は独仏が、英国側は企業が、これ以上の混乱延長を望んでいないとの報道が説得力があるように思えます。英首相への与党内での不信任書簡提出も必要数に達しないとの見通しも伝えられています。
昨夜、英首相は「英欧間で宣言の文言に合意し、これは国民投票の結果を実現するものだ」との声明を出しました。
米国では、前回FOMCのドットチャートで2020年までの緩やかな利上げ継続が確認されたものの、そこまで利上げを継続するか疑念が強まっているようです。少し前まで2019年の利上げ回数は3回と見込む声が大きかったのに、現在は1.5回〜3回と利上げ回数減少側に市場予想がシフトしています。
USDの相対的悪材料にGBPやEURの相対的好材料を抱えて週末を迎えつつある訳です。
本日は
17:30 11月集計分 独国PMI速報値
が発表されます。
指標発表直後の反応方向への影響力は製造業PMI>サービス業PMIの関係があります。
指標発表後の反応程度は直後1分足の過去平均跳幅が10pipsと、平均的な反応程度です。但し、全体の63%は平均以下しか反応しません。最近の傾向は、事後差異や実態差異が大きくなっており、その結果、反応程度も以前よりも大きくなっています。
市場予想(前回改定値)
・製造業52.3(52.2)
・サービス業54.6(54.7)
・総合53.2(53.4)
事前差異判別式の解は+0.5です。
過去反応平均順跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足6/4(4/2)
・直後1分足9/6(3/2)
・直後11分足13/8(7/4)
過去傾向に基づく取引方針
・事前差異がマイナスのとき直前1分足が陰線(になりそう)なら、指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切です。
・直後1分足と直後11分足の方向一致時に、直後1分足跳幅を超えて直後11分足跳幅が反応を伸ばしたことは85%です。しかし、直後1分足と直後11分足が方向一致したことは66%しかありません。よって、直後1分足が指標発表後の実態差異と同じ方向のとき、直後1分足の方向を確認してから追撃を始めると良いでしょう。
以下は11月23日18時過ぎに追記しています。
独国PMI速報値は悪化で、悪化程度の割に反応は大きな陰線でした。
製造業PMIの推移は4か月連続で前月を下回りました。2017年12月集計分をピークに、今年に入って製造業PMIははっきり下降基調になりました。このペースだと、早ければ来月には好不調の境界50を下回る可能性も生じてきました。
今回は事前差異がプラスだったので、指標発表時の判定は「前提不成立」です。
実態差異符号はマイナスで直後1分足が陰線なので追撃実施は、判定「〇」となります。
取引結果を下表に纏めます。
背景が黄色の列は事前方針外取引です。本ブログ趣旨に鑑み、この黄色の取引は最下部の2017年以降成績表に含めません。
本ブログ開始以降、事前詳細分析に示した方針に基づく取引の成績を下表に纏めておきます。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
10GBで月額400円という安さです。参考までに、2016年末頃から始めたこのブログの情報量は、まだ0.5GBぐらいです。サーバー初利用なら400円から始めても十分だと思います。
そして、申込むと自動でWordPressがセットアップされるため、難しい設定をしなくても最短1〜2分でホームページの作成を始めることができます。定期的に行われるWordPressのバージョンアップも自動で行われるので、古いバージョンを使用して起こるセキュリティーリスクの心配もありません。
初心者に優しくなっていますよね。
昨夜、英首相は「英欧間で宣言の文言に合意し、これは国民投票の結果を実現するものだ」との声明を出しました。
米国では、前回FOMCのドットチャートで2020年までの緩やかな利上げ継続が確認されたものの、そこまで利上げを継続するか疑念が強まっているようです。少し前まで2019年の利上げ回数は3回と見込む声が大きかったのに、現在は1.5回〜3回と利上げ回数減少側に市場予想がシフトしています。
USDの相対的悪材料にGBPやEURの相対的好材料を抱えて週末を迎えつつある訳です。
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本日は
17:30 11月集計分 独国PMI速報値
が発表されます。
指標発表直後の反応方向への影響力は製造業PMI>サービス業PMIの関係があります。
指標発表後の反応程度は直後1分足の過去平均跳幅が10pipsと、平均的な反応程度です。但し、全体の63%は平均以下しか反応しません。最近の傾向は、事後差異や実態差異が大きくなっており、その結果、反応程度も以前よりも大きくなっています。
市場予想(前回改定値)
・製造業52.3(52.2)
・サービス業54.6(54.7)
・総合53.2(53.4)
事前差異判別式の解は+0.5です。
過去反応平均順跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足6/4(4/2)
・直後1分足9/6(3/2)
・直後11分足13/8(7/4)
過去傾向に基づく取引方針
・事前差異がマイナスのとき直前1分足が陰線(になりそう)なら、指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切です。
・直後1分足と直後11分足の方向一致時に、直後1分足跳幅を超えて直後11分足跳幅が反応を伸ばしたことは85%です。しかし、直後1分足と直後11分足が方向一致したことは66%しかありません。よって、直後1分足が指標発表後の実態差異と同じ方向のとき、直後1分足の方向を確認してから追撃を始めると良いでしょう。
以上
以下は11月23日18時過ぎに追記しています。
【事後検証】
独国PMI速報値は悪化で、悪化程度の割に反応は大きな陰線でした。
製造業PMIの推移は4か月連続で前月を下回りました。2017年12月集計分をピークに、今年に入って製造業PMIははっきり下降基調になりました。このペースだと、早ければ来月には好不調の境界50を下回る可能性も生じてきました。
今回は事前差異がプラスだったので、指標発表時の判定は「前提不成立」です。
実態差異符号はマイナスで直後1分足が陰線なので追撃実施は、判定「〇」となります。
取引結果を下表に纏めます。
背景が黄色の列は事前方針外取引です。本ブログ趣旨に鑑み、この黄色の取引は最下部の2017年以降成績表に含めません。
本ブログ開始以降、事前詳細分析に示した方針に基づく取引の成績を下表に纏めておきます。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
10GBで月額400円という安さです。参考までに、2016年末頃から始めたこのブログの情報量は、まだ0.5GBぐらいです。サーバー初利用なら400円から始めても十分だと思います。
そして、申込むと自動でWordPressがセットアップされるため、難しい設定をしなくても最短1〜2分でホームページの作成を始めることができます。定期的に行われるWordPressのバージョンアップも自動で行われるので、古いバージョンを使用して起こるセキュリティーリスクの心配もありません。
初心者に優しくなっていますよね。
広告以上
タグ: PMI 独国
2018年11月22日
本日19:12・20:25のサプライズとリスク回避
19:12頃「英欧間で将来関係の枠組みで大筋合意」との一報が流れ(GBPJPY144.60円付近)、19:31に高値145.94円まで跳ね上がり(平均分速6.7pips)、事態発生から1時間では145.65円(時速105pips)となりました。
ポジティブサプライズで、これまでの合意なき離脱リスクに対する巻き戻しと言える動きでした。
ところが、事態発生直後の跳ね上げから少しずつ下げ戻していたところ、22:25に145.58円から一瞬144.64円まで瞬間最大分速94pipsで下落しました。記録を見てみると、22:25:30〜22:25:50の20秒内にほぼ90pipsの下落だったようです。
資金に余裕がないのに便乗しようとして、そろそろまたロングを22:10過ぎに取り直していた人は、だいぶやられたことでしょう。何度かこのブログでリスク回避時の動きのパターンを紹介しましたが、便乗は 目安1時間 です。その後はどうなるかわかりません。最初の1時間すら、資金いっぱいポジションを持つべきではありません。
忘れないようにしましょう。
それにしても凄かったですね。
本日24:00に英首相が会見という話があります。まだ大手通信社の記事では確認できていません。
ポジティブサプライズで、これまでの合意なき離脱リスクに対する巻き戻しと言える動きでした。
ところが、事態発生直後の跳ね上げから少しずつ下げ戻していたところ、22:25に145.58円から一瞬144.64円まで瞬間最大分速94pipsで下落しました。記録を見てみると、22:25:30〜22:25:50の20秒内にほぼ90pipsの下落だったようです。
資金に余裕がないのに便乗しようとして、そろそろまたロングを22:10過ぎに取り直していた人は、だいぶやられたことでしょう。何度かこのブログでリスク回避時の動きのパターンを紹介しましたが、便乗は 目安1時間 です。その後はどうなるかわかりません。最初の1時間すら、資金いっぱいポジションを持つべきではありません。
忘れないようにしましょう。
それにしても凄かったですね。
本日24:00に英首相が会見という話があります。まだ大手通信社の記事では確認できていません。
以上
タグ: リスク
2018年11月21日
11月21日経済指標(結果検証済)
欧米株は全面安でした。
本日は、
22:30 10月集計分 米国耐久財受注
24:00 10月集計分 米国中古住宅販売件数
が発表されます。
米国耐久財受注 は、前月比よりもコア前月比に注目すべき、という指標解説が散見されます。けれども、2015年以降に限れば、指標発表直後の反応方向への影響力は、僅かに前月比の方が大きくなっています。
市場予想(前回結果修正値)
・耐久財受注前月比△2.5%(+0.7%)
・コア耐久財受注前月比+0.4%(+0.1%)
前月の中古住宅販売件数前月比の実態差異はマイナスでした。
過去反応平均順跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足6/4(4/2)
・直後1分足9/6(3/2)
・直後11分足13/8(7/4)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足が陽線側に1・2pips伸びたらショートをオーダーし、指標発表直前に利確/損切します。
・指標発表直前にショートをオーダーし、発表後の跳ねで利確/損切です。
・初期反応方向への短期追撃を行います。
米国中古住宅販売件数 は、最近、チャートへの影響力が弱く、残念ながら魅力に欠く指標です
市場予想(前回結果修正値)
・年換算件数520万件(515万件)
・前月比+1.0%(△3.4%)
過去反応平均順跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足6/4(7/5)
・直後1分足5/3(2/1)
・直後11分足9/5(5/3)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足が陰線なら(陰線になりそうなら)、指標発表直前にロングをオーダーします。利確/損切の目安は2・3pipsで、発表直後の跳ねで利確/損切です。
・初期反応方向を確認したら早期追撃開始し、なるべく早く利確を目指し、ポジション長持ちを避けた方が良いでしょう。欲張らずに、利確/損切の目安は2・3pipsぐらいにしておきましょう。
以下は11月22日に追記しています。
耐久財受注は、総合・コア(輸送機器除く)ともに予想を下回ってかなり悪化し、反応は陰線となりました。
数値を見比べればわかるように、輸送機器の悪化(△12.2%)が顕著でした。輸送機器の悪化が、中国を始め新興国や途上国向けだったかどうかは確認できていません。また、最近の原油価格低下が設備投資に影響している可能性があります。
反応は過去の傾向通りで、事前投稿した方針通りで数pipsが利確できたでしょう。
それにしても、USDJPYとEURUSDをともに記録し始めてまだ3か月ぐらいですが、USDJPYの方が米国指標との相性が良いようです。但し、そうした感触は、この3か月ぐらいは欧州自体に多々問題があるからかも知れません。
取引結果を下表に纏めます。
どうせ大して反応しないと見越して、指標発表時刻を跨ぐ取引しか行いませんでした。少しもったいなかった気もしますが、先述の通り、今はEUやら株やら気持ち悪いことが多いので、取引を減らすことには問題ありません。
本ブログ開始以降の事前分析を開示した取引の成績を下図一覧します。
全体的に負けはしないものの、稼ぎの少ない指標ですね。
中古住宅販売件数は、寝ていて取引できませんでした。歳のせいか、だいたい22時頃に寝て5時頃に起きる習慣があるので、スマホを寝床に持ち込んでいても、冬時間は米国指標での取引がどうしても減ってしまいます。
指標結果は、事後差異がプラス、実態差異がマイナスで、反応は、直後1分足が陽線、直後11分足が陰線となりました。過去傾向通りの反応です。
今回は少し戻しが起きたものの、年換算件数のグラフ推移が下降基調に転じた可能性がある点は、認識を改める必要がないと思われます。
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本日は、
22:30 10月集計分 米国耐久財受注
24:00 10月集計分 米国中古住宅販売件数
が発表されます。
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米国耐久財受注 は、前月比よりもコア前月比に注目すべき、という指標解説が散見されます。けれども、2015年以降に限れば、指標発表直後の反応方向への影響力は、僅かに前月比の方が大きくなっています。
市場予想(前回結果修正値)
・耐久財受注前月比△2.5%(+0.7%)
・コア耐久財受注前月比+0.4%(+0.1%)
前月の中古住宅販売件数前月比の実態差異はマイナスでした。
過去反応平均順跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足6/4(4/2)
・直後1分足9/6(3/2)
・直後11分足13/8(7/4)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足が陽線側に1・2pips伸びたらショートをオーダーし、指標発表直前に利確/損切します。
・指標発表直前にショートをオーダーし、発表後の跳ねで利確/損切です。
・初期反応方向への短期追撃を行います。
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米国中古住宅販売件数 は、最近、チャートへの影響力が弱く、残念ながら魅力に欠く指標です
市場予想(前回結果修正値)
・年換算件数520万件(515万件)
・前月比+1.0%(△3.4%)
過去反応平均順跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足6/4(7/5)
・直後1分足5/3(2/1)
・直後11分足9/5(5/3)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足が陰線なら(陰線になりそうなら)、指標発表直前にロングをオーダーします。利確/損切の目安は2・3pipsで、発表直後の跳ねで利確/損切です。
・初期反応方向を確認したら早期追撃開始し、なるべく早く利確を目指し、ポジション長持ちを避けた方が良いでしょう。欲張らずに、利確/損切の目安は2・3pipsぐらいにしておきましょう。
以上
以下は11月22日に追記しています。
【事後検証】
耐久財受注は、総合・コア(輸送機器除く)ともに予想を下回ってかなり悪化し、反応は陰線となりました。
数値を見比べればわかるように、輸送機器の悪化(△12.2%)が顕著でした。輸送機器の悪化が、中国を始め新興国や途上国向けだったかどうかは確認できていません。また、最近の原油価格低下が設備投資に影響している可能性があります。
反応は過去の傾向通りで、事前投稿した方針通りで数pipsが利確できたでしょう。
それにしても、USDJPYとEURUSDをともに記録し始めてまだ3か月ぐらいですが、USDJPYの方が米国指標との相性が良いようです。但し、そうした感触は、この3か月ぐらいは欧州自体に多々問題があるからかも知れません。
取引結果を下表に纏めます。
どうせ大して反応しないと見越して、指標発表時刻を跨ぐ取引しか行いませんでした。少しもったいなかった気もしますが、先述の通り、今はEUやら株やら気持ち悪いことが多いので、取引を減らすことには問題ありません。
本ブログ開始以降の事前分析を開示した取引の成績を下図一覧します。
全体的に負けはしないものの、稼ぎの少ない指標ですね。
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中古住宅販売件数は、寝ていて取引できませんでした。歳のせいか、だいたい22時頃に寝て5時頃に起きる習慣があるので、スマホを寝床に持ち込んでいても、冬時間は米国指標での取引がどうしても減ってしまいます。
指標結果は、事後差異がプラス、実態差異がマイナスで、反応は、直後1分足が陽線、直後11分足が陰線となりました。過去傾向通りの反応です。
今回は少し戻しが起きたものの、年換算件数のグラフ推移が下降基調に転じた可能性がある点は、認識を改める必要がないと思われます。
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
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本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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以下のようにに変更いたしました。
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タグ: 耐久財受注,中古住宅販売件数