・10:30 5月集計分 豪州雇用統計
の発表があります。
・雇用者数増減 △12.50万人(△59.43万人)
・失業率 7.0%(6.2%)
・労働参加率 63.7%(63.5%)
事前差異判別式の解は△2.8です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2020年)
・直前10-1分足 7/5( 6/3)
・直前1分足 6/4( 4/3)
・直後1分足 30/22(22/15)
・直後11分足 34/25(29/22)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足はショートです(期待的中率76%)
・以下の条件を満たすとき、指標発表直前に次のようにポジションを取得し、25pips以上利確できるときか、発表後1分以内に解消。但し、矛盾した場合は(3)>(2)>(1)の順に優先。
(1) 雇用者数増減の前月実態差異判別式の解は△60.0でした。過大反動分析では、その解の符号と同方向にポジションを取得したときの期待的中率が75%です。
(2) 直前10-1分足値幅が7pips超になったら、それと同方向にポジションを取得したときの期待的中率が79%です。
(3) 事前差異判別式の解の絶対値は、現時点で△2.8です。指標発表直前にも2.7超ならば、その解の符号と同方向にポジションを取得します。このとき、期待的中率は83〜89%です。
・以下の条件を満たすとき、指標発表直前に次のようにポジションを取得し、30pips以上利確できるときか、発表後11分以内に解消。但し、矛盾した場合は(2)>(1)の順に優先。
(1) 直前10-1分足値幅が7pips超になったら、それと同方向にポジションを取得したときの期待的中率が69%です。
(2) 事前差異判別式の解の絶対値は、現時点で△2.8です。指標発表直前にも2.7超ならば、その解の符号と同方向にポジションを取得します。このとき、期待的中率は75〜76%です。
・直後1分足順跳幅が40pips超に達したら、直ちに同方向への追撃を開始し、5pips以上利確できるときか、直後11分足順跳幅での利確を狙います。このとき、期待的中率は71%です。
以上
以下は18日20時頃に追記しています。
【事後検証】
発表結果は予想を大きく下回り、雇用者数が減り、失業率も悪化しました。
事前差異・事後差異・実態差異の各判別式の解の符号はいずれもマイナスで、反応は素直に陰線でした。
過去傾向に基づく事前取引方針を採点しておきます。
取引結果は次の通りでした(黄色は方針外取引)。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
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ーーー注記ーーー
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注記以上
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