こんな情勢だからかも知れませんが、11月末に米中首脳会談が行われるとの見方が示されたり(WSJ)、前週原油在庫は先々週より大幅増加して原油先安感が報道されたり、英首相がTPP参加希望を表明したり、現在の世界同時株安を打ち消そうとする報道が増えています。
がしかし、直近の株安を打ち消すにはやや弱い材料ばかりの気がします。むしろ、不安材料として、14日の独バイエルン州選挙が注目されつつある点が気になります。EURは週末選挙を控えて、勢いが失くす可能性が高いと思われます。
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さて、経済指標です。
本日12日21:30は 米国輸入物価指数 が発表されます。
市場予想(前回結果)は
・前月比+0.2%(△0.6%)
となっており、事前差異判別式の解は+2.4%です。
単月毎には増減方向が逆方向となりがちなPPIの実態差異は△1.1なので、輸入物価指数予想の対前月増加は堅そうです。
本指標の過去平均反応程度(2018年平均)は、
・直前10-1分足4pips(2pips)
・直後1分足2pips(1pips)
・直後11分足7pips(4pips)
です。2018年は本指標単独で発表された5回分しか反映していません。
取引方針は昨夜詳細分析記事を更新したばかりなので、そちらの?V節を参照願います。
以上
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以下、10月13日に追記しています。
【事後検証】
輸入物価指数は前月比+0.5%で、対前月改善・予想超でした。
相変わらず、反応は小さく素直とも言えませんでした。
取引結果を下表に纏めておきます。
過去の成績を下表に纏めておきます。
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
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ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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