【1. 先週備忘】
結果的にはGBPを除いて変化の小さい週でした。USDJPYの全幅(高値ー安値)が177pips、EURUSDのそれが177pips、AUDJPYのそれは171pipsでした。GBPUSDは336pips変化したので、相対的に大きく動いたように見えるものの、GBPの週足全幅としては平均的な変化です。
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USDJPYは一時的に113円台の乗せました(113.17円、19日21時台)。
この付近は月足チャートにおける2015年1月からの高値を結んだレジスタンス線上になります。1円や2円の誤差など関係ない月足レジスタンスですが、日足や週足のレジスタンスの114円台前半を抜けると、月足チャートの形状がかなり違って見えるようになるでしょう。
17日、FRB議長は議会で「(米経済成長は)あと2・3年続く」との見解を示しました。これが、先週からのUSD高に最後のひと押しとなりました。
19日、米大統領がFRB利上げ牽制発言(ツィート?)し、その流れが一変しました。週前半のUSD上昇分を超えてUSDは売られました。USD高は米企業の国際競争力を奪うという内容で、この内容やそれへの反応はどの国の政府・中銀も言ったりやったりしていることです。
コイツは何かやるかも知れない、それが桁外れかも知れない、と思わせる点でやはり個性的な指導者です。
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GBP安の背景を辿っておきましょう。
月初に英首相がまとめたEU離脱方針に対し、9日にハードブリグジット派の閣僚が辞任しました。12日に発表された政府方針を巡っては、ソフトブリグジット路線への転換との報道が目立ちました。関連法案は17日に議会を通過したものの、採決は僅差でした。採決が僅差だったこともあり、2019年に再び総選挙が行われる可能性も取りざたされています。
これまで8月MPCでは利上げが取りざたされていたものの、18日に発表された6月集計分CPI前年比は対前月同値、コアCPI前年比は+1.9%に低下(前月は+2.1%)しました。ロイター報道に依れば「金融市場の8月利上げ確率が80%から70%に低下」したとのことです。
19日、欧州委員会は、期限内の離脱交渉合意に至らなかった場合のサプライチェーンの増加に備えるように域内企業に注意喚起を行いました。EU内の結束を保つには、域外になる英国に例外を設ける訳にもいきません。
EUは米大統領よりもやり方が上品で、欧州・英国間でかけこみ需要が増え始める状況です。
【2. 今週予習】
今週は、26日にECB金融政策発表と、27日に米国4-6月期GDP速報値発表と、週後半に大きな発表があります。また、GBPは来週8月2日に利上げが見込んだMPCを控えて、26日に4-6月期GDP速報値発表があります。
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過去の傾向から言えば、ECB総裁は何か騒ぎが起きているときに何か新たな見解を示したりしません。特に現在、米国との通商問題で独政府が苦境にあることを踏まえると、EUR安に繋がる発言はしないし、する必要もありません。そんなことをしなくても翌日の米GDPではかなり良い数字になりそうだという見方が広まっています。
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前週後半に対JPY・対EURで売られたUSDは、4-6月期GDP速報値が何と+4%超の予想となっています。
本指標の過去の直前10-1分足は、市場予想が前期確定値より良ければ陽線で反応したことが70%超で、指標発表直後の反応は、発表結果が前期確定値より良ければ陽線で反応したことも70%弱と、なっています。
但し、市場予想が良すぎる点が心配です。発表結果が市場予想との大小関係に素直に反応したことは約80%に達しています。
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本来なら、そろそろ次週8月2日のMPCの利上げを見込んで、GBPは買われ始めてもよい時期です。今後しばらくはBOE幹部やMPC理事の発言に注意しておいた方が良いでしょう。
金融市場が見込む利上げ確率が70%ということは、既に利上げの織込みが進んでいるということです。もし利上げ延期に繋がる発言や、実際に利上げが延期された場合、GBP安は一段・一気に進む可能性があります。
1-3月期GDP前期比は大きく下げており、今回4-6月期も下げるか1-3月期と同じレベルに留まるなら、利上げ確率は更に低下してしまうでしょう。
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今週の主要経済指標の発表予定を示します。太字は過去の指標発表直後の反応分析にリンクしています。
7月23日(月)
23:00 6月集計分 米国中古住宅販売件数
7月24日(火)
注目指標なし
7月25日(水)
10:30 4-6月期 豪州四半期CPI
17:00 7月集計分独国Ifo企業景況感調査
23:00 6月集計分 米国新築住宅販売件数
7月26日(木)
20:45 欧州(ECB)金融政策
21:30 6月集計分 米国耐久財受注
7月27日(金)
21:30 4-6月期 米国GDP速報値
以上
ーーー注記ーーー
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。詳細は 「1. FXは上達するのか」 もしくは 孤独な英国人は減ったのか を参照願います。
注記以上
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