?T.事前投稿
本指標の反応分析は こちら です。
せっかくFXで取引するなら、?@ 取引する指標や他の指標との関係性、?A その指標発表時の反応の特徴や傾向、を知っておいた方が楽しめます。言わば、観光地に行く前に「うんちく」を仕入れておくのと同じです。
今回発表は2018年1月集計分です。下表に指標要点を纏めておきます。
前掲の分析結果に基づくシナリオは以下の通りです。
- 指標発表前のポジションは、直前10-1分足が事前差異と同じ方向に伸びやすいこと(74%)と、直前1分足は陰線となることが多くなっていること(74%)を参考にすると良いでしょう。
- 指標発表時には、直前10-1分足は事後差異の符号と方向一致率が69%、事後差異と直後1分足の方向一致率は82%となっていることを参考にすると良いでしょう。
- 指標発表直後の追撃は早期開始して、発表から1分を過ぎたらさっさと利確すべきです。
直後1分足跳幅を超えて直後11分足跳幅が反応を伸ばしたことは71%あり、発表から数分間は反応を一方向に伸ばしがちです。けれども、直後11分足終値が直後1分足終値を超えて反応を伸ばしたことは53%しかありません。
ポジション長持ちは禁物だと言えるでしょう。 - 直後1分足が陰線だった場合、値幅10pips以上で追撃徹底です。逆に、直後1分足が陽線だった場合は、少し話が複雑になります。
直後11分足値幅が40pips以上だった過去事例(頻度43%)では、直後1分足値幅が30pips未満だったことが33%しかありません。逆に、直後1分足値幅が30pips以上だった過去事例(頻度31%)では、直後11分足跳幅が40pipsに届かなかったことは9%しかありません。
よって、帰納的にも演繹的にも、いわゆる「抜けたら追う」べき閾値(しきいち)は、直後1分足値幅が30pips以上ということになります。
直後1分足が陽線だった場合は、この30pipsを目安にすると良いでしょう。
以上