17:30 8月集計分 英国製造業PMI
が発表されます。
・指数 48.4(48.0)
事前差異判別式の解は+0.4です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年発表時平均)
・直前10-1分足 13/8(9/5)
・直前1分足 7/5(5/4)
・直後1分足 18/14(10/8)
・直後11分足 27/18(18/9)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、事前差異と直前10-1分足の方向が一致したら、その逆方向にオーダーです。利確/損切の目安は4pips程度を狙い、遅くとも発表10秒前には決済しておきましょう。
・指標発表直後は、反応方向を確認したら早期に追撃を開始し、発表から1分を過ぎたら利確の機会を窺います。
早期追撃開始で高値掴み/安値掴みをするリスクが生じる点への備えは、ポジションをいつもの半分程度にしておき、指標発表から1分以内の戻しがあれば1回だけならナンピンしても良いでしょう。
・指標発表から1分を過ぎたら、利幅4pips程度が狙えるときに短期再追撃の繰り返しです。それ未満の動きが期待できないときも勝てれば良いものの、時間効率が悪いスキャル癖がつくことを恐れます。
以上
以下は9月2日22:30頃に追記しています。
【事後検証】
結果は47.4で、予想・前回を下回りました。47.4という数字は、2012年7月以来の7年ぶりの低水準だそうです。
この原因を、ブルームバーグ記事では「貿易摩擦と世界的な景気減速が輸出に響く一方、EU企業の一部が英国離脱を見据えてサプライチェーンから英企業を外し始めつつある」とのマークイット社指摘を紹介しています。
反応はほとんどしませんでした。
この日16時過ぎに、BBC発「英首相が議会解散・総選挙の可能性」を報じ、続いて出所不明情報ながら「英首相は、決議(EU離脱)に反対する与党議員を公認しない」旨、発言したとの速報が流れました。結果、16:20にGBPJPYは129.2円付近から、指標発表前には128.6円付近まで既に下げていました。下げの余地をなくしていた、という状況だったようです。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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