AUDJPYの直後1分足跳幅は陽線側に32pipsでした。
今後5年間に1兆ドルの米国産品輸入枠の話を中国が米国に示したものの、知的財産権問題での進展が見られないことから、米中合意の難しさがクローズアップされています。
これは意外です。知的財産権問題での国際ルール順守が中国にとって難しいはずありません。「即座に実施」が難しいだけで、法整備も一定の既存問題解決猶予期間後の取締強化も可能だし、長期的には中国有利だと思っていました。何しろ、基本特許こそ優れていても(研究者が出願者に多い)、応用特許・製品特許(エンジニアが出願者に多い)では、からきし弱い米国です。
むしろ、国有企業への政府補助金にあたる資金が入ることの方がよっぽど不公正競争の原因であり、共産党支配と累積赤字の問題で中国の問題解決が困難と思っていたからです。
英首相は議会にEU離脱代替案を示しました。昨夜は少しGBP買で動いていますが、それが代替案提示の歓迎か、離脱延期を先読みしてかはわかりません。
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本日は
18:30 11月・12月集計分 英国雇用統計
19:00 1月集計分 独国ZEW景況感調査
24:00 12月集計分 米国中古住宅販売件数
の発表があります。
太字は詳細分析記事にリンクしています。
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英国雇用統計
市場予想(前回結果)
・失業保険申請増減+2.00万人(+2.19万人)
・平均給与(含ボーナス)+3.3%(+3.3%)
・失業率+4.1%(+4.1%)
事前差異判別式の解は0です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足14/11(14/9)
・直前1分足11/7(5/3)
・直後1分足28/20(22/16)
・直後11分足37/25(32/21)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足跳幅が10pips以上に達したら、指標発表前にそれとは逆方向にオーダーし、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。但し、直後1分足順跳幅の過去平均は30pips近くあります。相応の覚悟はしておきましょう。
・指標発表直後の追撃は短時間が良いでしょう。跳ねてから追撃することになるので、あまり欲張らないことが肝心です。反応が小さいときは反応を伸ばさないことが多い指標です。
・再追撃を行うのは、事後差異がプラスか△2未満のとき、あるいは、直後1分足値幅が20pips以上のときです。既に直後1分足が20pipsも反応してから再追撃を行うのは不安があります。でも、利確/損切の目安5pipsとすると、直後1分足値幅20pips以上で再追撃を行う方が、同20pips未満で再追撃を行うときより勝率が稼げます。
・直後1分足跳幅が40pipsに達したら再追撃し、直後11分足終値がつく頃の利確を狙います。「抜けたら追う」べき閾値が、直後1分足跳幅40pips付近にあります。反応が大きいときの追撃のため、半値戻しでナンピンを1回だけ許容するか、半値戻しで損切を予め決めておいた方が良いでしょう。但し、ナンピン実施時の損切目安が30pipsを超えると、長期的にも勝てなくなる期待的中率であることをお忘れなく。
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独国ZEW景況感調査
市場予想(前回結果)
・現況指数+43.5(+45.3)
・期待指数△17.5(△18.4)
事前差異判別式の解は△0.9です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足7/4(6/2)
・直前1分足4/4(3/2)
・直後1分足7/5(5/4)
・直後11分足13/8(13/8)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、ショートか取引をしない、です。
・直前10-1分足が10pips以上跳ねたときは、指標発表直前にその方向にオーダーします。直前10-1分足がそれほど跳ねなかったときは、指標発表直前に直前1分足と逆方向にポジションをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切します。
・追撃は、初期反応方向を確認したら早期開始です。
・直前10-1分足が10pips以上跳ねたら、直後1分足終値がついた段階で、逆張りをオーダーします
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米国中古住宅販売件数
市場予想(前回結果)
・戸数532万件(525万件)
・前月比△1.2%(+1.9%)
事前差異判別式の解は△7.0です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足6/4(6/4)
・直前1分足3/2(2/2)
・直後1分足5/3(2/1)
・直後11分足8/5(5/3)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足が陰線なら(陰線になりそうなら)、指標発表直前にロングをオーダーします。利確/損切の目安は2・3pipsで、発表直後の跳ねで利確/損切です。
・初期反応方向を確認したら早期追撃開始し、なるべく早く利確を目指し、ポジション長持ちを避けた方が良いでしょう。欲張らずに、利確/損切の目安は2・3pipsぐらいにしておきましょう。
以上
以下、1月23日に追記しています。
【事後検証】
英国雇用統計
指標結果は改善、反応は陽線で素直でした。
平均所得(含ボーナス)は2018年11月集計分です。結果は+3.4%で、2015年5月集計分の+3.2%や前回2018年10月集計分+3.3%を上回りました。所得は2018年後半から上昇継続となっています。失業率も3か月ぶりに4.0%に改善しました。
取引結果を下表に纏めます。
方針外取引は、17:30頃からの上昇トレンドを確認して便乗したものの、オーダー後に上昇の勢いを失くしている気がして早々に撤退しました。
本ブログ開始以降の本指標分析・成績を纏めておきます。
今後の本指標日程は、2月19日、3月19日、4月16日となります。EU離脱期限が迫ると、指標取引どころじゃなくなりますけど。
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独国ZEW
独国期待指数と欧州景況感指数は前回より改善したものの、独国現況指数が大きく悪化しました。反応は陰線だったものの、発表から2分を過ぎる頃には戻し始め、3分経たないうちに陽線側に転じました。
本指標の影響は2分強しか持たなかったことになります。
今後の本指標日程は、2月19日、3月19日、4月16日です。
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米国中古住宅販売件数
販売戸数が500万件を割り込んだのは、2015年1月集計分以来です。推移は、2017年11月集計分をピークに下降基調となっています。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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独自ドメイン、データベース、FTP アカウントの設定数の上限を、
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